説明

テーブル

【課題】 簡易な卓球を手軽に行うことができるテーブルを提供する。
【解決手段】 上面を互いに略等しい2つの領域に分ける位置に、雑誌又は新聞等の仕切り物(3)が挿入され、該仕切り物の厚さと略等しい幅を有するスリット部(11)が形成された天板(10)と、スリット部に挿入された仕切り物と当接して、仕切り物の一部を天板の上面から突出させる受け部材(23)とを有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡易な卓球を手軽に行うことのできるテーブルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
卓球を行う場合には、卓球専用の卓球台と、専用ネットと、卓球台に取り付けられ、専用ネットを支持する支柱とを用意する必要がある。しかし、卓球台、専用ネットおよび支柱は、正式な卓球を行うときに用いられる専用の部材であって、高価であるため、簡易な卓球を楽しむ場合には不向きである。
【0003】
ここで、簡易な卓球を行う場合としては、卓球ボール及び卓球ラケットだけを用意して、テーブル上でラリーを行うことがある。しかし、単にテーブル上で卓球を行う場合には、上述した専用ネットに相当する物が無いため、ラリーを続けることが困難となり、卓球の面白さに欠けてしまう。
【0004】
すなわち、本来ならば専用ネット等によって遮られる打球も相手側に向かってしまうとともに、打球の速度も専用ネット等がある場合に比べて速くなってしまう。そして、このような打球を打ち返すことは難しいため、ラリーを続けることが困難となってしまう。
【0005】
そこで、テーブル上に専用ネットに相当する仕切り物、例えば、タバコの箱や本を立てた状態で卓球を行うことが考えられる。この場合には、仕切り物を超えるように卓球ボールを打つ必要があるため、打球速度の抑制等によってラリーを続けることが可能となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
テーブル上に配置される仕切り物としては、仕切り物を立てたときに容易に倒れない程度の厚みを有したものを用いなければならない。すなわち、仕切り物として、辞書のように厚みがあるものを用いれば、仕切り物をテーブル上に立たせておくことができ、卓球ボールが衝突しても倒れてしまうことは少ない。
【0007】
しかし、テーブルを用いて簡易な卓球を手軽に行う場合において、辞書等は身近に置いてあることが少なく、雑誌などのように厚みの薄いものが身近に置いてあることの方が多い。しかも、仕切り物として辞書等を用いる場合には、テーブルの上面を2つの領域に仕切るために、複数の辞書等を用意しなければならない。
【0008】
このような状況において、仕切り物として厚みの薄い雑誌を用いた場合には、雑誌を立てたとしても、テーブルの揺れ等によって倒れてしまい、雑誌を立て直さなければならない。
【0009】
また、テーブル上にタバコの箱や本等の仕切り物を立てただけでは、卓球ボールが仕切り物に衝突したときに、仕切り物が倒れてしまい、仕切り物を立て直さなければならず面倒である。
【0010】
そこで、本発明の目的は、雑誌等の仕切り物を用いて簡易な卓球を手軽に行うことができるテーブルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明のテーブルは、上面を互いに略等しい2つの領域に分ける位置に、雑誌又は新聞等の仕切り物が挿入され、該仕切り物の厚さと略等しい幅を有するスリット部が形成された天板と、スリット部に挿入された仕切り物と当接して、仕切り物の一部を天板の上面から突出させる受け部材とを有することを特徴とする。
【0012】
ここで、受け部材に、互いに向かい合い、仕切り物の厚さと略等しい間隔で配置された側壁部を設けることができる。また、スリット部を直線状又は波形状に形成することができ、側壁部をスリット部の形状に対応した形状に形成することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、雑誌や新聞などの仕切り物を天板のスリット部に挿入し、受け部材に当接させることにより、仕切り物を天板の上面から突出させることができるとともに、スリット部によって仕切り物を挟んだ状態で支持することができる。これにより、仕切り物を卓球専用ネットの代わりとして用いて、テーブル上で簡易な卓球を手軽に行うことができる。
【0014】
スリット部の幅を仕切り物の厚さと略等しくしているため、仕切り物はスリット部によって、天板の上面に対して略直交する面内で立たせておくことができ、卓球ボールが仕切り物に衝突しても仕切り物が倒れてしまうこともない。したがって、従来のように仕切り物を立て直すといった面倒な作業を行う必要がなくなる。
【0015】
ここで、スリット部を波形状に形成すれば、仕切り物に曲率をもたせた状態で支持することができ、仕切り物の剛性を向上させることができる。すなわち、仕切り物として1枚の紙を用いても、天板から突出した紙の先端側が折れ曲がってしまうのを抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施例について説明する。
【実施例1】
【0017】
図1は、本発明の実施例1であるテーブルの外観斜視図であり、図2は、本実施例のテーブルの側面図である。図3は、本実施例のテーブルの上面図であって、天板を支持する支持ユニットの一部を点線で示している。
【0018】
本実施例のテーブル1は、天板10と、天板10を支持する支持ユニット20とを有している。まず、天板10の構成について説明する。
【0019】
天板10には、図1及び図3に示すように、スリット部11が形成されている。スリット部11は、天板10の長手方向(図3の左右方向)と略直交する方向に延びており、天板10の上面を、互いに略等しい大きさの領域に分割する位置に形成されている。また、スリット部11の両端は、天板10の側縁部よりも内側に位置している。
【0020】
本実施例における天板10は、図4(A)に示すように、第1の天板部材12及び第2の天板部材13で構成されており、各天板部材12、13の連結部分12a、13aにはビスケット(不図示)が差し込まれる穴部13a1(連結部分12aの穴部については不図示)が形成されている。ここで、連結部分12a、13aの端面はスリット部11の側壁とつながっている。
【0021】
また、図4(B)に示すように、第1及び第2の天板部材12、13における連結部分12a、13aの端部には、先端側に向かって細くなるような傾斜面12a2、13a2が形成されている。
【0022】
上述した構成の第1及び第2の天板部材12、13をビスケットを用いて連結することによって、天板10が構成される。なお、本実施例では、天板10を、第1及び第2の天板部材12、13で構成しているが、1つの板状部材で構成してもよい。また、天板は、いかなる形状でもよく、例えば、長方形、正方形や円形とすることができる。
【0023】
次に、支持ユニット20の構成について説明する。図5は、支持ユニット20の構成を示す外観斜視図であり、図6は、支持ユニット20における一部の構成を示す側面図である。
【0024】
支持ユニット20における4つの脚部材21は、天板10や棚部材22を支持している。脚部材21の長さ、すなわち、天板10の高さは、適宜設定することができる。例えば、専用の卓球台の高さに設定したり、応接セットに用いられるテーブルのように高さが比較的低い値に設定したりすることができる。
【0025】
図5に示すように、棚部材22の両端側の領域は、両端部が卓球テーブル1の下側に位置するように、曲げ形成されている。そして、棚部材22には、卓球ボール(不図示)がはまり込む複数の穴部22aが形成されている。
【0026】
穴部22aには、上述したように卓球ボールを配置しておくことができるが、穴部22aを他の用途に用いることもできる。例えば、卓球用ラケット(不図示)のグリップ部を穴部22aに挿入させておくこともできる。また、穴部22aに対してテーブル1の下側には、曲げ形成された棚部材22の端部が位置しているため、この端部及び穴部22aによって筆記具等を支持させておくこともできる。
【0027】
受け部材23は、天板10のスリット部11に対応した位置に設けられており、上面に形成された開口部23a(図6参照)はスリット部11と略等しい大きさとなっている。受け部材23は、断面形状が図6に示すような形状となるように、平板状の部材を折り曲げることによって形成される。すなわち、受け部材23は、互いに向かい合う2つの側壁部23bと、側壁部23bの一端に連なる底部23cと、側壁部23bの他端に連なるフランジ部23dとを有している。
【0028】
各脚部材21及び受け部材23は、第1フレーム部材24によって連結されている。すなわち、第1フレーム部材24の一端部が脚部材21に固定されているとともに、他端部が受け部材23の側壁部23b及びフランジ部23dに固定されている。
【0029】
また、第1フレーム部材24は、テーブル1(天板10)の長手方向と直交する方向に延びる第2フレーム部材25によって連結されている。そして、第1フレーム部材24及び第2フレーム部材25の連結部分には、支持板26が取り付けられている。
【0030】
支持板26及び受け部材23のフランジ部23dは、天板10の下面に当接するようになっている。ネジを、支持板26及びフランジ部23dに形成された穴部に貫通させるとともに、天板10に形成された溝部に係合させることにより、天板10が支持ユニット20に固定される。
【0031】
一方、天板10の両端側に位置する一対の脚部材21には、第3フレーム部材27が連結されている。また、第3フレーム部材27には、天板10の長手方向に延びる2つの第4フレーム部材28が連結されている。そして、第3フレーム部材27及び第4フレーム部材28によって、棚部材22が支持されている。
【0032】
上述した支持ユニット20を構成する各部材の材質としては、いかなる材質を用いてもよく、例えば、スチールや木を用いることができる。
【0033】
上述した構成のテーブル1において、図7に示すように、雑誌などの仕切り物3を、天板10のスリット部11に貫通させるとともに、支持ユニット20の受け部材23に挿入させると、仕切り物3の一部が天板10の上面から突出した状態となる。
【0034】
ここで、受け部材23の深さ、すなわち、受け部材23におけるフランジ部23dから底部23cまでの距離は、適宜設定することができるが、仕切り物3を受け部材23に挿入したときに、仕切り物3が天板10の上面から所定量だけ突出するように受け部材23の深さが設定される。
【0035】
これにより、天板10の上面から突出した仕切り物3が卓球の専用ネットと同等の機能を果たすことになり、仕切り物3をスリット部11及び受け部材23に挿入するだけで、簡易な卓球を手軽に行うことができる。
【0036】
仕切り物3は、受け部材23の側壁部23bやスリット部11の側壁に当接するため、卓球ボールが仕切り物3に衝突しても、仕切り物3が倒れてしまうことはない。ここで、スリット部11の幅や互いに向かい合う側壁部23bの間隔は、仕切り物3を天板10の上面に対して略直交する面内で支持できるような値(仕切り物3の厚みと略等しい値)に設定されている。
【0037】
本実施例では、スリット部11の側壁と、受け部材23の側壁部23bとによって、仕切り物3が倒れないように支持しているが、スリット部11だけで仕切り物3を支持することもできる。すなわち、天板10にスリット部11を形成するとともに、仕切り物3の端部と当接して、仕切り物3の一部を天板10の上面から突出させる受け部材(受け部材23の底部23cに相当する部分を有する部材)を設けることができる。
【0038】
ここで、上述した構成の受け部材には、スリット部11から離れた位置で、受け部材23の側壁部23bに相当する部分(側壁部分)を設けることができる。そして、この側壁部分の間隔は、側壁部23bの間隔よりも広く設定することができる。このように構成しても、仕切り物3を天板10の上面に対して略直交する面内で立たせておくことができる。
【0039】
また、側壁部分をスリット部11から離れた位置に設けた場合には、スリット部11を貫通した仕切り物3が受け部材に容易に挿入されるように、側壁部分のうち仕切り物の挿入口側の領域を傾斜面(スリット部11側を向く傾斜面)とすることもできる。
【0040】
一方、仕切り物3として、厚みの薄い本を用いた場合には、本を開いた状態でスリット部11に挿入しておくこともできる。この場合には、開いた状態の本がスリット部11の側壁に圧接することになり、本をスリット部11内で固定させておくことができる。また、図7に示すように、少なくとも2つの仕切り物3の一部が互いに重なるような状態で、仕切り物3をスリット部11に挿入させれば、仕切り物3をスリット部11内で固定させておくことができる。すなわち、複数の仕切り物3の互いに重なった部分が、スリット部11の側壁に圧接することになるため、複数の仕切り物3をスリット部11内で動くことなく支持させておくことができる。
【0041】
仕切り物3をスリット部11及び受け部材23に挿入しない状態では、テーブル1を通常のテーブルとして用いることができる。ここで、天板10のスリット部11を塞ぐカバー部材を用いれば、天板10の上面全体をフラットにすることができ、スリット部11が、通常のテーブルとして使用する際の妨げとなるのを防止することができる。
【0042】
本実施例では、上述したように1つの板状部材を曲げ形成することによって受け部材23を形成しているが、側壁部23bに相当する部分をそれぞれ有する2つの構成部材によって受け部材23を構成し、これら構成部材を相対的にスライドさせるように構成することができる。
【0043】
具体的には、側壁部分(側壁部23bに相当する)及び底部分(底部23cに相当する)を有する2つの構成部材を設け、これら構成部材の底部分が互いに重なるように配置する。そして、2つの構成部材のうち一方の構成部材を、他方の構成部材に対して底部分でスライド可能となるように構成することができる。
【0044】
ここで、スライド可能な構成としては、一方の構成部材に突起部を形成し、他方の構成部材に上記突起部と係合するガイド部を形成することができる。そして、2つの構成部材が所定の位置関係にあるときに、ネジ止め等によって2つの構成部材を固定することができる。
【0045】
このように構成すれば、少なくとも一方の構成部材をスライドさせることによって、仕切り物3の厚みに応じて側壁部分の間隔を変更することができる。これにより、仕切り物3の厚みに拘わらず、2つの構成部材によって仕切り物3を保持することができるとともに、仕切り物3が天板10の上面に対して傾いてしまうのを抑制することができる。
【0046】
一方、受け部材23を、側壁部23b及びフランジ部23dに相当する部分をそれぞれ有する第1構成部材及び第2構成部材と、底部23cに相当する部分(底部分)及び側壁部分を有する第3構成部材とで構成することができる。そして、第3構成部材を第1及び第2構成部材に対してテーブル1の上下方向(図2の上下方向)にスライドさせることによって、第3構成部材の底部分の位置を調整することができる。
【0047】
具体的には、第3構成部材の側壁部分に突起部を設けるとともに、第1及び第2構成部材の側壁部分に、上記突起部と係合し、テーブル1の上下方向に延びるガイド部を設ける。そして、ネジ止め等によって、第3構成部材を第1及び第2構成部材に対して任意の位置で固定させることができる。
【0048】
また、上記突起部を弾性変形可能な構成(例えば、板バネ)にするとともに、上記ガイド部に突起部と係合する溝部を設けることもできる。
【0049】
上述したように第3構成部材を第1及び第2構成部材に対してテーブル1の上下方向でスライド可能な構成にすれば、仕切り物3の大きさに応じて底部分の位置を調整でき、天板10の上面に対する仕切り物3の突出量を調整することができる。これにより、仕切り物3を最適な高さ(天板10の上面に対する突出量)に設定して、卓球を行うことができる。
【0050】
次に、本実施例の変形例であるテーブルについて説明する。上述した実施例1では、天板10のスリット部11を略直線状に形成しているが、本変形例では、図8に示すように、曲率をもった波形状のスリット部11’を天板10’に形成している。
【0051】
この場合には、受け部材が、スリット部の形状に対応した形状となっている。すなわち、受け部材の側壁部(側壁部23bに対応する)がスリット部11’の側壁に沿った形状に形成されているとともに、受け部材の底部(底部23cに対応する)がスリット部の形状に沿った形状に形成されている。なお、スリット部11’及び受け部材以外の構成については、実施例1と同様である。
【0052】
本変形例によれば、スリット部11’が曲率を有しているため、仕切り物3はスリット部11’の曲率に応じて曲げられた状態でスリット部11’に挿入される。このように構成すれば、スリット部11’の幅よりも薄い厚みを有する仕切り物3(例えば、1枚の用紙や新聞紙)を用いた場合でも、仕切り物3を曲げた状態で立たせておくことができ、仕切り物3の剛性を向上させることができる。すなわち、仕切り物3のうち天板10’の上面から突出した部分が、仕切り物3を立たせた状態に対して折れ曲がってしまうのを抑制することができる。
【0053】
本変形例では、スリット部11’に曲率をもたせればよく、具体的形状(波形の振幅や波長に相当するもの)については適宜設定することができる。
【0054】
一方、スリット部に曲率をもたせる代わりに、ギザギザとなるようにスリット部を形成してもよい。言い換えれば、第1の方向に延びる第1スリット部と、第1の方向とは異なる第2の方向に延びる第2スリット部とが交互に形成されたスリット部としてもよい。ここで、第1及び第2の方向とは、天板100の長手方向及び該長手方向と直交する方向(スリット部11の延びる方向)とは異なる方向である。
【0055】
また、上述した第1スリット部及び第2スリット部と、天板10’の長手方向に対して略直交する方向に延びる第3スリット部とを組み合わせて、1つのスリット部を構成することもできる。具体的には、図9(A)〜(C)に示すように、スリット部を形成することができる。
【0056】
上述したように構成しても、厚みの薄い仕切り物3をスリット部に挿入することによって、仕切り物3が折れ曲がってしまうのを防止することができる。ここで、本願請求項における波形状とは、上述したスリット部のすべての形状を含むものである。
【0057】
上述した実施例及び変形例では、天板に1つのスリット部を形成した場合について説明したが、複数のスリット部を形成することもできる。具体的には、上述した1つのスリット部の軌跡に沿うように複数のスリット部を所定の間隔(卓球ボールの径よりも小さい間隔)を空けて形成することができる。
【0058】
この場合には、各スリット部に仕切り物3を挿入することで、各仕切り物3を天板の上面から突出させることができる。しかも、隣り合うスリット部の間隔を卓球ボールの径よりも小さくなるように設定することで、各スリット部に挿入された仕切り物3の間を卓球ボールが通過してしまうのを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明の実施例1であるテーブルの外観斜視図である。
【図2】実施例1であるテーブルの側面図である。
【図3】実施例1であるテーブルの上面図である。
【図4】天板の連結部分を示す図である(A、B)。
【図5】実施例1のテーブルにおける支持ユニットを示す外観斜視図である。
【図6】支持ユニットのうち仕切り物を支持する部分の構成を示す図である。
【図7】実施例1であるテーブルの使用状態を示す外観斜視図である。
【図8】実施例1の変形例であるテーブルの外観斜視図である。
【図9】スリット部の変形例を示す図である(A〜C)。
【符号の説明】
【0060】
1:テーブル
10:天板
11:スリット部
20:支持ユニット
21:脚部材
22:棚部材
23:受け部材
24:第1フレーム部材
25:第2フレーム部材


【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面を互いに略等しい2つの領域に分ける位置に、雑誌又は新聞等の仕切り物が挿入され、該仕切り物の厚さと略等しい幅を有するスリット部が形成された天板と、
前記スリット部に挿入された前記仕切り物と当接して、前記仕切り物の一部を前記天板の上面から突出させる受け部材とを有することを特徴とするテーブル。
【請求項2】
前記受け部材は、互いに向かい合い、前記仕切り物の厚さと略等しい間隔で配置された側壁部を有することを特徴とする請求項1に記載のテーブル。
【請求項3】
前記スリット部が直線状又は波形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテーブル。
【請求項4】
前記側壁部は、前記スリット部の形状に応じた形状に形成されていることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載のテーブル。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−314579(P2006−314579A)
【公開日】平成18年11月24日(2006.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−140727(P2005−140727)
【出願日】平成17年5月13日(2005.5.13)
【出願人】(505176442)
【出願人】(390028222)株式会社タマス (7)
【Fターム(参考)】