説明

ゴルフクラブヘッドの製造方法

【課題】フェースプレートをヘッド本体に対して堅牢に且つ確実に止着させるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】ヘッド本体8のフェース部6に形成され、内側に係合部を有する凹所6aに金属粉末とバインダーを混合したフェース成形材料を充填して冷却すると、フェースプレートを構成するフェースプレート構成体16が、フェース部の凹所内の凹部6bなど隅々に亘って入り込むように成形される。このとき、フェースプレート構成体は、その周縁部に一体成形された凸部16aが凹部に係合する。次に、フェースプレート構成体に対して脱脂処理(又は、脱水処理)を施してバインダーを流し取った後、焼成処理を施して固相焼結させる。焼結処理後、フェースプレート構成体に対してフェース部側から所定のプレス力を付与して、フェースプレート構成体の凸部とフェース部の凹部との間の隙間を無くする。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェースプレートをヘッド本体に対して堅牢に且つ確実に止着させるゴルフクラブヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特許第2691496号には、ヘッド本体のフェース部内周に予め凹所を形成し、このフェース部に金属製フェースプレートをセットした後、このフェースプレートに対してプレス加工を施してフェースプレートの周縁部を凹所内に向けて凸状に塑性変形させることによって、フェースプレートをヘッド本体のフェース部に止着させる方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属をプレス加工する際には、比較的大きなプレス力が必要であると共に、金属を予定した方向に塑性変形させることは難しい。このため、フェースプレートの周縁部が、フェース部内周の凹所内に向かって凸状に塑性変形しない場合がある。このような場合には、フェース部内周の凹所とフェースプレート周縁部との間の係合状態が不充分になるだけで無く、その間に隙間が生じてしまう。その結果、フェースプレートをヘッド本体のフェース部に対して堅牢且つ確実に止着させることができなくなってしまう。
【0004】本発明は、このような問題を解決するために成されており、その目的は、フェースプレートをヘッド本体に対して堅牢に且つ確実に止着させるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法は、ヘッド本体のフェース部に形成され、内側に係合部を有する凹所に金属粉末とバインダーを混合したフェース成形材料を充填させた状態で、このフェース成形材料に焼成処理を施す。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの製造方法について、図1〜図3を参照して説明する。本実施の形態の製造方法は、例えば図3に示すようなゴルフクラブヘッド(アイアン)2を製造するための方法であって、この製造方法によって製造されたゴルフクラブヘッド2は、フェースプレート4と、このフェースプレート4を止着させることができるように構成された凹所6aをフェース部6に設けたヘッド本体8とから構成されている。
【0007】凹所6aには、その内周に予め係合部(凹部6b)が形成されており、後述する製造プロセスを介して焼結金属から成るフェースプレート4の周縁部をフェース部6の凹所6aの係合部に係合させることによって、フェースプレート4をヘッド本体8のフェース部6の凹所6a内に止着させている。
【0008】本実施の形態では、係合部として、凹所6aの内周を一部凹状に切り欠いて形成した凹部6bを適用しており、フェースプレート4の周縁部から突出した凸部4aをこの凹部6bに係合させることによって、フェースプレート4をヘッド本体8のフェース部6の凹所6aに堅牢に止着させている。また、凹所6aは、ヘッド本体8のフェース部6からバック側へ貫通しているが、フェースプレート4のバック側は凹所6a内に設けた支持部6cに当接して支持され、フェースプレート4のフェース部6側は、ヘッド本体8と面一に形成されている。
【0009】以下、本実施の形態の製造方法について図1R>1及び図2を参照して説明する。この製造方法では、ヘッド本体成型用金型(図示しない)によって、フェース部6の凹所6a内側に凹部6bが一体成形されたヘッド本体8を用いることとする。なお、ヘッド本体8は、例えば、チタン、チタン合金、アルミ合金、銅合金、ステンレス鋼等の金属材料(以下、ヘッド本体成型用金属材料という)で成形することができる。
【0010】まず、図1に示すように、フェースプレート4を成形するためのフェースプレート成形用金型10を用意する。そして、上記のヘッド本体成形用金型からヘッド本体8を取り出した後、このヘッド本体8をフェースプレート成形用金型10内にセットする。
【0011】このフェースプレート成形用金型10は、その内部にヘッド本体8をセットすることができるような上部金型12と下部金型14とから構成されており、上部金型12には、例えば金属射出成形法によってフェースプレート成形用金型10内に所定の充填材料を充填するための充填用孔12aが形成されている。
【0012】充填材料としては、上記のヘッド本体成形用金属材料よりも比重の小さい焼結金属(例えば、チタン、チタン合金、アルミ合金など)を粒子径100μm以下の粉末状にした金属粉末を所定のバインダーに混合して且つ流動状に加熱したフェース成形材料を用いる。
【0013】バインダーとしては、例えば、ワックス系バインダー、樹脂系バインダー、水系バインダー等を適宜選択的に用いることが可能であり、いずれの場合でも40〜50 Vol%程度添加する。この場合、充填材料の加熱温度は、ワックス系バインダーを用いたときは70〜120℃、樹脂系バインダーを用いたときは120〜180℃、水系バインダーを用いたときは50〜100℃に設定することが好ましい。
【0014】このような充填材料を充填用孔12aを介してフェースプレート成形用金型10内に充填して冷却すると、このフェースプレート成形用金型10内には、フェースプレート4を構成するフェースプレート構成体16が、フェース部6の凹所6a内の凹部6bなど隅々に亘って入り込むように成形される。このとき、フェースプレート構成体16は、その周縁部に一体成形された凸部16aが凹部6bに係合することによって、ヘッド本体8のフェース部6の凹所6aに抜け止めされた状態となる。
【0015】次に、フェースプレート構成体16が抜け止めされたヘッド本体8をフェースプレート成形用金型10から取り出した後、所定の脱脂炉(又は、脱水炉)内で加熱して脱脂処理(又は、脱水処理)を施してバインダーを流し取る。そして、所定の雰囲気炉中でフェースプレート構成体16に対して焼成処理を施して固相焼結させる。
【0016】このような焼結処理後、フェースプレート構成体16が抜け止めされたヘッド本体8をプレス用金型18内にセットする。このプレス用金型18は、図2に示すように、その内部に、フェースプレート構成体16が抜け止めされたヘッド本体8をセットすることができるような上部金型20と下部金型22とから構成されており、上部金型20を下部金型22方向に押圧することによって、フェースプレート構成体16に対してフェース部6側から所定のプレス力を付与することができるようになっている。
【0017】焼成処理時において、フェースプレート構成体16は若干収縮するため、その凸部16aとフェース部6の凹部6bとの間には、若干の隙間が生じる場合がある。
【0018】しかしながら、上述したようなプレス力をフェースプレート構成体16に付与して、このフェースプレート構成体16を塑性変形させることによって、その凸部16aをフェース部6の凹部6b内に向けて塑性変形させて、フェースプレート構成体16の凸部16aとフェース部6の凹部6bとの間の隙間を無くすることができる。この結果、図3に示すような、フェースプレート4がヘッド本体8のフェース部6の凹所6aに堅牢に且つ確実に止着されたゴルフクラブヘッド2が完成する。
【0019】また、このようなプレス処理時のプレス力を適宜調節すれば、使用目的に応じた硬さ(高い密度)のフェースプレート4を成形することができる。このように本実施の形態の製造方法によれば、フェース部6の凹所6a内に抜け止めされたフェースプレート構成体16に対して焼結処理並びにプレス処理を施したことによって、フェースプレート4の凸部4aがフェース部6の凹所6a内の凹部6bに隙間無く係合して、フェースプレート4がヘッド本体8に対して堅牢且つ確実に止着したゴルフクラブヘッド2を製造することができる。
【0020】また、本実施の形態の製造方法において、焼成処理は、フェースプレート構成体16が固相焼結する程度に施されるため、ヘッド本体8に対する焼成時の熱的影響(ヘッド本体8の変形や強度低下など)を少なくすることができる。この結果、フェースプレート4の凸部4aとフェース部6の凹部6bとの間の係合をより確実にすることができる。
【0021】なお、上述した実施の形態の製造方法において、焼結処理とプレス処理とは別々のプロセスで独立して行っているが、脱脂処理(又は、脱水処理)後に、例えば図2に示されたプレス用金型18内において、ヘッド本体8に抜け止めされたフェースプレート構成体16に対して焼結処理とプレス処理とを同時に施しても良い。
【0022】また、上述した実施の形態のプレス処理では、フェースプレート構成体16のみにプレス力を付与しているが、例えばヘッド本体8の周縁にプレス力を同時に付与しても良い。この場合、フェースプレート構成体16及びヘッド本体8を同時に塑性変形させることになるが、双方のプレス力を調節することによって、使用目的に応じた硬さ(高い密度)のフェースプレート4を成形することができる。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの製造方法について、図4〜図6を参照して説明する。本実施の形態の製造方法は、例えば図6R>6に示すようなゴルフクラブヘッド(アイアン)24を製造するための方法であって、この製造方法によって製造されたゴルフクラブヘッド24は、フェースプレート26と、このフェースプレート26を止着させることができるように構成された凹所28aをフェース部28に設けたヘッド本体30とから構成されている。
【0024】凹所28aには、その内周に予め係合部(凸部28b)が形成されており、後述する製造プロセスを介して焼結金属から成るフェースプレート26の周縁部をフェース部28の係合部に係合させることによって、フェースプレート26をヘッド本体30のフェース部28に止着させている。
【0025】本実施の形態では、係合部として、フェース部28の凹所28aの内周を一部凸状に突出させた凸部28bを適用しており、フェースプレート26の周縁部に形成された凹部26aをこの凸部28bに係合させることによって、フェースプレート26をヘッド本体30のフェース部28に堅牢に止着させている。また、凹所28aは、ヘッド本体30のフェース側からバック側へ貫通しているが、フェースプレート26のバック側は、ヘッド本体30の最後部に達しないでバックキャビティを形成し、フェースプレート26のフェース側は、ヘッド本体30と面一に形成されている。
【0026】以下、本実施の形態の製造方法について図4R>4及び図5を参照して説明する。この製造方法では、ヘッド本体成型用金型(図示しない)によって、フェース部28の凹所28a内側に凸部28bが一体成形されたヘッド本体30を用いることとする。なお、ヘッド本体30は、例えば、チタン、チタン合金、アルミ合金、銅合金、ステンレス鋼等の金属材料(以下、ヘッド本体成型用金属材料という)で成形することができる。
【0027】まず、図4に示すように、フェースプレート26を成形するためのフェースプレート成形用金型32を用意する。そして、上記のヘッド本体成形用金型からヘッド本体30を取り出した後、このヘッド本体30をフェースプレート成形用金型32内にセットする。
【0028】このフェースプレート成形用金型32は、その内部にヘッド本体30をセットすることができるような上部金型34と下部金型36とから構成されており、上部金型34には、例えば金属射出成形法によってフェースプレート成形用金型32内に所定の充填材料を充填するための充填用孔34aが形成されている。
【0029】充填材料としては、上記のヘッド本体成形用金属材料よりも比重の小さい焼結金属(例えば、チタン、チタン合金、アルミ合金など)を粒子径100μm以下の粉末状にした金属粉末を所定のバインダーに混合して且つ流動状に加熱したフェース成形材料を用いる。
【0030】バインダーとしては、例えば、ワックス系バインダー、樹脂系バインダー、水系バインダー等を適宜選択的に用いることが可能であり、いずれの場合でも40〜50 Vol%程度添加する。この場合、充填材料の加熱温度は、ワックス系バインダーを用いたときは70〜120℃、樹脂系バインダーを用いたときは120〜180℃、水系バインダーを用いたときは50〜100℃に設定することが好ましい。
【0031】このような充填材料を充填用孔34aを介してフェースプレート成形用金型32内に充填して冷却すると、このフェースプレート成形用金型32内には、フェースプレート26を構成するフェースプレート構成体38が、フェース部28の凹所28a内の凸部28bの周面を隙間無く覆って成形される。このとき、フェースプレート構成体38は、その周縁部に一体成形された凹部38aが凹所28a内の凸部28bに係合することによって、ヘッド本体30のフェース部28の凹所28a内に抜け止めされた状態となる。
【0032】次に、フェースプレート構成体38が抜け止めされたヘッド本体30をフェースプレート成形用金型32から取り出した後、所定の脱脂炉(又は、脱水炉)内で加熱して脱脂処理(又は、脱水処理)を施してバインダーを流し取る。そして、所定の雰囲気炉中でフェースプレート構成体38に対して焼成処理を施して固相焼結させる。
【0033】このような焼結処理後、フェースプレート構成体38が抜け止めされたヘッド本体30をプレス用金型40内にセットする。このプレス用金型40は、図5R>5に示すように、その内部に、フェースプレート構成体38が抜け止めされたヘッド本体30をセットすることができるような上部金型42と下部金型44とから構成されており、上部金型42を下部金型44方向に押圧することによって、フェースプレート構成体38に対してフェース部28側から所定のプレス力を付与することができるようになっている。
【0034】焼成処理時において、フェースプレート構成体38は若干収縮するため、その凹部38aとフェース部28の凹所28a内の凸部28bとの間には、若干の隙間が生じる場合がある。
【0035】しかしながら、上述したようなプレス力をフェースプレート構成体38に付与して、このフェースプレート構成体38を塑性変形させることによって、その凹部38aを凸部28bに向けて塑性変形させて、フェースプレート構成体38の凹部38aと凹所28a内の凸部28bとの間の隙間を無くすることができる。この結果、図6に示すような、フェースプレート26がヘッド本体30のフェース部28の凹所28aに堅牢に且つ確実に止着されたゴルフクラブヘッド24が完成する。
【0036】また、このようなプレス処理時のプレス力を適宜調節すれば、使用目的に応じた硬さ(高い密度)のフェースプレート26を成形することができる。このように本実施の形態の製造方法によれば、フェース部28の凹所28a内に抜け止めされたフェースプレート構成体38に対して焼結処理並びにプレス処理を施したことによって、フェースプレート26の凹部26aがフェース部28の凹所28a内の凸部28bに隙間無く係合して、フェースプレート26がヘッド本体30に対して堅牢且つ確実に止着したゴルフクラブヘッド24を製造することができる。
【0037】また、本実施の形態の製造方法において、焼成処理は、固相焼結する程度に施されるため、ヘッド本体30に対する焼成時の熱的影響(ヘッド本体30の変形や強度低下など)を少なくすることができる。この結果、フェースプレート26の凹部26aとフェース部28の凹所28a内の凸部28bとの間の係合をより確実にすることができる。
【0038】なお、上述した実施の形態の製造方法において、焼結処理とプレス処理とは別々のプロセスで独立して行っているが、脱脂処理(又は、脱水処理)後に、例えば図5に示されたプレス用金型40内において、ヘッド本体30に抜け止めされたフェースプレート構成体38に対して焼結処理とプレス処理とを同時に施しても良い。
【0039】また、上述した実施の形態のプレス処理では、フェースプレート構成体38のみにプレス力を付与しているが、例えばヘッド本体30の周縁にプレス力を同時に付与しても良い。この場合、フェースプレート構成体38及びヘッド本体30を同時に塑性変形させることになるが、双方のプレス力を調節することによって、使用目的に応じた硬さ(高い密度)のフェースプレート26を成形することができる。
【0040】また、本発明の第1及び第2の実施の形態において、フェースプレート4,26は固相焼結したが、液相焼結することによって更に高い密度のフェースプレートを形成しても良い。更に、第1及び第2の実施の形態に適用した係合部は、凹凸で形成したが、その大きさ、形状、数は、適宜設定することが可能である。従って、例えば第1の実施の形態において、凹部6bの代わりに多数の微細な凹凸で係合部を形成したり、凹所6aの周面をバック側に向かって末広がりとなる蟻面としたり、更に、支持部6cにフェースプレート4の抜け止め用の係合部を設けても良い。
【0041】また、本発明の第1及び第2の実施の形態では、フェース部6,28の凹所6a,28aがヘッド本体8,30のバック側に貫通して形成されたゴルフクラブヘッドを例にとって説明したが、バック側に貫通しない有底の凹所を有するゴルフクラブヘッドに対しても本発明の製造方法を適用することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、フェースプレートをヘッド本体に対して隙間無く堅牢に且つ確実に止着させるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのフェースプレートを成形するプロセスを説明するための図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのフェースプレートにプレス力を付与するプロセスを説明するための図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの構成を示す断面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのフェースプレートを成形するプロセスを説明するための図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのフェースプレートにプレス力を付与するプロセスを説明するための図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの構成を示す断面図。
【符号の説明】
6 フェース部
6a 凹所
6b 凹部
8 ヘッド本体
16 フェースプレート構成体
16a 凸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】 ヘッド本体のフェース部に形成され、内側に係合部を有する凹所に金属粉末とバインダーを混合したフェース成形材料を充填させた状態で、このフェース成形材料に焼成処理を施すことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
【請求項2】 前記焼成処理において、前記フェース成形材料を固相焼結させたことを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
【請求項3】 前記焼成処理が施された前記フェース成形材料には、所定のプレス力でプレス処理が施されることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
【請求項4】 前記フェース成形材料には、前記焼成処理と同時に、所定のプレス力でプレス処理が施されることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図6】
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【図5】
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【公開番号】特開2000−24147(P2000−24147A)
【公開日】平成12年1月25日(2000.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平10−194324
【出願日】平成10年7月9日(1998.7.9)
【出願人】(000002495)ダイワ精工株式会社 (1,394)
【Fターム(参考)】