説明

ディスペンサ及び方法

【課題】容器内の内容物をモニタリングするためのディスペンサの提供。
【解決手段】ディスペンサはホルダに係合されたレバー16が押し下げられた時に容器内の内容物の一部を放出する。ディスペンサは、レバーと係合されたトラッカを用いて、ディスペンシング数をカウントし、インジケータによりディスペンシング時に容器内に残存する内容物の量を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
<発明の分野>
本発明は、容器内の内容物をモニタリングすることに関するものである。より具体的には、本発明は、容器内の内容物をモニタリングすることに関するものである。容器は、トラッカ(tracker)と連通しているインジケータを有しており、該インジケータは、ディスペンシング時(as a function of dispensing event)に、容器内にどれくらい内容物が残っているかを表示するインジケータを有する、容器内の内容物のモニタリングに関するものである。
【背景技術】
【0002】
<発明の背景>
液体石鹸やアルコールジェルウォッシュのディスペンサは、現在、アメリカ合衆国内の医療センターの至る所で使われている。残念なことに、これらのディスペンサは空になるのが非常に早く、用務員はたびたび消耗品を補充し忘れないようにする必要がある。ディスペンシングユニットが空になったことが、必要な手指衛生を行なわない理由にはならないが、消耗品をほぼ連続的に利用可能とすることが、手指衛生の遵守率を最適化することを確保するには不可欠である。そのようなデバイスが空であるかを検出する手段は、一般的に、医療従事者が病棟事務員に消耗品を補充するように知らせた後に生じる。殆どのディスペンサは、ユニットの前部に透明窓を有しており、該透明窓は恐らく、これらのデバイスがいつほぼ空になるかを特定することに役立つと思われる。しかしながら、残念なことに、これらの窓は本質的に無駄である。それは、a)アルコールジェルウォッシュ製品の多くは透明であり、それゆえに、消耗品が確かに少なくなっているかを判断するのが困難であること、及びb)色付きの石鹸及び洗浄液も、透明の物質より少しは効果はあるが、窓デバイスから読み取るのが困難であるからである。
【0003】
改善された手指衛生遵守率によりもたらされる影響は、病院内外での感染拡大を制限する最も簡単で効果的な手段としてよく認識されている。このような事実にもかかわらず、医療従事者の手指衛生遵守率は、およそ35〜40%にとどまっている。これらの基本方針の厳守を改善しようとする種々のイニシアチブがあり、さらに、そのような努力は、ディスペンシングデバイスが、補充されることなく何日も続けて空になっている場合に妨げられることが多い。大きい病院には、一般的に400〜800のベッドがある。殆どの病室は、病室のすぐ外側又は入室して直ぐの所に、アルコールジェルディスペンシングデバイスを有している。病室は、水道の近くで液体石鹸ディスペンサを利用できるシンクを備える義務もある。入室者は、患者との面会の前後に抗菌石鹸又はアルコールジェルを使用するというオプションを有している。500ベッド/病室を有する病院が何故、1000を遙かに上回るディスペンシングデバイス(トイレ及びその他の設置場所を除いて)を有しているかを理解するのは容易である。保全員又は用務員は、当然のことながら、需要供給に対応するのが困難である。どこの消耗品が不足しているかを、病棟のホールを見回すだけでこの情報を得ることができるように表示する簡単な方法が必要である。そのような概念は、レストランのトイレ、公立学校、診療室、及び多くの他の場所内などの他の設置場所でも用いることができることは明らかである。
【0004】
石鹸及び洗浄製品の主な製造者、例えばGOJO Industries又はKimberly-Clarkは、石鹸及び抗菌製品市場を支配しているが、いずれも上記のようなシンプルなデバイスを有していない。本発明の概念は、簡単、容易、及び潜在的に極めて有用である。現在、病室は、IVポンプ、パルス酸素濃度計、遠隔測定モニター及びその他の機器を具えている。これらの製品の多くは、可聴アラーム付きである。アラームは、非常に敏感で、発砲の閾値が低く設定されている。それ故、これらのアラームは、補助となるより迷惑となることが多い。この設置場所において、シンプルな光式のインジケータにより、消耗品を準備し、医療提供者が利用できるようにし、消耗品を補充するためにスタッフを呼んで知らせる必要をなくし、用務員や保全員の厄介な仕事を促進することを助けることによって、忙しく、しばしば騒々しい病棟を落ち着かせ、最終的には患者のケアに好影響をもたらすであろう。
【発明の開示】
【0005】
<発明の要旨>
本発明は、容器内の内容物をモニタリングするためのディスペンサに関する。ディスペンサは、容器を保持するホルダを含んでいる。ディスペンサは、押し下げられた時に容器内の内容物の一部を放出するレバーを含んでいる。レバーの押下げは、ディスペンシング時に行なわれる。ディスペンサは、レバーと係合され、ディスペンシング数をカウントすることによって追跡トラッカを含んでいる。ディスペンサと接続され、トラッカとは、ディスペンシング時に、容器内に残存する内容物の量を表示するインジケータを含んでいる。
【0006】
本発明は、容器内の内容物をモニタリングする方法に関する。方法は、容器を保持するハウジングと係合され、押し下げられた時に容器内の内容物の一部を放出するレバーを押し下げるステップを含んでおり、レバーの押し下げはディスペンシング時に行なわれる。レバーと係合されたトラッカを用いて、ディスペンシングの数をカウントすることによって、ディスペンシングの数を追跡(tracking)するステップがある。トラッカと接続されたインジケータにより、ディスペンシング時に、容器内に残存する内容物の量を表示するステップがある。
【0007】
添付の図面において、本発明の望ましい実施例と、本発明を実施する望ましい方法を示している。
【0008】
<発明の詳細な説明>
図で、同様の符号は、図面を通じて同様又は同一の部材を意味しており、より具体的には図1〜4を参照すると、容器(12)内の内容物のためのディスペンサ(10)が示されている。ディスペンサ(10)は、容器(12)を保持するホルダ(14)を含んでいる。ディスペンサ(10)は、ホルダ(14)と係合されたレバー(16)を含んでおり、レバー(16)は、押し下げられた時に容器(12)内の内容物の一部を放出する。レバー(16)の押下げは、ディスペンシング時に行なわれる。ディスペンサ(10)は、レバー(16)と係合されたトラッカ(18)を含んでおり、トラッカ(18)は、ディスペンシングの数をカウントすることによって追跡を続ける。ディスペンサ(10)は、トラッカ(18)と接続されたインジケータ(20)を含み、インジケータ(20)は、ディスペンシング時に、容器内に残存する内容物の量を表示する。内容物は、石鹸とすることができる。
【0009】
ディスペンサ(10)は、吐出口(22)を含んでおり、吐出し口(22)を通じて内容物が容器(12)から放出されることが望ましい。
【0010】
トラッカ(18)は、望ましくは、ディスペンシング数をカウントするカウンタ(24)を含んでいる。望ましくは、インジケータ(20)は、少なくとも1つのライト(26)を含み、ライト(26)は、ディスペンシングが所定数行なわれた後に作動する。望ましくは、トラッカ(18)は、トラックレバー(28)を含んでおり、トラックレバー(28)は、スプロケットを有するギアと、スプロケットと係合するギアとを具えて、レバー(16)が作動すると、スプロケットがギアを作動させる。望ましくは、トラッカ(18)は、電気的なカウンタ(24)を含んでおり、電気カウンタ(24)は、ディスペンシング毎に進み、記録を行なう。
【0011】
望ましくは、ディスペンサ(10)は、ハウジング内に配置されたバッテリ(30)を含んでいる。望ましくは、ディスペンサ(10)は、ギアと係合されたフライホイール(32)を含んでおり、ギアが作動すると、ギアはフライホイール(32)をスピンさせる。望ましくは、バッテリ(30)は、再充電可能であり、フライホイール(32)は磁場中に配置される。レバー(16)が押し下げられてギアが作動すると、フライホイール(32)は、スピンさせられて、バッテリ(30)を充電する電流を生成する。望ましくは、ディスペンサ(10)は、ハウジングに配置されたプロセッサ(34)と、プロセッサ(34)へのインプットを入力するための入力デバイスとを含んでいる。ハウジングが、容器(12)を交換するために開けられると、ライト(26)がリセットされ、容器(12)が内容物で満たされていることを表示することが望ましい。
【0012】
本発明は、容器(12)内の内容物、例えば石鹸をモニタリングする方法に関する。方法は、容器(12)を保持するハウジングと係合され、容器(12)内の内容物の一部を放出するレバー(16)を押し下げるステップを含み、レバー(16)の押下げはディスペンシング時に行なわれる。レバー(16)と係合されたトラッカ(18)で、ディスペンシングイ数をカウントすることによって、ディスペンシング数を追跡するステップがある。トラッカ(18)と接続するインジケータ(20)により、ディスペンシング時に、容器(12)内に残存する内容物の量を表示するステップがある。
【0013】
望ましくは、追跡ステップは、カウンタ(24)でディスペンシングをカウントするステップを含んでいる。望ましくは、表示ステップは、ディスペンシングが所定数となったときに、少なくとも1つのライト(26)を作動するステップを含んでいる。望ましくは、追跡ステップは、レバー(16)が押し下げられたときに、トラックレバー(28)を作動するステップを有し、トラックレバー(28)は、ギアを係合し、ギアを作動させるスプロケットを有する。
【0014】
本発明の操作において、本明細書中、ディスペンサ(10)中の石鹸の量は標準化されている。ここでは、石鹸とは、液体石鹸若しくはアルコールジェルウォッシュ、又は、粉末石鹸若しくは泡状石鹸(基本的には、任意の洗浄剤)とすることができる。殆どのものは500mlの溶液を有しており、より大きいアイテムでは800mlを有する。各ディスペンシング時(壁に取り付けられたディスペンシングユニットのレバー(16)の押下げ)では、およそ1mlずつ溶液の消耗品が減る。それゆえに、500mlの容器(12)は、およそ500回の個々にすることができることとなる。カウンタ(24)は、各々のディスペンシングアクションを利用することにより、存在する液体消耗品を追跡記録することができる。ライトを基にした、例えば3つの小さなLEDライト(26)を有する可視インジケータは、ディスペンシングデバイス上に配置することができ、洗浄用消耗品の状態を使用者及び保全員に知らせるのに役立てることができる。グリーンのライト(26)は、溶液の大部分が使用されるまで点灯させておくことができる。500ml入りのディスペンサ(10)の実施例において、カウンタ(24)は、400使用されたことが認められると(すなわち消耗品の80%が使い果たされたら)、グリーンからイエローに変化するように設定できる。その後、イエローのライト(26)は、およそ50の使用が残るまで点灯する。(可聴表示を用いることもでき、その場合、充電不足のアラームのもののようなビープ音又はチャープ音(chirp)が聞こえるようにすることができる。)保全員は、病棟の中を素早く歩き、追加の消耗品を必要としているデバイスを触れることなく、即座に識別することができることとなる。この特徴により、壁に取り付けられた各デバイスが空になっていないかを見るために、予め物理的にテストを行なう必要がなくなる。ライトユニットは、(数年間持続するようになっている)小さな腕時計用電池(30)ユニットによって駆動することができ、すべての3つのライト(26)、グリーン、イエロー及びレッドは、バッテリ(30)の供給が低くなっていることを示すために同時に点滅さえることができる。または、デバイスは、クランクエネルギー生成機構(非常用懐中電灯又はラジオに使用されているのと同様な)を利用することができ、それによって、外部のエネルギー源としてバッテリへ依存することを避けることができる。ディスペンシングレバー(16)が作動する毎に、クランク機構は、組み込まれた再充電可能バッテリ(30)にエネルギーを提供する。または、建物内の電気配線を単にディスペンサに設けるだけで、電力を供給することもできる。
【0015】
ディスペンシングユニットが使用される毎に、レバー(16)は、洗浄溶液を放出するために、およそ2〜3cmの前位置に向かって押し下げられる。一旦この操作が行なわれると、レバー(16)は、全体的な構造の中で垂直的に整列する停止位置(resting position)に戻る。(図3参照。)これは、石鹸をディスペンスする既存のホルダの標準的な形態である。そのような標準的なホルダに、上記の特徴を追加して、ディスペンサ(10)を含む構成とすることもできる。
【0016】
ディスペンサ(10)と連動するよう構成するために、レバー(16)には、スプロケットを具えた垂直なトラックレバー(28)と機械的に接続し、ディスペンシングユニット内に取り付けられた別の円形ギア、即ち、大径のギアホイール(40)を係合することができる。レバー(16)の押し下げごとによって、ギアホイール(40)は回転する。この回転により、電気カウンタ(24)が進み、各デバイスの個々の使用回数が記録される。さらに、石鹸ディスペンシングレバー(16)を押すことによって生じる運動エネルギーは、ギアホイール(40)を回転させ、下記により十分に説明するように、磁場を用いて電流を生成する。この電流は、ユニット内の再充電可能バッテリ(30)に電子的に送られる。その後、バッテリ(30)は、LEDライト(26)、CPU及び電気カウンタデバイスにエネルギーを供給するために使用される。(図1参照。)
【0017】
各ディスペンシングユニットに関する最大使用数(各使用によりディスペンスされる量に、各バッグの合計ミリリットルで表した溶液の総量を乗じた量に基づいて計算される)は、デバイス内の小さなキーパッド又は、本明細書で説明した形態により設計されたディスペンサに予め取り付けられた小さなキーパッドを介して入力することができる。ディスペンサ(10)が開いているとき(これは、洗浄溶液を交換するために定期的に行なわれている)、カウンタ(24)は、手動でリセット又は検査することができる。小さなCPUにより、ディスペンシングユニットの上部に取り付けられたLEDライト(26)に信号を送ることができる。グリーンライトは、溶液の80%が使用されるまで点灯を続ける。80%が使用されると、CPUは、自動的にディスペンシングユニットの上部にあるイエローLEDライト(26)を点灯し、グリーンLEDライト(26)を消灯する。90%が使用されると、CPUは、レッドLEDライト(26)を点灯し、イエローLEDライト(26)を消灯するように信号を送る。そのようなシステムは、石鹸又は洗浄溶液の取り替えが必要なときに、使用者及び保全員に警告するのに役立つであろう。
【0018】
また、レバー(16)をホルダ(14)に押し下げることによって、3つの同時のイベント、すなわち、1)標準量の洗浄溶液が放出されること、2)電気カウンタ(24)がそれぞれの使用で進むこと、及び3)デバイス内のギアホイール(40)が進んで、ディスペンシングの動作(磁場環境に配置されている)からの交流電源(機械/運動的エネルギーを用いる)が、次にバッテリ(30)を充電すること、を行なうようにすることもできる。
【0019】
図5は、ディスペンサ(10)の機械的な特徴をより詳細に示している。フライホイール(32)の対向する側面にマグネット(36)を配置している。図5は、フライホイール(32)の後方に1つのマグネット(36)だけを配置している。フライホイール(32)は、内部に銅配線が埋設されており、2つの平行なマグネット(36)の環境下で回転する。後のギアホイール(38)は、フライホイール(32)が取り付けられており、円形の大径ギアホイール(40)のスプロケットと係合しているスプロケットを有している。上記で説明したように、大径ギアホイール(40)は、ディスペンシング時に、レバーが押し下げられると、スプロケットを具えたトラックレバー(28)によって駆動される。これにより、大径ギアホイール(40)に抗するトラックレバー(28)が作動し、大径ギアホイール(40)が回転し、次に、小さいギアホイール(38)が回転して、フライホイール(32)を回転させる。
【0020】
図6は、図5の機械的特徴の側面図を示している。両マグネット(36)は、フライホイール(32)の対向する側面に示されている。ワイヤ(42)は、バッテリ(30)とフライホイール(32)を接続しているから、電流は、フライホイール(32)からバッテリ(30)に流れる。スプロケットを具えた大径ギアホイール(40)が作動することで、スプロケットを具えた小さいギアホイール(38)が作動し、フライホイール(32)の前後に配置された両方のマグネット(36)によって生成された磁場環境下でフライホイール(32)が回転し、電流がの生成される。
【0021】
本発明について例示目的で上記の実施例において詳細に説明したが、そのような詳細は、その目的のためだけのものであって、当該分野の専門家であれば、請求項によって説明されることができるものを除き、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明に変更を行なうことができると理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明のディスペンサの概略図である。
【図2】ディスペンサの正面概略図である。
【図3】ディスペンサの側面概略図である。
【図4】ディスペンサの正面図である。
【図5】ディスペンサの機械的特徴を示す断面図である。
【図6】機械的特徴を示す側面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器内の内容物をモニタリングするディスペンサであって、該ディスペンサは:
容器を保持するホルダと;
ホルダと係合されたレバーであって、該レバーは、押し下げられた時に容器内の内容物の一部を放出するものであり、レバーの押下げはディスペンシング時に行なわれるレバーと;
レバーと係合されたトラッカであって、ディスペンシング数をカウントすることによって追跡を続けるトラッカと;
トラッカと接続するインジケータであって、ディスペンシング時に、容器内に残存する内容物の量を表示するためのインジケータと;
を含んでいる容器内の内容物をモニタリングするディスペンサ。
【請求項2】
吐出口を含んでおり、該吐出口を通じて内容物が容器から放出される請求項1に記載のディスペンサ。
【請求項3】
トラッカは、ディスペンシングをカウントするカウンタを含んでいる請求項2に記載のディスペンサ。
【請求項4】
インジケータは、少なくとも1つのライトを含んでおり、該ライトは、ディスペンシング数が所定数となった後に作動する請求項3に記載のディスペンサ。
【請求項5】
トラッカはトラックレバーを含んでおり、該トラックレバーは、スプロケットを有するギアと、スプロケットを係合するギアとを具えており、レバーが作動すると、スプロケットがギアを作動させる請求項4に記載のディスペンサ。
【請求項6】
トラッカは、電気カウンタを含んでおり、該電気カウンタは、ディスペンシング毎に進み、記録を行なう請求項5に記載のディスペンサ。
【請求項7】
ハウジング内に配置されたバッテリを含んでいる請求項6に記載のディスペンサ。
【請求項8】
ギアと係合されたフライホイールを含んでおり、ギアが作動すると、ギアはフライホイールをスピンさせる請求項7に記載のディスペンサ。
【請求項9】
バッテリは再充電可能であり、フライホイールは磁場中に配置されており、レバーが押し下げられてギアが作動すると、フライホイールはスピンされて、バッテリを充電する電流を生成する請求項8に記載のディスペンサ。
【請求項10】
ハウジングに配置されたプロセッサと、プロセッサへのインプットを入力する入力デバイスと、を含んでいる請求項9に記載のディスペンサ。
【請求項11】
ハウジングが、容器を交換するために開けられると、ライトがリセットされ、容器が内容物で満たされていることを表示する請求項10に記載のディスペンサ。
【請求項12】
容器内の内容物をモニタリングする方法であって、該方法は:
容器を保持するハウジングと係合されたレバーを押し下げるステップであって、該レバーは、押し下げられた時に容器内の内容物の一部を放出するものであり、レバーの押下げはディスペンシング時に行なわれるステップと;
レバーと係合されたトラッカを用いて、ディスペンシングの数をカウントすることによって、ディスペンシング数を追跡するステップと;
トラッカと接続されたインジケータを用いて、ディスペンシング時に、容器内に残存する内容物の量を表示するステップと;
を含んでいる容器内の内容物をモニタリングする方法。
【請求項13】
追跡ステップは、カウンタを用いてディスペンシングをカウントするステップを含んでいる請求項12に記載の方法。
【請求項14】
表示ステップは、ディスペンシングオフェンス(offense)が所定数となったときに、少なくとも1つのライトを作動させるステップを含んでいる請求項13に記載の方法。
【請求項15】
追跡ステップは、トラックレバーを作動させるステップを含んでおり、トラックレバーは、ギアを係合するスプロケットを有し、押し下げられたときにギアを作動させる請求項14に記載の方法。
【請求項16】
容器内の石鹸をモニタリングする方法であって、該方法は:
容器を保持するハウジングと係合されたレバーを押し下げるステップであって、該レバーは、押し下げられた時に容器内の石鹸の一部を放出するものであり、レバーの押下げはディスペンシング時に行なわれるステップと;
レバーと係合されたトラッカを用いて、ディスペンシング数をカウントすることによって追跡するステップと;
トラッカと接続されたインジケータを用いて、ディスペンシング時に、容器内に残存する石鹸の量を表示するステップと;
を含んでいる容器内の石鹸をモニタリングする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−220937(P2008−220937A)
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2008−20105(P2008−20105)
【出願日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願人】(504151893)アラゲニー−シンガー リサーチ インスティチュート (3)
【氏名又は名称原語表記】ALLEGHENY−SINGER RESEARCH INSTITUTE
【Fターム(参考)】