説明

ソケット

【課題】ソケットが通電状態であっても、口金の挿し込み時において感電やアーク放電等を防ぐ。
【解決手段】ガイシ2、3の離間状態において挿し込まれた口金Bとコンタクト50とが非接触状態であり、ガイシ2、3が接近したときに口金Bとコンタクト50とが接触状態となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、劇場舞台やテレビスタジオなどの演出空間において、演出照明を行うスポットライト等の照明器具に用いるバイポスト型電球用のソケットに関する。
【背景技術】
【0002】
本発明に関連する先行技術文献情報として、例えば、次の特許文献1及び特許文献2がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実全昭57−25482号公報
【0004】
【特許文献2】実全昭57−57080号公報
【0005】
特許文献1、2は、2分割した2つのコンタクトが互いに平行方向に近接することで、該コンタクト間に挿し込んだバイポスト型電球の口金を締め付け挟持し、離間することで、該口金の抜き挿しを行えるようにしたソケットの具体的な構造について述べられている。この特許文献1、2のソケット構造によれば、バイポスト型電球の口金の抜き挿しが容易であるとともに、口金を確実に保持できる。
【0006】
ところで、バイポスト型電球をソケットに装着する際には、該ソケットを非通電状態にして感電やアーク放電等の発生を防止することが必要である。すなわち、ソケットが通電状態であると、口金に指が触れた状態で挿し込んだ際に感電することになる。また、挿し込み時において口金がコンタクトに対して不安定な状態で接触することでアーク放電が生じて、口金やコンタクトの表面が酸化したり、部分的に絶縁抵抗が上昇して過熱したりすることで、バイポスト型電球やソケットの寿命を縮めることになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものである。すなわち、万が一、ソケットが通電状態であっても、口金の挿し込み時において感電やアーク放電等を防ぐことが本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため、本発明に係るソケットは、次の構成を少なくとも具備する。
【0009】
一対のガイシ同士の接近により、該一対のガイシでバイポスト型電球の口金を挟持して、該口金の挿し込み状態を保持し、一対のガイシ同士が離間することにより、前記口金の挟持を解除して、該口金を抜き挿し可能状態とするソケットにおいて、前記一対のガイシの一方に設けられ、挿し込み状態の口金を支持する支持部と、前記一対のガイシの他方に設けられ、前記支持部で支持された口金に対して挟持状態でのみ接触するコンタクトと、を備えていることを特徴とする。
【0010】
前記コンタクトは、口金に対して支持部の挿し込み終端側で接触するように配置されていることを特徴とする。
【0011】
前記支持部を備えたガイシは、他方のガイシの接近・離間状態において口金の挿し込み方向で該他方のガイシの挿し込み始端面と重なるカバー部を有し、該カバー部は、前記支持部と連通する挿し込み孔を備えていることを特徴とする。
【0012】
前記支持部は、前記口金を接触状態で支持していることを特徴とする。
【0013】
前記コンタクトに前記口金が接触する放電部を備え、該放電部は、支持された口金に対して最初に接触するように配置されていることを特徴とする。
【0014】
前記放電部は、支持部の挿し込み終端側に配置されていることを特徴とする。
【0015】
前記放電部は、前記口金の挿し込み終端側に接触するように配置されていることを特徴とする。
【0016】
前記一対のガイシは、酸化アルミニウムからなることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係るソケットの一例を示す概略構成を示す断面図で口金抜き挿し可能状態を示す。
【図2】同、口金挟持保持状態を示す。
【図3】図1の(3)-(3)線断面図。
【図4】図1の(4)-(4)線断面図。
【図5】図1の(5)-(5)線断面図。
【図6】図1の(6)-(6)線断面図。
【図7】図1の(7)-(7)線断面図。
【図8】図2の(8)-(8)線断面図。
【図9】図2の(9)-(9)線断面図。
【図10】図2の(10)-(10)線断面図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明に係るソケットを実施するための形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1〜図10は、本実施形態のソケット1の概略構成図を示している。本実施形態のソケット1は、一対のガイシ2、3と、該一対のガイシ2、3同士を接近・離間させるとともに、該接近状態及び離間状態を保持する保持機構4とを備えてなる。
【0020】
すなわち、一対のガイシ2、3の離間状態(図1、図3〜図7参照)においてバイポスト型電球(以下「電球」という)Aの口金Bが抜き挿し可能状態となり、ガイシ2、3の接近状態(図8〜図10)において口金Bの挿し込み保持状態となるものである。電球Aは、円筒状とする2本の口金Bを突出させた周知の形態(例えば、ハロゲン電球等)のものである。
【0021】
前記ソケット1は、前記ガイシ3にのみ、前記口金Bに接触して通電するコンタクト50を備え、前記ガイシ2には、前記口金Bの挿し込み時において、挿し込まれた口金Bを支持する支持部2Aを備えている。前記ガイシ2、3が離間している状態では、支持部2Aに支持された口金Bに対して前記コンタクト50が非接触状態(図6参照)にあり、前記ガイシ2、3の接近状態において口金Bに対して前記コンタクト50が接触状態(図9参照)となるようにされている。
【0022】
すなわち、前記ソケット1は、仮に、通電状態で口金Bを挿し込んだ当初においては、該口金Bがコンタクト50に対して非接触状態であるため、挿し込み時におけるアーク放電や感電等を防止することができる。そして、口金Bを挿し込んだ状態でガイシ2、3を接近させることにより、口金Bにコンタクト50が接触して電球Aが通電状態になるとともに、口金Bを挟持保持することができる。
【0023】
以下、本実施形態のソケット1の各構成部材について説明すると、本実施形態のガイシ2、3は、絶縁素材である酸化アルミニウム(以下「アルミナ」という)を用いて、所定形状に成型されている。
【0024】
尚、以下では、ソケット1の挿し込み始端側を上側と称し、挿し込み終端側を下側と称する。
【0025】
ガイシ2は、上面を対向するガイシ3方向に延設した板状のカバー部21を一体に備えた立方体状を呈する。カバー部21には口金Bを挿し込む挿し込み孔21Aが開孔されている。カバー部21の下端面には、前記挿し込み孔21Aと連通する前記支持部2Aが連設されている。また、前記挿し込み孔21Aと連続するように、挿し込まれる口金Bの周面の半部が嵌合する嵌合溝22がガイシ2の下端面まで形成されている。
【0026】
嵌合溝22は、口金Bの周面半部の円弧と適合する平面半円状に形成されており、挿し込まれた口金Bの周面が接触するようにしている。
【0027】
支持部2Aは、内外周面をともに平面半円状とするアーチ状に形成され、前記嵌合溝22とで前記挿し込み孔21Aと連通する貫通孔21Bを形成している。また、支持部2Aは、口金Bのほぼ上半部が貫通するとともに、残りの下半部が露出するように支持する程度の長さにされている。また、支持部2Aの内周面20Aは、口金Bの円弧に適合して接触する程度の平面半円状に形成されている。
【0028】
カバー部21は、ガイシ3の上面3Aに対して、ガイシ2、3の接近状態及び離間状態において常に重なっており、ガイシ3に設けられたコンタクト50を上面から隠している。
【0029】
すなわち、カバー部21及び該カバー部に設けられた挿し込み孔21Aにより、口金Bの挿し込み時においてガイシ3側に該口金Bが挿し込まれないように規制するとともに、支持部2Aに確実に挿し込まれるように案内することができる。したがって、この規制及び案内によって、口金Bの挿し込み時における感電やアーク放電の発生を防止することができる。
【0030】
また、支持部2Aに支持された口金Bには通電時に熱が発生するが、該熱は、前記貫通孔21B及び嵌合溝22に対する口金Bの適合状の接触により、ガイシ2に伝導されることで放熱される。
【0031】
本実施形態におけるガイシ2、3の素材であるアルミナは、熱伝導効率に優れており、本発明のような通電時に発熱をともなうソケットに用いられるガイシの素材として、好ましいものであると考えられる。ただし、本発明で実施されるガイシの素材については、例示したアルミナに限られず、例えば、ステアタイト等の各種セラミックを用いてもよい。
【0032】
ガイシ3は、立方体状を呈し、上面3Aが前記カバー部21の下面21Cと対向して重なり合うように配置されている。ガイシ3における前記嵌合溝22と対向する面には、前記支持部2Aが適合状に嵌合する嵌合溝31と、該嵌合溝31の下方向に連設されたコンタクト支持溝32とが形成されている。
【0033】
嵌合溝31は、前記支持部2Aと同長、かつ外周の半円形状に適合する半円形状を呈するものであり、ガイシ2、3同士が接近したときに嵌合溝31に支持部2Aが嵌合し(図8参照)、離間したときに嵌合溝31から支持部2Aが脱出する(図5参照)ようにされている。
【0034】
コンタクト支持溝32は、コンタクト50を支持するための溝であり、前記嵌合溝31に対して下方向に連設された第1溝部32Aと、該第1溝部32Aに対して下方向に連設されたな第2溝部32Bとで構成されている。
【0035】
本実施形態で例示する保持機構4は、カム機構の作用により、ガイシ2、3同士を接近・離間させるとともに、接近状態及び離間状態を保持する周知の構造のものであるので、以下で、保持機構4の概略構成を説明する。尚、保持機構の構成については、例示する実施形態に限られず、ガイシ同士を接近・離間させるとともに、接近状態及び離間状態を保持する構成であればよい。
【0036】
保持機構4は、前記ガイシ2、3の側部を囲むように保持するソケットケース10のガイシ2側に一端が固定され、前記ガイシ2、3に対して対向方向に貫通したカム軸40と、ガイシ3側に突出したカム軸40の端部に上下方向に回動可能に軸支された操作レバー41と、操作レバー41の軸支部位41Aと接触するように前記カム軸40にスライド可能に遊嵌合されたカラー42と、前記ソケットケース10を貫通し、前記カラー42とガイシ3の間に、該カラー42とガイシ3に対して接触するとともに、前記カム軸40に対してスライド可能に遊嵌合した押さえばね43と、ガイシ2、3間に装着された圧縮ばね44とを備えている。
【0037】
この保持機構4によれば、図1及び図2に示すように、操作レバー41は、長手方向が水平方向と垂直方向とに切替わるように回動し、水平方向であるときに前記ガイシ2、3の離間状態(口金Bの抜き挿し可能状態、図1、図5〜図7参照)を保持し、垂直方向であるときに前記ガイシ2、3の接近状態(口金Bの保持状態、図2、図8〜図10参照)を保持する。
【0038】
図1、図5〜図7に示すガイシ2、3の離間状態では、圧縮ばね44の付勢力により、ガイシ2に対するガイシ3の離間状態が保持されるとともに、前記付勢力がガイシ3、押さえばね43、カラー42を経て操作レバー41の長手方向と対面する軸支部位41Aの端面410を押圧することにより、該操作レバー41の水平状態が保持される。
【0039】
操作レバー41の長手方向を水平状態から垂直方向へ回動させると、前記軸支部位41Aの角部411でカラー42をガイシ3方向に押圧する。該押圧力は、押さえばね43を経てガイシ3を前記圧縮ばね44の圧縮力に抗してガイシ2と接近する方向に移動させる。そして、図2、図8〜図10に示すように、操作レバー41の長手方向が垂直状態になると、連続する操作レバー41の長手方向に沿う軸支部位41Aの端面412が、圧縮ばね44の付勢力によるガイシ3の離間方向への移動を防止することで、ガイシ2、3の接近状態が保持される。
【0040】
前記端面410は、操作レバー41の長手方向の水平状態において、ガイシ2、3を離間状態にする位置に設定され、前記端面412は、操作レバー41の長手方向の垂直状態において、ガイシ2、3を接近状態で保持する位置に設定されている。
【0041】
尚、操作レバー41は、例示した単にガイシ2、3を接近・離間させる構成に限らず、例えば、実公昭63−17182号に記載されているように、ミラー取付け枠を兼用する構成にしてもよい。
【0042】
コンタクト50は、ガイシ2、3が接近状態であるときにのみ口金Bに接触して通電させる部位が平面アングル形状に形成されており、前記第1溝部32Aに、嵌合溝22と平面視において対向するように嵌合するとともに、第1溝部32Aに対してリベット止め等により、口金Bの公差中で横移動するように取り付けられている(図6及び図9参照)。また、コンタクト50は、ガイシ2、3の接近状態において、平面アングル形状の頂点部(コンタクト50の底部に相当する部位)を境とする2つの接触面50Aに、前記支持部2Aに支持された口金Bの側面が接触するようにしている(図9参照)。すなわち、ガイシ2、3の接近状態において、支持された口金Bの周面に対して前記嵌合溝22とコンタクト50における接触面50Aが接触状態となる。
【0043】
コンタクト50の下側面には、ケーブル5Aを接続する接続部5及び口金Bが接触したときに放電を行う放電部6がリベット止め等(図示せず)により、一体に重なるように固着されている。
【0044】
接続部5は、下端部にケーブル5Aをカシメにより接続した薄板状のものであり、前記第2溝部32Bに嵌合保持されている。
【0045】
放電部6は、口金Bの下端周面が接触する接触放電部61を備えている。
【0046】
このコンタクト50及び接続部5についても、ガイシ3の前記コンタクト支持溝32に接触させており、この接触により通電による発熱をガイシ3に伝導させて放熱をするようにしている。
【0047】
接触放電部61は、前記コンタクト50の下端から突出する口金Bの下端周面が接触する位置となるように、前記接続板60の左右端部から延設された2枚の板ばね状に形成されている。接触放電部61は、口金Bが接触する接触面61Aの位置を、前記コンタクト50の接触面50Aよりも、ガイシ2に対して近い位置に設定してあり、ガイシ2、3の接近時において、口金Bの下端周面が接触面61Aに接触した後に、該下端周面を除く口金Bの周面がコンタクト50に接触するようにしている(図9及び図10参照)。
【0048】
すなわち、仮に、ソケット1が通電状態でガイシ2、3を接近させた当初において、支持された口金Bの一部分である下端周面が接触放電部61にのみ接触し、該接触部分においてアーク放電が発生するため、コンタクト50及び接続部5等の大部分や、口金Bの下端周面を除く大部分に対するアーク放電による悪影響を抑制することができる。
【0049】
また、接触放電部61は、ガイシ2、3の接近時において、口金Bの下端周面が接触した際に、ガイシ3方向に弾性変形し、この変形から復帰する方向への付勢力が発生するようにしてあり、この付勢力により、口金Bの下端周面に対する接触確実性を確保することができる(図10参照.)。
【0050】
本実施形態のソケット1によれば、ガイシ2、3の離間状態において口金Bを挿し込んだときに、該口金Bを支持部2Aが支持することで、ガイシ2、3が離間状態のソケット1に対する電球Aの挿し込み状態を安定させることができる。このガイシ2、3の離間状態では、口金Bとコンタクト50との非接触状態を保持しているので、仮に、ソケット1が通電状態である場合に口金Bを挿し込んだときに、感電やアーク放電の発生を防止することができる。
【0051】
更に、通電状態におけるガイシ2、3の接近において、最初に接触する口金Bの下端周面と放電部6における接触放電部61間でアーク放電を発生させることによる口金Bやコンタクト50に対する悪影響の抑制、口金Bの挿し込み時における該口金Bのコンタクト50への接触の規制及び支持部2Aへの確実な案内による感電やアーク放電の防止、ガイシ2、3をアルミナで形成したことによる放熱効果の向上、コンタクト50をガイシ3側のみに配したことによる部品点数の削減、等、多くの効果が期待できる。
【0052】
尚、本発明は、例示した実施形態に限定するものでは無く、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。例えば、保持機構の構造、保持機構における操作レバーの形態、ガイシの形態、コンタクトの形態等、様々な形態で実施が可能である。
【符号の説明】
【0053】
1:ソケット 2:ガイシ 3:ガイシ 50:コンタクト 6:放電部
2A:支持部 21:カバー部 21A:挿し込み孔 A:バイポスト型電球
B:口金

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対のガイシ同士の接近により、該一対のガイシでバイポスト型電球の口金を挟持して、該口金の挿し込み状態を保持し、該一対のガイシ同士が離間することにより、前記口金の挟持を解除して、該口金を抜き挿し可能状態とするソケットにおいて、
前記一対のガイシの一方に設けられ、挿し込み状態の前記口金を支持する支持部と、
前記一対のガイシの他方に設けられ、前記支持部で支持された前記口金に対して挟持状態でのみ接触するコンタクトと、
を備えていることを特徴とするソケット。
【請求項2】
前記コンタクトは、口金に対して支持部の挿し込み終端側で接触するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のソケット。
【請求項3】
前記支持部を備えたガイシは、他方のガイシの接近・離間状態において口金の挿し込み方向で該他方のガイシの挿し込み始端面と重なるカバー部を有し、該カバー部は、前記支持部と連通する挿し込み孔を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のソケット。
【請求項4】
前記支持部は、前記口金を接触状態で支持していることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか1項に記載のソケット。
【請求項5】
前記コンタクトに口金が接触する放電部を備え、該放電部は、口金に対して最初に接触するように配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4いずれか1項に記載のソケット。
【請求項6】
前記放電部は、支持部の挿し込み終端側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のソケット。
【請求項7】
前記放電部は、前記口金の挿し込み終端側に接触するように配置されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のソケット。
【請求項8】
前記一対のガイシは、アルミナからなることを特徴とする請求項1ないし請求項7いずれか1項に記載のソケット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−262799(P2010−262799A)
【公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−111827(P2009−111827)
【出願日】平成21年5月1日(2009.5.1)
【出願人】(390032573)丸茂電機株式会社 (17)
【出願人】(592233820)株式会社セライズ (1)
【Fターム(参考)】