バイオトイレの屎尿処理剤とその製造方法
【課題】本発明は、バイオトイレの屎尿処理の効果・効率・安価を図る。おが屑粒子による処理剤の基材開発である。バイオトイレから起因する屎尿処理の分解技術、封じ込め消化・消滅・低減分解技術を提供することにある。しかも、屎尿のほとんどが液体である。おが屑の空隙の特性から水分蒸発の促進効果がある。おが屑内で繁殖した微生物により屎尿は、二酸化炭素・水・窒素化合物に分解される。ことの処理を特徴とする。
【解決手段】おが屑を製法加工、物理的処理をすることによって多孔質化が実現できる。バイオトイレの屎尿物質の分解・消化・消滅処理剤は能力技術の開発であり、おが屑の粒子に付着させての封じ込め消化・消滅効果は微生物の働きによる。さらに、本発明のおが屑を補充・補填後において、取り除く省力化をもって解決とする。
【解決手段】おが屑を製法加工、物理的処理をすることによって多孔質化が実現できる。バイオトイレの屎尿物質の分解・消化・消滅処理剤は能力技術の開発であり、おが屑の粒子に付着させての封じ込め消化・消滅効果は微生物の働きによる。さらに、本発明のおが屑を補充・補填後において、取り除く省力化をもって解決とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、バイオトイレの屎尿処理に寄与する微生物が繁殖しやすい担体処理剤の処理基材ならびにそのおが屑の粒子に付着反応する性質を取り入れた消化・消滅・低減分解処理技術に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、バイオトイレの糞尿処理剤は、周辺の製材所から搬出される資材を使用している。しかし、嫌気状態の糞尿混合体のウリアーゼが尿素分解し、アンモニアと炭酸ガスを生成するが、アンモニア発生の元の尿素にはバクテリアは存在しない。したがって、屎と尿の分離機能・作用が従来使用の製材所からの加工のなされていないおが屑バイオトイレの屎尿処理剤として用いている。
【０００３】
かかる問題処理として各種技術開発がなされてきた。しかし、バイオトイレの屎尿対策として十分な処理対策に至っていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、おが屑の粒子を多孔質化処理することにより、好気性菌の繁殖宿培養によって浄化効果が得られる。その浄化処理基材とその製造方法の発明。
アンモニアを含む嫌気状態の屎尿混合体から嫌気を吸着し微生物・細菌類を自然分解させることにより微生物担体の栄養分に変えることによって、分解浄化する。
【０００５】
おが屑は、森林間伐材・道路工事・流木等の木材資源の有効活用を図ることによる資源リサイクルになる。この新技術は、環境ホルモンを含む処理用途に拡大できる。
【０００６】
本発明は、おが屑の粒子に微生物が繁殖しやすい有用性の担体となるを請求項１から３の提供を目的とする。
【０００７】
請求項４は、本発明のおが屑粒子に付着する性質をとらえ、おが屑粒子に残留・担持・保有をさせ、脱水作用で水分を透過させ、付着物を封じ込め、ならびに排水基準値を下回る処理方法を可能とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記の課題を解決するには、バイオの屎尿対策については、数多くの提案がなされ実用化されているものの、使用後のおが屑取り出し作業と搬出作業を必要とし、費用と人力を必要とする問題があった。
【０００９】
おが屑粒子を多孔質加工にすることの効果は、表面積、空隙率の多孔質構造機能を活用したことを特徴とする。
本発明のバイオトイレの屎尿処理剤は、し尿を消化・消滅・低減分解する環境浄化剤であり環境汚染はない。
【００１０】
本発明の浄化処理基材の有効性は資源循環型社会の推進とする。
【００１１】
本発明によって汚水・汚泥処理・産業・畜産業のし尿処理においても対応し有効活用は確立される。
【発明の効果】
【００１２】
本発明によって、天然素材のおが屑粒子の利活用は、有用な特徴と細孔部に吸着保持された微生物の相乗効果により、環境改善剤を得ることができた。天然資源を有する特性から、独自効果の大きい作用が発見された。
【００１３】
さらに環境改良剤として、持続的効果の得られることが発見された。
【００１４】
有用な微生物がおが屑の多孔質体に付着・浸潤されバイオトイレの屎尿分解処理ができることから処理後、おが屑の取り出し作業を必要としない。
本発明によるバイオトイレの屎尿処理剤は、安心・安全性・経済性ともに優れ、低コストで、しかも、実用に優れた従来にない環境用剤を供することができる。
【００１５】
上記のおが屑粒子効果は、嫌気物質を封じ込め、減溶化できる。また脱水に伴っての排出水は、環境基準値を下回る。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１６】
本発明のおが屑の粒子を汚水に接触することで嫌気物質が吸着、付着され封じ込められる。固液分解によるＢＯＤ減少反応がおき分解される。
【００１７】
さらに、固液分解のＳＳ，ＢＯＤは水分反応となった。
【００１８】
このことは、醗酵分解消化の条件から無数の菌、微生物菌が発生した。
【００１９】
発生した菌、微生物菌は、ＳＳ，ＢＯＤ源を分解消化によって二酸化炭素と水に分解される。
【００２０】
このような多面性のあるおが屑粒子によって浄化され、炭酸ガスと水になる。
【００２１】
本発明の前述処理剤は天然多孔質物質をベースとする。
【００２２】
前述処理物質の封じ込めの袋体は、好ましくはポリエステル、ポリプロレン等の化学繊維で成形された透水性袋体の使用が望ましい。
【００２３】
前記、透水性のある袋体を好ましくは、数枚重ね入れた多重袋体にする効果は、重ねると透過孔が小さくなり濾過効果と水と移動する物質がおが屑粒子に封じ込まれる。
【００２４】
上記に、透水性のあるおが屑粒子に透水してなる浄化方法を取り入れた前述物質処理方法。
【産業上の利用可能性】
【００２５】
本発明に係るバイオトイレの屎尿処理剤は、嫌気状態の封じ込め・消化・消滅・低減分解処理技術を提供し、おが屑を補填・補填をすることで、取り除きの省力化がはかれることを特徴とする。それを可能としたのがおが屑であり、たかが、おが屑は、水を使わないトイレとして、まさに時代の要請であり、地球規模の世界の水源保全・国土保全を視野に入れた開発である。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、バイオトイレの屎尿処理に寄与する微生物が繁殖しやすい担体処理剤の処理基材ならびにそのおが屑の粒子に付着反応する性質を取り入れた消化・消滅・低減分解処理技術に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、バイオトイレの糞尿処理剤は、周辺の製材所から搬出される資材を使用している。しかし、嫌気状態の糞尿混合体のウリアーゼが尿素分解し、アンモニアと炭酸ガスを生成するが、アンモニア発生の元の尿素にはバクテリアは存在しない。したがって、屎と尿の分離機能・作用が従来使用の製材所からの加工のなされていないおが屑バイオトイレの屎尿処理剤として用いている。
【０００３】
かかる問題処理として各種技術開発がなされてきた。しかし、バイオトイレの屎尿対策として十分な処理対策に至っていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、おが屑の粒子を多孔質化処理することにより、好気性菌の繁殖宿培養によって浄化効果が得られる。その浄化処理基材とその製造方法の発明。
アンモニアを含む嫌気状態の屎尿混合体から嫌気を吸着し微生物・細菌類を自然分解させることにより微生物担体の栄養分に変えることによって、分解浄化する。
【０００５】
おが屑は、森林間伐材・道路工事・流木等の木材資源の有効活用を図ることによる資源リサイクルになる。この新技術は、環境ホルモンを含む処理用途に拡大できる。
【０００６】
本発明は、おが屑の粒子に微生物が繁殖しやすい有用性の担体となるを請求項１から３の提供を目的とする。
【０００７】
請求項４は、本発明のおが屑粒子に付着する性質をとらえ、おが屑粒子に残留・担持・保有をさせ、脱水作用で水分を透過させ、付着物を封じ込め、ならびに排水基準値を下回る処理方法を可能とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記の課題を解決するには、バイオの屎尿対策については、数多くの提案がなされ実用化されているものの、使用後のおが屑取り出し作業と搬出作業を必要とし、費用と人力を必要とする問題があった。
【０００９】
おが屑粒子を多孔質加工にすることの効果は、表面積、空隙率の多孔質構造機能を活用したことを特徴とする。
本発明のバイオトイレの屎尿処理剤は、し尿を消化・消滅・低減分解する環境浄化剤であり環境汚染はない。
【００１０】
本発明の浄化処理基材の有効性は資源循環型社会の推進とする。
【００１１】
本発明によって汚水・汚泥処理・産業・畜産業のし尿処理においても対応し有効活用は確立される。
【発明の効果】
【００１２】
本発明によって、天然素材のおが屑粒子の利活用は、有用な特徴と細孔部に吸着保持された微生物の相乗効果により、環境改善剤を得ることができた。天然資源を有する特性から、独自効果の大きい作用が発見された。
【００１３】
さらに環境改良剤として、持続的効果の得られることが発見された。
【００１４】
有用な微生物がおが屑の多孔質体に付着・浸潤されバイオトイレの屎尿分解処理ができることから処理後、おが屑の取り出し作業を必要としない。
本発明によるバイオトイレの屎尿処理剤は、安心・安全性・経済性ともに優れ、低コストで、しかも、実用に優れた従来にない環境用剤を供することができる。
【００１５】
上記のおが屑粒子効果は、嫌気物質を封じ込め、減溶化できる。また脱水に伴っての排出水は、環境基準値を下回る。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１６】
本発明のおが屑の粒子を汚水に接触することで嫌気物質が吸着、付着され封じ込められる。固液分解によるＢＯＤ減少反応がおき分解される。
【００１７】
さらに、固液分解のＳＳ，ＢＯＤは水分反応となった。
【００１８】
このことは、醗酵分解消化の条件から無数の菌、微生物菌が発生した。
【００１９】
発生した菌、微生物菌は、ＳＳ，ＢＯＤ源を分解消化によって二酸化炭素と水に分解される。
【００２０】
このような多面性のあるおが屑粒子によって浄化され、炭酸ガスと水になる。
【００２１】
本発明の前述処理剤は天然多孔質物質をベースとする。
【００２２】
前述処理物質の封じ込めの袋体は、好ましくはポリエステル、ポリプロレン等の化学繊維で成形された透水性袋体の使用が望ましい。
【００２３】
前記、透水性のある袋体を好ましくは、数枚重ね入れた多重袋体にする効果は、重ねると透過孔が小さくなり濾過効果と水と移動する物質がおが屑粒子に封じ込まれる。
【００２４】
上記に、透水性のあるおが屑粒子に透水してなる浄化方法を取り入れた前述物質処理方法。
【産業上の利用可能性】
【００２５】
本発明に係るバイオトイレの屎尿処理剤は、嫌気状態の封じ込め・消化・消滅・低減分解処理技術を提供し、おが屑を補填・補填をすることで、取り除きの省力化がはかれることを特徴とする。それを可能としたのがおが屑であり、たかが、おが屑は、水を使わないトイレとして、まさに時代の要請であり、地球規模の世界の水源保全・国土保全を視野に入れた開発である。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
おが屑の粒子を多孔質構造に製法、加工しバイオトイレの屎尿の嫌気状態を封じ込め、消化・消滅・低減分解処理技術を特徴とする。
【請求項２】
おが屑の粒子を処理剤、加熱、乾燥処理を施したことを特徴とする。
【請求項３】
おが屑の粒子に好気性菌の繁殖培養助長を可能とすることを特徴とする。
【請求項４】
おが屑の粒子に付着するバイオトイレの屎尿性質をとらえ、とらえた物質を袋体またはストックヤード・ピット装置内の粒子に残留・担持・保有をさせ、脱水作用で水分を透過させ、付着物の有害物質の封じ込め・消化・消滅・低減分解処理方法を特徴とする。
【請求項５】
バイオトイレの用材をもって、一種または複種類からなる有害物質の封じ込め・消化・消滅・低滅分解処理方法を特徴とする。
【請求項６】
前記袋体は、好ましくはポリエステル、ポリプロレン等化学繊維で成形された透水性袋体の使用が望ましい。
【請求項７】
前記透水性袋体は、好ましくは数枚重ね入れた多重袋体の効果は発揮される。
【請求項８】
請求項４に請求項１から３の透水性のあるおが屑の粒子に透水してなる浄化方法を上記に取り入れた嫌気物質の封じ込め処理方法。
【請求項９】
上記、おが屑粒子に付着した有害物を封じ込めた袋体は所定の基準を満たした指定された場所内に封じ込める、請求項１から７の１項または複数項記載の嫌気物質処理方法。
【請求項１０】
上記においての趣旨を逸脱しない範囲の変更は、本発明に含まれる。
【請求項１】
おが屑の粒子を多孔質構造に製法、加工しバイオトイレの屎尿の嫌気状態を封じ込め、消化・消滅・低減分解処理技術を特徴とする。
【請求項２】
おが屑の粒子を処理剤、加熱、乾燥処理を施したことを特徴とする。
【請求項３】
おが屑の粒子に好気性菌の繁殖培養助長を可能とすることを特徴とする。
【請求項４】
おが屑の粒子に付着するバイオトイレの屎尿性質をとらえ、とらえた物質を袋体またはストックヤード・ピット装置内の粒子に残留・担持・保有をさせ、脱水作用で水分を透過させ、付着物の有害物質の封じ込め・消化・消滅・低減分解処理方法を特徴とする。
【請求項５】
バイオトイレの用材をもって、一種または複種類からなる有害物質の封じ込め・消化・消滅・低滅分解処理方法を特徴とする。
【請求項６】
前記袋体は、好ましくはポリエステル、ポリプロレン等化学繊維で成形された透水性袋体の使用が望ましい。
【請求項７】
前記透水性袋体は、好ましくは数枚重ね入れた多重袋体の効果は発揮される。
【請求項８】
請求項４に請求項１から３の透水性のあるおが屑の粒子に透水してなる浄化方法を上記に取り入れた嫌気物質の封じ込め処理方法。
【請求項９】
上記、おが屑粒子に付着した有害物を封じ込めた袋体は所定の基準を満たした指定された場所内に封じ込める、請求項１から７の１項または複数項記載の嫌気物質処理方法。
【請求項１０】
上記においての趣旨を逸脱しない範囲の変更は、本発明に含まれる。
【公開番号】特開２０１１−２１２４０９（Ｐ２０１１−２１２４０９Ａ）
【公開日】平成２３年１０月２７日（２０１１．１０．２７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−９６４４９（Ｐ２０１０−９６４４９）
【出願日】平成２２年４月１日（２０１０．４．１）
【出願人】（３０５０５８４９４）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２３年１０月２７日（２０１１．１０．２７）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年４月１日（２０１０．４．１）
【出願人】（３０５０５８４９４）
【Ｆターム（参考）】
[ Back to top ]