データベース作成管理システム
【課題】簡易にデータベースを構築できるデータベース作成管理システムを提供する。
【解決手段】データベース作成画面39は、作成されるデータ入力部を表示させる画面作成エリア40と、データ入力部を作成するのに用いる複数のコントロールが表示されたコントロールアイコンバー42と、データ入力部の複数の入力条件設定部を表示させる入力条件設定用表示エリア43を備えている。しかも、演算制御手段は、データベース作成ソフトにより動作制御されて、コントロールアイコンバー42のコントロール(42a〜53)を画面作成エリア40に画面操作手段によりドラッグアンドドロップすることにより、コントロールによるデータ入力部を前記画面作成エリア40に作成すると共に、画面作成エリア40に作成されるデータ入力部の入力条件設定を前記入力条件設定部の操作により設定するようになっている。
【解決手段】データベース作成画面39は、作成されるデータ入力部を表示させる画面作成エリア40と、データ入力部を作成するのに用いる複数のコントロールが表示されたコントロールアイコンバー42と、データ入力部の複数の入力条件設定部を表示させる入力条件設定用表示エリア43を備えている。しかも、演算制御手段は、データベース作成ソフトにより動作制御されて、コントロールアイコンバー42のコントロール(42a〜53)を画面作成エリア40に画面操作手段によりドラッグアンドドロップすることにより、コントロールによるデータ入力部を前記画面作成エリア40に作成すると共に、画面作成エリア40に作成されるデータ入力部の入力条件設定を前記入力条件設定部の操作により設定するようになっている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、サーバに設けたデータベース構築ソフトを端末から通信回線を介して利用可能としたデータベース作成管理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来からWeb等の通信回線を利用したデータベースの開発システムが種々考えられている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
一方、データベースの開発システムにおいてデータベースを構築する場合、必要な複数のテーブルを作成して、各テーブルの各項目の属性を設定すると共に、各テーブル間の関連付けをして、関連付けしたテーブルの正規化を行った後に、テーブルに基づく入力部が設けられた入力フォームの設定を行うようにするのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−128873号公報
【特許文献2】特開平9−237274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このため、データベースの基本的な知識がある程度ある熟練者でないと、データベースを構築することが難しいものであった。
【0006】
そこで、この発明は、データベースの基本的な知識がない場合でも、簡易にデータベースを構築できるデータベース作成管理システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、この発明は、データベースを作成するデータベース作成ソフトおよび前記データベースが記録された記録手段と、前記データベース作成ソフトによるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面を表示させる表示手段と、前記表示手段に表示されるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面の操作を行う画面操作手段と、前記データベース作成ソフトによる前記データベース作成画面の前記表示手段への表示制御を行うと共に、前記データベースの入力画面を前記表示手段に表示させる演算制御手段と、を備えると共に、前記データベース作成画面は、作成されるデータ入力部を表示させる画面作成エリアと、前記データ入力部を作成するのに用いる複数のコントロールが表示されたコントロール表示エリアと、前記データ入力部の複数の入力条件設定部を表示させる入力条件設定用表示エリアを備えるデータベース作成管理システムであって、前記演算制御手段は、前記データベース作成ソフトにより動作制御されて、前記コントロール表示エリアのコントロールを前記画面作成エリアに前記画面操作手段によりドラッグアンドドロップすることにより、前記コントロールによる前記データ入力部を前記画面作成エリアに作成すると共に、前記画面作成エリアに作成される前記データ入力部の入力条件設定を前記入力条件設定部の操作により一画面で簡単に、設定できることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
この構成によれば、データベースの基本的な知識がない場合でも、簡易にデータベースを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明に係るデータベース作成管理システムの一例を示す説明図である。
【図2】図1に示した固定端末の制御回路図である。
【図3】図1に示した移動端末の制御回路図である。
【図4】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図5】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図6】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図7】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図8】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図9】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図10】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図11】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図12】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図13】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図14】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図15】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図16】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図17】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図18】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図19】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図20】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図21】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図22】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図23】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図24】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図25】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図26】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図27】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図28】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図29】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図30】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図31】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図32】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図33】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図34】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図35】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図36】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図37】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図38】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図39】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図40】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図41】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図42】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図43】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図44】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図45】図1のデータベース作成管理システムにおけるアクセス権管理画面の説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
(i).データベース作成管理システムの概略的な構成要素
この発明に係るデータベース作成管理システムは、図1に示したように、データベース用のWebサーバシステム1と、クライアント(利用者)側の固定端末(通信端末)A,Bと、クライアント(利用者)側のモバイル等の移動端末(通信端末)Cを備えている。また、データベース作成管理システムは、オンライン用の回線2を介して固定端末A,BをWebサーバシステム1に接続するルーターやゲートウエイ等の接続用通信機器3を備えている。また、固定端末Bや移動端末Cはインターネット2a及び接続用通信機器3を介してWebサーバシステム1に接続されている。
【0011】
固定端末A,Bは、図2に示したように、文字等の入力に用いるキーボード4と、画面操作に用いるマウス5と、キーボード(画面操作手段)4やマウス(画面操作手段)5等の入力操作手段による入力信号や操作信号が入力される演算制御回路(端末制御部)である演算制御部6と、である演算制御部6に接続されたメモリ(記憶部)7と、メモリ7に記憶された制御プログラムに基づいて画面表示をする液晶表示器等の表示装置(表示手段)8を備えている。
【0012】
移動端末Cは、図3に示したように、演算制御回路(端末制御部)である演算制御部9と、である演算制御部9に接続されたメモリ(記憶部)10と、メモリ10に記憶された制御プログラムに基づいて画面表示をするタッチパネル式の液晶表示器等の表示装置(表示手段、画面操作手段)11を備えている。
【0013】
尚、固定端末Bは、インターネットワーク2aを介してWebサーバシステム1に接続するようにしているので、ノートタイプのものであれば移動端末としても用いることができる。
(ii).Webサーバシステム1の概略的な構成要素
Webサーバシステム1は、ユーザー認証サーバ12と、共通管理サーバ13と、顧客領域サーバ14と、システム領域サーバ15を備えている。
(ユーザー認証サーバ12)
このユーザー認証サーバ12は、図示を省略した認証サーバ制御部(認証サーバ制御回路)や記憶部(RAMやRON等のメモリ)、プログラムやデータ等の記録部(ハードディスクやシリコンディスク或いは光磁気記録装置)等を有する。そして、ユーザー認証サーバ12は、ユーザー認証の実施に用いられ、顧客ID/ユーザーID/PW(パスワード)による認証等を行う。このユーザー認証サーバ12は、図示を省略した管理サーバ制御部(管理サーバ制御回路)や記憶部(RAMやROM等のメモリ)、プログラムやデータ等の記録部(ハードディスクやシリコンディスク或いは光磁気記録装置)等を有する。
(共通管理サーバ13)
この共通管理サーバ13は、図示を省略した管理サーバ制御部(演算制御回路)や記憶部(RAMやROM等のメモリ)、プログラムやデータ等の記録部(ハードディスクやシリコンディスク或いは光磁気記録装置)等を有する。そして、この共通管理サーバ13は、全顧客に対する共通機能を提供するもので、主に各種のデータベースのテンプレートを提供する。このテンプレートには、コントロールテンプレート、フォームテンプレート、スキンテンプレート等がある。
(顧客領域サーバ14)
この顧客領域サーバ(データサーバ、データ格納部)14は、図示を省略したデータサーバ制御部(演算制御回路)や記憶部(RAMやRON等のメモリ)、プログラムやデータ等の記録部(ハードディスクやシリコンディスク或いは光磁気記録装置)等を有する。この顧客領域サーバ14は、各顧客毎にWebDB(ウエブデータベース)機能を提供するデータ格納部である。このWebDB機能としては、WebDB管理機能、WebDB利用機能等がある。
(システム領域サーバ15)
このシステム領域サーバ15は、図示を省略したシステム制御部(演算制御回路)や記憶部(RAMやRON等のメモリ)、プログラムやデータ等の記録部(ハードディスクやシリコンディスク或いは光磁気記録装置)等を有する。このシステム領域サーバ15は、顧客の追加・削除機能を提供すると共に、各種ソース使用状況をログ出力する。
(利用ソフトの例)
尚、ユーザー認証サーバ12,共通管理サーバ13,顧客領域サーバ14,システム領域サーバ15等のプログラムやデータ等の記録部(図示せず)には、CentOS,Apache,MySQL,Ruby等のソフトが記録されている。CentOSは、Red Hat Enterprise Linux(以下、「RHEL」と呼ぶ)との完全互換を目指したフリーのLinuxディストリビューションのソフトである。ApacheはWebサーバソフトウエアである。MySQLは、フリーのデータベースソフトである。Rubyは、Webアプリケーションシステム管理,テキスト処理等のプログラムを書くのに用いるソフトである。
(iii).Webサーバシステム1のデータベース作成のための概略構成及びアクセス手順
ユーザー認証サーバ12は、固定端末Aから接続用通信機器3を介してWebサーバシステム1にアクセスされたり、固定端末Bや移動端末Cからインターネット2a及び接続用通信機器3を介してWebサーバシステム1にアクセスされたりすると、図4に示したような初期の顧客認証画面20を固定端末A,Bの表示装置8や移動端末Cの表示装置11に表示させる。
【0014】
この顧客認証画面20には、ユーザーIDを入力するID入力部(ID入力ボックス)21と、PW(パスワード)を入力するPW入力部(PW入力ボックス)22とクリアボタン23と、ログインボタン24が表示される。
【0015】
この顧客認証画面20では、固定端末A,Bのキーボード4を用いてID入力部21に顧客IDを入力できると共に、PW入力部22に顧客のパスワードを入力できる。尚、移動端末Cでは、表示装置11に表示される文字ボタン等をタッチすることで、顧客IDや顧客のパスワードを入力できる。
【0016】
また、クリアボタン23やログインボタン24は、固定端末A,Bのマウス5により操作できる。尚、移動端末Cでは、表示装置11に表示されるクリアボタン23やログインボタン24をタッチすることで操作できる。このマウス5によるボタン選択操作やタッチパネル式の表示装置11のタッチによる選択操作は、以下単に選択操作またはボタン選択操作として説明する。
【0017】
ユーザー認証サーバ12は、図4の顧客認証画面20において、ID入力部21に顧客のIDが正しく入力されると共にPW入力部22に顧客のパスワードが正しく入力された状態で、ログインボタン24が選択操作されるとユーザー認証サーバ12の制御が顧客領域サーバ14の制御に切り替えられる。この顧客領域サーバ14は、ユーザー認証サーバ12からの制御が切り替えられると、図5に示したWebDB利用ボタン25とWebDB管理ボタン26が表示された選択画面27を表示させる。
【0018】
そして、顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路(制御部)は、WebDB利用ボタン25が選択操作されると、顧客領域サーバ14の図示しない記録領域を検索して、顧客の管理者以外の利用者がデータの入力を行う為のWebDB(ウエブデータベース)を顧客領域サーバ14の図示しない記録領域から呼び出して、WebDBの入力選択画面(図示せず)に切り替える。
【0019】
また、顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路(制御部)は、選択画面27をWebDB管理ボタン26が選択操作されると、顧客領域サーバ14の図示しない記録領域を検索して、顧客の管理者が管理するデータベースの選択を行う図6のようなWebDB(ウエブデータベース)の管理画面(一覧画面)28に切り替える。
【0020】
この管理画面28には、DB管理用メニューバー28aが表示されると共に、選択リスト28bが表示される。また、DB管理用メニューバー28aには、「WebDB」,「システム管理」,「WebDB利用」,「ログアウト」等の項目が表示される。選択リスト28bには、画面タイトル,オーナ(管理者),バージョン,更新日時,画面内容,種別,公開(公開・非公開),変更,削除等の項目が表示される。
【0021】
図6のDB管理用メニューバー28aの「WebDB」を選択操作すると、「WebDB」のプルダウンメニューには図7に示したような「WebDB一覧」,「新規フォーム作成」,「画面アクセス制御設定」,「フォームテンプレート一覧」等の項目が表示される。尚、図7のフォームテンプレート一覧を選択すると、図示を省略したデータベースの各種のテンプレートのリストが共通管理サーバ13から読み出されて表示される。この各種のテンプレートとしては、例えばコントロールテンプレート、フォームテンプレート、スキンテンプレート等の共通管理サーバ13に記録されたテンプレートがある。
【0022】
そして、データベースのデータ入力画面G1、例えば画面タイトルが図8に示したような「社有車マスタ」のデータ入力画面を作成したり、この「社有車マスタ」を利用して作成した画面タイトルが図9に示したような「社有車利用管理」のデータ入力画面G2を作成する場合を一例として、この発明ついて説明する。
【0023】
先ず、図8に示した「社有車マスタ」のデータベースのデータ入力画面G1のデータベースの項目や、図9に示したような「社有車利用管理」のデータ入力画面G2等について説明する。
(「社有車マスタ」のデータ入力画面G1の入力項目等)
図8に示した「社有車マスタ」のデータベースのデータ入力画面G1には、データベースの画面タイトルとして社有車マスタが表示されていると共に、「駐車場番号,車両番号,ミッション,備品,使用開始日,備考,車名,アドレス,表示内容」等のデータ入力の項目が表示されている。
【0024】
そして、駐車場番号の右にはテキストボックス(番号入力ボックス)dB1がデータ入力部として表示され、車両番号の右側には地域選択用コンボボックスdB2,番号入力ボックスdB21,dB22,dB23がデータ入力部として表示されている。
【0025】
また、ミッションの右側にはミッションの種類であるAT選択用ラジオボタンRB1,MT選択用ラジオボタンRB2がデータ入力部として表示され,備品の右側には装備される備品チェック用のETCチェックボックスChB1,ナビチェックボックスChB2がデータ入力部として表示されている。
【0026】
更に、使用開始日の右側には日付入力ボックスdB3がデータ入力部として表示されていると共にカレンダアイコンCLが日付選択用に表示され、備考の右側には備考入力ボックスdB4がデータ入力部として表示され、車名の右側には車名入力ボックスdB5がデータ入力部として表示され、アドレスの右側にはアドレス入力ボックスdB6がデータ入力部として表示され、表示内容の右側には内容入力ボックスdB7がデータ入力部として表示されている。
【0027】
また、データ入力画面G1の左下には「キャンセル」ボタンが表示され、データ入力画面G1の右下には次の入力画面を表示させる「次へ」ボタンが表示されている。
【0028】
このデータ入力画面G1において、テキストボックス(番号入力ボックス)dB1,地域選択用コンボボックスdB2,番号入力ボックスdB21,dB22,dB23,AT選択用ラジオボタンRB1,MT選択用ラジオボタンRB2,備品チェック用のETCチェックボックスChB1,ナビチェックボックスChB2,日付入力ボックスdB3,備考入力ボックスdB4,車名入力ボックスdB5,アドレス入力ボックスdB6,内容入力ボックスdB7等は、データ入力部となる。
(「社有車利用管理」のデータ入力画面G2の入力項目等)
図9の「社有車利用管理」のデータ入力画面G2には、画面タイトルとして社有車利用管理」が表示されていると共に、「管理番号,社有車,代表利用者,利用開始日,利用終了日,利用目的,車両状態、備考」等の項目が表示される。この「社有車利用管理」のデータ入力画面G2の作成も「社有車マスタ」のデータ入力画面G1と同様にして作成されるので、データ入力画面G2の詳細な説明は省略する。このデータ入力画面G2でも、「管理番号,社有車,代表利用者,利用開始日,利用終了日,利用目的,車両状態、備考」等の項目の右側の入力ボックスやボタン等(符号省略)はデータ入力部となる。
【0029】
第1の作成方法は、図8に示したような「社有車マスタ」のデータ入力画面や図9に示したような「社有車利用管理」のデータ入力画面のテンプレートが予めWebサーバシステム1側に容易されている場合には、「WebDB」のプルダウンメニューの「フォームテンプレート一覧」を選択してフォームテンプレート一覧を表示させ、この一覧から「社有車マスタ」又は「社有車利用管理」のテンプレートを選択する。そして、この選択したテンプレートを用いて「社有車マスタ」や「社有車利用管理」のデータ入力画面を作成する。
【0030】
また、第2の作成方法は、図7の「新規フォームの作成」をクリックして選択操作する。この「新規フォームの作成」をクリックすると、図10に示したような新規フォーム作成のためのフォーム情報入力画面29が表示される。
【0031】
このフォーム情報入力画面29には、フォーム作成方法の項目に対応してラジオボタンである新規選択ボタン30,ラジオボタンであるテンプレート利用ボタン31,テンプレート選択ボックス32,テンプレート選択用の選択ボタン33,画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36,キャンセルボタン37,作成ボタン38等が表示される。
【0032】
固定端末A,Bやではマウス5によるカーソル(図示せず)操作により、移動端末Cではタッチパネル式の表示装置11のタッチにより、新規選択ボタン30,テンプレート利用ボタン31,テンプレート選択用の選択ボタン33,キャンセルボタン37,作成ボタン38等のボタン操作を行うことができる。
【0033】
そして、ラジオボタンであるテンプレート利用ボタン31を選択操作して、テンプレート選択用の選択ボタン33をクリック操作またはタッチ操作することにより、既に作成されているデータベースを雛形化したテンプレートのリストを表示させて、このリストからデータベースのテンプレートを選択して、テンプレート選択ボックス32に表示させることができる。
【0034】
また、マウス5によるカーソル(図示せず)やタッチパネル式の表示装置11のタッチにより、画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36等を選択すると、固定端末A,Bではキーボード4により画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36等に文字入力等を行うことができる。この入力は移動端末Cでも表示装置11に表示される文字ボタン等をタッチ操作することで、実行できる。
【0035】
そして、例えば図11に示したように、画面タイトル入力ボックス34には「社有車マスタ」というタイトルを入力でき、画面内容入力ボックス35には「社有車マスタ」の内容が「社有車のマスタです」という画面内容を入力でき、カテゴリ入力ボックス36には「社有車マスタ」が「マスタ」というカテゴリであることを入力できる。
(iv).Webサーバシステム1によるデータベース作成のための詳細構成
以下、固定端末A,Bや移動端末Cによる入力操作は同様に実行できるので、固定端末Aによる操作によりデータベースの新規のフォームを作成する場合について説明し、固定端末Bや移動端末Cによる操作については説明を省略する。この説明においては、会社で所有する車両の管理に用いるデータベース、即ち「社有車マスタ」を作成する場合をデータベース作成の一例として説明する。
【0036】
上述したように、図7の「新規フォームの作成」をクリックして選択操作する。この「新規フォームの作成」をクリックして、図10に示したような新規フォーム作成のためのフォーム情報入力画面29が表示させる。
【0037】
そして、このフォーム情報入力画面29において、新規選択ボタン30を選択操作すると、新規選択ボタン30内に選択操作されたことを意味する黒丸30aが表示される。この状態で上述したようにして、例えば画面タイトル入力ボックス34には「社有車マスタ」というタイトルを入力し、画面内容入力ボックス35には「社有車マスタ」の内容が「社有車のマスタです」という画面内容を入力し、カテゴリ入力ボックス36には「社有車マスタ」が「マスタ」というカテゴリであることを入力する。この入力後に、作成ボタン38を選択操作する。
【0038】
この操作により顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路(制御部)は、共通管理サーバ13を制御して、共通管理サーバ13の図示しない演算制御回路(制御部)により図12に示したデータベース作成画面(管理ソフト作成画像)39を表示させる。
【0039】
このデータベース作成画面39は、顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路(演算制御手段)により作成されるデータ入力部を表示させる画面作成エリア(入力フォーム表示エリア)40と、
画面作成エリア(入力フォーム表示エリア)40にデータ入力部を作成表示させる画面作成操作表示エリア41を有する。この画面作成操作表示エリア41は、画面作成エリア(入力フォーム表示エリア)40のデータ入力部の作成に用いるコントロールアイコンバー42と、データ入力部の項目作成や配置、入力条件等その他の設定操作に用いる入力条件設定用表示エリア43を有する。
A.画面作成操作表示エリア41
a.コントロールアイコンバー42
このコントロールアイコンバー42には、ゴミ箱用コントロール(ゴミ箱用アイコン)42a,「丸内に中黒」で示したラジオボタン作成用コントロール(ラジオボタン作成用アイコン)44,「四角」の線で示したチェックボタン作成用コントロール(チェックボタン作成用アイコン)45,「左右に細長い長方形の枠内に縦線と下向き三角形」で示したコンボボックス作成用コントロール(コンボボックス作成用アイコン)46が配置されている。
【0040】
また、コントロールアイコンバー42には、「あいうえお」で示した一行のテキストボックス作成用コントロール(テキストボックス作成用アイコン)47,「12345」で示した数値入力ボックス作成用コントロール(数値入力ボックス作成用アイコン)48,「2行のあいうえお」で示した数行のテキストボックス作成用コントロール(テキストボックス作成用アイコン)49,「カレンダーアイコン」で示した日付入力ボックス作成用コントロール(日付入力ボックス作成用アイコン)50が配置されている。
【0041】
更に、コントロールアイコンバー42には、「URL」で示したURL入力ボックス作成用コントロール(URL入力ボックス作成用アイコン)51,「直角に曲がった矢印が用いられたアイコン」で示したマスタ連係ボックス作成用コントロール(マスタ連係ボックス作成用アイコン)52,「auto」で示した自動番号ボックス作成用コントロール(自動番号ボックス作成用アイコン)53,画面情報確認用の画面情報設定ボタン54,「ギヤが表示されているアイコン」で示したコントロール一括設定ボタン55等が配置されている。
【0042】
尚、図示の便宜上、図14以降では、ラジオボタン作成用コントロール44,チェックボタン作成用コントロール45,コンボボックス作成用コントロール46,一行のテキストボックス作成用コントロール47,数値入力ボックス作成用コントロール48,数行のテキストボックス作成用コントロール49,日付入力ボックス作成用コントロール50,URL入力ボックス作成用コントロール51,マスタ連係ボックス作成用コントロール52,自動番号ボックス作成用コントロール53等を、そのまま用いるか、又は説明の便宜のために単にコントロール44〜53等として用いる。また、コントロールアイコンバー42のコントロール(アイコン)44〜53やボタンの符号は、図面に必要に応じて附して説明する。
・ゴミ箱用コントロール42a
このゴミ箱用コントロール42aは、画面作成エリア40に作成されたボタンや入力ボックスをマウスでドラックアンドドロップ操作によりゴミ箱用コントロール42aまで移動させることで、画面作成エリア40に作成されたボタンや入力ボックスを削除するのに用いられる。
・ラジオボタン作成用コントロール44
このラジオボタン作成用コントロール44は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40にラジオボタンを作成するのに用いられる。
・チェックボタン作成用コントロール45
このチェックボタン作成用コントロール45は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40にチェックボタンを作成するのに用いられる。
・コンボボックス作成用コントロール46
このコンボボックス作成用コントロール46は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40にコンボボックスを作成するのに用いられる。
・テキストボックス作成用コントロール47
このテキストボックス作成用コントロール47は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40にテキスト入力ボックスを作成するのに用いられる。
・数値入力ボックス作成用コントロール48
この数値入力ボックス作成用コントロール48は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40に数値入力ボックスを作成するのに用いられる。
・テキストボックス作成用コントロール49
このテキストボックス作成用コントロール49は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40に長文のテキスト入力ボックスを作成するのに用いられる。
・日付入力ボックス作成用コントロール50
この日付入力ボックス作成用コントロール50は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40に日付入力ボックスを作成するのに用いられる。
・URL入力ボックス作成用コントロール51
このURL入力ボックス作成用コントロール51は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40にURL入力ボックスを作成するのに用いられる。
・マスタ連係ボックス作成用コントロール52
このマスタ連係ボックス作成用コントロール52は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40に連係操作用ボックスを作成するのに用いられる。
・自動番号ボックス作成用コントロール53
この自動番号ボックス作成用コントロール53は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40に自動番号入力ボックスを作成するのに用いられる。
・画面情報確認用の画面情報設定ボタン54
この画面情報確認用の画面情報設定ボタン54は、作成したデータベースの入力画面を表示させて、データベースの入力画面の確認をするために用いられる。
・コントロール一括設定ボタン55
このコントロール一括設定ボタン55は、作成したデータベースの項目のコントロール内容(例えば、必須の有無、一意の有無、一覧での表示順、検索対象の有無、表示アライン、ラベルの有無、X座標やY座標の位置等)を確認したり、設定し直したりするのに用いられる。
b.入力条件設定用表示エリア43
(b-1).基本的表示
図12,図13では、入力条件設定用表示エリア43内になにも表示していない。
【0043】
コントロールアイコンバー42のコントロール44〜53を画面作成エリア(入力フォーム表示エリア)40に固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルのタッチ移動操作等で画面作成エリア40によりドラックアンドドロップ操作して、コントロール44〜53に対応するボックスやボタンを画面作成エリア40に作成した場合、入力条件設定用表示エリア43には、項目名称入力ボックス(入力条件設定部)56およびラベル用チェックボックス(入力条件設定部)57が操作部として表示されると共に、項目名称入力ボックス56の他に、画面作成エリア40に作成されるテキストボックスdB1に必要な条件を入力するための条件設定部(操作部)が表示される。尚、ラベル用チェックボックス57は、項目名称入力ボックス56に入力された項目名称を、コントロール44〜53により画面作成エリア40に作成されるボックスやボタンの項目名称とするか否かを設定するために用いられる。そして、ラベル用チェックボックス57がチェック操作されたときに、項目名称入力ボックス56に入力された項目名称がコントロール44〜53により画面作成エリア40に作成されるボックスやボタンの左に、コントロール44〜53により画面作成エリア40に作成されるボックスやボタンの項目名称として表示される。
【0044】
例えば、コントロールアイコンバー42のテキストボックス作成用コントロール47を画面作成エリア(入力フォーム表示エリア)40に固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルのタッチ移動操作等で画面作成エリア40によりドラックアンドドロップ操作した場合、図14に示したように画面作成エリア40にテキストボックスdB1が作成される。この画面作成エリア40にテキストボックスdB1を作成すると、このテキストボックスdB1の項目名称を入力するための項目名称入力ボックス56および項目名称入力ボックス56に入力された項目名称をテキストボックスdB1のラベルとするか否かを設定するラベル用チェックボックス57が操作部として表示される。
【0045】
そして、固定端末A,Bのキーボード4や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルの操作により項目名称入力ボックス56に項目名称を入力して、ラベル用チェックボックス57をチェック操作してラベル用チェックボックス57にチックマークを入れると、画面作成エリア40のテキストボックスdB1の左側に項目名称入力ボックス56に入力された項目名称がテキストボックスdB1の項目名称として表示される。
【0046】
また、入力条件設定用表示エリア43には、項目名称入力ボックス56およびラベル用チェックボックス57の他に、画面作成エリア40に作成されるテキストボックスdB1に必要な条件を入力するための条件設定部(操作部)も表示される。
【0047】
即ち、図14において入力条件設定用表示エリア43には、データ入力部に必ず文字やデータを入力させるか否かを設定する必須チェックボックス(入力条件設定部)58と、データ入力部に入力される文字やデータを重複登録をできないようにするか否かを設定する一意チェックボックス(入力条件設定部)59と、データ入力部に入力される文字やデータを検索に利用するか否かを設定する検索対象チェックボックス(入力条件設定部)60等の操作部が表示される。
【0048】
更に、入力条件設定用表示エリア43には、一覧でも表示順を設定する表示順入力部(表示順数字入力ボックス、入力条件設定部)61と、表示アラインを設定する左寄せアイコン(入力条件設定部)62,中央寄せアイコン(入力条件設定部)63,右寄せアイコン(入力条件設定部)64等の操作部が表示される。
【0049】
また、入力条件設定用表示エリア43には、データ入力部に入力させる内容の説明のためのヘルプ内容入力部65と、初期値入力部66と、接頭辞入力部67と、接尾辞入力部68と、データ入力部の入力文字数入力部69と、データ入力部のX座標入力部70およびY座標入力部71と、項目名称入力部60に入力されて画面作成エリア40に作成されるラベルの項目名称のラベルX座標入力部72およびラベルY座標入力部73等の操作部が表示される。
【0050】
図14において入力条件設定用表示エリア43の入力部等に付した符号は、他の図では必要に応じて付して説明する。
(b-2).入力条件設定用表示エリア43への他の表示
・ラジオボタン作成用コントロール44による選択内容操作の表示
コントロールアイコンバー42のラジオボタン作成用コントロール44を用いて画面作成エリア40に図19のようにラジオボタンを貼り付けた場合には、ラジオボタンで選択する内容を選択させる選択内容入力部74を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示させる。
・チェックボタン作成用コントロール45による選択内容操作の表示
コントロールアイコンバー42のチェックボタン作成用コントロール45を用いて画面作成エリア40に図21のようにチェックボックスを貼り付けた場合には、チェックボックスで選択する内容を選択させる選択内容入力部75を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示させる。
・コンボボックス作成用コントロール46による選択内容操作の表示
また、コントロールアイコンバー42のコンボボックス作成用コントロール46を用いて画面作成エリア40に図15のようにコンボボックスをデータ入力部として貼り付けた場合には、コンボボックスで選択させる内容を選択内容入力部76を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示させる。
・数値入力ボックス作成用コントロール48による設定操作の表示
更に、コントロールアイコンバー42の数値入力ボックス作成用コントロール48を用いて画面作成エリア40に数値入力ボックスを図17のようにデータ入力部として貼り付けた場合には、数値入力ボックスに入力する数値の桁数を設定する桁数入力設定部77と、数値の区切りをカンマ表示するか否かを設定するチェックボックス78を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示させる。
・日付入力ボックス作成用コントロール50による設定操作の表示
また、コントロールアイコンバー42の日付入力ボックス作成用コントロール50を用いて画面作成エリア40に日付入力ボックスを図22のようにデータ入力部として貼り付けた場合には、日付入力ボックスに入力する日付の初期値の設定部79や、日付表示スタイルを選択設定する選択部80を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示させる。
[作用]
次に、このような構成のデータベース作成管理システムによるデータベース作成および作成したデータベースの入力の一例を説明する。
(1).データベースの作成
ユーザーが固定端末A,Bや移動端末C等からオンライン用の回線2やインターネット2aと接続用通信機器3を介してデータベース用のWebサーバシステム1にアクセスする。このアクセスは、固定端末A,Bのキーボード4やマウス5又は移動端末Cの表示装置11のタッチパネルを介して実行する。
【0051】
このアクセスにより、データベース用のWebサーバシステム1のユーザー認証サーバ12は、図4の顧客認証画面20を接続用通信機器3およびオンライン用の回線2やインターネット2aを介して固定端末A,Bや移動端末Cに送信して、固定端末A,Bの表示装置8や移動端末Cの表示装置11に表示させる。以下、単に表示と省略してある場合には、Webサーバシステム1のユーザー認証サーバ12,共通管理サーバ13,顧客領域サーバ14およびシステム領域サーバ15等による固定端末A,Bや移動端末C等への表示は単に表示を意味する。
【0052】
そして、図4の顧客認証画面20にはユーザー(顧客)のID入力部21にとPW(パスワード)入力部22が表示されている。この状態においてユーザーは、固定端末A,Bのキーボード4や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルを用いて、ID入力部21に顧客IDを入力すると共にPW入力部22に顧客のパスワードを入力する。
【0053】
このID入力部21に顧客IDとPW入力部22に顧客のパスワードがID入力部21とPW入力部22に正しく入力された状態で、ユーザーはログインボタン24を固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより選択操作する。
【0054】
この操作によりユーザー認証サーバ12の制御が顧客領域サーバ14の制御に切り替えられる。この顧客領域サーバ14は、ユーザー認証サーバ12からの制御が切り替えられると、図5に示したWebDB利用ボタン25とWebDB管理ボタン26が表示された選択画面27を固定端末A,Bの表示装置8や移動端末Cの表示装置11に表示させる。
【0055】
そして、顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路(制御部)は、固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより選択画面 27のWebDB管理ボタン26が選択操作されると、顧客領域サーバ14の図示しない記録領域を検索して、顧客の管理者が管理するデータベースの選択を行う図6のようなWebDB(ウエブデータベース)の管理画面(一覧画面)28を固定端末A,Bの表示装置8や移動端末Cの表示装置11に表示させる。
【0056】
この管理画面28には、DB管理用メニューバー28aが表示されると共に、選択リスト28bが表示される。また、DB管理用メニューバー28aには、「WebDB」,「システム管理」,「WebDB利用」,「ログアウト」等の項目が表示される。選択リスト28bには、画面タイトル,オーナ(管理者),バージョン,更新日時,画面内容,種別,公開(公開・非公開),変更,削除等の項目が表示される。
【0057】
ユーザーは、固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより、図6のDB管理用メニューバー28aの「WebDB」を選択操作すると、「WebDB」のプルダウンメニューには図7に示したような「WebDB一覧」,「新規フォーム作成」,「両画面アクセス制御設定」,「フォームテンプレート一覧」等の項目が表示される。
【0058】
そして、データベースのデータ入力画面、例えば画面タイトルが図8に示したような「社有車マスタ」のデータ入力画面を作成する場合、固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより、図7の「新規フォームの作成」をクリックして選択操作する。尚、図8に示した「社有車マスタ」のデータベースには、駐車場番号,車両番号,ミッション,備品,使用開始日,備考,車名,アドレス,表示内容等のデータ入力の項目が設定されている。
【0059】
この図8に示した「社有車マスタ」を作成する場合、図7の「新規フォームの作成」をクリックして、図10に示したような新規フォーム作成のためのフォーム情報入力画面29が表示させる。
【0060】
このフォーム情報入力画面29には、フォーム作成方法の項目に対応してラジオボタンである新規選択ボタン30,ラジオボタンであるテンプレート利用ボタン31,テンプレート選択ボックス32,テンプレート選択用の選択ボタン33,画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36,キャンセルボタン37,作成ボタン38等が表示される。
【0061】
ユーザーは、固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより、ラジオボタンであるテンプレート利用ボタン31を選択操作することにより、既に作成されているデータベースを雛形化したテンプレートのリストを表示させて、このリストからデータベースのテンプレートを選択して、テンプレート選択ボックス32に表示させることができる。
【0062】
また、マウス5によるカーソル(図示せず)やタッチパネル式の表示装置11のタッチにより、画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36等を選択すると、固定端末A,Bではキーボード4により画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36等に文字入力等を行うことができる。この入力は移動端末Cでも表示装置11に表示される文字ボタン等をタッチ操作することで、実行できる。
【0063】
従って、ユーザーは、固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより、図11に示した画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36に移動して、固定端末A,Bのキーボード4や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより内容を入力する。例えば、図11に示したように、画面タイトル入力ボックス34には「社有車マスタ」というタイトルを入力し、画面内容入力ボックス35には「社有車マスタ」の内容を「社有車のマスタです」という画面内容を入力し、カテゴリ入力ボックス36には「社有車マスタ」というカテゴリを入力する。この入力後に、図11の画面の作成ボタン38を選択操作する。
【0064】
この選択操作により、固定端末A,Bの表示装置8や移動端末Cの表示装置11には、顧客領域サーバー14により図12に示したデータベース作成画面39が表示される。この状態では、データベース作成画面39の画面作成エリア40や入力条件設定用表示エリア43には何も表示されていない状態である。この状態から、図8に示した「社有車マスタ」の駐車場番号,車両番号,ミッション,備品,使用開始日,備考,車名,アドレス,表示内容等を作成する場合について、各項目ごとに順に説明する。
(駐車場番号)
コントロールアイコンバー42の各種のアイコンを固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルの操作により画面作成エリア40にドラッグアンドドロップすると、アイコンに対応するボックスやボタンが顧客領域サーバ14により画面作成エリア40に作成される。
【0065】
従って、項目名称が駐車場番号に関するデータ入力部を作成する場合、先ずコントロールアイコンバー42のテキストボックス作成用コントロール45を図13の矢印A1で示したように画面作成エリア40にドラッグアンドドロップする。これにより画面作成エリア40にテキストボックスdB1が作成される。
【0066】
この操作に伴い、顧客領域サーバ14は、図14に示したような入力条件設定用表示エリア43の表示を行わせる。この画面作成エリア40にテキストボックスdB1をデータ入力部として作成すると、このテキストボックスdB1の項目名称を入力するための項目名称入力ボックス56および項目名称入力ボックス56に入力された項目名称をテキストボックスdB1のラベルとするか否かを設定するラベル用チェックボックス57が入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示される。以下、入力条件設定用表示エリア43への表示制御は顧客領域サーバ14により行われるが、顧客領域サーバ14についての説明は省略する。
【0067】
そして、固定端末A,Bのキーボード4や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルの操作により項目名称入力ボックス56に項目名称を例えば「駐車場番号」と入力して、ラベル用チェックボックス57をチェック操作してラベル用チェックボックス57にチックマークを入れると、画面作成エリア40のテキストボックスdB1の左側に項目名称入力ボックス56に入力された項目名称「駐車場番号」がテキストボックスdB1の項目名称として表示される。
(他の条件設定部)
また、入力条件設定用表示エリア43には、項目名称入力ボックス56およびラベル用チェックボックス57の他に、画面作成エリア40に作成されるテキストボックスdB1に必要な条件を入力するための他の条件設定部(操作部)も表示される。
【0068】
即ち、図14において入力条件設定用表示エリア43には、データ入力部に必ず文字やデータを入力させるか否かを設定する必須チェックボックス58と、データ入力部に入力される文字やデータを重複登録をできないようにするか否かを設定する一意チェックボックス59と、データ入力部に入力される文字やデータを検索に利用するか否かを設定する検索対象チェックボックス60等の操作部が表示される。
【0069】
更に、入力条件設定用表示エリア43には、一覧でも表示順を設定する表示順入力部(表示順数字入力ボックス)61と、表示アラインを設定する左寄せアイコン62,中央寄せアイコン63,右寄せアイコン64等の操作部が表示される。
【0070】
また、入力条件設定用表示エリア43には、データ入力部に入力させる内容の説明のためのヘルプ内容入力部(入力条件設定部)65と、初期値入力部(入力条件設定部)66と、接頭辞入力部(入力条件設定部)67と、接尾辞入力部(入力条件設定部)68と、データ入力部の入力文字数入力部(入力条件設定部)69と、データ入力部のX座標入力部(入力条件設定部)70およびY座標入力部(入力条件設定部)71と、項目名称入力部60に入力されて画面作成エリア40に作成されるラベルの項目名称「駐車場番号」のラベルX座標入力部(入力条件設定部)72およびラベルY座標入力部(入力条件設定部)73等の操作部が表示される。
【0071】
尚、画面作成エリア40に作成されるテキストボックスdB1に必要な条件(一意、配置等)を入力するための他の条件設定部は、画面作成エリア40に作成される他のボックスやボタンが作成される場合にも、他のボックスやボタンの(一意、配置等)等の条件設定のために入力条件設定用表示エリア43に表示される。この他の条件設定部の設定操作内容はテキストボックスdB1の場合と同様に行われるので、以下の説明では他のボックスやボタンの他の条件設定部の説明を省略する。
(車両番号)
次に、コントロールアイコンバー42のコンボボックス作成用コントロール46を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、画面作成エリア40に図15のように地域選択用コンボボックスdB2をデータ入力部として貼り付けた場合には、項目名称入力ボックス56に項目名称を例えば「車両番号_県」と入力してラベル用チェックボックス57にチックマークを入れると、画面作成エリア40の地域選択用コンボボックスdB2の左側に項目名称入力ボックス56に入力された項目名称「車両番号_県」が図17に示したように地域選択用コンボボックスdB2の項目名称として表示される。
【0072】
この地域選択用コンボボックスdB2で選択させる内容を選択内容入力部76が入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示される。この選択内容入力部76には、選択項目のリストとして「香川、愛媛、高知・・・」等の県名が入力されている。この地域選択用の県名は、コンボボックスdB2の操作で選択できる。尚、図16に示したように画面作成エリア40に間違ったボックスEを作成してしまった場合、このボックスEをゴミ箱用コントロール42aにドラッグアンドドロップ操作することにより、ボックスEを削除できる。
【0073】
また、図17に示したように、数値入力ボックス作成用コントロール48を地域選択用コンボボックスdB2の右側にドラッグアンドドロップして、番号入力ボックスdB21を作成すると共に、同様にして図18に示したように番号入力ボックスdB21の右側に番号入力ボックスdB22を作成し、図19に示したように番号入力ボックスdB21の右側に番号入力ボックスdB23を作成する。
(ミッション)
次に、図19に示したように、ラジオボタン作成用コントロール44を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、画面作成エリア40にラジオボタン(図19のRB1、図20のRB1,RB2)を作成すると、図19に示したような入力条件設定用表示エリア43が表示される。この入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「ミッション」という項目名称を入力してラベル用チェックボックス57にチェックマークを入れると、ラジオボタンの左側にラジオボタンの項目名称が「ミッション」として表示される。
【0074】
また、コントロールアイコンバー42のラジオボタン作成用コントロール44を用いて画面作成エリア40に図19のようにラジオボタンを貼り付けると、ラジオボタンで選択する内容を選択させる選択内容入力部74が入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示される。この選択内容入力部74には、図19に示したようにラジオボタンで選択させる選択内容がAT(オートマチック車)、MT(マニュアル車)のリストが設定されている。
【0075】
そして、ラジオボタンを作成した状態で選択内容入力部74のATを選択すると、図20に示したようにAT選択用ラジオボタンRB1の右には選択内容の「AT」が表示され、作成されたラジオボタンがAT選択用ラジオボタンRB1となる。
【0076】
また、ラジオボタン作成用コントロール44を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、図20のようにAT選択用ラジオボタンRB1の右側にラジオボタンを貼り付けて、選択内容入力部74のMTを選択すると、AT選択用ラジオボタンRB1の右側のラジオボタンがMT選択用ラジオボタンRB2となる。
(備品)
次に、図21に示したように、チェックボタン作成用コントロール45を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、画面作成エリア40にチェックボックス(図22のChB1、ChB2)を作成すると、図21に示したような入力条件設定用表示エリア43が表示される。この入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「備品」という項目名称を入力してラベル用チェックボックス57にチェックマークを入れると、チェックボックスの左側にチェックボックスの項目名称が「備品」として表示される。
【0077】
また、コントロールアイコンバー42のチェックボタン作成用コントロール45を用いて画面作成エリア40に図21のようにチェックボックスを貼り付けた場合には、ラジオボタンで選択する内容を選択させる選択内容入力部75が入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示される。この選択内容入力部75には、図21に示したようにチェックボックスで選択させる選択内容がETC、ナビのリストが設定されている。そして、チェックボックスを作成した状態で選択内容入力部75のETCを選択すると、チェックボックスの右には選択内容の「ETC」が表示され、作成されたチェックボックスがETC選択用チェックボックスChB1となる。また、次にETC選択用チェックボックスChB1の右側に他のチェックボックスを貼り付けて、選択内容入力部75のナビを選択すると、ETC選択用チェックボックスChB1の右側のチェックボックスがナビ選択用チェックボックスChB2となる。
(使用開始日)
また、コントロールアイコンバー42の日付入力ボックス作成用コントロール50を用いて画面作成エリア40に日付入力ボックスdB3を図22のようにデータ入力部として貼り付けると、図22に示したような入力条件設定用表示エリア43が表示される。この入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「使用開始日」という項目名称を入力してラベル用チェックボックス57にチェックマークを入れると、日付入力ボックスdB3の左側に項目名称が「使用開始日」として表示されると共に、日付選択用のカレンダアイコンCLが表示される。
【0078】
これに伴い、入力条件設定用表示エリア43には、日付入力ボックスdB3に入力する日付の初期値の設定部79や、日付表示スタイルを選択設定する選択部80を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示される。
(備考)
次に、テキストボックス作成用コントロール49を画面作成エリア40にドラックアンドドロップ操作することにより、画面作成エリア40に長文のテキスト入力ボックスを備考入力ボックスdB4として作成すると、図24に示したような入力条件設定用表示エリア43が表示される。
【0079】
この入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「備考」という項目名称を入力してラベル用チェックボックス57にチェックマークを入れると、備考入力ボックスdB4の左側に項目名称が「備考」として表示される。
(車名)
次に、図25に示したようにコントロールアイコンバー42のテキストボックス作成用コントロール45を図25の矢印A2で示したように画面作成エリア40にドラッグアンドドロップすると、画面作成エリア40にテキストボックスが作成される。これに伴い、図25に示したような入力条件設定用表示エリア43が表示される。
【0080】
この入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「車名」という項目名称を入力してラベル用チェックボックス57にチェックマークを入れると、テキストボックスの左側に項目名称が「車名」として表示され、テキストボックスが車名入力ボックスdB5となる。
【0081】
そして、図26のコントロール一括設定ボタン55をクリックすると、「社有車マスタ」に作成した図27に示したような項目名称、必須、一意、一覧での表示順、検索対象、表示ライン、ラベル、X座標、Y座標、削除等の項目を有する設定内容が表示されて、項目名称に対する設定内容が一括して確認できる。この設定内容の項目を操作することで、設定内容を変更できる。この後、適用ボタン81をクリックすることで、設定内容が確定する。
【0082】
この「社有車マスタ」の画面情報を確認するには、図28の画面情報確認用の画面情報設定ボタン54をクリックする。これにより図29に示した画面情報が表示される。この画面情報には、画面タイトル、画面内容、カテゴリ、適用公開ステータス、画面遷移パターン、登録メッセージ、オーナ、フォームテンプレート等が表示される。本実施例では、画面タイトルが「社有車マスタ」、画面内容が「社有車マスタです」、カテゴリが「マスタ」、適用公開ステータスが「未公開」、画面遷移パターンが「登録>確認>結果表示」、登録メッセージ、オーナが「管理者4」、フォームテンプレートが「テンプレート登録」として表示されている。尚、カテゴリを設定しておくと、WebDBが増えたときに探しやすくなる。また、図30に示したように登録メッセージにユーザーが利用する画面の遷移パターンを登録できる。例えば、入力数が多く、いちいち確認する必要がない場合、登録>結果表示を選択する。
【0083】
この内容で、よければ適用ボタン81をクリックすることで、図31に示した登録確認のボックス82が表示され、「はい」を選択してクリックすると、「社有車マスタ」のWebDBが顧客領域サーバ(データ格納部)14に登録(記録)される。この登録後にDB管理用メニューバー28aのWebDBをクリックして、WebDBのWebDB一覧をクリックして登録されたデータベースの一覧を図32のように表示させる。この図32のデータベースの一覧には「社有車マスタ」があるので、「社有車マスタ」が登録されているのを確認できる。この登録は最初の登録であるので、Ver0.1となる。尚、図32のデータベースの一覧の画面タイトルに表示された「社有車マスタ」の項目も、作成されているデータベースのマスタである。
【0084】
この後、項目を追加したい場合、例えばアドレスや表示内容の追加をしたい場合、図33に示したように、URL入力ボックス作成用コントロール51を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、画面作成エリア40にアドレス入力ボックスdB6や表示内容の内容入力ボックスdB7を作成して、登録する。
【0085】
このような操作により、図34に示したようなWebDB一覧画面には管理者4の「社有車マスタ」のVer0.2が作成されていることが確認できる。
(2).「社有車マスタ」へのデータ入力
この「社有車マスタ」を利用する場合、DB管理用メニューバー28aのWebDB利用をクリックして、図35に示したWebDB一覧画面を表示させ、「社有車マスタ」をクリックして選択する。この選択操作により図23の画面タイトルが「社有車マスタ」の入力のための画面を表示させる。図263、初めてのデータ入力のための画面であるので、なにも登録されていない。この画面において、追加ボタンをクリックして、図37のデータ入力画面を表示させる。
【0086】
このデータ入力画面において、各項目名称「駐車場番号,車両番号,ミッション,備品,使用開始日,備考,車名,アドレス,表示内容」等のデータ入力部にキーボード4や表示装置11のタッチパネルを利用してデータ入力を行った後、WebDBデータ登録をクリックすることにより、図38に示した「社有車マスタ」に入力したデータの確認画面に遷移する。この確認画面で入力データを確認した後、登録ボタンをクリックすることにより、「社有車マスタ」へのデータ入力及び登録が完了する。
(3).「社有車マスタ」を利用した「社有車利用管理」のデータベース作成
上述したようにして作成した「社有車マスタ」のデータを他のデータベースで利用する場合、例えば「社有車マスタ」にリンクする図9に示した画面タイトルが「社有車利用管理」というデータベースを作成する場合、新規のフォームを作成するときと同様に、DB管理用メニューバー28aのWebDBをクリックして、図7のWebDBのプルダウンメニューから新規フォーム作成を選択してクリックする。この選択により、図10に示したフォーム情報入力画面29を表示させて、この新規なフォーム情報入力画面29の画面タイトルに図39に示したように例えば「社有車利用管理」を入力して作成をクリックし、図40のデータベース作成画面39を表示させる。
【0087】
このデータベース作成画面39において、コントロールアイコンバー42の自動番号ボックス作成用コントロール54を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップし、登録番号自動作成ボックス83を画面作成エリア40に作成させる。尚、この登録番号自動作成ボックス83を画面作成エリア40には、「社有車利用管理」のデータベースに登録するデータの番号の数値を採番される順に自動で登録される。
【0088】
このデータベース作成画面39の入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「自動番号1」という項目名称を入力すると、図40に示したように画面作成エリア40の登録番号自動作成ボックス83内に「自動番号1」が表示される。
【0089】
また、図41に示したように項目名称入力ボックス56に「管理番号」という項目名称を入力すると共に、ラベル用チェックボックス57をチェックすると、画面作成エリア40の登録番号自動作成ボックス83の前に「管理番号」という項目名称入力ボックス56の項目名称が表示される。
【0090】
次に、図42に示したように、マスタ連係ボックス作成用コントロール52を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、登録番号自動作成ボックス83の下に画面作成エリア40に連係用ボックス84を作成する。
【0091】
そして、この連係用ボックス84の項目名称を「連係元フォーム」とし、連係用ボックス84の選択用のボタンをクリックすると、図43に示した選択リスト84aが表示される。この選択リスト84aは、どの画面フォームの情報をマスタとして連係するかを設定するためのもので、先に作成されて登録されているマスタが表示される。尚、システムの機能として初めから予めマスタを用意しておいて選択リスト84aに表示させることもできるので、このマスタとして例えばされているユーザーマスタ、所属マスタ、役職マスタ等を用意しておいて選択リスト84aに表示させることもできる。また、図43では、図42の登録番号自動作成ボックス83を図示の便宜上省略している。
【0092】
この選択リスト84aから連係元フォームである「社有車マスタ」を選択して連係用ボックス84内に入力し、「社有車利用管理」の連係元フォームを「社有車マスタ」に設定する。
【0093】
同様にして、連係元フォームの連係用ボックス84で選択されたマスタに関連する内容を設定するための連係用ボックス85,86,87を画面作成エリア40に作成する。
【0094】
そして、連係用ボックス85の項目名称を連係キー選択イメージに設定する共に連係用ボックス85内に選択リスト85aから選択して駐車場番号−車名を入力する。尚、選択リスト85aは、一意項目をキーとして利用するもので、その表示方法を選択する。
【0095】
また、連係用ボックス86の項目名称を表示形式に設定すると共に連係用ボックス86内に選択リスト86aから選択してキー:ラベルを入力する。尚、選択リスト86aは、画面に表示する際に、キー(連係キー選択イメージで指定した表示方法)をラベル、キーラベル、キーとするのかを設定するのに用いられる。
【0096】
更に、連係用ボックス87の項目名称をラベルに設定すると共に連係用ボックス87内に選択リスト87aから車名を選択して入力する。この選択リスト87aには、社有車マスタの項目名称が表示される。尚、この設定は一例を示したもので、これに限定されるものではない。
【0097】
このようにして連係設定を行った後、適用ボタンをクリックすることで、「社有車利用管理」のデータベースの連係設定が完了する。尚、更にマスタ連係ボックス作成用コントロール53をドラッグアンドドロップすることにより追加の設定を行うこともできる。
【0098】
また、このように「社有車マスタ」に連係させた「社有車利用管理」に、必要な項目を「社有車マスタ」の項目の作成と同様にして作成(詳細な説明は省略)することにより、図9に示した画面タイトルが「社有車利用管理」というデータベースを作成する。
(4).データベースの公開利用
上述したようにして作成された「社有車マスタ」や「社有車利用管理」等のデータベースを「公開」に設定しておくと、図44に示したような「社有車マスタ」や「社有車利用管理」の画面タイトルの項目が表示され、「社有車マスタ」や「社有車利用管理」の項目のデータベースを選択することで、選択した項目のデータベースの入力画面を表示させて、データを入力することができる。
(5).データベースへのアクセス管理
上述した図6のWebDB(ウエブデータベース)の管理画面(一覧画面)28には、DB管理用メニューバー28aが表示されると共に、選択リスト28bが表示される。また、DB管理用メニューバー28aには、「WebDB」,「システム管理」,「WebDB利用」,「ログアウト」等の項目が表示される。選択リスト28bには、画面タイトル,オーナ(管理者),バージョン,更新日時,画面内容,種別,公開(公開・非公開),変更,削除等の項目が表示される。
【0099】
この図6の「システム管理」をマウスによるクリック操作或いはタッチパネルの場合はタッチ操作で選択すると、「ユーザー一覧」,「新規ユーザー登録」,「グループメンテナンス」,「システム稼働設定」等の項目が表示される。また、図6のDB管理用メニューバー28aの「WebDB」を選択操作すると、「WebDB」のプルダウンメニューには図7に示したような「WebDB一覧」,「新規フォーム作成」,「画面アクセス制御設定」,「フォームテンプレート一覧」等の項目が表示される。
【0100】
この「画面アクセス制御設定」をマウスによるクリック操作或いはタッチパネルの場合はタッチ操作で選択すると、図45に示したようなデータベースのアクセス管理画面28cが表示される。このアクセス管理画面28cの上縁部には、アクセス管理画面28cの選択バーBSが設けられている。このアクセス管理画面28cを開くことで、WebDBの一覧およびアクセス制御設定状況を表示できる。
【0101】
このアクセス管理画面28cの選択バーBSには「画面/グループ」s−1の項目と「設定変更部」s−2が設けられている。また、アクセス管理画面28cには、「画面/グループ」s−1の項目の下方に位置させて作成された複数のデータベースのリストが同時に表示されている。このデータベースのリストは、データベースグループの名称データベースの名称)がフォルダのアイコンと共に表示されている。
【0102】
また、「設定変更部」s−2は、データベースのリストの権限管理部M1と、グループ管理部GMを有する。この権限管理部M1は、「照会」,「変更」,「追加」,「削除」等の設定変更の項目を有する。また、グループ管理部GMは、「グループ削除」,「グループ追加」の設定変更の項目を有する。
【0103】
ここで、データベースへの利用者のアクセス制限は、例えば「社有車利用管理」や「社有車マスタ」など、前述のデータベース作成管理システムで作成した、複数のデータベースを、図45に示したとおり、一画面でアクセス制限状況を一覧表示するとともに、アクセス制限の追加・変更などの一元管理をすることができる。
【0104】
図45で、例えば「安否確認台帳」のホルダーを開くと、「安否確認台帳」の内容のデータベースとして「所属:情報システム本部」,「所属:情報システム本部>システム開発部>システム開発第3チーム」,「所属:文化部>写真部」等のリストが「安否確認台帳」の下に表示される。
【0105】
尚、各データベースのグループ名称のフォルダを開いてグループ名称に含まれるデータベースの名称をリスト表示させると、グループ名称に含まれるデータベースの各名称の右側に「照会」,「変更」,「追加」,「削除」等の設定変更の項目に対応するチェックボックスが表示される。図45のグループデータベースの「安否確認台帳」では、「安否確認台帳」の内容のデータベースとして「所属:情報システム本部」,「所属:情報システム本部>システム開発部>システム開発第3チーム」,「所属:文化部>写真部」等のデータベースの名称の右側にチェックボックスch1b〜ch4bがそれぞれ表示される。
【0106】
この場合、「所属:情報システム本部」のチェックボックスch1bにチェックマークが入っているので、「情報システム本部」以下に所属する全てのユーザは「安否確認台帳」を照会(閲覧)できるが、チェックボックスch2b〜ch4bにはチェックマークが入っていないので、データを追加したり、変更・削除したりすることはできない。
【0107】
また、「情報システム本部>システム開発部>システム開発第3チーム」では、チェックボックスch2b〜ch4bにチェックマークが入っているので、「システム開発第3チーム」以下に所属するユーザのみ「安否確認台帳」のデータを追加・変更・削除できる。
【0108】
更に、設定されているグループの中で複数のグループに所属している場合は、各権限(照会、変更、追加、削除)毎に論理和でアクセス権限が設定される(照会権限が設定されているグループに1つでも所属していれば、WebDBに対する照会権限がある)。
【0109】
尚、図1〜図45に記載した説明内容は、実施例において説明されていない内容であっても、この発明の実施例の補足説明とする。
(その他)
以上説明した実施例では、インターネットを利用したWebサーバシステム1にこの発明におけるデータベース作成および入力のためのデータベース作成管理システムを適用した例を示したが、必ずしもインターネットを利用したWebサーバシステム1にのみこの発明のデータベース作成管理システムが適用されものではない。例えば、イントラネットを利用したサーバシステムに、この発明に係るデータベース作成管理システムを適用することもできる。また、発明に係るデータベース作成管理システムはインターネットやイントラネットを利用したサーバシステム以外にスタンドアローンのコンピュータに利用することもできる。
【0110】
以上説明したように、この発明の実施の形態のデータベース作成管理システムは、データベースを作成するデータベース作成ソフトおよび前記データベースが記録された記録手段(顧客領域サーバ14)と、前記データベース作成ソフトによるデータベース作成画面39および前記データベースの入力画面を表示させる表示手段(表示装置8,11)と、前記表示手段(表示装置8,11)に表示されるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面の操作を行う画面操作手段(キーボード4,マウス5,表示装置11)と、前記データベース作成ソフトによる前記データベース作成画面39の前記表示手段(表示装置8,11)への表示制御を行うと共に、前記データベースの入力画面を前記表示手段(表示装置8,11)に表示させる演算制御手段(顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路)と、を備えている。そして、前記データベース作成画面39は、作成されるデータ入力部(dB1〜dB7)を表示させる画面作成エリア40と、前記データ入力部(dB1〜dB7)を作成するのに用いる複数のコントロール(42a〜53)が表示されたコントロール表示エリア(コントロールアイコンバー42)と、前記データ入力部(dB1〜dB7)の複数の入力条件設定部(56〜73等その他)を表示させる入力条件設定用表示エリア43を備えている。しかも、前記演算制御手段(顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路)は、前記データベース作成ソフトにより動作制御されて、前記コントロール表示エリア(コントロールアイコンバー42)のコントロール(42a〜53)を前記画面作成エリア40に前記画面操作手段(キーボード4,マウス5,表示装置11)によりドラッグアンドドロップすることにより、前記コントロールによる前記データ入力部(dB1〜dB7)を前記画面作成エリア40に作成すると共に、前記画面作成エリア40に作成される前記データ入力部(dB1〜dB7)の入力条件設定を前記入力条件設定部(56〜73等その他)の操作により設定するようになっている。
【0111】
この構成によれば、データベースの入力画面のフォームを作成するためのテーブルを作成して、作成したテーブルの設定をした後、この作成したテーブルを利用してデータベースの入力画面のフォームの配置を設定して、このフォームへの追加を行ったりする等の操作をする必要がない。即ち、複数の画面の切り替えを殆ど行うこと無しに一つのデータベース作成画面39のみでデータベースの入力画面のフォームを簡易に作成できる。従って、データベースの基本的な知識がない場合でも、簡易にデータベースを構築できる。
【0112】
また、この発明の実施の形態のデータベース作成管理システムにおいて、前記演算制御手段(キーボード4,マウス5,表示装置11)はデータベース構築ソフトによるデータ管理ソフトの構築及び構築されたデータ管理ソフトによりデータの管理に用いるサーバシステム(Webサーバシステム1)であり、前記表示手段(表示装置8,11)は前記サーバシステム(Webサーバシステム1)に通信手段を介して接続された端末(固定端末A,B,移動端末C)の表示装置(8,11)であり、前記画面操作手段は前記端末(固定端末A,B,移動端末C)の画面操作手段(キーボード4,マウス5,表示装置11)である。
【0113】
この構成によれば、ユーザーはデータベースのソフトがなくても、データベースを簡易に構築して利用できる。
【0114】
更に、この発明の実施の形態のデータベース作成管理システムにおいて、前記通信手段はオンライン(回線2)又はインターネット2aであり、前記端末はオンライン(回線2)又はインターネット2aを介して前記サーバシステム(Webサーバシステム1)に接続されている複数の端末(固定端末A,B,移動端末C)である。
【0115】
この構成によれば、ユーザーはデータベースのソフトがなくてもデータベースを簡易に構築して、複数のユーザーが利用できる。
【0116】
また、この発明の実施の形態のデータベース作成管理システムは、データベースを作成するデータベース作成ソフトおよび前記データベースが記録された記録手段(顧客領域サーバ14)と、前記データベース作成ソフトによるデータベース作成画面39,前記データベースの入力画面,管理画面を表示させる表示手段(表示装置8,11)と、前記表示手段(表示装置8,11)に表示されるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面の操作を行う画面操作手段(キーボード4,マウス5,表示装置11)と、前記データベース作成ソフトによる前記データベース作成画面39の前記表示手段(表示装置8,11)への表示制御を行うと共に、前記データベースの入力画面を前記表示手段(表示装置8,11)に表示させる演算制御手段(顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路)と、を備えている。しかも、前記演算制御手段(顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路)は、作成されたデータベースの名称,前記データベースのアクセス権の内容,および前記アクセス権の設定変更部が含まれる複数のリストを前記表示手段の前記管理画面に同時に表示させると共に、前記画面操作手段により前記設定変更部の操作を行うことにより、前記作成された複数のデータベースへの前記アクセス権の設定変更制御を行うようになっている。
【0117】
この構成によれば、作成した複数のデータベースのアクセス権を一画面で簡単に管理することができる。
【符号の説明】
【0118】
A,B・・・固定端末
C・・・移動端末
1・・・Webサーバシステム(サーバシステム)
2・・・回線(オンライン)
2a・・・インターネット
4・・・キーボード(画面操作手段)
8・・・表示装置(表示手段)
11・・・表示装置(表示手段、画面操作手段)
14・・・顧客領域サーバ(記録手段)
39・・・データベース作成画面
40・・・画面作成エリア
42・・・コントロールアイコンバー(コントロール表示エリア)
43・・・入力条件設定用表示エリア
【技術分野】
【0001】
この発明は、サーバに設けたデータベース構築ソフトを端末から通信回線を介して利用可能としたデータベース作成管理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来からWeb等の通信回線を利用したデータベースの開発システムが種々考えられている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
一方、データベースの開発システムにおいてデータベースを構築する場合、必要な複数のテーブルを作成して、各テーブルの各項目の属性を設定すると共に、各テーブル間の関連付けをして、関連付けしたテーブルの正規化を行った後に、テーブルに基づく入力部が設けられた入力フォームの設定を行うようにするのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−128873号公報
【特許文献2】特開平9−237274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このため、データベースの基本的な知識がある程度ある熟練者でないと、データベースを構築することが難しいものであった。
【0006】
そこで、この発明は、データベースの基本的な知識がない場合でも、簡易にデータベースを構築できるデータベース作成管理システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、この発明は、データベースを作成するデータベース作成ソフトおよび前記データベースが記録された記録手段と、前記データベース作成ソフトによるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面を表示させる表示手段と、前記表示手段に表示されるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面の操作を行う画面操作手段と、前記データベース作成ソフトによる前記データベース作成画面の前記表示手段への表示制御を行うと共に、前記データベースの入力画面を前記表示手段に表示させる演算制御手段と、を備えると共に、前記データベース作成画面は、作成されるデータ入力部を表示させる画面作成エリアと、前記データ入力部を作成するのに用いる複数のコントロールが表示されたコントロール表示エリアと、前記データ入力部の複数の入力条件設定部を表示させる入力条件設定用表示エリアを備えるデータベース作成管理システムであって、前記演算制御手段は、前記データベース作成ソフトにより動作制御されて、前記コントロール表示エリアのコントロールを前記画面作成エリアに前記画面操作手段によりドラッグアンドドロップすることにより、前記コントロールによる前記データ入力部を前記画面作成エリアに作成すると共に、前記画面作成エリアに作成される前記データ入力部の入力条件設定を前記入力条件設定部の操作により一画面で簡単に、設定できることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
この構成によれば、データベースの基本的な知識がない場合でも、簡易にデータベースを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明に係るデータベース作成管理システムの一例を示す説明図である。
【図2】図1に示した固定端末の制御回路図である。
【図3】図1に示した移動端末の制御回路図である。
【図4】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図5】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図6】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図7】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図8】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図9】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図10】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図11】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図12】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図13】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図14】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図15】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図16】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図17】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図18】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図19】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図20】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図21】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図22】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図23】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図24】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図25】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図26】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図27】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図28】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図29】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図30】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図31】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図32】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図33】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図34】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図35】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図36】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図37】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図38】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図39】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図40】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図41】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図42】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図43】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図44】図1のデータベース作成管理システムによる表示画面を示す説明図である。
【図45】図1のデータベース作成管理システムにおけるアクセス権管理画面の説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
(i).データベース作成管理システムの概略的な構成要素
この発明に係るデータベース作成管理システムは、図1に示したように、データベース用のWebサーバシステム1と、クライアント(利用者)側の固定端末(通信端末)A,Bと、クライアント(利用者)側のモバイル等の移動端末(通信端末)Cを備えている。また、データベース作成管理システムは、オンライン用の回線2を介して固定端末A,BをWebサーバシステム1に接続するルーターやゲートウエイ等の接続用通信機器3を備えている。また、固定端末Bや移動端末Cはインターネット2a及び接続用通信機器3を介してWebサーバシステム1に接続されている。
【0011】
固定端末A,Bは、図2に示したように、文字等の入力に用いるキーボード4と、画面操作に用いるマウス5と、キーボード(画面操作手段)4やマウス(画面操作手段)5等の入力操作手段による入力信号や操作信号が入力される演算制御回路(端末制御部)である演算制御部6と、である演算制御部6に接続されたメモリ(記憶部)7と、メモリ7に記憶された制御プログラムに基づいて画面表示をする液晶表示器等の表示装置(表示手段)8を備えている。
【0012】
移動端末Cは、図3に示したように、演算制御回路(端末制御部)である演算制御部9と、である演算制御部9に接続されたメモリ(記憶部)10と、メモリ10に記憶された制御プログラムに基づいて画面表示をするタッチパネル式の液晶表示器等の表示装置(表示手段、画面操作手段)11を備えている。
【0013】
尚、固定端末Bは、インターネットワーク2aを介してWebサーバシステム1に接続するようにしているので、ノートタイプのものであれば移動端末としても用いることができる。
(ii).Webサーバシステム1の概略的な構成要素
Webサーバシステム1は、ユーザー認証サーバ12と、共通管理サーバ13と、顧客領域サーバ14と、システム領域サーバ15を備えている。
(ユーザー認証サーバ12)
このユーザー認証サーバ12は、図示を省略した認証サーバ制御部(認証サーバ制御回路)や記憶部(RAMやRON等のメモリ)、プログラムやデータ等の記録部(ハードディスクやシリコンディスク或いは光磁気記録装置)等を有する。そして、ユーザー認証サーバ12は、ユーザー認証の実施に用いられ、顧客ID/ユーザーID/PW(パスワード)による認証等を行う。このユーザー認証サーバ12は、図示を省略した管理サーバ制御部(管理サーバ制御回路)や記憶部(RAMやROM等のメモリ)、プログラムやデータ等の記録部(ハードディスクやシリコンディスク或いは光磁気記録装置)等を有する。
(共通管理サーバ13)
この共通管理サーバ13は、図示を省略した管理サーバ制御部(演算制御回路)や記憶部(RAMやROM等のメモリ)、プログラムやデータ等の記録部(ハードディスクやシリコンディスク或いは光磁気記録装置)等を有する。そして、この共通管理サーバ13は、全顧客に対する共通機能を提供するもので、主に各種のデータベースのテンプレートを提供する。このテンプレートには、コントロールテンプレート、フォームテンプレート、スキンテンプレート等がある。
(顧客領域サーバ14)
この顧客領域サーバ(データサーバ、データ格納部)14は、図示を省略したデータサーバ制御部(演算制御回路)や記憶部(RAMやRON等のメモリ)、プログラムやデータ等の記録部(ハードディスクやシリコンディスク或いは光磁気記録装置)等を有する。この顧客領域サーバ14は、各顧客毎にWebDB(ウエブデータベース)機能を提供するデータ格納部である。このWebDB機能としては、WebDB管理機能、WebDB利用機能等がある。
(システム領域サーバ15)
このシステム領域サーバ15は、図示を省略したシステム制御部(演算制御回路)や記憶部(RAMやRON等のメモリ)、プログラムやデータ等の記録部(ハードディスクやシリコンディスク或いは光磁気記録装置)等を有する。このシステム領域サーバ15は、顧客の追加・削除機能を提供すると共に、各種ソース使用状況をログ出力する。
(利用ソフトの例)
尚、ユーザー認証サーバ12,共通管理サーバ13,顧客領域サーバ14,システム領域サーバ15等のプログラムやデータ等の記録部(図示せず)には、CentOS,Apache,MySQL,Ruby等のソフトが記録されている。CentOSは、Red Hat Enterprise Linux(以下、「RHEL」と呼ぶ)との完全互換を目指したフリーのLinuxディストリビューションのソフトである。ApacheはWebサーバソフトウエアである。MySQLは、フリーのデータベースソフトである。Rubyは、Webアプリケーションシステム管理,テキスト処理等のプログラムを書くのに用いるソフトである。
(iii).Webサーバシステム1のデータベース作成のための概略構成及びアクセス手順
ユーザー認証サーバ12は、固定端末Aから接続用通信機器3を介してWebサーバシステム1にアクセスされたり、固定端末Bや移動端末Cからインターネット2a及び接続用通信機器3を介してWebサーバシステム1にアクセスされたりすると、図4に示したような初期の顧客認証画面20を固定端末A,Bの表示装置8や移動端末Cの表示装置11に表示させる。
【0014】
この顧客認証画面20には、ユーザーIDを入力するID入力部(ID入力ボックス)21と、PW(パスワード)を入力するPW入力部(PW入力ボックス)22とクリアボタン23と、ログインボタン24が表示される。
【0015】
この顧客認証画面20では、固定端末A,Bのキーボード4を用いてID入力部21に顧客IDを入力できると共に、PW入力部22に顧客のパスワードを入力できる。尚、移動端末Cでは、表示装置11に表示される文字ボタン等をタッチすることで、顧客IDや顧客のパスワードを入力できる。
【0016】
また、クリアボタン23やログインボタン24は、固定端末A,Bのマウス5により操作できる。尚、移動端末Cでは、表示装置11に表示されるクリアボタン23やログインボタン24をタッチすることで操作できる。このマウス5によるボタン選択操作やタッチパネル式の表示装置11のタッチによる選択操作は、以下単に選択操作またはボタン選択操作として説明する。
【0017】
ユーザー認証サーバ12は、図4の顧客認証画面20において、ID入力部21に顧客のIDが正しく入力されると共にPW入力部22に顧客のパスワードが正しく入力された状態で、ログインボタン24が選択操作されるとユーザー認証サーバ12の制御が顧客領域サーバ14の制御に切り替えられる。この顧客領域サーバ14は、ユーザー認証サーバ12からの制御が切り替えられると、図5に示したWebDB利用ボタン25とWebDB管理ボタン26が表示された選択画面27を表示させる。
【0018】
そして、顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路(制御部)は、WebDB利用ボタン25が選択操作されると、顧客領域サーバ14の図示しない記録領域を検索して、顧客の管理者以外の利用者がデータの入力を行う為のWebDB(ウエブデータベース)を顧客領域サーバ14の図示しない記録領域から呼び出して、WebDBの入力選択画面(図示せず)に切り替える。
【0019】
また、顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路(制御部)は、選択画面27をWebDB管理ボタン26が選択操作されると、顧客領域サーバ14の図示しない記録領域を検索して、顧客の管理者が管理するデータベースの選択を行う図6のようなWebDB(ウエブデータベース)の管理画面(一覧画面)28に切り替える。
【0020】
この管理画面28には、DB管理用メニューバー28aが表示されると共に、選択リスト28bが表示される。また、DB管理用メニューバー28aには、「WebDB」,「システム管理」,「WebDB利用」,「ログアウト」等の項目が表示される。選択リスト28bには、画面タイトル,オーナ(管理者),バージョン,更新日時,画面内容,種別,公開(公開・非公開),変更,削除等の項目が表示される。
【0021】
図6のDB管理用メニューバー28aの「WebDB」を選択操作すると、「WebDB」のプルダウンメニューには図7に示したような「WebDB一覧」,「新規フォーム作成」,「画面アクセス制御設定」,「フォームテンプレート一覧」等の項目が表示される。尚、図7のフォームテンプレート一覧を選択すると、図示を省略したデータベースの各種のテンプレートのリストが共通管理サーバ13から読み出されて表示される。この各種のテンプレートとしては、例えばコントロールテンプレート、フォームテンプレート、スキンテンプレート等の共通管理サーバ13に記録されたテンプレートがある。
【0022】
そして、データベースのデータ入力画面G1、例えば画面タイトルが図8に示したような「社有車マスタ」のデータ入力画面を作成したり、この「社有車マスタ」を利用して作成した画面タイトルが図9に示したような「社有車利用管理」のデータ入力画面G2を作成する場合を一例として、この発明ついて説明する。
【0023】
先ず、図8に示した「社有車マスタ」のデータベースのデータ入力画面G1のデータベースの項目や、図9に示したような「社有車利用管理」のデータ入力画面G2等について説明する。
(「社有車マスタ」のデータ入力画面G1の入力項目等)
図8に示した「社有車マスタ」のデータベースのデータ入力画面G1には、データベースの画面タイトルとして社有車マスタが表示されていると共に、「駐車場番号,車両番号,ミッション,備品,使用開始日,備考,車名,アドレス,表示内容」等のデータ入力の項目が表示されている。
【0024】
そして、駐車場番号の右にはテキストボックス(番号入力ボックス)dB1がデータ入力部として表示され、車両番号の右側には地域選択用コンボボックスdB2,番号入力ボックスdB21,dB22,dB23がデータ入力部として表示されている。
【0025】
また、ミッションの右側にはミッションの種類であるAT選択用ラジオボタンRB1,MT選択用ラジオボタンRB2がデータ入力部として表示され,備品の右側には装備される備品チェック用のETCチェックボックスChB1,ナビチェックボックスChB2がデータ入力部として表示されている。
【0026】
更に、使用開始日の右側には日付入力ボックスdB3がデータ入力部として表示されていると共にカレンダアイコンCLが日付選択用に表示され、備考の右側には備考入力ボックスdB4がデータ入力部として表示され、車名の右側には車名入力ボックスdB5がデータ入力部として表示され、アドレスの右側にはアドレス入力ボックスdB6がデータ入力部として表示され、表示内容の右側には内容入力ボックスdB7がデータ入力部として表示されている。
【0027】
また、データ入力画面G1の左下には「キャンセル」ボタンが表示され、データ入力画面G1の右下には次の入力画面を表示させる「次へ」ボタンが表示されている。
【0028】
このデータ入力画面G1において、テキストボックス(番号入力ボックス)dB1,地域選択用コンボボックスdB2,番号入力ボックスdB21,dB22,dB23,AT選択用ラジオボタンRB1,MT選択用ラジオボタンRB2,備品チェック用のETCチェックボックスChB1,ナビチェックボックスChB2,日付入力ボックスdB3,備考入力ボックスdB4,車名入力ボックスdB5,アドレス入力ボックスdB6,内容入力ボックスdB7等は、データ入力部となる。
(「社有車利用管理」のデータ入力画面G2の入力項目等)
図9の「社有車利用管理」のデータ入力画面G2には、画面タイトルとして社有車利用管理」が表示されていると共に、「管理番号,社有車,代表利用者,利用開始日,利用終了日,利用目的,車両状態、備考」等の項目が表示される。この「社有車利用管理」のデータ入力画面G2の作成も「社有車マスタ」のデータ入力画面G1と同様にして作成されるので、データ入力画面G2の詳細な説明は省略する。このデータ入力画面G2でも、「管理番号,社有車,代表利用者,利用開始日,利用終了日,利用目的,車両状態、備考」等の項目の右側の入力ボックスやボタン等(符号省略)はデータ入力部となる。
【0029】
第1の作成方法は、図8に示したような「社有車マスタ」のデータ入力画面や図9に示したような「社有車利用管理」のデータ入力画面のテンプレートが予めWebサーバシステム1側に容易されている場合には、「WebDB」のプルダウンメニューの「フォームテンプレート一覧」を選択してフォームテンプレート一覧を表示させ、この一覧から「社有車マスタ」又は「社有車利用管理」のテンプレートを選択する。そして、この選択したテンプレートを用いて「社有車マスタ」や「社有車利用管理」のデータ入力画面を作成する。
【0030】
また、第2の作成方法は、図7の「新規フォームの作成」をクリックして選択操作する。この「新規フォームの作成」をクリックすると、図10に示したような新規フォーム作成のためのフォーム情報入力画面29が表示される。
【0031】
このフォーム情報入力画面29には、フォーム作成方法の項目に対応してラジオボタンである新規選択ボタン30,ラジオボタンであるテンプレート利用ボタン31,テンプレート選択ボックス32,テンプレート選択用の選択ボタン33,画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36,キャンセルボタン37,作成ボタン38等が表示される。
【0032】
固定端末A,Bやではマウス5によるカーソル(図示せず)操作により、移動端末Cではタッチパネル式の表示装置11のタッチにより、新規選択ボタン30,テンプレート利用ボタン31,テンプレート選択用の選択ボタン33,キャンセルボタン37,作成ボタン38等のボタン操作を行うことができる。
【0033】
そして、ラジオボタンであるテンプレート利用ボタン31を選択操作して、テンプレート選択用の選択ボタン33をクリック操作またはタッチ操作することにより、既に作成されているデータベースを雛形化したテンプレートのリストを表示させて、このリストからデータベースのテンプレートを選択して、テンプレート選択ボックス32に表示させることができる。
【0034】
また、マウス5によるカーソル(図示せず)やタッチパネル式の表示装置11のタッチにより、画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36等を選択すると、固定端末A,Bではキーボード4により画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36等に文字入力等を行うことができる。この入力は移動端末Cでも表示装置11に表示される文字ボタン等をタッチ操作することで、実行できる。
【0035】
そして、例えば図11に示したように、画面タイトル入力ボックス34には「社有車マスタ」というタイトルを入力でき、画面内容入力ボックス35には「社有車マスタ」の内容が「社有車のマスタです」という画面内容を入力でき、カテゴリ入力ボックス36には「社有車マスタ」が「マスタ」というカテゴリであることを入力できる。
(iv).Webサーバシステム1によるデータベース作成のための詳細構成
以下、固定端末A,Bや移動端末Cによる入力操作は同様に実行できるので、固定端末Aによる操作によりデータベースの新規のフォームを作成する場合について説明し、固定端末Bや移動端末Cによる操作については説明を省略する。この説明においては、会社で所有する車両の管理に用いるデータベース、即ち「社有車マスタ」を作成する場合をデータベース作成の一例として説明する。
【0036】
上述したように、図7の「新規フォームの作成」をクリックして選択操作する。この「新規フォームの作成」をクリックして、図10に示したような新規フォーム作成のためのフォーム情報入力画面29が表示させる。
【0037】
そして、このフォーム情報入力画面29において、新規選択ボタン30を選択操作すると、新規選択ボタン30内に選択操作されたことを意味する黒丸30aが表示される。この状態で上述したようにして、例えば画面タイトル入力ボックス34には「社有車マスタ」というタイトルを入力し、画面内容入力ボックス35には「社有車マスタ」の内容が「社有車のマスタです」という画面内容を入力し、カテゴリ入力ボックス36には「社有車マスタ」が「マスタ」というカテゴリであることを入力する。この入力後に、作成ボタン38を選択操作する。
【0038】
この操作により顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路(制御部)は、共通管理サーバ13を制御して、共通管理サーバ13の図示しない演算制御回路(制御部)により図12に示したデータベース作成画面(管理ソフト作成画像)39を表示させる。
【0039】
このデータベース作成画面39は、顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路(演算制御手段)により作成されるデータ入力部を表示させる画面作成エリア(入力フォーム表示エリア)40と、
画面作成エリア(入力フォーム表示エリア)40にデータ入力部を作成表示させる画面作成操作表示エリア41を有する。この画面作成操作表示エリア41は、画面作成エリア(入力フォーム表示エリア)40のデータ入力部の作成に用いるコントロールアイコンバー42と、データ入力部の項目作成や配置、入力条件等その他の設定操作に用いる入力条件設定用表示エリア43を有する。
A.画面作成操作表示エリア41
a.コントロールアイコンバー42
このコントロールアイコンバー42には、ゴミ箱用コントロール(ゴミ箱用アイコン)42a,「丸内に中黒」で示したラジオボタン作成用コントロール(ラジオボタン作成用アイコン)44,「四角」の線で示したチェックボタン作成用コントロール(チェックボタン作成用アイコン)45,「左右に細長い長方形の枠内に縦線と下向き三角形」で示したコンボボックス作成用コントロール(コンボボックス作成用アイコン)46が配置されている。
【0040】
また、コントロールアイコンバー42には、「あいうえお」で示した一行のテキストボックス作成用コントロール(テキストボックス作成用アイコン)47,「12345」で示した数値入力ボックス作成用コントロール(数値入力ボックス作成用アイコン)48,「2行のあいうえお」で示した数行のテキストボックス作成用コントロール(テキストボックス作成用アイコン)49,「カレンダーアイコン」で示した日付入力ボックス作成用コントロール(日付入力ボックス作成用アイコン)50が配置されている。
【0041】
更に、コントロールアイコンバー42には、「URL」で示したURL入力ボックス作成用コントロール(URL入力ボックス作成用アイコン)51,「直角に曲がった矢印が用いられたアイコン」で示したマスタ連係ボックス作成用コントロール(マスタ連係ボックス作成用アイコン)52,「auto」で示した自動番号ボックス作成用コントロール(自動番号ボックス作成用アイコン)53,画面情報確認用の画面情報設定ボタン54,「ギヤが表示されているアイコン」で示したコントロール一括設定ボタン55等が配置されている。
【0042】
尚、図示の便宜上、図14以降では、ラジオボタン作成用コントロール44,チェックボタン作成用コントロール45,コンボボックス作成用コントロール46,一行のテキストボックス作成用コントロール47,数値入力ボックス作成用コントロール48,数行のテキストボックス作成用コントロール49,日付入力ボックス作成用コントロール50,URL入力ボックス作成用コントロール51,マスタ連係ボックス作成用コントロール52,自動番号ボックス作成用コントロール53等を、そのまま用いるか、又は説明の便宜のために単にコントロール44〜53等として用いる。また、コントロールアイコンバー42のコントロール(アイコン)44〜53やボタンの符号は、図面に必要に応じて附して説明する。
・ゴミ箱用コントロール42a
このゴミ箱用コントロール42aは、画面作成エリア40に作成されたボタンや入力ボックスをマウスでドラックアンドドロップ操作によりゴミ箱用コントロール42aまで移動させることで、画面作成エリア40に作成されたボタンや入力ボックスを削除するのに用いられる。
・ラジオボタン作成用コントロール44
このラジオボタン作成用コントロール44は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40にラジオボタンを作成するのに用いられる。
・チェックボタン作成用コントロール45
このチェックボタン作成用コントロール45は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40にチェックボタンを作成するのに用いられる。
・コンボボックス作成用コントロール46
このコンボボックス作成用コントロール46は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40にコンボボックスを作成するのに用いられる。
・テキストボックス作成用コントロール47
このテキストボックス作成用コントロール47は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40にテキスト入力ボックスを作成するのに用いられる。
・数値入力ボックス作成用コントロール48
この数値入力ボックス作成用コントロール48は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40に数値入力ボックスを作成するのに用いられる。
・テキストボックス作成用コントロール49
このテキストボックス作成用コントロール49は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40に長文のテキスト入力ボックスを作成するのに用いられる。
・日付入力ボックス作成用コントロール50
この日付入力ボックス作成用コントロール50は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40に日付入力ボックスを作成するのに用いられる。
・URL入力ボックス作成用コントロール51
このURL入力ボックス作成用コントロール51は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40にURL入力ボックスを作成するのに用いられる。
・マスタ連係ボックス作成用コントロール52
このマスタ連係ボックス作成用コントロール52は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40に連係操作用ボックスを作成するのに用いられる。
・自動番号ボックス作成用コントロール53
この自動番号ボックス作成用コントロール53は、マウスでドラックアンドドロップ操作することにより画面作成エリア40に自動番号入力ボックスを作成するのに用いられる。
・画面情報確認用の画面情報設定ボタン54
この画面情報確認用の画面情報設定ボタン54は、作成したデータベースの入力画面を表示させて、データベースの入力画面の確認をするために用いられる。
・コントロール一括設定ボタン55
このコントロール一括設定ボタン55は、作成したデータベースの項目のコントロール内容(例えば、必須の有無、一意の有無、一覧での表示順、検索対象の有無、表示アライン、ラベルの有無、X座標やY座標の位置等)を確認したり、設定し直したりするのに用いられる。
b.入力条件設定用表示エリア43
(b-1).基本的表示
図12,図13では、入力条件設定用表示エリア43内になにも表示していない。
【0043】
コントロールアイコンバー42のコントロール44〜53を画面作成エリア(入力フォーム表示エリア)40に固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルのタッチ移動操作等で画面作成エリア40によりドラックアンドドロップ操作して、コントロール44〜53に対応するボックスやボタンを画面作成エリア40に作成した場合、入力条件設定用表示エリア43には、項目名称入力ボックス(入力条件設定部)56およびラベル用チェックボックス(入力条件設定部)57が操作部として表示されると共に、項目名称入力ボックス56の他に、画面作成エリア40に作成されるテキストボックスdB1に必要な条件を入力するための条件設定部(操作部)が表示される。尚、ラベル用チェックボックス57は、項目名称入力ボックス56に入力された項目名称を、コントロール44〜53により画面作成エリア40に作成されるボックスやボタンの項目名称とするか否かを設定するために用いられる。そして、ラベル用チェックボックス57がチェック操作されたときに、項目名称入力ボックス56に入力された項目名称がコントロール44〜53により画面作成エリア40に作成されるボックスやボタンの左に、コントロール44〜53により画面作成エリア40に作成されるボックスやボタンの項目名称として表示される。
【0044】
例えば、コントロールアイコンバー42のテキストボックス作成用コントロール47を画面作成エリア(入力フォーム表示エリア)40に固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルのタッチ移動操作等で画面作成エリア40によりドラックアンドドロップ操作した場合、図14に示したように画面作成エリア40にテキストボックスdB1が作成される。この画面作成エリア40にテキストボックスdB1を作成すると、このテキストボックスdB1の項目名称を入力するための項目名称入力ボックス56および項目名称入力ボックス56に入力された項目名称をテキストボックスdB1のラベルとするか否かを設定するラベル用チェックボックス57が操作部として表示される。
【0045】
そして、固定端末A,Bのキーボード4や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルの操作により項目名称入力ボックス56に項目名称を入力して、ラベル用チェックボックス57をチェック操作してラベル用チェックボックス57にチックマークを入れると、画面作成エリア40のテキストボックスdB1の左側に項目名称入力ボックス56に入力された項目名称がテキストボックスdB1の項目名称として表示される。
【0046】
また、入力条件設定用表示エリア43には、項目名称入力ボックス56およびラベル用チェックボックス57の他に、画面作成エリア40に作成されるテキストボックスdB1に必要な条件を入力するための条件設定部(操作部)も表示される。
【0047】
即ち、図14において入力条件設定用表示エリア43には、データ入力部に必ず文字やデータを入力させるか否かを設定する必須チェックボックス(入力条件設定部)58と、データ入力部に入力される文字やデータを重複登録をできないようにするか否かを設定する一意チェックボックス(入力条件設定部)59と、データ入力部に入力される文字やデータを検索に利用するか否かを設定する検索対象チェックボックス(入力条件設定部)60等の操作部が表示される。
【0048】
更に、入力条件設定用表示エリア43には、一覧でも表示順を設定する表示順入力部(表示順数字入力ボックス、入力条件設定部)61と、表示アラインを設定する左寄せアイコン(入力条件設定部)62,中央寄せアイコン(入力条件設定部)63,右寄せアイコン(入力条件設定部)64等の操作部が表示される。
【0049】
また、入力条件設定用表示エリア43には、データ入力部に入力させる内容の説明のためのヘルプ内容入力部65と、初期値入力部66と、接頭辞入力部67と、接尾辞入力部68と、データ入力部の入力文字数入力部69と、データ入力部のX座標入力部70およびY座標入力部71と、項目名称入力部60に入力されて画面作成エリア40に作成されるラベルの項目名称のラベルX座標入力部72およびラベルY座標入力部73等の操作部が表示される。
【0050】
図14において入力条件設定用表示エリア43の入力部等に付した符号は、他の図では必要に応じて付して説明する。
(b-2).入力条件設定用表示エリア43への他の表示
・ラジオボタン作成用コントロール44による選択内容操作の表示
コントロールアイコンバー42のラジオボタン作成用コントロール44を用いて画面作成エリア40に図19のようにラジオボタンを貼り付けた場合には、ラジオボタンで選択する内容を選択させる選択内容入力部74を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示させる。
・チェックボタン作成用コントロール45による選択内容操作の表示
コントロールアイコンバー42のチェックボタン作成用コントロール45を用いて画面作成エリア40に図21のようにチェックボックスを貼り付けた場合には、チェックボックスで選択する内容を選択させる選択内容入力部75を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示させる。
・コンボボックス作成用コントロール46による選択内容操作の表示
また、コントロールアイコンバー42のコンボボックス作成用コントロール46を用いて画面作成エリア40に図15のようにコンボボックスをデータ入力部として貼り付けた場合には、コンボボックスで選択させる内容を選択内容入力部76を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示させる。
・数値入力ボックス作成用コントロール48による設定操作の表示
更に、コントロールアイコンバー42の数値入力ボックス作成用コントロール48を用いて画面作成エリア40に数値入力ボックスを図17のようにデータ入力部として貼り付けた場合には、数値入力ボックスに入力する数値の桁数を設定する桁数入力設定部77と、数値の区切りをカンマ表示するか否かを設定するチェックボックス78を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示させる。
・日付入力ボックス作成用コントロール50による設定操作の表示
また、コントロールアイコンバー42の日付入力ボックス作成用コントロール50を用いて画面作成エリア40に日付入力ボックスを図22のようにデータ入力部として貼り付けた場合には、日付入力ボックスに入力する日付の初期値の設定部79や、日付表示スタイルを選択設定する選択部80を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示させる。
[作用]
次に、このような構成のデータベース作成管理システムによるデータベース作成および作成したデータベースの入力の一例を説明する。
(1).データベースの作成
ユーザーが固定端末A,Bや移動端末C等からオンライン用の回線2やインターネット2aと接続用通信機器3を介してデータベース用のWebサーバシステム1にアクセスする。このアクセスは、固定端末A,Bのキーボード4やマウス5又は移動端末Cの表示装置11のタッチパネルを介して実行する。
【0051】
このアクセスにより、データベース用のWebサーバシステム1のユーザー認証サーバ12は、図4の顧客認証画面20を接続用通信機器3およびオンライン用の回線2やインターネット2aを介して固定端末A,Bや移動端末Cに送信して、固定端末A,Bの表示装置8や移動端末Cの表示装置11に表示させる。以下、単に表示と省略してある場合には、Webサーバシステム1のユーザー認証サーバ12,共通管理サーバ13,顧客領域サーバ14およびシステム領域サーバ15等による固定端末A,Bや移動端末C等への表示は単に表示を意味する。
【0052】
そして、図4の顧客認証画面20にはユーザー(顧客)のID入力部21にとPW(パスワード)入力部22が表示されている。この状態においてユーザーは、固定端末A,Bのキーボード4や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルを用いて、ID入力部21に顧客IDを入力すると共にPW入力部22に顧客のパスワードを入力する。
【0053】
このID入力部21に顧客IDとPW入力部22に顧客のパスワードがID入力部21とPW入力部22に正しく入力された状態で、ユーザーはログインボタン24を固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより選択操作する。
【0054】
この操作によりユーザー認証サーバ12の制御が顧客領域サーバ14の制御に切り替えられる。この顧客領域サーバ14は、ユーザー認証サーバ12からの制御が切り替えられると、図5に示したWebDB利用ボタン25とWebDB管理ボタン26が表示された選択画面27を固定端末A,Bの表示装置8や移動端末Cの表示装置11に表示させる。
【0055】
そして、顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路(制御部)は、固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより選択画面 27のWebDB管理ボタン26が選択操作されると、顧客領域サーバ14の図示しない記録領域を検索して、顧客の管理者が管理するデータベースの選択を行う図6のようなWebDB(ウエブデータベース)の管理画面(一覧画面)28を固定端末A,Bの表示装置8や移動端末Cの表示装置11に表示させる。
【0056】
この管理画面28には、DB管理用メニューバー28aが表示されると共に、選択リスト28bが表示される。また、DB管理用メニューバー28aには、「WebDB」,「システム管理」,「WebDB利用」,「ログアウト」等の項目が表示される。選択リスト28bには、画面タイトル,オーナ(管理者),バージョン,更新日時,画面内容,種別,公開(公開・非公開),変更,削除等の項目が表示される。
【0057】
ユーザーは、固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより、図6のDB管理用メニューバー28aの「WebDB」を選択操作すると、「WebDB」のプルダウンメニューには図7に示したような「WebDB一覧」,「新規フォーム作成」,「両画面アクセス制御設定」,「フォームテンプレート一覧」等の項目が表示される。
【0058】
そして、データベースのデータ入力画面、例えば画面タイトルが図8に示したような「社有車マスタ」のデータ入力画面を作成する場合、固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより、図7の「新規フォームの作成」をクリックして選択操作する。尚、図8に示した「社有車マスタ」のデータベースには、駐車場番号,車両番号,ミッション,備品,使用開始日,備考,車名,アドレス,表示内容等のデータ入力の項目が設定されている。
【0059】
この図8に示した「社有車マスタ」を作成する場合、図7の「新規フォームの作成」をクリックして、図10に示したような新規フォーム作成のためのフォーム情報入力画面29が表示させる。
【0060】
このフォーム情報入力画面29には、フォーム作成方法の項目に対応してラジオボタンである新規選択ボタン30,ラジオボタンであるテンプレート利用ボタン31,テンプレート選択ボックス32,テンプレート選択用の選択ボタン33,画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36,キャンセルボタン37,作成ボタン38等が表示される。
【0061】
ユーザーは、固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより、ラジオボタンであるテンプレート利用ボタン31を選択操作することにより、既に作成されているデータベースを雛形化したテンプレートのリストを表示させて、このリストからデータベースのテンプレートを選択して、テンプレート選択ボックス32に表示させることができる。
【0062】
また、マウス5によるカーソル(図示せず)やタッチパネル式の表示装置11のタッチにより、画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36等を選択すると、固定端末A,Bではキーボード4により画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36等に文字入力等を行うことができる。この入力は移動端末Cでも表示装置11に表示される文字ボタン等をタッチ操作することで、実行できる。
【0063】
従って、ユーザーは、固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより、図11に示した画面タイトル入力ボックス34,画面内容入力ボックス35,カテゴリ入力ボックス36に移動して、固定端末A,Bのキーボード4や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルにより内容を入力する。例えば、図11に示したように、画面タイトル入力ボックス34には「社有車マスタ」というタイトルを入力し、画面内容入力ボックス35には「社有車マスタ」の内容を「社有車のマスタです」という画面内容を入力し、カテゴリ入力ボックス36には「社有車マスタ」というカテゴリを入力する。この入力後に、図11の画面の作成ボタン38を選択操作する。
【0064】
この選択操作により、固定端末A,Bの表示装置8や移動端末Cの表示装置11には、顧客領域サーバー14により図12に示したデータベース作成画面39が表示される。この状態では、データベース作成画面39の画面作成エリア40や入力条件設定用表示エリア43には何も表示されていない状態である。この状態から、図8に示した「社有車マスタ」の駐車場番号,車両番号,ミッション,備品,使用開始日,備考,車名,アドレス,表示内容等を作成する場合について、各項目ごとに順に説明する。
(駐車場番号)
コントロールアイコンバー42の各種のアイコンを固定端末A,Bのマウス5や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルの操作により画面作成エリア40にドラッグアンドドロップすると、アイコンに対応するボックスやボタンが顧客領域サーバ14により画面作成エリア40に作成される。
【0065】
従って、項目名称が駐車場番号に関するデータ入力部を作成する場合、先ずコントロールアイコンバー42のテキストボックス作成用コントロール45を図13の矢印A1で示したように画面作成エリア40にドラッグアンドドロップする。これにより画面作成エリア40にテキストボックスdB1が作成される。
【0066】
この操作に伴い、顧客領域サーバ14は、図14に示したような入力条件設定用表示エリア43の表示を行わせる。この画面作成エリア40にテキストボックスdB1をデータ入力部として作成すると、このテキストボックスdB1の項目名称を入力するための項目名称入力ボックス56および項目名称入力ボックス56に入力された項目名称をテキストボックスdB1のラベルとするか否かを設定するラベル用チェックボックス57が入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示される。以下、入力条件設定用表示エリア43への表示制御は顧客領域サーバ14により行われるが、顧客領域サーバ14についての説明は省略する。
【0067】
そして、固定端末A,Bのキーボード4や移動端末Cの表示装置11のタッチパネルの操作により項目名称入力ボックス56に項目名称を例えば「駐車場番号」と入力して、ラベル用チェックボックス57をチェック操作してラベル用チェックボックス57にチックマークを入れると、画面作成エリア40のテキストボックスdB1の左側に項目名称入力ボックス56に入力された項目名称「駐車場番号」がテキストボックスdB1の項目名称として表示される。
(他の条件設定部)
また、入力条件設定用表示エリア43には、項目名称入力ボックス56およびラベル用チェックボックス57の他に、画面作成エリア40に作成されるテキストボックスdB1に必要な条件を入力するための他の条件設定部(操作部)も表示される。
【0068】
即ち、図14において入力条件設定用表示エリア43には、データ入力部に必ず文字やデータを入力させるか否かを設定する必須チェックボックス58と、データ入力部に入力される文字やデータを重複登録をできないようにするか否かを設定する一意チェックボックス59と、データ入力部に入力される文字やデータを検索に利用するか否かを設定する検索対象チェックボックス60等の操作部が表示される。
【0069】
更に、入力条件設定用表示エリア43には、一覧でも表示順を設定する表示順入力部(表示順数字入力ボックス)61と、表示アラインを設定する左寄せアイコン62,中央寄せアイコン63,右寄せアイコン64等の操作部が表示される。
【0070】
また、入力条件設定用表示エリア43には、データ入力部に入力させる内容の説明のためのヘルプ内容入力部(入力条件設定部)65と、初期値入力部(入力条件設定部)66と、接頭辞入力部(入力条件設定部)67と、接尾辞入力部(入力条件設定部)68と、データ入力部の入力文字数入力部(入力条件設定部)69と、データ入力部のX座標入力部(入力条件設定部)70およびY座標入力部(入力条件設定部)71と、項目名称入力部60に入力されて画面作成エリア40に作成されるラベルの項目名称「駐車場番号」のラベルX座標入力部(入力条件設定部)72およびラベルY座標入力部(入力条件設定部)73等の操作部が表示される。
【0071】
尚、画面作成エリア40に作成されるテキストボックスdB1に必要な条件(一意、配置等)を入力するための他の条件設定部は、画面作成エリア40に作成される他のボックスやボタンが作成される場合にも、他のボックスやボタンの(一意、配置等)等の条件設定のために入力条件設定用表示エリア43に表示される。この他の条件設定部の設定操作内容はテキストボックスdB1の場合と同様に行われるので、以下の説明では他のボックスやボタンの他の条件設定部の説明を省略する。
(車両番号)
次に、コントロールアイコンバー42のコンボボックス作成用コントロール46を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、画面作成エリア40に図15のように地域選択用コンボボックスdB2をデータ入力部として貼り付けた場合には、項目名称入力ボックス56に項目名称を例えば「車両番号_県」と入力してラベル用チェックボックス57にチックマークを入れると、画面作成エリア40の地域選択用コンボボックスdB2の左側に項目名称入力ボックス56に入力された項目名称「車両番号_県」が図17に示したように地域選択用コンボボックスdB2の項目名称として表示される。
【0072】
この地域選択用コンボボックスdB2で選択させる内容を選択内容入力部76が入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示される。この選択内容入力部76には、選択項目のリストとして「香川、愛媛、高知・・・」等の県名が入力されている。この地域選択用の県名は、コンボボックスdB2の操作で選択できる。尚、図16に示したように画面作成エリア40に間違ったボックスEを作成してしまった場合、このボックスEをゴミ箱用コントロール42aにドラッグアンドドロップ操作することにより、ボックスEを削除できる。
【0073】
また、図17に示したように、数値入力ボックス作成用コントロール48を地域選択用コンボボックスdB2の右側にドラッグアンドドロップして、番号入力ボックスdB21を作成すると共に、同様にして図18に示したように番号入力ボックスdB21の右側に番号入力ボックスdB22を作成し、図19に示したように番号入力ボックスdB21の右側に番号入力ボックスdB23を作成する。
(ミッション)
次に、図19に示したように、ラジオボタン作成用コントロール44を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、画面作成エリア40にラジオボタン(図19のRB1、図20のRB1,RB2)を作成すると、図19に示したような入力条件設定用表示エリア43が表示される。この入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「ミッション」という項目名称を入力してラベル用チェックボックス57にチェックマークを入れると、ラジオボタンの左側にラジオボタンの項目名称が「ミッション」として表示される。
【0074】
また、コントロールアイコンバー42のラジオボタン作成用コントロール44を用いて画面作成エリア40に図19のようにラジオボタンを貼り付けると、ラジオボタンで選択する内容を選択させる選択内容入力部74が入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示される。この選択内容入力部74には、図19に示したようにラジオボタンで選択させる選択内容がAT(オートマチック車)、MT(マニュアル車)のリストが設定されている。
【0075】
そして、ラジオボタンを作成した状態で選択内容入力部74のATを選択すると、図20に示したようにAT選択用ラジオボタンRB1の右には選択内容の「AT」が表示され、作成されたラジオボタンがAT選択用ラジオボタンRB1となる。
【0076】
また、ラジオボタン作成用コントロール44を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、図20のようにAT選択用ラジオボタンRB1の右側にラジオボタンを貼り付けて、選択内容入力部74のMTを選択すると、AT選択用ラジオボタンRB1の右側のラジオボタンがMT選択用ラジオボタンRB2となる。
(備品)
次に、図21に示したように、チェックボタン作成用コントロール45を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、画面作成エリア40にチェックボックス(図22のChB1、ChB2)を作成すると、図21に示したような入力条件設定用表示エリア43が表示される。この入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「備品」という項目名称を入力してラベル用チェックボックス57にチェックマークを入れると、チェックボックスの左側にチェックボックスの項目名称が「備品」として表示される。
【0077】
また、コントロールアイコンバー42のチェックボタン作成用コントロール45を用いて画面作成エリア40に図21のようにチェックボックスを貼り付けた場合には、ラジオボタンで選択する内容を選択させる選択内容入力部75が入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示される。この選択内容入力部75には、図21に示したようにチェックボックスで選択させる選択内容がETC、ナビのリストが設定されている。そして、チェックボックスを作成した状態で選択内容入力部75のETCを選択すると、チェックボックスの右には選択内容の「ETC」が表示され、作成されたチェックボックスがETC選択用チェックボックスChB1となる。また、次にETC選択用チェックボックスChB1の右側に他のチェックボックスを貼り付けて、選択内容入力部75のナビを選択すると、ETC選択用チェックボックスChB1の右側のチェックボックスがナビ選択用チェックボックスChB2となる。
(使用開始日)
また、コントロールアイコンバー42の日付入力ボックス作成用コントロール50を用いて画面作成エリア40に日付入力ボックスdB3を図22のようにデータ入力部として貼り付けると、図22に示したような入力条件設定用表示エリア43が表示される。この入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「使用開始日」という項目名称を入力してラベル用チェックボックス57にチェックマークを入れると、日付入力ボックスdB3の左側に項目名称が「使用開始日」として表示されると共に、日付選択用のカレンダアイコンCLが表示される。
【0078】
これに伴い、入力条件設定用表示エリア43には、日付入力ボックスdB3に入力する日付の初期値の設定部79や、日付表示スタイルを選択設定する選択部80を入力条件設定用表示エリア43に操作部として表示される。
(備考)
次に、テキストボックス作成用コントロール49を画面作成エリア40にドラックアンドドロップ操作することにより、画面作成エリア40に長文のテキスト入力ボックスを備考入力ボックスdB4として作成すると、図24に示したような入力条件設定用表示エリア43が表示される。
【0079】
この入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「備考」という項目名称を入力してラベル用チェックボックス57にチェックマークを入れると、備考入力ボックスdB4の左側に項目名称が「備考」として表示される。
(車名)
次に、図25に示したようにコントロールアイコンバー42のテキストボックス作成用コントロール45を図25の矢印A2で示したように画面作成エリア40にドラッグアンドドロップすると、画面作成エリア40にテキストボックスが作成される。これに伴い、図25に示したような入力条件設定用表示エリア43が表示される。
【0080】
この入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「車名」という項目名称を入力してラベル用チェックボックス57にチェックマークを入れると、テキストボックスの左側に項目名称が「車名」として表示され、テキストボックスが車名入力ボックスdB5となる。
【0081】
そして、図26のコントロール一括設定ボタン55をクリックすると、「社有車マスタ」に作成した図27に示したような項目名称、必須、一意、一覧での表示順、検索対象、表示ライン、ラベル、X座標、Y座標、削除等の項目を有する設定内容が表示されて、項目名称に対する設定内容が一括して確認できる。この設定内容の項目を操作することで、設定内容を変更できる。この後、適用ボタン81をクリックすることで、設定内容が確定する。
【0082】
この「社有車マスタ」の画面情報を確認するには、図28の画面情報確認用の画面情報設定ボタン54をクリックする。これにより図29に示した画面情報が表示される。この画面情報には、画面タイトル、画面内容、カテゴリ、適用公開ステータス、画面遷移パターン、登録メッセージ、オーナ、フォームテンプレート等が表示される。本実施例では、画面タイトルが「社有車マスタ」、画面内容が「社有車マスタです」、カテゴリが「マスタ」、適用公開ステータスが「未公開」、画面遷移パターンが「登録>確認>結果表示」、登録メッセージ、オーナが「管理者4」、フォームテンプレートが「テンプレート登録」として表示されている。尚、カテゴリを設定しておくと、WebDBが増えたときに探しやすくなる。また、図30に示したように登録メッセージにユーザーが利用する画面の遷移パターンを登録できる。例えば、入力数が多く、いちいち確認する必要がない場合、登録>結果表示を選択する。
【0083】
この内容で、よければ適用ボタン81をクリックすることで、図31に示した登録確認のボックス82が表示され、「はい」を選択してクリックすると、「社有車マスタ」のWebDBが顧客領域サーバ(データ格納部)14に登録(記録)される。この登録後にDB管理用メニューバー28aのWebDBをクリックして、WebDBのWebDB一覧をクリックして登録されたデータベースの一覧を図32のように表示させる。この図32のデータベースの一覧には「社有車マスタ」があるので、「社有車マスタ」が登録されているのを確認できる。この登録は最初の登録であるので、Ver0.1となる。尚、図32のデータベースの一覧の画面タイトルに表示された「社有車マスタ」の項目も、作成されているデータベースのマスタである。
【0084】
この後、項目を追加したい場合、例えばアドレスや表示内容の追加をしたい場合、図33に示したように、URL入力ボックス作成用コントロール51を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、画面作成エリア40にアドレス入力ボックスdB6や表示内容の内容入力ボックスdB7を作成して、登録する。
【0085】
このような操作により、図34に示したようなWebDB一覧画面には管理者4の「社有車マスタ」のVer0.2が作成されていることが確認できる。
(2).「社有車マスタ」へのデータ入力
この「社有車マスタ」を利用する場合、DB管理用メニューバー28aのWebDB利用をクリックして、図35に示したWebDB一覧画面を表示させ、「社有車マスタ」をクリックして選択する。この選択操作により図23の画面タイトルが「社有車マスタ」の入力のための画面を表示させる。図263、初めてのデータ入力のための画面であるので、なにも登録されていない。この画面において、追加ボタンをクリックして、図37のデータ入力画面を表示させる。
【0086】
このデータ入力画面において、各項目名称「駐車場番号,車両番号,ミッション,備品,使用開始日,備考,車名,アドレス,表示内容」等のデータ入力部にキーボード4や表示装置11のタッチパネルを利用してデータ入力を行った後、WebDBデータ登録をクリックすることにより、図38に示した「社有車マスタ」に入力したデータの確認画面に遷移する。この確認画面で入力データを確認した後、登録ボタンをクリックすることにより、「社有車マスタ」へのデータ入力及び登録が完了する。
(3).「社有車マスタ」を利用した「社有車利用管理」のデータベース作成
上述したようにして作成した「社有車マスタ」のデータを他のデータベースで利用する場合、例えば「社有車マスタ」にリンクする図9に示した画面タイトルが「社有車利用管理」というデータベースを作成する場合、新規のフォームを作成するときと同様に、DB管理用メニューバー28aのWebDBをクリックして、図7のWebDBのプルダウンメニューから新規フォーム作成を選択してクリックする。この選択により、図10に示したフォーム情報入力画面29を表示させて、この新規なフォーム情報入力画面29の画面タイトルに図39に示したように例えば「社有車利用管理」を入力して作成をクリックし、図40のデータベース作成画面39を表示させる。
【0087】
このデータベース作成画面39において、コントロールアイコンバー42の自動番号ボックス作成用コントロール54を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップし、登録番号自動作成ボックス83を画面作成エリア40に作成させる。尚、この登録番号自動作成ボックス83を画面作成エリア40には、「社有車利用管理」のデータベースに登録するデータの番号の数値を採番される順に自動で登録される。
【0088】
このデータベース作成画面39の入力条件設定用表示エリア43の項目名称入力ボックス56に「自動番号1」という項目名称を入力すると、図40に示したように画面作成エリア40の登録番号自動作成ボックス83内に「自動番号1」が表示される。
【0089】
また、図41に示したように項目名称入力ボックス56に「管理番号」という項目名称を入力すると共に、ラベル用チェックボックス57をチェックすると、画面作成エリア40の登録番号自動作成ボックス83の前に「管理番号」という項目名称入力ボックス56の項目名称が表示される。
【0090】
次に、図42に示したように、マスタ連係ボックス作成用コントロール52を画面作成エリア40にドラッグアンドドロップして、登録番号自動作成ボックス83の下に画面作成エリア40に連係用ボックス84を作成する。
【0091】
そして、この連係用ボックス84の項目名称を「連係元フォーム」とし、連係用ボックス84の選択用のボタンをクリックすると、図43に示した選択リスト84aが表示される。この選択リスト84aは、どの画面フォームの情報をマスタとして連係するかを設定するためのもので、先に作成されて登録されているマスタが表示される。尚、システムの機能として初めから予めマスタを用意しておいて選択リスト84aに表示させることもできるので、このマスタとして例えばされているユーザーマスタ、所属マスタ、役職マスタ等を用意しておいて選択リスト84aに表示させることもできる。また、図43では、図42の登録番号自動作成ボックス83を図示の便宜上省略している。
【0092】
この選択リスト84aから連係元フォームである「社有車マスタ」を選択して連係用ボックス84内に入力し、「社有車利用管理」の連係元フォームを「社有車マスタ」に設定する。
【0093】
同様にして、連係元フォームの連係用ボックス84で選択されたマスタに関連する内容を設定するための連係用ボックス85,86,87を画面作成エリア40に作成する。
【0094】
そして、連係用ボックス85の項目名称を連係キー選択イメージに設定する共に連係用ボックス85内に選択リスト85aから選択して駐車場番号−車名を入力する。尚、選択リスト85aは、一意項目をキーとして利用するもので、その表示方法を選択する。
【0095】
また、連係用ボックス86の項目名称を表示形式に設定すると共に連係用ボックス86内に選択リスト86aから選択してキー:ラベルを入力する。尚、選択リスト86aは、画面に表示する際に、キー(連係キー選択イメージで指定した表示方法)をラベル、キーラベル、キーとするのかを設定するのに用いられる。
【0096】
更に、連係用ボックス87の項目名称をラベルに設定すると共に連係用ボックス87内に選択リスト87aから車名を選択して入力する。この選択リスト87aには、社有車マスタの項目名称が表示される。尚、この設定は一例を示したもので、これに限定されるものではない。
【0097】
このようにして連係設定を行った後、適用ボタンをクリックすることで、「社有車利用管理」のデータベースの連係設定が完了する。尚、更にマスタ連係ボックス作成用コントロール53をドラッグアンドドロップすることにより追加の設定を行うこともできる。
【0098】
また、このように「社有車マスタ」に連係させた「社有車利用管理」に、必要な項目を「社有車マスタ」の項目の作成と同様にして作成(詳細な説明は省略)することにより、図9に示した画面タイトルが「社有車利用管理」というデータベースを作成する。
(4).データベースの公開利用
上述したようにして作成された「社有車マスタ」や「社有車利用管理」等のデータベースを「公開」に設定しておくと、図44に示したような「社有車マスタ」や「社有車利用管理」の画面タイトルの項目が表示され、「社有車マスタ」や「社有車利用管理」の項目のデータベースを選択することで、選択した項目のデータベースの入力画面を表示させて、データを入力することができる。
(5).データベースへのアクセス管理
上述した図6のWebDB(ウエブデータベース)の管理画面(一覧画面)28には、DB管理用メニューバー28aが表示されると共に、選択リスト28bが表示される。また、DB管理用メニューバー28aには、「WebDB」,「システム管理」,「WebDB利用」,「ログアウト」等の項目が表示される。選択リスト28bには、画面タイトル,オーナ(管理者),バージョン,更新日時,画面内容,種別,公開(公開・非公開),変更,削除等の項目が表示される。
【0099】
この図6の「システム管理」をマウスによるクリック操作或いはタッチパネルの場合はタッチ操作で選択すると、「ユーザー一覧」,「新規ユーザー登録」,「グループメンテナンス」,「システム稼働設定」等の項目が表示される。また、図6のDB管理用メニューバー28aの「WebDB」を選択操作すると、「WebDB」のプルダウンメニューには図7に示したような「WebDB一覧」,「新規フォーム作成」,「画面アクセス制御設定」,「フォームテンプレート一覧」等の項目が表示される。
【0100】
この「画面アクセス制御設定」をマウスによるクリック操作或いはタッチパネルの場合はタッチ操作で選択すると、図45に示したようなデータベースのアクセス管理画面28cが表示される。このアクセス管理画面28cの上縁部には、アクセス管理画面28cの選択バーBSが設けられている。このアクセス管理画面28cを開くことで、WebDBの一覧およびアクセス制御設定状況を表示できる。
【0101】
このアクセス管理画面28cの選択バーBSには「画面/グループ」s−1の項目と「設定変更部」s−2が設けられている。また、アクセス管理画面28cには、「画面/グループ」s−1の項目の下方に位置させて作成された複数のデータベースのリストが同時に表示されている。このデータベースのリストは、データベースグループの名称データベースの名称)がフォルダのアイコンと共に表示されている。
【0102】
また、「設定変更部」s−2は、データベースのリストの権限管理部M1と、グループ管理部GMを有する。この権限管理部M1は、「照会」,「変更」,「追加」,「削除」等の設定変更の項目を有する。また、グループ管理部GMは、「グループ削除」,「グループ追加」の設定変更の項目を有する。
【0103】
ここで、データベースへの利用者のアクセス制限は、例えば「社有車利用管理」や「社有車マスタ」など、前述のデータベース作成管理システムで作成した、複数のデータベースを、図45に示したとおり、一画面でアクセス制限状況を一覧表示するとともに、アクセス制限の追加・変更などの一元管理をすることができる。
【0104】
図45で、例えば「安否確認台帳」のホルダーを開くと、「安否確認台帳」の内容のデータベースとして「所属:情報システム本部」,「所属:情報システム本部>システム開発部>システム開発第3チーム」,「所属:文化部>写真部」等のリストが「安否確認台帳」の下に表示される。
【0105】
尚、各データベースのグループ名称のフォルダを開いてグループ名称に含まれるデータベースの名称をリスト表示させると、グループ名称に含まれるデータベースの各名称の右側に「照会」,「変更」,「追加」,「削除」等の設定変更の項目に対応するチェックボックスが表示される。図45のグループデータベースの「安否確認台帳」では、「安否確認台帳」の内容のデータベースとして「所属:情報システム本部」,「所属:情報システム本部>システム開発部>システム開発第3チーム」,「所属:文化部>写真部」等のデータベースの名称の右側にチェックボックスch1b〜ch4bがそれぞれ表示される。
【0106】
この場合、「所属:情報システム本部」のチェックボックスch1bにチェックマークが入っているので、「情報システム本部」以下に所属する全てのユーザは「安否確認台帳」を照会(閲覧)できるが、チェックボックスch2b〜ch4bにはチェックマークが入っていないので、データを追加したり、変更・削除したりすることはできない。
【0107】
また、「情報システム本部>システム開発部>システム開発第3チーム」では、チェックボックスch2b〜ch4bにチェックマークが入っているので、「システム開発第3チーム」以下に所属するユーザのみ「安否確認台帳」のデータを追加・変更・削除できる。
【0108】
更に、設定されているグループの中で複数のグループに所属している場合は、各権限(照会、変更、追加、削除)毎に論理和でアクセス権限が設定される(照会権限が設定されているグループに1つでも所属していれば、WebDBに対する照会権限がある)。
【0109】
尚、図1〜図45に記載した説明内容は、実施例において説明されていない内容であっても、この発明の実施例の補足説明とする。
(その他)
以上説明した実施例では、インターネットを利用したWebサーバシステム1にこの発明におけるデータベース作成および入力のためのデータベース作成管理システムを適用した例を示したが、必ずしもインターネットを利用したWebサーバシステム1にのみこの発明のデータベース作成管理システムが適用されものではない。例えば、イントラネットを利用したサーバシステムに、この発明に係るデータベース作成管理システムを適用することもできる。また、発明に係るデータベース作成管理システムはインターネットやイントラネットを利用したサーバシステム以外にスタンドアローンのコンピュータに利用することもできる。
【0110】
以上説明したように、この発明の実施の形態のデータベース作成管理システムは、データベースを作成するデータベース作成ソフトおよび前記データベースが記録された記録手段(顧客領域サーバ14)と、前記データベース作成ソフトによるデータベース作成画面39および前記データベースの入力画面を表示させる表示手段(表示装置8,11)と、前記表示手段(表示装置8,11)に表示されるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面の操作を行う画面操作手段(キーボード4,マウス5,表示装置11)と、前記データベース作成ソフトによる前記データベース作成画面39の前記表示手段(表示装置8,11)への表示制御を行うと共に、前記データベースの入力画面を前記表示手段(表示装置8,11)に表示させる演算制御手段(顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路)と、を備えている。そして、前記データベース作成画面39は、作成されるデータ入力部(dB1〜dB7)を表示させる画面作成エリア40と、前記データ入力部(dB1〜dB7)を作成するのに用いる複数のコントロール(42a〜53)が表示されたコントロール表示エリア(コントロールアイコンバー42)と、前記データ入力部(dB1〜dB7)の複数の入力条件設定部(56〜73等その他)を表示させる入力条件設定用表示エリア43を備えている。しかも、前記演算制御手段(顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路)は、前記データベース作成ソフトにより動作制御されて、前記コントロール表示エリア(コントロールアイコンバー42)のコントロール(42a〜53)を前記画面作成エリア40に前記画面操作手段(キーボード4,マウス5,表示装置11)によりドラッグアンドドロップすることにより、前記コントロールによる前記データ入力部(dB1〜dB7)を前記画面作成エリア40に作成すると共に、前記画面作成エリア40に作成される前記データ入力部(dB1〜dB7)の入力条件設定を前記入力条件設定部(56〜73等その他)の操作により設定するようになっている。
【0111】
この構成によれば、データベースの入力画面のフォームを作成するためのテーブルを作成して、作成したテーブルの設定をした後、この作成したテーブルを利用してデータベースの入力画面のフォームの配置を設定して、このフォームへの追加を行ったりする等の操作をする必要がない。即ち、複数の画面の切り替えを殆ど行うこと無しに一つのデータベース作成画面39のみでデータベースの入力画面のフォームを簡易に作成できる。従って、データベースの基本的な知識がない場合でも、簡易にデータベースを構築できる。
【0112】
また、この発明の実施の形態のデータベース作成管理システムにおいて、前記演算制御手段(キーボード4,マウス5,表示装置11)はデータベース構築ソフトによるデータ管理ソフトの構築及び構築されたデータ管理ソフトによりデータの管理に用いるサーバシステム(Webサーバシステム1)であり、前記表示手段(表示装置8,11)は前記サーバシステム(Webサーバシステム1)に通信手段を介して接続された端末(固定端末A,B,移動端末C)の表示装置(8,11)であり、前記画面操作手段は前記端末(固定端末A,B,移動端末C)の画面操作手段(キーボード4,マウス5,表示装置11)である。
【0113】
この構成によれば、ユーザーはデータベースのソフトがなくても、データベースを簡易に構築して利用できる。
【0114】
更に、この発明の実施の形態のデータベース作成管理システムにおいて、前記通信手段はオンライン(回線2)又はインターネット2aであり、前記端末はオンライン(回線2)又はインターネット2aを介して前記サーバシステム(Webサーバシステム1)に接続されている複数の端末(固定端末A,B,移動端末C)である。
【0115】
この構成によれば、ユーザーはデータベースのソフトがなくてもデータベースを簡易に構築して、複数のユーザーが利用できる。
【0116】
また、この発明の実施の形態のデータベース作成管理システムは、データベースを作成するデータベース作成ソフトおよび前記データベースが記録された記録手段(顧客領域サーバ14)と、前記データベース作成ソフトによるデータベース作成画面39,前記データベースの入力画面,管理画面を表示させる表示手段(表示装置8,11)と、前記表示手段(表示装置8,11)に表示されるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面の操作を行う画面操作手段(キーボード4,マウス5,表示装置11)と、前記データベース作成ソフトによる前記データベース作成画面39の前記表示手段(表示装置8,11)への表示制御を行うと共に、前記データベースの入力画面を前記表示手段(表示装置8,11)に表示させる演算制御手段(顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路)と、を備えている。しかも、前記演算制御手段(顧客領域サーバ14の図示しない演算制御回路)は、作成されたデータベースの名称,前記データベースのアクセス権の内容,および前記アクセス権の設定変更部が含まれる複数のリストを前記表示手段の前記管理画面に同時に表示させると共に、前記画面操作手段により前記設定変更部の操作を行うことにより、前記作成された複数のデータベースへの前記アクセス権の設定変更制御を行うようになっている。
【0117】
この構成によれば、作成した複数のデータベースのアクセス権を一画面で簡単に管理することができる。
【符号の説明】
【0118】
A,B・・・固定端末
C・・・移動端末
1・・・Webサーバシステム(サーバシステム)
2・・・回線(オンライン)
2a・・・インターネット
4・・・キーボード(画面操作手段)
8・・・表示装置(表示手段)
11・・・表示装置(表示手段、画面操作手段)
14・・・顧客領域サーバ(記録手段)
39・・・データベース作成画面
40・・・画面作成エリア
42・・・コントロールアイコンバー(コントロール表示エリア)
43・・・入力条件設定用表示エリア
【特許請求の範囲】
【請求項1】
データベースを作成するデータベース作成ソフトおよび前記データベースが記録された記録手段と、
前記データベース作成ソフトによるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面を表示させる表示手段と、
前記表示手段に表示されるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面の操作を行う画面操作手段と、
前記データベース作成ソフトによる前記データベース作成画面の前記表示手段への表示制御を行うと共に、前記データベースの入力画面を前記表示手段に表示させる演算制御手段と、を備えると共に、
前記データベース作成画面は、作成されるデータ入力部を表示させる画面作成エリアと、前記データ入力部を作成するのに用いる複数のコントロールが表示されたコントロール表示エリアと、前記データ入力部の複数の入力条件設定部を表示させる入力条件設定用表示エリアを備えるデータベース作成管理システムであって、
前記演算制御手段は、前記データベース作成ソフトにより動作制御されて、前記コントロール表示エリアのコントロールを前記画面作成エリアに前記画面操作手段によりドラッグアンドドロップすることにより、前記コントロールによる前記データ入力部を前記画面作成エリアに作成すると共に、前記画面作成エリアに作成される前記データ入力部の入力条件設定を前記入力条件設定部の操作により一画面で簡単に、設定できることを特徴とするデータベース作成管理システム。
【請求項2】
請求項1に記載のデータベース作成管理システムにおいて、前記演算制御手段はデータベース構築ソフトによるデータ管理ソフトの構築及び構築されたデータ管理ソフトによりデータの管理に用いるサーバシステムであり、前記表示手段は前記サーバシステムに通信手段を介して接続された端末の表示装置であり、前記画面操作手段は前記端末の画面操作手段であることを特徴とするデータベース作成管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載のデータベース作成管理システムにおいて、前記通信手段はオンライン又はインターネットであり、前記端末はオンライン又はインターネットを介して前記サーバシステムに接続されている複数の端末であることを特徴とするデータベース作成管理システム。
【請求項4】
データベースを作成するデータベース作成ソフトおよび前記データベースが記録された記録手段と、
前記データベース作成ソフトによるデータベース作成画面,前記データベースの入力画面,管理画面を表示させる表示手段と、
前記表示手段に表示されるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面の操作を行う画面操作手段と、
前記データベース作成ソフトによる前記データベース作成画面の前記表示手段への表示制御を行うと共に、前記データベースの入力画面を前記表示手段に表示させる演算制御手段と、
を備えるデータベース作成管理システムであって、
前記演算制御手段は、作成されたデータベースの名称,前記データベースのアクセス権の内容,および前記アクセス権の設定変更部が含まれる複数のリストを前記表示手段の前記管理画面に同時に表示させると共に、前記画面操作手段により前記設定変更部の操作を行うことにより、前記作成された複数のデータベースへの前記アクセス権の設定変更制御を行うことを特徴とするデータベース作成管理システム。
【請求項1】
データベースを作成するデータベース作成ソフトおよび前記データベースが記録された記録手段と、
前記データベース作成ソフトによるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面を表示させる表示手段と、
前記表示手段に表示されるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面の操作を行う画面操作手段と、
前記データベース作成ソフトによる前記データベース作成画面の前記表示手段への表示制御を行うと共に、前記データベースの入力画面を前記表示手段に表示させる演算制御手段と、を備えると共に、
前記データベース作成画面は、作成されるデータ入力部を表示させる画面作成エリアと、前記データ入力部を作成するのに用いる複数のコントロールが表示されたコントロール表示エリアと、前記データ入力部の複数の入力条件設定部を表示させる入力条件設定用表示エリアを備えるデータベース作成管理システムであって、
前記演算制御手段は、前記データベース作成ソフトにより動作制御されて、前記コントロール表示エリアのコントロールを前記画面作成エリアに前記画面操作手段によりドラッグアンドドロップすることにより、前記コントロールによる前記データ入力部を前記画面作成エリアに作成すると共に、前記画面作成エリアに作成される前記データ入力部の入力条件設定を前記入力条件設定部の操作により一画面で簡単に、設定できることを特徴とするデータベース作成管理システム。
【請求項2】
請求項1に記載のデータベース作成管理システムにおいて、前記演算制御手段はデータベース構築ソフトによるデータ管理ソフトの構築及び構築されたデータ管理ソフトによりデータの管理に用いるサーバシステムであり、前記表示手段は前記サーバシステムに通信手段を介して接続された端末の表示装置であり、前記画面操作手段は前記端末の画面操作手段であることを特徴とするデータベース作成管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載のデータベース作成管理システムにおいて、前記通信手段はオンライン又はインターネットであり、前記端末はオンライン又はインターネットを介して前記サーバシステムに接続されている複数の端末であることを特徴とするデータベース作成管理システム。
【請求項4】
データベースを作成するデータベース作成ソフトおよび前記データベースが記録された記録手段と、
前記データベース作成ソフトによるデータベース作成画面,前記データベースの入力画面,管理画面を表示させる表示手段と、
前記表示手段に表示されるデータベース作成画面および前記データベースの入力画面の操作を行う画面操作手段と、
前記データベース作成ソフトによる前記データベース作成画面の前記表示手段への表示制御を行うと共に、前記データベースの入力画面を前記表示手段に表示させる演算制御手段と、
を備えるデータベース作成管理システムであって、
前記演算制御手段は、作成されたデータベースの名称,前記データベースのアクセス権の内容,および前記アクセス権の設定変更部が含まれる複数のリストを前記表示手段の前記管理画面に同時に表示させると共に、前記画面操作手段により前記設定変更部の操作を行うことにより、前記作成された複数のデータベースへの前記アクセス権の設定変更制御を行うことを特徴とするデータベース作成管理システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
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【図25】
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【図29】
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【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【公開番号】特開2013−97717(P2013−97717A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−242445(P2011−242445)
【出願日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Linux
【出願人】(503132578)株式会社STNet (1)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Linux
【出願人】(503132578)株式会社STNet (1)
【Fターム(参考)】
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