説明

シート搬送装置、及びそれを備えた画像形成装置

【課題】 シートを排出する排出口から異物が侵入した場合においても、装置の破損や画質の低下を防止することのできるシート搬送装置を提供する。
【解決手段】 装置外部にシートを排出する排出手段20と、前記排出手段20と所定間隔の間隙をもって移動可能に配設された移動部材31と、を備えたシート搬送装置であって、前記移動部材31に装置外部から装置内部への力がかかった際に、前記移動部材31が前記排出手段20と前記移動部材31との間の間隔を広げる方向に装置内部へ移動することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート搬送装置に関し、特にシートを排出する排紙ローラを備えたものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、図12に示されるように、画像が形成されたシートを排紙トレイ21に排出する複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置において、排紙トレイ21が傾斜した板状であって、排紙トレイ21の上方が装置外部に対して開放されているものがある。
【0003】
このため、例えばクリップ、ステイプル針等の異物が排紙トレイ21上、あるいは排紙トレイ21に積載されているシート上に落下しやすく、排紙トレイ21の傾斜によって異物が排紙ローラ対20の設けられた排出口から装置内部へ侵入してしまう可能性があった。特に、下側の排紙ローラの回転スペースを確保するために装置カバー30に設けられた切欠きの高さが最も低く、下側排紙ローラの下面の回転方向が装置内部へ向かっているため、切欠きと排紙ローラの下面との間の隙間から装置内部へ異物を引き込み易くなっている。
【0004】
このような異物の装置内部への侵入は、例えば、装置カバー30や排紙ローラ対20を破損させたり、排紙ローラ対20の回転抵抗となるため装置全体の駆動系に影響を与え、画像形成動作に支障をきたして画質の低下を招いたりするおそれがある。
【0005】
上述のような不具合を解決するために、排紙トレイ上に異物が落下しても装置内部へ侵入せぬよう、排紙トレイの上方の開放部分をカバーで覆うものが提案されている(特許文献1参照)。排紙トレイの上面をカバーで覆うことによって排出口からの異物の装置内部への侵入を防ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2002−128365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述したシート搬送装置においては、排紙トレイの上面をカバーで覆っているため、排出されたシートが確認しづらく、排出シートの取り忘れ等の不具合が生じる可能性がある。
【0008】
また、排紙トレイの上面をカバーで覆ってはいるものの、取り外し可能なカバーと装置本体との間には隙間が生じ、カバーと装置本体の隙間から装置内部へ異物が侵入することを完全には防げなかった。
【0009】
そこで本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、シートを排出する排出口から異物が侵入した場合においても、装置の破損や画質の低下を防止することのできるシート搬送装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、装置本体に設けられた装置カバーと、前記装置本体から装置外部にシートを排出する排紙ローラ対と、閉鎖位置において、前記装置外部に露出する面が前記装置カバーと略同一面になるよう、前記排紙ローラ対のローラ周面と所定間隔の隙間をもって配設された揺動カバーと、を備え、前記揺動カバーは、前記装置外部から装置内部へ向かう力により前記閉鎖位置から前記装置内部へ向かって回動して前記ローラ周面と前記揺動カバーとの間の隙間を広げるように揺動可能に設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、揺動カバーに装置外部から装置内部への力がかかった際に、揺動カバーが装置内部へ回動するので、排紙ローラによって揺動カバーとの隙間から異物を装置内部に引き込む力が発生したとしても装置の破損、駆動系への影響を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る画像形成装置の断面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す斜視図
【図3】本発明の第1の実施の形態における揺動カバーの裏面の構成を示す斜視図。
【図4】本発明の第1の実施の形態における揺動カバーの動作を説明する断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態における揺動カバーの動作を説明する断面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態における左カバーの裏面の構成を斜視図。
【図7】本発明の第2の実施の形態における揺動カバーの動作を説明する断面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態における揺動カバーの動作を説明する断面図。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す斜視図。
【図10】本発明の第3の実施の形態における揺動カバーの動作を説明する断面図。
【図11】本発明の第3の実施の形態における揺動カバーの動作を説明する断面図。
【図12】従来例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
(実施例)
図1は本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置を一体的に備えた画像形成装置の構成を示す図である。図1において、1はイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナー現像器10a,10b,10c,10dを備えたフルカラー画像形成装置の装置本体である。
【0014】
パソコンなどの外部機器から出力された画像、若しくは画像読取部2において読み取られた画像は、不図示の制御部で各色毎の光信号に変換され、書き込みユニット7によって光信号に応じたレーザー光がそれぞれの感光体ドラム8のドラム表面に露光される。
【0015】
感光体ドラム8の周りには、感光体ドラム8とともに画像形成部を構成する帯電器9、現像ロータリー10内に構成された各々のトナー現像器(10a,10b,10c,10d)が配置されている。露光によって感光体ドラム8上に形成された静電潜像を、現像ロータリー10を回転させてトナー現像器をその都度切り替える行程を繰り返すことで各色現像し、中間転写ベルト12の上にトナー像を1次転写する。
【0016】
各色、中間転写ベルト12上に画像を重ね合わせた後、中間転写ベルト12からシート上にトナー像を転写するため2次転写部13にシートが搬送される。中間転写ベルト12上の画像位置に合わせるように、カセット14a,14b,14c,あるいはマルチ手差し部15よりシートが繰り出され、レジストローラ16で斜行補正、及びタイミング取りを行った後、2次転写部13に向けて搬送される。
【0017】
その後、2次転写部13で、中間転写ベルト12上に重ね合わされた画像がシート上に2次転写される。2次転写部13を抜けたシートは、定着ユニット6にてトナーが定着され、搬送ローラ18を経て第1分岐部19へと進む。第1分岐部19では、ストレート排紙モード、反転排紙モード、両面モードのうちいずれが選択されているかによって経路が切り替えられる。
【0018】
ストレート排紙モードが選択されている場合、シートは第1分岐部19から排紙ローラ対20へと向かい、排紙トレイ21へ排出される。
【0019】
反転排紙モードが選択されている場合、シートは分岐部19から反転ローラ22方向へ進み、シート後端が分岐部19を通過したところで、反転ローラ22を逆転させ、シート後端を反転後の先端として排紙ローラ対20から排紙トレイ21へ排出させる。
【0020】
両面モードが選択されている場合には、反転排紙モード選択時と同様に、シートは分岐部19から反転ローラ22方向へ向かい、さらに分岐部23を通過後、反転部24でスイッチバックされ、両面パス25へと搬送される。その後、シートは1面目と同様の画像形成を行い、ストレート排紙モード選択時と同じ経路で排紙トレイ21へ排出される。
【0021】
図2は装置を排出側から見た斜視図である。30は装置カバーであり、装置カバー30から排紙ローラ対20が装置外部に露出している。
【0022】
排出手段としての排紙ローラ対20は、ローラ軸201eに設けられた4つのローラ201a,201b,201c,201dと、それぞれのローラに対向する加圧コロ202a,202b,202c,202dから構成される。ローラ201a,201b,201c,201dはゴム等の表面摩擦係数の高い部材でできており、不図示のバネによりローラ方向に加圧された加圧コロ202a,202b,202c,202dとともにシートを挟持搬送する構成になっている。ローラ201a,201b,201c,201dの下方には揺動カバー31a,31b,31c,31dが、異物混入を防止し、ローラの回転スペースを確保するためにローラ周面と所定間隔の隙間をもってそれぞれ配置されている。
【0023】
図3に本発明の第1の実施の形態に係る移動部材である揺動カバー31の構成を示す。図3は装置を内側(図2の裏側)から見た斜視図である。揺動カバー31a,31b,31c,31dとも同一構成であるため、揺動カバー31a1箇所について説明する。なお図3において、揺動カバー31aの取り付け部分のみ装置カバー30側の係止片40を半分にカットし、内部構成がわかりやすくしてある。
【0024】
揺動カバー31aは、排紙ローラ対20のうち駆動ローラ201aの周面との間に、異物の混入を防止しつつ、回転スペースを確保するような所定間隔の隙間を有して揺動可能に設けられている。揺動軸32はローラ201aの周面から遠い側の揺動カバー31aの端部に設けられており、揺動カバー31aがローラ201aの周面との所定間隔の隙間を保った状態から揺動することによってローラ201aの周面との隙間が広がるよう構成される。揺動軸32は、両端が装置カバー30の裏側に設けられた角穴39に揺動可能に支持されており、揺動カバー31aは、装置カバー30との間に設けられたネジリコイルバネ41によりバネ掛け34を介して装置外部方向へ付勢されている。揺動カバー31aに一体的に設けられた爪35,36は、装置カバー30の裏側の係止片40に引っ掛かるようになっており、装置外部方向へ付勢された揺動カバー31aをローラ201aの周面との所定間隔の隙間を保った状態で係止するようになっている。
【0025】
次に、図4、図5に移動部材としての揺動カバー31aの動作を示す。
【0026】
図4に示すように、揺動カバー31aの装置の外部に露出する側の面は装置カバー30と略同一面になるよう、ネジリコイルバネ41の付勢力により、揺動軸32を揺動中心として図中反時計回りに付勢されている。ローラ201と揺動カバー31aの間の隙間付近に異物が接触した場合、異物はローラ201aの回転により、隙間から装置内部に引き込まれる方向に力を受ける。
【0027】
このとき、本実施の形態に係る揺動カバー31aは異物によって装置内部に押し込まれ、図5で示すように、ネジリコイルバネ41の付勢力に抗して図中時計回りに回動する。揺動カバー31aが時計回りに回動することによってローラ周面との間の隙間を広げて異物侵入により受ける力を解放するため、例えば、カバー、ローラ等の装置の破損、駆動系への影響を最小限に抑えることができる。
【0028】
図6〜図8において、本発明の第2の実施の形態を説明する。なお、本実施の形態の基本構成は第1の実施の形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施の形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
【0029】
本実施の形態においては、図6、図7に示すように、移動部材としての揺動カバー31aの裏面に突起部51を設け、揺動カバー31aが回動すると、この突起部51を検知する位置にフォトセンサ52が設けてある。突起部51とフォトセンサ52は検知手段を構成する。
【0030】
第1の実施の形態同様、ローラ201aと揺動カバー31aの間の隙間付近に異物が接触した場合、異物はローラ201aの回転により、隙間から装置内部に引き込まれる方向に力を受ける。図8で示すように、揺動カバー31aは、ネジリコイルバネ41の付勢力に抗して揺動軸32を中心として図中時計方向に回動し、突起部51がフォトセンサ52の受光部を遮光することにより、ローラ201aの回転を停止、若しくは装置全体を停止させる。
【0031】
つまり、第2の実施の形態では、異物侵入により揺動カバー31aが受ける力を解放してやるとともに、揺動カバー31aの回動を検知し、検知結果に応じて電気的に排紙ローラの駆動を停止、若しくは装置全体の駆動を停止する。このため、異物侵入による装置の破損を、第1の実施の形態よりもさらに低く抑えることができる。
【0032】
図9〜図11において、本発明の第3の実施の形態を説明する。なお、本実施の形態の基本構成は前述した実施の形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施の形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した実施の形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
【0033】
前述した第2の実施の形態はフォトセンサを用いて電気的に排紙ローラの回転を停止させるものであったが、第3の実施の形態では電気的ではなく、機械的にローラの回転を停止する構成となっている。
【0034】
図9、図10に示すように、揺動カバー31をローラ201a,201b,201c,201dに対向する位置に設けるだけではなく、ローラ軸201eに対向する位置にもアーム部61,62を設けている。さらに、アーム部61,62の裏側には当接部材としての高摩擦抵抗部材63,64を設けてある。
【0035】
第1、第2の実施の形態と同様、ローラ201aと揺動カバー31aの間の隙間付近に異物が接触した場合、異物はローラ201aの回転により隙間から装置内部に引き込まれる方向に力を受ける。
【0036】
第3の実施の形態では、揺動カバー31aは図11で示すように、高摩擦抵抗部材63,64がローラ軸201eに当接することによりローラ軸201eに負荷をかけ、ローラ201aの回転を停止させる構成となっている。
【0037】
第2の実施の形態では、フォトセンサを用いて電気的にローラを停止させていた。それに対し、第3の実施例では高摩擦抵抗部材とローラ軸を当接させ、ローラ軸にメカ的負荷を付与することによりローラの回転を停止させるため、高価なセンサを用いることなく、低コストで同様の効果を得ることが可能である。
【0038】
なお、負荷によりローラの回転の停止を行う手段としては、例えば排紙ローラ対20を駆動させるモーターがステッピングモーターである場合は、脱調トルクの設定値を予め設定しておけば良い。また、DCモーターである場合は、モーターと排紙ローラ対20の駆動の間にクラッチやトルクリミッタを介在させて、駆動を遮断するトルクを設定しておけばよい。
【0039】
また、本実施の形態では当接部材としての高摩擦抵抗部材63,64を揺動カバー31aの裏面に設けたが、揺動カバー裏面の当接面と軸の両方にノコギリ状の歯を加工しても同様の効果が得られる。互いの当接部に設けられたノコギリ状の歯が噛み合うことにより、ローラ軸にメカ的負荷がかかり、ローラが停止する。当接部材は揺動カバー31aの揺動と連動して移動するものであれば別部材として設けても良い。
【0040】
さらに、当接部材が当接するのはローラ軸に限らない。例えば、直接ローラ周面に当接、あるいはローラと一体的に回転する当接部を設けて該当接部に当接させるようにしてもよい。
【0041】
第1の実施の形態において、揺動カバー31aに接触した異物は、揺動カバー31aの揺動によって揺動カバー31aとともにローラ201aから離れる方向に移動し、装置内部に引き込む力から解放されるためそれ以上装置内部へ侵入することはない。それに対し、第2、3の実施の形態においては、揺動カバー31aの装置内部への揺動に応じてローラ201aの回転が停止するため異物の侵入もそこで停止する。いずれの場合にも排出口近くに異物が留まるため、容易に除去することができる。
【0042】
前述した実施形態では、排紙ローラ対を排出手段として例示したが、異物を装置内部に引き込むような搬送力を発生するものであればよく、例えば搬送ベルトを有するシート搬送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
【0043】
また前述した実施形態では、揺動カバーを移動部材として例示したが、異物を装置内部に引き込むような力が移動部材に作用した際、移動部材が排出手段との間の間隔を広げるよう移動すればよく、例えばレール上を直線的に装置内部に移動してもよい。
【0044】
また前述した実施形態では、駆動ローラとして配設されたローラに対して揺動カバーを設けたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、従動ローラとして設けられた加圧コロに異物が接触した場合、駆動ローラから回転力が伝達される以上、同様の不具合が発生する可能性がある。そのため、加圧コロに対して揺動カバーを設けた場合でも同様の効果を得ることができる。ただし、ローラ間のスリップ等を考えた場合、直接駆動ローラを停止させる方がより確実であり、好ましい。また、排紙トレイ上に落下した異物は排紙トレイの傾斜によって排紙ローラ対に接近するため、排紙ローラ対のうち、排紙トレイに近い側のローラ、あるいは加圧コロに対して揺動カバーを設けるほうがより効果的である。
【0045】
また前述した実施形態では、画像形成装置が一体的に有するシート搬送装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば画像処理装置に対して着脱自在なシート後処理装置であっても良く、該シート後処理装置が一体的に有するシート搬送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
【符号の説明】
【0046】
1 画像形成装置本体
20 排紙ローラ対
201a,201b,201c,201d ローラ
201e ローラ軸
202a,202b,202c,202d 加圧コロ
21 排紙トレイ
30 装置カバー
31(31a,31b,31c,31d) 揺動カバー
32 揺動軸
51 突起部
52 フォトセンサ
61,62 アーム部
63,64 高摩擦抵抗部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置本体に設けられた装置カバーと、
前記装置本体から装置外部にシートを排出する排紙ローラ対と、
閉鎖位置において、前記装置外部に露出する面が前記装置カバーと略同一面になるよう、前記排紙ローラ対のローラ周面と所定間隔の隙間をもって配設された揺動カバーと、を備え、
前記揺動カバーは、前記装置外部から装置内部へ向かう力により前記閉鎖位置から前記装置内部へ向かって回動して前記ローラ周面と前記揺動カバーとの間の隙間を広げるように揺動可能に設けられていることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項2】
前記排紙ローラ対は、ローラ軸に沿って複数のローラを備え、前記揺動カバーは各ローラに対応して複数配設されていることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記排紙ローラ対は、駆動ローラと、前記駆動ローラに対向する加圧コロと、で構成され、前記揺動カバーは、前記駆動ローラ側に配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記装置本体から外部に排出されたシートを積載する排紙トレイを備え、前記揺動カバーは、前記排紙トレイに近いローラ側に配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記揺動カバーは、前記排紙ローラ対から遠い側で揺動可能に軸支され、バネにより前記揺動カバーが前記装置外部方向へ付勢されて前記装置カバーに係合することにより、前記閉鎖位置において前記装置カバーと略同一面に配設されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
シート上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により画像形成されたシートを搬送する請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−232854(P2012−232854A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−195196(P2012−195196)
【出願日】平成24年9月5日(2012.9.5)
【分割の表示】特願2007−123410(P2007−123410)の分割
【原出願日】平成19年5月8日(2007.5.8)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】