説明

ネームパーツ

【課題】製品に仕上がったグローブへの名入れやマーク、デザインを入れるといった事が非常に困難である。この事を解消すると同時に、グローブのデザイン性を高めるネームパーツを提供する。
【解決手段】グローブの手の甲の部分にそった形に裁断した革などの生地1にマーク2を入れデザイン3とネーム4を加工する。生地1の左右両端の程よい場所に穴6、7を開けておき、この穴6、7にグローブで使用している革ヒモを通して結び、グローブに装着して使用するネームパーツ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネームやデザイン等を記入した本製品を野球グローブに取付け出来るものであり、野球用品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、野球グローブにネーム入れやマーク等の加工をする場合、製品に仕上げる以前にグローブの裁断パーツの状態でネーム加工等を行いました。この場合別注グローブとなります。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
別注のグローブには、製造課題でネーム入れ等の加工をする事が出来るが、出来上がった状態で販売されている野球グローブにネーム入れ等をする事は不可能に近いぐらい困難である。しかし、個人のグローブにネーム入れなどをしたいと願う人は、多く居る。
【課題を解決するための手段】
【0004】
裁断した革などの生地(1)にネーム(4)やデザイン(3)を加工し、この生地(1)に裏地(5)を付け、本体の両端に穴(6)と(7)を開ける。この穴(6)と(7)にグローブ(10)で使用している革ヒモ(8)と(9)を通して結び、グローブ(10)に装着する。
【0005】
本発明は、以上の構成より成るネームパーツである。
【発明の効果】
【0006】
一般に製品で販売されている野球グローブに本体を使用する事により、簡単に刺繍や型押しで、ネームやデザインを施す事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の形態を説明する。
【0008】
裁断した革などの生地(1)にマーク(2)を刺繍し、その横の空白場所にデザイン(3)とネーム(4)を刺繍する。
【0009】
刺繍をした生地(1)に裏地(5)を付け、生地の両端に穴(6)(7)を開ける。
【0010】
グローブの手の甲にあたる箇所にネームパーツを上からかぶせ、ネームパーツの両端の穴にグローブ(10)で使用している革ヒモ(8)(9)を通して結び、グローブ(10)に装着する。
【0011】
本発明は、以上の構成より成る。
【実施例】
【0012】
グローブの手の甲にあたる箇所を固定しているヒモを使い、刺繍をほどこしたネームパーツの片側の穴に通して結び、もう片方の穴にグローブの親指側で使用しているヒモを通して結びグローブに装着する。
【産業上の利用可能性】
【0013】
ネームパーツへのネーム入れ等は、刺繍、型押し、レーザー加工、焼印、プリントなど容易に出来るので、加工方法を色々変えたり、また刺繍+型押しといったような組合せで仕上げる事により、より一層デザイン性の向上につながる。
【0014】
また、チームごとにネームパーツをそろえ、それぞれの背番号も記入したりして楽しみを広げる事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】 本発明の単体でマークと文字とネームを加工した状態の斜視図。
【図2】 本発明の断面図。
【図3】 本発明をグローブに装着した状態の斜視図。
【符号の説明】
【0016】
(1)革などの生地 (2)マーク (3)デザイン (4)ネーム (5)裏地 (6)本体左側穴 (7)本体右側穴 (8)グローブの革ヒモ左側 (9)グローブの革ヒモ右側 (10)グローブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
裁断した生地(1)にマーク(2)を刺繍等で入れ、その横の空白場所にデザイン(3)と、ネーム(4)を刺繍等の加工方法で入れる。
この生地(1)に裏地(5)を付け、両端に穴(6)と(7)を開ける。この穴(6)と(7)にグローブ(10)で使用している革ヒモ(8)と(9)を通して結び、グローブ(10)に装着して使用するネームパーツ。
【請求項2】
ネームパーツは、グローブ(10)の手の甲、親指、人差し指、中指、薬指、小指等、グローブ(10)の機能の妨げにならない場所に色、形、装着方法を部位に合わせて変化させ使用する。
この時、マーク(2)とデザイン(3)とネーム(4)の加工方法は、刺繍や型押し、レーザー、焼印、プリントなど、その時々に合わせて加工する。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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