説明

ドットインパクトプリンタ用印字ヘッド及びドットインパクトプリンタ並びにドットインパクト方式の印字方法

【課題】特定の印字ピンの磨耗で印字ヘッドの交換が必要になることをなくして、印字ヘッドの交換頻度を低減すること。
【解決手段】ドットインパクトプリンタの印字ヘッド12は、罫線以外の印字データで動作する印字ピン21と、罫線の印字データでのみ動作する印字ピン22とを備えており、印字ピン22は、直径がφ0.4mmの円柱に形成されて、先端面22aが直径0.2mmの円柱の印字ピン21の先端面21aよりも大面積に形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ドットインパクトプリンタ用印字ヘッド及びドットインパクトプリンタ並びにドットインパクト方式の印字方法に係り、詳しくは、印字ヘッドの交換頻度を低減することができるドットインパクトプリンタ用印字ヘッド及びドットインパクトプリンタ並びにドットインパクト方式の印字方法に関する。
【背景技術】
【0002】
プリンタには、印字データに基づいてインクリボンを介して印字ピンの先端を記録用紙に突き当てることで、その記録用紙にドットをマトリックス状に記録して文字や数字を含む画像を印字するドットインパクト方式(ドットマトリックス方式ともいう)を採用するものがある。
【0003】
この種のドットインパクトプリンタには、径の異なる印字ピンが列毎に並列されている印字ヘッドを搭載することで、記録用紙に印字する画像の色や濃淡などに応じて、動作させる印字ピンのピン径を選択することが提案されている(例えば、特許文献1、2)。また、小径の印字ピンと大径の印字ピンが2列に配列されている印字ヘッドを搭載することで、記録用紙に大きな文字などを印字する際には大径の印字ピンを選択して印字速度を向上させることが提案されている(例えば、特許文献3、4)。
【0004】
ところで、近年のドットインパクトプリンタでは、画像の鮮明度の向上や処理時間の短縮を目的に、印字ピンの数が増加すると共に細径化・高密度化して、高速度動作するようになっている。このため、印字ピンは、記録用紙に突き当てる先端の磨耗が早くなって、印字不良を原因とする印字ヘッドの交換時期が短く、その交換頻度が多くなる傾向にある。
【0005】
特に、文字等の画像を印字する場合には、罫線も一緒に印字する場合があり、この罫線は、ドット数も多く、同じ位置の印字ピンを連続使用することになる。このため、例えば、印字ヘッドは、最上位(一端側最端部)や最下位(他端側最端部)に位置する特定箇所の印字ピンの磨耗が激しく、そのために交換されている場合が多い。また、通常の文字等の印字では正常であるにも拘わらずに、罫線の印字でかすれや抜けなどのドット不良が発生する場合もあった。
【0006】
このことから、特許文献5には、罫線専用の印字ピンを、他の画像用の印字ピンよりも多く印字ヘッド内に予め準備して、使用頻度を平均化して印字ヘッドの交換頻度を低減するドットインパクトプリンタが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開昭59−089169号公報
【特許文献2】特開昭63−205245号公報
【特許文献3】特開平04−301462号公報
【特許文献4】特開平10−175319号公報
【特許文献5】特開平10−058717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1〜4に記載のドットインパクトプリンタにあっては、罫線を印字する際の使用頻度が寿命に影響していることの観点はなく、罫線の印字と他の画像の印字とで使用する印字ピンの区別をしていない。このことから、印字ヘッドとしては、罫線を印字する特定箇所の印字ピンの不良で交換などする必要が同様に発生する。
【0009】
また、特許文献5に記載のドットインパクトプリンタにあっては、罫線専用の印字ピンと、他の画像用の印字ピンとでピンの線径に変わりはない。このことから、罫線専用の印字ピンを多めに準備することで相当の効果を得ることができるが、その罫線はドットの連続する画像であることから、その罫線の印字量によっては、他の画像用の印字ピンよりも早めに磨耗してしまう可能性がある。
【0010】
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、特定の印字ピンの磨耗で印字ヘッドの交換が必要になることをなくして、印字ヘッドの交換頻度を低減することができる、ドットインパクトプリンタ用印字ヘッド及びドットインパクトプリンタ並びにドットインパクト方式の印字方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために、この発明の構成は、所定の連続線以外の印字データで動作する共通ドット用印字ピンと、前記連続線の印字データでのみ動作する直線ドット用印字ピンとを備えており、前記直線ドット用印字ピンは、先端面が前記共通ドット用印字ピンよりも大面積に形成されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
この発明の構成によれば、予め設定されている連続線の印字データに基づいて動作する直線ドット用印字ピンは、他の画像の印字データで動作する共通ドット用印字ピンよりも先端面が大面積に形成されて、磨耗し難くなっている。したがって、印字する画像が連続線か否かに応じて、動作させる印字ピンを選択することで、その連続線の印字で動作させる印字ピンを磨耗し難くすることができ、連続線の印字をする特定の印字ピンの寿命を向上させて、印字ヘッドの交換頻度を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】この発明の一実施形態であるドットインパクトプリンタの要部構成を示す配置図である。
【図2】同ドットインパクトプリンタの制御系を示すブロック図である。
【図3】同ドットインパクトプリンタの印字ヘッドの構成を示す平面図である。
【図4】同印字ヘッドの内部構成を示す立面図である。
【図5】同印字ヘッドの要部部品を示す側面図である。
【図6】同印字ヘッドの要部部品を示す一部断面平面図である。
【図7】同印字ヘッドの図5、図6と異なる要部部品を示す側面図である。
【図8】同印字ヘッドの図5、図6と異なる要部部品を示す一部断面平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
罫線以外の印字データで動作する共通ドット用印字ピンと、前記罫線の印字データでのみ動作する直線ドット用印字ピンとが移動方向に対する直交方向に2列に並列されている印字ヘッドを搭載しており、前記直線ドット用印字ピンは、一方の1列では当該並列方向の一端側最端部に配置されていると共に、他方の1列では当該並列方向の反対側の他端側最端部に配置されていて、その先端面が前記共通ドット用印字ピンよりも大面積に形成されている。
【実施形態】
【0015】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態であるドットインパクトプリンタの要部構成を示す配置図、図2は、同ドットインパクトプリンタの制御系を示すブロック図、図3は、同ドットインパクトプリンタの印字ヘッドの構成を示す平面図、図4は、同印字ヘッドの内部構成を示す立面図、図5は、同印字ヘッドの要部部品を示す側面図、図6は、同印字ヘッドの要部部品を示す一部断面平面図、図7は、同印字ヘッドの図5、図6と異なる要部部品を示す側面図、図8は、同印字ヘッドの図5、図6と異なる要部部品を示す一部断面平面図である。
【0016】
この実施形態のドットインパクトプリンタは、図1に示すように、記録用紙Pの通紙速度に同期するように回転駆動してその記録用紙Pを送り出すプラテンローラ11と、プラテンローラ11の軸方向にスライドすると共に図3に示す印字ピン21、22をそのプラテンローラ11の向けて突出する印字ヘッド12と、プラテンローラ11と印字ヘッド12との間に介在しつつその印字ヘッド12との対面位置をずらすインクリボン13とを備えている。
【0017】
また、ドットインパクトプリンタは、図2に示すように、パーソナルコンピュータなどのデータ出力装置をデータのやり取り可能に接続するインターフェース(I/F)15と、プラテンローラ11の回転駆動やインクリボン13の送出・巻取駆動を行う駆動モータ群16と、印字ヘッド12に通電して印字ピン21、22を動作させる駆動回路群17と、インターフェース15を介して受け取った印字データに基づいて駆動モータ群16や駆動回路群17など装置各部の駆動制御を行うCPUやROMやRAMなどで構成されている制御部18とを備えている。
【0018】
このドットインパクトプリンタは、送られてきた印字データを受け取ると、制御部18がその印字データに基づいて駆動モータ群16や駆動回路群17などを駆動制御する。印字ヘッド12は、プラテンローラ11の軸方向にスライド駆動されつつ、印字ピン21、21、21、……、22、22を選択的に突出させることで、プラテンローラ11とインクリボン13との間に通紙する記録用紙Pに文字等の各種画像を記録する。
【0019】
印字ヘッド12は、図3に示すように、近年の精細画像を形成可能に小径の円柱に作製されている印字ピン21と、それよりも2倍の直径の大径の円柱に作製されている印字ピン22とを備えて、これらを紙面の表裏方向に上下動可能にガイドフレーム23内に収納している。印字ピン21、22は、ガイドフレーム23の上部のピンガイド24に開口径の異なるガイド穴24a、24b内に、それぞれ長手方向にスライド自在に挿通されている。例えば、印字ピン21がφ0.2mmの直径である場合には、印字ピン22としてはφ0.4mmの直径のものを選択すればよい。
【0020】
この印字ヘッド12は、プラテンローラ11の軸方向のスライド方向と直交する、例えば、文字の高さ方向(記録用紙Pの通紙方向)に印字ピン21、22が2列に並列されており、印字ピン22は、右列で最上位(一端側最端部)に、左列で最下位(他端側最端部)に配列されている。
【0021】
印字ピン21、22は、図4に示すように、ガイドフレーム23の上部のピンガイド24と共に、その中間部の中間ガイド25でもガイド穴25a、25bで長手方向にスライド自在にそれぞれ挿通されている。このため、印字ピン21、22は、その先端面21a、22aがプラテンローラ11(インクリボン13)に対して安定した位置で突き当たって、記録用紙Pに高品質な画像を形成する。
【0022】
また、印字ピン21、22は、アマチュア31、32の先端に固設されてガイドフレーム23内に収納されており、アマチュア31、32は、ガイドフレーム23の下部に配置されている板バネからなるスプリング33上に取り付けられている。スプリング33は、アマチュア31、32と共にヨーク34を介して反対側の永久磁石35の磁力で吸引されると共に、その永久磁石35との間にスペーサ36を介在させてアマチュア31、32を跳ね上げる方向に付勢する弾性力が発生するように位置決めされている。そして、ヨーク34には、アマチュア31、32の直下に位置する箇所に、反対側の永久磁石35の磁力を相殺する方向の逆磁界を発生させるコイル37が取り付けられている。
【0023】
アマチュア31は、図5及び図6に示すように、船型に形成されているボディの先端に印字ピン21がロー付けされて固設されている。アマチュア32は、図7及び図8に示すように、同様に、船型に形成されているボディの先端に印字ピン22がロー付けされて固設されるが、そのボディには、印字ピン21よりも印字ピン22を大径にすることで増加する重量分を減量する切欠32aが形成されている。このため、大径の印字ピン22でも、小径の印字ピン21と同様の駆動力で高精度に動作させることができ、高品質に画像形成することができる。
【0024】
そして、制御部18は、送られてきた印字データが罫線(連続線)以外の文字などの画像である場合には、対応する位置の印字ピン21を選択して通電回路17からコイル37に通電するように設定されており、その印字ピン21を印字ヘッド12からプラテンローラ11に向けて突出させる。また、制御部18は、送られてきた印字データが文字の上部あるいは下部に画像形成する罫線(連続線)である場合には、近接する側の最上位あるいは最下位の印字ピン22を選択して通電回路17からコイル37に通電するように設定されており、その印字ピン22を印字ヘッド12からプラテンローラ11に向けて突出させる。
【0025】
したがって、印字ヘッド12は、形成する画像が罫線である場合には、印字ピン21と比較して、印字ピン22の2倍の直径で4倍の大面積の先端面22aをインクリボン13に突き当てて記録用紙Pに罫線画像を形成することができる。一方、印字ヘッド12は、形成する画像が罫線以外である場合には、印字ピン21の小面積の先端面21aをインクリボン13に突き当てて記録用紙Pに精細な画像を形成することができる。
【0026】
このように、この実施形態によれば、罫線を印字する印字ピン22は、印字ピン21よりも2倍の直径(先端面積は4倍)の大径に形成されているので、磨耗し難く、また、強度も向上されていると共に、少ない印字でその罫線を記録用紙Pに形成することができる。したがって、印字ピン22を備えることで、罫線を繰り返し画像形成する場合でも、小径の印字ピン21と同等以上の期間で印字することができ、印字ヘッド12の寿命を延ばして交換頻度を低減することができる。
【0027】
以上、この発明の一実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、この発明は、罫線に限らず、他の連続線、例えば、罫線ではない、アンダーラインや仕切り線などの連続直線を画像形成する場合などにも適用することができる。また、この発明は、永久磁石35の磁力をコイル37の磁力で相殺して、スプリング33の弾性力で印字ピン21、22を突出させる、所謂、釈放型に構築されているが、これに限るものではなく、電磁力で印字ピンのアマチュアを吸引して突出させる、所謂、吸引型にも適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
この発明は、パーソナルコンピュータなどのデータ処理装置に対して、外部装置として接続する形式に限らず、そのデータ処理装置が搭載するプリンタなどにも広く適用することができる。
【符号の説明】
【0029】
12 印字ヘッド
21 印字ピン(共通ドット用印字ピン)
21a、22a 先端面
22 印字ピン(直線ドット用印字ピン)
31 アマチュア(共通ドット用アマチュア)
32 アマチュア(直線ドット用アマチュア)
32a 切欠

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の連続線以外の印字データで動作する共通ドット用印字ピンと、前記連続線の印字データでのみ動作する直線ドット用印字ピンとを備えており、
前記直線ドット用印字ピンは、先端面が前記共通ドット用印字ピンよりも大面積に形成されていることを特徴とするドットインパクトプリンタ用印字ヘッド。
【請求項2】
前記直線ドット用印字ピンは、前記連続線として罫線の印字データで動作することを特徴とする請求項1記載のドットインパクトプリンタ用印字ヘッド。
【請求項3】
前記共通ドット用印字ピン及び前記直線ドット用印字ピンは、当該印字ヘッドの移動方向に対する直交方向に並列されており、
前記直線ドット用印字ピンは、当該並列方向の最端部に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のドットインパクトプリンタ用印字ヘッド。
【請求項4】
前記共通ドット用印字ピン及び前記直線ドット用印字ピンは、2列に並列されていて、該直線ドット用印字ピンは、一方の1列では当該並列方向の一端側最端部に配置されていると共に、他方の1列では当該並列方向の反対側の他端側最端部に配置されていることを特徴とする請求項3記載のドットインパクトプリンタ用印字ヘッド。
【請求項5】
前記共通ドット用印字ピン及び前記直線ドット用印字ピンは、前記先端面が円形に形成されており、
前記直線ドット用印字ピンの前記先端面は、前記共通ドット用印字ピンよりも大径に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1に記載のドットインパクトプリンタ用印字ヘッド。
【請求項6】
前記直線ドット用印字ピンの前記先端面は、前記共通ドット用印字ピンの前記先端面の2倍の直径に形成されていることを特徴とする請求項5記載のドットインパクトプリンタ用印字ヘッド。
【請求項7】
前記直線ドット用印字ピンを動作させる直線ドット用アマチュアは、前記共通ドット用印字ピンを動作させる共通ドット用アマチュアよりも軽量に作製して、前記直線ドット用印字ピン及び前記共通ドット用印字ピンの部品重量を同一に設定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1に記載のドットインパクトプリンタ用印字ヘッド。
【請求項8】
所定の連続線以外の印字データで動作する共通ドット用印字ピンと、前記連続線の印字データでのみ動作する直線ドット用印字ピンとを備える印字ヘッドを搭載しており、
前記直線ドット用印字ピンは、先端面が前記共通ドット用印字ピンよりも大面積に形成されていることを特徴とするドットインパクトプリンタ。
【請求項9】
前記直線ドット用印字ピンは、前記連続線として罫線の印字データで動作することを特徴とする請求項8記載のドットインパクトプリンタ。
【請求項10】
前記共通ドット用印字ピン及び前記直線ドット用印字ピンは、当該印字ヘッドの移動方向に対する直交方向に並列されており、
前記直線ドット用印字ピンは、当該並列方向の最端部に配置されていることを特徴とする請求項8又は9記載のドットインパクトプリンタ。
【請求項11】
前記共通ドット用印字ピン及び前記直線ドット用印字ピンは、2列に並列されていて、該直線ドット用印字ピンは、一方の1列では当該並列方向の一端側最端部に配置されていると共に、他方の1列では当該並列方向の反対側の他端側最端部に配置されていることを特徴とする請求項10記載のドットインパクトプリンタ。
【請求項12】
前記共通ドット用印字ピン及び前記直線ドット用印字ピンは、前記先端面が円形に形成されており、
前記直線ドット用印字ピンの前記先端面は、前記共通ドット用印字ピンよりも大径に形成されていることを特徴とする請求項8乃至11の何れか1に記載のドットインパクトプリンタ。
【請求項13】
前記直線ドット用印字ピンの前記先端面は、前記共通ドット用印字ピンの前記先端面の2倍の直径に形成されていることを特徴とする請求項12記載のドットインパクトプリンタ。
【請求項14】
前記直線ドット用印字ピンを動作させる直線ドット用アマチュアは、前記共通ドット用印字ピンを動作させる共通ドット用アマチュアよりも軽量に作製して、前記直線ドット用印字ピン及び前記共通ドット用印字ピンの部品重量を同一に設定することを特徴とする請求項8乃至13の何れか1に記載のドットインパクトプリンタ。
【請求項15】
所定の連続線以外の印字データで動作する共通ドット用印字ピンと、前記連続線の印字データでのみ動作する先端面が前記共通ドット用印字ピンよりも大面積に形成されている直線ドット用印字ピンとが配列されている印字ヘッドを準備して、
印字データの種別に応じて前記共通ドット用印字ピンと前記直線ドット用印字ピンとを使い分けて該印字データの印字を行うことを特徴とするドットインパクト方式の印字方法。
【請求項16】
前記直線ドット用印字ピンは、前記連続線として罫線の印字データで動作することを特徴とする請求項15記載のドットインパクト方式の印字方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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