説明

バンド取付構造

【課題】本体ケースとバンドとの一体感が得られ、且つバンドに上下方向の外力が加わっても、バンド取付部に対するバンドの取付部分の位置ずれを防ぐバンド取付構造を提供する。
【解決手段】腕時計ケース1の両側部に設けられたバンド取付部6と、このバンド取付部6が嵌合する嵌合凹部10を有する時計バンド2と、バンド取付部6の上面側に設けられた第1係止突起部7と、バンド取付部6の下面側に設けられた第2係止突起部8と、嵌合凹部10内に設けられてバンド取付部6の第1係止突起部7が係合する第1係合凹部11と、嵌合凹部10内に設けられてバンド取付部6の第2係止突起部8が係合する第2係合凹部12とを備えた。従って、腕時計ケース1と時計バンド2とが一体的に取り付けられたような一体感が得られ、且つ時計バンド2に上下方向の外力が加わっても、バンド取付部に対するバンドの取付部分の位置ずれを防ぐことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、本体ケースにバンドを取り付けるためのバンド取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、腕時計ケースに時計バンドを取り付けるバンド取付構造としては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケースの両側部に設けられたバンド取付部に合成樹脂製の先かん部材を第1のばね棒によって取り付けると共に、この先かん部材に金属製のカバー部材を取り付け、このカバー部材に時計バンドを第2のばね棒で取り付けるように構成したものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−144536号
【0004】
この場合、腕時計ケースの両側部にそれぞれ設けられたバンド取付部の上面部には、フック部が設けられている。また、先かん部材には、バンド取付部が嵌合する嵌合凹部が設けられており、この先かん部材の嵌合凹部における上部内面には、バンド取付部のフック部に係合する係合部が設けられていると共に、この先かん部材の嵌合凹部における下部には、腕時計ケースの下面に設けられた裏蓋の外周部における下面に当接する舌片部が設けられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような従来のバンド取付構造では、腕時計ケースのバンド取付部に先かん部材の嵌合凹部を嵌合させて、先かん部材をバンド取付部に第1のばね棒で取り付け、この先かん部材に取り付けられたカバー部材に時計バンドを第2のばね棒で取り付けた構成であるから、腕時計ケースと時計バンドとが一体的に取り付けられたような一体感が得られない。
【0006】
また、このような従来のバンド取付構造では、腕時計ケースのバンド取付部に先かん部材を取り付け、この先かん部材に取り付けられたカバー部材に時計バンドを取り付けた状態で、時計バンドに上方からの外力が加わっても、バンド取付部のフック部に先かん部材の係合部が係合し、且つ先かん部材の舌片部が裏蓋の下面に当接するので、先かん部材とバンド取付部との間に隙間が生じないようにすることができるが、時計バンドに下方からの外力が加わると、先かん部材の舌片部が裏蓋の下面から離れる方向に変位して位置ずれを起こすので、舌片部と裏蓋との間に隙間が生じやすいという問題がある。
【0007】
この発明が解決しようとする課題は、本体ケースとバンドとの一体感が得られ、且つバンドに上下方向の外力が加わっても、バンド取付部に対するバンドの取付部分の位置ずれを防ぐことができるバンド取付構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、本体ケースの両側部から突出して設けられたバンド取付部にバンドを取り付けるバンド取付構造において、
前記バンド取付部の上面側に突出して設けられた第1係止突起部と、前記バンド取付部の下面側に突出して設けられた第2係止突起部と、前記バンド取付部側に位置する前記バンドの端部に設けられて前記バンド取付部が嵌合する嵌合凹部と、この嵌合凹部内における上部側に設けられて前記バンド取付部の前記第1係止突起部が係合する第1係合部と、前記嵌合凹部内における下部側に設けられて前記バンド取付部の前記第2係止突起部が係合する第2係合部とを備え、前記バンド取付部の突出した先端面における中間部には、係合溝部が設けられ、前記バンドの前記嵌合凹部内における奥部には、前記バンド取付部の前記係合溝部に圧入する硬質の圧入部が設けられていることを特徴とするバンド取付構造である。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記バンドの前記第2係合部が係合する前記バンド取付部の前記第2係止突起部の両側部に、傾斜部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバンド取付構造である。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、本体ケースの両側部に設けられたバンド取付部にバンドの嵌合凹部を嵌合させて、バンド取付部の第1係止突起部を嵌合凹部の第1係合部に係合させると共に、バンド取付部の第2係止突起部を嵌合凹部の第2係合部に係合させることにより、従来例のような先かん部材やカバー部材を用いず、バンドを直接、本体ケースのバンド取付部に取り付けることができ、これにより本体ケースとバンドとが一体的に取り付けられたような一体感を得ることができる。
【0011】
また、この発明によれば、バンド取付部にバンドを取り付けた状態で、バンドに上方からの外力が加わっても、バンド取付部の第1係止突起部とバンドの第1係合部との係合により、バンド取付部に対しバンドの嵌合凹部における上部側が変位して位置ずれを起こすことがなく、またバンドに下方からの外力が加わっても、バンド取付部の第2係止突起部とバンドの第2係合部との係合により、バンド取付部に対しバンドの嵌合凹部における下部側が変位して位置ずれを起こすことがない。このため、バンドに上下方向の外力が加わっても、バンドとバンド取付部との間に、位置ずれによる隙間が生じるのを確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】この発明のバンド取付構造を腕時計に適用した実施形態1の正面図である。
【図2】図1のA−A矢視における断面図である。
【図3】図2の時計バンドを示した斜視図である。
【図4】図2の腕時計ケースを示した斜視図である。
【図5】図4の腕時計ケースを側方から見た斜視図である。
【図6】図5のB部を拡大して示した斜視図である。
【図7】図1の時計バンドに上方からの外力が加わる状態を示した要部の斜視図である。
【図8】図1の時計バンドに下方からの外力が加わる状態を示した要部の斜視図である。
【図9】この発明のバンド取付構造を腕時計に適用した実施形態2の断面図である。
【図10】図9のバンド取付構造の要部を示した拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
(実施形態1)
以下、図1〜図8を参照して、この発明のバンド取付構造を腕時計に適用した実施形態1について説明する。
この腕時計のバンド取付構造は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1の両側部に合成樹脂製の時計バンド2を一体的に取り付ける構成になっている。この場合、腕時計ケース1は、図2に示すように、その上部に時計ガラス3が取り付けられ、下面に裏蓋4が取り付けられ、内部に時計モジュール(図示せず)が組み込まれるように構成されている。
【0014】
この腕時計ケース1の上部外周には、合成樹脂製のベゼル5が設けられており、この腕時計ケース1の両側部、例えば12時側の側部と6時側の側部とには、図1および図2に示すように、バンド取付部6がそれぞれ設けられている。このバンド取付部6は、図4〜図6に示すように、腕時計ケース1の側面から裏蓋4の下方に向けて斜めに突出して設けられている。このバンド取付部6の下端部側における上面には、第1係止突起部7が設けられており、またこのバンド取付部6の下端部側における下面には、第2係止突起部8が設けられている。
【0015】
この場合、第1係止突起部7は、図2および図6に示すように、バンド取付部6の上面に対しほぼ垂直に突出して設けられ、この突出した部分に垂直面7aが形成され、この突出した先端側(図6では右端部側)からバンド取付部6の下端部側に亘って円弧状の曲面7bが形成された構成になっている。また、第2係止突起部8は、図2、図5、図6に示すように、バンド取付部6の下面に対し鋭角に突出して設けられ、この突出した部分に鋭角面8aが形成され、この突出した先端側(図6では下端部側)の下面がバンド取付部6の下面に連続する傾斜面8bに形成された構成になっている。
【0016】
一方、時計バンド2は、図2および図3に示すように、腕時計ケース1のバンド取付部6側に位置する端部(図3では上端部)にバンド取付部6が嵌合する嵌合凹部10が設けられている。この嵌合凹部10は、図2に示すように、バンド取付部6に嵌合した際に、上部側の上端が腕時計ケース1の上部外周に設けられたベゼル5の外周面に当接し、下部側の上端が裏蓋4の下面外周に当接するように構成されている。この嵌合凹部10内における上部内面には、図2に示すように、バンド取付部6の第1係止突起部7が係合する第1係合凹部11が設けられている。また、この嵌合凹部10内における下部内面には、バンド取付部6の第2係止突起部8が係合する第2係合凹部12が設けられている。
【0017】
この場合、第1係合凹部11は、バンド取付部6の第1係止突起部7に係合した際に、その内面が第1係止突起部7の垂直面7aに当接することにより、時計バンド2に上方からの外力が加わっても嵌合凹部10の上部側が変位しないように構成されている。また、第2係合凹部12は、バンド取付部6の第2係止突起部8に係合した際に、その内面が第2係止突起部8の鋭角面8aに食い込んで当接することにより、時計バンド2に下方からの外力が加わっても嵌合凹部10の下部側が変位しないように構成されている。
【0018】
ところで、バンド取付部6の下部内面に設けられた第2係止突起部8の両側部には、図4および図6に示すように、バンド取付部6に対し時計バンド2を取り外しやすくするための傾斜部13がそれぞれ設けられている。すなわち、この傾斜部13は、時計バンド2の嵌合凹部10を左右方向つまり3時側および9時側の両方向に繰り返しねじることにより、バンド取付部6の第2係止突起部8に対する時計バンド2の第2係合凹部12の係合を解除するように構成されている。また、このバンド取付部6には、図4〜図6に示すように、バンド取付部6を左右に分割するスリット状の分割溝14が設けられている。
【0019】
また、時計バンド2は、図1、図7、図8に示すように、その嵌合凹部10にバンド取付部6が嵌合した状態で、ビス15によってバンド取付部6に取り付けられるように構成されている。すなわち、時計バンド2の嵌合凹部10における両側部には、図3に示すように、ビス15がそれぞれ挿入するビス挿入孔部16が設けられており、バンド取付部6の両側部には、ねじ穴17が時計バンド2のビス挿入孔部16に対応して設けられている。
【0020】
なお、腕時計ケース1の6時側に位置するベゼル5には、図1および図2に示すように、押釦スイッチ18が設けられている。また、この腕時計ケース1の3時側および9時側に位置する各側面にも、図1、図7および図8に示すように、押釦スイッチ19がそれぞれ設けられている。
【0021】
このような腕時計のバンド取付構造によれば、腕時計ケース1のバンド取付部6に時計バンド2の嵌合凹部10を嵌合させると、バンド取付部6の第1係止突起部7に時計バンド2の嵌合凹部10内に設けられた第1係合凹部11が係合すると共に、バンド取付部6の第2係止突起部8に時計バンド2の嵌合凹部10内に設けられた第2係合凹部12が係合するので、バンド取付部6に時計バンド2を取り付けることができる。
【0022】
このため、従来例のような先かん部材やカバー部材を用いずに、時計バンド2を直接、腕時計ケース1のバンド取付部6に取り付けることができ、これにより腕時計ケース1と時計バンド2とが一体的に取り付けられたような一体感を得ることができる。この場合、時計バンド2は、ビス15が時計バンド2のビス挿入孔部16に挿入してバンド取付部6のねじ穴17に螺着することにより、確実に且つ強固に腕時計ケース1のバンド取付部6に時計バンド2を取り付けることができる。
【0023】
また、このバンド取付構造によれば、腕時計ケース1のバンド取付部6に時計バンド2を取り付けた状態で、図7に示すように、時計バンド2に上方からの外力が加わっても、バンド取付部6の第1係止突起部7と時計バンド2の第1係合凹部11とが係合しているので、バンド取付部6に対し時計バンド2の嵌合凹部10の上部側が変位して位置ずれを起こすことがない。また、図8に示すように、時計バンド2に下方からの外力が加わっても、バンド取付部6の第2係止突起部8と時計バンド2の第2係合凹部12とが係合しているので、バンド取付部6に対し時計バンド2の嵌合凹部10の下部側が変位して位置ずれを起こすことがない。
【0024】
このため、バンド取付部6に時計バンド2を取り付けた状態で、時計バンド2に上下方向の外力が加わっても、バンド取付部6に対する時計バンド2の取付部分つまり時計バンド2の嵌合凹部10の位置ずれを防ぐことができるので、時計バンド2とバンド取付部6との間に、位置ずれによる隙間が生じるのを確実に防ぐことができ、これによっても腕時計ケース1と時計バンド2とが一体的に取り付けられたような一体感を得ることができる。
【0025】
この場合、バンド取付部6における第2係止突起部8の両側部に傾斜部13がそれぞれ設けられていることにより、バンド取付部6に取り付けられた時計バンド2を取り外す際、バンド取付部6の第1、第2係止突起部7、8と時計バンド2の嵌合凹部10内の第1、第2係合凹部11、12とが係合していても、時計バンド2の嵌合凹部10を左右方向つまり3時側および9時側の両方向に繰り返しねじることにより、バンド取付部6の第2係止突起部8に対する時計バンド2の第2係合凹部12の係合を両側の傾斜部13によって解除することができるので、バンド取付部6から時計バンド2を容易に取り外することができる。
【0026】
(実施形態2)
次に、図9および図10を参照して、この発明のバンド取付を腕時計に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図8に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計のバンド取付構造は、腕時計ケース1のバンド取付部6における下部側の先端面に係合溝部20を設け、時計バンド2の嵌合凹部10内の奥部に圧入凸部21を設けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
【0027】
すなわち、腕時計ケースのバンド取付部6における下部先端面の中間部には、図9および図10に示すように、係合溝部20がバンド取付部6の左右方向(図10では紙面の表裏方向)に連続してバンド取付部6を上下に分割し、且つバンド取付部6の上下方向に沿って食い込んだ状態で設けられている。また、時計バンド2の嵌合凹部10内における奥壁部には、バンド取付部6の係合溝部20に圧入する圧入凸部21が設けられている。この圧入凸部21は、時計バンド2よりも硬質の合成樹脂からなり、インサート成形や二色成形などにより時計バンド2の嵌合凹部10内における奥壁部に一体に形成され、バンド取付部6の係合溝部20内に圧入により嵌め込まれるように構成されている。
【0028】
この場合にも、腕時計ケース1のバンド取付部6には、実施形態1と同様、第1係止突起部7と第2係止突起部8とが設けられていると共に、この第2係止突起部8の両側部に傾斜部13がそれぞれ設けられている。また、時計バンド2の嵌合凹部10内にも、実施形態1と同様、第1係合凹部11と第2係合凹部12とが設けられている。
【0029】
このような腕時計のバンド取付構造では、実施形態1と同様、バンド取付部6に時計バンド2を取り付けることができるほか、腕時計ケース1のバンド取付部6における下部先端面の中間部に係合溝部20を設け、時計バンド2の嵌合凹部10内の奥部に硬質の圧入凸部21を設けた構成であるから、腕時計ケース1のバンド取付部6に時計バンド2の嵌合凹部10を嵌合させる際、時計バンド2の嵌合凹部10に一体に形成された硬質の圧入凸部21をバンド取付部6の係合溝部20に圧入させて、バンド取付部6の第1係止突起部7と第2係止突起部8とに時計バンド2の嵌合凹部10内に設けられた第1係合凹部11と第2係合凹部12とを係合させることができ、これによりバンド取付部6に時計バンド2を確実に取り付けることができる。
【0030】
このように、この腕時計のバンド取付構造によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、時計バンド2の嵌合凹部10内に一体に形成された硬質の圧入凸部21がバンド取付部6の係合凹部20に圧入するので、バンド取付部6の下部先端側を上下に押し広げることができ、これによりバンド取付部6の第1係止突起部7と第2係止突起部8とに時計バンド2の嵌合凹部10内の第1係合凹部11と第2係合凹部12とを確実に且つ強固に係合させることができると共に、硬質の圧入凸部21をバンド取付部6の係合溝部20に強固に取り付けることができる。このため、実施形態1のようなビス15や、従来例のようなばね棒を用いずに、バンド取付部6に時計バンド2を確実に且つ強固に取り付けることができる。
【0031】
なお、上記実施形態1、2では、腕時計ケース1に時計バンド2を取り付けるバンド取付構造に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計ケース1に時計バンド2を取り付けるバンド取付構造である必要はなく、腕に装着する機器ケースにバンドを取り付けるバンド取付構造にも適用することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 腕時計ケース
2 時計バンド
6 バンド取付部
7 第1係止突起部
8 第2係止突起部
10 嵌合凹部
11 第1係合凹部
12 第2係合凹部
13 傾斜部
20 係合溝部
21 圧入凸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体ケースの両側部から突出して設けられたバンド取付部にバンドを取り付けるバンド取付構造において、
前記バンド取付部の上面側に突出して設けられた第1係止突起部と、
前記バンド取付部の下面側に突出して設けられた第2係止突起部と、
前記バンド取付部側に位置する前記バンドの端部に設けられて前記バンド取付部が嵌合する嵌合凹部と、
この嵌合凹部内における上部側に設けられて前記バンド取付部の前記第1係止突起部が係合する第1係合部と、
前記嵌合凹部内における下部側に設けられて前記バンド取付部の前記第2係止突起部が係合する第2係合部とを備え、
前記バンド取付部の突出した先端面における中間部には、係合溝部が設けられ、前記バンドの前記嵌合凹部内における奥部には、前記バンド取付部の前記係合溝部に圧入する硬質の圧入部が設けられていることを特徴とするバンド取付構造。
【請求項2】
前記バンドの前記第2係合部が係合する前記バンド取付部の前記第2係止突起部の両側部には、傾斜部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバンド取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−168197(P2012−168197A)
【公開日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−121442(P2012−121442)
【出願日】平成24年5月29日(2012.5.29)
【分割の表示】特願2007−123111(P2007−123111)の分割
【原出願日】平成19年5月8日(2007.5.8)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)