説明

ショーケース

【課題】商品棚の取り付け位置の変更が容易で、余計な冷気が庫内に導入することがない省エネ効果に優れたショーケースを提供する。
【解決手段】開口部10を有する前面12、断熱壁からなる天面14、背面16、底面18により構成した商品貯蔵庫内をパネル22で仕切ってダクト24を形成し、このダクト24内の冷気を、天面14の冷気吹出口26から吹き出して、底面18の冷気吸込口28より吸込むことで前面開口部10にエアカーテンCを形成する一方、ダクト24内の冷気を背面パネル30の背面吹出口32から庫内20に向けて吹き出すとともに、商品棚34下の棚下ダクト36を通じて棚下吹出口38から吹き出すようにしたオープンショーケースにおいて、背面吹出口32から吹き出す冷気を遮るための遮風装置40を、背面パネル30の前方の棚下ダクト36とその直下の商品棚34との間に設置した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の商品棚が上下多段に設置された商品貯蔵庫の前面開口に、循環冷気によりエアカーテンが形成される多段式のオープンショーケースに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、商品棚下に風道ダクトを設置したショーケースが知られている(例えば、特許文献1参照)。図14に示すように、特許文献1のショーケースでは、棚1の取り付け位置の変更を容易とするため、背面パネル2(仕切板)全面に多数の冷気吹出孔3を穿設している。冷気吹出孔3からの冷気は棚下の風道ダクト4を通じて棚1の前方まで到達するようになっている。しかし、この構造は、風道ダクト4に入らない冷気が庫内5に流入して省エネに反する運転を招くおそれがあった。
【0003】
そこで、余計な冷気が庫内に流入するのを防ぐための構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。図15に示すように、特許文献2のショーケースでは、背面パネル6の後面に開口を有する閉塞板7を設置して一部の冷気吹出孔8を塞ぐことで冷気流入量を抑制するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−300315号公報
【特許文献2】特開平11−257830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記の特許文献2のショーケースは、背面パネル6の後面に閉塞板7をビス9で固定する構造であることから、商品棚1の取り付け位置を変更する際の操作性が低下するおそれがあった。このため、商品棚の取り付け位置の変更が容易で、余計な冷気が庫内に導入することがない省エネ効果に優れた構造の開発が求められていた。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、商品棚の取り付け位置の変更が容易で、余計な冷気が庫内に導入することがない省エネ効果に優れたショーケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係るショーケースは、開口部を有する前面、断熱壁からなる天面、背面および底面により構成した商品貯蔵庫内をパネルで仕切ることによりダクトを形成し、このダクト内の冷気を、天面の前側の冷気吹出口から吹き出して、底面の前側の冷気吸込口より吸込むことで前面の開口部にエアカーテンを形成する一方、前記ダクト内の冷気を、庫内背面側の背面パネルに設けた背面吹出口から庫内の商品棚に向けて吹き出すとともに、商品棚の下側に沿って設けた棚下ダクトを通じて商品棚の前側の棚下吹出口から吹き出すことにより商品棚上の商品を保冷するようにしたオープンショーケースにおいて、背面吹出口から吹き出す冷気を遮るための遮風装置を、背面パネルの前方の棚下ダクトとその直下の商品棚との間に設置したことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項2に係るショーケースは、上述した請求項1において、棚下吹出口に風向板を配設したことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の請求項3に係るショーケースは、上述した請求項1または2において、遮風装置を天面の内パネルとその直下の商品棚との間に設置したことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項4に係るショーケースは、上述した請求項1〜3のいずれか一つにおいて、棚下ダクトの背面パネル側の端部に導風板を設けたことを特徴とする。
【0011】
また、本発明の請求項5に係るショーケースは、上述した請求項1〜4のいずれか一つにおいて、遮風装置の長さを可変としたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明の請求項6に係るショーケースは、上述した請求項1〜5のいずれか一つにおいて、遮風装置をフレキシブル材料で構成し、該遮風装置の端部を固定するための固定手段を設け、該固定手段が、棚板の背面パネル側の端部に設けた商品落下防止フェンスに遮風装置の端部を固定するものであることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の請求項7に係るショーケースは、上述した請求項1〜6のいずれか一つにおいて、背面パネルの背面吹出口を天面近傍にのみ設けたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項8に係るショーケースは、上述した請求項1〜7のいずれか一つにおいて、最下段の商品棚と遮風装置の下端部との間に隙間を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、開口部を有する前面、断熱壁からなる天面、背面および底面により構成した商品貯蔵庫内をパネルで仕切ることによりダクトを形成し、このダクト内の冷気を、天面の前側の冷気吹出口から吹き出して、底面の前側の冷気吸込口より吸込むことで前面の開口部にエアカーテンを形成する一方、前記ダクト内の冷気を、庫内背面側の背面パネルに設けた背面吹出口から庫内の商品棚に向けて吹き出すとともに、商品棚の下側に沿って設けた棚下ダクトを通じて商品棚の前側の棚下吹出口から吹き出すことにより商品棚上の商品を保冷するようにしたオープンショーケースにおいて、背面吹出口から吹き出す冷気を遮るための遮風装置を、背面パネルの前方の棚下ダクトとその直下の商品棚との間に設置した。このため、商品棚の取り付け位置を変更する際は、前面の開口部から商品棚とともに遮風装置もその位置を容易に変更できる。また、遮風装置は背面パネルの前方に設置してあるので、背面吹出口から庫内に直接入り込もうとする冷風を遮風するとともに、この冷風を棚下ダクトに導くことができる。したがって、商品棚の取り付け位置の変更が容易で、余計な冷気が庫内に導入することがない省エネ効果に優れたショーケースを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、本発明の実施例1のショーケースを示す図である。
【図2】図2は、本発明の実施例1の冷気の流れを示す図である。
【図3】図3は、本発明の実施例2のショーケースを示す図である。
【図4】図4は、本発明の実施例2の冷気の流れを示す図であり、図3のA部分の拡大図である。
【図5】図5は、本発明の実施例3のショーケースの遮風装置を示す斜視図である。
【図6】図6は、本発明の実施例3の冷気の流れを示す図である。
【図7】図7は、本発明の実施例4のショーケースの遮風装置を示す斜視図である。
【図8】図8は、本発明の実施例5の冷気の流れを示す図である。
【図9】図9は、本発明の実施例6の冷気の流れを示す図である。
【図10】図10は、本発明の実施例6の変形例の冷気の流れを示す図である。
【図11】図11は、本発明の実施例6の変形例の遮風装置の固定手段の説明図である。
【図12】図12は、本発明の実施例7のショーケースを示す図である。
【図13】図13は、図12のB部分の拡大図である。
【図14】図14は、従来のショーケースの一例を示す断面図である。
【図15】図15は、従来のショーケースの商品棚の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、本発明に係るショーケースの実施の形態(実施例1〜7)を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
【0018】
[実施例1:請求項1〜3に対応]
図1および図2に示すように、本発明に係る実施例1のショーケース100は、開口部10を有する前面12、断熱壁からなる天面14、背面16および底面18により構成した商品貯蔵庫内を内パネル22で仕切ることによりダクト24を形成し、このダクト24内の冷却器70で作った冷気を循環ファン80で送り出し、天面14の前側の冷気吹出口26から吹き出して、底面18の前側の冷気吸込口28より吸込むことで前面12の開口部10にエアカーテンCを形成するオープンショーケースである。
【0019】
このショーケース100は、ダクト24内の冷気を、庫内背面側の背面パネル30に設けた多数の背面吹出口32(長孔)から庫内20に向けて吹き出すとともに、商品棚34の下側に沿って設けた棚下ダクト36を通じて商品棚34の前側の棚下吹出口38から吹き出すことにより商品棚34上の図示しない商品を保冷するように構成してある。さらに、背面吹出口32から吹き出す冷気を遮るための可動式の遮風装置40を、背面パネル30の前方の棚下ダクト36とその直下の商品棚34との間に設置してある。
【0020】
これにより、背面吹出口32から吹き出した冷気は、背面パネル30と棚34、および遮風装置40により囲われる空間D(図2参照)に溜まり、その圧力により確実に棚下ダクト36へ導かれ、棚34の前方より吸込口28方向へ吹出すことが可能となる。
【0021】
このため、商品棚34の取り付け位置を変更する際は、前面12の開口部10から商品棚34とともに遮風装置40もその位置を容易に変更できる。また、遮風装置40は背面パネル30の前方に設置してあるので、背面吹出口32から庫内20に直接入り込もうとする冷風を遮風するとともに、この冷風を棚下ダクト36に導くことができる。したがって、商品棚34の取り付け位置の変更が容易であるとともに、余計な冷気が庫内20に導入することがなくなり、従来よりも省エネ効果を高めることができる。
【0022】
上記の実施の形態において、棚34の前側や棚下吹出口38に風向板42を配設してもよい。これにより、棚下ダクト36を通って吹出された冷気と前面エアカーテンCの干渉が緩和され、よりエアカーテンの乱れが抑制され、省エネ効果が高められる。
【0023】
さらに、遮風装置40を天面14の内パネル22とその直下の商品棚34Aとの間に設置してもよい。これにより、天面14と最上段の商品棚34Aの棚板44間の空間E(図2参照)に背面吹出口32からの冷気を漏らすことなく、最上段の棚下ダクト36Aに冷気を導くことができる。
【0024】
[実施例2:請求項4に対応]
図3および図4に示すように、本発明に係る実施例2のショーケース200は、上記の実施例1で示したショーケースにおいて、棚下ダクト36の背面パネル30側の端部に導風板46を設けたものである。
【0025】
この導風板46は、棚下ダクト36の背面パネル30側の端部を上側の棚板44より長く形成することにより設けることができる。これにより、背面吹出口32から吹き出して下降した冷気の一部は導風板46に衝突するので、冷気を確実に棚下ダクト36内に導くことが可能となる(図4参照)。また、導風板46の長さを変更することにより、導く冷気の量をコントロールすることも可能となる。
【0026】
[実施例3:請求項5に対応]
図5および図6に示すように、本発明に係る実施例3のショーケース300は、上記の実施例1、2で示したショーケースにおいて、遮風装置40の上下方向の長さを可変としたものである。遮風装置40の長さを可変する可変機構48は、図5に示すように、左右両側に上下方向の長孔48aを有する板状の遮風装置40を複数枚部分的に重ね、重なり合う長孔48aに固定部材48bを通して遮風装置40同士を接続固定した機構である。それぞれの遮風装置40を上下移動させることで、装置全体の上下方向長さを伸縮変更することができる。
【0027】
これにより、商品に応じて棚34の取り付け位置を自由に変更したい顧客の要求に対し、棚34と棚34の上下間隔が変わっても、棚34と遮風装置40の隙間F(図6参照)を0ないし一定に保つことが可能となり、隙間Fから庫内へ漏れる冷気量を抑制し、確実に棚下ダクト36に冷気を導くことができる。
【0028】
[実施例4:請求項6に対応]
本発明に係る実施例4のショーケースは、上記の実施例1〜3で示したショーケースにおいて、図7に示すように、遮風装置40をビニールのようなフレキシブルな材料で構成したものである。この場合、上端部40cを回転巻き取り部とし、下端部40aを自由端とするストッパー付きの巻き取り方式で構成することができる。これにより、軽量で、かつ、折り曲げや巻き取りが可能となり、顧客による棚の取り付け位置の変更が容易になる。
【0029】
[実施例5:請求項6に対応]
図8に示すように、本発明に係る実施例5のショーケース500は、上記の実施例4で示したショーケースにおいて、遮風装置40の下端部40aを折り曲げて、磁石50(固定手段)で磁性体からなる棚板44上面に固定するようにしたものである。このようにフレキシブルの遮風装置40を固定することにより、背面パネル30と遮風装置40間にできる風路の幅Gを一定の距離に保つことができ、遮風装置40が揺れ動いて風路を塞ぐような事態を未然に防止することができる。
【0030】
[実施例6:請求項6に対応]
図9に示すように、本発明に係る実施例6のショーケース600は、上記の実施例5で示したショーケースにおいて、棚板44の背面パネル30側の端部に商品落下防止フェンス52を立設し、遮風装置40の下端部40aを磁石50で商品落下防止フェンス52に固定するようにしたものである。商品落下防止フェンス52は、磁性体の棚板44の端部を折り曲げて形成してもよい。
【0031】
これにより、遮風装置40がフレキシブルな材料で構成されても、フェンス52と遮風装置40が固定されるので、商品を確実に棚上に留めることが可能となり、背面パネル30と遮風装置40間にできる風路の幅G(図9参照)を一定の距離に保つことができ、遮風装置40が揺れ動いて風路を塞ぐような事態を未然に防止することができる。
【0032】
また、図10に示すように、遮風装置40の下端部40aにフック40bを設けた態様としてもよい。この場合、図11に示すように、フェンス52に設けた係合孔52aにフック40bを係合することにより遮風装置40を固定してもよい。
【0033】
[実施例7:請求項7、8に対応]
図12および図13に示すように、本発明に係る実施例7のショーケース700は、上記の実施例1〜6で示したショーケースにおいて、背面パネル30の背面吹出口32を天面近傍にのみ設けたものである。この吹出口32は、例えば天面近傍に上下2段に設けるなど複数設けてもよい。
【0034】
これにより、下方向に向かう冷気の流れ(背面流:図13参照)が形成され、導風板46に衝突して各棚34の棚下ダクト36に均等に冷気を導入することが可能となり、各棚の温度が均一化され、図示しない商品の高鮮度化が図れるとともに、温度が高くなる箇所を冷やすために余計なエネルギーを使う必要がなく、省エネ効果を高めることができる。
【0035】
また、最下段の商品棚34B(デッキ)と遮風装置40の下端部40aとの間に隙間H(図12参照)を設けてもよい。これにより、背面流の余計な流量は、隙間Hを通って、外部空間を通らずに吸込口28に吸込まれるため省エネが図れる。隙間Hがないと、必要以上の冷気が棚下ダクト36を通って前面エアカーテンCに衝突するため、乱れが生じて省エネに反する運転となってしまう。
【0036】
また、商品棚34の前端部34aにエアカーテンの気流を通すためのスリット54とフェンス56を設けてもよい。この場合、フェンス56に導光板や照明を設けることができる。棚下ダクト36を通った冷気と前面エアカーテンCの流れの向きは、フェンス56とスリット54によってコントロールされ、さらなる省エネを図ることが可能となる。
【0037】
以上説明したように、本発明によれば、開口部を有する前面、断熱壁からなる天面、背面および底面により構成した商品貯蔵庫内をパネルで仕切ることによりダクトを形成し、このダクト内の冷気を、天面の前側の冷気吹出口から吹き出して、底面の前側の冷気吸込口より吸込むことで前面の開口部にエアカーテンを形成する一方、前記ダクト内の冷気を、庫内背面側の背面パネルに設けた背面吹出口から庫内の商品棚に向けて吹き出すとともに、商品棚の下側に沿って設けた棚下ダクトを通じて商品棚の前側の棚下吹出口から吹き出すことにより商品棚上の商品を保冷するようにしたオープンショーケースにおいて、背面吹出口から吹き出す冷気を遮るための遮風装置を、背面パネルの前方の棚下ダクトとその直下の商品棚との間に設置した。このため、商品棚の取り付け位置を変更する際は、前面の開口部から商品棚とともに遮風装置もその位置を容易に変更できる。また、遮風装置は背面パネルの前方に設置してあるので、背面吹出口から庫内に直接入り込もうとする冷風を遮風するとともに、この冷風を棚下ダクトに導くことができる。したがって、商品棚の取り付け位置の変更が容易で、余計な冷気が庫内に導入することがない省エネ効果に優れたショーケースを提供することができる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
以上のように、本発明に係るショーケースは、複数の商品棚が上下多段に設置された商品貯蔵庫の前面開口にエアカーテンが形成される多段式のオープンショーケースに有用であり、特に、余計な冷気が庫内に流入するのを防いで省エネ効果を高めるのに適している。
【符号の説明】
【0039】
100〜700 ショーケース
10 開口部
12 前面
14 天面
16 背面
18 底面
20 商品貯蔵庫内
22 内パネル
24 ダクト
26 冷気吹出口
28 冷気吸込口
30 背面パネル
32 背面吹出口
34 商品棚
36 棚下ダクト
38 棚下吹出口
40 遮風装置
42 風向板
44 棚板
46 導風板
48 可変機構
50 磁石(固定手段)
52 商品落下防止フェンス
54 スリット
56 フェンス
C エアカーテン
D,E 空間
F,H 隙間
G 幅

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部を有する前面、断熱壁からなる天面、背面および底面により構成した商品貯蔵庫内をパネルで仕切ることによりダクトを形成し、このダクト内の冷気を、天面の前側の冷気吹出口から吹き出して、底面の前側の冷気吸込口より吸込むことで前面の開口部にエアカーテンを形成する一方、前記ダクト内の冷気を、庫内背面側の背面パネルに設けた背面吹出口から庫内の商品棚に向けて吹き出すとともに、商品棚の下側に沿って設けた棚下ダクトを通じて商品棚の前側の棚下吹出口から吹き出すことにより商品棚上の商品を保冷するようにしたオープンショーケースにおいて、
背面吹出口から吹き出す冷気を遮るための遮風装置を、背面パネルの前方の棚下ダクトとその直下の商品棚との間に設置したことを特徴とするショーケース。
【請求項2】
棚下吹出口に風向板を配設したことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
【請求項3】
遮風装置を天面の内パネルとその直下の商品棚との間に設置したことを特徴とする請求項1または2に記載のショーケース。
【請求項4】
棚下ダクトの背面パネル側の端部に導風板を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のショーケース。
【請求項5】
遮風装置の長さを可変としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のショーケース。
【請求項6】
遮風装置をフレキシブル材料で構成し、該遮風装置の端部を固定するための固定手段を設け、該固定手段が、棚板の背面パネル側の端部に設けた商品落下防止フェンスに遮風装置の端部を固定するものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のショーケース。
【請求項7】
背面パネルの背面吹出口を天面近傍にのみ設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のショーケース。
【請求項8】
最下段の商品棚と遮風装置の下端部との間に隙間を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のショーケース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2012−154538(P2012−154538A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−13064(P2011−13064)
【出願日】平成23年1月25日(2011.1.25)
【出願人】(000005234)富士電機株式会社 (3,146)
【Fターム(参考)】