説明

ダブルスクローリング

階層的に順序化されたコンテンツ等のコンテンツにおいて画面スクローリングを与える方法が与えられる。コンテンツにおける少なくとも1つのレベルは、オブジェクトのページを有するページレベル、及びオブジェクトを有するオブジェクトレベルを有する。該方法は、ページレベルにおいてページ毎にオブジェクトをスクロールする段階、及び、オブジェクトレベルにおいてオブジェクト毎にオブジェクトをスクロールする段階を有する。階層的に順序化されたコンテンツ等のより大量のコンテンツにおいてスクロールする際は特に、ページ毎レベルをオブジェクト毎レベルと織り交ぜることが有利であり、ユーザは、ナビゲートする特定のレベルをページ毎式又はオブジェクト毎式のいずれかで選び得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、データにおいてナビゲートする方法及びグラフィカル・ユーザ・インタフェースに係り、より特には、限定された数のキー又はマウスの操作を用いてデータをナビゲートする方法及びグラフィカル・ユーザ・インタフェースに係る。
【背景技術】
【0002】
階層的に配列されたデータにおけるナビゲーションは、煩わしいものであり得、多くのキー又はマウスの操作が、特定のオブジェクトを見つけるよう必要とされることが頻繁にある。特に単一の画面に適合するより多くのコンテンツが表示される必要がある際に、ユーザは、使用可能であるが可視ではないコンテンツにアクセスするよう複数のキーストローク及び/又はマウス操作を行う必要がある。
【0003】
表示される必要があるコンテンツが項目のリストと考えられ得る際、上方向/下方向の操作が支持されて、画面上の最後の可視の項目に到達すると、リストのうち前に不可視であった項目を表示するよう画面の一部がリフレッシュされるようにする。
【0004】
この項目に対するナビゲーションは、スクロールされるべき項目のリストが長すぎない限り、差し支えない。典型的には、複数の画面がリストの項目でいっぱいにされ得る際に、画面毎のスクローリング操作はユーザに勧められる。この操作は、一般的には、一連の更なるキー(PgUp,PgDn)又はマウス操作(スクロールバー上での移動及びクリック)を介して与えられる。
【0005】
しかしながら、この方法には、2つの不利点がある。更なるキーが必要とされること、及び、階層の上部(全コンテンツ)から下部(単一の項目)へのナビゲーションのフローが乱されること、である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、データ等のコンテンツにおいて容易なナビゲーションを可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上述された及び他の面によれば、コンテンツにおいて画面スクローリングを与える方法が与えられる。該方法において、コンテンツにおける少なくとも1つのレベルは、オブジェクトのページを有するページレベル、及びオブジェクトを有するオブジェクトレベルを有する。該方法は、
・ ページレベルにおいてページ毎にオブジェクトをスクロールする段階、及び、
・ オブジェクトレベルにおいてオブジェクト毎にオブジェクトをスクロール段階、
を有する。
【0008】
特にはより大量のコンテンツにおけるスクロールする際、ページ毎のレベルをオブジェクト毎のレベルと織り交ぜることが有利であり、ユーザは、ナビゲートする特定のレベルをページ毎式又はオブジェクト毎式のいずれかで選び得る。
【0009】
この特徴は、スクローリングに必要なキーが1つのみであるという点においてナビゲーションをより単純化し、更には、ナビゲーションのフローは、よりスムーズであり、ページのシフトで中断されない。これは、オブジェクトの数が多い際、あるいはオブジェクトが表示されるべきウィンドウ又は画面が小さい際に特に有利であり、1−10個のオブジェクト等の例えば10,5又は3個のオブジェクトである限定された数のオブジェクトのみがウィンドウ又はパネルにおいて同時に可視である。
【0010】
更には、例えばテレビジョン受像機の画面上のコンテンツをリモート・コントロール等の非専用のスクローリング手段をスクローリング制御装置として使用してナビゲートする際、可能な限り少ないスクローリング要素又はキーをユーザに対して与えることが有利である。
【0011】
オブジェクトは、項目又はコンテナ(container)を有し得、該コンテナは続いて項目及び/又はコンテナを更に有し得る。
【0012】
コンテンツは、いずれかの手法において順序化又は構造化され得る。コンテンツは、ページのウェブであり得、階層的に順序化されたコンテンツ等であり得る。望ましくは、コンテンツは順序化され、1つのパネルにおける選択は、その点を越えて見込まれるものを確定する。
【0013】
階層を介して動く際、項目又はコンテナ等のオブジェクトを有するディレクトリ又はサブディレクトリは、続いて第1のレベルのリストを有し得、第1のレベルのリストのコンテナ等において有されるオブジェクトは続いて、第2のレベルのオブジェクトと称される。
【0014】
コンテンツは、ワードプロセッサー文書、スプレッドシート、データベース、マルチメディア情報等のデータ、音楽又はビデオコンテンツ、インターネット又はテレビジョンコンテンツ等のコンテンツであり得る。
【0015】
望ましくは、階層における少なくとも1つのレベルは、所定の数のオブジェクトを有し、ページレベルは所定の数のオブジェクトのうち選択された数のページを有し、オブジェクトレベルは、該所定の数のオブジェクトを有する。故に、少なくとも1つのレベルにおける全てのオブジェクトは、オブジェクトレベルにおいて与えられる一方、オブジェクトのページは、ページレベルにおいて与えられる。あるいは、選択されたページオブジェクトのみは、オブジェクトレベルにおいて与えられる。ページレベルは、所定の数のオブジェクトのうち選択された数を有し得る。望ましくは、所定の数のオブジェクトのうち選択された数は、画面上で可視であるオブジェクトの数に対応する。しかしながら、画面の半分又は四分の1上で可視であるオブジェクトに対応する選択された数のオブジェクトもまた、選ばれ得る。
【0016】
ページレベルのスクローリング及びオブジェクトレベルのスクローリングは、同様に操作され得る。故に、ページレベルのスクローリング及びオブジェクトレベルのスクローリングは、同一のスクローリング手段又は同一のスクロール制御手段によって操作され得る。リストにおけるオブジェクトのスクローリングは、故に、スクロール制御装置、キーストローク、マウス操作等のいずれの手段によっても実行され得る。例えば望ましい一実施例では、同一のスクローリング手段は、上方向/下方向の矢印である。
【0017】
この結果、ユーザは、使用可能であるが可視ではないコンテンツにアクセスするよう、キーストローク及び/又はマウスの操作のうち1つの種類のみを適用する必要がある。単一のスクローリング手段のみを使用することができることは有利であり、更には、別個ではあるが織り交ぜられた(interwoven)ナビゲーションは、スクローリングの向上された制御を可能にする。
【0018】
例えば階層的に順序化されたコンテンツの第1のレベル等であるコンテンツの第1のレベルは、複数の第1のレベルのオブジェクトを有し得、これらの第1のレベルのオブジェクトのうち少なくとも1つは、ページレベル及び/又はオブジェクトレベルを有し得る。
【0019】
望ましくは、第1のレベルのリストは、第1のパネル及びページレベルにおいて示され、オブジェクトレベルは画面の第2のパネルにおいて示される。ページレベル及びオブジェクトレベルは、いずれも同時に表示され得、スクロール機能のみがページレベルとオブジェクトレベルとの間の切替えで変更され得る。この結果、オブジェクトのページは、ページスクローリングの際に表示される。ページレベルは、スクロールバー等によって表され得る。あるいは、1つのレベルのみが一度に示され、ページレベル又はオブジェクトレベルのいずれかが示される。ページレベルは、ページの圧縮されたリスト等によって表され得る。
【0020】
望ましい一実施例において、ページレベル及び/又はオブジェクトレベルにおける所定の数のオブジェクトのうち最後は、第1のレベルのリストにおける後続のオブジェクトに対するシフトを生成する。望ましくは、第1のレベルのリストにおける後続のオブジェクトは、第1のレベルのリストにおける第1のオブジェクトの直後である。
【0021】
画面上で同時に可視であるより多くのオブジェクトを介してスクローリングし、第1のページのスクローリングは、第1の数の可視のオブジェクトのうち最後の可視のオブジェクトのオブジェクト毎のスクローリングの際に与えられ得、画面上に現時点で可視である新しい複数のオブジェクトを表示するようにされる。
【0022】
追加的には、オブジェクトのリストが単一の画面ウィンドウ又はパネルにおいて示され得るより多くのオブジェクトを有する、即ちオブジェクトのリスト(項目又はコンテナ)が大きすぎて単一の画面上では可視となり得ない、階層のレベルにおけるオブジェクトのリストをナビゲートする際、画面ウィンドウにおいて可視であるオブジェクトのリストの新しい部分を表示するようリストの最後の可視である項目のスクローリング時にページ全体をシフトすることが望ましい。この結果、第1の所定の数の可視のオブジェクトのうち最後の可視のオブジェクトのオブジェクト毎のスクローリングにあたって、第1のページスクローリングは、可視のオブジェクトの新しい所定の数を表示するよう与えられる。
【0023】
上述された方法は、コンピュータプログラムプロダクトの形状で与えられ得、前出のコンピュータプログラムを既に定義付けられた方法として機能させるよう実行する際に、プログラム可能である装置を有効にする。
【0024】
本発明の他の面によれば、コンテンツにおいて画面スクローリングを与える方法が与えられる。該コンテンツは、オブジェクトの少なくとも第1のレベルのリスト及び少なくともオブジェクトの対応する第2のレベルのリストを有し、各第2のレベルのリストは、所定の数のオブジェクトを有し、第1のレベルのオブジェクトと関連付けられる。
【0025】
該方法は、
・ 第1のレベルのリストにおいて第1のオブジェクトを選択する段階、
・ 選択された第1のオブジェクトと関連付けられた所定の数の第2のレベルのオブジェクトのうち最後を除く全てをオブジェクト毎にスクロールする段階、
・ 第1のレベルのリストにおいて第2のオブジェクトと関連付けられたオブジェクトの第2のレベルのリストにシフトすることによって、所定の数の第2のレベルのオブジェクトの最後をスクロールする段階、
を有する。
【0026】
コンテンツは、階層的に順序化されたコンテンツであり得る。
【0027】
オブジェクトは、項目又はコンテナを有し得、望ましい一実施例では、第1のレベルのオブジェクトと第2のレベルのオブジェクトとの間の関連は、コンテナを有するディレクトリ、及び項目及び/又はコンテナを有する対応するサブディレクトリにおいてコンテンツを配列することによって達成される。コンテナは続いて、項目及び/又はコンテナを更に有し得る。
【0028】
望ましくは、第1のレベルのリストは第1のパネルにおいて示され、第2のレベルのリストは第2のパネルにおいて示される。更により望ましくは、第1のパネルは、第2のパネルの左側にある。
【0029】
例えば、第2のパネルにおいて表示されるオブジェクトの第2のレベルのリストにおいてコンテナを選択する際、第2のレベルのリストのコンテンツは、第1のパネルに表示され、現時点では第1のレベルのリストとなり、選択されたコンテナのコンテンツは、第2のパネルにおいて示され、現時点では第2のレベルのリストとなる。
【0030】
第1のレベルのリストにおいて第1のオブジェクトに対して関連付けられたオブジェクトの第2のレベルのリストにおいてナビゲートする際、ナビゲーションは、望ましくはオブジェクト毎に、第2のレベルのリストにおける最後のオブジェクト以外の全てのスクローリングによって実行され得る。第2のレベルのリストにおける最後のオブジェクトのスクローリングは、第1のレベルのリストにおける後続の第2のオブジェクトに対するシフト、及び、第1のレベルのリストにおける第2のオブジェクトに関連付けられたオブジェクトの第2のレベルのリストに対するシフトをもたらす。この結果、第1のレベルのリストにおいて第2のオブジェクトと関連付けられた第2のレベルのリストは、第1のパネルにおいて表示される。第1のレベルのリストの第2のオブジェクトと関連付けられた第2のレベルのリストはまた、第1のレベルのリストにおける第1のオブジェクトに関連付けられた第2のレベルのリストにおいて最後のオブジェクトをスクロールする際開かれた又は生成された追加的なウィンドウ又は追加的なパネルにおいて、表示され得る。この場合、追加的なパネル又はウィンドウは、第1のレベルのリストを覆わないよう、又は少なくとも第1のレベルのリストの大部分を覆わないよう位置付けられる、ことが望ましい。
【0031】
望ましくは、第2のオブジェクトは、第1のレベルのリストにおける選択された第1のオブジェクトの直後である。あるいは、第2のオブジェクトは、例えば第1のレベルのリストが織り交ぜられた項目及びコンテナを有する際、第1のレベルのリストを有する後続のオブジェクトであり得る。
【0032】
本発明の更なる面によれば、コンテンツを表示するグラフィカル・ユーザ・インタフェースが与えられる。該グラフィカル・ユーザ・インタフェースにおいて、コンテンツは、オブジェクトのページを有する少なくとも1つのページレベル、及び、オブジェクトを有する少なくとも1つのオブジェクトレベルを有する。ページレベル及びオブジェクトレベルは、ページ毎のスクローリング及びオブジェクト毎のスクローリングを夫々与えるようユーザがコンテンツ階層におけるレベル間でシフトし得るよう、織り交ぜられている。
【0033】
望ましい一実施例では、コンテンツは、階層的に順序化されたコンテンツである。
【0034】
更には、グラフィカル・ユーザ・インタフェースは、第1の所定の数の可視のオブジェクトのうち最後の可視のオブジェクトのオブジェクト毎のスクローリングの際に、ページスクローリングを可能にし得、第1のページスクローリングが、新しい所定の数の可視の対象を表示するよう与えられる。
【0035】
コンピュータプログラムプロダクトが更に与えられ、既に説明されたグラフィカル・ユーザ・インタフェースとして機能するよう前出のコンピュータプログラムプロダクト実行する際、プログラム可能な装置を有効にする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0036】
図1は、本発明に従った一実施例を図示する。図中、コンテナのリスト1、即ちアルバム(Albums)は、コンテナのページ2と織り交ぜられ、また、コンテナにおける項目3のリスト、即ち写真(Photos)は、項目のページ4と織り交ぜられる。コンテナのページ2、4は、スクロールバーとして表され、本実施例では項目及び/又はコンテナ(オブジェクト)のリストの左側にある。1つ又はそれ以上のスクロールバーは、ページレベルのナビゲーションを視覚化するよう与えられる。
【0037】
図2a中、第1のレベルのオブジェクトのリストは、第1のパネルにおいて示され、オブジェクトはプロジェクト1乃至プロジェクト9と名付けられたコンテナ又はフォルダである。プロジェクト1は選択され、コンテナのコンテンツは第2のパネルにおいて表示される。コンテナは、第2のレベルのリスト、即ちファイル1.1乃至1.6を有する。第2のレベルのリストにおける最後の項目ファイル1.6の選択の際、アクションは取られず、もたらされるウィンドウは図2b中に示され、ファイル1.6が依然として選択されている。
【0038】
本発明に従った望ましい一実施例によれば、図2cと組み合わされた図2aは、本発明に従ったナビゲーションを示す。故に、第2のレベルのリストにおける最後の項目ファイル1.6の選択の際、第1のレベルのリストにおける次のコンテナ、即ちコンテナプロジェクト2は選択され、ファイル2.1乃至2.9である関連付けられたリストは、第2のパネルにおいて示される。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】オブジェクトのページとリストがどのように織り交ぜられるかを図示する。
【図2】a及びbは従来技術のナビゲーションを図示する。cは本発明に従ったナビゲーションを図示する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツにおいて画面スクロールを与える方法であって、
前記コンテンツにおける少なくとも1つのレベルは、オブジェクトのページを有するページレベルと、前記オブジェクトを有するオブジェクトレベルと、を有し、
・ 前記ページレベルにおいてページ毎に前記オブジェクトをスクロールする段階と、
・ 前記オブジェクトレベルにおいてオブジェクト毎に前記オブジェクトをスクロールする段階と、を有する、
方法。
【請求項2】
前記コンテンツにおける前記少なくとも1つのレベルは、所定の数のオブジェクトを有し、前記ページレベルは、前記所定の数のオブジェクトのうち選択された数のページを有し、前記オブジェクトレベルは、前記所定の数のオブジェクトを有する、
請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記所定の数のオブジェクトのうち前記選択された数は、画面上で可視である前記オブジェクトの数に対応する、
請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記ページレベルのスクローリング及び前記オブジェクトレベルのスクローリングは、同一のスクローリング手段によって作動される、
請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の方法。
【請求項5】
前記スクローリング手段は、上方向/下方向の矢印である、
請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記コンテンツにおける第1のレベルは、複数の第1のレベルのオブジェクトを有し、前記第1のレベルのオブジェクトうち少なくとも1つは、ページレベル及び/又はオブジェクトレベルを有する、
請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の方法。
【請求項7】
前記ページレベル及び/又はオブジェクトレベルにおいて前記所定の数のオブジェクトの最後のスクローリングは、前記第1のレベルのリストにおける後続のオブジェクトに対するシフトを生成する、
請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記第1のレベルのリストにおける前記後続のオブジェクトは、前記第1のレベルのリストにおける前記第1のオブジェクトの直後である、
請求項7記載の方法。
【請求項9】
第1の数の可視のオブジェクトのうち最後の可視のオブジェクトのオブジェクト毎のスクローリングの際、第1のページのスクローリングは、新しい複数の可視のオブジェクトを表示するよう与えられる、
請求項1乃至8のうちいずれか一項記載の方法。
【請求項10】
前記コンテンツは、階層的に順序化されたコンテンツである、
請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の方法。
【請求項11】
コンピュータプログラムであって、
請求項1乃至10のうちいずれか一項において定義付けられた方法として機能するよう前記コンピュータプログラムを実行する際にプログラム可能な装置を有効にする、
コンピュータプログラム。
【請求項12】
コンテンツを表示するグラフィカル・ユーザ・インタフェースであって、
前記コンテンツは、オブジェクトのページを有する少なくとも1つのページレベルと、前記オブジェクトを有する少なくとも1つのオブジェクトレベルと、を有し、前記ページレベル及び前記オブジェクトレベルは、ページ毎のスクローリング及びオブジェクト毎のスクローリングを夫々与えるようユーザが前記コンテンツにおけるレベル間でシフトし得るよう織り交ぜられる、
グラフィカル・ユーザ・インタフェース。
【請求項13】
コンピュータプログラムであって、
請求項12において定義付けられたグラフィカル・ユーザ・インタフェースとして機能するよう前記コンピュータプログラムを実行する際にプログラム可能な装置を有効にする、
コンピュータプログラム。
【請求項14】
コンテンツにおいて画面スクローリングを与える方法であって、
前記コンテンツは、オブジェクトの第1のレベルのリストと、対応するオブジェクトの第2のレベルのリスト(項目又はコンテナ)とを有し、各第2のレベルのリストは、所定の数のオブジェクトを有し、第1のレベルのオブジェクトと関連付けられ、
・ 前記第1のレベルのリストにおいて第1のオブジェクトを選択する段階と、
・ 前記選択された第1のオブジェクトと関連付けられた前記所定の数の第2のレベルのオブジェクトのうち最後を除く全てをスクロールする段階と、
・ 前記第1のレベルのリストにおける第2のオブジェクトと関連付けられるオブジェクトの第2のレベルのリストに対してシフトすることによって、前記所定の数の第2のレベルのオブジェクトのうち最後をスクロールする段階と、
を有する、
方法。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2007−518181(P2007−518181A)
【公表日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−548488(P2006−548488)
【出願日】平成17年1月4日(2005.1.4)
【国際出願番号】PCT/IB2005/050022
【国際公開番号】WO2005/069201
【国際公開日】平成17年7月28日(2005.7.28)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】