【課題】カーテンフックは、長期間使用すると形状が変形してカーテンを傷付けたり、開閉時の引っ掛かりの原因となっていた。そこでカーテンにかかる力をバネで軽減するとともに、カーテンフックの一端を固定する事により変形を防止する。
【解決手段】カーテンフックにバネ構造（１）を設け、さらにカーテンフックの先端を曲げることによりロック構造（２）を作成する。
ロック構造（２）をバネ構造（１）に差し込み、固定する事で変形を防止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、カーテンフックに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、金属製のカーテンフックは長年使用していると形が崩れ、開閉時にカーテンに引っかかり傷つけてしまう事があった。
【０００３】
また、カーテン開閉時の引っ張る力により、カーテンフックを取り付ける為の縫い合わせ部分には強い力がかかり、ほつれや、破れの原因になっていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
解決しようとする問題点は、カーテンフックの変形防止と、カーテンの損傷を防止する点である。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、従来のカーテンフック形状にバネ構造（１）を付加し、カーテン開閉時カーテンにかかる力を軽減する事、またカーテンフックの変形防止を行う為のロック構造（２）を設ける事で、カーテンの損傷を防止する事を主要な特徴とする。
【発明の効果】
【０００６】
本発明のカーテンフックは、従来品と同じく一本の針金から作成できる構造で、取り付け方法や取付器具も同じである。
バネ構造（１）によりカーテンの開閉時にかかる力を軽減し、カーテンの縫い合わせ部分がほつれてしまうのを防ぐ。また、ロック構造（２）によりカーテンフックの変形を無くし、カーテンの損傷を防止する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】図１はカーテンフックの側面図を示したものである。
【図２】図２はカーテンフックの側面図と正面図を示したものである。
【図３】図３はカーテンフックのロック方法を示した説明図である。
【図４】図４はカーテンフックの取付方法を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
カーテンフック（１）の部分をバネ構造にする。ロック構造（２）の先端を曲げた部分をバネ構造（１）に差し込む事でカーテンフックを固定する。本発明は、以上のような構造であり、ロック構造（２）を解除すれば従来品と同様、簡単に取り外す事も出来る。
【符号の説明】
【０００９】
１ バネ構造
２ ロック構造
３ カーテン
４ 窓
５ カーテンレール
６ カーテンフック

【特許請求の範囲】
【請求項１】
カーテンフック（１）の部分をバネ構造にして、カーテン開閉時にかかる力を軽減し、カーテンの損傷を防止すること。
【請求項２】
カーテンフック（２）の部分をロック構造にする事でカーテンフックの変形を防止して、カーテンに与える損傷を防ぎ、またスムーズにカーテンの開閉も行えるようにすること。
【請求項３】
カーテンフック（１）の部分と（２）を組み合わせることにより、ロックや解除が簡単におこなえ、カーテンの取付や取り外しも従来品と同様に行えること。

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【公開番号】特開２０１１−７８７０９（Ｐ２０１１−７８７０９Ａ）
【公開日】平成２３年４月２１日（２０１１．４．２１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−２３５８０６（Ｐ２００９−２３５８０６）
【出願日】平成２１年１０月１０日（２００９．１０．１０）
【出願人】（５９８１６９８２６）
【Ｆターム（参考）】