説明

ソケットおよび照明器具

【課題】取付作業を簡略化できるソケットおよび照明器具を提供する。
【解決手段】ソケット10および照明器具50は、直管ランプ57の長手方向に対して直交するとともに、直管ランプ57の長手方向に対して直交する支軸17を中心として回動可能な略U字状のランプ落下防止部材14と、ランプ落下防止部材14の位置を保持する保持手段15とを備え、保持手段15が、直管ランプ57の着脱にランプ落下防止部材14が干渉しない第1位置と、直管ランプ57の着脱にランプ落下防止部材14が干渉する第2位置とを選択可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、直管ランプの口金が接続可能なソケットおよび照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、直管ランプが装着された状態でシームレスタイプの直管ランプの口金の側面を挟持する支持ばねの近傍にランプ落下防止部材を取り付けたソケットおよび照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、ランプ落下防止部材が、支持ばねの取付箇所を中心として回動自在であって、直管ランプの下面を跨ぐように設けられる。
特許文献1は、ランプ取付時に作業者がランプ落下防止部材を干渉しない位置まで回動させた後に、直管ランプを取り付けることにより、直管ランプがソケットから外れて落下するのを防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−4189号公報(図1、請求項1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、ランプ落下防止部材がカバーと器具本体との間に閉じ込められるのを防止できる。
ところが、特許文献1は、ランプ落下防止部材が自重で垂れ下がるのみであり、位置固定できない。
特許文献1は、例えば、ランプ落下防止部材が直管ランプの取付軌跡上に垂れ下がっていると、ランプ取付時に直管ランプの周面によりランプ落下防止部材が押し上げられることがある。
特許文献1は、これを防止するために、ランプ取付時に作業者がランプ落下防止部材を干渉しない位置まで回動させた状態で作業を行う必要がある。
従って、特許文献1は、取付作業が煩雑である。
【0005】
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、取付作業を簡略化できるソケットおよび照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るソケットは、直管ランプの口金が接続可能な本体と、前記直管ランプの長手方向に対して直交するとともに、前記本体における互いに反対側を向く一対の側面に沿うとともに、前記直管ランプの長手方向に対して直交する支軸を中心として回動可能な略U字状のランプ落下防止部材と、前記本体に対する前記ランプ落下防止部材の位置を保持する保持手段とを備え、前記保持手段が、前記本体に対する前記直管ランプの着脱に前記ランプ落下防止部材が干渉しない第1位置と、前記本体に対する前記直管ランプの着脱に前記ランプ落下防止部材が干渉する第2位置とを選択可能である。
【0007】
本発明に係るソケットは、前記本体の前記側面に前記第1位置と前記第2位置とを区画する突部を有し、前記突部に前記第1位置から前記第2位置に向かって登りとなる第1傾斜面と、前記第2位置から前記第1位置に向かって登りとなる第2傾斜面とが設けられている。
【0008】
本発明に係るソケットは、前記側面に対する前記第1傾斜面の第1傾斜角度よりも前記側面に対する前記第2傾斜面の第2傾斜角度が大きい。
【0009】
本発明に係るソケットは、前記支軸が、前記ランプ落下防止部材の連続方向両端部において前記各側面に設けられた挿通孔に挿通可能であって、先端が前記本体の内側において折り曲げられている。
【0010】
本発明に係るソケットは、前記ランプ落下防止部材に連結された補助部材を有し、前記補助部材が、前記ランプ落下防止部材が前記第1位置に保持されているときに、前記本体に対する前記直管ランプの接続軌跡上に配置されている。
【0011】
本発明に係る照明器具は、前述したいずれかのソケットが設けられた。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係るソケットおよび照明器具によれば、取付作業を簡略化できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る第1実施形態のソケットおよび照明器具の分解斜視図
【図2】本発明に係る第1実施形態の照明器具におけるランプ落下防止部材の取付前の斜め下方から視た外観斜視図
【図3】本発明に係る第1実施形態の照明器具における保持手段の水平断面図
【図4】本発明に係る第1実施形態の照明器具における側板の水平断面図
【図5】本発明に係る第1実施形態の照明器具におけるランプ落下防止部材の第1位置での斜め下方から視た外観斜視図
【図6】本発明に係る第1実施形態の照明器具におけるランプ落下防止部材の第1位置での側面図
【図7】本発明に係る第1実施形態の照明器具におけるランプ落下防止部材の第2位置での斜め下方から視た外観斜視図
【図8】本発明に係る第1実施形態の照明器具におけるランプ落下防止部材の第1位置での側面図
【図9】本発明に係る第1実施形態の照明器具におけるランプ落下防止部材の第1位置での保持手段の水平断面図
【図10】本発明に係る第2実施形態の照明器具におけるランプ落下防止部材の第1位置での斜め下方から視た外観斜視図
【図11】本発明に係る第2実施形態の照明器具におけるランプ落下防止部材の第1位置での側面図
【図12】本発明に係る第2実施形態の照明器具におけるランプ落下防止部材の第2位置での斜め下方から視た外観斜視図
【図13】本発明に係る第2実施形態の照明器具におけるランプ落下防止部材の第2位置での側面図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明に係る複数の実施形態のソケットおよび照明器具について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態のソケット10が装備される照明器具50は、天井面1に既に設置されている既存反射板51にソケット台52を介して一対の給電側のソケット10が取り付けられる。
また、照明器具50は、既存反射板51にソケット台53を介して一対の接地側のソケット10が取り付けられ、既存反射板51に取り付けられる電源ユニット54と、電源ユニット54の近傍に配置される電源端子台55とを備える。
【0015】
電源端子台55には、天井面1から引き込まれる電源線5が電気的に接続されるとともに電源ユニット54が電気的に接続され、電源ユニット54に給電側のソケット10および接地側のソケット10が電気的に接続される。
そして、照明器具50は、既存反射板51に下方から被される反射板56と、一対の給電側のソケット10および一対の接地側のソケット10に機械的および電気的に接続される一対の直管型LEDランプ57とを備える。
照明器具50は、既存反射板51に反射板56を新たに取り付けて使用するリニューアルタイプである。
【0016】
既存反射板51は、天井面1から下方に向けて突出されている取付ボルト2にボルト孔58が挿通された後に座金3を介してナット4がねじ込まれることにより、天井面1にあらかじめ設置されている。
反射板56は、厚みの薄い板部材により成形されており、床面側に反射面59を有し、既存反射板51内に収容される。反射板56は、給電側のソケット10および接地側のソケット10を挿通させるための二対のソケット挿通孔60を有する。
【0017】
直管型LEDランプ57は、断面がほぼ円形のガラス管61の一端部の口金62に、給電側のソケット10に電気的に接続される給電側の口金ピン63を有する。
直管型LEDランプ57は、ガラス管61の他端部の口金64に、接地側のソケット10に電気的に接続される接地側の口金ピン65を有する。
直管型LEDランプ57は、ガラス管61内に、複数の不図示のLEDを長手方向に封止させた不図示のLED基板を有する不図示のLEDユニットを内蔵している。
【0018】
直管型LEDランプ57は、給電側のソケット10から給電された直流電流が給電側の口金ピン63から接地側の口金ピン65を通じて接地側のソケット10に流れる。
そして、直管型LEDランプ57は、LED基板に有する不図示のプリント回路に直流電流が供給されてLEDが発光される。
直管型LEDランプ57は、被照射対象に向けた照射範囲が全周に対して1/2ないし2/3である。
【0019】
次に、ソケット10の詳細構造について説明する。
図2に示すように、ソケット10は、直管型LEDランプ57の口金ピン63(口金ピン65)が挿入されて接続可能な本体11を備える。
ソケット10は、直管型LEDランプ57の長手方向に対して直交するとともに本体11における互いに反対側を向く一対の側板12の側面13に沿って配置されるランプ落下防止部材14を備える。
【0020】
そして、ソケット10は、本体11の一対の側板12の側面13に、本体11に対するランプ落下防止部材14の位置を保持する保持手段15を備える。
ランプ落下防止部材14は、若干の弾性反発力を有する棒状部材により略U字状に形成されたU字形状部16を有し、U字形状部16の両端部に接続されて直管型LEDランプ57の長手方向に対して直交する支軸17を中心として回動する。
ランプ落下防止部材14は、各側面13に設けられた保持手段15を構成する挿通孔18に支軸17が挿通可能であって、支軸17の先端部にソケット10の本体11の側板12の内側において折り曲げられた折曲部19を有する。
【0021】
図3に示すように、保持手段15は、側板13に凹状に形成されており、本体11に対する直管型LEDランプ57の着脱にランプ落下防止部材14が干渉しない第1位置A1を選択可能である。
また、保持手段15は、本体11に対する直管型LEDランプ57の着脱にランプ落下防止部材14が干渉する第2位置A2を第1位置A1とともに選択可能である。
保持手段15は、本体11の側面13にランプ落下防止部材14を第1位置A1と第2位置A2とを区画する突部20を有する。
【0022】
突部20には、第1位置A1から第2位置A2に向かって登りとなる第1傾斜面21と、第2位置A2から第1位置A1に向かって登りとなる第2傾斜面22とが設けられている。
そして、突部20は、側面13に対する第1傾斜面21の第1傾斜角度θ1よりも側面13に対する第2傾斜面22の第2傾斜角度θ2の方が大きい。
【0023】
ランプ落下防止部材14は、第2位置A2において、直管型LEDランプ57の落下時に生ずる荷重では、第2傾斜面22を乗り越えずに第2位置A2に保持されるために、直管型LEDランプ57が落下しないように保持する。
ランプ落下防止部材14は、直管型LEDランプ57の交換時に、人の操作力により押圧された際に、第2傾斜面22を乗り越えて第2位置A2から第1位置A1に回動されるために、第1位置A1においてランプ交換できる。
【0024】
ソケット10は、ランプ落下防止部材14の支軸17に不図示のインターロック機構が接続されている。このインターロック機構は、直管型LEDランプ57がソケット10から取り外されるとロック状態となる。
インターロック機構は、ロック状態となると、ソケット10への電源の供給を遮断する。
そして、インターロック機構は、直管型LEDランプ57がソケット10に装着されるとアンロック状態となる。
【0025】
インターロック機構は、アンロック状態となると、ソケット10へ電源を供給する。
このように、ソケット10がインターロック機構を装備することにより、通電状態でランプ交換を行っても、ソケット10への通電が遮断されるために、万が一に、ソケット10を手で触れたとしても電気的な安全性を確保できる。
【0026】
図4に示すように、ソケット10には、側板12の背面に直管型LEDランプ57の軸方向に平行なスリット23が形成されている。
そのため、ランプ落下防止部材14をソケット10に装着する際に、スリット23を通じて支軸17を挿通孔18に容易に挿入できる。
また、ランプ落下防止部材14の支軸17が挿通孔18に挿入された後に、側板12の裏面に折曲部19が配置される。
そのため、ランプ落下防止部材14を第1位置A1から第2位置A2へ、または、第2位置A2から第1位置A1へ回動させる際に、支軸17の挿通孔18からの抜け出しを防止できる。
【0027】
次に、ランプ落下防止部材14の動作について説明する。
図5および図6に示すように、ランプ落下防止部材14が第1位置A1にあることにより、ソケット10の下方が開放状態となって直管型LEDランプ57を干渉しない。
そのため、ソケット10の本体11に、直管型LEDランプ57の口金ピン63(口金ピン65)が挿入可能となり、直管型LEDランプ57をソケット10に装着したり、直管型LEDランプ57をソケット10から取り外したりできる。
このとき、ランプ落下防止部材14は、保持手段15により第1位置A1に保持されているために、従来のもののように、自重で垂れ下がるようなことがない。
【0028】
図7および図8に示すように、ランプ落下防止部材14が第1位置A1にある際に、直管型LEDランプ57の口金ピン63(口金ピン65)がソケット10の本体11に挿入される。
そのため、直管型LEDランプ57がソケット10に機械的および電気的に接続され、直管型LEDランプ57がソケット10に装着されたことが確認された後に、ランプ落下防止部材14が第1位置A1から第2位置A2まで回動される。
図9に示すように、ランプ落下防止部材14は、緩やかな第1傾斜面21を乗り越えた後に、第2位置A2に保持されるために、第1位置A1から第2位置A2に簡単に切換えできる。
【0029】
また、第1傾斜面21が緩やかな斜面であるために、ランプ落下防止部材14を小さな力で第2位置A2まで回動できる。
ランプ落下防止部材14は、第2位置A2において、直管型LEDランプ57の口金ピン63(口金ピン65)の近傍の周面を覆うために直管型LEDランプ57の着脱に干渉することになる。
そのため、ランプ落下防止部材14により、直管型LEDランプ57が落下しないように保持できる。
【0030】
以上、説明した本発明に係る第1実施形態のソケット10によれば、保持手段15により、ランプ落下防止部材14が、直管型LEDランプ57の着脱に干渉しない第1位置A1と、直管型LEDランプ57の着脱に干渉する第2位置A2とを選択可能である。
従って、ソケット10によれば、取付作業を簡略化できる。
【0031】
また、ソケット10によれば、保持手段15に、第1位置A1から第2位置A2に向かって登りとなる第1傾斜面21と、第2位置A2から第1位置A1に向かって登りとなる第2傾斜面22とを有する突部20が設けられている。
従って、ソケット10によれば、第1位置A1と第2位置A2とを確実に区画できる。
【0032】
そして、ソケット10によれば、第1傾斜面21の第1傾斜角度θ1よりも第2傾斜面22の第2傾斜角度θ2の方が大きい。
従って、ソケット10によれば、ランプ落下防止部材14を、第1位置A1から第2位置A2に簡単に切換えでき、第2位置A2から第1位置A1に容易に切換えできないようにできる。
【0033】
さらに、ソケット10によれば、ランプ落下防止部材14の支軸17が挿通孔18に挿入された後に、側板12の裏面に折曲部19が配置される。
従って、ソケット10によれば、ランプ落下防止部材14を第1位置A1から第2位置A2へ、または第2位置A2から第1位置A1へ回動させる際に、支軸17の挿通孔18からの抜け出しを防止できる。
【0034】
加えて、照明器具50によれば、ソケット10により取付作業を簡略化できる。
【0035】
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態のソケットおよび照明器具について説明する。
なお、以下の各実施形態において、前述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
【0036】
図10に示すように、本発明に係る第2実施形態の照明器具80に装備されるソケット30は、補助部材32が連結されたランプ落下防止部材31を備え、突部を有さない保持手段33を備えている。
補助部材32は、ランプ落下防止部材31が第1位置A1に保持されているときに、本体11に対する直管型LEDランプ57の接続軌跡上に配置される。
ランプ落下防止部材31は、補助部材32が、略L字形状に形成されて、その基部がU字形状部16の基部に90度よりも十分に小さい角度(図11参照)θ3を介して接続されている。
【0037】
図11に示すように、ランプ落下防止部材31が第1位置A1にあると、ソケット30の下方が開放状態となって直管型LEDランプ57を干渉しない。
このとき、ランプ落下防止部材31は、補助部材32が、本体11に対する直管型LEDランプ57の接続軌跡上に配置される。
【0038】
図12および図13に示すように、ランプ落下防止部材31が第1位置A1にある際に、直管型LEDランプ57の口金ピン63(口金ピン65)がソケット30の本体11に挿入される。
このとき、ランプ落下防止部材31の補助部材32が、本体11に対する直管型LEDランプ57の接続軌跡上に配置されている。
そのため、ランプ落下防止部材31は、直管型LEDランプ57のソケット30への進行に伴い、補助部材32が、図13中の上方へ向けて押圧される。
【0039】
補助部材32が上方へ押圧されることにより、ランプ落下防止部材31はU字形状部16も同様に上方に移動される。
そして、ランプ落下防止部材31が第1位置A1から第2位置A2まで回動されることにより、ランプ落下防止部材31のU字形状部16が直管型LEDランプ57の周面を覆う。
これにより、ランプ落下防止部材31により、直管型LEDランプ57が落下しないように保持できる。
【0040】
第2実施形態のソケット30によれば、ランプ落下防止部材31が第1位置A1に保持されているときに、補助部材32が、本体11に対する直管型LEDランプ57の接続軌跡上に配置される。
そのため、ソケット30によれば、直管型LEDランプ57がソケット30に装着される際に、補助部材32を介してランプ落下防止部材31が第1位置A1から第2位置A2まで自動的に回動される。
従って、ソケット30によれば、補助部材32により、直管型LEDランプ57が落下しないように自動的に保持できる。
【0041】
なお、本発明のソケットおよび照明器具においてソケット台,電源ユニット,電源端子台,直管型LEDランプ等は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形や改良等が可能である。
【符号の説明】
【0042】
10,30 ソケット
11 本体
14,31 ランプ落下防止部材
15,33 保持手段
17 支軸
18 挿通孔
20 突部
21 第1傾斜面
22 第2傾斜面
32 補助部材
50,80 照明器具
57 直管型LEDランプ(直管ランプ)
62,64 口金
63,65 口金ピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
直管ランプの口金が接続可能な本体と、
前記直管ランプの長手方向に対して直交するとともに、前記本体における互いに反対側を向く一対の側面に沿うとともに、前記直管ランプの長手方向に対して直交する支軸を中心として回動可能な略U字状のランプ落下防止部材と、
前記本体に対する前記ランプ落下防止部材の位置を保持する保持手段とを備え、
前記保持手段が、前記本体に対する前記直管ランプの着脱に前記ランプ落下防止部材が干渉しない第1位置と、前記本体に対する前記直管ランプの着脱に前記ランプ落下防止部材が干渉する第2位置とを選択可能であるソケット。
【請求項2】
請求項1に記載のソケットにおいて、
前記本体の前記側面に前記第1位置と前記第2位置とを区画する突部を有し、
前記突部に前記第1位置から前記第2位置に向かって登りとなる第1傾斜面と、前記第2位置から前記第1位置に向かって登りとなる第2傾斜面とが設けられているソケット。
【請求項3】
請求項2に記載のソケットにおいて、
前記側面に対する前記第1傾斜面の第1傾斜角度よりも前記側面に対する前記第2傾斜面の第2傾斜角度が大きいソケット。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載のソケットにおいて、
前記支軸が、前記ランプ落下防止部材の連続方向両端部において前記各側面に設けられた挿通孔に挿通可能であって、先端が前記本体の内側において折り曲げられているソケット。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1項に記載のソケットにおいて、
前記ランプ落下防止部材に連結された補助部材を有し、
前記補助部材が、前記ランプ落下防止部材が前記第1位置に保持されているときに、前記本体に対する前記直管ランプの接続軌跡上に配置されているソケット。
【請求項6】
請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1項に記載のソケットが設けられた照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2013−25994(P2013−25994A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−159000(P2011−159000)
【出願日】平成23年7月20日(2011.7.20)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】