説明

ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物と、その方法

【課題】ステンレス加工物の表面の溶接焼けを、電気分解機器と、アース、並びに自動給液ホルダーを介して、焼付け箇所に、電解液の給液と中和剤の噴射とで、表面の溶接焼けを除去する方法において、廃液をそのまま下水に流すことができる組成物を提供する。またこの組成物を利用したステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法を提供する。
【解決手段】弱酸と食酢、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とした組成物を用いる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物と、その方法に関する。
【背景技術】
【0002】
このステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に関しては、電気分解機器と、アース、並びに自動給液ホルダーを介して、焼付け箇所に、電解液の給液と中和剤の噴射とで、表面の溶接焼けを除去する方法がある。しかし、この方法では、使用済みの廃液を直接、下水に排水(放流)することができないこと、又は後述する文献1(特開2006−2209号公報)の[0002]に記載の如く、従来は、「硫酸のナトリウム塩を使用した中性電解液では、直流電解時には6価クロムを生成する。この6価クロムは、皮膚に長時間接触すると、クロムアレルギーや潰瘍の原因となるし、また、発ガン性の疑いがあることが報告されており、近年規制の対象となっている。」等の問題がある。そして、この文献1において、この従来の問題を解決するものとして、「硫酸のナトリウム塩又は有機酸塩とフッ素化合物(フッ化ナトリウム)を組合せて解決しようとする方法」と、また、「アスコルビン酸などの還元剤を添加する方法」、又は「電解液にクエン酸やグルコン酸等のキレート剤を添加して鉄イオンとキレートを形成させる方法」とがあるが十分でない。そこで、この文献1では、「硫酸又はピロ硫酸、亜硫酸、チオ硫酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩或いはアンモニウム塩の1種又は2種以上と、アミノポリカルボン酸系キレート剤の1種又は2種以上とを必須成分とすることを特徴とするステンレス鋼表面の脱スケール用中性電解研磨液組成物」とすることを意図する。しかし、この電解液組成物は、加工物を浸漬処理する加工方法であり、本発明が意図する、電解液と、電気分解機器を利用して、ステンレス加工物の表面の溶接焼け(溶接跡の焼け)の除去に使用する組成物とは使用方法と、廃液の処理方法が異なる。また、同様な処理方法として、例えば、特開2001−207299号公報がある(文献2)。この発明は、リン酸、シュウ酸、及び硫酸の中性塩による電解液である。
【0003】
【特許文献1】特開2006−2209号公報
【特許文献2】特開2001−207299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記文献1、2の発明は、電解液組成物中に、加工物を浸漬処理する加工方法であり、本発明が意図する、電解液と、電気分解機器を利用して、ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物とは使用方法と、廃液の処理方法が異なる。
【0005】
また、本発明は、廃液をそのまま下水に流すことができる組成物の提供と、又はこの組成物を利用したステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法の提供とを意図する。
【0006】
さらに、本発明は、ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去の際における、異臭発生回避と、作業者への付着、又は誤って作業した際においても、安全性が担保できる組成物と、その作業方法を提供する。
【0007】
また、この組成物は、食酢(食用の醸造酢)、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とすることから、低コストで、環境と人に優しい組成物であり、極めて、有利性がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明では、電解液と、電気分解機器を利用して、ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物を提供することを意図する。
【0009】
また、請求項1の発明では、廃液をそのまま下水に流すことができる組成物の提供と、又はこの組成物を利用したステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法の提供とを意図する。
【0010】
さらに、請求項1の発明では、ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去の際における、異臭発生回避と、作業者への付着、又は誤って作業した際においても、安全性が担保できる組成物の提供を意図する。
【0011】
また、請求項1の発明では、組成物は、食酢(食用の醸造酢)、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とすることから、低コストで、環境と人に優しい組成物の提供を意図する。
【0012】
そこで、請求項1では、電解液(組成物)と、電気分解機器を利用して、ステンレス加工物の表面の溶接焼け(溶接跡の焼け)の除去に使用する組成物であって、
前記電解液は、弱酸と食酢、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とした組成物で、この組成物は、前記ステンレス加工物の表面の溶接焼けに使用するとともに、この使用後に発生する廃液は、前記組成物の構成素材の特性を利用し、下水に放流可能な構造とすることを特徴としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物である。
【0013】
請求項2の発明では、請求項1の目的達成と、そのための手段として、組成物の配合比の提供を意図する。
【0014】
そこで、請求項2では、請求項1に記載のステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物であって、
前記食酢、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を、弱酸に、8〜15%添加する構成としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物である。
【0015】
請求項3の発明では、電解液と、電気分解機器を利用して、ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に、最適な組成物を使用した除去方法と、廃液の処理方法の提供を意図する。
【0016】
また、請求項3の発明では、廃液をそのまま下水に流すことができる組成物の提供と、又はこの組成物を利用したステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法の提供を意図する。
【0017】
さらに、請求項3の発明では、ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去の際における、異臭発生回避と、作業者への付着、又は誤って作業した際においても、安全性が担保できる組成物を利用した、作業方法の提供を意図する。
【0018】
また、請求項3の発明では、組成物は、食酢(食用の醸造酢)、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とすることから、低コストで、環境と人に優しい組成物であり、極めて、有利性があるステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法の提供を意図する。
【0019】
そこで、請求項3では、電解液と、電気分解機器を利用して、アースしたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去を図る方法であって、
この方法に使用する前記電解液を、弱酸と食酢、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とした組成物であり、この組成物を、自動給液ホルダーを介して、前記ステンレス加工物の表面の溶接焼け箇所に噴射しつつ、この箇所に、自動給液ホルダーの給液口からの電解液の塗布と、この給液口に設けた(被覆した)弾性素材の圧接とを介して、この箇所の表面の溶接焼けを、順次、除去することを特徴としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法である。
【0020】
請求項4の発明では、請求項3の目的達成と、そのための手段として、自動給液ホルダーに設けた弾性素材の一例と、その操作方法の提供を意図する。
【0021】
そこで、請求項4では、請求項3に記載のアースしたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去を図る方法であって、
前記弾性素材を、布地とし、この布地を、前記ステンレス加工物の表面の溶接焼けに圧接する構成としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法である。
【発明の効果】
【0022】
請求項1の発明は、電解液(組成物)と、電気分解機器を利用して、ステンレス加工物の表面の溶接焼け(溶接跡の焼け)の除去に使用する組成物であって、
電解液は、弱酸と食酢、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とした組成物で、組成物は、ステンレス加工物の表面の溶接焼けに使用するとともに、使用後に発生する廃液は、組成物の構成素材の特性を利用し、下水に放流可能な構造とすることを特徴としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物である。
【0023】
これにより、請求項1では、下記の効果がある。
「イ」 電解液と、電気分解機器を利用して、ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物を提供できる。
「ロ」 廃液をそのまま下水に流すことができる組成物の提供と、又はこの組成物を利用したステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法を提供できる。
「ハ」 ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去の際における、異臭発生回避と、作業者への付着、又は誤って作業した際においても、安全性が担保できる組成物を提供できる。
「ニ」 組成物は、食酢(食用の醸造酢)、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とすることから、低コストで、環境と人に優しい組成物を提供できる。
【0024】
請求項2の発明は、請求項1に記載のステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物であって、
食酢、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を、弱酸に、8〜15%添加する構成としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物である。
【0025】
これにより、請求項1では、下記の効果がある。
「ホ」 請求項1の目的達成ができ、かつそのための手段として、組成物の配合比を提供できる。
【0026】
請求項3の発明は、電解液と、電気分解機器を利用して、アースしたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去を図る方法であって、
方法に使用する前記電解液を、弱酸と食酢、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とした組成物であり、組成物を、自動給液ホルダーを介して、ステンレス加工物の表面の溶接焼け箇所に噴射しつつ、箇所に、自動給液ホルダーの給液口からの電解液の塗布と、給液口に設けた(被覆した)弾性素材の圧接とを介して、箇所の表面の溶接焼けを、順次、除去することを特徴としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法である。
【0027】
これにより、請求項3では、下記の効果がある。
「へ」 電解液と、電気分解機器を利用して、ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に、最適な組成物を使用した除去方法と、廃液の処理方法を提供できる。
「ト」 また、請求項3の発明では、廃液をそのまま下水に流すことができる組成物の提供と、又はこの組成物を利用したステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法を提供できる。
「チ」 ステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去の際における、異臭発生回避と、作業者への付着、又は誤って作業した際においても、安全性が担保できる組成物を利用した、作業方法を提供できる。
「リ」 組成物は、食酢(食用の醸造酢)、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とすることから、低コストで、環境と人に優しい組成物であり、極めて、有利性があるステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法を提供できる。
【0028】
請求項4の発明は、請求項3に記載のアースしたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去を図る方法であって、
弾性素材を、布地とし、布地を、前記ステンレス加工物の表面の溶接焼けに圧接する構成としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法である。
【0029】
これにより、請求項3では、下記の効果がある。
「へ」 請求項3の目的達成ができ、かつそのための手段として、自動給液ホルダーに設けた弾性素材の一例と、その操作方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明のステンレス加工物の表面の溶接焼け(跡)の除去方法の作業状態全体を示した模式図
【図2】図1における作業の最初の状態を示した模式図
【図3】図1における作業の終了の状態を示した模式図
【図4−1】ステンレス加工物の表面の溶接焼け除去方法の作業の第一段階を示した写真
【図4−2】ステンレス加工物の表面の溶接焼け除去方法の作業の第二段階を示した写真
【図4−3】ステンレス加工物の表面の溶接焼け除去方法の作業の第三段階を示した写真
【図4−4】ステンレス加工物の表面の溶接焼け除去方法の作業の第四段階を示した写真
【図4−5】ステンレス加工物の表面の溶接焼け除去方法の作業の第五段階を示した写真
【図4−6】ステンレス加工物の表面の溶接焼け除去方法の作業の第六段階を示した写真
【発明を実施するための形態】
【0031】
図1〜図3に図示した、一例である、本発明のステンレス加工物の表面の溶接焼け(跡、傷等の全部、又は一部に含む)の除去方法の作業状態全体において、1は作業テーブルで、この作業テーブル1にステンレス等の伝導性のベース2を載架する。このベース2の上に加工物Wをセットする。図中3は電解液5を付設、または充填できる電気分解機器で、この電気分解機器3には、各種の制御スイッチ300と、アース用ケーブル301と電解液5供給用ケーブル302を備えている。尚、このアース用ケーブル301は、接続冶具302を備える。また、この供給用ケーブ303は、給液ホルダー304と、給液口304aを備えている。このアース用ケーブル301の接続冶具302を、ベース2に接続し通電する。そして、このベース2に載架した加工物Wの溶接焼けW1に向って、供給ケーブル303の給液ホルダー304の給液口304aより電解液5を供給し、この除去箇所の溶接焼けW1は、電解液5中に封じ込められる状態となり、電気分解が始まる。この電気分解と、電解液5との剥離効果で、この溶接焼けW1を除去する。この際に、溶接焼けW1に、弾性素材6(布帛、スポンジ等)を圧接(やや強めの接触)し、この溶接焼けW1を剥ぎ取るようにすることで、美麗に、溶接焼けW1を除去できる。このような作業(操作)を順次繰り返すことで、加工物Wの全ての溶接焼けW1を除去できる。そして、この際に、廃液は、プールした後に、原則として、そのまま下水に放流できる。また、溶接焼けW1の除去後は、スプレー8による水洗と、拭取り作業して作業は終了する。この水洗は、前記廃液の希釈に役立ち、下水に、全く問題がなく放流可能である。
【0032】
前記電解液5の組成物500の原料は、食酢(食用の醸造酢)500a、及びミネラル500b、並びにアルコール分を含む薬酒500cと、このアルコール分を含む薬酒500cの代替品か、又は必要によりぬか汁500dを原料(構成素材)とする。この組成物500は、前述の如く、溶接焼けW1の除去の過程でのトラブルの解消に役立ち、極めて有益であり、作業環境改善と、人の傷害解消とに役立つことが考えられる。また、溶接焼けW1の除去後は、水洗により、前記廃液の希釈に役立ち、この廃液を、全く問題がなく、下水に直接放流できる(又は水洗の必要がないこともあり得るが、この場合でも、廃液処理は同じである)。そして、組成物500は、例えば、弱酸に、8〜15%添加する。このアルコール分を含む薬酒としては、例えば、本発明では、登録商標の「養命酒」を採用した。尚、アルコール分を含む他の生薬、梅酒等でも可能である。そして、また水洗を無くすことで、さらに作業の簡略化、スピード化に、極めて有益であり、また、作業環境維持、人の傷害解消等に有益である。
【0033】
この組成物500を電解液5として使用する効果は、従来の弊害を解除できることから、次の通りである。
【0034】
「A」、中和剤、還元剤等の薬液の使用を無くし得ることで、作業の簡略化、低コスト化、管理の容易化等に寄与できる。
【0035】
「B」、酸洗いに基づく、強酸性の薬液発生回避と、放流の容易化に役立つ。
【0036】
「C」、電解時の毒物、例えば、六価クロム発生回避と、この毒物による作業環境悪化回避と、人の傷害解消に役立ち、また、発ガン性の発生回避を可能とする。
【0037】
「D」、天然由来の組成物500であることで、毒性、又は悪臭等に基づく、例えば、作業環境改善と、人の傷害解消とに役立つ。また、後処理をすることなく、下水への放流を可能とする。
【符号の説明】
【0038】
1 テーブル
2 ベース
3 電気分解機器
300 制御スイッチ
301 アース用ケーブル
302 接続冶具
303 供給用ケーブル
304 給液ホルダー
304a 給液口
5 電解液
500 組成物
500a 食酢
500b ミネラル
500c アルコール分を含む薬酒
500d ぬか汁
6 弾性素材
8 スプレー
W 加工物
W1 溶接焼け

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電解液(組成物)と、電気分解機器を利用して、ステンレス加工物の表面の溶接焼け(溶接跡の焼け)の除去に使用する組成物であって、
前記電解液は、弱酸と食酢、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とした組成物で、この組成物は、前記ステンレス加工物の表面の溶接焼けに使用するとともに、この使用後に発生する廃液は、前記組成物の構成素材の特性を利用し、下水に放流可能な構造とすることを特徴としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物。
【請求項2】
請求項1に記載のステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物であって、
前記食酢、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を、弱酸に、8〜15%添加する構成としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去に使用する組成物。
【請求項3】
電解液と、電気分解機器を利用して、アースしたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去を図る方法であって、
この方法に使用する前記電解液を、弱酸と食酢、及びミネラル、並びにアルコール分を含む薬酒を原料とした組成物であり、この組成物を、自動給液ホルダーを介して、前記ステンレス加工物の表面の溶接焼け箇所に噴射しつつ、この箇所に、自動給液ホルダーの給液口からの電解液の塗布と、この給液口に設けた(被覆した)弾性素材の圧接とを介して、この箇所の表面の溶接焼けを、順次、除去することを特徴としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法。
【請求項4】
請求項3に記載のアースしたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去を図る方法であって、
前記弾性素材を、布地とし、この布地を、前記ステンレス加工物の表面の溶接焼けに圧接する構成としたステンレス加工物の表面の溶接焼けの除去方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4−1】
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【図4−2】
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【図4−3】
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【図4−4】
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【図4−5】
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【図4−6】
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【公開番号】特開2013−82982(P2013−82982A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−225174(P2011−225174)
【出願日】平成23年10月12日(2011.10.12)
【出願人】(594148667)株式会社石亀工業 (27)