説明

ニッパー式鼻毛切り器

【課題】 鼻毛を鼻粘膜等を傷つけることなく、安全に刈り取り、鼻毛をニッパーの刃先に付けて回収し、ニッパーの刃先を開けてティッシュ等で拭き取れば、いつまでも衛生的に使用が可能である。
【解決の手段】 鼻毛を切る方法として、刃を交差しないニッパー式としたこと、そのニッパーの歯部を湾曲形とし、その内側沿線内に刃を設けたことである。又その刃、先端部は丸みを施し安全に使用できるニッパー式鼻毛切器である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この案件は毛などの切断手工具に属し、主として鼻毛の刈り取りなどに利用される。
【背景技術】
【0002】
鼻毛刈り取り鋏は鼻粘膜を傷つけないように先端部が大きく張り出し、鼻毛を押さえ込み刃部を動かしても充分な刈り取りができず、更には刃部が反つた物が使用されている。或いは鼻毛を巻き込み刈る物もあるが、刃と回転部に鼻毛が噛み込み鼻毛を抜き取り出血を起こす。こうした危険や充分な刈り取りができなかった。
【0003】
この改善策として、歯形を鼻内部の形状に合った形とし、ひだ及び粘膜を傷つけること無く軽く当て鼻毛を刈り取るニッパーを提供しょうとする。
【特許文献1】実開 昭57−132662号
【特許文献2】実開 平03−34407号
【特許文献3】実開 平06−62905号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明は、鼻粘膜に軽く押し当て鼻毛を刈ると共に、鼻粘膜を刃先で傷つけることのないニッパーを提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ニッパーの歯形を鼻内部の形状にあった歯形(湾曲)とし、刃先を歯の内側に設けることによりその目的を達成する。
【発明の効果】
【0006】
鼻毛を鼻粘膜を傷つけることなく一様に刈り取ることができる。
【実施例1】
【0007】
この発明のニッパーAは、湾曲したニッパー歯部1の内側沿線内に刃4を設けたニッパーで、刃と刃を噛み合わせることにより鼻毛を刈り取ることに使用される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】ニッパーの平面図。
【図2】ニッパーの側面図。
【図3】ニッパーの刃、噛み合わせ部の拡大図。
【符号の説明】
【0009】
A 鼻毛切用ニッパー
1 湾曲したニッパーの歯部
2 ニッパーの開閉支点
3 ニッパーの左刃部
4 ニッパーの右刃部
5 ニッパーの刃、噛み合わせ部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯部を交差することなく、鼻毛を切り又その鼻毛を飛散することなく回収できる鼻毛切り器。
【請求項2】
歯の形状を、鼻内部の形状に合う、湾曲した歯形にした鼻毛切り器。
【請求項3】
鼻粘膜を傷つけず鼻毛を安全に切るために、刃先を請求項2の湾曲した歯形の内側沿線に設けた鼻毛切り器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−14798(P2006−14798A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−193575(P2004−193575)
【出願日】平成16年6月30日(2004.6.30)
【出願人】(304031564)
【Fターム(参考)】