説明

トイレリモコン

【課題】 本発明は、トイレのドア−を開けて入ってから自動開閉装置のリモコンボタンを押すのに加えて、表ドア−にリモコンを取り付けることで、トイレドアーを開ける前に便蓋だけを開けた状態と便蓋と便座を同時に開けた状態のできるリモコンを表ドア−ノブの上か、表ドア−ノブ本体に設置したトイレリモコンを提供する。
【解決手段】 本発明は、従来の自動開閉装置のトイレにリモコンボタンを表トイレドア−ノブの上に取り付けるか表ドア−ノブ本体にリモコンボタンを設置し、便蓋だけを開け便座に座って用をたす状態のリモコンボタンと、便蓋と便座を同時に開ける男性の小便をする状態のリモコンボタンとを押すことで、便蓋と便座がトイレに入る前に必要な状態に設置されていることを特徴とするトイレリモコンを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレのドア−を開けて入ってから自動開閉装置のリモコンボタンを押すのと、前記の自動開閉装置に加えて表ドア−にリモコンボタンを取り付けることで、トイレドア−を開ける前に便蓋だけを開けるリモコンボタンと、便蓋と便座とを同時に開けるリモコンボタンを押すことにより、便座に座って用をたす状態と男性の小便をする状態とにトイレに入る前に必要な状態に設置されていることに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、トイレの中に入ってから自動開閉装置の指令操作をする方法がある。
【0003】
この改善に、自動開閉装置の指令操作であるリモコンボタンを表トイレドア−のドア−ノブの上に設置し発信装置を裏ドア−ノブの下に設置するか、トイレドア−ノブ本体を指令発信装置にしました。
【特許文献1】特開2000−303535号広報
【非特許文献1】TOTO ウォシュレット2002.7
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、トイレに入ってから自動開閉装置の指令操作をする為、便蓋と便座の開口する時間が煩わしく、気持ちよく用をたせない問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は請求項1において、トイレの表ドア−に取り付けられている表ドア−ノブの上に、便蓋と便座を開ける自動開閉装置であるリモコンボタンを設け、表ドア−ノブのドア−穴の隙間にリモコンボタンからの配線を通して裏ドア−ノブの下に設けた発信装置につなぎ、上記リモコンボタンの操作によって発せられる発信操作からの信号を便器に取り付けたセンサー部でうけることにより便器駆動装置が作動するようにされていて、便蓋だけを開け便座に座って用をたす状態のリモコンボタンと、便蓋と便座を同時に開ける男性の小便をする状態のリモコンボタンとを押すことにより、便蓋と便座がトイレに入る前に必要な状態に設置することのできるようにされていることを特徴とするトイレリモコンを提供し課題を解決する。
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は請求項2において、トイレの表ドア−に取り付けられている表ドア−ノブの表面に、便蓋と便座を開ける自動開閉装置であるリモコンボタンを設置し、リモコンボタンの配線を裏ドア−ノブの座金に内蔵した発信装置につなぎ、上記リモコンボタンの操作によって発せられる発信装置からの信号を便器に取り付けたセンサー部でうけることにより便器駆動装置が作動するようにされていて、便蓋だけを開け便座に座って用をたす状態のリモコンボタンと、便蓋と便座を同時に開ける男性の小便をする状態のリモコンボタンを押すことにより、便蓋と便座がトイレに入る前に必要な状態に設置することのできるようにされていることを特徴とするトイレリモコンを提供し課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明のトイレリモコンは、トイレに入った時に次の行動に移れるので、時間の煩わしさが無く、衛生環境が改善されスムーズで気分よく用をたすことの出来る利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
トイレリモコンは、トイレ表ドア−ノブの上にリモコンボタンを取り付け裏ドア−ノブの下に発信装置を取り付けるか、トイレドア−ノブ本体にリモコン装置を設置し、トイレに入る前にリモコンボタンを押すことで自動開閉装置が作動し、便蓋と便座がトイレに入る前に必要な状態に設置することを実現した。
【実施例1】
【0009】
図1と図2は、トイレの表ドア−8に取り付けられている表ドア−ノブ11の上にリモコンボタン台座1を接着シールで固定し、表ドア−ノブ11のドア−穴の隙間にリモコンボタン台座1からの配線10を通して裏ドア−12のドア−ノブの下に発信部4のある発信装置5につなぎ、発信装置5を裏ドア−ノブの下に接着シールで固定し、上記リモコンボタンの操作によって発せられる発信装置5からの信号を便器に取り付けたセンサー部9でうけることにより便器駆動装置が作動するようにされていて、リモコンボタン台座1のリモコンボタン2を押すことで便蓋6だけを開け便座7に座って用をたす状態と、リモコンボタン3を押すことで便蓋6と便座7を同時に開ける男性の小便をする状態のリモコンボタンを押すことにより、便蓋6と便座7がトイレに入る前に必要な状態に便器駆動装置が作動し実現した。
【実施例2】
【0010】
図3と図4は、トイレの表ドア−8−1に取り付けられている表ドア−ノブ11−1のノブ軸表面に、便蓋6と便座7を開ける自動開閉装置であるリモコンボタンを設置し、リモコンボタンと裏ドア−8−2のドア−ノブ11−2の裏ドア−座金12−2に内蔵した発信部4−1のある発信装置とを配線でつなぎ、上記リモコンボタンの操作によって発せられる信号装置からの信号を便器に取り付けたセンサー部9でうけることにより便器駆動装置が作動するようにされていて、表ドア−ノブ11−1に設置したリモコンボタンボタン2−1を押すことで便蓋6だけを開け便座7に座って用をたす状態と、リモコンボタン3−1を押すことで便蓋6と便座7を同時に開ける男性の小便をする状態のリモコンボタンを押すことにより、便蓋6と便座7がトイレに入る前に必要な状態に便器駆動装置が作動し実現した。
【産業上の利用可能性】
【0011】
本発明の活用例として、トイレの表ドア−に自動開閉装置のリモコンボタンがあるため、トイレに入った時に次の行動に移れるので時間の煩わしさが無く衛生環境が改善され、男女ともに気持ち良くやさしい不可欠なトイレを提供します。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】は本発明の実施例1を示す説明図である。
【図2】は図1の表扉の部分を示す説明図である。
【図3】は本発明の実施例2で用いた表ドア−ノブの部分拡大図である。
【図4】は本発明の実施例2で用いた裏ドア−ノブの部分拡大図である。
【符号の説明】
【0012】
1 リモコンボタン台座
2 リモコンボタン
3 リモコンボタン
4 発信部
5 発信装置
6 便蓋
7 便座
8 表ドア−
9 センサー部
10 配線
11 表ドア−ノブ
12 裏ドア−
2−1 リモコンボタン
3−1 リモコンボタン
4−1 発信部
8−1 表ドア−
8−2 裏ドアー
11−1 表ドア−ノブ
11−2 裏ドア−ノブ
12−1 表ドア−座金
12−2 裏ドア−座金

【特許請求の範囲】
【請求項1】
トイレの表ドア−に取り付けられている表ドア−ノブの上に、便蓋と便座を開ける自動開閉装置であるリモコンボタンを設け、表ドア−ノブのドア−穴の隙間にリモコンボタンからの配線を通して裏ドア−ノブの下に設けた発信装置につなぎ、上記リモコンボタンの操作によって発せられる発信装置からの信号を便器に取り付けたセンサー部でうけることにより便器駆動装置が作動するようにされていて、便蓋だけを開け便座に座って用をたす状態のリモコンボタンと、便蓋と便座を同時に開ける男性の小便をする状態のリモコンボタンとを押すことにより、便蓋と便座がトイレに入る前に必要な状態に設置することのできるようにされていることを特徴とするトイレリモコン。
【請求項2】
トイレの表ドア−に取り付けられている表ドア−ノブの表面に、便蓋と便座を開ける自動開閉装置であるリモコンボタンを設置し、リモコンボタンの配線を裏ドア−ノブの座金に内蔵した発信装置につなぎ、上記リモコンボタンの操作によって発せられる発信装置からの信号を便器に取り付けたセンサー部でうけることにより便器駆動装置が作動するようにされていて、便蓋だけを開け便座に座って用をたす状態のリモコンボタンと、便蓋と便座を同時に開ける男性の小便をする状態のリモコンボタンを押すことにより、便蓋と便座がトイレに入る前に必要な状態に設置することのできるようにされていることを特徴とするトイレリモコン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−110293(P2006−110293A)
【公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−329746(P2004−329746)
【出願日】平成16年10月15日(2004.10.15)
【出願人】(501213147)
【Fターム(参考)】