説明

システムデスク

【課題】必要に応じてコンパクトに配置することで、部屋のスペースを広く使うことができるシステムデスクを提供する。
【解決手段】システムデスク1は、上下に延びる支持脚24、および支持脚24により略水平に支持される天板21を備えた小机20と、上下に延びる支持脚14、および支持脚14により略水平に支持される天板11を備えた大机10とを有し、支持脚24が、上下に延びて天板21を支持する脚本体部材22と、脚本体部材22の下端部に着脱可能に取り付けられて天板21の高さ位置を調整可能な天板高さ調整部材とから構成されており、小机20は、脚本体部材22に天板高さ調整部材が取り付けられた状態においては天板21が天板11と略同一高さとなり、脚本体部材22から天板高さ調整部材が取り外された状態においては大机10における天板11の下側に収納可能に構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の机等から構成され、使用環境等に応じてこれらの配置を変更して使用できるシステムデスクに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のシステムデスクの一例として、机と複数の書棚とから構成されるシステムデスクが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示されたシステムデスクでは、机、幅広書棚および幅狭書棚がそれぞれ独立して構成されるため、机に対する幅広書棚および幅狭書棚の配置を使用環境に応じて自由に変更できて、使い勝手が向上するという利点がある。また、幅広書棚が幅広下棚と幅広上棚とから構成され、幅狭書棚が幅狭下棚と幅狭上棚とから構成されている。そのため、幅広下棚と幅広上棚とを分離するとともに幅狭下棚と幅狭上棚とを分離した上で、机の脇に幅広下棚および幅狭下棚を並べて配置することで作業領域(机10の天板と同一高さの領域)を拡大することも可能である(特許文献1の図7および図13を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−87828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したように、特許文献1に開示されたシステムデスクは、机、幅広下棚および幅狭下棚の自由な配置変更や作業領域の拡大が可能に構成されており、使い勝手が良い。しかし一方で、どのように配置したとしても机、幅広下棚および幅狭下棚の分の配置スペースが必要になるため、このシステムデスクが配置された部屋のスペースを広く使うことが難しいという難しいという課題があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、必要に応じてコンパクトに配置することで部屋のスペースを広く使うことができるシステムデスクを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るシステムデスクは、上下に延びる第1支持脚(例えば、実施形態における支持脚24)、および前記第1支持脚により略水平に支持される第1天板(例えば、実施形態における天板21)を備えた第1デスク(例えば、実施形態における小机20)と、上下に延びる第2支持脚(例えば、実施形態における支持脚14)、および前記第2支持脚により略水平に支持される第2天板(例えば、実施形態における天板11)を備えた第2デスク(例えば、実施形態における大机10)とを有したシステムデスクであって、前記第1支持脚が、上下に延びて前記第1天板を支持する第1脚本体部材(例えば、実施形態における脚本体部材22)と、前記第1脚本体部材の下端部に着脱可能に取り付けられて前記第1天板の高さ位置を調整可能な第1天板高さ調整部材(例えば、実施形態における天板高さ調整部材23)とから構成されており、前記第1デスクは、前記第1脚本体部材に前記第1天板高さ調整部材が取り付けられた状態においては前記第1天板が前記第2天板と略同一高さとなり、前記第1脚本体部材から前記第1天板高さ調整部材が取り外された状態においては前記第2デスクにおける前記第2天板の下側に収納可能に構成されたことを特徴とする。
【0007】
なお、上下に延びて所定間隔を有して対向した一対の側板、前記一対の側板間に略水平に配設された底板、前記側板により略水平に支持される第3天板(例えば、実施形態における天板31)、および前記側板または前記底板の下面側に着脱可能に取り付けられて前記第3天板の高さ位置を調整可能な第3天板高さ調整部材(例えば、実施形態における天板高さ調整部材37)を備えた収納棚(例えば、実施形態における下書棚30)を有し、前記収納棚は、前記側板または前記底板に前記第3天板高さ調整部材が取り付けられた状態においては前記第3天板が前記第2天板と略同一高さとなり、前記側板または前記底板から前記第3天板高さ調整部材が取り外された状態においては前記第2デスクにおける前記第2天板の下側に収納可能に構成されたことが好ましい。
【0008】
また、前記第2支持脚が、上下に延びて前記第2天板を支持する第2脚本体部材(例えば、実施形態における脚本体部材12)と、前記第2脚本体部材の下端部に着脱可能に取り付けられて前記第2天板の高さ位置を調整可能な第2天板高さ調整部材(例えば、実施形態における天板高さ調整部材13)とから構成されており、前記第1脚本体部材に前記第1天板高さ調整部材が取り付けられた前記第1デスクにおける前記第1天板の高さ位置、および前記側板または前記底板に前記第3天板高さ調整部材が取り付けられた前記収納棚における前記第3天板の高さ位置が、前記第2脚本体部材に前記第2天板高さ調整部材が取り付けられた前記第2デスクにおける前記第2天板の高さ位置と略同一となり、前記第1脚本体部材から前記第1天板高さ調整部材が取り外された前記第1デスク、および前記側板または前記底板から前記第3天板高さ調整部材が取り外された前記収納棚が、前記第2脚本体部材に前記第2天板高さ調整部材が取り付けられた前記第2デスクにおける前記第2天板の下側に収納可能に構成されたことが好ましい。
【0009】
さらに、前記第1天板、前記第2天板および前記第3天板が、平面視略長方形に形成されており、前記第1天板の長辺方向長さと前記第3天板の長辺方向長さとが、略同一となるように構成され、前記第1天板の短辺方向長さと前記第3天板の短辺方向長さとの合計長さが、前記第2天板の短辺方向長さと略同一となるように構成されたことが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るシステムデスクにおいては、第1デスクが、第1天板高さ調整部材が取り付けられた状態においては第1天板が第2天板と略同一高さとなり、第1天板高さ調整部材が取り外された状態においては第2デスクにおける第2天板の下側に収納可能に構成される。そのため、例えばシステムデスクをコンパクトに配置しようとする場合には、第1脚本体部材から第1天板高さ調整部材を取り外すことで第1天板の高さを低くし、このようにして第1天板を低くした第1デスクを第2天板の下側に収納することで、第1デスクの占有スペース分だけシステムデスクをコンパクトに配置可能となる。また、このようにして第1デスクを第2天板の下側に収納して片付けることで、第1デスクの占有スペース分だけ、システムデスクが配置された部屋のスペースを広く使うことができるようになる。
【0011】
なお、収納棚が、第3天板高さ調整部材が取り付けられた状態においては第3天板が第2天板と略同一高さとなり、第3天板高さ調整部材が取り外された状態においては第2デスクにおける第2天板の下側に収納可能に構成されたことが好ましい。この構成の場合、例えば本等を収納する収納棚を有するシステムデスクを構成した場合であっても、第3天板高さ調整部材を取り外すことで必要に応じてこの収納棚を第2天板の下側に収納することができ、収納棚の占有スペース分だけシステムデスクをコンパクトに配置できる。よって、このようにして収納棚を第2天板の下側に収納して片付けることで、収納棚の占有スペース分だけ、システムデスクが配置された部屋のスペースを広く使うことができるようになる。
【0012】
また、第1天板高さ調整部材が取り付けられた第1デスクにおける第1天板の高さ位置、および第3天板高さ調整部材が取り付けられた収納棚における第3天板の高さ位置が、第2天板高さ調整部材が取り付けられた第2デスクにおける第2天板の高さ位置と略同一となり、第1天板高さ調整部材が取り外された第1デスク、および第3天板高さ調整部材が取り外された収納棚が、第2天板高さ調整部材が取り付けられた第2デスクにおける第2天板の下側に収納可能に構成されたことが好ましい。このように構成した場合、第1デスクに第1天板高さ調整部材を取り付け、収納棚に第3天板高さ調整部材を取り付け、且つ第2デスクに第2天板高さ調整部材を取り付けることで、第1〜第3天板の高さ位置を互いに揃えた使いやすいシステムデスクを構成できる。また、この状態において、第1デスクから第1天板高さ調整部材を取り外し、収納棚から第3天板高さ調整部材を取り外すだけで、第1デスクおよび収納棚を第2デスクにおける第2天板の下側に収納可能となる。
【0013】
さらに、第1天板の長辺方向長さと第3天板の長辺方向長さとが、略同一となるように構成され、第1天板の短辺方向長さと第3天板の短辺方向長さとの合計長さが、第2天板の短辺方向長さと略同一となるように構成されたことが好ましい。このように構成した場合には、第2天板の短辺に沿うように第1デスクおよび下書棚を配置したときに、第2天板の短辺に沿う方向への突出を抑えるように第1デスクおよび下書棚を配置することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明を適用したシステムデスクの第1の配置構成例を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図をそれぞれ示す。
【図2】上記システムデスクを構成する大机を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図を、(c)は側面図をそれぞれ示す。
【図3】脚本体部材と天板高さ調整部材とを示す図であって、(a)はそれぞれの端部の斜視図を、(b)および(c)は脚本体部材に対する天板高さ調整部材の取付構成を示す説明図をそれぞれ示す。
【図4】上記システムデスクを構成する小机を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図を、(c)は側面図をそれぞれ示す。
【図5】上記システムデスクを構成する下書棚を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図を、(c)は側面図をそれぞれ示す。
【図6】底板と天板高さ調整部材とを示す図であって、(a)はそれぞれの端部の斜視図を、(b)は底板に対する天板高さ調整部材の取付構成を示す説明図をそれぞれ示す。
【図7】上記システムデスクを構成する上書棚を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図を、(c)は側面図をそれぞれ示す。
【図8】上記システムデスクを構成する収容ワゴンを示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図を、(c)は側面図をそれぞれ示す。
【図9】上記システムデスクの第2の配置構成例を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図をそれぞれ示す。
【図10】上記システムデスクの第3の配置構成例を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図をそれぞれ示す。
【図11】上記システムデスクの第4の配置構成例を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図をそれぞれ示す。
【図12】上記システムデスクの第5の配置構成例を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図をそれぞれ示す。
【図13】上記システムデスクの第6の配置構成例を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図をそれぞれ示す。
【図14】上記システムデスクの第7の配置構成例を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図をそれぞれ示す。
【図15】上記システムデスクの第8の配置構成例を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図をそれぞれ示す。
【図16】上記システムデスクの第9の配置構成例を示す図であって、(a)は正面図を、(b)は平面図をそれぞれ示す。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、各図面に付記する矢印方向で前後、左右および上下方向を定義し、この方向を用いて以下の説明を行う。まず、図1〜8を参照しながら、本発明を適用した一例としてのシステムデスク1の構成について説明する。
【0016】
システムデスク1は、図1に示すように、大机10と、小机20と、下書棚30と、上書棚40と、収容ワゴン50とから構成される。なお、図1では、大机10の下側に、小机20、下書棚30および収容ワゴン50を収納した配置を例示しているが、システムデスク1はこの例に限定されることなく後述するように種々の配置が可能となっている。
【0017】
大机10は、図2に示すように、平面視略長方形に形成された天板11と、この天板11の下面側四隅に下方に延びるように取り付けられて天板11を略水平に支持する4つの支持脚14とから構成される。各支持脚14は、図2(a)に示すように、上下に延びる角柱状に形成されて上端部が天板11に取り付けられた脚本体部材12と、脚本体部材12と同一断面形状を有して脚本体部材12の下端部に着脱可能に取り付けられた天板高さ調整部材13とから構成される。図3(a)に示すように、天板高さ調整部材13の中央部分にはねじ挿通孔13aが上下に貫通して形成され、また、天板高さ調整部材13の上端面から上方に突出するように位置決め突起13bが取り付けられている。一方、脚本体部材12の下端面の中央部分にはねじ締結孔12aが形成され、また、天板高さ調整部材13の位置決め突起13bに対応する位置に、位置決め突起13bと嵌合する突起受容孔12bが形成されている。
【0018】
脚本体部材12に天板高さ調整部材13を取り付ける際には、まず図3(b)に示すように、天板高さ調整部材13の位置決め突起13bを脚本体部材12の突起受容孔12bに嵌合させるようにして、天板高さ調整部材13の上端面と脚本体部材12の下端面とを対向させる。その状態で、天板高さ調整部材13のねじ挿通孔13aに下方から締結ねじ15を挿入し、この締結ねじ15を脚本体部材12のねじ締結孔12aに締結することで、天板高さ調整部材13が脚本体部材12に取り付けられる。このように、位置決め突起13bを突起受容孔12bに嵌合させる構成とすることで、脚本体部材12に天板高さ調整部材13を位置決めして(側面の向きを揃えた状態で)取り付けることができる。なお、締結ねじ15を緩めることで、脚本体部材12から天板高さ調整部材13を取り外すことができる。
【0019】
この構成により大机10は、脚本体部材12に天板高さ調整部材13を取り付けることで、この天板高さ調整部材13の上下高さL13だけ天板11の高さ位置を高くすることができる(図3(b)参照)。これとは反対に、脚本体部材12から天板高さ調整部材13を取り外すことで、天板高さ調整部材13の上下高さL13だけ天板11の高さ位置を下げることができる。このように大机10は、脚本体部材12に天板高さ調整部材13を着脱するだけで、天板11の高さ位置を上下高さL13だけ変更できるようになっている。なお、図1には、脚本体部材12に天板高さ調整部材13が取り付けられた状態を図示している。
【0020】
小机20は、図4に示すように、平面視略長方形に形成された天板21と、この天板21の下面側四隅に下方に延びるように取り付けられて天板21を略水平に支持する4つの支持脚24とから構成される。各支持脚24は、図4(a)に示すように、上下に延びる角柱状に形成されて上端部が天板21に取り付けられた脚本体部材22と、この脚本体部材22と同一断面形状を有して脚本体部材22の下端部に着脱可能に取り付けられた天板高さ調整部材23とから構成される。ここで、天板高さ調整部材23は、その上下高さL23が大机10の天板11の厚みよりも大きくなるように形成されている(図3(b)参照)。脚本体部材22と天板高さ調整部材23との着脱構成は、大机10の支持脚14と同様となっているため(図3参照)、ここでの詳細な説明は省略する。このように小机20は、脚本体部材22に天板高さ調整部材23を着脱するだけで、天板21の高さ位置を上下高さL23だけ変更できるようになっている。なお、図1には、脚本体部材22から天板高さ調整部材23が取り外された状態を図示している。
【0021】
下書棚30は、図5に示すように、平面視略長方形に形成された天板31と、この天板31と上下に所定間隔を有して配置された平面視略長方形の底板32と、天板31と底板32との左右端部を繋いで上下に延びて配置された左右一対の側板33と、一対の側板33の前部を繋ぐように配置された背板34と、天板31、底板32、側板33および背板34によって囲まれる収納空間30a内に上下に延びて配置されてこの収納空間30aを左右に二分する仕切り板35と、仕切り板35によって二分された各空間内に略水平に配置された棚板36と、底板32の下面側四隅に着脱可能に取り付けられた4つの天板高さ調整部材37とから構成される。ここで、天板高さ調整部材37は、その上下高さL37が大机10の天板11の厚みよりも大きくなるように形成されている(図6(b)参照)。
【0022】
底板32の下面側四隅には、図6(a)に示すようにねじ締結孔32aが形成され、また、天板高さ調整部材37の中央部分にはねじ挿通孔37aが上下に貫通して形成されている。底板32に天板高さ調整部材37を取り付ける際には、まず図6(b)に示すように、天板高さ調整部材37の上端面と底板32の下面とを対向させる。その状態で、天板高さ調整部材37のねじ挿通孔37aに下方から締結ねじ38を挿入し、この締結ねじ38を底板32のねじ締結孔32aに締結することで、天板高さ調整部材37が底板32に取り付けられる。これとは反対に、底板32に天板高さ調整部材37が取り付けられた状態で締結ねじ38を緩めることで、底板32から天板高さ調整部材37を取り外すことができる。このように下書棚30は、底板32に天板高さ調整部材37を着脱することで、天板31の高さ位置を上下高さL37だけ変更できるようになっている。なお、図1には、底板32から天板高さ調整部材37が取り外された状態を図示している。
【0023】
ここで、図2(b)、図4(b)および図5(b)に示すように、天板21の長辺側の左右幅W21と天板31の長辺側の左右幅W31とは互いに略同一で、且つこれらの左右幅バルブW21,W31が天板11の短辺側の前後幅D11と略同一(W21≒W31≒D11)となるように形成されている。さらに、天板21の短辺側の前後幅D21と天板31の短辺側の前後幅D31とを合わせた合計長さが、天板11の短辺側の前後幅D11と略同一(D21+D31≒D11)となるように形成されている。
【0024】
上書棚40は、図7に示すように、左右に所定間隔を有して配置された一対の側板41と、側板41の前端部に取り付けられた上背板42a、下背板42bと、一対の側板41間に略水平に配置された棚板43と、棚板43の下側に前後にスライド可能に設けられた2つの引出し44とから構成される。また、上背板42aと下背板42bとの間の隙間には、この隙間に沿って左右に移動可能にスライド部材45が取り付けられ、このスライド部材45に仕切り板46が取り付けられている。この上書棚40は、図示しない取付金具を用いることで、天板11,21,31のそれぞれに対して端部に沿うように着脱可能に取り付けることができるようになっている。なお、上書棚40は、その左右幅W40が、天板21の左右幅W21および天板31の左右幅W31と略同一(W40≒W21≒W31)となるように形成されている。
【0025】
収容ワゴン50は、図8に示すように、略直方体に形成されたワゴン本体部51と、このワゴン本体部51に対して各々前後にスライド移動可能に取り付けられた上引出し52と、中引出し53と、下引出し54と、ワゴン本体部51の下端部に取り付けられた複数のキャスター55とから構成される。また、上引出し52、中引出し53および下引出し54の後面には、各々埋め込み取っ手52a,53a,54aが設けられている。
【0026】
このシステムデスク1では、大机10に天板高さ調整部材13が取り付けられ、小机20に天板高さ調整部材23が取り付けられ、且つ下書棚30に天板高さ調整部材37が取り付けられた状態においては、大机10、小机20および下書棚30の各天板11,21,31の高さ位置が揃うように構成されている(図11参照)。また、本実施形態では、天板高さ調整部材13,23,37がそれぞれの上下高さを揃えるように形成されている場合を例示している。そのため、大机10から天板高さ調整部材13を取り外し、小机20から天板高さ調整部材23を取り外し、且つ下書棚30から天板高さ調整部材37を取り外した状態においても、各天板11,21,31の高さ位置が揃うようになっている。
【0027】
また、天板高さ調整部材13が取り付けられた大机10の天板11と、天板高さ調整部材23が取り外された小机20の天板21とでは、天板21の上面が天板11の下面よりも下方に位置するように構成されている(図1参照)。さらに、天板高さ調整部材13が取り付けられた大机10の天板11と、天板高さ調整部材37が取り外された下書棚30の天板31とでは、天板31の上面が天板11の下面よりも下方に位置するように構成されている(図1参照)。
【0028】
以上のように構成されるシステムデスク1では、上述した天板高さ調整部材13,23,37の着脱等により、例えば以下に説明するような第1〜第9配置構成例が可能となっている。なお、以下に説明する配置構成例は一例であって、他の配置構成を採用することも可能である。
【0029】
まず、図1を参照しながら、第1の配置構成例について説明する。この第1の配置構成例の配置にする前段階として、例えば大机10、小机20および下書棚30にそれぞれ天板高さ調整部材13,23,37が取り付けられて天板11,21,31同士の高さ位置が揃った状態で、大机10の周囲に小机20および下書棚30が配置されている場合を想定する(以下において、これを組み替え前の状態と称する)。また、この組み替え前の状態においては、上書棚40は、取付金具を用いて下書棚30の天板31上に取り付けられているものとする。
【0030】
組み替え前の状態において、例えばユーザーがシステムデスク1をなるべくコンパクトに配置して部屋のスペースを広く使いたい場合には、まず、取付金具を外して下書棚30と上書棚40とを分離し、この分離された上書棚40を大机10の天板11上に載置して、取付金具を用いて天板11に固定する。次に、下書棚30の底板32から天板高さ調整部材37を取り外す。こうすることで、天板高さ調整部材37の上下高さL37だけ天板31の高さ位置を低くして、天板高さ調整部材13が取り付けられた大机10における天板11の下側に下書棚30を収納可能な状態にできる。そして、天板11の下側に下書棚30を収納することで、下書棚30が占有していたスペース分だけシステムデスク1をコンパクトに配置することができる。
【0031】
続いて、小机20から天板高さ調整部材23を取り外す。こうすることで、天板高さ調整部材23の上下高さL23だけ天板21の高さ位置を低くして、天板高さ調整部材13が取り付けられた大机10における天板11の下側に小机20を収納可能な状態にできる。そして、天板11の下側に小机20を収納することで、小机20が占有していたスペース分だけシステムデスク1をコンパクトに配置することができる。以上の説明から分かるように、この第1の配置構成例を採用した場合には、小机20および下書棚30の占有スペース分だけシステムデスク1をコンパクトに配置することが可能になる。また、収容ワゴン50も同様に天板11の下側に収納することで、より一層システムデスク1をコンパクトに配置できる。また、小机20および下書棚30を使わないときには、このように大机10の下側に小机20および下書棚30を収納して片付けることで、小机20および下書棚30の占有スペース分だけ、システムデスク1が配置された部屋のスペースを広く使うことができるようになる。
【0032】
次に、図9を参照しながら、第2の配置構成例について説明する。組み替え前の状態において、例えばユーザーが天板11の作業領域(左右幅W11で前後幅D11の領域)を確保しつつ、システムデスク1をなるべくコンパクトに配置して部屋のスペースを広く使いたい場合には、まず、小机20から天板高さ調整部材23を取り外す。こうすることで、天板高さ調整部材23の上下高さL23だけ天板21の高さ位置を低くして、天板高さ調整部材13が取り付けられた大机10における天板11の下側に小机20を収納可能な状態にできる。そして、天板11の下側に小机20を収納することで、小机20が占有していたスペース分だけシステムデスク1をコンパクトに配置することができる。また、小机20を使わないときには、このように大机10の下側に小机20を収納して片付けることで、小机20の占有スペース分だけ、システムデスク1が配置された部屋のスペースを広く使うことができるようになる。
【0033】
続いて、上書棚40が取り付けられた下書棚30を大机10の左脇に、天板31の長辺と天板11の短辺とを向かい合わせるようにして配置する。こうすることで、天板11と天板31との高さ位置を揃えるとともに、天板11に対して天板31の前後幅をほぼ揃えることができ、大机10の脇に下書棚30をすっきりと配置することが可能である。また、収容ワゴン50も同様に天板11の下側に収納することで、より一層システムデスク1をコンパクトに配置できる。なお、天板11の下側に収納した小机20を後方に引き出すことで、天板21に例えばキーボードやマウスを載置することができ、種々の使用形態にも対応可能になる。
【0034】
次に、図10を参照しながら、第3の配置構成例について説明する。組み替え前の状態において、例えばユーザーが天板11の作業領域をもう少し拡大した上で、システムデスク1をなるべくコンパクトに配置して部屋のスペースを広く使いたい場合には、まず、取付金具を外して下書棚30と上書棚40とを分離し、この分離された上書棚40を小机20の天板21上に載置して、取付金具を用いて天板21に固定する。次に、下書棚30の底板32から天板高さ調整部材37を取り外す。こうすることで、天板高さ調整部材37の上下高さL37だけ天板31の高さ位置を低くして、天板高さ調整部材13が取り付けられた大机10における天板11の下側に下書棚30を収納可能な状態にできる。そして、天板11の下側に下書棚30を収納することで、下書棚30が占有していたスペース分だけシステムデスク1をコンパクトに配置することができる。また、下書棚30を使わないときには、このように大机10の下側に下書棚30を収納して片付けることで、下書棚30の占有スペース分だけ、システムデスク1が配置された部屋のスペースを広く使うことができるようになる。
【0035】
続いて、小机20を大机10の左脇に、天板21の長辺と天板11の短辺とを向かい合わせるようにして配置する。こうすることで、天板11と天板21との高さ位置を揃えるとともに、天板11に対して天板21の前後幅をほぼ揃えることができ、大机10の脇に小机20をすっきりと配置することが可能である。また、天板21には、上書棚40が取り付けられた部分以外に作業領域が残されており、この残された領域分だけシステムデスク1全体としての作業領域を拡大させることができる。
【0036】
次に、図11を参照しながら、第4の配置構成例について説明する。組み替え前の状態において、例えばユーザーが天板11の作業領域をなるべく拡大させようとする場合には、まず、取付金具を外して下書棚30と上書棚40とを分離し、この分離された上書棚40を大机10の天板11上に載置して、取付金具を用いて天板11に固定する。次に、小机20を大机10の右脇に、天板21の短辺と天板11の短辺とを向かい合わせるようにして配置する。続いて、下書棚30を大机10の右脇に、天板31の短辺と天板11の短辺とを向かい合わせ、且つ天板31の長辺と天板21の長辺とを向かい合わせるようにして配置する。こうすることで、天板11、天板21および天板31の互いの高さ位置を揃えるとともに、天板21の左右幅W21だけ天板11の作業領域を左右に拡大させることができる。
【0037】
また、この第4の配置構成例において、天板11,21,31の互いの高さ位置を低くしたい場合には、大机10から天板高さ調整部材13を取り外し、小机20から天板高さ調整部材23を取り外し、下書棚30から天板高さ調整部材37を取り外す。ここで、上述したように、天板高さ調整部材13,23,37がそれぞれの上下高さを揃えるように形成されているので、天板高さ調整部材13,23,37を取り外すことで、天板高さ調整部材13,23,37の上下高さ分だけ天板11,21,31の高さ位置を低くして揃えることができる。
【0038】
次に、図12を参照しながら、第5の配置構成例について説明する。組み替え前の状態において、例えば下書棚30をユーザーUの近くに配置しつつ天板11の作業領域を拡大させようとする場合には、まず、取付金具を外して下書棚30と上書棚40とを分離し、この分離された上書棚40を小机20の天板21上に載置して、取付金具を用いて天板21に固定する。次に、小机20を大机10の左脇に、天板21の長辺と天板11の短辺とを向かい合わせるようにして配置する。続いて、下書棚30を小机20の後側に、天板31の短辺と天板21の短辺とを向かい合わせるようにして配置する。こうすることで、天板21における上書棚40が取り付けられた部分以外の部分、および天板31の分だけの作業領域を拡大させることができるとともに、下書棚30をユーザーUの近くに配置することができる。また、この第5の配置構成例において、天板11,21,31の互いの高さ位置を低くしたい場合には、大机10から天板高さ調整部材13を取り外し、小机20から天板高さ調整部材23を取り外し、下書棚30から天板高さ調整部材37を取り外すことで、天板高さ調整部材13,23,37の上下高さ分だけ天板11,21,31の高さ位置を低くして揃えることができる。
【0039】
次に、図13を参照しながら、第6の配置構成例について説明する。この第6の配置構成例は、組み替え前の状態において、例えば下書棚30および上書棚40の使用頻度が高くないため、下書棚30および上書棚40をユーザーUから離れた位置に配置するとともに、小机20をなるべくユーザーUの近くに配置しようと場合に適した例である。まず、下書棚30を大机10の左脇に、天板31の長辺と天板11の短辺とを向かい合わせるようにして配置する。続いて、小机20を下書棚30の後側に、天板21の短辺と天板31の短辺とを向かい合わせるようにして配置することで、第6の配置構成例が構成できる。また、この第6の配置構成例において、天板11,21,31の互いの高さ位置を低くしたい場合には、天板高さ調整部材13,23,37を取り外すことで、その分だけ天板11,21,31の高さ位置を低くして揃えることができる。
【0040】
次に、図14を参照しながら、第7の配置構成例について説明する。この第7の配置構成例は、例えば天板11ほどの大きな作業領域は必要ではなく天板21の作業領域で十分な場合に適した例であり、大机10を別の場所に移動させた上で、天板21の長辺と天板31の長辺とを合わせるようにして配置することで構成できる。学習デスク用としてシステムデスク1を構成した場合、ユーザーが年少時には大きな作業領域が要求されないことが多く、このときに第7の配置構成例のように配置することで必要十分な作業領域を確保しつつ、大机10を別の場所で別の用途(例えばダイニングテーブル)に用いることが可能である。そして、ユーザーの成長に伴って大きな作業領域が要求される場合には、別の場所に移動させていた大机10を用いて例えば第1〜第6の配置構成例のように配置することで、この要求を満たすことができる。また、この第7の配置構成例において、天板21,31の互いの高さ位置を低くしたい場合には、天板高さ調整部材23,37を取り外すことで、その分だけ天板21,31の高さ位置を低くして揃えることができる。
【0041】
次に、図15を参照しながら、第8の配置構成例について説明する。この第8の配置構成例は、天板21の作業領域で十分な場合であって、下書棚30および上書棚40をユーザーUの近くに配置したい場合に適した例である。大机10を別の場所に移動させた上で、天板21の短辺と天板31の長辺とを合わせるように配置することで構成できる。この第8の配置構成例は、上述した第7の配置構成例と同様に、ユーザーの成長に伴って大きな作業領域が要求される場合には、別の場所に移動させていた大机10を用いて例えば第1〜第6の配置構成例のように配置することで、この要求を満たすことができる。また、この第8の配置構成例において、天板21,31の互いの高さ位置を低くしたい場合には、天板高さ調整部材23,37を取り外すことで、その分だけ天板21,31の高さ位置を低くして揃えることができる。
【0042】
次に、図16を参照しながら、第9の配置構成例について説明する。この第9の配置構成例は、図11に示す第4の配置構成例と同様に、例えばユーザーが天板11の作業領域をなるべく拡大させようとする場合に適した例である。天板11の左側に天板21を長辺同士を向かい合わせるように配置し、この天板21の左側に天板31を長辺同士を向かい合わせるように配置することで構成される。この第9の配置構成例によれば、前後幅を抑えつつ天板11の作業領域を天板21および天板31の分だけ拡大させることができる。また、この第9の配置構成例において、天板11,21,31の互いの高さ位置を低くしたい場合には、天板高さ調整部材13,23,37を取り外すことで、その分だけ天板11,21,31の高さ位置を低くして揃えることができる。
【0043】
上述の実施形態においては、平面視略長方形の天板を有した大机10、小机20、下書棚30を例示して説明したが、本発明はこの構成例に限定して適用されるものではない。例えば、円形、楕円形、三角形、正方形等の長方形以外の形状の天板を備えて構成される机や書棚にも、本発明を適用可能である。
【0044】
上述の実施形態においては、底板32の下面に天板高さ調整部材37が着脱可能に取り付けられるように構成された下書棚30を例示したが、これ以外にも例えば側板33の下端部に天板高さ調整部材37を着脱可能に取り付ける構成でも良い。
【0045】
上述の実施形態においては、下書棚30の天板高さ調整部材37に位置決め突起が設けられていない構成を例示して説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、天板高さ調整部材37にも、天板高さ調整部材13と同様の位置決め突起を設け、天板高さ調整部材37と天板高さ調整部材13とを共通化することも可能である。このように構成した場合には、部品点数を減らして製造コストを低減できる。
【0046】
上述の実施形態では、天板高さ調整部材を取り付けることで天板の高さ位置を高くし、天板高さ調整部材を取り外すことで天板の位置を低くすることができる構成を例示して説明したが、本発明はこの構成に限定して適用されるものではない。例えば、複数の天板高さ調整部材を上下方向に並べて着脱可能に取り付ける構成も可能である。例えば天板高さ調整部材を上下方向に2つ並べて着脱可能に取り付ける構成とした場合、2つの天板高さ調整部材を取り付けることで天板の高さを高位置とでき、この状態から下側の天板高さ調整部材を取り外すことで天板の高さを高位置よりも低い中位置とでき、さらにこの状態から残りの天板高さ調整部材を取り外すことで天板の高さを中位置よりも低い低位置とでき、例えばユーザーの成長に応じて最適な高さに天板を位置させることができる。
【0047】
図11〜16に示した第4〜第9の配置構成例においては、天板同士の高さ位置を揃える配置構成を例示したが、この配置構成以外にも、例えば一部の天板の高さ位置が異なるように天板高さ調整部材を取り外した配置構成も可能である。
【0048】
上述の実施形態では、大机10、小机20および下書棚30のそれぞれが、天板の高さを調整可能に構成された例について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば天板11の高さを低くして、大机10を小机20の下に収納するような使い方が少ないと考えられる場合には、脚本体部材12に対して天板高さ調整部材13が着脱可能に構成された支持脚14を用いる代わりに、脚本体部材12と天板高さ調整部材13とが一体的に形成された支持脚14を用いて大机10を構成しても良い。
【符号の説明】
【0049】
1 システムデスク
10 大机(第2デスク)
11 天板(第2天板)
12 脚本体部材(第2脚本体部材)
13 天板高さ調整部材(第2天板高さ調整部材)
14 支持脚(第2支持脚)
20 小机(第1デスク)
21 天板(第1天板)
22 脚本体部材(第1脚本体部材)
23 天板高さ調整部材(第1天板高さ調整部材)
24 支持脚(第1支持脚)
30 下書棚(収納棚)
31 天板(第3天板)
32 底板
33 側板
37 天板高さ調整部材(第3天板高さ調整部材)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下に延びる第1支持脚、および前記第1支持脚により略水平に支持される第1天板を備えた第1デスクと、
上下に延びる第2支持脚、および前記第2支持脚により略水平に支持される第2天板を備えた第2デスクとを有したシステムデスクであって、
前記第1支持脚が、上下に延びて前記第1天板を支持する第1脚本体部材と、前記第1脚本体部材の下端部に着脱可能に取り付けられて前記第1天板の高さ位置を調整可能な第1天板高さ調整部材とから構成されており、
前記第1デスクは、前記第1脚本体部材に前記第1天板高さ調整部材が取り付けられた状態においては前記第1天板が前記第2天板と略同一高さとなり、前記第1脚本体部材から前記第1天板高さ調整部材が取り外された状態においては前記第2デスクにおける前記第2天板の下側に収納可能に構成されたことを特徴とするシステムデスク。
【請求項2】
上下に延びて所定間隔を有して対向した一対の側板、前記一対の側板間に略水平に配設された底板、前記側板により略水平に支持される第3天板、および前記側板または前記底板の下面側に着脱可能に取り付けられて前記第3天板の高さ位置を調整可能な第3天板高さ調整部材を備えた収納棚を有し、
前記収納棚は、前記側板または前記底板に前記第3天板高さ調整部材が取り付けられた状態においては前記第3天板が前記第2天板と略同一高さとなり、前記側板または前記底板から前記第3天板高さ調整部材が取り外された状態においては前記第2デスクにおける前記第2天板の下側に収納可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載のシステムデスク。
【請求項3】
前記第2支持脚が、上下に延びて前記第2天板を支持する第2脚本体部材と、前記第2脚本体部材の下端部に着脱可能に取り付けられて前記第2天板の高さ位置を調整可能な第2天板高さ調整部材とから構成されており、
前記第1脚本体部材に前記第1天板高さ調整部材が取り付けられた前記第1デスクにおける前記第1天板の高さ位置、および前記側板または前記底板に前記第3天板高さ調整部材が取り付けられた前記収納棚における前記第3天板の高さ位置が、前記第2脚本体部材に前記第2天板高さ調整部材が取り付けられた前記第2デスクにおける前記第2天板の高さ位置と略同一となり、
前記第1脚本体部材から前記第1天板高さ調整部材が取り外された前記第1デスク、および前記側板または前記底板から前記第3天板高さ調整部材が取り外された前記収納棚が、前記第2脚本体部材に前記第2天板高さ調整部材が取り付けられた前記第2デスクにおける前記第2天板の下側に収納可能に構成されたことを特徴とする請求項2に記載のシステムデスク。
【請求項4】
前記第1天板、前記第2天板および前記第3天板が、平面視略長方形に形成されており、
前記第1天板の長辺方向長さと前記第3天板の長辺方向長さとが、略同一となるように構成され、
前記第1天板の短辺方向長さと前記第3天板の短辺方向長さとの合計長さが、前記第2天板の短辺方向長さと略同一となるように構成されたことを特徴とする請求項2または3に記載のシステムデスク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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