スプール式テープ自動切断ボックス
【課題】本発明は、スプール式テープ自動切断ボックスを提供する。
【解決手段】内部に、スプール式テープを収納する収納空間が形成され、一側に、長尺穴が設けられ、上記長尺穴の中央において、下方から外へ突出シートが伸び、上記突出シートの外縁側に、上へ向かう突出係止部が設置され、また、上記長尺穴の中央において、上方から外へ向かって上記突出シートに対応する押さえ突出ブロックが伸び、上記スプール式テープにおいて、隣り合うユニットの間に、切断線が形成され、また、上記切断線の中央に、欠け口が形成され、スプール式テープの自由端にある一番目のテープユニットが、上記長尺穴から外へ引き出されて、所定の位置に達すると、上記突出係止部が、スプール式テープの欠け口に嵌入して、ストッパーとして機能して、切断線で、スプール式テープを切断する。片手で、便利に且つスムーズに、スプール式テープを取り出して使用できる。
【解決手段】内部に、スプール式テープを収納する収納空間が形成され、一側に、長尺穴が設けられ、上記長尺穴の中央において、下方から外へ突出シートが伸び、上記突出シートの外縁側に、上へ向かう突出係止部が設置され、また、上記長尺穴の中央において、上方から外へ向かって上記突出シートに対応する押さえ突出ブロックが伸び、上記スプール式テープにおいて、隣り合うユニットの間に、切断線が形成され、また、上記切断線の中央に、欠け口が形成され、スプール式テープの自由端にある一番目のテープユニットが、上記長尺穴から外へ引き出されて、所定の位置に達すると、上記突出係止部が、スプール式テープの欠け口に嵌入して、ストッパーとして機能して、切断線で、スプール式テープを切断する。片手で、便利に且つスムーズに、スプール式テープを取り出して使用できる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、自動切断ボックスに関し、特に、スプール式ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオル等を収納して、便利に取り出して切断できるスプール式テープ自動切断ボックスに関する。
【背景技術】
【０００２】
既存のビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオル等は、便利に包装や運輸のため、多くは、連続テープ状に作られてからスプールに巻かれ、上記スプール式テープにおいて、隣り合うユニット同士の間において、切断線が設けられ、ユーザーが、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを使用する時、上記切断線で切断して利用し、上記の切断方式は、すでに、日常生活に応用されるが、その切断に、片手でスプール式テープを押さえてから、もう一つの手で、自由端にあるビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを、力を込んで、切断し、また、切断する時、スプール状のビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを確りに押さえていないと、スプール状のビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルが、散乱に地面に落ちる恐れがある。そのため、既存のスプール状に巻かれたビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルは、便利に包装や運輸できる利点が得られるが、両手で、操作しなければならなく、また、便利に切断して使用することができない欠点がある。
【０００３】
本発明者は、上記欠点を解消するため、慎重に研究し、また、学理を活用して、有効に上記欠点を解消でき、設計が合理である本発明を提案する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明の主な目的は、ユーザーが、簡単に切断線で切断して使用できるスプール式テープ自動切断ボックスを提供する。
【０００５】
本発明の他の目的は、ユーザーが、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを余計に外へ引き出すことなく、また、片手で操作でき、使用上、より便利的になるスプール式テープ自動切断ボックスを提供する。
【０００６】
本発明の更に他の目的は、ユーザーが、任意の角度で、スプール式テープを引き出すことができるスプール式テープ自動切断ボックスを提供する。
【０００７】
本発明の更に他の目的は、スプール式テープが安定的且つ均衡的に回転でき、スムーズにスプール式テープを引き出すことができるスプール式テープ自動切断ボックスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
請求項１の考案は、内部に、スプール式テープを収納する収納空間が形成され、一側に、長尺穴が設けられ、上記長尺穴の中央において、下方から外へ突出シートが伸び、上記突出シートの外縁側に、上へ向かう突出係止部が設置され、また、上記長尺穴の中央において、上方から外へ向かって上記突出シートに対応する押さえ突出ブロックが伸び、上記スプール式テープにおいて、隣り合うユニットの間に、切断線が形成され、また、上記切断線の中央に、欠け口が形成され、スプール式テープの自由端にある一番目のテープユニットが、上記長尺穴から外へ引き出されて、所定の位置に達すると、上記突出係止部が、スプール式テープの欠け口に嵌入して、ストッパーとして機能して、切断線で、スプール式テープを切断する、ことを特徴とするスプール式テープ自動切断ボックスである。
【０００９】
請求項２の考案は、上記切断ボックスが、第一ボックスと第二ボックスから構成され、上記第一ボックスと第二ボックスが、対応する一側において、枢着構造によって、開閉可能に可動的に枢着され、また、上記第一ボックスと第二ボックスの間において、閉鎖し係合固定するための係合構造が設けられることを特徴とする請求項１に記載のスプール式テープ自動切断ボックスである。
【００１０】
請求項３の考案は、上記第一ボックスの開口の一側において、長方形欠け口が形成され、第一ボックスと第二ボックスとが、閉鎖されると、長尺穴が形成されることを特徴とする請求項２に記載のスプール式テープ自動切断ボックスである。
【００１１】
請求項４の考案は、上記切断ボックスの内部にある収納空間において、長尺穴の近くに、上から下へ伸びるストッパーが形成されることを特徴とする請求項１に記載のスプール式テープ自動切断ボックスである。
【００１２】
以下、図面を参照しながら、本発明の特徴や技術内容について、詳しく説明するが、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本発明は、それによって制限されることが無い。
【発明を実施するための形態】
【００１３】
図１乃至図５を参照しながら、本発明は、スプール式テープ自動切断ボックスであり、第一ボックス１と第二ボックス２とが、一体成型に構成され、その内部に、収納空間Ａがあり、上記第一ボックス１と第二ボックス２とが、一側により、互いに枢着され、開閉可能になり、また、対応する位置に、それぞれ、係合構造Ｂが設けられ、上記係合構造Ｂは、第一ボックス１において、係合槽１１として設けられ、第二ボックス２において、係合突出２１として設けられ、これにより、第二ボックス２が、可動的に閉鎖されることができ、また、閉鎖された後、係合して固定され、そして、上記第一ボックス１の開口において、一側に、長方形欠け口１２と外へ向かって伸びる突出シート１３が形成され、上記突出シート１３の外縁側に、上へ向かう突出係止部１４が設置され、上記第二ボックス２の一側から外へ向かう押さえ突出ブロック２２が設けられ、内部において、その側の近くに、上から下へ伸びて開口から突出したストッパー２３が設けられ、第二ボックス２が、第一ボックス１上に閉鎖されると、上記長方形欠け口１２により、長尺穴Ｃが形成され、また、上記突出シート１３が、上記長尺穴Ｃの中央の下方に位置し、上記押さえ突出ブロック２２が、上記長尺穴Ｃの中央の上方に位置し、また、上記突出シート１３と上記押さえ突出ブロック２２との間において、隙間Ｄが形成され、また、上記ストッパー２３の端縁が、長尺穴Ｃよりも低くなる。
【００１４】
本発明によれば、収納空間Ａに、スプール式テープ３が収納され、上記スプール式テープ３は、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオル等であり、また、隣り合うビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオル等のテープユニット同士の間において、切断線３１が設けられ、上記切断線３１の中央において、長さが、上記突出係止部１４よりも大きい欠け口３２が形成され、これにより、スプール式テープ３は、図６と図７のように、上記長尺穴Ｃから、突出シート１３と押さえ突出ブロック２２との間に形成された隙間Ｄを通して外へ引き出され、上記スプール式テープ３が、ストッパー２３によって、抵当され、そして、押さえ突出ブロック２２によって押えられ、それから、スプール式テープ３の自由端にある一番目のテープユニット３３が、所定の位置まで、引き出されると、図８のように、第一ボックス１の突出係止部１４が、自動的に切断線３１の中央にある欠け口３２に突入して、ストッパーとして機能し、これにより、次のテープユニット３４が、上記突出係止部１４によって抵当されて、外へ引き出されることができず、この時、ユーザーが続いて外へ引くと、図９のように、スムーズに、切断線３１で、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを切断して使用できる。
【００１５】
また、切断した後、突出係止部１４が、突出シート１３の外縁側に位置するため、次のテープユニット３４が、長尺穴Ｃから、所定の長さで突出し、ここで、上記突出部分から、上記テープユニット３４を、第一ボックス１の突出係止部１４よりやや高く引くと、スムーズに外へ引くことができ、また、外へ、所定の位置まで引かれると、前述のように、突出係止部１４が、自動的に切断線３１の中央にある欠け口３２に嵌入して、ストッパーとして機能でき、そのため、スムーズに、切断線３１でビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを切断して使用できる。
【００１６】
また、本発明に係るスプール式テープ自動切断ボックスは、その第二ボックス２の上面に、耳２４が設置され、また、図１０に示された本発明の他の実施例のように、ホック２５が設置され、使用する時、上記耳２４や上記ホック２５で壁や適当な箇所に掛けることができる。
【００１７】
また、図１１のように、本発明の他の実施例によれば、本発明に係るスプール式テープ自動切断ボックスは、第一ボックス１と第二ボックス２とが、裏側において、開閉可能に枢着されてもよい。また、図１２のように、本発明の更に他の実施例において、本発明に合わせてホルダー４を使用し、上記ホルダー４に、係合具４１が設けられ、使用する時、本発明に係るスプール式テープ自動切断ボックスを、上記ホルダー４に実装し、ホルダー４の係合具４１で、簡単に係合して固定できる。
【００１８】
上記の具体実施例の構造によれば、次の利点が得られ、
１、切断ボックスに、長尺穴Ｃを有し、また、上記長尺穴Ｃの中央において、下方に突出係止部１４が設けられ、スプール状テープ３の切断線３１の中央に設けられた欠け口３２に合わせて、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを取り出す時、直接に、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを外へ引き出すだけで、上記突出係止部１４が、自動的に切断線３１の中央にある欠け口３２に嵌入し、ストッパーとして機能するため、次のビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルが、抵当されて、外へ引き出されることができなく、スムーズに切断線３１でビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを切断することができ、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルが、余計に外へ引き出されることなく、簡単に片手で操作できる。
２、その長尺穴Ｃの中央において、上方から外へ向かって押さえ突出ブロック２２が伸び、上記押さえ突出ブロック２２で押えることにより、スプール式テープ３が、任意の角度で引き出される時、突出シート１３の突出係止部１４は、ともに、自動的にスプール式テープ３の欠け口３２に嵌入でき、便利に、且つスムーズに引き出すことができる。
３、その内部に位置する収納空間Ａは、長尺穴Ｃの近くに、上から下へ伸びるストッパー２３が設けられ、上記ストッパー２３の抵当により、スプール式テープ３が、均衡に回転でき、これにより、スプール式テープ３が、斜めになって回転できなくなる故障を防止でき、そのため、スプール式テープ３をスムーズに引き出すことを確保できる。
【００１９】
そのため、本発明は、より進歩的かつより実用的で、法に従って特許請求を出願する。
【００２０】
以上は、ただ、本発明のより良い実施例であり、本発明は、それによって制限されることが無く、本発明に係わる発明請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本発明の請求の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【００２１】
【図１】本発明の開かれた状態の立体図。
【図２】本発明の閉鎖状態の立体図。
【図３】本発明の断面図。
【図４】本発明の他の断面図。
【図５】本発明の使用状態概念図。
【図６】本発明のスプール式テープを引き出す時の動作概念図
【図７】本発明のスプール式テープを引き出す状態の断面図
【図８】本発明の引き出す時の次のテープユニットが抵当される状態の概念図。
【図９】本発明のテープユニットを引き出した後の立体図。
【図１０】本発明の他の実施例の立体図。
【図１１】本発明の更に他の実施例の立体図。
【図１２】本発明の更に他の実施例の立体図。
【符号の説明】
【００２２】
１ 第一ボックス
１１ 係合槽
１２ 欠け口
１３ 突出シート
１４ 突出係止部
２ 第二ボックス
２１ 係合突出
２２ 押さえ突出ブロック
２３ ストッパー
２４ 耳
２５ ホック
３ スプール式テープ
３１ 切断線
３２ 欠け口
３３ テープユニット
３４ テープユニット
４ ホルダー
４１ 係合具
Ａ 収納空間
Ｂ 係合構造
Ｃ 長尺穴
Ｄ 隙間
【技術分野】
【０００１】
本発明は、自動切断ボックスに関し、特に、スプール式ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオル等を収納して、便利に取り出して切断できるスプール式テープ自動切断ボックスに関する。
【背景技術】
【０００２】
既存のビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオル等は、便利に包装や運輸のため、多くは、連続テープ状に作られてからスプールに巻かれ、上記スプール式テープにおいて、隣り合うユニット同士の間において、切断線が設けられ、ユーザーが、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを使用する時、上記切断線で切断して利用し、上記の切断方式は、すでに、日常生活に応用されるが、その切断に、片手でスプール式テープを押さえてから、もう一つの手で、自由端にあるビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを、力を込んで、切断し、また、切断する時、スプール状のビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを確りに押さえていないと、スプール状のビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルが、散乱に地面に落ちる恐れがある。そのため、既存のスプール状に巻かれたビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルは、便利に包装や運輸できる利点が得られるが、両手で、操作しなければならなく、また、便利に切断して使用することができない欠点がある。
【０００３】
本発明者は、上記欠点を解消するため、慎重に研究し、また、学理を活用して、有効に上記欠点を解消でき、設計が合理である本発明を提案する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明の主な目的は、ユーザーが、簡単に切断線で切断して使用できるスプール式テープ自動切断ボックスを提供する。
【０００５】
本発明の他の目的は、ユーザーが、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを余計に外へ引き出すことなく、また、片手で操作でき、使用上、より便利的になるスプール式テープ自動切断ボックスを提供する。
【０００６】
本発明の更に他の目的は、ユーザーが、任意の角度で、スプール式テープを引き出すことができるスプール式テープ自動切断ボックスを提供する。
【０００７】
本発明の更に他の目的は、スプール式テープが安定的且つ均衡的に回転でき、スムーズにスプール式テープを引き出すことができるスプール式テープ自動切断ボックスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
請求項１の考案は、内部に、スプール式テープを収納する収納空間が形成され、一側に、長尺穴が設けられ、上記長尺穴の中央において、下方から外へ突出シートが伸び、上記突出シートの外縁側に、上へ向かう突出係止部が設置され、また、上記長尺穴の中央において、上方から外へ向かって上記突出シートに対応する押さえ突出ブロックが伸び、上記スプール式テープにおいて、隣り合うユニットの間に、切断線が形成され、また、上記切断線の中央に、欠け口が形成され、スプール式テープの自由端にある一番目のテープユニットが、上記長尺穴から外へ引き出されて、所定の位置に達すると、上記突出係止部が、スプール式テープの欠け口に嵌入して、ストッパーとして機能して、切断線で、スプール式テープを切断する、ことを特徴とするスプール式テープ自動切断ボックスである。
【０００９】
請求項２の考案は、上記切断ボックスが、第一ボックスと第二ボックスから構成され、上記第一ボックスと第二ボックスが、対応する一側において、枢着構造によって、開閉可能に可動的に枢着され、また、上記第一ボックスと第二ボックスの間において、閉鎖し係合固定するための係合構造が設けられることを特徴とする請求項１に記載のスプール式テープ自動切断ボックスである。
【００１０】
請求項３の考案は、上記第一ボックスの開口の一側において、長方形欠け口が形成され、第一ボックスと第二ボックスとが、閉鎖されると、長尺穴が形成されることを特徴とする請求項２に記載のスプール式テープ自動切断ボックスである。
【００１１】
請求項４の考案は、上記切断ボックスの内部にある収納空間において、長尺穴の近くに、上から下へ伸びるストッパーが形成されることを特徴とする請求項１に記載のスプール式テープ自動切断ボックスである。
【００１２】
以下、図面を参照しながら、本発明の特徴や技術内容について、詳しく説明するが、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本発明は、それによって制限されることが無い。
【発明を実施するための形態】
【００１３】
図１乃至図５を参照しながら、本発明は、スプール式テープ自動切断ボックスであり、第一ボックス１と第二ボックス２とが、一体成型に構成され、その内部に、収納空間Ａがあり、上記第一ボックス１と第二ボックス２とが、一側により、互いに枢着され、開閉可能になり、また、対応する位置に、それぞれ、係合構造Ｂが設けられ、上記係合構造Ｂは、第一ボックス１において、係合槽１１として設けられ、第二ボックス２において、係合突出２１として設けられ、これにより、第二ボックス２が、可動的に閉鎖されることができ、また、閉鎖された後、係合して固定され、そして、上記第一ボックス１の開口において、一側に、長方形欠け口１２と外へ向かって伸びる突出シート１３が形成され、上記突出シート１３の外縁側に、上へ向かう突出係止部１４が設置され、上記第二ボックス２の一側から外へ向かう押さえ突出ブロック２２が設けられ、内部において、その側の近くに、上から下へ伸びて開口から突出したストッパー２３が設けられ、第二ボックス２が、第一ボックス１上に閉鎖されると、上記長方形欠け口１２により、長尺穴Ｃが形成され、また、上記突出シート１３が、上記長尺穴Ｃの中央の下方に位置し、上記押さえ突出ブロック２２が、上記長尺穴Ｃの中央の上方に位置し、また、上記突出シート１３と上記押さえ突出ブロック２２との間において、隙間Ｄが形成され、また、上記ストッパー２３の端縁が、長尺穴Ｃよりも低くなる。
【００１４】
本発明によれば、収納空間Ａに、スプール式テープ３が収納され、上記スプール式テープ３は、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオル等であり、また、隣り合うビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオル等のテープユニット同士の間において、切断線３１が設けられ、上記切断線３１の中央において、長さが、上記突出係止部１４よりも大きい欠け口３２が形成され、これにより、スプール式テープ３は、図６と図７のように、上記長尺穴Ｃから、突出シート１３と押さえ突出ブロック２２との間に形成された隙間Ｄを通して外へ引き出され、上記スプール式テープ３が、ストッパー２３によって、抵当され、そして、押さえ突出ブロック２２によって押えられ、それから、スプール式テープ３の自由端にある一番目のテープユニット３３が、所定の位置まで、引き出されると、図８のように、第一ボックス１の突出係止部１４が、自動的に切断線３１の中央にある欠け口３２に突入して、ストッパーとして機能し、これにより、次のテープユニット３４が、上記突出係止部１４によって抵当されて、外へ引き出されることができず、この時、ユーザーが続いて外へ引くと、図９のように、スムーズに、切断線３１で、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを切断して使用できる。
【００１５】
また、切断した後、突出係止部１４が、突出シート１３の外縁側に位置するため、次のテープユニット３４が、長尺穴Ｃから、所定の長さで突出し、ここで、上記突出部分から、上記テープユニット３４を、第一ボックス１の突出係止部１４よりやや高く引くと、スムーズに外へ引くことができ、また、外へ、所定の位置まで引かれると、前述のように、突出係止部１４が、自動的に切断線３１の中央にある欠け口３２に嵌入して、ストッパーとして機能でき、そのため、スムーズに、切断線３１でビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを切断して使用できる。
【００１６】
また、本発明に係るスプール式テープ自動切断ボックスは、その第二ボックス２の上面に、耳２４が設置され、また、図１０に示された本発明の他の実施例のように、ホック２５が設置され、使用する時、上記耳２４や上記ホック２５で壁や適当な箇所に掛けることができる。
【００１７】
また、図１１のように、本発明の他の実施例によれば、本発明に係るスプール式テープ自動切断ボックスは、第一ボックス１と第二ボックス２とが、裏側において、開閉可能に枢着されてもよい。また、図１２のように、本発明の更に他の実施例において、本発明に合わせてホルダー４を使用し、上記ホルダー４に、係合具４１が設けられ、使用する時、本発明に係るスプール式テープ自動切断ボックスを、上記ホルダー４に実装し、ホルダー４の係合具４１で、簡単に係合して固定できる。
【００１８】
上記の具体実施例の構造によれば、次の利点が得られ、
１、切断ボックスに、長尺穴Ｃを有し、また、上記長尺穴Ｃの中央において、下方に突出係止部１４が設けられ、スプール状テープ３の切断線３１の中央に設けられた欠け口３２に合わせて、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを取り出す時、直接に、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを外へ引き出すだけで、上記突出係止部１４が、自動的に切断線３１の中央にある欠け口３２に嵌入し、ストッパーとして機能するため、次のビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルが、抵当されて、外へ引き出されることができなく、スムーズに切断線３１でビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルを切断することができ、ビニール袋やトイレットペーパー或いは紙タオルが、余計に外へ引き出されることなく、簡単に片手で操作できる。
２、その長尺穴Ｃの中央において、上方から外へ向かって押さえ突出ブロック２２が伸び、上記押さえ突出ブロック２２で押えることにより、スプール式テープ３が、任意の角度で引き出される時、突出シート１３の突出係止部１４は、ともに、自動的にスプール式テープ３の欠け口３２に嵌入でき、便利に、且つスムーズに引き出すことができる。
３、その内部に位置する収納空間Ａは、長尺穴Ｃの近くに、上から下へ伸びるストッパー２３が設けられ、上記ストッパー２３の抵当により、スプール式テープ３が、均衡に回転でき、これにより、スプール式テープ３が、斜めになって回転できなくなる故障を防止でき、そのため、スプール式テープ３をスムーズに引き出すことを確保できる。
【００１９】
そのため、本発明は、より進歩的かつより実用的で、法に従って特許請求を出願する。
【００２０】
以上は、ただ、本発明のより良い実施例であり、本発明は、それによって制限されることが無く、本発明に係わる発明請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本発明の請求の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【００２１】
【図１】本発明の開かれた状態の立体図。
【図２】本発明の閉鎖状態の立体図。
【図３】本発明の断面図。
【図４】本発明の他の断面図。
【図５】本発明の使用状態概念図。
【図６】本発明のスプール式テープを引き出す時の動作概念図
【図７】本発明のスプール式テープを引き出す状態の断面図
【図８】本発明の引き出す時の次のテープユニットが抵当される状態の概念図。
【図９】本発明のテープユニットを引き出した後の立体図。
【図１０】本発明の他の実施例の立体図。
【図１１】本発明の更に他の実施例の立体図。
【図１２】本発明の更に他の実施例の立体図。
【符号の説明】
【００２２】
１ 第一ボックス
１１ 係合槽
１２ 欠け口
１３ 突出シート
１４ 突出係止部
２ 第二ボックス
２１ 係合突出
２２ 押さえ突出ブロック
２３ ストッパー
２４ 耳
２５ ホック
３ スプール式テープ
３１ 切断線
３２ 欠け口
３３ テープユニット
３４ テープユニット
４ ホルダー
４１ 係合具
Ａ 収納空間
Ｂ 係合構造
Ｃ 長尺穴
Ｄ 隙間
【特許請求の範囲】
【請求項１】
内部に、スプール式テープを収納する収納空間が形成され、一側に、長尺穴が設けられ、上記長尺穴の中央において、下方から外へ突出シートが伸び、上記突出シートの外縁側に、上へ向かう突出係止部が設置され、また、上記長尺穴の中央において、上方から外へ向かって上記突出シートに対応する押さえ突出ブロックが伸び、上記スプール式テープにおいて、隣り合うユニットの間に、切断線が形成され、また、上記切断線の中央に、欠け口が形成され、スプール式テープの自由端にある一番目のテープユニットが、上記長尺穴から外へ引き出されて、所定の位置に達すると、上記突出係止部が、スプール式テープの欠け口に嵌入して、ストッパーとして機能して、切断線で、スプール式テープを切断する、
ことを特徴とするスプール式テープ自動切断ボックス。
【請求項２】
上記切断ボックスが、第一ボックスと第二ボックスから構成され、上記第一ボックスと第二ボックスが、対応する一側において、枢着構造によって、開閉可能に可動的に枢着され、また、上記第一ボックスと第二ボックスの間において、閉鎖し係合固定するための係合構造が設けられることを特徴とする請求項１に記載のスプール式テープ自動切断ボックス。
【請求項３】
上記第一ボックスの開口の一側において、長方形欠け口が形成され、第一ボックスと第二ボックスとが、閉鎖されると、長尺穴が形成されることを特徴とする請求項２に記載のスプール式テープ自動切断ボックス。
【請求項４】
上記切断ボックスの内部にある収納空間において、長尺穴の近くに、上から下へ伸びるストッパーが形成されることを特徴とする請求項１に記載のスプール式テープ自動切断ボックス。
【請求項１】
内部に、スプール式テープを収納する収納空間が形成され、一側に、長尺穴が設けられ、上記長尺穴の中央において、下方から外へ突出シートが伸び、上記突出シートの外縁側に、上へ向かう突出係止部が設置され、また、上記長尺穴の中央において、上方から外へ向かって上記突出シートに対応する押さえ突出ブロックが伸び、上記スプール式テープにおいて、隣り合うユニットの間に、切断線が形成され、また、上記切断線の中央に、欠け口が形成され、スプール式テープの自由端にある一番目のテープユニットが、上記長尺穴から外へ引き出されて、所定の位置に達すると、上記突出係止部が、スプール式テープの欠け口に嵌入して、ストッパーとして機能して、切断線で、スプール式テープを切断する、
ことを特徴とするスプール式テープ自動切断ボックス。
【請求項２】
上記切断ボックスが、第一ボックスと第二ボックスから構成され、上記第一ボックスと第二ボックスが、対応する一側において、枢着構造によって、開閉可能に可動的に枢着され、また、上記第一ボックスと第二ボックスの間において、閉鎖し係合固定するための係合構造が設けられることを特徴とする請求項１に記載のスプール式テープ自動切断ボックス。
【請求項３】
上記第一ボックスの開口の一側において、長方形欠け口が形成され、第一ボックスと第二ボックスとが、閉鎖されると、長尺穴が形成されることを特徴とする請求項２に記載のスプール式テープ自動切断ボックス。
【請求項４】
上記切断ボックスの内部にある収納空間において、長尺穴の近くに、上から下へ伸びるストッパーが形成されることを特徴とする請求項１に記載のスプール式テープ自動切断ボックス。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【図１１】
【図１２】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【図１１】
【図１２】
【公開番号】特開２０１２−１８０１１４（Ｐ２０１２−１８０１１４Ａ）
【公開日】平成２４年９月２０日（２０１２．９．２０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−４４８６６（Ｐ２０１１−４４８６６）
【出願日】平成２３年３月２日（２０１１．３．２）
【出願人】（５０２０２９１１６）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年９月２０日（２０１２．９．２０）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年３月２日（２０１１．３．２）
【出願人】（５０２０２９１１６）
【Ｆターム（参考）】
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