説明

シャワーヘッド

【課題】簡単な構造で、散水孔からの残水の水垂れを抑制することが出来るシャワーヘッドを提供する。
【解決手段】内部に通水路4を有するシャワーヘッド本体2と、通水路4の先端部に配置され、複数の散水孔28が設けられた散水板6とを備え、散水板6のシャワーヘッド本体2の先端側に配置された散水孔28は、空気の流入を抑制するように他の散水孔28よりも長さが長い長散水孔30として形成されていることを特徴としている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャワーヘッドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、通水路を内部に有するシャワーヘッド本体と、その通水路の先端部に複数の散水孔が配置された散水板とを備えたシャワーヘッドが知られている。使用者が、シャワーを使用した後、吐水を停止して、シャワーヘッドをシャワーハンガー等の受け部に掛けると、シャワーヘッド本体内部の残水が散水板の散水孔から流出し、水垂れを生じるという問題があった。
【0003】
これに対し、特開2002-355581号公報(特許文献1)記載のシャワーヘッドにおいては、散水板の裏側全面に網を設け、網目によって生じる表面張力を利用してシャワーヘッド内の残水の流出を防ぎ、水垂れを抑制しようとするシャワーヘッドが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002-355581
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1記載の散水板の裏側全面に網を設ける構造では、一般に、シャワーヘッド本体と散水板の間に網を挟み込む構造が採用されているが、このような構造を採用すると、シャワーヘッド本体と散水板の間のシールすべき箇所が多くなり、漏水し易いという問題がある。また、特許文献1記載の構造では、網を散水板の裏面に沿って配置する必要があるが、通常使用される散水板は平面ではなく、湾曲するなど複雑な散水板形状に合わせるために網の形状も複雑になるという問題がある。さらに、網の形状が複雑になるとシール性の確保が困難になる。また、シール性が十分に確保されていないと、シャワーヘッド内に空気が流入しやすくなり、これが残水の水垂れを引き起こすという問題もある。
【0006】
従って、本発明は、簡単な構造で、散水孔からの残水の水垂れを抑制することができるシャワーヘッド提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明は、内部に通水路を有するシャワーヘッド本体と、通水路の先端部に配置され、複数の散水孔が設けられた散水板とを備え、散水板のシャワーヘッド本体の先端側に配置された散水孔は、空気の流入を抑制するように他の散水孔よりも長さが長い長散水孔として形成されていることを特徴としている。
止水時において、使用者が先端側を上にしてシャワーヘッドをシャワーヘッド受け部に配置すると、シャワーヘッド本体内の散水板の裏側に残存している湯水には、その自重により、散水板下部の散水口から流出しようとする力が働くと共に、湯水の流出と入れ替わりに、散水板上部の散水口からは外気がシャワーヘッド本体内に流入しようとする。上記のように構成された本発明においては、シャワーヘッド本体の先端側に配置された散水孔は、他の散水孔よりも長さが長く形成された長散水孔として形成されているので、長散水孔内に残存している湯水を散水孔内部に維持しようとする表面張力が大きくなる。これにより、散水板上部に配置された長散水孔からの外気の侵入が抑制される。これに伴い、散水板下部の散水孔から散水板の裏側に残存している湯水が流出し、水垂が発生するのを抑制することができる。
【0008】
本発明において、好ましくは、散水板は、散水板の中心からシャワーヘッド本体の先端側に向かって広がるように配置された扇型の領域が厚く形成されており、この扇型の領域内に散水孔を形成することにより、長さの長い長散水孔が構成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、散水板は、散水板の中心からシャワーヘッド本体の先端側に向かって広がるように配置された扇型の領域が厚く形成されており、この扇型の領域内に長散水孔が形成されている。このように、散水板の厚く形成された領域に散水孔を設けることにより長散水孔が形成されているので、シャワーヘッドを誤って落下させたときなどの衝撃により、長散水孔が破損しにくく、耐久性に優れたシャワーヘッドを構成することができる。
【0009】
本発明において、好ましくは、長散水孔は、シャワーヘッド本体の先端に近いものほど段階的に長さが長く形成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、止水時において、使用者が先端側を上にしてシャワーヘッドをシャワーヘッド受け部に配置した際、散水孔内の残水を引き込もうとする力が強くなる先端に近い長散水孔ほど長さが長く形成されているので、水垂をより効果的に抑制することができる。
また、長散水孔は、段階的に長さが長くなるように形成されているので、吐水時においてシャワーヘッド本体内の湯水が撹拌され、これにより、シャワーヘッド本体内に侵入した空気が排出されやすくなる。このため、止水時においてシャワーヘッド本体内の散水板の背面側に溜まっている空気を少なくすることができる。散水板の背面側に溜まっている空気が多い場合には、長散水孔内に残存している湯水が流出しやすくなるので、外気が長散水孔を通って流入しやすくなるが、背面側に溜まる空気を少なくすることにより、水垂を更に抑制することができる。
【0010】
本発明において、好ましくは、長散水孔は、シャワーヘッド本体の内部方向に散水孔径が拡径されるように構成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、長散水孔は、他の散水孔よりも長さが長く形成されているので、他の散水孔よりも水が長散水孔を通って吐水されにくい。そこで、シャワーヘッド本体の内部方向に散水孔径が拡径されるように長散水孔を構成することにより、水が長散水孔に入りやすく、長散水孔と他の散水孔からの吐水を均一にすることができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の、シャワーヘッドによれば、簡単な構造で、散水孔からの残水の水垂れを抑制することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態によるシャワーヘッドをシャワーヘッド受け部に設置した場合のシャワーヘッド及びシャワーヘッド受け部の断面図である。
【図2】本発明の実施形態によるシャワーヘッドの断面図である。
【図3】本発明の実施形態によるシャワーヘッドに散水板を取り付ける様子を示す分解図である。
【図4】本発明の実施形態による散水板の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態によるシャワーヘッドを説明する。
図1は、本発明の実施形態によるシャワーヘッドをシャワーヘッド受け部に設置した場合のシャワーヘッド及びシャワーヘッド受け部の断面図である。図2は、本発明の実施形態によるシャワーヘッドの断面図である。図3は、本発明の実施形態によるシャワーヘッドに散水板を取り付ける様子を示す分解図である。
【0014】
図1乃至図3に示すように、本発明の実施形態による、シャワーヘッド1は、湯水を先端から吐水させるシャワーヘッド本体2と、シャワーヘッド本体2の通水路4の先端に散水板6とを有する。
シャワーヘッド1は、使用者がシャワーを使用した後に、シャワーヘッド本体2の先端が、シャワーヘッド本体2の根元(給水管10接続側)より上部になるようにシャワーヘッド受け部8に配置されるようになっている。以下、シャワーヘッド本体2の先端とは、シャワーヘッド本体2をシャワーヘッド受け部8に設置した場合のシャワーヘッド受け部8より上部の最遠部とする。
【0015】
シャワーヘッド本体2は、内部に給水管10から散水板6まで連通する通水路4を有する。シャワーヘッド本体2は、内部に通水路4を有する中空形状であり、使用者が持って使用される、或いは、シャワーヘッド受け部8に設置したまま使用される。
通水路4は、シャワーヘッド本体2に接続される給水管10を介して供給された湯水を、シャワーヘッド本体2の給水管10接続側からシャワーヘッド本体2の先端の散水板6まで通水させるように形成される。通水路4は、通水路4を通る湯水がシャワーヘッド本体2の先端の近傍で、散水板6に流入するように、その通水路径が拡がって形成されている。また、通水路4は、湯水を散水板6の吐水方向に向かって方向付けするように、シャワーヘッド本体2の先端の近傍で、通水路4の向きが変化されて(例えば上下逆さにされた「J」の字型のような向きに)形成される。ここでは説明のため、通水路4のうち一部の散水板6背面側の空間を、キャビティ5とする。通水路4が、シャワーヘッド本体2の先端近傍のキャビティ5内でゆるやかに曲がり、シャワーヘッド本体2の先端に湯水の流れを導きやすくなっているので、湯水がシャワーヘッド本体2の散水板6の先端側にも導かれやすくなっている。キャビティ5は、吐水時にキャビティ5内に空気が残存しにくいように湯水を導くことができる形状に形成されている。吐水停止時には、キャビティ5は、湯水が満たされた状態で残存され、湯水が満たされた状態を維持する役割も果たす。
シャワーヘッド受け部8は、壁12に支持部取付けねじ14で固定して設置され、シャワーヘッド本体2又は、シャワーヘッド本体2及びシャワーヘッド本体2と接続された給水管10、をシャワーヘッド本体2の散水板6がシャワーヘッド受け部8より上部になるように、支持するように形成される。
【0016】
図3に示すように、散水板6は、散水板取付けねじ16によって、パッキン18を介してシャワーヘッド本体2に取付けられる。
取付けねじ16は、シャワーヘッド本体2と散水板6の簡便な取り付けを可能にし、散水板6及びパッキン18を容易にメンテナンス可能にしている。
パッキン18は、シャワーヘッド本体2と散水板6の間での水漏れや空気の流入を抑制する。
【0017】
以下に、図4により、本実施形態の散水板6の構造を詳細に説明する。図4は、本発明の実施形態による散水板の斜視図である。
散水板6は、中心部が外側に湾曲した略円盤形状に形成される。散水板6は、シャワーヘッド本体2の先端で通水路4から吐水しようとする方向に向けて配置され、複数の散水孔28を有している。
散水板6は、中心ねじ孔縁部20に貫通したねじ孔22が形成され、ねじ孔22に螺合されるねじ16によってシャワーヘッド本体2に取付けられる。
散水板6は、シャワーヘッド本体2の内部方向の通水路4に面する散水板通水路面24とシャワーヘッド本体2から外側の吐水方向に面する散水板吐水面26とを有する。散水板通水路面24は、散水板吐水面26と概ね平行な湾曲を有する面形状に形成されているが、散水板からの均一な吐水のために異なる傾斜又は平面に形成されてもよい。散水板吐水面26は、その吐水面の中心部がやや球状に隆起して形成されている。
【0018】
散水板6は、散水板6の中心からシャワーヘッド本体2の先端側に広がる扇型の領域が厚く形成されており、それ以外の領域は略一定の厚さに形成されている。他に、散水板6は、シャワーヘッド本体2の先端側に近いほど厚さが厚くなるように形成されていてもよく、散水板6の中心からシャワーヘッド本体2の先端に向かう所定の部分より先端側の厚さが厚く形成されていてもよい。散水板6は、散水板6の厚く形成された部分が通水路4内に向かって突出するように形成されている。散水板6の厚く形成された部分の突出領域は、通水路4から給水されるキャビティ5内の湯水を撹拌させて、キャビティ5内部にある空気を湯水とともに吐水させることができる。さらに、散水板6の一部分のみに厚く形成された領域部分が形成されると、通水路4から給水されるキャビティ5内の湯水が、散水板6の一部分のみに厚く形成された部分に衝突して水流が乱され撹拌されて、キャビティ5内部にある空気を湯水とともに排出させることができる。
【0019】
このように、本実施形態においては、散水板6は上部のみが厚く形成されているが、例えば、散水板全周に亘って外側に向かうほど厚くなるように散水板を形成した場合には、キャビティ内の空気が排出されにくく、止水時にキャビティ内に空気が残りやすくなる。キャビティ内に多量の空気が残ると、外気が散水孔からキャビティ内へ流入しやすくなるので、散水板下部の散水孔からの残水の流出が発生しやすくなる。従って、散水板は、その一部分のみを厚く形成するのが好ましい。
【0020】
散水孔28は、散水板吐水面26側の外部空気と、通水路4とを連通する通路を形成するので、散水孔28に水が満たされている場合は、外部空気の通水路への流入を防ぐ封水のような役割も果たす。
【0021】
散水孔28は、中心ねじ孔縁部20の周りに放射状に多数形成される。散水孔28は、散水板6を散水板通水路面24から散水板吐水面26に厚さ方向に貫通して形成される。散水孔28は散水板6を貫通して形成されるので、散水板6の厚さが厚い領域では、散水板6の厚さが厚くされていない他の領域の散水孔28よりも長さが長く形成された長散水孔30が形成される。
従って、散水板6のシャワーヘッド本体2の先端側に配置された散水孔28は、散水板の厚さに応じて、他の散水孔よりも長さが長く形成された長散水孔30となっている。他の実施形態として、シャワーヘッド本体2の先端側に配置された散水孔28が、外部空気が流入しにくい散水孔形状である場合も含む。
【0022】
長散水孔30は、散水孔28の平均の長さよりも長い散水孔として定義する。長散水孔30の長さは、例えば、散水孔28の長さの約2.5倍、2.0倍及び1.5倍等のように形成される。長散水孔30は、シャワーヘッド本体2の先端に近いほど長さが長く形成されている。長散水孔30は、シャワーヘッド本体2の先端に近いほど長さが長くなるように、散水板6の中心から同心円状に並ぶ長散水孔30の一部を一塊として、同心円環状の階段状の領域に形成されている。長散水孔30の長さを同心円状の階段状に変化させる場合、長散水孔30の長さは、例えば、散水孔28の長さの約2.5倍、2.0倍及び1.5倍等のような3段階の長さに変化させて形成される。長散水孔30は、散水孔28に比べて、長散水孔30内に残存している湯水を散水孔内部に維持しようとする大きな表面張力を有することができる。
【0023】
長散水孔30は、シャワーヘッド本体2の内部方向に散水孔径が拡径されるように構成されている。他の実施形態では、長散水孔30は、シャワーヘッド本体2の内部方向に散水孔径が縮径されるように構成されていてもよい。長散水孔30は、シャワーヘッド本体2の内部方向に散水孔径が縮径されて、散水孔内の残水がシャワーヘッド本体2の内部通水路に流入しにくくなるので、散水孔内の残水の内部通水路への流入に続いて、空気が流入することを抑制しやすくなる。
【0024】
次に、上述した本発明の実施形態によるシャワーヘッド1の作用効果を説明する。
上述した本発明の実施形態によるシャワーヘッド1によれば、止水時において、使用者が先端側を上にしてシャワーヘッド1をシャワーヘッド受け部8に配置すると、シャワーヘッド本体2内の散水板6の裏側(背面側)のキャビティ5内に残存している湯水には、その自重により、散水板6下部の散水孔28から流出しようとする力が働くと共に、湯水の流出と入れ替わりに、散水板6上部の散水孔28、30からは外気がシャワーヘッド本体2のキャビティ5内に流入しようとする。上記のように構成された本実施形態においては、シャワーヘッド本体2の先端側に配置された散水孔30は、他の散水孔28よりも長さが長く形成された長散水孔30として形成されているので、長散水孔30内に残存している湯水を散水孔30内部に維持しようとする表面張力が大きくなる。さらに、長散水孔30内の湯水が、キャビティ5内に向かって引かれても、長散水孔30は散水孔長さが長いので、長散水孔30内に維持されやすい。これにより、散水板6上部に配置された長散水孔30からの外気の侵入が抑制される。これに伴い、散水板6下部の散水孔28から散水板6の裏側のキャビティ5内に残存している湯水が流出し、水垂が発生するのを抑制することができる。
【0025】
上述した本発明の実施形態によるシャワーヘッド1によれば、散水板6は、散水板6の中心からシャワーヘッド本体2の先端側に向かって広がるように配置された扇型の領域が厚く形成されており、この扇型の領域内に長散水孔30が形成されている。このように、散水板6の厚く形成された領域に散水孔を設けることにより長散水孔30が形成されているので、シャワーヘッド1を誤って落下させたときなどの衝撃により、長散水孔30が破損しにくく、耐久性に優れたシャワーヘッドを構成することができる。
【0026】
上述した本発明の実施形態によるシャワーヘッド1によれば、止水時において、使用者が先端側を上にしてシャワーヘッド1をシャワーヘッド受け部8に配置した際、散水孔28内の残水を引き込もうとする力が強くなる先端に近い長散水孔30ほど長さが長く形成されているので、水垂をより効果的に抑制することができる。
また、長散水孔30は、段階的に長さが長くなるように形成されているので、吐水時においてシャワーヘッド本体2内の湯水が撹拌され、これにより、シャワーヘッド本体2内に侵入した空気が排出されやすくなる。このため、止水時においてシャワーヘッド本体2内の散水板6の背面側に溜まっている空気を少なくすることができる。散水板6の背面側に溜まっている空気が多い場合には、長散水孔30内に残存している湯水が流出しやすくなるので、外気が長散水孔30を通って流入しやすくなるが、背面側に溜まる空気を少なくすることにより、水垂を更に抑制することができる。
【0027】
上述した本発明の実施形態によるシャワーヘッド1によれば、長散水孔30は、他の散水孔28よりも長さが長く形成されているので、他の散水孔28よりも水が長散水孔30を通って吐水されにくい。そこで、シャワーヘッド本体2の内部方向に散水孔径が拡径されるように長散水孔30を構成することにより、水が長散水孔30に入りやすく、長散水孔30と他の散水孔28からの吐水を均一にすることができる。
【符号の説明】
【0028】
1 シャワーヘッド
2 シャワーヘッド本体
4 通水路
6 散水板
8 シャワーヘッド受け部
10 給水管
12 壁
18 パッキン
20 孔縁部
22 ねじ孔
24 散水板通水路面
26 散水板吐水面
28 散水孔
30 長散水孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に通水路を有するシャワーヘッド本体と、
前記通水路の先端部に配置され、複数の散水孔が設けられた散水板とを備え、
前記散水板のシャワーヘッド本体の先端側に配置された散水孔は、空気の流入を抑制するように他の散水孔よりも長さが長い長散水孔として形成されていることを特徴とするシャワーヘッド。
【請求項2】
前記散水板は、前記散水板の中心から前記シャワーヘッド本体の先端側に向かって広がるように配置された扇型の領域が厚く形成されており、この扇型の領域内に散水孔を形成することにより、長さの長い長散水孔が構成されている、請求項1に記載のシャワーヘッド。
【請求項3】
前記長散水孔は、前記シャワーヘッド本体の先端に近いものほど段階的に長さが長く形成されている、請求項1又は2に記載のシャワーヘッド。
【請求項4】
前記長散水孔は、シャワーヘッド本体の内部方向に散水孔径が拡径されるように構成されている、請求項1乃至3に記載のシャワーヘッド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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