説明

テープリール

【課題】異方性導電フィルムは、テープ状に製造された後、テープリールに巻かれる。生産ラインの管理が便利になるように、テープリールの部品数、スペック及び種類を削減する斬新な結合構造のテープリールを提供する。
【解決手段】回転によって第2のリールディスク120上の第3の結合構造124が選択的に第1のリールディスク110上に高さの異なる第1の結合構造114、又は第2の結合構造116に係合され、第1のリールディスクと第2のリールディスクが結合され、第1のリールディスクと第2のリールディスクとの間の間隔を変えることによって、異なる幅の配置に対応して、二種類以上の幅の異なるテープをテープリール100に置くことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は収納ツールに関し、特にテープリールに関する。
【背景技術】
【0002】
異方性導電フィルム(Anisotropic Conductive Film;ACF)は、内部に導電粒子が入れられる絶縁性ペーストとして、印刷基板(Printed Circuit Board;PCB)や、液晶ディスプレーガラス基盤、集積回路チップ、フレキシブルプリント基板(Flexible Printed Circuit Board;FPC)等に、電気的結合に幅広く利用されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
保存及び使用の利便性を考量して、一般的に、異方性導電フィルムは、テープ状に製造された後、テープリールに巻かれる。従来のテープリールは、主に複数枚(3枚以上)のディスクを積み重ねて、最後に超音波スポット溶接によって結合されてできたもの、又は上下2つのディスクが軸方向に沿って結合されてできたものであるため、それらの間隔が固定され、変動する可能性がない。しかしながら、クライアントの要求に応じて異なる幅の異方性導電フィルムが製造され、異なる幅の異方性導電フィルムに対応してテープリールを設計すれば、保管上の不便をもたらし、保存コストも増加する。
【0004】
このため、生産ラインの管理が便利になるように、テープリールの部品数、スペック及び種類を削減することが重要な課題となる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
したがって、本発明は、斬新な結合構造のテープリールを提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、二種以上の異なる幅のテープを収納するための、ディスク間の間隔が変更可能なテープリールを提供することを目的とする。
【0007】
本発明に係るテープリールの一実施形態は、テープリールであって、第1の中心開口を有し、互いに高さが異なって、第1の中心開口の周囲に位置する複数の第1の結合構造と複数の第2の結合構造を含む第1のリールディスクと、第2の中心開口を有し、第2の中心開口の周囲に位置する複数の第3の結合構造を含む第2のリールディスクとを備え、隣合う第1の結合構造の間に、及び隣合う第2の結合構造の間に、それぞれスペースを有し、第1のリールディスク及び第2のリールディスクを互いに逆方向に回転させて、第3の結合構造を選択的に第1の結合構造、又は第2の結合構造に結合させ、第3の結合構造が第1の結合構造に結合される時に、第1のリールディスクと第2のリールディスクとの間に第1の間隔が保持され、第3の結合構造が第2の結合構造に結合される時に、第1のリールディスクと第2のリールディスクとの間に第2の間隔が保持されることを特徴とするテープリールである。
【0008】
このとき、第3の結合構造の幅は、隣合う第1の結合構造の間のスペースの幅、及び隣合う第2の結合構造の間のスペースの幅より小さいことが好ましい。また、第1の結合構造及び第2の結合構造は凹溝で、第3の結合構造はバンプであってもよく、第1の結合構造及び第2の結合構造はバンプで、第3の結合構造は凹溝であってもよい。前記凹溝は上ガイドレールと、前記上ガイドレールより長い下ガイドレールとを含むことが好ましく、前記バンプは突起状ストッパを更に含むことが好ましい。また、第1の結合構造及び第2の結合構造は上弾性片で、第3の結合構造は下弾性片であってよく、前記上弾性片は位置決め凹みを有し、前記下弾性片は位置決め突起を有してよい。また、第1の結合構造及び第2の結合構造はガイド溝で、第3の結合構造は弾性アームであってよく、ガイド溝は位置決めフランジを有し、弾性アームはそれぞれ位置決め欠け口を有してよい。
【0009】
本発明に係るテープリールは、回転によって第2のリールディスク上の第3の結合構造が選択的に第1のリールディスク上に高さの異なる第1の結合構造、又は第2の結合構造に係合され、第1のリールディスクと第2のリールディスクが結合され、第1のリールディスクと第2のリールディスクとの間の間隔を変えることによって、異なる幅の配置に対応して、二種類以上の幅の異なるテープをテープリールに置くことができ、管理の順応性が広がる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の目的、特徴、利点及び実施形態を更に分かり易くするように、付属する図面を以下のように詳細に説明する。
【図1】本発明に係るテープリールの第1の実施形態を示す分解図である。
【図2】本発明に係るテープリールの第2の実施形態の一部を示す側面図である。
【図3】本発明に係るテープリールの第3の実施形態の一部を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら、本発明を詳細に説明する。当該技術分野に属する通常知識を持つものであれば、本発明の好ましい実施形態を理解した後、本発明に教示された技術を変更、修飾することができるが、これらの変更、修飾は本発明の精神及び範囲から逸脱するものではない。
【0012】
本発明によれば、回転結合の方式によって結合される斬新なテープリール、且つ異なる高さの結合機構を更に増加することができ、ディスク間の間隔が調整可能なテープリールが開示され、一種類又は二種類、更に二種類以上の異なる幅のテープに前記テープリールを応用すれば、生産現場におけるテープリールの数、スペック及び種類が減らされ、管理コストを低減することができる。
【0013】
図1は、本発明に係るテープリールの第1の実施形態の分解図を示す。テープリール100は、第1のリールディスク110及び第2のリールディスク120を含む。第1のリールディスク110は第1の中心開口112を含み、第2のリールディスク120は第2の中心開口122を含む。テープリール100は第1の中心開口112及び第2の中心開口122によって保持機構に保持される。
【0014】
第1のリールディスク110は、複数の第1の結合構造114及び複数の第2の結合構造116を含み、第1の結合構造114と第2の結合構造116が互いに交替して、第1の結合構造114と第2の結合構造116との間にスペース118を置いて第1の中心開口112の周囲に設けられる。第1の結合構造114が第1のリールディスク110の軸方向に第1の高度に設けられ、第2の結合構造116が第1のリールディスク110の軸方向に第2の高度に設けられ、第1のリールディスク110の軸方向に沿って第1の結合構造114と第2の結合構造116との間の高さが異なる。
【0015】
第2のリールディスク120は、複数の第3の結合構造124を含み、本実施形態において第3の結合構造124が第2の中心開口122の外周に設けられており、第3の結合構造124の幅が第1の結合構造114と第2の結合構造116との間のスペース118より小さい。第3の結合構造124の数は第1の結合構造114と第2の結合構造116の数と同じであることが好ましい。即ち、第1の結合構造114、第2の結合構造116及び第3の結合構造124の数が同じであることが好ましい。また、隣合う2つの第3の結合構造124が成す角度は、隣合う2つの第1の結合構造114が成す角度と同じであることが好ましく、隣合う2つの第3の結合構造124が成す角度は、隣合う2つの第2の結合構造116間が成す角度と同じであることが好ましい。本実施形態において、第1の結合構造114、第2の結合構造116及び第3の結合構造124の数がそれぞれ2つであって、隣合う2つの第1の結合構造114、隣合う2つの第2の結合構造116及び隣合う2つの第3の結合構造124が成す角度は約180度である。
【0016】
第1のリールディスク110及び第2のリールディスク120を互いに逆方向に回転させて第1のリールディスク110と第2のリールディスク120を結合させる時に、実際の状況に応じて第3の結合構造124を選択的にスペース118に入らせ、第1の結合構造114又は第2の結合構造116に結合させる。第3の結合構造124が第1の結合構造114に結合される時に、第1のリールディスク110と第2のリールディスク120との間に第1の間隔が保持され、第3の結合構造124が第2の結合構造116に結合される時に、第1のリールディスク110と第2のリールディスク120との間に第2の間隔が保持される。前記第1の間隔と第2の間隔とが異なるので、テープリール100を用いて幅の異なる二種類のテープを収納することができる。
【0017】
本実施形態において、第1の結合構造114及び第2の結合構造116は凹溝であり、第3の結合構造124はバンプである。各凹溝は上ガイドレール132及び下ガイドレール134を含み、第3の結合構造124が上ガイドレール132と下ガイドレール134との間に結合される。第3の結合構造124の厚さは上ガイドレール132と下ガイドレール134との間の間隙と同じであってよい。本実施形態において、第3の結合構造124、上ガイドレール132及び下ガイドレール134の材料として、弾性を有するプラスチックが用いられるため、第3の結合構造124の幅は上ガイドレール132と下ガイドレール134との間の間隙に近くてよい。また、第3の結合構造124が上ガイドレール132と下ガイドレール134との間にスムースに滑るために、上ガイドレール132の幅は下ガイドレール134の幅よりやや小さいことが好ましい。また、第3の結合構造124は、更に突起状ストッパ136を含み、突起状ストッパ136は、第3の結合構造124のバンプの底に位置し、第1のリールディスク110及び第2のリールディスク120の位置を決める役割として、組み立てる時に、上ガイドレール132に当接する。
【0018】
第1の結合構造114及び第2の結合構造116の凹溝は、ねじ山のような構造にしてよく、回転によってバンプを凹溝に結合させる。実際の状況に応じて、第3の結合構造124を選択的に第1の結合構造114又は第2の結合構造116に結合させ、異なるテープの幅に合わせて第1のリールディスク110と第2のリールディスク120との間の間隔を変えることができる。
【0019】
前記実施形態に開示された第1の結合構造114及び第2の結合構造116は凹溝であり、第3の結合構造124はバンプであるが、他の実施形態において、第1の結合構造114及び第2の結合構造116はバンプであり、第3の結合構造124は凹溝であってもよく、ここでは詳しい説明を省略する。
【0020】
図2は、本発明に係るテープリール第2の実施形態の一部を示す側面図である。前述のように、テープリール200は、第1のリールディスク210及び第2のリールディスク220を含み、第1のリールディスク210は、複数の第1の結合構造及び複数の第2の結合構造を含む。第1の結合構造と第2の結合構造が互いに交替して設けられており、第1の結合構造と第2の結合構造の高さが異なる。第2のリールディスク220は、複数の第3の結合構造を有し、必要に応じて、第3の結合構造を選択的に第1の結合構造又は第2の結合構造に結合させる。第3の結合構造が第1の結合構造に結合される時に、第1のリールディスク210と第2のリールディスク220との間に第1の間隔が保持され、第3の結合構造が第2の結合構造に結合される時に、第1のリールディスク210と第2のリールディスク220との間に第2の間隔が保持される。
【0021】
図2のテープリール200の中心開口箇所の側面図に示すように、本実施形態において、第1の結合構造及び第2の結合構造は上弾性片230であり、第3の結合構造は下弾性片240である。また、上弾性片230は位置決め凹み232を含み、下弾性片240は位置決め突起242を含む。第1のリールディスク210と第2のリールディスク220を互いに逆方向に回転させて、第3の結合構造を選択的に第1の結合構造又は第2の結合構造に結合させる時に、下弾性片240の位置決め突起242と対応する上弾性片230の位置決め凹み232が結合することによって、第1のリールディスク210及び第2のリールディスク220の位置が決められる。
【0022】
図3は、本発明に係るテープリールの第3の実施形態の一部を示す平面図である。前述のように、テープリール300は第1のリールディスク310及び第2のリールディスク320を含み、第1のリールディスク310は複数の第1の結合構造及び複数の第2の結合構造を含む。第1の結合構造と第2の結合構造が互に交替して設けられており、第1の結合構造と第2の結合構造との間の高さが異なる。第2のリールディスク320は、複数の第3の結合構造を有し、必要に応じて第3の結合構造を選択的に第1の結合構造又は第2の結合構造に結合させる。第3の結合構造が第1の結合構造に結合される時に、第1のリールディスク310と第2のリールディスク320との間に第1の間隔が保持され、第3の結合構造が第2の結合構造に結合される時に、第1のリールディスク310と第2のリールディスク320との間に第2の間隔が保持される。
【0023】
本実施形態において、第1の結合構造及び第2の結合構造はガイド溝330であり、第3の結合構造は弾性アーム340である。ガイド溝330は位置決めフランジ332を有し、弾性アーム340は位置決め欠け口342を有する。第1のリールディスク310と第2のリールディスク320を互いに逆方向に回転させて、第3の結合構造を選択的に第1の結合構造又は第2の結合構造に結合させる時に、弾性アーム340の位置決め欠け口342と対応するガイド溝330の位置決めフランジ332が結合することによって、第1のリールディスク310及び第2のリールディスク320の位置が決められる。
【0024】
隣合う2つの第1の結合構造の間にスペースを有し、隣合う2つの第2の結合構造の間にスペースを有し、第2のリールディスク上の第3の結合構造をこれらのスペースに入れて、選択的に第1の結合構造又は第2の結合構造へ滑り込ませ、選択的に第1の結合構造又は第2の結合構造に結合させる。図1に示すように、これらのスペースが隣合う第1の結合構造の間に、及び隣合う第2の結合構造の間に位置する。また、図1に示すように、第1の結合構造と第2の結合構造との間に高さが異なるため、隣合う第1の結合構造の間のスペースと第2の結合構造が重ねて配置され、隣合う第2の結合構造の間のスペースと第1の結合構造が重ねて配置されてよく、または第1の結合構造と第2の結合構造の一部が重ねて配置されてもよい(図示せず)。即ち、第3の結合構造が間隔に入って選択的に第1の結合構造又は第2の結合構造へ滑り込み、結合することができれば、前述配置を多様に変化させることができる。
【0025】
前述に開示されたテープリールは、第3の結合構造を選択的に第1の結合構造又は第2の結合構造に結合させて第1のリールディスクと第2のリールディスクとの間の間隔を変えるようにするものであるが、本発明に係るテープリールは、必要に応じて、第1のリールディスクに2組以上の高さが異なる結合構造を設け、第1のリールディスクと第2のリールディスクとの間に二種類以上の異なる間隔を有するテープリールであってもよいことに注意されたい。また、必要に応じて第2のリールディスクに適切により多い結合構造を増設し、テープリールを二種類以上の幅のテープに適応させて、使用上の対応性を向上させることができることについては、いうまでも無く、ここでは詳しい説明を省略する。
【0026】
本発明によれば、斬新な結合機構が提供され、回転によって第1のリールディスクと第2のリールディスクが結合される。前述実施形態において、ディスク間の間隔を変えるテープリール、即ち第1のリールディスクに二種類又は二種類以上の高さが異なる結合構造を有するテープリールを主として説明したが、実際に応用する場合、テープリールのディスク間の間隔を調整する必要がない場合は、第1のリールディスクに1種類の高さの結合構造のみを設け、回転によって第1のリールディスクと第2のリールディスクをすばやく結合してなるテープリールを構成してもよい。
【0027】
上述本発明の好ましい実施形態により、本発明によれば、下記の利点を有する。本発明に係るテープリールは、回転によって第1のリールディスクと第2のリールディスクが結合され、第2のリールディスク上の第3の結合構造が選択的に第1のリールディスク上の高さの異なる第1の結合構造又は第2の結合構造に係合されることによって、第1のリールディスクと第2のリールディスクとの間の間隔を変え、二種類又は二種類以上の幅の異なるテープをテープリールに置くことができ、在庫管理の順応性が更に広がる。
【0028】
前記によって好ましい実施例が開示されたが、本発明はこれに限定されるものではない。当該技術分野を熟知しているものであれば、本発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、各種の変更及び修飾することができる。本発明は、特許請求の範囲の記載によって限定される。
【符号の説明】
【0029】
100:テープリール
110:第1のリールディスク
112:第1の中心開口
114:第1の結合構造
116:第2の結合構造
118:スペース
120:第2のリールディスク
122:第2の中心開口
124:第3の結合構造
132:上ガイドレール
134:下ガイドレール
136:突起状ストッパ
200:テープリール
210:第1のリールディスク
220:第2のリールディスク
230:上弾性片
232:位置決め凹み
240:下弾性片
242:位置決め突起
300:テープリール
310:第1のリールディスク
320:第2のリールディスク
330:ガイド溝
332:位置決めフランジ
340:弾性アーム
342:位置決め欠け口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テープリールであって、
第1の中心開口を有し、互いに高さが異なり、前記第1の中心開口の周囲に位置する複数の第1の結合構造と複数の第2の結合構造を含む第1のリールディスクと、
第2の中心開口を有し、前記第2の中心開口の周囲に位置する複数の第3の結合構造を含む第2のリールディスクと、
を備え、
隣合う前記第1の結合構造の間、および隣合う前記第2の結合構造の間にそれぞれスペースを有し、
前記第1のリールディスク及び前記第2のリールディスクを互いに逆方向に回転させて前記第3の結合構造を選択的に前記第1の結合構造又は前記第2の結合構造に結合させ、前記第3の結合構造が前記第1の結合構造に結合される時に、前記第1のリールディスクと前記第2のリールディスクとの間に第1の間隔が保持され、前記第3の結合構造が前記第2の結合構造に結合される時に、前記第1のリールディスクと前記第2のリールディスクとの間に第2の間隔が保持されることを特徴とするテープリール。
【請求項2】
前記第3の結合構造の幅は、隣合う前記第1の結合構造間のスペースの幅、及び隣合う前記第2の結合構造間のスペースの幅よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のテープリール。
【請求項3】
前記第1の結合構造及び前記第2の結合構造は凹溝であり、前記第3の結合構造はバンプであることを特徴とする請求項1または2に記載のテープリール。
【請求項4】
前記第1の結合構造及び前記第2の結合構造はバンプであり、前記第3の結合構造は凹溝であることを特徴とする請求項1または2に記載のテープリール。
【請求項5】
前記凹溝は、
上ガイドレールと、
前記上ガイドレールより長い下ガイドレールと
を含むことを特徴とする請求項3または4に記載のテープリール。
【請求項6】
前記バンプは突起状ストッパを含むことを特徴とする請求項3から5の何れか1項に記載のテープリール。
【請求項7】
前記第1の結合構造及び前記第2の結合構造は上弾性片であり、前記第3の結合構造は下弾性片であることを特徴とする請求項1または2に記載のテープリール。
【請求項8】
前記上弾性片は位置決め凹みを有し、前記下弾性片は位置決め突起を有することを特徴とする請求項7に記載のテープリール。
【請求項9】
前記第1の結合構造及び前記第2の結合構造はガイド溝であり、前記第3の結合構造は弾性アームであることを特徴とする請求項1または2に記載のテープリール。
【請求項10】
前記ガイド溝は位置決めフランジを有し、前記弾性アームは位置決め欠け口を有することを特徴とする請求項9に記載のテープリール。
【請求項11】
第1の中心開口を有し、前記第1の中心開口の周囲に設けられた複数の第1の結合構造を含む第1のリールディスクと、
第2の中心開口を有し、前記第2の中心開口の周囲に設けられた複数の第3の結合構造を含む第2のリールディスクと
を備え、
前記第1のリールディスク及び前記第2のリールディスクを互いに逆方向に回転して前記第3の結合構造を前記第1の結合構造に結合させ、前記第1のリールディスクと前記第2のリールディスクの位置を決めすることを特徴とするテープリール。
【請求項12】
前記第1の結合構造は凹溝であり、前記第3の結合構造はバンプであることを特徴とする請求項11に記載のテープリール。
【請求項13】
前記第1の結合構造は上弾性片であり、前記第3の結合構造は下弾性片であることを特徴とする請求項11に記載のテープリール。
【請求項14】
前記第1の結合構造はガイド溝であり、前記第3の結合構造は弾性アームでることを特徴とする請求項11に記載のテープリール。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−25490(P2012−25490A)
【公開日】平成24年2月9日(2012.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−160043(P2011−160043)
【出願日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【出願人】(596039187)台達電子工業股▲ふん▼有限公司 (192)
【Fターム(参考)】