ゴルフティー
【課題】ゴルフ練習場等で使用されていろゴルフティーは、ゴム製のものが多く、ティーアップして打撃練習する際、ティーの感触が手に残り、違和感を持つ事が少なくない。また、ティーが固定されているため、クラブヘッドの運動エネルギーが充分にゴルフボールに伝わらず、飛距離が伸びづらい構造になっている。
【解決手段】ゴルフティーの円筒部に２本以上のスリットを施し、ショットのインパクトの際にゴルフティーの円筒部が分割しバラケることによって、手に伝わる違和感を解消する。また、ゴルフクラブの運動エネルギーが、ゴルフボールに伝わりやすくなり、飛距離を伸ばしやすくなる。さらにゴルフクラブから受ける負荷が分散吸収されるため、ゴルフティー本体の耐久性をアップする事ができる。
【解決手段】ゴルフティーの円筒部に２本以上のスリットを施し、ショットのインパクトの際にゴルフティーの円筒部が分割しバラケることによって、手に伝わる違和感を解消する。また、ゴルフクラブの運動エネルギーが、ゴルフボールに伝わりやすくなり、飛距離を伸ばしやすくなる。さらにゴルフクラブから受ける負荷が分散吸収されるため、ゴルフティー本体の耐久性をアップする事ができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は主にゴルフの練習に使われるゴルフティーに関するものである。ゴルフボールを支える円筒部分の構造を工夫する事によって、手元に打撃の衝撃が残らず、飛距離をアップさせ、さらにゴルフティー本体の耐久性をアップするようにしたものである。
【背景技術】
【０００２】
従来からゴルフの練習には人工芝に開けられた丸穴から台座付きゴムティーの円筒部分を出し、その円筒部先端にゴルフボールを載せ打撃練習を行なっている。
本コース競技用のゴルフティーとして、特許文献１や、特許文献２に開示されているものがある。
【特許文献１】 特開 ２００５−２７９０１４
【特許文献２】 特開 ２００４−２５４９６２
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
ゴルフの打撃練習として、ゴルフ練習場を利用する事は一般的である。ドライバーショトの練習は、人工芝からなるショットマットから突き出ている台座付きのティーの先端にゴルフボールを載せ、打撃する事になる。しかし、ゴムの感触が手元に伝わり、違和感を持つ事も少なくない。また、クラブヘッドが台座付きティーの円筒部を打ち込む事により、ゴルフクラブヘッドの運動エネルギーがゴルフボールに伝わりきれず、充分な飛距離を得難くしている。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
これらの課題を解決するために、これまで一体化していた台座付きティーの円筒部分に先端部から根元に向けてスリットを垂直に施す。そのスリットは２本以上設ける事により、ティー円筒部に衝撃が加わった場合、容易に円筒部が分割され、直後に元の形状に戻る事が可能になる。
【発明の効果】
【０００５】
台座付きティーの円筒部にスリットを入れる事により、ゴルフボールをセットし打撃した際に手に残っていたティーの感触である違和感は大幅に改善できる。また、クラブヘッドの運動エネルギーは、ティー円筒部が衝撃で分割されるため、ゴルフボールに伝わりやすくなり、充分な飛距離を得ることができるようになる。さらに、ティー円筒部が衝撃と同時に分割する事にで、クラブヘッドからの負荷を分散吸収するため、ティー本体の耐久性を改善できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
図面に基づいて、この発明に係わるゴルフティーについての最良の形態を詳細に説明する。
合成樹脂あるいはゴムなどの同効素材を用い、一体成形によりゴルフティー本体１を得る。
【０００７】
台座２は直径５０ｍｍ程度で、厚みは１．５ｍｍから３ｍｍ程度である。
【０００８】
台座２の中心より円筒部４を立ち上げる。円筒部の高さは３０ｍｍ乃至７０ｍｍ程度であり、この高さがゴルフボールのティーアップ時の高さとなる。
また、円筒部の外径は１５ｍｍ乃至２５ｍｍ程度で厚みは３ｍｍ程度である。
【０００９】
円筒部先端５から円筒部根元３に向けて、垂直にスリット６を２本以上設ける。
スリット６及び円筒部４は、ゴルフボール７の重量が加わっても充分に保持できる強度を有している。しかし、ゴルフクラブのヘッドが触れた場合、分割してバラケ負荷を分散吸収し、元の形状に戻る。
【産業上の利用可能性】
【００１０】
本発明に係わるゴルフティーは、工業的に量産する事が可能であるため、産業上の利用可能性を有している。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】ゴルフティー本体の斜視図である
【図２】ゴルフティー使用側面図である。
【符号の説明】
【００１２】
１ ゴルフティー本体
２ 台座
３ 円筒部根元
４ 円筒部
５ 円筒部先端
６ スリット
７ ゴルフボール
８ ショットマット
【技術分野】
【０００１】
本発明は主にゴルフの練習に使われるゴルフティーに関するものである。ゴルフボールを支える円筒部分の構造を工夫する事によって、手元に打撃の衝撃が残らず、飛距離をアップさせ、さらにゴルフティー本体の耐久性をアップするようにしたものである。
【背景技術】
【０００２】
従来からゴルフの練習には人工芝に開けられた丸穴から台座付きゴムティーの円筒部分を出し、その円筒部先端にゴルフボールを載せ打撃練習を行なっている。
本コース競技用のゴルフティーとして、特許文献１や、特許文献２に開示されているものがある。
【特許文献１】 特開 ２００５−２７９０１４
【特許文献２】 特開 ２００４−２５４９６２
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
ゴルフの打撃練習として、ゴルフ練習場を利用する事は一般的である。ドライバーショトの練習は、人工芝からなるショットマットから突き出ている台座付きのティーの先端にゴルフボールを載せ、打撃する事になる。しかし、ゴムの感触が手元に伝わり、違和感を持つ事も少なくない。また、クラブヘッドが台座付きティーの円筒部を打ち込む事により、ゴルフクラブヘッドの運動エネルギーがゴルフボールに伝わりきれず、充分な飛距離を得難くしている。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
これらの課題を解決するために、これまで一体化していた台座付きティーの円筒部分に先端部から根元に向けてスリットを垂直に施す。そのスリットは２本以上設ける事により、ティー円筒部に衝撃が加わった場合、容易に円筒部が分割され、直後に元の形状に戻る事が可能になる。
【発明の効果】
【０００５】
台座付きティーの円筒部にスリットを入れる事により、ゴルフボールをセットし打撃した際に手に残っていたティーの感触である違和感は大幅に改善できる。また、クラブヘッドの運動エネルギーは、ティー円筒部が衝撃で分割されるため、ゴルフボールに伝わりやすくなり、充分な飛距離を得ることができるようになる。さらに、ティー円筒部が衝撃と同時に分割する事にで、クラブヘッドからの負荷を分散吸収するため、ティー本体の耐久性を改善できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
図面に基づいて、この発明に係わるゴルフティーについての最良の形態を詳細に説明する。
合成樹脂あるいはゴムなどの同効素材を用い、一体成形によりゴルフティー本体１を得る。
【０００７】
台座２は直径５０ｍｍ程度で、厚みは１．５ｍｍから３ｍｍ程度である。
【０００８】
台座２の中心より円筒部４を立ち上げる。円筒部の高さは３０ｍｍ乃至７０ｍｍ程度であり、この高さがゴルフボールのティーアップ時の高さとなる。
また、円筒部の外径は１５ｍｍ乃至２５ｍｍ程度で厚みは３ｍｍ程度である。
【０００９】
円筒部先端５から円筒部根元３に向けて、垂直にスリット６を２本以上設ける。
スリット６及び円筒部４は、ゴルフボール７の重量が加わっても充分に保持できる強度を有している。しかし、ゴルフクラブのヘッドが触れた場合、分割してバラケ負荷を分散吸収し、元の形状に戻る。
【産業上の利用可能性】
【００１０】
本発明に係わるゴルフティーは、工業的に量産する事が可能であるため、産業上の利用可能性を有している。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】ゴルフティー本体の斜視図である
【図２】ゴルフティー使用側面図である。
【符号の説明】
【００１２】
１ ゴルフティー本体
２ 台座
３ 円筒部根元
４ 円筒部
５ 円筒部先端
６ スリット
７ ゴルフボール
８ ショットマット
【特許請求の範囲】
【請求項１】
円筒構造の先端部にゴルフボール支持させるゴム製ゴルフティーであり、円筒部の先端から、円筒部の根元付近まで、２本以上の垂直なスリットなどで分割されている構造である。しかし、円筒部根元、台座においては、つながった一体化された構造を有するゴルフティーである。
【請求項２】
ゴルフティー本体の台座又は、根元部分から柱状に４本乃至８本程度のピンを同じ高さで立上げ、そのピンの頂点はゴルフボールを載せる事ができる大きさの円周に配置させたゴム製の一体成形によるゴルフティーである。
【請求項１】
円筒構造の先端部にゴルフボール支持させるゴム製ゴルフティーであり、円筒部の先端から、円筒部の根元付近まで、２本以上の垂直なスリットなどで分割されている構造である。しかし、円筒部根元、台座においては、つながった一体化された構造を有するゴルフティーである。
【請求項２】
ゴルフティー本体の台座又は、根元部分から柱状に４本乃至８本程度のピンを同じ高さで立上げ、そのピンの頂点はゴルフボールを載せる事ができる大きさの円周に配置させたゴム製の一体成形によるゴルフティーである。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２００８−１４２４９０（Ｐ２００８−１４２４９０Ａ）
【公開日】平成２０年６月２６日（２００８．６．２６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−３５７１１５（Ｐ２００６−３５７１１５）
【出願日】平成１８年１２月８日（２００６．１２．８）
【出願人】（０００１０８３５１）ソーコー株式会社 (11)
【公開日】平成２０年６月２６日（２００８．６．２６）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年１２月８日（２００６．１２．８）
【出願人】（０００１０８３５１）ソーコー株式会社 (11)
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