説明

チューブ状のパッケージ材内に注ぎ込むことができる食品のパッケージに嵌め込まれる開口装置に圧力をかけるための加圧装置

チューブ状のパッケージ材内に注ぎ込むことができる食品のパッケージ(2)に嵌め込まれる開口装置(3)に圧力をかけるための加圧装置(25)であり、開口装置(3)の第一の領域(12)をパッケージ(2)に押し付ける第一の作動位置と開口装置(3)から取り外される第一の休止位置との間を移動できる第一の加圧部材(26)と、開口装置(3)の第二の領域(13)をパッケージ(2)に押し付ける第二の作動位置と開口装置(3)から取り外される第二の休止位置との間を移動できる第二の加圧部材(27)とを備えており、前記第一の領域(12,13)が相互に交差している加圧装置(25)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、チューブ状のパッケージ材内に注ぎ込むことができる食品のパッケージに嵌め込まれる開口装置に圧力をかけるための加圧装置に関する。
【背景技術】
【0002】
公知のように、フルーツジュース、殺菌ミルク又はUHT(超高温処理された)ミルク、ワイン、トマトソース等のような多くの食品は、殺菌されたパッケージ材によって作られたパッケージとして販売される。
【0003】
このタイプのパッケージの典型的な例は、テトラブリックアセプティック(Tetra Brik Aseptic)(登録商標)として知られている液体又は注ぎ出し可能な食品の平行六面体形状のパッケージであり、これは、ラミネートされたストリップ状のパッケージ材を折り曲げ且つシールすることによって作られている。
【0004】
該パッケージ材は多層構造を有しており、該多層構造は、実質的に、例えば紙のような繊維材料又は鉱物充填ポリプロピレン材料の層からなる堅牢性及び強度のためのベース層と、該ベース層の両面を覆っている例えばポリエチレンフィルムのような熱シールプラスチック材料からなる多数の層とを含んでいる。
【0005】
UHTミルクのような長期保存製品のための無菌パッケージの場合には、パッケージ材はまた、例えばアルミニウム箔又はエチレンビニルアルコール(EVOH)のような気体及び光遮蔽材料からなる層をも備えており、この層は、熱シールプラスチック材料からなる層上に重ねられ、次いで、最終的に食品と接触するパッケージの内面を形成する熱シールプラスチック材料からなる別の層によって覆われる。
【0006】
公知のように、この種のパッケージは全自動包装機において製造される。該全自動包装機においては、連続チューブがウェブ給送パッケージ材によって作られ、パッケージ材からなるウェブが該包装機上で例えば過酸化水素溶液のような化学殺菌剤を塗布することによって殺菌され、前記殺菌剤は、ひとたび殺菌が完了すると前記パッケージ材の表面から除去例えば加熱によって蒸発せしめられ、このようにして殺菌されたパッケージ材のウェブは、閉鎖された無菌環境内に維持され、長手方向に折り曲げられ且つシールされて垂直チューブが形成される。
【0007】
該チューブには、殺菌された又は殺菌処理された食品が充填され、シールされ、続いて等間隔断面に沿って切断されて枕状のパックが形成され、該枕状パックは、次いで、機械によって折り曲げられて各々の完成された例えばほぼ平行六面体形状のパッケージが形成される。
【0008】
別の方法として、パッケージ材が切断されてブランク材とされ、該ブランク材が成形スピンドル上でパッケージに成形され、該パッケージに食品が充填され且つシールされる。このタイプのパッケージの一つの例は、テトラレックス(Tetra Rex)(登録商標)として知られている所謂“山形頂部”パッケージである。
【0009】
上記のパッケージは、ひとたび形成されると、更に別の処理例えばパッケージ内部の食品が外部要因物質と接触するのを防止し且つ製品を注ぎ出すことができるようにするために再封止可能な開口装置を適用する処理が施される。
【0010】
現在のところ、最も一般的に市販されている開口装置は、注ぎ出し口を規定しており且つパッケージ頂壁の取り外し可能な又は索刺可能な部分に嵌め込まれる環状の枠と、該枠にヒンジ結合されるか又はねじ込まれ且つパッケージを開口させるために取り外すことができるキャップを備えている。
【0011】
該パッケージの取り外し可能な部分は、パッケージに設けられている貫通穴を封止するためにパッケージの外側に接着するか又は熱シールされる密封シートによって形成される。この方法の一つの例が特許出願EP−A−9433549に記載され且つ図示されている。別の方法として、パッケージの取り外し可能な部分は、いわゆる“プリラミネートされた”穴すなわちパッケージ材を形成している他の層例えば穴を密封閉塞する熱可塑性材料からなる層及び/又は遮蔽材料からなる層によって覆う前にパッケージ材からなるベース層に形成される穴によって形成される。
【0012】
無菌包装機の場合には、開口装置は、包装機の下流において該開口装置が形成された後に通常はパッケージに直に嵌め込まれる。
【0013】
更に特定すると、該開口装置は、糊付け部及びこれらの開口装置を各々のパッケージに適用するための設備内を連続的に給送される。
【0014】
糊付け部においては、開口装置に接着剤一般的にはホットメルト接着剤がコーディングされる。
【0015】
次に、該開口装置は加圧部内を連続的に給送され、該加圧部内で、開口装置は、接着剤が冷却され且つ各開口装置がパッケージに接着されるのに十分な長い期間に亘って各々のパッケージ上に圧力によって保持される。
【0016】
圧力がかけられる各開口装置の領域の形状及び空間的な向きに関して最大の自由度の必要性が感じられている。
【0017】
第一の壁と第二の壁との間例えばパッケージの頂壁と横壁の頂端部との間の端縁に跨っている枠を備え且つ互いに角度をなしており且つ各々が相対的に傾斜せしめられている各々の取り付け部分によって前記第一の壁及び第二の壁に接着されている第一及び第二の部分を備えている開口装置の場合に特にこの必要性がある。
【発明の概要】
【0018】
本発明は、チューブ状のパッケージ材に注ぎ入れることができる製品のシールされたパッケージに嵌め込まれる開口装置に圧力をかけ、確実でコストがかからない方法で上記の目的を達成するように設計された加圧装置を提供することを目的とする。
【0019】
本発明に従って、特許請求の範囲の請求項1に記載されているチューブ状のパッケージ材内へ注ぎ入れることができる製品のシールされたパッケージに嵌め込まれる開口装置に圧力をかけるための加圧装置が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【0020】
以下、添付図面を参照して、本発明の非限定的な実施例を例示的に説明する。
【図1】図1は、注ぎ出し可能な食品の各々のパッケージに嵌め込まれる開口装置に圧力をかけるための加圧ユニットであって、多数の本発明による加圧装置によって構成されている加圧ユニットの斜視図である。
【図2】図2は、図1の拡大された細部を示している図である。
【図3】図3は、図1及び2に示されている加圧装置の拡大前面図である。
【図4】図4は、図3の加圧装置の斜視図である。
【図5】図5は、異なる角度から見た図4の加圧装置の斜視図である。
【図6】図6は、各々のパッケージに嵌め込まれた開口装置に圧力をかけている図1〜5の加圧装置を示している図である。
【図7】図7は、図1〜6の加圧装置による圧力を受ける開口装置の拡大図である。
【実施例】
【0021】
図1及び2を参照すると、符号1は、チューブ状のパッケージ材内へ注ぎ入れることができる食品の各々のパッケージに嵌め込まれた開口装置3に圧力をかけるための加圧ユニットを全体的に示している。
【0022】
ユニット1は、本明細書の導入部に記載されたタイプの公知の食品包装機(図示せず)に組み込むことができる。
【0023】
極めて簡単に言うと、包装機上で連続的なチューブが巻き取りパッケージ材によって形成される。更に特定すると、最初に、パッケージ材のウェブが包装機上で殺菌剤によって殺菌され、続いて該殺菌剤が除去され、殺菌されたパッケージ材のウェブは、閉塞された無菌環境内に維持され、長手方向に折り曲げられ且つシールされてチューブ状の垂直のパッケージ材が形成される。
【0024】
該チューブ状の包装機に、殺菌されるか又は殺菌処理された食品が充填され、シールされ、続いて等間隔断面に沿って切断されて枕状のパックが形成され、これらの枕状のパックが次いで機械的に折り曲げられて各々の完成されたパッケージが形成される。
【0025】
この機械は、殺菌ミルク又はUHTミルク、フルーツジュース、ワインなどのような注ぎ出し可能な食品の密封パッケージ2を製造するのに適している。
【0026】
該包装機はまた、パッケージ2を製造する際にチューブ状のパッケージ材内に注ぎ入れることができる食品の密封パッケージ2を製造し且つパッケージ2がシールされた後に固化させることもできる。このような食品の一つの例は、パッケージ2を製造する際に溶かされ、パッケージがシールされた後に固まる一部のチーズである。
【0027】
上記したタイプの包装機で製造されるパッケージ2の非限定的な例は、テトラブリックアセプティック(登録商標)として知られている平行六面体形状のパッケージの又はテトラレックス(登録商標)という商品名で知られている所謂“山形頂部”パッケージである。
【0028】
パッケージ材は多層構造を有しており、該多層構造は、例えば紙のような繊維材料又は鉱物充填プロピレン材料からなる層を含んでいる堅牢性及び強度のためのベース層と、該ベース層の両面を覆っている例えばポリエチレンフィルムのような熱シールプラスチック材料からなる多数の層とを含んでいる。
【0029】
UHTミルクのような長期保存製品のための無菌パッケージ2の場合には、パッケージ材はまた、例えばアルミニウム箔又はエチルビニルアルコール(EVOH)のようなガス及び光遮蔽材料からなる層をも含んでおり、該ガス及び光遮蔽材料からなる層は、熱シールプラスチック材料からなる層上に重ねられ、次いで、最終的に食品と接触するパッケージ2の内側層を形成する熱シールプラスチック材料からなる別の層によって覆われる。
【0030】
ユニット1の上流において、開口装置3が、接着ユニット(図示せず)及びこれらの開口装置が各々のパッケージに嵌め込まれる適用ユニット(図示せず)を通って連続的に供給される。
【0031】
更に特定すると、開口装置3は、各々のパッケージ2の取り外し可能な部分(図6)すなわち注ぎ出し可能な製品を注ぎ出すためにパッケージ2の残りの部分から取り外し可能な部分に適用される。
【0032】
該取り外し可能な部分は、パッケージ2に接着されるか又は熱シールされた密封シートによってパッケージの貫通穴を閉塞できるように形成されている。別の方法として、該取り外し可能な部分は、所謂“プレラミネートされた”穴すなわちパッケージ材からなるベース層に形成され且つパッケージ材からなる別の層(少なくとも熱可塑性材料からなる層)によって密封されている穴によって形成されている。
【0033】
図7の拡大図は、以下の説明において純粋に非限定的な例として参照されている開口装置3の一つの例を示している。
【0034】
開口装置3は、実質的に、
−パッケージ2の取り外し可能な部分の周囲に適用され且つ食品が注ぎ出される円形の穴6を備えている枠5と、
−穴6を閉じるために枠5に嵌め込まれる取り外し可能なねじ込みキャップ7と、
−使用時に穴6と係合し且つパッケージの取り外し可能な部分と相互作用して取り外し可能な部分をパッケージ材の残りの部分から部分的に取り外してパッケージ2を開けることができる切断部材15と、を備えている。
【0035】
枠5は、パッケージ2の2つの互に隣接している壁間の端縁、例えば、頂壁8と頂壁8に隣接している側壁10の頂端部9(図6)とに跨り且つ相対的に所定の角度をなしている2つの取り付け部分12,13を備えている。
【0036】
更に特定すると、接着ユニットにおいて、部分12、13は、接着剤通常はホットメルト接着剤をコーティングされ且つ適用ユニットにおいて各々壁8及びパッケージ2の壁10の部分9に嵌め込まれる。
【0037】
枠5は、部分12、13を規定しているフランジ14と、穴6を規定しており且つキャップ7を収容するためのねじ付きカラー16とを備えている。
【0038】
部分12はほぼ環状であり、部分13は、カラー16と反対側において部分12から突き出している。
【0039】
使用時におけるパッケージ2の壁8及び10と反対側のフランジ14の部分12、13間の角度は、90°以上で且つ180°より小さいのが好ましい。
【0040】
フランジ14と反対側において、キャップ7は、パッケージ2の壁8に対して鋭角で傾斜している平らな面11に結合されている。
【0041】
部分13と反対側において、フランジ14は、部分13及び壁8に対して傾斜しており且つ面11に対してほぼ直角である平らな壁14aをも備えている。
【0042】
カラー16は、フランジ14から突出しており且つひとたび開口装置3がパッケージ2に適用されるとフランジ14の反対側の面からパッケージ2の頂壁及び側壁に面する側へと伸長する。
【0043】
図1を参照すると、ユニット1は、実質的に、
−固定の支持構造17と、
−開口装置3が嵌め込まれているパッケージ2を、スタートステーション19aからエンドステーション19bへとA方向に給送するためのコンベア18と、
−支持構造17によって支持されているコンベア20と、
−ベルト21から突出しており且つコンベア20によってベルト21と同じ形状のエンドレス経路Pに沿って給送され、A方向に移動している開口装置3の各々に圧力をかける多数の加圧装置25と、を備えている。
【0044】
更に特定すると、コンベア20は、モーター23によって動力を付与されている駆動スプロケットホイール22に巻かれ且つ戻りスプロケットホイール24に巻かれているエンドレスのタイミングベルト21と、スプロケットホイール22、24と反対側でベルト21から突出している加圧装置25とを備えている。
【0045】
経路Pは、加圧装置25が各々のパッケージ2の上の開口装置3に圧力をかける作動部分Pと、加圧装置25が方向Aと平行に移動しているパッケージ2に関して場所を変える戻り部分Pとを有している。
【0046】
作動部分Pは、真直ぐで且つ方向Aと平行であり且つ加圧装置25がA方向にパッケージ2と同じ速度で移動する部分である。戻り部分Pは、作動部分Pの上流及び下流に2つの円弧状部分と作動部分Pと反対側の方向Aと平行な真直ぐな部分とからなる。
【0047】
各加圧装置25(図2,3,4,5)は、パッケージ2の壁8上の開口装置3の部分12に圧力をかける第一の作動位置と開口装置3から取り外される第一の休止位置との間を移動可能な指状部材26と、パッケージ2の壁10の部分9上の開口装置3の部分13に圧力をかける第二の作動位置と、開口装置3から取り外される第二の休止位置との間を移動可能である指状部材27とを備えているのが有利である。
【0048】
更に特定すると、加圧装置25の指状部材26と指状部材27とは、それら自体の第一及び第二の作動位置と休止位置との間を独立して移動することができる。
【0049】
加圧装置25の指状部材26と指状部材27とは、各々、開口装置3の面11及び壁14aと各々協働して、各々、接着剤を冷えさせ且つ各開口装置3がパッケージ2にしっかりと接着するのに十分な長い期間に亘ってパッケージ2の壁8及び部分9上の開口装置3の部分12、13に圧力をかける。
【0050】
ユニット1はまたカム31(図1及び3)を備えており、カム31は、経路Pの作動部分Pに沿って加圧装置25上のローラー28と周期的に協働して指状部材26をその第一の休止位置と第一の作動位置との間で動かす。
【0051】
ユニット1はまたカム36(図1及び4)を備えており、カム36は、経路Pの作動部分Pに沿って各加圧装置25上のローラー29と周期的に協働して指状部材27をその第二の休止位置と第二の作動位置との間で動かす。
【0052】
カム31は、構造17に固定され且つベルト21のスプロケットホイール22,24と反対側に配置されている。更に特定すると、カム31は、ベルト21の方向A側に配置されている。
【0053】
カム31は、実質的に、方向Aと平行に伸長している垂直プレートの形態である。
【0054】
カム31は、方向Aと平行に移動するパッケージ2に適用された加圧装置25のローラー28と協働する輪郭32を有している。
【0055】
輪郭32は、スタートステーション19aからステーション19bに亘って、
−コンベア18に即ちA方向に移動するパッケージ2に嵌め込まれた開口装置3に徐々に近づくように延びている湾曲部分33と、
−方向Aに平行で且つコンベア18から一定の距離のところを伸長している部分34と、
−方向Aに対して傾斜しており且つコンベア18から即ちA方向に移動しているパッケージ2に嵌め込まれた開口装置3から徐々に離れるように伸長している真直ぐな部分35と、を備えている。
【0056】
更に特定すると、方向Aに関して、部分33は下方へ傾斜しており、部分35は上方へ傾斜している。
【0057】
カム31は、各々の加圧装置25のローラーが部分33と協働するときには開口装置3に徐々に近づくようにY方向へ移動し、部分34と協働するときには開口装置3の面11と接触したままであり、部分35と協働するときには開口装置3から徐々に離れるようにY方向に移動するように設計されている。
【0058】
更に特定すると、各加圧装置25のローラー28は、部分33と協働するときにはコンベア18に向かってY方向に下降し、部分35と協働するときにはコンベア18に関して上昇せしめられる。
【0059】
図示されている例においては、方向Yは、相対する開口装置3の壁14aの面と平行であり且つ垂直に対して鋭角を形成している(図6)。
【0060】
ユニット1(図1)はまた、戻り部分Pに沿って各加圧装置25上のローラー50と周期的に協働するガイド面42を規定している壁41と、作動部分Pの最初の部分に沿って各加圧装置25のローラー50と周期的に協働する面43と、作動部分Pの端部において各加圧装置25のローラー50と協働して指状部材26を前記第一の休止位置に戻すカム44とを備えている。
【0061】
更に特定すると、各加圧装置25のローラー50はY方向において相対するローラー28と一体化されている。
【0062】
カム36(図1及び3)は、構造17に固定されており且つベルト21に対してスプロケットホイール22、24と反対側に配置されている。更に特定すると、カム36はベルト21の方向A側に配置されている。
【0063】
カム36は、ベルト21と反対側従って開口装置3に面する側に配置されており且つ経路Pの作動部分Pに沿って移動する各加圧装置25のローラー29と周期的に協働する輪郭37を備えている。
【0064】
輪郭37は、スタートステーション19aからエンドステーション19bまでの間に、
−方向Aと平行な真直ぐな部分38aと、
−方向Aに向かって収斂していてA方向に移動するパッケージ2に嵌め込まれた開口装置3に徐々に近づくように延びている真直ぐな部分38bと、
−方向Aに平行であり且つA方向に移動しているパッケージ2に嵌め込まれた開口装置3から一定の距離のところに延びている部分39と、
−方向Aから逸れてA方向に移動しているパッケージ2に嵌め込まれた開口装置3から徐々に離れるように延びている真直ぐな部分40と、を備えている。
【0065】
各加圧装置25のローラー29は、部分38bと協働するときにX方向に移動して開口装置3の壁14aに徐々に近くなり、部分39と協働するときに壁14aに圧力をかけるように協働し、部分40と協働するときにX方向に移動して壁14aから徐々に離れるようになる。
【0066】
更に特定すると、方向Xは方向Yに直角である。
【0067】
図示されている例においては、方向Xは、開口装置3のキャップ7の面11にほぼ平行であり且つ水平に対して鋭角をなしている(図6)。
【0068】
各加圧装置25(図2〜6)は、実質的に、
−ベルト21におけるスプロケットホイール22、24と反対側の面に固定されたプレート55と、
−X方向に平行な軸Bを有し、ベルト21と反対側においてプレート55から突出しており、軸線Bに関して固定されているピン56と、
−軸線Bを中心にピン56に対して回転するロッカーアーム57及び支持指状部材26と、
−軸線Bを中心にピン56に関して回転し、ローラー28、50に対して機能的に結合され、ロッカーアーム57に対して弾性的に結合されて、Y方向での相対するローラー28、50の並進運動を軸線Bを中心とするロッカーアーム57の回転運動に変えるロッカーアーム58と、を備えている。
【0069】
更に特定すると、各加圧装置25のローラー28、50は、方向X及び相対するピン56の軸線Bに平行で且つ使用時に水平に配置される各々の軸線を中心に回転する。
【0070】
各加圧装置25のロッカーアーム57は、軸線Bを中心に回転するようにピン56に嵌合されている環状部分60と、軸線Bに関してほぼ径方向に部分60から突出しており且つ軸線Bと反対側の自由端に指状部材26が嵌め込まれているアーム61と、アーム61と反対側において環状部分60から突出している付加部63とを備えている。
【0071】
更に特定すると、付加部63はローラー28、50と反対側において環状部分60から突出しており、アーム61はローラー28、50と同じ側において環状部分60から突出している。
【0072】
指状部材26はまた相対するパッケージ2の開口装置3に向けて曲げられている。ロッカーアーム58の各々は、
−軸線Bを中心に回転するように相対するピン56に嵌合されている筒状部70と、
−筒状部70からローラー28、50に向かって突出しており且つこれらのローラーが各々の軸線を中心に回転できるようにローラー28、50に結合されている三角形のフランジ71と、
−部分70から軸線Bに関して径方向にローラー28、50と反対側において突出しており且つコイルばね73によって相対するロッカーアーム57の付加部63の下側の面に結合されているアーム72と、
−部分70から突出しており且つ相対するロッカーアーム57の付加部63の頂部面上へと曲げられているアーム74と、を一体化された形態で備えている。
【0073】
加圧装置25の各々はまた、相対するピン56と同軸であり且つ相対するプレート55と相対するフランジ71との間に介装されているコイルばね75も備えている。
【0074】
ばね75は、相対する指状部材26を第一の休止位置へと負荷をかけている。
【0075】
更に特定すると、ばね75は、相対するフランジ71とロッカーアーム57、58とに図2及び4において軸線Bを中心として反時計方向にトルクをかけて、相対するローラー28がカム31の輪郭32の部分35と協働するときに相対する指状部材26を第一の休止位置へ復帰するように予め負荷がかけられている。
【0076】
加圧装置25の各々はまた、
−ピン56によって軸線Bに関して固定角度位置に支持されている本体80と、
−軸線Cに沿ってY方向と平行に伸長せしめられており、軸線Cに関して固定されており、本体80に結合されている第一の端部を有しているピン81と、
−ローラー29が嵌め込まれた第一の端部83と、ピン81の第二の端部に結合された第二の端部84とを有し、軸線Cを中心にピン81に関して回転するレバー82と、
−軸線Cを中心にピン81に関して回転し、ピン81と反対側の端部に指状部材27が嵌め込まれており、ピン81と同軸のコイルばね89によって弾性的に結合されているアーム85と、を備えている。
【0077】
更に特定すると、本体80は、ピン56の軸線Bに沿って、各々のロッカーアーム57、58の部分60、70間においてピン56に嵌め込まれている。
【0078】
アーム85は、軸線Cを中心に回転する形態でピン81に結合されている端部86と、ピン81に関して径方向の主要部分87と、主要部分87に関して且つカム36から離れる方向に曲げられており且つ指状部材27を規定している自由端88と、を備えている。
【0079】
更に特定すると、加圧装置25の指状部材27は、相対する開口装置3の壁14bと協働する平らな接触面を規定している。
【0080】
ローラー29は、Y方向と平行な各々の軸線を中心に回転する。
【0081】
最後に、加圧装置25の各々は、指状部材27を第二の休止位置に向けて予め負荷をかけるために、本体80とアーム85との間に介装されたコイルばね90(図4)を備えている。
【0082】
更に特定すると、ばね90は、ローラー28がカム36の輪郭37の部分39と協働するときに指状部材27を第二の休止位置へ復帰させるようにアーム85に軸線Cと平行な軸線を中心に反時計方向にトルクをかけるように予め負荷がかけられている。
【0083】
実際の使用時には、コンベア20は、加圧装置25を経路Pに沿って周期的に動かす。
【0084】
更に特定すると、加圧装置25のローラー50は、戻り部分Pに沿って移動する際に壁41の面42と協働し、指状部材26及び27は各々第一及び第二の休止位置に設定される。
【0085】
これと同時に、各々の開口装置3が嵌め込まれたパッケージ2が、スタートステーション19aに到達し且つコンベア18によってA方向と平行に給送される。
【0086】
ユニットの動作を、指状部材26及び27が各々第一の休止位置と第二の休止位置とにある状態でスタートステーション19aに配置されている一つの加圧装置25を参照して以下に説明する。
【0087】
ベルト21の動作によって、ローラー28はカム31の部分33と協働せしめられる。
【0088】
コンベア18に向かって下方へ傾斜している部分33の形状によって、ローラー28はローラー50と一体にY方向へ動かされる。
【0089】
Y方向へのローラー28の移動によって、ロッカーアーム57が図3及び4において軸線Bを中心に反時計方向に回転せしめられる。
【0090】
ばね73によって、軸線Bを中心とするロッカーアーム57の回転によって、ロッカーアーム58が図3及び4において軸線Bを中心に反時計方向に回転せしめられ、このようにして、指状部材26は第一の休止位置から第一の作動位置へ移動せしめられる。
【0091】
指状部材26が第一の作動位置へ到達してキャップ7の面11に接触する前においては、ばね73はほぼ変形しないままであり、その結果、アーム72と付加部63とは軸線Bを中心に一体として回転する。
【0092】
ローラー28が部分33の端部に沿って移動すると、軸線Bを中心とするロッカーアーム57の回転によって指状部材26は開口装置3のキャップ7の面11と接触する状態となってキャップの面にほぼY方向の力をかける。
【0093】
ローラー28が更にコンベア18に向かって下方へ移動すると、ロッカーアーム58は(図3及び4において)更に反時計方向へ回転し、一方、ロッカーアーム57は指状部材26がキャップの面11を押圧している状態でと共に静止したままである。
【0094】
この結果、ばね73は若干縮められ、アーム72は付加部63に若干近づく方向に動く。
【0095】
次いで、ローラー28はカム31の部分34と協働して始める。
【0096】
部分34はコンベア18から一定距離のところに伸長しているので、指状部材26は、キャップ7の面11従って開口装置3のフランジ14の部分12を、部分12が壁8に堅固に接着するのに十分な期間に亘ってパッケージ2の壁8に押し付ける。
【0097】
次に、ローラー28はカム31の部分35に沿って転動し、これと同時に、ローラー50はカム44の輪郭45と協働する。
【0098】
カム31の部分35と輪郭45とはコンベア18から次第に離れるように伸長しているので、ローラー28及び50はコンベア18から離れるようにY方向上方へと転動する。
【0099】
ローラー28、50の上方への動きによって、ロッカーアーム57、58は、軸線Bを中心に(図3及び4において)時計方向に回転せしめられ、このようにして開口装置3から指状部材26が引き離される。
【0100】
指状部材26の引き離しは、ロッカーアーム57を軸線Cを中心に時計方向へ回転させるばね75によって補助される。
【0101】
ローラー28、50が各々部分35及び輪郭45を通り過ぎるときまで、指状部材26は第一の休止位置にある。
【0102】
ローラー28が部分33と協働するとき、ローラー29はカム36の部分38bと協働する。
【0103】
スタートステーション19aからエンドステーション19bまで部分38bはベルト21から次第に離れるように伸長しているので、ローラー29はX方向においてベルト21から離れるように転動する。
【0104】
ローラー29がX方向に動くことによって、レバー82が軸線Cを中心に回転せしめられ且つ指状部材27を支持しているアーム85がばね89によって回転せしめられる。
【0105】
ローラー29がX方向に動くことによってまた、ばね90が伸ばされる。
【0106】
指状部材27が指状部材14の部分13に接触する前は、レバー82とアーム85とは一体として軸線Cを中心に回転する。
【0107】
ひとたび指状部材27が部分13に接触すると、アーム85はレバー82に若干近づくように動き、このようにしてばね89が若干圧縮される。
【0108】
この時点で、加圧装置25が経路Pに沿って更に動くと、ローラー29はカム36の部分39と協働せしめられる。
【0109】
部分39はベルト21から一定の距離のところを伸長しているので、指状部材27はキャップ7の壁14aと協働し且つ部分13が部分9に確実に接着するのに十分な期間に亘って部分13を壁10の部分9に押し付ける。
【0110】
加圧装置25が経路Pに沿って更に移動することによって、ローラー29はカム36の部分40と協働せしめられる。
【0111】
この時点で、ばね90が接触して指状部材27を開口装置3の壁14aから引き離す方向にアーム85を軸線Cを中心に回転させる。
【0112】
これと同時に、ばね89はレバー82を軸線Cを中心に回転させ且つローラー29をX方向においてベルト21に向かって移動させる。
【0113】
このときまでに、部分12、13は、パッケージ2の壁8と壁10の部分9に対して各々確実に差し込まれて固定され、この状態でパッケージ2はユニット1から下流へと給送させることができる。
【0114】
加圧装置25は、指状部材26及び27が各々第一及び第二の休止位置にある状態で、経路Pの部分Pに沿って移動する。
【0115】
本発明による加圧装置25の利点は上記の説明から明らかであろう。
【0116】
特に、加圧装置25の指状部材26及び27は、開口装置3の面11と壁14aとの両方に圧力をかけてパッケージ2の各々の壁8、10への部分12、13の確実な接着を確保するために提供されている。
【0117】
従って、加圧装置25は、圧力がかけられる開口装置3の領域の形状及び空間的な向きに関して極めて自由度がある。
【0118】
しかしながら、添付の特許請求の範囲に規定されている保護範囲から逸脱することなく加圧装置25に変更を加えることができることは明らかである。
【符号の説明】
【0119】
1 ユニット
2 パッケージ
3 開口装置
5 枠
6 円形の穴
7 ねじ込みキャップ
8 頂壁
9 頂端部
10 側壁
12,13 取り付け部分
14 フランジ
16 ねじ付きカラー
11 面
14a 壁
17 支持構造、
19a スタートステーション
19b エンドステーション
18 コンベア
20 コンベア
21 ベルト
22 スプロケットホイール
23 モーター
25 加圧装置
26 指状部材
27 指状部材
28 ローラー
29 ローラー
31 カム
32 輪郭
33 部分
34 部分
35 部分
36 カム
37 輪郭
38a 部分
38b 部分
39 部分
40 部分
41 壁
42 ガイド面
43 面
44 カム
45 輪郭
50 ローラー
55 プレート
56 ピン
57 ロッカーアーム
58 ロッカーアーム
60 環状部分
61 アーム
63 付加部
70 筒状部
71 フランジ
72 アーム
73 コイルばね
74 アーム
75 コイルばね
80 本体
81 ピン
82 レバー
83 第一の端部
84 第二の端部
85 アーム
86 端部
87 主要部分
88 自由端
89 コイルばね
90 コイルばね
P エンドレス経路
エンドレス経路の作動部分
エンドレス経路の戻り部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
チューブ状のパッケージ材内に注ぎ入れることができる食品のパッケージ(2)に嵌め込まれる開口装置(3)に圧力をかけるための加圧装置(25)であり、
前記開口装置(3)の第一の領域(12)を前記パッケージ(2)に押し付ける第一の作動位置と、前記開口装置(3)から取り外される第一の休止位置との間を移動できる第一の加圧部材(26)と、
前記開口装置(3)の第二の領域(13)を前記パッケージ(2)に押し付ける第二の作動位置と、前記開口装置(3)から取り外される第二の休止位置との間を移動できる第二の加圧部材(27)と、を備えており、
前記第一及び第二の領域(12,13)が互いに交差している、ことを特徴とする装置。
【請求項2】
前記第一の加圧部材(26)が前記第一の作動位置と前記第一の休止位置との間を第一の移動によって移動可能であり、該第一の移動は、前記第二の加圧部材(27)が前記第二の作動位置と前記第二の休止位置との間を移動する第二の移動とは独立している、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
少なくとも、前記第一の加圧部材(26)に機能的に結合されている第一のカムフォロアー(28)と、前記第二の加圧部材(27)に機能的に結合されている第二のカムフォロアー(29)と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
【請求項4】
前記第一の加圧部材(26)が、第一の軸線(B)を中心に回転して前記第一の作動位置と前記第一の休止位置との間の第一の作動経路に沿って移動し、前記第一のカムフォロアー(28)が前記第一の軸線(B)と交差している第一の方向(Y)に移動し、前記第一のカムフォロアー(28)と前記第一の加圧部材(26)とが相互に結合されていて、前記第一のカムフォロアー(28)が前記第一の方向(Y)に並進することによって前記第一の加圧部材(26)が前記第一の軸線(B)を中心に回転せしめられるようになされている、ことを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記第一の軸線(B)を中心に回転し且つ前記第一のカムフォロアー(28)に結合されている第一のロッカーアーム(58)と、該第一のロッカーアーム(58)と前記第一の加圧部材(26)との間に介装されている第一の弾性手段(73)と、を備えている、ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記第一の軸線(B)に沿って伸長しており且つ前記第一の軸線(B)に対して固定されている第一のピン(56)を備えており、前記第一のロッカーアーム(58)と前記第一の加圧部材(26)とが、前記第一の軸線(B)を中心に前記第一のピン(56)に関して回転するようになされている、ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項7】
プレート(55)であって前記第一のカムフォロアー(28)が該プレート(55)に関して前記第一の方向(Y)と平行に移動可能である前記プレート(55)と、前記プレート(55)と前記第一のロッカーアーム(58)との間に介装されており且つ前記第一のロッカーアーム(58)を、前記第一の加圧部材(26)が前記第一の休止位置にある前記第一の軸線(B)に関する第一の角度位置に向けて負荷をかける第二の弾性手段(75)と、を備えていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記第一の軸線(B)を中心に前記第一のピン(56)に関して回転する第二のロッカーアーム(57)を備えており、該第二のロッカーアーム(57)は、次いで前記第一の軸線(B)に関して径方向に伸長せしめられているアーム(61)を備えており、前記第一の加圧部材(26)を規定している湾曲した端部を有しており、更に、前記第一の軸線(B)に関して前記アーム(61)と反対側に前記第一の弾性手段(73)を介して前記第一のロッカーアーム(58)に結合されている付加部(63)を更に備えている、ことを特徴とする請求項6又は7に記載の装置。
【請求項9】
前記第二の加圧部材(27)は、前記第一の軸線(B)と交差している第二の軸線(C)を中心に回転して、前記第二の作動位置と前記第二の休止位置との間の第二の作動経路に沿って移動し、前記第二のカムフォロアー(29)は、前記第二の軸線(C)と交差している第二の方向(X)に移動可能であり、前記第二のカムフォロアー(29)と前記第二の加圧部材(27)とは、前記第二のカムフォロアー(29)が前記第二の方向(X)に並進すると前記第二の加圧部材(27)が前記第二の軸線(C)を中心に回転するように相互に結合されている、ことを特徴とする請求項4〜8のうちのいずれか一の項に記載の装置。
【請求項10】
前記第二のカムフォロアー(29)に結合されている第一の端部(83)を有している第一のレバー(82)と、前記第二の加圧部材(27)と前記レバー(82)の前記第一の端部(83)と反対側の第二の端部(84)との間に介装されている第三の弾性手段(89)と、を備えていることを特徴とする請求項8又は9に記載の装置。
【請求項11】
前記第二の軸線(C)に沿って伸長しており且つ該第二の軸線(C)に関して固定されている第二のピン(81)を備えており、前記第一のレバー(82)と前記第二の加圧部材(27)とが前記第二のピン(81)に関して前記第二の軸線(C)を中心に回転する、ことを特徴とする請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記第一の軸線(B)に関して固定されている本体(80)であって、前記第二の加圧部材(27)が前記第二の軸線(C)を中心に前記本体(80)に関して回転するようになされた前記本体(80)と、前記本体(80)と前記第二の加圧部材(27)との間に介装され且つ前記第二の加圧部材(27)に前記第二の休止位置に向かって負荷をかけている第四の弾性手段(90)と、を備えている、ことを特徴とする請求項9〜11のうちのいずれか一の項に記載の装置。
【請求項13】
前記第二の軸線(C)を中心に前記第二のピン(81)に関して回転することができ且つ前記第二の軸線(C)と反対側の端部に前記第二の加圧部材(27)を規定している第二のレバー(85)を備えている、ことを特徴とする請求項11又は12に記載の装置。
【請求項14】
前記第二の軸線(C)が前記第一の方向(Y)に平行であり、前記第一の軸線(B)が前記第二の方向(X)に平行である、ことを特徴とする請求項9〜13のうちのいずれか一の項に記載の装置。
【請求項15】
チューブ状のパッケージ材内に注ぎ入れることができる食品のパッケージの各々に嵌め込まれる一連の開口装置(3)に圧力をかけるためのユニット(1)であり、
請求項2〜14のうちのいずれか一の項に記載されており且つエンドレス経路(P)に沿って周期的に移動可能な多数個の加圧装置(25)と、
前記エンドレス経路(P)の第一の部分(P)に沿って各々の加圧装置(25)の前記第一のカムフォロアー(28)と周期的に相互作用して各々の前記第一の加圧部材(26)を各々の前記第一の休止位置から各々の前記第一の作動位置へと動かす第一のカム手段(31)と、
前記エンドレス経路(P)の第一の部分(P)に沿って各々の加圧装置(25)の前記第二のカムフォロアー(29)と周期的に相互作用して各々の前記第二の加圧部材(27)を各々の前記第二の休止位置から各々の前記第二の作動位置へと動かす第二のカム手段(36)と、を備えていることを特徴とするユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2012−508674(P2012−508674A)
【公表日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−543755(P2011−543755)
【出願日】平成21年11月14日(2009.11.14)
【国際出願番号】PCT/EP2009/065181
【国際公開番号】WO2010/055149
【国際公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【出願人】(591007424)テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム (190)
【Fターム(参考)】