説明

バネ圧縮機

本発明は、バネを圧縮するバネ圧縮機であって、静止したバネの復元力軸に対して実質的に35°〜155°の角度で加えられる力と共に、バネの復元力軸に対して実質的に215°〜325°の角度で加えられる同じ大きさで向きが逆の拘束力を備える、バネ圧縮機を提供する。加えられる力および拘束力の両方がバネの塑性限界を実質的に超える場合、バネは変形し、バネの復元力はもはや、バネを元の形状に戻せない。本発明の好ましい態様では、力は、少なくとも1つの圧縮チャンバ内部でバネに対して加えられる。本発明の好ましい態様では、バネの圧縮前に、バネまたはバネセットに取り付けられていたすべての非金属材料が取り外される。本発明の好ましい態様では、バネに取り付けられ、バネを一緒に保持する製造業者による支持体が、圧縮前に、変形および/または切断を介して変更される。本発明の好ましい態様では、圧縮後折り曲げ・再圧縮チャンバが設けられて、圧縮されたバネの最終的な体積寸法および/または単位重量が最適になることを保証する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
優先権
本発明は、2009年2月9日に出願された出願番号61/150,938号を有する仮出願に基づいて米国特許法第119条の下で優先権を主張するものである。
【背景技術】
【0002】
背景
金属くずの価値をリサイクルする鋼バネが、リサイクルされるバネの純度および体積寸法の測定ならびにリサイクルされるバネの単位体積当たりの重量を含む1組の基準を介して確立されている。歴史上、裁断機および回転式粉砕機を介するバネの切断が、バネセットの寸法を低減して、金属くずの基準を満たすために使用されてきており、バネセットは、自動車圧縮機等の他の圧縮されたより大きな質量の材料内に封じ込められてきた。圧縮されないバネセットは、多くの場合、埋め立てまたは投棄を介して廃棄され、公害を発生させ、かつ/または貴重な埋め立て地のスペースを無駄にする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、バネを圧縮するバネ圧縮機であって、静止したバネの復元力軸に対して実質的に35°〜155°の角度で加えられる力と共に、バネの復元力軸に対して実質的に215°〜325°の角度で加えられる同じ大きさで向きが逆の拘束力を備える、バネ圧縮機を提供する。加えられる力および復元力の両方がバネの塑性限界を実質的に超えた場合、バネは変形し、もはやバネの復元力によりバネは元の形状に戻らない。本発明の好ましい態様では、力は、少なくとも1つの圧縮チャンバ内部でバネに加えられる。本発明の態様では、圧縮チャンバは、連続して移動し動作してもよく、または周期的に移動し動作してもよい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
静止したバネの復元力軸に対して実質的に35°〜155°の角度で加えられる力と共に、バネの復元力軸に対して実質的に215°〜325°の角度で加えられる同じ大きさで向きが逆の拘束力を備えたバネ圧縮機、バネは、フックの法則のバネの方程式においてx=0であり、かつ復元力F=0の場合に静止位置にあり、加えられる力および復元力の両方を組み合わせたものが、バネの塑性限界を実質的に超えた場合、もはや、バネの復元力により、バネは元の形状に戻らない。圧縮中、バネを所望の位置に保持するのに役立つ、バネの復元力軸に沿った、またはバネの復元力軸に略平行する上向きの力および下向きの力を有するバネ圧縮機。
【0005】
移動可能であり得、連続して、もしくは周期的に動作し得る少なくとも1つの圧縮チャンバ、または上記圧縮チャンバのうちのいずれか一方内の少なくとも1つの固定式圧縮チャンバを有するバネ圧縮機であって、力は、静止したバネの復元力軸に対して実質的に35°〜155°の角度で加えられると共に、バネの復元力軸に対して実質的に215°〜325°で加えられる同じ大きさで向きが逆の拘束力が加えられる、バネ圧縮機。
【0006】
圧縮中、バネを所望の位置に保持するのに役立つ、バネの復元力軸に沿った、またはバネの復元力軸に略平行する上向きの力および下向きの力のうちの一方または両方を加える圧縮チャンバの少なくとも1つの可動部を有するバネ圧縮機。
【0007】
可動部の移動距離が、バネセットを圧縮チャンバ内に装填するために適切に開口させるために十分である、バネ圧縮機。
【0008】
供給ラムがバネセットを圧縮チャンバ内に押し込む際に、高さ制限を介して上下方向の力をバネセットに対して加える高さ低減供給シュートを有するバネ圧縮機。
【0009】
バネの復元力軸に沿って、またはバネの復元力軸に略平行して、バネの圧縮が開始されるまで、バネを定位置に保持するのに役立つ物理的支持体を有するバネ圧縮機。
【0010】
バネの復元力軸に沿って、またはバネの復元力軸に略平行して、バネの圧縮が開始されるまで、バネを定位置に保持するのに役立つ磁場を有するバネ圧縮機。
【0011】
少なくとも1つの圧縮チャンバを有するバネ圧縮機であって、加えられた力を及ぼす少なくとも1つの可動式ラムまたは拘束力を提供するために、移動可能であり得る少なくとも1つの拘束ブロックがある、バネ圧縮機。
【0012】
拘束力を提供し、バネセットを圧縮チャンバ内に供給できるように、かつ/または圧縮チャンバからのバネセットの取り出せるように、少なくとも1つの移動可能な拘束ブロックを有するバネ圧縮機。
【0013】
少なくとも2つの圧縮チャンバを有し、追加の圧縮チャンバが、バネセットの少なくとも1つの体積寸法を調整するために使用される、バネ圧縮機。
【0014】
追加のチャンバを有するバネ圧縮機であって、少なくとも1つの可動式ラムが、少なくとも1つの支点の周囲に圧縮されたバネを折り曲げ、前記圧縮されたバネセットの少なくとも1つの体積寸法を低減する、バネ圧縮機。
【0015】
追加のチャンバ内で、少なくとも1つの可動式ラムが、折り畳まれたバネセットをさらに圧縮することができる、バネ圧縮機。
【0016】
高さおよび幅ラムを調整可能であるバネ圧縮機であって、ラムが、通過しなければならない1つまたは複数の圧縮チャンバの寸法内に合うように調整可能である、バネ圧縮機。
【0017】
ボックススプリングの枠からボックススプリング内のバネセットを分離する装置であって、枠を固定位置に固定する少なくとも1つの可動式拘束枠ホルダを有する、装置。
【0018】
ボックススプリングの枠からボックススプリング内のバネセットを分離する装置であって、可動力が加えられた場合、バネセットを枠から離れるように引っ張り、バネセットから枠を分離するように、バネセットに取り付けられた少なくとも1つの可動力を有する、装置。
【0019】
補強構成の物理的な処理を介して所望の強度に逆らう少なくとも1つの手段を使用して、製造業者のバネセット補強構成を弱化する方法であって、製造業者は、バネセットを所与の形状内に保持するように設計され、バネセット補強構成は、バネ圧縮機内での圧縮中、所望の位置からバネを動かすことができない、方法。
【0020】
ポイントで製造業者のバネセット補強構造を切断することを目的とした切断装置を使用して、製造業者のバネセット補強構造を弱化させる方法であって、バネセット補強構成は、バネ圧縮機内での圧縮中、所望の位置からバネを動かすことができない、方法。
【0021】
ポイントで製造業者のバネセット補強構造を変形させることを目的とした変形装置を使用して、製造業者のバネセット補強構造を弱化させる方法であって、バネセット補強構成は、バネ圧縮機内での圧縮中、所望の位置からバネを動かすことができない、方法。
【0022】
バネ圧縮機システムであって、人々はマットレス、ボックススプリング、および柔らかい家具を購入して使用し、マットレス、ボックススプリング、または柔らかい家具の破棄を選択した場合、マットレス、ボックススプリング、または柔らかい家具が余り、余ったマットレス、余ったボックススプリング、または余った柔らかい家具は収集され、余ったマットレス、余ったボックススプリング、または余った柔らかい家具は次に、リサイクル施設に輸送され、リサイクル施設において、余ったマットレス、余ったボックススプリング、または余った柔らかい家具は、それぞれの構成要素である部品に分解され、バネが存在する場合、バネセットのバネが一構成要素を構成し、圧縮前にバネセットを事前処理して、バネセット補強構成を弱化させ得、圧縮前に、ボックススプリング枠分離器を介してバネセットを事前処理し得、次に、バネセットはバネ圧縮機に装填され、次に、バネセットは、バネ圧縮機により圧縮され、バネセットを事後処理して、圧縮後のサイズ、形状、または単位重量をさらに低減し得、次に、バネセットは輸送容器または輸送車両に積み込まれ、次に、バネセットは一時的に格納されるか、鋼くず施設に輸送されるか、鋼リサイクル施設に油送されるか、鋼工場に輸送されるか、または他の任意の鋼くず購入者に輸送される、システム。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】金属の降伏点を超えて圧縮されるように位置決めされた単一の金属バネを示す本発明の複数の側面図である。
【図2】機能的構成要素の一実施形態を示す本発明の側面図である。
【図3】可動式上部圧縮チャンバ高さ調整を使用する水平実施形態を示す本発明の斜視図である。
【図4】圧縮チャンバの幅調整を使用する水平実施形態を示す本発明の斜視図である。
【図5】高さ調整可能な動力付きラムを示す本発明の斜視図である。
【図6】バネセットを圧縮チャンバ内に装填する高さ低減供給シュートを示す本発明の斜視図である。
【図7】垂直シャフトバネ安定化装置を有する圧縮チャンバの水平実施形態を示す本発明の上面図および側面図である。
【図8】バネを定位置に保持するために、関連する磁場を有する電磁石を使用する圧縮チャンバを示す本発明の斜視図である。
【図9】切断を介して製造業者のバネセット補強構成を弱化する方法の水平実施形態を示す本発明の側面図である。
【図10】変形を介して製造業者のバネセット補強構成を弱化する方法の水平実施形態を示す本発明の側面図である。
【図11】圧縮されたバネセットの少なくとも1つの体積長さを調整する追加の圧縮チャンバでの圧縮後の金属バネを示す本発明の上面図および側面図である。
【図12】バネ圧縮機のプロセスを示す本発明の流れ図である。
【図13】ボックススプリング内の枠からバネセットを分離する装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
詳細な説明
付与されるすべての例は、明確化のみのためのものであり、本発明の範囲の限定を意図するものではない。
【0025】
図面、まず図1Aを参照して、復元力軸6に沿ってバネ6に力が加えられておらず、バネ復元力軸6に対する角度10が実質的に35°〜155°であり、バネの復元力軸6に対する角度12が実質的に215°〜325°である状態として定義される第1の静止位置での液圧シリンダ1と、可動式ラム2と、拘束ブロック8と、バネ復元力軸6、およびバネ4を含み得る基本的な実施形態の側面図を示す。
【0026】
バネ圧縮動作は、静止したバネ4の復元力軸6に対して実質的に35°〜155°の角度で力が加えられ(可動式ラム2を介して表される図1Aのこの特定の例では)、バネの復元力軸に対して実質的に215°〜325°の角度で力が加えられる(拘束ブロック8を介して表される図1Aのこの特定の例では)こととして定義される。バネ4は、フックの法則のバネの方程式においてx=0であり、かつ復元力F=0の場合に静止位置にある。バネ4は、可動式ラム2により加えられる力に対する復元力軸6に対する静止したバネ4の角度10が実質的に35°〜155°である場合、および拘束ブロック8により加えられる力に対する復元力軸6に対する静止したバネ4の角度12が実質的に215°〜325°である場合、圧縮位置にあるとと定義される。
【0027】
図1Bを参照して、バネ4が圧縮形状であり、圧縮されたバネ9をさらに含み得る、バネ4の側面図が示される。
【0028】
これより、図1Aおよび図1Bの本発明をより詳細に参照すると、バネ圧縮動作において、液圧シリンダ1は、可動式ラム2が実質的に35°〜155°の角度で力を静止したバネ4の復元力軸6に対して加えると共に、バネ4の復元力軸に実質的に215°〜325°の角度で同じ大きさで向きが逆の力を加えるように作動する。バネ圧縮動作では、ラムが加える力2および復元力8の両方を組み合わせたものは、バネ4の塑性限界を超え、バネ4の金属が実質的に完全な破損に達するようなときまで、または可動式ラム2の圧縮力限界に達するまで、またはこれら両方が生じるまで加えられ、圧縮されたバネ4が占めるスペースの総体積は、バネ4の初期静止時の体積未満であり、バネ4が圧縮されたバネ9になったことを意味する。
【0029】
液圧シリンダ1は、バネ圧縮動作の実行に適切なストロークおよび力の両方を提供するようなサイズであるべきである。図1Aに示される本発明の構造の詳細は、可動式ラム2の強度が、曲点または弾性限界を超えてバネ4を側方に圧縮するために適切なものでなければならず、固定式拘束ブロック8の強度が、少なくとも、可動式ラム2が曲点を超えてバネ4を圧縮するポイントまで、可動式ラム2により加えられた力を受けるために適切なものであるべきであり、より好ましくは、拘束ブロック8の強度が、バネ4の金属が全体的に略完全に破損するまで、可動式ラム2による側方の力を受けるために適切であるべきであるというものである。可動式ラム2および固定式拘束ブロック8の両方の表面積は、圧縮プロセス全体を通してバネ4を間に保持するために適切であるべきである。さらに、可動式ラム2および固定式拘束ブロック8の様々な構成要素は、複数の異なる材料で製造でき、好ましくは金属、より好ましくは、バネ4の金属の硬度よりも高い硬度を有する金属で製造できる。
【0030】
さらに詳細に、図1Aの本発明をさらに参照すれば、バネ4は、可動式ラム2と拘束ブロック8との間に位置決めされた複数のバネ4であり得る。さらに、静止したバネ4の復元力軸6は、可動式ラム2により加えられる力の角度および拘束ブロック8により加えられる力の角度も復元力軸6に対して回転して、バネ圧縮動作中、加えられる力の角度10および角度12を維持する限り、任意の角度で回転し得る。
【0031】
本発明の利点としては、バネ圧縮動作により、バネ4がもはや、復元力軸6に沿ってフックの法則(バネが押し戻る力が、平衡長さからの距離に線形比例する)に従わなくなり、それにより、バネ4が占めるスペースの総体積を低減すると共に、バネ4の単位体積当たりの重量を、金属リサイクルおよび金属くず輸送により適した圧縮バネ9まで増大させるように、バネ4が変形することが挙げられるが、これらに限定されない。
【0032】
実施形態では、図1Aの本発明は、任意の形状またはサイズであり、任意の位置で動作し得、複数で順次動作してもよく、または少なくとも1つが周期的に動作してもよい、バネ圧縮機である。本発明の任意の可動式部品は、示されるように液圧により動力供給してもよく、または電気、機械、椀力、水力、空気圧、もしくは他の任意の動力源を介して動力供給してもよい。
【0033】
これより本発明をより詳細を参照すると、図1Cは、表面18、表面22、力16、および力24をさらに備える。
【0034】
図1Cは、力16および24を介して表面18と表面22との間で圧縮されたバネ4の一実施形態の側面図を示す。
【0035】
さらに詳細には、図1A〜図Cの両方を参照すると、図1Cに示される2つの力16および24は、バネ4の復元力軸6に対しておおよそ平行に加えられ、これにより、表面18および22の両方に当接したバネ4の復元力圧力が増大し、そして、バネ4の両端部と表面18および22との摩擦が増大する。バネ圧縮動作中、この増大した摩擦は、可動式ラム2が静止したバネ4の復元力軸6に対して実質的に35°〜155°の角度で力を加えると共に、同じ大きさで向きが逆の拘束力が拘束ブロック8を介してバネの復元力軸に対して実質的に215°〜325°の角度で加えられるように、バネ4をよりよく保持する作用を有する。
【0036】
図1Cでは、表面18が静止位置にあるバネ4にます接触する場所は、バネ上部と呼ばれ、表面22が静止位置にあるバネ4にまず接触する場所は、バネ下部と呼ばれる。図1Cをさらに参照すると、バネ4を表面18と22との間に挿入される前にバネ4が圧縮される場合、表面18または表面22を固定し得、その他の場合、少なくとも1つの表面18または表面22は移動可能であり、バネ4が静止した平衡位置にあるときに、バネ4を表面18と22との間に挿入できるようにすべきである。
【0037】
さらに詳細には、ここで図1Cを参照すると、表面18および表面22は、バネ圧縮動作に耐えるために適切な強度の材料で構築し得る。可動式ラム2の面3は、可動式ラム2が表面18と表面22との間を通過するために、表面18と表面22との間の線形距離よりもわずかに短い長さであるべきである。さらに詳細には、引き続き図1Cを参照すると、可動式ラム2は、バネ4の金属の曲点または弾性限界を超えてバネ4を圧縮させるために適切な力のものであるべきであり、より好ましくは、可動式ラム2は、バネ4が実質的に完全に破損するまでバネ4を圧縮することができる適切な力のものであるべきである。固定式拘束ブロック8は、バネ圧縮動作中、可動式ラム2およびバネ4を介して固定式拘束ブロック8に対して及ぼされる圧力に抵抗するために適切な強度および形状のものであるべきである。
【0038】
さらに図1Aおよび図1Cを参照すると、本発明の利点としては、バネ圧縮動作中、可動式ラム2の力が静止したバネ4の復元力軸6に対して実質的に35°〜155°の角度で加えられると共に、同じ大きさで向きが逆の拘束力が拘束ブロック8を介してバネの復元力軸に対して実質的に215°〜325°の角度で加えられるように、表面18および表面22によりバネ4に対して及ぼされる摩擦を介してバネ4が定位置に保持される確率の増大が挙げられるが、これに限定されない。
【0039】
図1Aおよび図1Cを参照すると、本発明は、少なくとも2つの表面18と22との間で復元力軸6に沿って圧縮されて、バネ圧縮動作中、バネ4の上部および下部を加えられる任意の力と任意の拘束面との間の圧縮位置に保持するために役立つ摩擦力を提供する任意の数のバネ4であり得る。
【0040】
図1Dにおける本発明をこれより参照すると、可動式バネ安定化装置26および液圧シリンダ28をさらに備える本発明の一実施形態の側面図が示される。
【0041】
さらに詳細には、図1Aおよび図1Dを参照すると、動作に際して、バネ4の下部は表面22上に置かれ、液圧シリンダ28は安定化装置26の上部を表面22の上部とおおよそ同じ高さから、少なくとも、バネ4の質量中心の高さに達する距離まで移動させ、より好ましくは、液圧シリンダ28は、安定化装置26の上部を表面22の上部とおおよそ同じ高さから、おおよそバネ4の上部まで移動させる。可動式ラム2は、バネ4および拘束ブロック8の両方に向けて移動する。可動式ラム2およびバネ2に接触する直前、または最初に接触したときに、液圧シリンダ28は、ラム2が静止したバネ4の復元力軸6に対して実質的に35°〜155°の角度で力を加えると共に、同じ大きさで向きが逆の拘束力が拘束ブロック8を介してバネの復元力軸に対して実質的に215°〜325°の角度で加えられるように、バネ安定化装置26を、バネ安定化装置26の上部が表面22の上部にあるか、または表面22よりも下にある場所まで下方に引っ張り戻して、バネ4を曲点または弾性限界を超えて圧縮して、バネ圧縮動作を完了する。
【0042】
さらに詳細には、引き続き図1Aおよび図1Dを参照すると、バネ安定化装置26は、バネ4がバネ4の圧縮位置にある間に可動式ラム2が力をバネ4に加えるように、可動式ラム2によりバネ4に加えられる力にバネ4が係合するまで、または係合する直前まで、静止位置にあるバネ4を保持するために適切な強度および形状のものであるべきである。
【0043】
可動式ラム2、固定式拘束ブロック8、表面22、およびバネ安定化装置26について図1Dに示される本発明の構造の詳細は、バネ4の金属の強度と比較して、繰り返されるバネ圧縮動作サイクルを受けるために適切な厚さ、形状、および硬度の金属または他の適切な材料を含み得る。可動式ラム2は、木、金属、プラスチック、これらの複合材で構築し得、より好ましくは、バネ4の金属よりも高い硬度の硬化鋼で構築し得る。拘束ブロック8は、木、金属、プラスチック、これらの複合材、コンクリートで構築し得、より好ましくは、バネ4の金属よりも高い硬度の硬化鋼で構築し得る。バネ安定化装置26は、木、金属、プラスチック、これらの複合材で構築し得、より好ましくは、バネ4の金属よりも高い硬度の硬化鋼で構築し得る。表面22は、木、金属、プラスチック、これらの複合材、コンクリートで構築し得、より好ましくは、バネ4の金属よりも高い硬度の硬化鋼で構築し得る。
【0044】
図1Aおよび図1Dに示される本発明の利点としては、バネ圧縮動作中、バネ4を拘束ブロック8に対して圧縮する可動式ラム2の準備として、バネ安定化装置26を介する圧縮位置でのバネ4の保持を介するバネ圧縮効率の増大が挙げられるが、これに限定されない。
【0045】
一実施形態では、図1Dに示される本発明は、任意のサイズであり得、複数の可動式ラム2を含み得、複数のバネ安定化装置26を含み得、任意の形状かつ任意の辺もしくは全辺に複数の表面22含み得、水平傾斜、垂直傾斜、またはそれらの間の任意の角度で動作し得、複数で順次動作し得、または少なくとも1つが周期的に動作し得る。
【0046】
これより本発明をより詳細に参照すると、図1Eは、電源29および電磁石30をさらに備える本発明の一実施形態の側面図が示される。
【0047】
より詳細には、これより図1Eの本発明を参照すると、動作に際して、バネ4の下部は、表面22上の静止位置に置かれる。電流29が電磁石30を通って流れると、磁場が生じ、磁場により、バネ4の下部が表面22に当接して保持される。バネ圧縮動作中、可動式ラム2は、バネ4に係合する直前または係合するときまで、バネ4および拘束ブロック8に向かって移動する。係合の直前、または係合したとき、電流29がオフになり、電磁石30の磁場は、表面22に対するバネ4の下部の保持を停止し、バネ圧縮動作を進行できるようにする。
【0048】
さらに詳細には、引き続き図1Eを参照すると、電流29が電磁石30を通って流れる際に電磁石30を介して生じる磁場が、バネ4が可動式ラム2を介して加えられる力に係合してバネ圧縮動作を進行できるようになるまで、またはその直前まで、バネ4を圧縮位置に保持するために適切な強度および形状のものであるべきことが当業者には明らかであろう。
【0049】
可動式ラム2および拘束ブロック8について図1Eに示される本発明の構造の詳細は、バネ4の金属の強度と比較して、繰り返されるバネ圧縮動作サイクルを受けるために適切な厚さ、形状、および強度の金属を含み得る。可動式ラム2は、木、金属、プラスチック、これらの複合材で構築し得、より好ましくは、バネ4の金属よりも高い硬度の硬化鋼で構築し得る。拘束ブロック8は、木、金属、プラスチック、これらの複合材、コンクリートで構築し得、より好ましくは、バネ38の金属よりも高い硬度の硬化鋼で構築し得る。表面22は、木、非鉄金属、プラスチック、またはこれらの複合材で構築し得る。電磁石は、ニッケル−鉄、フェライトステンレス鋼、鉄、シリコン鉄、鉄−コバルト、これらの任意の組み合わせ、または他の任意の磁性心材等の鉄金属、電炉鋼、軟磁性合金で構築し得る。
【0050】
図1Eに示される本発明の利点としては、バネ圧縮動作の準備として、電磁石30の磁場を介してバネ4を圧縮位置に保持することを介して加えられるバネ圧縮効率の増大が挙げられるが、これに限定されない。
【0051】
一実施形態では、図1Eに示される本発明は、任意のサイズであり得、複数の可動式ラム2を含み得、複数の電磁石30を備え得、任意の形状かつバネ4の任意の辺もしくは全辺に複数の表面22含み得、任意の形状の少なくとも1つの上記複数の表面22、非鉄材料であり得、本発明は、水平傾斜、垂直傾斜、またはそれらの間の任意の角度で動作し得、複数で順次動作し得、または少なくとも1つが周期的に動作し得る。
【0052】
図2は、機能構成要素の一実施形態を示す本発明の側面図である。
【0053】
これより図2における本発明を参照して、側部閉鎖圧縮チャンバ32、拘束ブロック8を移動可能な液圧シリンダ34、および高さ35のバネセット36をさらに含む本発明の一実施形態が示される。
【0054】
図2に示される本発明を参照すると、バネ圧縮動作中、液圧シリンダ34は、拘束ブロック8を側方閉鎖圧縮チャンバ32の端部を開く場所まで移動させ、それにより、バネセット36を側部閉鎖圧縮チャンバ32のこの時点では開かれた端部を介して装填できるようにする。バネセット36が側方閉鎖圧縮チャンバ32内に完全に装填された場合、液圧シリンダ34は、拘束ブロック8が側部閉鎖圧縮チャンバ32の端部を閉じる場所まで拘束ブロック8を移動させる。次に、可動式ラム2は、側部閉鎖圧縮チャンバ32を通り、拘束ブロック8に向かって前方に移動して、可動式ラム2の力をバネセット36に加えて、バネ圧縮動作を完了する。次に、可動式ラム2は側方閉鎖圧縮チャンバ32を通って拘束ブロック8から離れて後方に移動して、拘束ブロック8に加えられていた可動式ラム2の力を緩める。次に、液圧シリンダ34は、拘束ブロック8が側部閉鎖圧縮チャンバ32の端部が空く場所まで拘束ブロック8を移動させる。
【0055】
次に、可動式ラム2は、側部閉鎖圧縮チャンバ32を通って前方に移動し、この時点では圧縮されたバネセット36を側部閉鎖圧縮チャンバ32の開かれた端部から押し出す。次に、可動式ラム2は、側部閉鎖圧縮チャンバ32を通って後方に移動し、図2に示される初期位置に戻る。
【0056】
さらに詳細には、引き続き図2の本発明を参照すると、バネを側部閉鎖圧縮チャンバ32内に装填できるように、側部閉鎖圧縮チャンバ32の内部寸法は、バネセット36の外部寸法よりもわずかに大きくし得、可動式ラム2が側部閉鎖圧縮チャンバ32を通過できるように、側部閉鎖圧縮チャンバ32の内部寸法は、可動式ラム2の外部寸法よりもわずかに大きくし得、圧縮動作中、拘束ブロック8が側部閉鎖圧縮チャンバ32の端部を開けるように、拘束ブロック8の高さは、側部閉鎖圧縮チャンバ32の高さよりもわずかに高くし得、拘束ブロック8の幅は、側部閉鎖圧縮チャンバ32の幅よりもわずかに広くし得る。
【0057】
さらに詳細には、図2を参照すると、可動式ラム2、拘束ブロック8、および側部閉鎖圧縮チャンバ32は、バネ圧縮動作の圧縮に耐えるために適切な強度の材料で構築し得、好ましくは、材料は金属であり得、より好ましくは、材料はバネセット36内のバネの金属よりも硬い金属であり得、より好ましくは、材料は、バネセット36内のバネの金属よりも高い機械仕上げされた金属であり得る。本発明の任意の可動式部品は、示されるように液圧で動力供給してもよく、または電気、機械、椀力、もしくは他の任意の動力源を介して動力供給してもよい。
【0058】
図2に示される本発明の利点としては、2つ以上のバネを一度に圧縮する機能であり、鋼市場でのリサイクルに適した構造にバネセット36を圧縮する機能をバネ圧縮機に付与することが挙げられるが、これに限定されない。
【0059】
一実施形態では、図2に示される本発明は、垂直または水平のいずれかまたは垂直と水平の間の任意の角度に向け得、複数の可動式ラム2を有し得、複数の側方閉鎖圧縮チャンバ32を有し得、複数の可動式拘束ブロック8を有し得、単体として動作するように構成し得、ユニットセットとして順次動作するように構成し得、または単一または複数のサイクル動作で動作するように構成し得る。図2に示される本発明は、単一のバネまたはバネセットを圧縮するように構成し得る。一実施形態では、図2の本発明は、間で少なくとも1つのバネがバネ圧縮動作で圧縮される少なくとも1つの可動式ラムと少なくとも1つの拘束力または逆向きの力とを備える、任意の形状のバネ圧縮機である。
【0060】
図3は、上部可動式圧縮チャンバ高さ調整を使用する水平実施形態を示す本発明の斜視図である。
【0061】
これより本発明をより詳細に参照すると、図3に、3面圧縮チャンバ38、可動式上部40、および液圧シリンダ42をさらに含む本発明の一実施形態が示される。
【0062】
より詳細には、引き続き図3を参照すると、動作に際して、バネセット36は三面圧縮チャンバ38内に装填される。次に、液圧シリンダ42は、可動式上部40を下方に降下させ、バネセット36の高さ35を短縮するように、バネセット36に係合させる。可動式上部40は、三面圧縮チャンバ38に載るまで下方に移動し続ける。三面圧縮チャンバ38に接するまで可動式上部40を下げることにより、可動式上部40および三面圧縮チャンバ38を含む全面閉鎖圧縮チャンバになる。次に、次に、液圧シリンダ34は、三面圧縮チャンバ38の端部および可動式上部40の端部を横切って拘束ブロック8を移動させ、その後、これは全面閉鎖圧縮チャンバと呼ばれる。圧縮動作中、液圧シリンダ1は、全面閉鎖圧縮チャンバを通して拘束ブロック8に向けて前方に可動式ラム2を移動させ、拘束ブロック8に当接させて、バネセット36うちの個々のバネを曲点または弾性限界を超えて圧縮させる。次に、液圧シリンダ1は、可動式ラム2を拘束ブロック8から離れて後方に移動させ、可動式ラム2を介して拘束ブロック8に加えられていた圧力を緩める。次に、液圧シリンダ42は、拘束ブロック8を移動させて、全面閉鎖圧縮チャンバの端部から拘束ブロック8を完全に出す。次に、液圧シリンダ1は、可動式アーム2を前方に移動させて、この時点では圧縮されたバネセット36を全面閉鎖圧縮チャンバの端部から押し出す。次に、液圧シリンダ1は、可動式ラム2を全面閉鎖圧縮チャンバを通して後方に、示される元の位置に移動させる。
【0063】
さらに詳細には、図3の本発明を参照すると、バネセット36を三面圧縮チャンバ38内に装填できるように、三面圧縮チャンバ38の内部寸法をバネセット36の外部寸法よりもわずかに大きくし得ることが当業者には明らかであろう。三面圧縮チャンバ38および下げられた可動式上部40を介してて作られる全面閉鎖圧縮チャンバの内部高さは、可動式ラム2が全面閉鎖圧縮チャンバを傷つけずに通って移動可能でなければならないため、可動式ラム2の高さにより制限されることになる。さらに、拘束ブロック8の高さは、全面閉鎖拘束ブロック8の高さよりもわずかに高くし得、拘束ブロック8が、全面閉鎖圧縮チャンバの端部を覆えるように、拘束ブロック8の幅は、全面閉鎖圧縮チャンバの幅よりもわずかひ広くし得る。
【0064】
さらに詳細には、図3を参照すると、可動式ラム2、拘束ブロック8、三面圧縮チャンバ38、および可動式上部40は、バネ圧縮動作の圧力に耐えるために適切な強度の材料で構築し得、好ましくは、材料は金属であり得、より好ましくは、材料は、バネセット36内の個々のバネの金属よりも硬い金属であり得、より好ましくは、材料は、バネセット36内の個々のバネの金属よりも硬い機械仕上げされた金属であり得る。本発明の任意の可動式部品は、示されるように液圧で動力供給してもよく、または電気、機械、椀力、もしくは他の任意の動力源を介して動力供給してもよい。
【0065】
図3に示される本発明の利点としては、鋼市場でのリサイクルに適した構造にバネセット36を圧縮する機能が挙げられるが、これに限定されない。可動式上部40により、拘束ブロック8を全面閉鎖圧縮チャンバから完全に出すことにより可能な端部装填に加えて、バネセット213を三面圧縮チャンバ38内に側方から装填することができる。可動式上部40により、ユーザは、図1Bの力16および24をバネセット36内の個々のバネに対して加え、バネセット36内の個々のバネと三面圧縮チャンバ38および可動式上部40との摩擦を増大させ、圧縮動作中に個々のバネが逆転することに対する耐性を生み出すことができる。
【0066】
一実施形態では、図3に示される本発明は、個々のバネまたはバネセットを圧縮可能であり、バネ圧縮動作中、フックの法則のバネの方程式においてバネの復元力Fが0よりも大きいことを介して、間に少なくとも1つのバネまたは少なくとも1つのバネセットが定位置に保持される少なくとも1つの可動式ラムと少なくとも1つの拘束力または逆向きの力とを含み得、Fは、全面閉鎖圧縮チャンバの可動部を介してバネセットに加えられる垂直下向きの力と、全面閉鎖圧縮チャンバの逆側を介してバネセットに加えられる垂直上向きの力とにより生み出される、任意の形状のバネ圧縮機である。図3の本発明は、単体として動作するように構成し得、ユニットセットとして順次動作するように構成し得、または単一動作もしくはサイクル動作で動作するように構成し得る。さらに、図3に示される本発明は、垂直または水平のいずれかまたは垂直と水平の間の任意の角度に向け得、複数の可動式ラムを有し得、複数の側方閉鎖圧縮チャンバを有し得、複数の可動式拘束ブロックを有し得る。
【0067】
図4は、圧縮チャンバの幅調整を使用する水平実施形態を示す本発明の斜視図である。
【0068】
これより図4における本発明の斜視図を参照して、可動式サブ上部46と、液圧シリンダ48と、可動式上部50と、サブ圧縮延長部58を有する二面圧縮チャンバ44と、バネセット装填エリア52と、液圧シリンダ54と、可動式サイドラム56と、拘束ブロック8とをさらに含む本発明の一実施形態を示すをこれより、一体として移動するように、可動式上部50に取り付けられる。
【0069】
図4の本発明を引き続き参照すると、動作に際して、バネセット36はバネセット装填エリア52内に装填される。次に、液圧シリンダ54は、可動式サイドラム56を前方に移動させ、バネセット36をサブ構成要素延長部58を横切って二面圧縮チャンバ44内に押す。可動式サイドラム56が二面圧縮チャンバ44の内縁部に達すると、可動式サイドラム56の面は圧縮チャンバの第3の面になり、この後、圧縮チャンバは三面圧縮チャンバと呼称される。次に、液圧シリンダ42は可動式上部50を拘束ブロック8と共に下方に移動させ、三面圧縮チャンバの上部に置く。この時点で、可動式上部50が三面圧縮チャンバに接触した状態であり、圧縮チャンバは全面閉鎖圧縮チャンバになり、この後、圧縮チャンバは全面閉鎖圧縮チャンバと呼称される。
【0070】
液圧シリンダ48は、可動式サブ上部46を全面閉鎖圧縮チャンバを通して下方に移動させ、バネセット36に係合し、バネセット36に対して下向きの力を加え、これに応答して、フックの法則によれば、バネは、復元力軸に沿って同じ大きさで向きが逆の力Fを生じさせ、バネ下部と全面閉鎖圧縮チャンバとの摩擦を増大させると共に、バネ上部と全面閉鎖圧縮チャンバとの摩擦を増大させる。次に、液圧シリンダ1は、可動式ラム2を全面閉鎖圧縮チャンバを通して拘束ブロック8に向かって前方に移動させ、バネ圧縮動作を完了する。次に、液圧シリンダ1は、可動式ラム2を全面閉鎖圧縮チャンバ内で後方に移動させて、拘束ブロック8に対する圧力を緩める。次に、液圧シリンダ42は、可動式上部50を拘束ブロック8と共に示される元の位置に移動させる。次に、液圧シリンダ48は、可動式サブ上部46を上方に移動させて、示される元の位置に戻す。次に、液圧シリンダ1は、可動式ラム2を三面圧縮チャンバ内で前方に移動させて、この時点では圧縮されているバネセット36を三面圧縮チャンバの遠位端部から押し出す。次に、液圧シリンダ1は可動式ラム2を三面圧縮チャンバ内で後方に移動させて、示される元の位置に戻す。次に、液圧シリンダ54は、可動式サイドラム56を示される元の位置に再び移動させる。
【0071】
さらに詳細には、引き続き図4の本発明を参照すると、バネセット装填エリア52の内部寸法は、バネセット36の外部寸法よりも大きくし得る。可動式サブ上部46を含む全面閉鎖圧縮チャンバの内部高さは、可動式ラム2が全面閉鎖圧縮チャンバまたは可動式サブ上部46を傷つけずに全面閉鎖圧縮チャンバを通って移動可能でなければならないため、可動式ラム2の高さにより制限され得る。可動式サブ上部46の幅は、可動式サブ上部46が必要に応じて上下に移動して、バネセット36に係合して下向きの力を加えられるように、三面圧縮チャンバの幅未満であり得る。さらに、拘束ブロック8の高さは、全面閉鎖圧縮チャンバの内部高さよりも大きくし得、拘束ブロック8の幅は、拘束ブロック8が全面閉鎖圧縮チャンバの端部を覆えるように、全面閉鎖圧縮チャンバの内部の幅よりも広くし得る。液圧シリンダ54は、バネセット36を二面圧縮チャンバ44内に押し入れ、バネ圧縮動作中、可動式サイドラム56を定位置に保持するために適切なストロークおよび動力の両方を提供するようなサイズである。
【0072】
さらに詳細には、図4を参照すると、二面圧縮チャンバ44、可動式サブ上部46、可動式上部50、可動式サイドラム56、およびサブ構成要素延長部58は、バネ圧縮動作に耐えるために適切な強度の材料で構築し得、好ましくは、材料は金属であり得、より好ましくは、材料は、バネセット36の金属よりも硬い金属であり得、より好ましくは、材料は、バネセット36の金属よりも硬い機械仕上げされた金属であり得る。
【0073】
図4に示される本発明の利点としては、金属くず市場でのリサイクルに適した構造にバネセットを圧縮する機能が挙げられるが、これに限定されない。バネセットを側方から装填することの利点は、可動式サイドラムがバネセットの幅または長さを圧縮して、金属くずの幅または長さに関する金属くず業界の要件に準拠でき、その一方で、別のラムがバネセットの圧縮されていない長さまたは幅を圧縮して、第2の寸法要件について金属くず業界に準拠できることである。可動式上部の利点は、第3の金属くず寸法を調整でき、それにより、バネ圧縮機が金属くず市場の体積サイズ要件を満たすことができることである。
【0074】
一実施形態では、図4の本発明は、間で少なくとも1つのバネまたは少なくとも1つのバネセットがバネ圧縮動作を受ける少なくとも2つの可動式ラムと少なくとも1つの拘束力または逆向きの力とを含む、単体モード、順次モード、またはサイクルモードのうちの少なくとも1つで任意の位置において動作するバネ圧縮機である。バネ圧縮動作中、バネ圧縮機は、その構成を介して、圧縮されたバネの最終的な最大の長さ、幅、および高さを制御する。可動式ラムの面の高さおよび幅は固定してもよく、または可動式ラムの面はの高さおよび/または幅は調整可能であってもよい。本発明の任意の可動式部品は、示されるように液圧で動力供給してもよく、または電気、機械、椀力、もしくは他の任意の動力源を介して動力供給してもよい。
【0075】
図5は、調整可能な高さ移動可能なラムを示す本発明の斜視図である。
【0076】
これより本発明をより詳細に参照して、図5に、液圧シリンダ60および可動式ラム円状部62をさらに含む可動式ラム2の一実施形態が示される。
【0077】
より詳細には、引き続き図5を参照すると、動作に際して、液圧シリンダ60は、可動式ラム延長部62を上下に移動させて、可動式ラム2の面の高さを調整する。可動式ラム2の面は、バネ圧縮動作中、バネに接触する可動式ラム2の表面として定義される。
【0078】
さらに詳細には、引き続き図5を参照すると、可動式ラム2および可動式ラム延長部62の寸法は、可動式ラム2および可動式ラム延長部62が内部で使用される圧縮チャンバの内部寸法と協働する。
【0079】
図5に示される本発明は、鋼で構築し得、より好ましくは、圧縮するバネよりも硬い鋼で構築し得る。
【0080】
これより、図5に示される本発明を参照すると、可動式ラム延長部62を略90°回転させ、2つの可動式シリンダ808および806を配置換えするか、または2つの追加の可動式シリンダを追加すると共に、可動式ラム2の縁部上に配置することを介して、可動式ラム2の幅を一方向において増大し得る。可動式ラム2の面は、複数の可動式シリンダおよび可動式ラム延長部の追加を介して、任意の側で延長し得るため、可動式ラム2の面は、上、下、左、右、またはこれらの任意の組み合わせに延長し得る。
【0081】
図5に示される本発明の利点としては、これもまた内部寸法可変の圧縮チャンバおよびラムが通過または充填しなければならない他の任意の可変内部寸法構成と互換性を有するように、可動式ラム2の面の寸法を調整する機能が挙げられるが、これに限定されない。
【0082】
広義の実施形態では、図5の本発明は、内部が変更される圧縮チャンバと互換性を持たせるか、またはラムが通過もしくは充填しなければならない他の任意の可変内部寸法構成と互換性を有するように、面の四辺のうちの少なくとも1つを延長し得る、任意の形状またはサイズの金属の可動式ラムである。
【0083】
図6は、バネセットが圧縮チャンバ内に装填される高さ低減供給シュートを示す本発明の斜視図である。
【0084】
図6を参照して、二面圧縮チャンバ延長上部64および高さ低減供給シュート66をさらに含む本発明の一実施形態が示される。
【0085】
より詳細には、引き続き図6の本発明を参照すると、二面圧縮チャンバ延長上部64の追加により、二面圧縮チャンバ44は三面圧縮チャンバになり、この後、三面圧縮チャンバと呼称されることになる。動作に際して、液圧シリンダ34は、拘束ブロック8を下方に移動させて、三面圧縮チャンバの端部を覆い、バネセット36は、サブ構成要素延長部58上の装填エリア52に配置される。次に、液圧シリンダ60は、可動式ラム延長部62をバネセット36の上部よりも上かつ高さ低減供給シュート66の最高点よりも下の高さまで移動させる。次に、液圧シリンダ54は、可動式サイドラム56を三面圧縮チャンバに向けて前方に移動させて、バネセット36をまず、高さ低減供給シュート66の下に押し、次に、二面圧縮チャンバ延長上部64の下に押し、次に、三面圧縮チャンバ内に押し込む。バネセット36が高さ低減供給シュート66の下部に係合すると、個々のバネの上部が、バネセット36に対して下向きの力を加える高さ低減供給シュート66を介して強制的に降下し、これに応答して、バネは、フックの法則に従って、復元力軸に沿って逆向きの力Fを生じさせ、バネの下部とサブ構成要素延長部58との摩擦が増大し、バネ上部と高さ低減供給シュート66との摩擦が増大する。個々のバネが二面圧縮チャンバ延長上部64の下に押されると、二面圧縮チャンバ延長上部64がサブ構成要素延長部58とおおよそ平行することにより、個々のバネの高さが略一定のままであるため、復元力に沿った力Fはいくらか一定のままである。可動式ラム延長部62が高さ低減供給シュートに係合すると、液圧シリンダ60を使用して、液圧シリンダ54が可動式サイドラム56を三面圧縮チャンバに向けて移動させ続けて、バネセット36を三面圧縮チャンバ内に押し込むように、可動式ラム延長部62を高さ低減供給シュート66の傾斜に対して下方に移動させる。
【0086】
可動式サイドラム56が三面圧縮チャンバの内縁部に達すると、可動式サイドラム56の面は圧縮チャンバの第4の面になり、この後、圧縮チャンバは四面圧縮チャンバと呼称される。次に、液圧シリンダ1は四面圧縮チャンバを通して可動式ラム2を拘束ブロック8に向けて前方に移動させ、バネ圧縮動作を完了する。次に、液圧シリンダ1は、可動式ラム2を四面圧縮チャンバ内で後方に移動させて、拘束ブロック8に対する圧力を緩める。次に、液圧シリンダ34は、拘束ブロック8を示される元の位置に移動させる。次に、液圧シリンダ1は、可動式ラム2を四面圧縮チャンバ内で前方に移動させて、この時点では圧縮されているバネセット36を四面圧縮チャンバの遠位端部から押し出す。次に、液圧シリンダ1は、可動式ラム2を四面圧縮チャンバ内で後方に移動させて、示される元の位置に戻す。次に、液圧シリンダ54は、可動式サイドラム56を示される元の位置に再び移動させる。
【0087】
さらに詳細には、引き続き図6の本発明を参照すると、バネセット装填エリア52の寸法は、圧縮対象の予想される最大のバネセットを収容するようなサイズであり得る。サブ構成要素延長部58上の高さ低減供給シュート66の最高点は、バネ圧縮機のマットレスリサイクル用途での、圧縮対象の予想される最も高いバネセットのうちの最も高い個々のバネよりもわずかに高くし得る。高さ低減供給シュート66の上向きの傾斜は、実質的に10°〜45°の範囲に制限し得る。高さ低減供給シュート66は、バネセット36内の個々のバネの上部を、二面圧縮チャンバ延長上部64の下を通過する場所まで下方に移動させるために適切な強度を有するべきである。そして、高さ低減供給シュート66を移動可能にすることにより、バネセット装填エリア52の寸法のうちの少なくとも1つを低減し得る。液圧シリンダ54は、バネセット36を三面圧縮チャンバ内に押し入れ、バネ圧縮動作中、可動式サイドラム56を定位置に保持するために適切なストロークおよび動力を提供するようなサイズである。
【0088】
さらに詳細には、図6を参照すると、二面圧縮チャンバ44、可動式サイドラム56、サブ構成要素延長部58、二面圧縮チャンバ延長上部64、および高さ低減供給シュート66は、バネ圧縮動作に耐えるために適切な強度の材料で構築し得、好ましくは、材料は金属であり得、より好ましくは、材料は、バネセット36の金属よりも硬い金属であり得、より好ましくは、材料は、バネセット36の金属よりも硬い機械仕上げされた金属であり得る。
【0089】
図6に示される本発明の利点としては、金属くず市場でのリサイクルに適した構造にバネセットを圧縮する機能が挙げられるが、これに限定されない。バネセットを側方から装填することの利点は、可動式サイドラムがバネセットの幅または長さを圧縮して、金属くずの幅または長さに関する金属くず業界の要件に準拠でき、その一方で、別のラムがバネセットの圧縮されていない長さまたは幅を圧縮して、第2の寸法要件について金属くず業界に準拠できることである。可動式上部の利点は、第3の金属くず寸法を調整でき、それにより、バネ圧縮機が金属くず市場の体積サイズ要件を満たすことができることである。二面圧縮チャンバ延長上部64および高さ低減供給シュート66の利点は、この構成が、動力供給される可動式上部を使用せずに、バネセット36内の個々のバネの高さを圧縮することである。
【0090】
一実施形態では、図6の本発明は、移動可能であり得る少なくとも1つの高さ低減供給シュートを有するバネ圧縮機であり、間で少なくとも1つのバネまたは少なくとも1つのバネセットがバネ圧縮動作を受ける少なくとも2つの可動式ラムと少なくとも1つの拘束力または逆向きの力とを含む、単体モード、順次モード、またはサイクルモードのうちの少なくとも1つで任意の位置において動作する任意の形状またはサイズである。上記バネ圧縮動作中、バネ圧縮機は、その構成を介して、圧縮されたバネの最終的な最大の長さ、幅、および高さを制御する。可動式ラムの面の高さおよび/または幅は調整可能であり得る。本発明の任意の可動式部品は、示されるように液圧で動力供給してもよく、または電気、機械、椀力、もしくは他の任意の動力源を介して動力供給してもよい。
【0091】
図7は、垂直シャフトバネ安定化装置を有する圧縮チャンバの水平実施形態を示す本発明の上面図および側面図である。
【0092】
これより本発明をより詳細に参照して、図7に、液圧シリンダ1、可動式ラム2、拘束ブロック8、可動式バネ安定化装置26、液圧シリンダ28、側部閉鎖圧縮チャンバ32、および液圧シリンダ34が、バネセット36に対してバネ圧縮動作を実行するように構成された、本発明の一実施形態が示される。
【0093】
より詳細には、引き続き図7の本発明を参照すると、側方閉鎖圧縮チャンバ32は、示されるように側方閉鎖圧縮チャンバ32に穴を開けることにより変更されており、それにより、可動式バネ安定化装置26が上下に、かつ側方閉鎖圧縮チャンバ32を通って移動できるようにする。動作に際して、液圧シリンダ34は、拘束ブロック8を上方に移動させて、側方閉鎖圧縮チャンバ32の端部を空ける。次に、液圧シリンダ28は、可動式バネ安定化装置26の上部が側方閉鎖圧縮チャンバ32の底面上にあるか、底面上よりも下になるまで、側方閉鎖圧縮チャンバ32を通して可動式バネ安定化装置26を下方に移動させる。次に、バネセット36は、側方閉鎖圧縮チャンバ32内に装填される。次に、液圧シリンダ34は、拘束ブロック8を下方に移動させて、側方閉鎖圧縮チャンバ32の端部を閉じる。次に、液圧シリンダ28は、少なくとも、可動式バネ安定化装置26の上部がバネセット36内の個々のバネの質量中心の高さに達する距離になるまで、好ましくは、液圧シリンダ28がバネ安定化装置26の上部をバネセット36内の個々のバネのおおよそ上部まで移動させるまで、またはより好ましくは、液圧シリンダ28が安定化装置26の上部を側方閉鎖圧縮チャンバ32の上面に開けられた穴内に移動させるまで、側方閉鎖圧縮チャンバ32内部でバネセット36の個々のバネを通して可動式バネ安定化装置26を上方に移動させる。次に、液圧シリンダ1は可動式ラム2を側方閉鎖圧縮チャンバ32内で拘束ブロック8に向けて前方に移動させる。バネ圧縮動作中、可動式ラム2が前方に移動する際、可動式ラム2と特定の可動式バネ安定化装置26を介して定位置に保持されているバネセット36内の個々のバネとが最初に接触する直前、または接触時に、液圧シリンダ28は、上記特定のバネ安定化装置26を、上記特定のバネ安定化装置26の上部が側部閉鎖圧縮チャンバ32の底面に開けられた穴の上部にあるか、またはその穴の上部よりも下の場所まで再び下に引っ張る。バネ圧縮動作が完了した場合、液圧シリンダ1は、バネ圧縮動作を介して拘束ブロック8に加えられていた圧力を緩めるのにちょうど十分な程度、可動式ラム2を側部閉鎖圧縮チャンバ32を通して後方に移動させる。次に、液圧シリンダ34は、拘束ブロック8を上方に移動させて、側部閉鎖圧縮チャンバ32の端部を空けさせる。次に、可動式ラム2を側部閉鎖圧縮チャンバ32内部で前方に移動させて、この時点では圧縮されているバネセット36を側方閉鎖圧縮チャンバ32の端部から押し出す液圧シリンダ1。次に、側部閉鎖圧縮チャンバ32を通して可動式ラム2を後方に引っ張り、初期位置に戻す液圧シリンダ1。
【0094】
図7に示される本発明の構造の詳細は、液圧シリンダ1に関して上述したように、可動式ラム2、拘束ブロック8、バネ安定化装置26、液圧シリンダ28、側部閉鎖圧縮チャンバ32、液圧シリンダ34、バネセット36を含み、鋼、より好ましくはバネセット36の鋼よりも硬い鋼であり得る。
【0095】
図7に示される本発明の利点は、バネ安定化装置26が、側部閉鎖圧縮チャンバ32の内部高さに関係なく、バネセット36内の個々のバネを圧縮位置に保持し、側部閉鎖圧縮チャンバ32が様々な高さのバネセット36を圧縮できるようにする機能が挙げられるが、これらに限定されない。
【0096】
一実施形態では、図7の本発明は、任意の形状またはサイズの側部閉鎖圧縮チャンバのバネ圧縮機であり、このバネ圧縮機は、上記バネがバネ圧縮動作を受ける直前まで、バネ安定化装置を介して間に少なくとも1つのバネまたは少なくとも1つのバネセットが定位置に保持される少なくとも1つの可動式ラムと少なくとも1つの拘束力または逆向きの力とを備える。図7の本発明は水平位置で示される。垂直位置または水平位置と垂直位置との間の任意の角度で動作してもよく、図7の本発明は、単体として動作するように構成し得、ユニットセットとして順次動作するように構成し得、または単一動作もしくはサイクル動作で動作するように構成し得る。本発明の任意の可動式部品は、示されるように液圧で動力供給してもよく、または電気、機械、椀力、もしくは他の任意の動力源を介して動力供給してもよい。
【0097】
図8は、関連する磁場を有する電磁石を使用して、バネを定位置に保持する圧縮チャンバを示す本発明の斜視図である。
【0098】
これより本発明をより詳細に参照すると、図8は、液圧シリンダ1、可動式ラム2、拘束ブロック8、電源29、電磁石30、側部閉鎖圧縮チャンバ32、液圧シリンダ34が、バネセット36に対してバネ圧縮動作を実行するように構成された、本発明の一実施形態が示される斜視図である。
【0099】
図8では、複数の電磁石30が、側部閉鎖圧縮チャンバ32の底面に取り付けられて示される。
【0100】
より詳細には、引き続き図8を参照すると、動作に際して、バネセット36は、側方閉鎖圧縮チャンバ32内に装填される。次に、液圧シリンダ34は、拘束ブロック8を下方に移動させて、側方閉鎖圧縮チャンバ32の端部を閉じる。次に、電流29がオンになり、電磁石30を通って流れて、磁場を生成し、この磁場は、バネセット36内の個々のバネの下部を側部閉鎖圧縮チャンバ32の底面に当接して保持する。バネ圧縮動作中、可動式ラム2は、特定の電磁石の磁場を介して圧縮位置に保持されているバネセット36内の個々のバネに係合する直前まで、またはその係合するときまで、拘束ブロック8に向かって移動し、係合したとき、上記特定の電磁石への電流29はオフになり、上記特定の電磁石の磁場は、バネセット36内の上記個々のバネの下部を側部閉鎖圧縮チャンバ32底面に当接して保持するのを停止し、バネ圧縮動作を進行できるようにする。
【0101】
バネ圧縮動作が完了した場合、液圧シリンダ1は、側部閉鎖圧縮チャンバを通して可動式ラム2を後方に移動させる。バネ圧縮動作を介して拘束ブロック8に加えられていた圧力を緩めるのにちょうど十分な程度、可動式ラム2を側部閉鎖圧縮チャンバ32を通して後方に移動させる。次に、液圧シリンダ34は、拘束ブロック8を上方に移動させて、側部閉鎖圧縮チャンバ32の端部を空けさせる。次に、液圧シリンダ1は、可動式ラム2を側部閉鎖圧縮チャンバ32内部で前方に移動させて、この時点では圧縮されているバネセット36を側方閉鎖圧縮チャンバ32の端部から押し出す。次に、液圧シリンダ1は、側部閉鎖圧縮チャンバ32を通して可動式ラム2を後方に引っ張り、初期位置に戻す。
【0102】
さらに詳細には、引き続き図8を参照すると、電磁石30の個数および強度を使用して、圧縮動作の準備として、バネセット36の個々のバネを側部閉鎖圧縮チャンバ32の底面に当接してそれぞれの圧縮位置に保持するために必要な個数および間隔を決定すべきであることが当業者には明らかであろう。
【0103】
側部閉鎖圧縮チャンバ32の底面を除く図8に示される本発明の構造の詳細は、液圧シリンダ1に関して上で特定したように、可動式ラム2、拘束ブロック8、電磁石30、側部閉鎖圧縮チャンバ32、および液圧シリンダ34であり、鋼、好ましくは、バネセット36の鋼よりも硬い鋼のものであり得る。側部閉鎖圧縮チャンバ32の底面は、電磁石30が適宜機能し得るように、非鉄材料で構築し得る。さらに、この非鉄材料を保護するために、摩耗防止ストリップを、側部閉鎖圧縮チャンバ32内部の任意の可動式部品に追加する必要があり得る。すなわち、チャンバを通過する任意の可動式ラムの底の、側部閉鎖圧縮チャンバ32の底面に接触する任意の部分に摩耗防止ストリップを有し得る。
【0104】
図8に示される本発明の利点としては、側部閉鎖圧縮チャンバ32の内部高さに関係なく、バネセット36内の個々のバネを圧縮位置に保持して、側部閉鎖圧縮チャンバ32が様々な高さのバネセット36を圧縮できる本発明の機能が挙げられるが、これに限定されない。
【0105】
一実施形態では、図8の本発明は、任意の形状またはサイズの側部閉鎖圧縮チャンバのバネ圧縮機であり、このバネ圧縮機は、上記バネがバネ圧縮動作を受ける直前まで、磁場を介して間に少なくとも1つのバネまたは少なくとも1つのバネセットが定位置に保持される少なくとも1つの可動式ラムと少なくとも1つの拘束力または逆向きの力とを備える。図8の本発明は水平位置で示される。垂直位置または水平位置と垂直位置との間の任意の角度で動作してもよく、図8の本発明は、単体として動作するように構成し得、ユニットセットとして順次動作するように構成し得、または単一動作もしくはサイクル動作で動作するように構成し得る。本発明の任意の可動式部品は、示されるように液圧で動力供給してもよく、または電気、機械、椀力、もしくは他の任意の動力源を介して動力供給してもよい。
【0106】
図9は、切断を介してバネセット補強構造を弱化させる方法の水平実施形態を示す本発明の側面図である。
【0107】
より詳細には、図9の本発明を参照すると、液圧シリンダ69、切断刃70、およびスロット付き切断ベース72をさらに備える、圧縮動作に向けてのバネセット36の準備の一実施形態の側面図である。
【0108】
動作に際して、バネセット36は、切断刃70がバネセット36に係合する際、切断刃70がバネセット36の製造業者の補強枠に接触するように、切断刃70の下に位置合わせされたスロット付き切断ベース72上に配置される。補強枠は、バネセット36の寿命サイクル中にバネセット36を内蔵された位置に保つシステムとして定義される。補強枠は、バネセット36を一緒に保持する。液圧シリンダ69は、切断刃70をスロット付き切断ベース72に向けて下方に移動させ、補強枠を切断する。次に、液圧シリンダ69は、切断刃70を上方に移動させて、示される元の位置に戻す。
【0109】
さらに詳細には、引き続き図9の本発明を参照すると、切断刃70は、切断刃70とスロット付き切断ベース72のスロットの縁部との間にあるバネセット36のワイヤを切断するために適した材料、強度、およびシャープさを含む。液圧シリンダ69は、補強枠を切断するために適切な動力およびストロークを含む。さらに、液圧シリンダ69のストローク長は、スロット付き切断ベース72上にバネセット36を位置決めできるように、スロット付き切断ベース72の十分な上方に切断刃70を移動させるものであるべきである。スロット付き切断ベース72は、金属、好ましくは、鋼、より好ましくは、切断刃70が補強枠を切断する際に当接する平滑なスロット縁部を維持するのに十分に硬い鋼で製造し得る。
【0110】
図9に示される本発明の利点としては、バネセット36内の補強枠の切断を介して、バネセット36の個々のバネを圧縮位置から移動させる補強枠の機能が大幅に低減することが挙げられるが、これに限定されない。この結果、バネ圧縮動作がより効率的になる。バネ圧縮機は、上記独自のバネ圧縮機の性能を最適化するように、切断の場所および個数を決定し得る。
【0111】
一実施形態では、図9に示される本発明は、切断刃、切断ホィール、レーザ、切断トーチ、ボルトカッター、または製造業者の補強枠を切断して、補強枠を切断可能な他の任意の装置を使用し得る。
【0112】
図10は、変形を介してバネセット補強構成を弱化する方法の水平実施形態を示す本発明の側面図である。
【0113】
より詳細には、図10の本発明を参照すると、垂直支持体74、クリンピングヘッド76、液圧シリンダ78、補強枠の上部79、可動式クリンピングフォーム80、液圧シリンダ78、補強枠の下部81、およびクリンピングベース82をさらに含む、圧縮動作に向けてバネセット36を準備する一実施形態の端面図である図10Aおよび側面図である図10Bがある。
【0114】
動作に際して、バネセット36の補強枠の下部81は、クリンピングヘッド76の下かつ可動式クリンピングフォーム80の下に位置合わせされてクリンピングベース82上に配置され、バネセット36の補強枠の上部79は、液圧シリンダ78がクリンピングヘッド76を下方に移動させた場合、クリンピングヘッド76が補強枠の上部79に係合するように、可動式クリンピングフォーム80とクリンピングヘッド76との間に配置され、次に、クリンピングヘッド76は、補強枠の上部79を可動式クリンピングフォーム80に係合する場所まで押し下げ、下方に移動して補強枠の下部81に係合し、補強枠の下部81がクリンピングベース82に係合するまで、押し下げ続ける。この時点で、クリンピングベース82は、下方へのさらなる移動に抵抗し、補強枠の上部79をクリンピングヘッド76と可動式クリンピングフォーム80との間で強制的に変形させると共に、補強枠の下部81を可動式クリンピングフォーム80とクリンピングベース82との間で強制的に変形させる上向きの力を提供する。次に、液圧シリンダ78は、クリンピングヘッド76を上方に移動させ、それにより、この時点では変形しているバネセット36をクリンピングベース82から取り出せるようにする。垂直支持体74は、可動式クリンピングフォーム80を定位置に保持する。
【0115】
図10に示される本発明の構造の詳細は、金属で製造し得、より好ましくは、バネセット36の鋼よりも高い鋼で製造し得る。
【0116】
図10に示される本発明の利点としては、バネセット36が変形されるポイントが補強枠を弱化させ、それにより、バネ圧縮動作中に補強枠を曲げる場所の制御を補助できる曲点を補強枠に生成し、バネ圧縮動作をより効率的にし得ることが挙げられるが、これに限定されない。さらに、補強枠の曲点を制御する機能により、補強枠がバネ圧縮動作において帯締め材料として機能できるようにし得ることが当業者には明らかであろう。
【0117】
広義の実施形態では、図10の本発明は、任意のサイズまたは任意の形状であり得、クリンピングヘッド、可動式クリンピングフォーム、およびクリンピングベースのパターンは、クリンピング部品が協働して、補強枠を変形させる任意の設計であり得る。この装置は水平位置で示されるが、垂直位置または水平位置と垂直位置との間の任意の角度で動作してもよい。本発明の任意の可動式部品は、示されるように液圧で動力供給してもよく、または電気、機械、椀力、もしくは他の任意の動力源を介して動力供給してもよい。
【0118】
図11は、圧縮されたバネセットの少なくとも1つの体積長さを調整するバネ圧縮後の追加の圧縮チャンバを示す本発明の上面図および側面図である。
【0119】
これより本発明をより詳細に参照すると、図11に、ラム脚部86、液圧シリンダ88、圧縮されたバネセット90、および曲げフォーム92をさらに含む本発明のバネ圧縮後動作の一実施形態の側面図が示される。
【0120】
より詳細には、引き続き図11の本発明を参照すると、動作に際して、圧縮されたバネセット90が曲げフォーム92上に配置される。次に、液圧シリンダ88は、少なくとも2つのラム脚部86を下方に移動させ、圧縮されたバネセット90を曲げフォーム92の両側に係合させる。液圧シリンダ88がラム脚部86を下方に移動させ続けるにつれて、圧縮されたバネセット90は曲げフォーム92上で曲がる。次に、液圧シリンダ88は、ラム脚部86を上方に移動させて、圧縮されたバネセット90を係合解除する。次に、この時点で曲げられている圧縮バネセット90は、曲げフォーム92から取り外される。次に、この時点で曲げられている圧縮バネセット90は再び、バネ圧縮動作を受け得る。
【0121】
図11に示される本発明の構造の詳細は、「示されるような」ものであり、金属、好ましくは、鋼、より好ましくは、圧縮されたバネセット90の鋼よりも硬い鋼で製造し「得る」。この動作は、圧縮チャンバ内部で完了し得る。複数の曲げフォーム92、複数の液圧シリンダ88、および複数のラム脚部86により、圧縮されたバネセット90内に複数の曲点を生成し得る。そして、少なくとも1つのラム脚部86は、追加の曲げフォーム92を追加することにより、または他の固定された曲点に置き換え得る。ラム脚部86の幅は、圧縮されたバネセット90の幅よりも長くし得る。
【0122】
図11に示される本発明の利点としては、金属くずの長さおよび幅の測定に基づいて、市場販売価格を最適化するように、圧縮されたバネセット90の長さを制御する機能が挙げられるが、これに限定されない。バネ圧縮動作の効率が100%を下回る場合は常に、圧縮動作を通して圧縮され曲げられたバネセットのリサイクルは、鋼くず市場に適した圧縮バネセットになり得る。
【0123】
広義の実施形態では、図11の本発明は、圧縮チャンバ内で少なくとも1回圧縮されたバネセットを折り曲げる機能を有すると共に、少なくとも1つの可動式ラム、少なくとも1つのラム脚部、および少なくとも1つの曲げフォームを備える、任意の形状または任意のサイズのバネ圧縮動作後のバネ圧縮機である。
【0124】
図12は、バネ圧縮プロセスを示す本発明の流れ図である。図9は、切断を介して製造業者のバネセット補強構成を弱化させる方法の水平実施形態を示す本発明の側面図である。
【0125】
語句「マットレスまたはボックススプリング」または語句「マットレススプリング」が使用される場合、これらはさらに、バネまたは任意の柔らかいまたは詰め物された家具からの他の任意の金属ならびにマットレスまたはボックススプリングからの任意の金属を意味する。
【0126】
これより本発明をより詳細に参照すると、図12に、マットレスおよびボックススプリングを有する標準的なベッド100、余ったマットレスまたはボックススプリング102、余ったマットレスまたはボックススプリングの収集および輸送104、マットレス、ボックススプリング、または柔らかい家具の格納、分別、解体施設106、二次的な家具市場でのマットレス、ボックススプリング、または柔らかい家具の販売107、バネセット108、準備済みバネセット110、圧縮チャンバへの準備済みバネセットの装填112、バネセットに対するバネ圧縮動作114、圧縮チャンバからのバネセットの取り外しおよび事後処理116、圧縮されたバネの輸送118、鋼リサイクルセンターまたは鋼工場120、マットレス解体からの再使用可能な材料の積み込みおよび輸送122、柔らかい材料のリサイクルまたは再使用施設124、ボックススプリングの解体から生じる木製品の積み込みおよび輸送126、ならびに木リサイクルまたは規格材の再販業者、使用者、またはパルプ木処理施設128を含む本発明のプロセスの一実施形態のフローチャートが示される。
【0127】
より詳細には、引き続き図12の本発明を参照すると、動作に際して、人々はマットレスおよびボックススプリングを有する標準的なベッド100を購入し、そのベッドで眠り、マットレスまたはボックススプリングの破棄を選択した場合、余ったマットレスまたはボックススプリング102を廃棄する。次に、余ったマットレスおよびボックススプリングは、単一または様々な場所に集められる:余ったマットレスまたはボックススプリングの収集および輸送104。マットレスリサイクル施設において、マットレスおよびボックススプリングは、使用可能な部品またはリサイクル可能な構成要素に分別される:マットレス、ボックススプリング、または柔らかい家具の格納、分別、解体施設106。広義では、マットレス、ボックススプリング、または柔らかい家具の格納、分別、解体施設106は、4つの基本的なプロセスストリームを生み出す。
【0128】
第1の基本的なプロセスストリームは、まだ使用可能なマットレス、ボックススプリング、または他の柔らかい家具をリサイクルプロセスから完全に外して、二次的な家具市場でのマットレス、ボックススプリング、または柔らかい家具の販売107として二次的な家具市場で直接販売することである。
【0129】
第1の基本的なプロセスストリームにおいて使用可能なマットレス、ボックススプリング、または他の柔らかい家具が外されると、残った使用不可能なマットレス、ボックススプリング、または他の柔らかい家具は、構成要素である部品に解体され、これら構成要素である部品は分離され、分別される。
【0130】
第2の基本的なプロセスストリームは、マットレスもしくはボックススプリングの構築に使用されているか、またはマットレスもしくはボックススプリングの修理のために後に挿入されたバネ、枠、補強枠、接続具、結び、機械的装置、支持具等からの金属のリサイクルである。金属以外のすべての材料が、マットレススプリングから取り外された場合、バネセット108は、バネ圧縮動作プロセスに入る準備が整う。バネ圧縮動作前に、バネセット108を事前処理して、準備済みバネセット110にし得る。図9および図10は、関連する詳細な説明と共に、マットレスのバネセットを準備済みバネセット110にする方法を定義している。次に、バネセットは、圧縮チャンバへの準備済みバネセットの装填112として、図12において説明される圧縮チャンバ内に装填される。次に、バネセットに対するバネ圧縮動作114が完了する。次に、圧縮チャンバからのバネセットの取り外しおよび事後処理116が行われる。図11は、関連する詳細な説明と共に、圧縮されたバネセットの事後処理が何であり得るかを定義している。事後処理後、必要であれば、点線で示されるように、圧縮されたバネセットを、圧縮チャンバへの準備済みバネセットの装填112に再び送り得る。次に、圧縮されたバネセットが積み込まれ、次に、鋼リサイクルセンターまたは鋼工場120への圧縮されたバネの輸送118が完了する。
【0131】
第3の基本的なプロセスストリームは、マットレス、ボックススプリング、または柔らかい家具の格納、分別、解体施設106でのマットレスおよびボックススプリングからの綿、発泡体、ティッキング、およびキルティング等の柔らかい材料のうちの少なくとも1つであり得る。柔らかい材料は通常、梱包され、次に、柔らかい材料のリサイクルまたは再使用施設124へのマットレス解体からの再使用可能な材料の積み込みおよび輸送122が行われる。
【0132】
第4の基本的なプロセスストリームは、マットレス、ボックススプリング、または柔らかい家具の格納、分別、解体施設106でのボックススプリングの解体から発生する木である。この木は、規格材または規格材くずであり得る。規格材または規格材くずは、積み込まれ、木リサイクルまたは規格材の再販業者、使用者、またはパルプ木処理施設128に輸送される:ボックススプリングの解体から生じる木製品の積み込みおよび輸送126。
【0133】
さらに詳細には、引き続き図12のフローチャートを参照すると、プロセスの効率は、人口の大きいセンターの近傍に配置され、鉄道および水運という輸送方法の使用を介して輸送コストを低減し得る場合に大幅に増大する。
【0134】
示される本発明の利点としては、構成要素である部品を良好に使用し、徐々に少なくなる利用可能な埋め立て地に様々な形態の柔らかい家具を入れない、特にマットレスおよびボックススプリングを含む様々な形態の柔らかい家具の再使用およびリサイクルという付加価値が挙げられるが、これに限定されない。
【0135】
広義の実施形態では、図12に示されるプロセスフローチャートを使用して、柔らかい家具を構成要素である部品に分解し、次に、これら部品をリサイクルまたは再使用することを介して、人間により作られた略あらゆる柔らかい家具をリサイクルし得る。
【0136】
本発明の書面での上記説明により、当業者は、本発明の最良の形態であると目下考えられている形態を製造し使用することができるが、本明細書における特定の実施形態、方法、および例の変形、組み合わせ、および均等物の存在を当業者は理解し認識するであろう。したがって、本発明は、上記実施形態、方法、および例により限定されるべきではなく、特許請求される本発明の範囲および趣旨内のすべての実施形態および方法により限定されるべきである。
【0137】
図13は、ボックススプリング内の枠からバネセットを分離する装置の側面図である。
【0138】
これより本発明をより詳細に参照すると、図13に、ボックススプリング枠132、少なくとも1つの拘束枠ホルダ134、補強構成136、少なくとも1つの可動力138、および枠を固定位置に固定する枠に接触したバネセット139を備える、ボックススプリング内の枠からバネセットを分離する装置の一実施形態の側面図が示される。
【0139】
より詳細には、引き続き図13の装置を参照すると、動作に際して、拘束枠ホルダ134は、ボックススプリング枠132が静止位置に保持され、拘束枠ホルダ134がボックススプリング枠132に接触するように、ボックススプリング枠132の下に配置される。次に、可動力138が補強構造136上にフック掛けされる。次に、可動力138が作動して、バネセット139がボックススプリング枠132から分離する間で押し下げられる。
【0140】
図13に示される本発明の構造の詳細は、「示されるような」ものであり、金属、好ましくは、鋼、より好ましくは、圧縮されたバネセット90の鋼よりも硬い鋼で製造し得る。この動作は、バネセット139をボックススプリング枠312に保持する任意のステープルまたは他の接続具が下の床に落ちないように、示されるように完了し得る。複数の拘束枠ホルダ134および複数の可動力138が、この分離プロセスを円滑化する役割を果たす。
【0141】
図13に示される本装置の利点としては、バネセット139がバネ圧縮機に配置される前に、バネセット139から非金属製の枠を分離する機能が挙げられるが、これに限定されない。
【0142】
図13に示される装置は、ボックススプリングまたは枠およびバネを有する他の任意の柔らかい家具内の枠からバネセットを分離する機能を有する、任意の形状または任意のサイズのボックススプリング内の枠からバネセットを分離する装置である。
【図1A】

【図1B】

【図1C】

【図1D】

【図1E】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧縮するバネと、静止したバネの復元力軸に対して実質的に35°〜155°の角度で前記バネに対して力を加えると共に、同じ大きさで向きが逆の拘束力が前記静止したバネの復元力軸に対して実質的に215°〜325°の角度で加えられる装置とを備え、
フックの法則のバネの方程式においてx=0かつ復元力F=0である場合、前記バネは静止しており、前記加えられる力および前記拘束力の両方を組み合わせたものが、前記バネの塑性限界を実質的に超える場合、前記バネは変形し、前記バネの前記復元力はもはや、前記バネを元の形状に戻せない、バネ圧縮機。
【請求項2】
加えられる力を前記バネに対して及ぼす少なくとも1つの可動式ラムと、前記拘束力を前記バネに提供する少なくとも1つの拘束ブロックとを含む少なくとも1つの圧縮チャンバをさらに備える、請求項1に記載のバネ圧縮機。
【請求項3】
前記バネの復元力軸に沿った、または前記バネの復元力軸に略平行に、上向きの力および下向きの力を加えて、前記圧縮動作中、前記バネを所望の位置に保持することを助ける装置をさらに備える、請求項2に記載のバネ圧縮機。
【請求項4】
固定式または可動式の圧縮チャンバをさらに備え、前記圧縮チャンバ内で、前記静止したバネの復元力軸に対して実質的に35°〜155°の角度で前記バネに対して力が加えられると共に、同じ大きさで向きが逆の拘束力が静止したバネの前記復元力軸に対して実質的に215°〜325°の角度で加えられる、請求項3に記載のバネ圧縮機。
【請求項5】
前記圧縮動作中、前記バネを所望の位置に保持するのに役立つ、前記バネの復元力軸に沿った、または前記バネの復元力軸に略平行して上向きの力および下向きの力のうちの一方または両方を加える、前記圧縮チャンバの少なくとも1つの可動部をさらに備える、請求項4に記載のバネ圧縮機。
【請求項6】
前記圧縮チャンバの可動部の移動距離は、前記バネセットを前記圧縮チャンバ内に装填するために適切な開口に開口させるために十分なものである、請求項5に記載のバネ圧縮機。
【請求項7】
高さ低減供給シュートをさらに備え、前記高さ低減供給シュートは、供給ラムが前記バネセットを前記高さ低減供給シュートを通して前記圧縮チャンバ内に押し込む際に、高さ制限を介して前記バネセットに上下方向の力を加える、請求項4に記載のバネ圧縮機。
【請求項8】
前記バネの圧縮が開始されるまで、前記バネを所望の位置に保持するのに役立つ物理的支持体をさらに備える、請求項2に記載のバネ圧縮機。
【請求項9】
前記バネの圧縮が開始されるまで、前記バネを所望の位置に保持するのに役立つ磁場を、前記バネの復元力軸に沿って、または前記バネの復元力軸に平行して印加する磁気装置をさらに備える、請求項2に記載のバネ圧縮機。
【請求項10】
前記拘束力を提供すると共に、前記バネセットを前記圧縮チャンバ内に供給できるようにし、かつ/または前記圧縮チャンバから前記バネセットを取り出せるようにする少なくとも1つの可動式拘束ブロックをさらに備える、請求項9に記載のバネ圧縮機。
【請求項11】
少なくとも2つの圧縮チャンバさらに備え、前記追加の圧縮チャンバは、前記バネセットの少なくとも1つの体積寸法を調整するために使用される、請求項10に記載のバネ圧縮機。
【請求項12】
少なくとも1つの可動式ラムが、前記圧縮されたバネセットを少なくとも1つの支点の周りに折り曲げて、前記圧縮されたバネセットの少なくとも1つの体積寸法を低減できる追加のチャンバををさらに備える、請求項11に記載のバネ圧縮機。
【請求項13】
少なくとも1つの可動式ラムは、前記折り曲げられたバネセットをさらに圧縮できる、請求項12に記載のバネ圧縮機。
【請求項14】
高さ調整可能かつ/または幅調整可能なラムをさらに備え、前記ラムは、通過しなければならない1つまたは複数の前記圧縮チャンバの寸法内に合うように調整可能である、請求項10に記載のバネ圧縮機。
【請求項15】
ボックススプリング枠からボックススプリング内のバネセットを分離する装置であって、
ボックススプリングと、前記枠を固定位置に固定する前記枠に接触する少なくとも1つの拘束枠ホルダと
を備える、ボックススプリング枠からボックススプリング内のバネセットを分離する装置。
【請求項16】
可動力をさらに備え、前記可動力は、加えられる際、前記バネセットを前記枠から離れるように引っ張り、前記ボックススプリングセットから前記ボックススプリング枠を分離するように、前記バネセットに取り付けられる、請求項15に記載のボックススプリング枠からボックススプリング内のバネセットを分離する装置。
【請求項17】
バネセットを所定の形状に保持するように設計されたバネセット補強構成を弱化させる装置であって、
バネセットと、
前記補強構造の物理的な処理を介して、設計された強度に逆らう装置と
を備え、
前記バネセット補強構造はもはや、前記バネ圧縮機内での圧縮中、バネを所望の位置から動かすことができない、バネセット補強構成を弱化させる装置。
【請求項18】
ポイントで前記バネセット補強構成を切断する切断装置をさらに備え、前記バネセット補強構造はもはや、前記バネ圧縮機内での圧縮中、バネを所望の位置から動かすことができない、請求項17に記載のバネセット補強構成を弱化させる装置。
【請求項19】
ポイントで前記バネセット補強構成を変形させる変形装置をさらに備え、前記バネセット補強構造はもはや、前記バネ圧縮機内での圧縮中、バネを所望の位置から動かすことができない、請求項17に記載のバネセット補強構成を弱化させる装置。
【請求項20】
バネ圧縮機システムを使用する方法であって、
マットレス、ボックススプリング、および柔らかい家具を購入し使用するステップと、
マットレス、ボックススプリング、または柔らかい家具を破棄するステップと
を含む、方法。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A−7B】
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【図8】
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【図9】
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【図10A−10B】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公表番号】特表2013−518721(P2013−518721A)
【公表日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−549333(P2011−549333)
【出願日】平成22年4月21日(2010.4.21)
【国際出願番号】PCT/US2010/023657
【国際公開番号】WO2010/110949
【国際公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【出願人】(511161421)
【Fターム(参考)】