説明

ハンドネット

【課題】便利に運べるように、体積を削減できるハンドネットの提供。
【解決手段】一方の端部にハンドル部分があり、もう一方の端部はフープを通してネット部分を支持するロッド胴体を有するハンドネットであり、フープは、一方の端部がロッド胴体に接続され、他の2つの端部は一組の対向する支持端部を形成するT形部材と、それぞれネット部分のロールリムチャネルを通り抜ける一組のフレキシブルロッドと、を含む。各フレキシブルロッドの一方の端部は、ピボット軸受部分に枢動可能に取り付けられているボールスタッドを有する。フレキシブルロッドのもう一方の端部は、一組の接続バーを通して互いに取り外し可能なように接続している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンドネット、特に、使用時にネット部分を速やかに広げることができ、さらに保管および運搬に便利であるように折り畳むことができるハンドネットに関連している。
【背景技術】
【0002】
通常、ハンドネットには非常に大きな体積があり、釣りや標本採集のような目的の人々が持ち運ぶのには便利ではない。従来のハンドネットの欠点を改良するために、関連のある文献が提出されてきた。例えば、図11および図11aに示されているような、“ハンドネットのフープフレームの改良”という題名の台湾実用新案特許第281000号では、フレーム本体(30’)を補強するために上部および下部のそれぞれに形成されているリブを有する四角形断面を持つフレーム本体(30’)が開示されている。フレーム本体(30’)は、3つのアークセグメント(33’、34’、35’)によって形成されている。各々が合わせ面(37’)を有する接続部分(36’)は、互いに折り重なっている合わせ面(37’)がリベット(C’)によって留められると同時に、1つの合わせ面(37’)がもう1つの合わせ面(37’)に折り重ねられるような形で、第1のアークセグメント(33’)、第2のアークセグメント(34’)および第3のアークセグメント(35’)のうちのいずれか隣接する2つを接続するために備えられている。ボルト(39’)が半径方向に外に向かって延在している接続部分(38’)は、第1のアークセグメント(33’)のもう一方の端部に備えられている。同様に、接続部(41’)は第3のアークセグメント(35’)のもう一方の端部に備えられており、通り穴を持つ受け入れ口部分(42’)は接続部分(38’)と適合するように接続部分(41’)の外側に形成されている。ボルト(39’)は、通り穴を通って挿入され、ロッド胴体(45’)にねじで取り付けられる。このようにして、ネット部分(44’)を支持するための、ハンドネットの折り畳み可能フープのフレーム(30’)は形成される。
【0003】
上記の開示は、ハンドネットの体積を減らす目的を達成することができる。しかしながら、当業者は、3つのアークセグメント(33’、34’、35’)が円形から楕円形に再構成されでも、いまだに望ましいものではない体積を占めるということを理解するであろう。さらに、フープを折り畳むとき、フープはネット部分(44’)から分けられなければならないので、ハンドネットを組み立てることが非常に困難となる。それゆえ、使用時に不便となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】台湾実用新案特許第281000号
【発明の概要】
【0005】
本発明の主な目的は、便利に運べるように体積を削減できるハンドネット装置を提供することである。
【0006】
上記および他の目的を達成するために、本発明のハンドネットは、一方の端部にハンドル部分があり、もう一方の端部はフープを通してネット部分を支持するロッド胴体を有するハンドネットであり、フープは、
一方の端部がロッド胴体に接続され、他の2つの端部は一組の対向する支持端部を形成する3方向接続部材であって、各支持端部はピボット軸受部分を有する3方向接続部材と、
ネット部分のロールリムチャネル(a roll-rim channel)を通り抜ける一組のフレキシブルロッドであり、各フレキシブルロッドの一方の端部はピボット軸受部分に枢動可能に取り付けられているボールスタッドを有し、各フレキシブルロッドのもう一方の端部は、フープを形成するように、一組の接続バーを通して互いに取り外し可能なように接続されている一組のフレキシブルロッドと、
を含む。
【0007】
本発明のハンドネットによると、折り畳まれた状態において、一組のフレキシブルロッドはロッド胴体に対して平行であり、容易な保管および運搬のためネット部分と共に小さな束に縮められる。使用時には、一組のフレキシブルロッドは柔軟に曲げられるので、フレキシブルロッドは、ネット部分を支持するフープを形成するように、速やかに互いに接続される。
【0008】
本発明によると、フープは、低重量で頑丈なカーボン繊維で作られている、一組のフレキシブルロッドの断面は楕円形であり、その長軸の方向は、ネット部分の分銅荷重(the weight-loading)の方向と一致し、短軸の方向は、フープの折り曲げ方向に一致する。それゆえ、フレキシブルロッドは、短軸の方向に容易に折り曲げられることができ、さらに、ネット部分に捕獲された物体の重量に起因する長軸の方向にかかる荷重に対して優れた曲げ強さ(bending strength)を持つ。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明によるハンドネットの実施形態を示す斜視図であり、ネット部分は折り畳まれた状態である。
【図2】本発明によるハンドネットの実施形態を示す斜視図であり、ネット部分は広げられた状態である。
【図2a】図2の2a−2a線に沿って切断した断面の部分拡大図である。
【図2b】図2の囲んだ部分を示す部分拡大図である。
【図3】2つのスイングアームが取り付けられている、3方向接続部材を示す斜視図である。
【図4】3方向接続部材の断面図である。
【図4a】3方向接続部材の側面図である。
【図4b】3方向接続部材の底面図である。
【図4c】3方向接続部材の上面図である。
【図5】スイングアームの上面図である。
【図5a】図5の5a−5a線に沿って切断した断面の部分拡大図である。
【図6】第1の接続バーおよび第2の接続バーの上面図である。
【図6a】図6の6a−6a方向から見た側面図である。
【図7】フレキシブルロッドがフープを形成する過程を示しており、ネット部分は説明を明確化するため省略されている。
【図8】広げられた状態におけるハンドネットを示す断面の部分拡大図である。
【図9】広げられた状態におけるハンドネットを示す側面図である。
【図10】3方向接続部材とロッド胴体を接続する構成を示す。
【図11】従来のハンドネットの折り畳み可能フープを示す。
【図11a】台湾特許第2841000号で開示されている従来のハンドセットを示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の技術的内容は、添付図面とともに、好適な実施形態の詳細な記述によってより明確になるであろう。好適な実施形態は、単に例示するためであり、限定する目的ではないことに留意されたい。
【0011】
まず、図1および2を参照すると、本発明によるハンドネット1はロッド胴体10を有する。例えば、ロッド胴体10は、少なくとも1本の伸縮ロッド(the extendable rod)10aを含むことができる。ロッド胴体10の一方の端部には、ハンドル部分11があり、ロッド胴体10のもう一方の端部には、フープ20を介してネット部分(メッシュのバスケット)30がある。
【0012】
ハンドネット1は、一方の端部210はロッド胴体10に接続され、他の2つの端部は、各々がピボット軸受部分212を有する一組の対向支持端部211を形成する、3方向接続部材21と、ネット部分30のロールリムチャネル31を通り抜ける一組のフレキシブルロッド23と、をさらに有する。各フレキシブルロッド23の一方の端部には、ピボット軸受部分211において枢動可能に取り付けられているボールジョイント221があるので、ロッド胴体10に対して折り畳められる。フレキシブルロッド23は、折り曲げ可能および取り外し可能なように、もう一方の端部において一組の接続バー24によって接続されているので、一組のフレキシブルロッド23はフープ20として再構成される。
【0013】
図3および図4cに示されているように、3方向接続部材21は、例えばカーボン繊維で作られている、中空のT形部材である。3方向接続部材21には、ロッド胴体10に接続されている接続端部210と、一組の対向支持端部211を形成する他の2つの端部とがある。接続端部210に対して横方向に開口されている受け入れ口部分213は、支持端部211の外側にそれぞれ形成されており、ピボット軸受部分212は支持端部211の内側にそれぞれ形成されている。
【0014】
本発明のハンドネットは、さらに、3方向接続部材21の支持端部211とフレキシブルロッド23との間にそれぞれ挿入されている一組のスイングアーム22を含む。スイングアームは、例えばカーボン繊維で作られている。各スイングアーム22の一方の端部は、各フレキシブルロッド23の一方の端部を受け入れるための穴2201を有する接続端部220であり、各スイングアームのもう一方の端部は、3方向接続部材21のピボット軸受部分212に枢動可能に取り付けられているボールジョイント221を形成する。各フレキシブルロッド23は、例えばカーボン繊維で作られており、その断面は、図2に示されているように、長軸L1および短軸L2を持つ楕円である。長軸L1の方向は、ネット部分30の分銅荷重の方向と一致し、短軸L2の方向は、フレキシブルロッド23の折り曲げ方向に一致するので、各フレキシブルロッド23は、容易にL2方向に折り曲がり、さらにL1方向にかかるさらなる重量に耐えることができる。他の形状の断面、例えば角胴形、I形、多角形、不規則な形状等、もフレキシブルロッドに適用される。
【0015】
図4および図5を参照すると、本発明による3方向接続部材21の各受け入れ口部分213はU形の断面を持ち、その幅は、ピボット軸受部分212の断面の幅よりも大きく、さらにスロット214は、ピボット軸受部分212および受け入れ口部分213に渡って延在し、図4aに示されているように、接続端部210まで延在する。受け入れ口部分213に一致し、直径がスロット214の幅よりもわずかに小さい直径を持つネック部分222は、各スイングアーム22のボールジョイント221に近接する位置に形成されているので、図8に示されているように、スイングアーム22は枢動し、スロット214を通過できる。各スロット214は、3方向接続部材21の接続端部210の側壁に延在しており、ボールジョイント221の直径よりもわずかに大きい直径を持つ丸穴215は、接続端部210の側壁上にあるスロット214の端部に形成されているので、ボールジョイント221は、丸穴215によってピボット軸受部分212に到達する(access)ことができる。
【0016】
さらに、受け入れ口部分213の断面の幅よりもわずかに小さい直径を持つ円形断面を有するセグメント223は、スイングアーム22のネック部分222に隣接して形成されている。各受け入れ口部分213のU形断面に対応して、長方形断面セグメント224は、図5aに示されているように、円形断面を持つセグメント223に隣接して形成されている。各スイングアーム22の断面は、フレキシブルロッド23の断面と一致する楕円形へと徐々に形成され、長方形断面セグメント224から接続端部220に向かって徐々に先細になる。各フレキシブルロッド23は、スイングアーム22の全長の少なくとも3分の1以上の深さまで(by a depth at least larger than 1/3)接続端部220内に挿入されるので、接続端部220は、フレキシブルロッド23が折り曲がると同時に折り曲がることができる。さらに、3方向接続部材21にある各受け入れ口部分213の内壁上面に位置決めキー2131が形成されており、位置決めキースロット225および255’は、位置決めキースロット225および255’の開口方向が、フレキシブルロッド23の断面の短軸L2の方向と一致するような形で、各スイングアーム22の円形断面を持つセグメント223に形成されている。位置決めキー2131は、フレキシブルロッドがフープ20として再構成されるときに、位置決めキースロット225および255’のうちの1つに挿入される。
【0017】
図6および図6aを参照すると、例えばカーボン繊維で作られている、第1の接続バー24aおよび第2の接続バー24bを含む一組の接続バー24が、互いに接続するため、フレキシブルロッド(23)のスイングアームに対向する端部に備えられている。第1の接続バー24aの一方の端部および第2の接続バー24bの一方の端部は、各々がフレキシブルロッド23の一方の端部を受け入れるための穴2401を有する接続端部240である。第1の接続バー24aのもう一方の端部には、突出したピン241があり、第2の接続バー24bには穴242がある。突出したピン241は、取り外し可能なように穴242に取り付けられている。突出したピン241および穴242は、第1接続バー24aと第2接続バー24bとの間の接続が予期せず絶たれるのを回避するために、段をつけられている。T形グルーブ243は、図2bに示されているようにネット部分30を保持するために、さらに図1に示されているようにネット部分30が折り畳まれている状態にあるときにネット部分30を適切な場所に維持するために、第1の接続バー24aおよび第2の接続バー24bの各々の外表面に備えられている。
【0018】
図4cに示されているように、広げられた状態にあるフープ20に面している開口部216は、3方向接続部材21にある2つの支持端部211の間に形成されている。LEDランプ217は、開口部216に備えられている。通常のワイヤまたは無線によるLEDランプのオン・オフのためのバッテリー装置およびスイッチ12は、夜間にフープ20(すなわち、ネット部分30の開口部)の方向に向かってライトが放射されるように、ロッド胴体10のハンドル部分11内側にある。
【0019】
ネット部分30を広げる過程は、図7ないし図9を参照して説明される。折り畳まれた状態において、一組のフレキシブルロッド23は、ネット部分30のロールリムチャネル31内に挿入されており、ネット部分30の一部は、T形グルーブ243によって保持されている。ハンドネットを広げるために、一組のフレキシブルロッド23は向かい合って折り曲げられるので、図7の丸で囲まれた部分1に示されているように、第1の接続バー24aおよび第2の接続バー24bは互いに接続される。その後、互いに接続している一組の接続バー24は、3方向接続部材21の方向へ押されるので、一組のフレキシブルロッド23は、図7の丸で囲まれた部分2に示されているようなフープとして再構成される。最後に、フープ20は、ロッド胴体10に対して180度ひっくり返されるので、3方向接続部材21にある受け入れ口部分213の内壁上面の位置決めキー213は、(図7の丸で囲まれた部分3に示されているように)スイングアーム22の円形断面を持つセグメント223にある位置決めキースロット225内に挿入される。このようにして、図2に示されているように、ネット部分30を速やかに広げることができる。ネット部分30は、伸縮ロッド10aによってさらに延ばされることが可能である。ハンドネットが使用されないときは、ネット部分30は、上述したステップの逆順序に従って、図に示されているような折り畳まれた状態で折り畳まれる。
【0020】
本発明によると、3方向接続部材21は、ねじによってロッド胴体10に接続される。3方向接続部材21をロッド胴体10と接続する接続構造は、図10に示されている。ロッド胴体10の一方の端部には、ほぞ101が形成されており、同時に、3方向接続部材21の接続端部210には、それに相当するものとしてほぞ穴210aがある。ほぞ101がほぞ穴210aから離れるのを防止するために、ほぞ101およびほぞ穴210aを通して挿入ピンが挿入される。
【0021】
上記を要約すると、本発明によるハンドネットのネット部分は、使用時に速やかに広げることができ、使用されないときは、保管および運搬に容易であるように折り畳むことができる。したがって、このハンドネットは、確実に、独創的で進歩性があり、さらに産業上の有用性を持つ発明である。
【0022】
上記のとおり、好適な実施形態が示され、詳細が述べられてきたが、好適な実施形態は、本発明の実施の範囲を限定するものではないことを留意されたい。添付の請求項の精神および適用範囲を逸脱しない形で、修正および変更がなされる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一方の端部にはハンドル部分(11)があり、もう一方の端部にはネット部分(30)を支持するフープ(20)があるロッド胴体(1)を具備するハンドネット(1)であって、
前記フープ(20)は、
各支持端部はピボット軸受部分(212)を有し、前記ロッド胴体(10)と、一組の対向する支持端部(211)と、に接続されている接続端部(210)を有する3方向接続部材(21)と、
前記ネット部分(30)のロールリムチャネル(31)を通り抜ける一組のフレキシブルロッド(23)であって、各フレキシブルロッド(23)の一端は、前記ピボット軸受部分(211)に枢動可能に取り付けられているボールジョイント(221)を有しており、各フレキシブルロッド(23)は前記3方向接続部材(21)に対して回転可能であるので、前記ロッド胴体(10)に対して折り畳められ、各フレキシブルロッド(23)は、前記フープ(20)を形成するように、折り曲げられ、さらに互いに接続されている、一組のフレキシブルロッド(23)と、
を含むハンドネット(1)。
【請求項2】
前記3方向接続部材21は、
前記接続端部(210)に対して横方向に開口され、2つの前記支持端部(211)の外側にそれぞれ形成されている2つの受け入れ口部分(213)と、
2つの前記支持端部(211)の内面側にそれぞれ形成されている前記ピボット軸受部分(212)と、
を形成する中空T形部材として形成されている請求項1に記載のハンドネット(1)。
【請求項3】
前記受け入れ口部分(213)の各々は、前記ピボット軸受部分(212)の断面の幅よりも大きい幅のU形断面を有し、
スロット(214)が、前記ピボット軸受部分(212)および前記受け入れ口部分(213)に渡って延在し、さらに前記接続端部(210)の側面まで延在する請求項2に記載のハンドネット(1)。
【請求項4】
各フレキシブルロッド(23)の前記断面は、長軸(L1)および短軸(L2)を有する楕円形であり、
前記長軸(L1)の方向は、前記ネット部分(30)の分銅荷重の方向と一致し、前記短軸(L2)の方向は、前記フープ(20)の折り曲げ方向に一致する請求項2に記載のハンドネット(1)。
【請求項5】
一組のスイングアーム(22)は、前記3方向接続部材(21)にある前記支持端部(211)と前記フレキシブルロッド(23)との間にそれぞれ挿入されている請求項4に記載のハンドネット(1)。
【請求項6】
各スイングアーム(22)の一方の端部は、各フレキシブルロッド(23)の一方の端部を受け入れるための1つの穴(2201)を有する接続端部(220)であり、
各スイングアームのもう一方の端部は、前記3方向接続部材(21)の前記ピボット軸受部分(212)に枢動可能に取り付けられている前記ボールジョイント(221)を形成する請求項5に記載のハンドネット(1)。
【請求項7】
前記フレキシブルロッド(23)の各々は、前記スイングアーム(22)の全長の少なくとも3分の1以上の深さまで前記接続端部(220)内に挿入される請求項4に記載のハンドネット(1)。
【請求項8】
前記受け入れ口部分(213)に一致し、直径が前記スロット(214)の幅よりもわずかに小さい直径を持つネック部分(222)は、各前記スイングアーム(22)の前記ボールジョイント(221)に近接する位置に形成されている請求項6に記載のハンドネット(1)。
【請求項9】
各スロット(214)は、前記3方向接続部材(21)の前記接続端部(210)の側壁に延在しており、
各々が前記ボールジョイント(221)の直径よりもわずかに大きい直径を持つ2つの丸穴(215)は、側壁上に形成されている請求項8に記載のハンドネット(1)。
【請求項10】
前記受け入れ口部分(213)の断面の幅よりもわずかに小さい直径を持つ円形断面を有するセグメント(223)は、前記スイングアーム(22)の前記ネック部分(222)に隣接して内部に形成されており、
各受け入れ口部分(213)のU形断面に対応して、長方形断面セグメント(224)は、円形断面を持つ前記セグメント(223)に隣接して内部に形成されている請求項8に記載のハンドネット(1)。
【請求項11】
位置決めキー(2131)は、前記3方向接続部材(21)にある各受け入れ口部分(213)の内壁上面に形成されており、
位置決めキースロット(225)は、円形断面を持つ各スイングアームの前記セグメント(223)に形成されており、前記位置決めグルーブ(225)は、前記フレキシブルロッド(23)の前記短軸(L2)の方向に開口している請求項10に記載のハンドネット(1)。
【請求項12】
互いに接続するため、前記フレキシブルロッド(23)のスイングアームに対向する端部に備えられている、第1の接続バー(24a)および第2の接続バー(24b)から構成されている一組の接続バー(24)をさらに具備する請求項1に記載のハンドネット(1)。
【請求項13】
前記第1の接続バー(24a)の一方の端部および前記第2の接続バー(24b)の一方の端部は、各々が前記フレキシブルロッド(23)の端部を受け入れるための穴(2401)を有する接続端部(240)であり、同時に、前記第1の接続バー(24a)および前記第2の接続バー(24b)のもう一方の端部には、それぞれ突出したピン(241)および穴(242)があり、前記突出したピン(241)は、取り外し可能なように前記穴(242)に取り付けられる請求項12に記載のハンドネット(1)。
【請求項14】
T形グルーブ(243)は、前記第1の接続バー(24a)および前記第2の接続バー(24)の各々の外表面に備えられている請求項13に記載のハンドネット(1)。
【請求項15】
広げられた状態にある前記フープ(20)に面している開口部(216)は、前記3方向接続部材(21)にある前記2つの支持端部(211)の間に形成されており、
LEDランプ(217)は、前記開口部(216)に備えられており、
前記LEDランプ(217)のオン・オフのためのスイッチ(12)は、前記ロッド胴体(10)の前記ハンドル部分(11)に備えられている請求項2に記載のハンドネット(1)。
【請求項16】
前記ロッド胴体(10)の一方の端部には、ほぞ(101)が形成されており、前記3方向接続部材(21)の前記接続端部(210)には、それに相当するものとしてほぞ穴(210a)があり、
前記ほぞ(101)が前記ほぞ穴(210a)から離れるのを防止するために、前記ほぞ(101)および前記ほぞ穴(210a)を通して挿入ピンが挿入される請求項1に記載のハンドネット(1)。
【請求項17】
前記ロッド胴体(10)は、少なくとも1つの伸縮セグメント(10a)を有する請求項16に記載のハンドネット(1)。

【図1】
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【図2】
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【図2a】
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【図2b】
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【図3】
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【図4】
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【図4a】
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【図4b】
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【図4c】
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【図5】
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【図5a】
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【図6】
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【図6a】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図11a】
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【公開番号】特開2009−240309(P2009−240309A)
【公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−78658(P2009−78658)
【出願日】平成21年3月27日(2009.3.27)
【出願人】(509088343)
【Fターム(参考)】