説明

チオイミデート化合物及びその有害生物防除用途

【課題】有害節足動物に対して優れた防除効力を有する化合物を提供すること。
【解決手段】下記式(I)〔式中、RはC7-10分枝アルキル基等を表し、mは0〜2の整数を表し、nは0〜2の整数を表し、Xはハロゲン原子、C1-3アルキル基、C1-3ハロアルキル基、C1-4アルコキシ基またはニトロ基を表し、mが2のとき2つのXは同一でも異なっていてもよく、Zはハロゲン原子、C1-3アルキル基、C1-3ハロアルキル基またはC1-4アルコキシ基を表し、nが2のとき2つのZは同一でも異なっていてもよい。〕で示されるチオイミデート化合物は、有害生物に優れた防除効力を有する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)

〔式中、
RはC7-10分枝アルキル基、または、少なくとも1個のC1-3アルキル基で置換されるか、ベンゼン環が縮合した3−6員のシクロアルキル基を表し、
mは0〜2の整数を表し、nは0〜2の整数を表し、
Xはハロゲン原子、C1-3アルキル基、C1-3ハロアルキル基、C1-4アルコキシ基またはニトロ基を表し、mが2のとき2つのXは同一でも異なっていてもよく、
Zはハロゲン原子、C1-3アルキル基、C1-3ハロアルキル基またはC1-4アルコキシ基を表し、nが2のとき2つのZは同一でも異なっていてもよい。〕
で示されるチオイミデート化合物。
【請求項2】
式(I)において、RがC7-10分枝アルキル基である請求項1記載のチオイミデート化合物。
【請求項3】
式(I)において、RがC7-9分枝アルキル基である請求項1記載のチオイミデート化合物。
【請求項4】
式(I)において、Rが少なくとも1個のC1-3アルキル基で置換された3−6員のシクロアルキル基である請求項1記載のチオイミデート化合物。
【請求項5】
式(I)において、Rが少なくとも1個のC1-3アルキル基で置換されたシクロヘキシル基である請求項1記載のチオイミデート化合物。
【請求項6】
式(I)において、Rがベンゼン環が縮合した3−6員のシクロアルキル基である請求項1記載のチオイミデート化合物。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1項に記載される化合物を有効成分として含有する有害生物防除剤。
【請求項8】
有害生物を防除するための、請求項1〜6のいずれか1項に記載される化合物の使用。
【請求項9】
有害生物防除剤の製造のための、請求項1〜6のいずれか1項に記載される化合物の使用。
【請求項10】
請求項1〜6のいずれか1項に記載される化合物を有害生物または有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。

【公開番号】特開2008−297224(P2008−297224A)
【公開日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−142829(P2007−142829)
【出願日】平成19年5月30日(2007.5.30)
【出願人】(000002093)住友化学株式会社 (8,981)
【Fターム(参考)】