シャツの襟跳ね防止マグネット
【課題】シャツの襟は、ネクタイをしないで第一釦、第二釦を開けて着用した時に、シャツの襟が跳ねたり、乱れてしまい、釦やフォックなどを付けると、デザイン性を損なうという欠点があった。本発明は、襟が跳ねたり乱れたりするのを防止し、デザイン性も損なわない様にする為に、襟の内側に挟み込むマグネットを提供する。
【手段】磁石（１）を襟裏面の内部に装着（縫い込み）し、シリコンシートで包んだ磁石（６）を台襟部分の外面に向けて内部に装着（縫い込み）する。
【手段】磁石（１）を襟裏面の内部に装着（縫い込み）し、シリコンシートで包んだ磁石（６）を台襟部分の外面に向けて内部に装着（縫い込み）する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ネクタイをしないで第一釦、第二釦を開けてシャツを着用した時にシャツの襟が跳ねたり、乱れたりするのを防止し、さらに釦を全部留めた時も、襟先が乱れず、なおかつ表には見えない構造になっている為、見た目もデザイン性を損なわない様にする為の、マグネットに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来はシャツの襟が跳ねたり、乱れたりするのを防止するには、襟先の裏面にフォックや釦などを付ける方法があった。
すなわち、襟先の左右の先と身頃の左右にフォックや釦などを付けて、襟の乱れを防止するものである。
また、襟先に芯とは別に保型材が配置されている衣服（特許文献１）や、シャツの襟にカフス釦を装着して襟の跳ねを防ぐ、シャツ襟カフス釦口（特許文献２）や、シャツ襟の剣先にマグネットを装着して襟先を固定する、シャツの襟部固定具（特許文献３）や、襟裏部分に釦穴を開け身頃に釦を付けるワイシャツ（特許文献４）や、襟裏に止め具を付ける、スナップ式のワイシャツ襟（特許文献５）や、シャツ襟の剣先と身頃を釦などで留めるワイシャツ（特許文献６）などが、知られている。
【先行技術文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００６−３２８５７９号公報
【特許文献２】実用新案登録第３１１７２２９号公報
【特許文献３】実用新案登録第３１４４４５４号公報
【特許文献４】実開平５−９６００１号公報
【特許文献５】実開平４−７３９０３号公報
【特許文献６】実開平３−１０３２０３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の跳ね防止方法には、次のような欠点があった。
（イ）、襟の左右、身頃の左右に、手付けによってフォックを付けるのが面倒だった。
（ロ）、フォックの色目も数が限られていて、色が合わないと見た目が綺麗に見えなかった。
（ハ）釦の場合も色目も大きさも限られていて、合わないと見た目が綺麗に見えなかった。
（ニ）釦やフォックなどが見えてしまうと、デザイン性を損なってしまう事があった。
（ホ）従来のフォックや釦は、取れてしまい、紛失してしまう事があった。
本発明は、以上の問題点を解決する為に発明されたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、磁石（１）を襟裏面の内部に装着（縫い込み）し、シリコンシートで包んだ磁石（６）を台襟部分の外面に向けて内部に装着（縫い込み）、以上の構成により成る、シャツの襟跳ね防止マグネットである。
【発明の効果】
【０００６】
本発明を使用する事によって、襟の跳ねや、乱れを防止する事が出来る。
また着用時や、洗濯をした場合の、釦、フォックなどの紛失も防止出来る。
更にシャツ縫製の際の手付け、機械付けのほつれ等の問題も解消出来る。
また、本発明は、磁石により一定の位置が指定されている為に、シャツを保管する際の、襟の型崩れを防止する事も出来る。更に表からは見えない為にデザイン性を損なう問題も解消出来る。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】図１は本発明の裏襟内側部分の正面図
【図２】図２は本発明の襟部分の裏からの正面図
【図３】図３は本発明の台襟部分の表からの正面図
【図４】図４は本発明の襟と台襟部分が縫製されてから襟を立てた正面図
【図５】図５は本発明の使用状態を示す正面図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）、磁石（１）を裏襟の内側面（３）に接着芯（２）を用いて固定接着する。
（ロ）、襟表面（４）と裏襟（５）を縫製して、磁石（１）と接着芯（２）を見えない様に内側に収める。
（ハ）、台襟表（７）と台襟裏（８）の間に、シリコンシートで包んだ磁石（６）を指定の位置に挟み込む。
（二）、襟（９）と台襟（１０）を、縫い合わせる。
（ホ）、縫い合わせた後、襟（９）を通常に折り曲げると、磁石（１）とシリコンシートで包んだ磁石（６）が接着して、襟の型が固定される。
本発明は、以上の構成より成る。
本発明を使用する場合は、シャツの縫製の途中で、襟（９）と台襟（１０）を作成する時に、左右の襟端の内部と台襟左右内側に、本発明の形態を施してから、シャツの縫製を完成させる。
【符号の説明】
【０００９】
１．磁石
２．接着芯
３．襟の内側面
４．襟表面
５．裏襟
６．シリコンで包んだ磁石
７．台襟表
８．台襟裏
９．襟
１０．台襟
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ネクタイをしないで第一釦、第二釦を開けてシャツを着用した時にシャツの襟が跳ねたり、乱れたりするのを防止し、さらに釦を全部留めた時も、襟先が乱れず、なおかつ表には見えない構造になっている為、見た目もデザイン性を損なわない様にする為の、マグネットに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来はシャツの襟が跳ねたり、乱れたりするのを防止するには、襟先の裏面にフォックや釦などを付ける方法があった。
すなわち、襟先の左右の先と身頃の左右にフォックや釦などを付けて、襟の乱れを防止するものである。
また、襟先に芯とは別に保型材が配置されている衣服（特許文献１）や、シャツの襟にカフス釦を装着して襟の跳ねを防ぐ、シャツ襟カフス釦口（特許文献２）や、シャツ襟の剣先にマグネットを装着して襟先を固定する、シャツの襟部固定具（特許文献３）や、襟裏部分に釦穴を開け身頃に釦を付けるワイシャツ（特許文献４）や、襟裏に止め具を付ける、スナップ式のワイシャツ襟（特許文献５）や、シャツ襟の剣先と身頃を釦などで留めるワイシャツ（特許文献６）などが、知られている。
【先行技術文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００６−３２８５７９号公報
【特許文献２】実用新案登録第３１１７２２９号公報
【特許文献３】実用新案登録第３１４４４５４号公報
【特許文献４】実開平５−９６００１号公報
【特許文献５】実開平４−７３９０３号公報
【特許文献６】実開平３−１０３２０３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の跳ね防止方法には、次のような欠点があった。
（イ）、襟の左右、身頃の左右に、手付けによってフォックを付けるのが面倒だった。
（ロ）、フォックの色目も数が限られていて、色が合わないと見た目が綺麗に見えなかった。
（ハ）釦の場合も色目も大きさも限られていて、合わないと見た目が綺麗に見えなかった。
（ニ）釦やフォックなどが見えてしまうと、デザイン性を損なってしまう事があった。
（ホ）従来のフォックや釦は、取れてしまい、紛失してしまう事があった。
本発明は、以上の問題点を解決する為に発明されたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、磁石（１）を襟裏面の内部に装着（縫い込み）し、シリコンシートで包んだ磁石（６）を台襟部分の外面に向けて内部に装着（縫い込み）、以上の構成により成る、シャツの襟跳ね防止マグネットである。
【発明の効果】
【０００６】
本発明を使用する事によって、襟の跳ねや、乱れを防止する事が出来る。
また着用時や、洗濯をした場合の、釦、フォックなどの紛失も防止出来る。
更にシャツ縫製の際の手付け、機械付けのほつれ等の問題も解消出来る。
また、本発明は、磁石により一定の位置が指定されている為に、シャツを保管する際の、襟の型崩れを防止する事も出来る。更に表からは見えない為にデザイン性を損なう問題も解消出来る。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】図１は本発明の裏襟内側部分の正面図
【図２】図２は本発明の襟部分の裏からの正面図
【図３】図３は本発明の台襟部分の表からの正面図
【図４】図４は本発明の襟と台襟部分が縫製されてから襟を立てた正面図
【図５】図５は本発明の使用状態を示す正面図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）、磁石（１）を裏襟の内側面（３）に接着芯（２）を用いて固定接着する。
（ロ）、襟表面（４）と裏襟（５）を縫製して、磁石（１）と接着芯（２）を見えない様に内側に収める。
（ハ）、台襟表（７）と台襟裏（８）の間に、シリコンシートで包んだ磁石（６）を指定の位置に挟み込む。
（二）、襟（９）と台襟（１０）を、縫い合わせる。
（ホ）、縫い合わせた後、襟（９）を通常に折り曲げると、磁石（１）とシリコンシートで包んだ磁石（６）が接着して、襟の型が固定される。
本発明は、以上の構成より成る。
本発明を使用する場合は、シャツの縫製の途中で、襟（９）と台襟（１０）を作成する時に、左右の襟端の内部と台襟左右内側に、本発明の形態を施してから、シャツの縫製を完成させる。
【符号の説明】
【０００９】
１．磁石
２．接着芯
３．襟の内側面
４．襟表面
５．裏襟
６．シリコンで包んだ磁石
７．台襟表
８．台襟裏
９．襟
１０．台襟
【特許請求の範囲】
【請求項１】
厚さ約０．５ミリ、直径１３０ミリ、中心に２０ミリの穴の開いた丸型の磁石（１）で、襟の内側面（３）に接着芯を用いて固定接着する、シャツの襟跳ね防止マグネット。
【請求項２】
厚さ約１ミリ、直径１１５ミリの丸型の磁石を、幅２０ミリ、長さ３５ミリのシリコンシートに包んだ磁石（６）で、台襟表（７）と台襟裏（８）の指定の位置に挟み込む、請求項１の、シャツの襟跳ね防止マグネット。
【請求項１】
厚さ約０．５ミリ、直径１３０ミリ、中心に２０ミリの穴の開いた丸型の磁石（１）で、襟の内側面（３）に接着芯を用いて固定接着する、シャツの襟跳ね防止マグネット。
【請求項２】
厚さ約１ミリ、直径１１５ミリの丸型の磁石を、幅２０ミリ、長さ３５ミリのシリコンシートに包んだ磁石（６）で、台襟表（７）と台襟裏（８）の指定の位置に挟み込む、請求項１の、シャツの襟跳ね防止マグネット。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開２０１３−４４０８０（Ｐ２０１３−４４０８０Ａ）
【公開日】平成２５年３月４日（２０１３．３．４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１９８８３６（Ｐ２０１１−１９８８３６）
【出願日】平成２３年８月２６日（２０１１．８．２６）
【出願人】（５１１２２２７３３）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２５年３月４日（２０１３．３．４）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年８月２６日（２０１１．８．２６）
【出願人】（５１１２２２７３３）
【Ｆターム（参考）】
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