シールラベルおよびシールラベル連続体
【目的】 円筒状容器を容易かつ安価にシュリンク包装することができる、シールラベルを提供する。
【構成】 シールラベル10は、細長いテープ状の剥離シート12上に複数枚、連続的かつ間欠的に互いに所定の間隔をあけながら仮着されて準備される。シールラベル10は、熱収縮性の材料からなる細長い短冊状のラベル基材12を含む。このラベル基材12の材料としては、いわゆるシュリンク包装用の材料が用いられ、たとえば一軸延伸PVC(塩化ビニル)、二軸延伸PVC、延伸ポリスチレンフィルム、延伸ポリエチレンフィルム、延伸ポリ塩化ビニリデン、延伸ポリエステル、延伸ポリプロピレンなどが用いられる。
【構成】 シールラベル10は、細長いテープ状の剥離シート12上に複数枚、連続的かつ間欠的に互いに所定の間隔をあけながら仮着されて準備される。シールラベル10は、熱収縮性の材料からなる細長い短冊状のラベル基材12を含む。このラベル基材12の材料としては、いわゆるシュリンク包装用の材料が用いられ、たとえば一軸延伸PVC(塩化ビニル)、二軸延伸PVC、延伸ポリスチレンフィルム、延伸ポリエチレンフィルム、延伸ポリ塩化ビニリデン、延伸ポリエステル、延伸ポリプロピレンなどが用いられる。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシールラベルに関し、特にたとえば、円筒状容器をシュリンク包装するための熱収縮性のシールラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、この発明の背景となる従来のシュリンクキャップの一例を示す斜視図である。また、図12(A)は、図11に示すシュリンクキャップを円筒状容器にかぶせた状態を示す斜視図であり、図12(B)は、そのシュリンクキャップを熱収縮させて円筒状容器2を密封した状態を示す斜視図である。たとえば茶筒などの円筒状容器2は、円筒状の胴体3を含む。胴体3の中心軸方向の一端側の開口部には、蓋4が螺合される。この蓋4と胴体3とに跨がるようにして、シュリンクキャップ1が図12(A)に示すようにかぶせられる。シュリンクキャップ1は、円筒状容器2の蓋4および胴体3よりも少し大きな内径を有するようにプレフォームされて形成される。そして、シュリンクキャップ1は、円筒状容器2の蓋4と胴体3とに跨がるようにしてかぶせられた状態で加熱されることにより、図12(B)に示すように熱収縮し、蓋4および胴体3に密着する。こうして円筒状容器2は、シュリンクキャップ1によって密封され、蓋4が胴体3に簡単にはずれることなく止め付けられる。
【0003】図13は、図11に示すシュリンクキャップ1のプレフォーム工程を示す図解図である。プレフォーム装置100は、コンベア装置102上に円筒状容器の形状に対応した金型104が複数形成される。そして、コンベア装置102上を跨ぐようにして、加熱装置106が配置される。シュリンクキャップ1を形成するためには、筒状のシュリンクフィルム1′が準備される。シュリンクフィルム1′は、手作業で一つづつ金型104にかぶせられる。シュリンクフィルム1′のかぶせられた金型104は、コンベア装置102によって移送され、加熱装置106内を通過する。そして、シュリンクフィルム1′が、加熱装置106によって加熱され予備的に熱収縮されることにより、シュリンクキャップ1が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、図11に示すようなシュリンクキャップ1では、図13に示すようなプレフォーム工程が必要であり、製造に手間とコストがかかる。また、包装すべき円筒状容器に対応した金型104が必要であるため、小ロットの被包装体に対応することができない。また、大がかりなプレフォーム装置100が必要であるため、特定の工場でしかシュリンクキャップ1を製造することができない。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、円筒状容器を、容易かつ安価にシュリンク包装することができる、シールラベルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のシールラベルは、被包装体たる円筒状容器の胴体と蓋とを止め付けて、それらの間の継ぎ目を密封するために、少なくとも継ぎ目の長さよりも長く形成されたラベル基材と、ラベル基材を円筒状容器にぐるりと巻き付けるようにして仮着するためにラベル基材の裏面に形成された貼付剤層とを含み、ラベル基材は、円筒状容器をシュリンク包装するために、熱収縮性材料から形成される、シールラベルである。
【0007】請求項2のシールラベルは、ラベル基材が、その長手方向へ一軸延伸されたプラスチックフィルムから形成される、シールラベルである。
【0008】請求項3のシールラベルは、ラベル基材を円筒状容器からの剥離の際につまみ持つことができるように、ラベル基材の幅方向外側へ突き出すように形成されたつまみ片を含む、シールラベルである。
【0009】請求項4のシールラベルは、ラベル基材にその略長手方向に連続的かつ間欠的な切れ目が形成される、シールラベルである。
【0010】請求項5のシールラベルは、ラベル基材には、その略幅方向に連続的かつ間欠的な切れ目が形成される、シールラベルである。
【0011】請求項6のシールラベルは、ラベル基材の裏面には、その長手方向に延びる端縁に沿って非貼付層が形成される、シールラベルである。
【0012】請求項7のシールラベルは、複数枚のシールラベルが細長いテープ状の剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着され、その剥離シートがロール状に巻き取られてなる、シールラベル連続体である。
【0013】請求項8のシールラベルは、剥離シートが、少なくともシールラベルの幅長よりも幅広い幅長を有する剥離シート基材と、剥離シート基材の表面に形成され、シールラベルを仮着保持するための剥離剤層とを含む、シールラベル連続体である。
【0014】
【作用】請求項1のシールラベルでは、ラベル基材が少なくとも円筒状容器の胴体と蓋との継ぎ目の長さよりも長く形成されているので、その胴体と蓋との継ぎ目の上にぐるりと巻き付けるようにして仮着することができ、その後、加熱することにより、円筒状容器をシュリンク包装することができる。このシールラベルによれば、その長さよりも短い胴周を有する円筒状容器であれば、その大小を問わずシュリンク包装することができる。
【0015】請求項2のシールラベルでは、加熱した際にラベル基材が長手方向に収縮する。したがって、シールラベルの長手方向を円筒状容器にぐるりと巻き付けるようにして仮着した後、加熱することにより、シールラベルは円筒状容器を締めつけるようにしてその胴周方向に収縮し、円筒状容器の継ぎ目を確実に密封する。
【0016】請求項3のシールラベルでは、シールラベルによって円筒状容器をシュリンク包装した後、円筒状容器を開封する際に、つまみ片をつまみ持って引っ張ることにより、シールラベルを引きちぎることができ、開封が容易になる。
【0017】請求項4のシールラベルでは、円筒状容器を開封する際に、長手方向に連続的かつ間欠的に形成された切れ目に沿って、長手方向にシールラベルを切断することができ開封が容易になる。
【0018】請求項5のシールラベルでは、円筒状容器を開封する際に、幅方向に連続的かつ間欠的に形成された切れ目に沿って、幅方向にシールラベルを切断することができ開封が容易になる。
【0019】また、シールラベルを円筒状容器にぐるりと巻き付けるようにして貼付し、熱収縮させた後、シールラベルの裏面の長手方向に延びる一端縁が円筒状容器に貼付されずに円筒状容器の表面から離れて残る場合がある。この部分に貼付剤層があると、ごみなどが付着して美感を害し、特に、被包装体が食品などを収納する円筒状容器である場合には、衛生上の問題がある。そこで、請求項6のシールラベルでは、ラベル基材の裏面の長手方向に延びる端縁に沿って形成された非貼付層には、初めから貼付力が付与されない。被貼付層には、ごみなどが付着しないため、美感が害されず衛生上の問題も生じない。
【0020】請求項7のシールラベル連続体では、複数枚のシールラベルが細長いテープ状の剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着され、その剥離シートがロール状に巻き取られて形成される。そのため、複数枚のシールラベルを、連続的かつ間欠的に被包装体に対して供給することができる。また、複数枚のシールラベルの持ち運びや取扱いも容易になる。
【0021】請求項8のシールラベル連続体では、剥離シート基材上の剥離剤層上に、シールラベルが仮着保持される。
【0022】
【発明の効果】この発明にかかるシールラベルによれば、円筒状容器に巻き付けるようにして仮着し加熱するだけでよいので、円筒状容器を容易にシュリンク包装することができる。また、従来のようなプレフォーム工程が不要である。そのため、このシールラベルは、包装すべき円筒状容器の形状に合わせた金型を準備する必要が無く、安価に製造することができる。また、この発明のシールラベルは、小ロットのシュリンク包装に適しており、多品種小量生産への対応が容易である。
【0023】この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0024】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す平面図であり、図2はその線II−IIにおける断面図である。この実施例のシールラベル10は、細長いテープ状の剥離シート12上に複数枚、連続的かつ間欠的に互いに所定の間隔をあけながら仮着されて準備される。シールラベル10は、熱収縮性の材料からなる細長い略短冊状のラベル基材12を含む。このラベル基材12の材料としては、いわゆるシュリンク包装用の材料が用いられ、たとえば一軸延伸PVC(塩化ビニル)、二軸延伸PVC、延伸ポリスチレンフィルム、延伸ポリエチレンフィルム、延伸ポリ塩化ビニリデン、延伸ポリエステル、延伸ポリプロピレンなどを用いることが可能である。この実施例では、特に、長手方向に一軸延伸したPVCフィルムを用いた。これは、この実施例のシールラベル10を、その長手方向、すなわち円筒状容器2の胴周方向に収縮可能に形成するためである。
【0025】ラベル基材12の長手方向一端近傍には、略矩形の撮み片14が幅方向に突き出すようにして一体に形成される。この撮み片14は、シールラベル10を円筒状容器2に貼付した後、剥離する際につまみ持つことができるようにして、シールラベル10を円筒状容器2から剥離しやすくするためのものである。また、この実施例のラベル基材12の表面には、たとえば文字、模様、記号などを表示するための印刷層16が形成される。また、この実施例のラベル基材12の撮み片14の表面には、黒色に印刷された黒色印刷層18が形成される。これはシールラベル10を光学センサで検知する場合に、検知しやすくするためのものである。
【0026】また、ラベル基材12の裏面の幅方向一端側には、たとえば白色インキを印刷することにより、非貼付層20が形成される。この非貼付層20は、包装すべき円筒状容器2に貼付することが予定されていない部分であり、シュリンク包装後にごみ等が付着しないように、初めから貼付剤が付与されていない。非貼付層20は、図8に示すように、シュリンク包装後、蓋4の上に突き出すようにして配置される。なお、非貼付層20は、後述する感圧貼付剤層22を形成した上に、貼付力を有しないたとえば白色インキを印刷するなどして形成してもよい。
【0027】ラベル基材12の裏面の幅方向他端側には、感圧貼付剤層22が形成される。この実施例のシールラベル10の感圧貼付剤層22は、少なくとも円筒状容器2に仮着することができ、かつ熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力の貼付剤をコーティングすることにより形成される。このような貼付剤としては、たとえばアクリル系粘着剤が用いられる。
【0028】また、ラベル基材12および印刷層16を厚み方向に貫通するようにして、たとえば2つの連続的かつ間欠的な切れ目24が形成される。2つの切れ目24は、図1に示すようにシールラベル10の長手方向の一端から他端にわたって形成される。これらの切れ目24は、シールラベル10を切断しやすくするためのものである。
【0029】このシールラベル10は、たとえばダイロールなどにより型抜きされて形成される。この実施例では、シールラベル10の長さは、シュリンク包装すべき円筒状容器2の胴周の長さよりも長くなるように形成される。したがって、シールラベル10の長さよりも短い胴周の円筒状容器2であれば、このシールラベル10によってシュリンク包装することができる。
【0030】このシールラベル10は、剥離シート26の上に、長手方向に互いに所定の間隔をおきながら複数枚、連続的にかつ間欠的に仮着される。間欠的に仮着するのは、たとえばラベル貼付装置などでシールラベル10を機械的に剥離する場合に、剥離しやすくするためのものである。
【0031】また、剥離シート26は、たとえば紙などからなる細長いテープ状の剥離シート基材28を含む。剥離シート基材28は、シートラベル10の幅長よりも幅広い幅長に形成される。剥離シート基材28の上には、たとえばシリコーンなどの剥離剤が塗布されて剥離剤層30が形成される。こうして、シールラベル10が仮着された剥離シート26は、図3に示すようにロール状に巻き取られてシールラベル連続体32として準備される。
【0032】さらに、図4〜図7を参照しながら、シールラベル10の貼付状況を説明する。この実施例が適用される円筒状容器2の蓋4は、いわゆるキャップ型であり、胴体3に嵌合される。そして、シールラベル10は、胴体3と蓋4との継ぎ目に沿うようにして、ぐるりと巻き付くようにして貼付される。この場合、図4に示すように、シールラベル10の幅方向略中央部が、ほぼ円筒状容器2の胴体3の一端縁に沿うように貼付される。したがって、シールラベル10の幅方向略一端側は、胴体3および蓋4の端部に貼付され、幅方向他端側は、外側へ突き出るようにして配置される。
【0033】シールラベル10がぐるりと貼付された後、図5に示すように、加熱装置34によって、熱風が吹きつけられてシールラベル10の加熱が開始される。この場合、円筒状容器は、図5に実線の矢印で示すように回転されながら加熱される。すると、図6に示すように、シールラベル10は、熱せられた部分から熱収縮を始める。この場合、シールラベル10は、その幅方向略中央部で蓋4方向へ折れ込むようにして熱収縮する。この実施例では、シールラベル10がその長手方向に一軸延伸されたPVCフィルムを用いて形成されるので、加熱によりその長手方向に熱収縮し、円筒状容器2の継ぎ目に密着することとなる。充分に熱収縮した後、加熱および回転を停止させることによりシールラベル10は、円筒状容器2の胴体3および蓋4の継ぎ目近傍の形状にフィットした形のまま冷却固化する。こうして、図7および図8に示すように、シールラベル10によるシュリンク包装が完成することとなる。
【0034】このように、このシールラベル10によれば、従来のようなプレフォーム工程が不要で、誰にでも容易にシュリンク包装をすることができる。そして、熱収縮性のシールラベル10によって、円筒状容器2の蓋4と胴体3とを、簡単にはずれることのないよう止め付け、しかも円筒状容器2を略密封することができる。また、この実施例のシールラベル10は、異なる形状や大きさの円筒状容器に適用することができるため汎用性が高い。そのため、小ロットのシュリンク包装に適しており、多品種小量生産への対応が容易である。
【0035】図9は、この発明の他の実施例を示す平面図である。図9に示すシールラベル10は、図1に示すシールラベルに比べて、印刷層が形成されていない。そして、連続的かつ間欠的な切れ目が、撮み片14の近傍から幅方向斜めに延びるように形成される。また、このシールラベル10は、包装すべき円筒状容器2の蓋4と胴体3との大きさに応じて、幅長が幅広く形成される。図9に示すシールラベル10によれば、図10に示すように円筒状容器2をシュリンク包装することができる。図10に示す円筒状容器2は、胴体3に蓋4が螺合されている。そして、図9に示すシールラベル10によれば、図10に示すように、蓋4の上面から蓋4の側面および胴体3の側面までを包みこむようにして、シールラベル10によって密封することができる。この場合にも、図1に示す実施例と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のシールラベルを示す平面図である。
【図2】図1の線II−IIにおける断面図である。
【図3】図1に示すシールラベルのシールラベル連続体を示す斜視図である。
【図4】図1に示すシールラベルが巻き付けられるようにして貼付される状態を示す図解図である。
【図5】図1に示すシールラベルが加熱される状態を示す図解図である。
【図6】図1に示すシールラベルが熱収縮する状態を示す図解図である。
【図7】図1に示すシールラベルが熱収縮してシュリンク包装が完了した状態を示す図解図である。
【図8】図7の線VIII−VIIIにおける断面図である。
【図9】この発明の他の実施例を示す平面図である。
【図10】図9に示す実施例によって円筒状容器がシュリンク包装された状態を示す図解図である。
【図11】この発明の背景となる従来のシュリンクキャップの一例を示す斜視図である。
【図12】(A)は、図11に示すシュリンクキャップを円筒状容器にかぶせた状態を示す斜視図であり、(B)は、そのシュリンクキャップを熱収縮させて円筒状容器2を密封した状態を示す斜視図である。
【図13】図13は、図11に示すシュリンクキャップのプレフォーム工程を示す図解図である。
【符号の説明】
2 円筒状容器
3 胴体
4 蓋
10 シールラベル
12 剥離シート
14 撮み片
16 印刷層
18 黒色印刷層
20 非貼付層
22 感圧貼付剤層
24 切れ目
26 剥離シート
28 剥離シート基材
30 剥離剤層
32 シールラベル連続体
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシールラベルに関し、特にたとえば、円筒状容器をシュリンク包装するための熱収縮性のシールラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、この発明の背景となる従来のシュリンクキャップの一例を示す斜視図である。また、図12(A)は、図11に示すシュリンクキャップを円筒状容器にかぶせた状態を示す斜視図であり、図12(B)は、そのシュリンクキャップを熱収縮させて円筒状容器2を密封した状態を示す斜視図である。たとえば茶筒などの円筒状容器2は、円筒状の胴体3を含む。胴体3の中心軸方向の一端側の開口部には、蓋4が螺合される。この蓋4と胴体3とに跨がるようにして、シュリンクキャップ1が図12(A)に示すようにかぶせられる。シュリンクキャップ1は、円筒状容器2の蓋4および胴体3よりも少し大きな内径を有するようにプレフォームされて形成される。そして、シュリンクキャップ1は、円筒状容器2の蓋4と胴体3とに跨がるようにしてかぶせられた状態で加熱されることにより、図12(B)に示すように熱収縮し、蓋4および胴体3に密着する。こうして円筒状容器2は、シュリンクキャップ1によって密封され、蓋4が胴体3に簡単にはずれることなく止め付けられる。
【0003】図13は、図11に示すシュリンクキャップ1のプレフォーム工程を示す図解図である。プレフォーム装置100は、コンベア装置102上に円筒状容器の形状に対応した金型104が複数形成される。そして、コンベア装置102上を跨ぐようにして、加熱装置106が配置される。シュリンクキャップ1を形成するためには、筒状のシュリンクフィルム1′が準備される。シュリンクフィルム1′は、手作業で一つづつ金型104にかぶせられる。シュリンクフィルム1′のかぶせられた金型104は、コンベア装置102によって移送され、加熱装置106内を通過する。そして、シュリンクフィルム1′が、加熱装置106によって加熱され予備的に熱収縮されることにより、シュリンクキャップ1が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、図11に示すようなシュリンクキャップ1では、図13に示すようなプレフォーム工程が必要であり、製造に手間とコストがかかる。また、包装すべき円筒状容器に対応した金型104が必要であるため、小ロットの被包装体に対応することができない。また、大がかりなプレフォーム装置100が必要であるため、特定の工場でしかシュリンクキャップ1を製造することができない。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、円筒状容器を、容易かつ安価にシュリンク包装することができる、シールラベルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のシールラベルは、被包装体たる円筒状容器の胴体と蓋とを止め付けて、それらの間の継ぎ目を密封するために、少なくとも継ぎ目の長さよりも長く形成されたラベル基材と、ラベル基材を円筒状容器にぐるりと巻き付けるようにして仮着するためにラベル基材の裏面に形成された貼付剤層とを含み、ラベル基材は、円筒状容器をシュリンク包装するために、熱収縮性材料から形成される、シールラベルである。
【0007】請求項2のシールラベルは、ラベル基材が、その長手方向へ一軸延伸されたプラスチックフィルムから形成される、シールラベルである。
【0008】請求項3のシールラベルは、ラベル基材を円筒状容器からの剥離の際につまみ持つことができるように、ラベル基材の幅方向外側へ突き出すように形成されたつまみ片を含む、シールラベルである。
【0009】請求項4のシールラベルは、ラベル基材にその略長手方向に連続的かつ間欠的な切れ目が形成される、シールラベルである。
【0010】請求項5のシールラベルは、ラベル基材には、その略幅方向に連続的かつ間欠的な切れ目が形成される、シールラベルである。
【0011】請求項6のシールラベルは、ラベル基材の裏面には、その長手方向に延びる端縁に沿って非貼付層が形成される、シールラベルである。
【0012】請求項7のシールラベルは、複数枚のシールラベルが細長いテープ状の剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着され、その剥離シートがロール状に巻き取られてなる、シールラベル連続体である。
【0013】請求項8のシールラベルは、剥離シートが、少なくともシールラベルの幅長よりも幅広い幅長を有する剥離シート基材と、剥離シート基材の表面に形成され、シールラベルを仮着保持するための剥離剤層とを含む、シールラベル連続体である。
【0014】
【作用】請求項1のシールラベルでは、ラベル基材が少なくとも円筒状容器の胴体と蓋との継ぎ目の長さよりも長く形成されているので、その胴体と蓋との継ぎ目の上にぐるりと巻き付けるようにして仮着することができ、その後、加熱することにより、円筒状容器をシュリンク包装することができる。このシールラベルによれば、その長さよりも短い胴周を有する円筒状容器であれば、その大小を問わずシュリンク包装することができる。
【0015】請求項2のシールラベルでは、加熱した際にラベル基材が長手方向に収縮する。したがって、シールラベルの長手方向を円筒状容器にぐるりと巻き付けるようにして仮着した後、加熱することにより、シールラベルは円筒状容器を締めつけるようにしてその胴周方向に収縮し、円筒状容器の継ぎ目を確実に密封する。
【0016】請求項3のシールラベルでは、シールラベルによって円筒状容器をシュリンク包装した後、円筒状容器を開封する際に、つまみ片をつまみ持って引っ張ることにより、シールラベルを引きちぎることができ、開封が容易になる。
【0017】請求項4のシールラベルでは、円筒状容器を開封する際に、長手方向に連続的かつ間欠的に形成された切れ目に沿って、長手方向にシールラベルを切断することができ開封が容易になる。
【0018】請求項5のシールラベルでは、円筒状容器を開封する際に、幅方向に連続的かつ間欠的に形成された切れ目に沿って、幅方向にシールラベルを切断することができ開封が容易になる。
【0019】また、シールラベルを円筒状容器にぐるりと巻き付けるようにして貼付し、熱収縮させた後、シールラベルの裏面の長手方向に延びる一端縁が円筒状容器に貼付されずに円筒状容器の表面から離れて残る場合がある。この部分に貼付剤層があると、ごみなどが付着して美感を害し、特に、被包装体が食品などを収納する円筒状容器である場合には、衛生上の問題がある。そこで、請求項6のシールラベルでは、ラベル基材の裏面の長手方向に延びる端縁に沿って形成された非貼付層には、初めから貼付力が付与されない。被貼付層には、ごみなどが付着しないため、美感が害されず衛生上の問題も生じない。
【0020】請求項7のシールラベル連続体では、複数枚のシールラベルが細長いテープ状の剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着され、その剥離シートがロール状に巻き取られて形成される。そのため、複数枚のシールラベルを、連続的かつ間欠的に被包装体に対して供給することができる。また、複数枚のシールラベルの持ち運びや取扱いも容易になる。
【0021】請求項8のシールラベル連続体では、剥離シート基材上の剥離剤層上に、シールラベルが仮着保持される。
【0022】
【発明の効果】この発明にかかるシールラベルによれば、円筒状容器に巻き付けるようにして仮着し加熱するだけでよいので、円筒状容器を容易にシュリンク包装することができる。また、従来のようなプレフォーム工程が不要である。そのため、このシールラベルは、包装すべき円筒状容器の形状に合わせた金型を準備する必要が無く、安価に製造することができる。また、この発明のシールラベルは、小ロットのシュリンク包装に適しており、多品種小量生産への対応が容易である。
【0023】この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0024】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す平面図であり、図2はその線II−IIにおける断面図である。この実施例のシールラベル10は、細長いテープ状の剥離シート12上に複数枚、連続的かつ間欠的に互いに所定の間隔をあけながら仮着されて準備される。シールラベル10は、熱収縮性の材料からなる細長い略短冊状のラベル基材12を含む。このラベル基材12の材料としては、いわゆるシュリンク包装用の材料が用いられ、たとえば一軸延伸PVC(塩化ビニル)、二軸延伸PVC、延伸ポリスチレンフィルム、延伸ポリエチレンフィルム、延伸ポリ塩化ビニリデン、延伸ポリエステル、延伸ポリプロピレンなどを用いることが可能である。この実施例では、特に、長手方向に一軸延伸したPVCフィルムを用いた。これは、この実施例のシールラベル10を、その長手方向、すなわち円筒状容器2の胴周方向に収縮可能に形成するためである。
【0025】ラベル基材12の長手方向一端近傍には、略矩形の撮み片14が幅方向に突き出すようにして一体に形成される。この撮み片14は、シールラベル10を円筒状容器2に貼付した後、剥離する際につまみ持つことができるようにして、シールラベル10を円筒状容器2から剥離しやすくするためのものである。また、この実施例のラベル基材12の表面には、たとえば文字、模様、記号などを表示するための印刷層16が形成される。また、この実施例のラベル基材12の撮み片14の表面には、黒色に印刷された黒色印刷層18が形成される。これはシールラベル10を光学センサで検知する場合に、検知しやすくするためのものである。
【0026】また、ラベル基材12の裏面の幅方向一端側には、たとえば白色インキを印刷することにより、非貼付層20が形成される。この非貼付層20は、包装すべき円筒状容器2に貼付することが予定されていない部分であり、シュリンク包装後にごみ等が付着しないように、初めから貼付剤が付与されていない。非貼付層20は、図8に示すように、シュリンク包装後、蓋4の上に突き出すようにして配置される。なお、非貼付層20は、後述する感圧貼付剤層22を形成した上に、貼付力を有しないたとえば白色インキを印刷するなどして形成してもよい。
【0027】ラベル基材12の裏面の幅方向他端側には、感圧貼付剤層22が形成される。この実施例のシールラベル10の感圧貼付剤層22は、少なくとも円筒状容器2に仮着することができ、かつ熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力の貼付剤をコーティングすることにより形成される。このような貼付剤としては、たとえばアクリル系粘着剤が用いられる。
【0028】また、ラベル基材12および印刷層16を厚み方向に貫通するようにして、たとえば2つの連続的かつ間欠的な切れ目24が形成される。2つの切れ目24は、図1に示すようにシールラベル10の長手方向の一端から他端にわたって形成される。これらの切れ目24は、シールラベル10を切断しやすくするためのものである。
【0029】このシールラベル10は、たとえばダイロールなどにより型抜きされて形成される。この実施例では、シールラベル10の長さは、シュリンク包装すべき円筒状容器2の胴周の長さよりも長くなるように形成される。したがって、シールラベル10の長さよりも短い胴周の円筒状容器2であれば、このシールラベル10によってシュリンク包装することができる。
【0030】このシールラベル10は、剥離シート26の上に、長手方向に互いに所定の間隔をおきながら複数枚、連続的にかつ間欠的に仮着される。間欠的に仮着するのは、たとえばラベル貼付装置などでシールラベル10を機械的に剥離する場合に、剥離しやすくするためのものである。
【0031】また、剥離シート26は、たとえば紙などからなる細長いテープ状の剥離シート基材28を含む。剥離シート基材28は、シートラベル10の幅長よりも幅広い幅長に形成される。剥離シート基材28の上には、たとえばシリコーンなどの剥離剤が塗布されて剥離剤層30が形成される。こうして、シールラベル10が仮着された剥離シート26は、図3に示すようにロール状に巻き取られてシールラベル連続体32として準備される。
【0032】さらに、図4〜図7を参照しながら、シールラベル10の貼付状況を説明する。この実施例が適用される円筒状容器2の蓋4は、いわゆるキャップ型であり、胴体3に嵌合される。そして、シールラベル10は、胴体3と蓋4との継ぎ目に沿うようにして、ぐるりと巻き付くようにして貼付される。この場合、図4に示すように、シールラベル10の幅方向略中央部が、ほぼ円筒状容器2の胴体3の一端縁に沿うように貼付される。したがって、シールラベル10の幅方向略一端側は、胴体3および蓋4の端部に貼付され、幅方向他端側は、外側へ突き出るようにして配置される。
【0033】シールラベル10がぐるりと貼付された後、図5に示すように、加熱装置34によって、熱風が吹きつけられてシールラベル10の加熱が開始される。この場合、円筒状容器は、図5に実線の矢印で示すように回転されながら加熱される。すると、図6に示すように、シールラベル10は、熱せられた部分から熱収縮を始める。この場合、シールラベル10は、その幅方向略中央部で蓋4方向へ折れ込むようにして熱収縮する。この実施例では、シールラベル10がその長手方向に一軸延伸されたPVCフィルムを用いて形成されるので、加熱によりその長手方向に熱収縮し、円筒状容器2の継ぎ目に密着することとなる。充分に熱収縮した後、加熱および回転を停止させることによりシールラベル10は、円筒状容器2の胴体3および蓋4の継ぎ目近傍の形状にフィットした形のまま冷却固化する。こうして、図7および図8に示すように、シールラベル10によるシュリンク包装が完成することとなる。
【0034】このように、このシールラベル10によれば、従来のようなプレフォーム工程が不要で、誰にでも容易にシュリンク包装をすることができる。そして、熱収縮性のシールラベル10によって、円筒状容器2の蓋4と胴体3とを、簡単にはずれることのないよう止め付け、しかも円筒状容器2を略密封することができる。また、この実施例のシールラベル10は、異なる形状や大きさの円筒状容器に適用することができるため汎用性が高い。そのため、小ロットのシュリンク包装に適しており、多品種小量生産への対応が容易である。
【0035】図9は、この発明の他の実施例を示す平面図である。図9に示すシールラベル10は、図1に示すシールラベルに比べて、印刷層が形成されていない。そして、連続的かつ間欠的な切れ目が、撮み片14の近傍から幅方向斜めに延びるように形成される。また、このシールラベル10は、包装すべき円筒状容器2の蓋4と胴体3との大きさに応じて、幅長が幅広く形成される。図9に示すシールラベル10によれば、図10に示すように円筒状容器2をシュリンク包装することができる。図10に示す円筒状容器2は、胴体3に蓋4が螺合されている。そして、図9に示すシールラベル10によれば、図10に示すように、蓋4の上面から蓋4の側面および胴体3の側面までを包みこむようにして、シールラベル10によって密封することができる。この場合にも、図1に示す実施例と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のシールラベルを示す平面図である。
【図2】図1の線II−IIにおける断面図である。
【図3】図1に示すシールラベルのシールラベル連続体を示す斜視図である。
【図4】図1に示すシールラベルが巻き付けられるようにして貼付される状態を示す図解図である。
【図5】図1に示すシールラベルが加熱される状態を示す図解図である。
【図6】図1に示すシールラベルが熱収縮する状態を示す図解図である。
【図7】図1に示すシールラベルが熱収縮してシュリンク包装が完了した状態を示す図解図である。
【図8】図7の線VIII−VIIIにおける断面図である。
【図9】この発明の他の実施例を示す平面図である。
【図10】図9に示す実施例によって円筒状容器がシュリンク包装された状態を示す図解図である。
【図11】この発明の背景となる従来のシュリンクキャップの一例を示す斜視図である。
【図12】(A)は、図11に示すシュリンクキャップを円筒状容器にかぶせた状態を示す斜視図であり、(B)は、そのシュリンクキャップを熱収縮させて円筒状容器2を密封した状態を示す斜視図である。
【図13】図13は、図11に示すシュリンクキャップのプレフォーム工程を示す図解図である。
【符号の説明】
2 円筒状容器
3 胴体
4 蓋
10 シールラベル
12 剥離シート
14 撮み片
16 印刷層
18 黒色印刷層
20 非貼付層
22 感圧貼付剤層
24 切れ目
26 剥離シート
28 剥離シート基材
30 剥離剤層
32 シールラベル連続体
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被包装体たる円筒状容器の胴体と蓋とを止め付けて、それらの間の継ぎ目を密封するために、少なくとも前記継ぎ目の長さよりも長く形成されたラベル基材、および前記ラベル基材を前記円筒状容器にぐるりと巻き付けるようにして仮着するために前記ラベル基材の裏面に形成された貼付剤層を含み、前記ラベル基材は、前記円筒状容器をシュリンク包装するために、熱収縮性材料から形成される、シールラベル。
【請求項2】 前記ラベル基材は、その長手方向へ一軸延伸されたプラスチックフィルムから形成される、請求項1に記載のシールラベル。
【請求項3】 前記ラベル基材を前記円筒状容器からの剥離の際につまみ持つことができるように、前記ラベル基材の幅方向外側へ突き出すように形成されたつまみ片を含む、請求項1または請求項2に記載のシールラベル。
【請求項4】 前記ラベル基材には、その略長手方向に連続的かつ間欠的な切れ目が形成される、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシールラベル。
【請求項5】 前記ラベル基材には、その略幅方向に連続的かつ間欠的な切れ目が形成される、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のシールラベル。
【請求項6】 前記ラベル基材の裏面には、その長手方向に延びる端縁に沿って非貼付層が形成される、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のシールラベル。
【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のシールラベルが、複数枚、細長いテープ状の剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着され、その剥離シートがロール状に巻き取られてなる、シールラベル連続体。
【請求項8】 前記剥離シートは、少なくとも前記シールラベルの幅長よりも幅広い幅長を有する剥離シート基材、および前記剥離シート基材の表面に形成され、前記シールラベルを仮着保持するための剥離剤層を含む、請求項7に記載のシールラベル連続体。
【請求項1】 被包装体たる円筒状容器の胴体と蓋とを止め付けて、それらの間の継ぎ目を密封するために、少なくとも前記継ぎ目の長さよりも長く形成されたラベル基材、および前記ラベル基材を前記円筒状容器にぐるりと巻き付けるようにして仮着するために前記ラベル基材の裏面に形成された貼付剤層を含み、前記ラベル基材は、前記円筒状容器をシュリンク包装するために、熱収縮性材料から形成される、シールラベル。
【請求項2】 前記ラベル基材は、その長手方向へ一軸延伸されたプラスチックフィルムから形成される、請求項1に記載のシールラベル。
【請求項3】 前記ラベル基材を前記円筒状容器からの剥離の際につまみ持つことができるように、前記ラベル基材の幅方向外側へ突き出すように形成されたつまみ片を含む、請求項1または請求項2に記載のシールラベル。
【請求項4】 前記ラベル基材には、その略長手方向に連続的かつ間欠的な切れ目が形成される、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシールラベル。
【請求項5】 前記ラベル基材には、その略幅方向に連続的かつ間欠的な切れ目が形成される、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のシールラベル。
【請求項6】 前記ラベル基材の裏面には、その長手方向に延びる端縁に沿って非貼付層が形成される、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のシールラベル。
【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のシールラベルが、複数枚、細長いテープ状の剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着され、その剥離シートがロール状に巻き取られてなる、シールラベル連続体。
【請求項8】 前記剥離シートは、少なくとも前記シールラベルの幅長よりも幅広い幅長を有する剥離シート基材、および前記剥離シート基材の表面に形成され、前記シールラベルを仮着保持するための剥離剤層を含む、請求項7に記載のシールラベル連続体。
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図3】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図3】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開平8−337227
【公開日】平成8年(1996)12月24日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平7−171329
【出願日】平成7年(1995)6月13日
【出願人】(000205306)大阪シーリング印刷株式会社 (90)
【公開日】平成8年(1996)12月24日
【国際特許分類】
【出願日】平成7年(1995)6月13日
【出願人】(000205306)大阪シーリング印刷株式会社 (90)
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