説明

パイプのT字型連結装置

【課題】2本のパイプのT字型連結装置において、パイプを簡単かつ強固に連結できるようにするとともに外観を良好にする。
【解決手段】第1支持部31、第2支持部32及び締結部33を有する支持部材30を樹脂により一体的に形成する。第1支持部31は、円筒状に形成され、側面部の一部が軸線方向に開放された開放端を有する。第2支持部32は、第1支持部31の開放端の一端部から軸線方向に垂直に延設されて、先端側に円柱部32bを有するとともに、第1支持部側に半円柱部32aを有する。締結部33は、第1支持部31の開放端の他端部から軸線方向に垂直に延設される。第2パイプ20の端部に貫通孔20aを設けておく。第1パイプ10及び第2パイプ20をそれぞれ第1支持部31及び第2支持部32にて支持し、貫通孔20aに保持用ボルト40を挿入して第2支持部32と締結部33とを締結する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2本のパイプをT字型に連結するパイプのT字型連結装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記非特許文献1に記載されているように、2本のパイプをT字型に連結する連結装置は知られている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】「HXR3L/HXR2L取扱説明書」(2007年 ヤマハ株式会社)http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/drum/japan/hardware/it_zh_jp_HXR3L_2L.pdf
【発明の概要】
【0004】
しかし、上記非特許文献1に記載の連結装置においては、2本のパイプをT字型に支持する支持部材にそれぞれ締結するために、各パイプについて、ねじの締結作業が必要であった。また、装置が大きく、外観上好ましくなかった。
【0005】
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、2本のパイプをT字型に連結する連結装置において、前記パイプを簡単かつ強固に連結できるようにするとともに外観を良好にすることにある。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の各構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、第1パイプ(10)及び第2パイプ(20)をT字型に連結するT字型連結装置において、筒状に形成され、側面部にて軸線方向に開放された開放端を有し、内部に第1パイプが挿入されて、内周面が第1パイプの外周面に当接して第1パイプを支持する第1支持部(31)と、前記開放端の一端部から前記軸線方向に垂直に延設され、第2パイプに挿入されて外周面が第2パイプの内周面に当接して第2パイプを支持する第2支持部(32)と、前記開放端の他端部から前記軸線方向に垂直に延設され、第2支持部と共に第2パイプに挿入されて、第2支持部に締結される締結部(33)とを有する支持部材(30)と、第2支持部と締結部とを締結するとともに、第2パイプを第2支持部に締結する第1締結部材(40)とを備え、第1締結部材を第2パイプ内に挿入するための第1貫通穴(20a)を、第2パイプの端部に設けておき、第1支持部にて第1パイプを支持するとともに、第2支持部にて第2パイプを支持し、第1締結部材を第1貫通穴から第2パイプ内に挿入し、第2支持部と締結部とを締結することにある。この場合、第1パイプ及び第2パイプを円筒状に形成し、第1支持部は、内周面が第1パイプの外周面に当接する円筒の側面部の一部を軸線方向に切り欠いて形成し、第2支持部は、先端部を第2パイプの内周面に当接する外周面を有する円柱状又は円筒状に形成するとともに、第1支持部の開放端側を切り欠いて形成し、締結部は、第2支持部の切り欠かれた部分に位置しているようにするとよい。
【0007】
上記のように構成したT字型連結装置によれば、第1支持部にて第1パイプを支持するとともに、第2支持部にて第2パイプを支持しておき、第1締結部材によって第2支持部及び締結部を締結するだけで簡単かつ強固に第1パイプと第2パイプとを連結できる。また、第1支持部を、内周面が第1パイプの外周面に当接する筒状に形成した。したがって、第1支持部側に突出する部分がほとんどないので、外観を良好にできる。
【0008】
また、本発明の他の特徴は、さらに、第2支持部と第2パイプを締結する第2締結部材(60)を備え、第2パイプ内に第2締結部材を挿入するための第2貫通孔(20b)を第2パイプの端部に設けておき、第2締結部材を第2貫通穴から第2パイプ内に挿入し、第2パイプを前記第2支持部に締結することにある。これによれば、第2パイプのガタつきを抑えて、第2パイプを第2支持部に、より強固に締結できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1A】本発明の一実施形態に係るパイプの連結部を示す斜視図である。
【図1B】図1Aの連結部の平面図である。
【図1C】図1Aの連結部の側面図である。
【図1D】図1Aの連結部の正面図である。
【図2A】パイプを連結するための支持部材の斜視図である。
【図2B】図2Aの支持部材の平面図である。
【図2C】図2Aの支持部材の側面図である。
【図2D】図2Aの支持部材の正面図である。
【図2E】図2Aの支持部材の底面図である。
【図3】図1BのB−B断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明のT字型連結装置により、楽器用スタンドを構成する2本のパイプをT字型に連結した一実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態においては、図1A乃至図1Dに示すように、第1パイプ10及び第2パイプ20が、支持部材30、保持用ボルト40、保持用ナット50、補強用ボルト60及び補強用ナット70によってT字型に連結されている。
【0011】
第1パイプ10及び第2パイプ20は、金属材料を押し出し加工して、円筒状に形成されている。第1パイプ10及び第2パイプ20の外周面には、軸線方向に沿って溝が設けられている。この溝は、主にパイプの外観を良好にするために設けられているが、後述するように、パイプを連結したときにパイプの周方向への回転を防止して、より強固にパイプを保持するためにも利用される。第1パイプ10及び第2パイプ20は、支持部材30によって直角に連結される。第2パイプ20の一端部には、後述の各種ボルトを挿入するための貫通孔20a及び貫通孔20bが共通の軸線上に設けられている(図3参照)。
【0012】
支持部材30は、図2A乃至図2Eに示すように、樹脂により一体的に形成されている。なお、支持部材30には、外観を良好にするため、使用する樹脂の量を減らしてコストを削減するため、成形し易くするためなどの理由から、各部に凹凸を有しているが、本発明に直接関係のない部分については説明を省略する。
【0013】
支持部材30は、薄肉の側面部を有する円筒状に形成され、前記側面部の一部を軸線方向に沿ってスリット状に切り欠いた第1支持部31を有する。すなわち、第1支持部31は側面部の一部が開放された開放端を有する。第1支持部31の開放端の一端面と他端面は、離間していて、平行になっている。第1支持部31の内周面は、凹凸のない滑らかな曲面となっており、第1支持部31に第1パイプ10が挿入されて、第1パイプ10の外周面に第1支持部31の内周面が当接して、第1パイプ10を支持する。また、支持部材30は、第1支持部31の開放端の一端部から軸線方向に垂直に延設された第2支持部32、及び第1支持部31の開放端の他端部から軸線方向に垂直に延設された締結部33を有する。
【0014】
後述するように、第2支持部32と締結部33は保持用ボルト40で締結されるが、第2支持部32と締結部33とが保持用ボルト40で締結される前においては、第1支持部31の内径は、第1パイプ10の外径よりもやや大きい。一方、第1支持部31及び締結部33が、保持用ボルト40によって締結されると、第1支持部31は多少変形し、第1支持部31の内径が小さくなり、第1パイプ10を締め付ける。
【0015】
第2支持部32は、樹脂成型によって支持部材30の他の部分と一体的に形成されて、第1支持部31側にて半円柱状に形成された半円柱部32aと、先端部側にて円柱状に形成された円柱部32bとを有する。半円柱部32aは、円柱部32bの外周面に連続した円弧状の外周面と、第1支持部31の一端面を延長した平面とを有する。言い換えれば、半円柱部32aは、第1支持部31の一端面を延長した平面で、円柱部32bの締結部33側の部分を切り欠いて形成されている。また、円柱部32bの外径は、第2パイプ20の内径よりも僅かに小さい。また、第2支持部32と締結部33とが保持用ボルト40によって締結されて第1パイプ10が第1支持部31にて保持されたとき、第1支持部31の中心軸と円柱部32bの中心軸とが直交する。なお、半円柱部32a及び/又は円柱部32bは、円筒状に形成してもよい。
【0016】
半円柱部32aには、保持用ボルト40が挿入される貫通孔32a1が設けられている。貫通孔32a1の中心軸は、円柱部32bの中心軸に直交し、かつ半円柱部32aの平面状の部分に垂直となっている。貫通孔32a1の孔径は、保持用ボルト40のねじ径よりも若干大きい。また、円柱部32bには、補強用ボルト60が挿入される貫通孔32b1が設けられている。貫通孔32b1の中心軸は、円柱部32bの中心軸に直交し、かつ貫通孔32a1の中心軸に平行である。すなわち、貫通孔32a1の一端と貫通孔32b1の一端とが、半円柱部32aと円柱部32bの共通の軸線上に位置している。貫通孔32b1の孔径は、補強用ボルト60のねじ径よりも若干大きい。また、円柱部32bの貫通孔32b1の他端部には、補強用ボルト60に対応する補強用ナット70がはめ込まれている。
【0017】
締結部33は、樹脂成型によって支持部材30の他の部分と一体的に形成されて、半円柱状に形成され、第1支持部31の他端面を延長した平面を有する。なお、この半円柱状の締結部33の外径は、第2支持部32の半円柱部32a及び円柱部32bの外径よりも小さい。また、締結部33は、第2支持部32の円柱部32bに対向している。締結部33の延設方向の長さは、半円柱部32aの延設方向の長さよりも短い。そして、第2支持部32と締結部33とが保持用ボルト40によって締結されて第1パイプ10が第1支持部31に保持されたとき、第1支持部31の中心軸と締結部33の中心軸とが直交する。なお、締結部33を半円柱状でなく、半円筒状に形成してもよい。
【0018】
また、締結部33には、保持用ボルト40が挿入される貫通孔33a1が設けられている。貫通孔33a1の孔径は、貫通孔32a1の孔径と同一である。また、貫通孔33a1の中心軸は、貫通孔32a1の中心軸と共通である。締結部33の外周面側であって、貫通孔33a1の一端部には保持用ボルト40に対応する保持用ナット50がはめ込まれている。
【0019】
保持用ボルト40は、手で回転させて保持用ナット50にねじ込むことができるように、ヘッド部にねじ径よりも大きな外径を有するノブ40aが設けられたノブ付きボルトである。保持用ボルト40は、第1パイプ10と第2パイプ20とを、支持部材30を用いて連結するとき、貫通孔20a、貫通孔32a1及び貫通孔33a1に挿入され、保持用ナット50にねじ込まれて、第2支持部32の半円柱部32aと締結部33を締結して第1パイプ10を第1支持部31に保持するとともに、第2パイプ20を第2支持部32に締結する。なお、保持用ボルト40は、前記締結時において、先端が保持用ナット50から突出しないような長さに調整されている。
【0020】
補強用ボルト60は、ドライバ、レンチなどの工具によって、補強用ナット70にねじ込まれる。補強用ボルト60は、第1パイプ10と第2パイプ20とを、支持部材30を用いて連結するとき、貫通孔20b、貫通孔32b1に挿入され、補強用ナット70にねじ込まれて、第2パイプ20を第2支持部32に締結する。なお、補強用ボルト60は、前記締結時において、先端が補強用ナット70から突出しないような長さに調整されている。
【0021】
ワッシャ80は、貫通孔20a,20bに対応する位置に貫通孔80a,80bを有する樹脂製のプレートである。ワッシャ80は、第1パイプ10と第2パイプ20とを、支持部材30を用いて連結するとき、保持用ボルト40及び補強用ボルト60をワッシャ80の貫通孔80a,80bにそれぞれ通した後に、上記の各ボルトの締結を行うことにより、保持用ボルト40及び補強用ボルト60と第2パイプ20との間に挟まれる。ワッシャ80の表面(すなわち、保持用ボルト40及び補強用ボルト60と当接する面)は、平面状に形成されている。ワッシャ80の裏面(すなわち、第2パイプ20と当接する面)は、第2パイプ20の外周面に沿うように曲面状に形成されている。
【0022】
つぎに、第1パイプ10と第2パイプ20とを、支持部材30を用いて連結する手順について説明する。まず、第1パイプ10を支持部材30の第1支持部31に挿入し、連結位置を調整する。つぎに、第2支持部32及び締結部33を第2パイプ20の一端部に挿入し、貫通孔20a,20bと貫通孔32a1,32b1の位置をそれぞれ合わせる。つぎに、ワッシャ80を第2パイプ20の一端部の表面に置き、ワッシャ80の貫通孔80a,80bと貫通孔20a,20bの位置をそれぞれ合わせる。保持用ボルト40を貫通孔80a,20a,32a1,33a1に挿入し、保持用ナット50にねじ込む。また、補強用ボルト60を貫通孔80b,20b,32b1に挿入し、補強用ナット70にねじ込む。そして、必要に応じて、保持用ボルト40及び補強用ボルト60を交互に締め付けていく。これにより、第1支持部31が多少変形し、第1支持部31に挿入された第1パイプ10が締め付けられて第1支持部31に保持されるとともに、第2パイプ20が第2支持部32に締結される。また、補強用ボルト60により、第2パイプ20が第2支持部32に、より強固に締結される。
【0023】
なお、上記実施形態においては、楽器用スタンドを構成する2本のパイプを連結する例を示したが、本発明は、楽器用スタンドに限られず、2本のパイプをT字型に連結して構成される部分を有する種々の装置にも適用できる。
【0024】
上記のように構成したT字型連結装置によれば、第1支持部31に第1パイプ10を挿入するとともに、第2支持部32及び締結部33を第2パイプ20に挿入した後、保持用ボルト40をねじ込むだけで、簡単かつ強固に第1パイプ10及び第2パイプ20を連結できる。
【0025】
また、保持用ボルト40及び保持用ナット50に加えて、補強用ボルト60及び補強用ナット70により、第2パイプ20を第2支持部32に締結するようにしたので、第2パイプ20のガタつきを抑えて、第2パイプ20を第2支持部32により強固に締結できる。
【0026】
また、第1支持部31は、第1パイプ10の外径に沿った薄肉の略円筒形状に形成されているので、第1パイプ10側に突出した部分がほとんどない。そのため、外観を良好にできる。なお、上記実施形態においては、保持用ボルト40を手回し可能なノブ付きボルトとしたが、補強用ボルト60と同様に、ドライバ、レンチなどの工具によって締結作業を行うことにすれば、保持用ボルト40としてヘッドが小さなボルトを採用でき、外観をさらに良好にできる。
【0027】
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
【0028】
上記実施形態においては、接続するパイプは円筒状とした。しかし、パイプの形状は円筒に限られず、パイプの形状にそれぞれ対応して第1支持部及び第2支持部を形成しておけば、種々のパイプを連結できる。また、第1支持部31は、パイプのような中空の部材に限られず、ロッドのような中実の部材も保持可能である。
【0029】
また、上記実施形態においては、第2支持部32と締結部33が保持用ボルト40及び保持用ナット50によって締結される前においては、第1支持部31の内径を第1パイプ10の外径よりも僅かに大きくした。しかし、第2支持部32と締結部33が保持用ボルト40及び保持用ナット50によって締結される前において、第1支持部31の内径を第1パイプ10の外径よりも僅かに小さくしておき、パイプの連結作業において、第1支持部31を弾性変形させて第1パイプ10の外形よりも第1支持部31の内径を大きくしながら、第1パイプ10を第1支持部31に挿入するようにしてもよい。この場合、第1支持部31に第1パイプ10を挿入する前において、第1支持部31の開放端の一端面と他端面とが当接するようにしておき、第1支持部31に第1パイプ10を挿入すると、第1支持部31の開放端の一端面と他端面とが離間するようにしてもよい。このように構成すれば、第1支持部31の復元力によって、第1パイプ10が仮固定されるので、より作業性が向上する。
【0030】
また、上記実施形態においては、第1支持部31の内周面は、凹凸のない滑らかな曲面状に形成されている。しかし、第1支持部31の内周面から突出する内側へ凸部を設け、第1パイプ10の外周面部の軸線方向に設けられた溝に嵌合させるようにしてもよい。これによれば、第1パイプ10が第1支持部31内で回転するのを防止できるので、第1パイプ10をより強固に締結できる。
【符号の説明】
【0031】
10…第1パイプ、20…第2パイプ、20a…貫通孔、20b…貫通孔、30…支持部材、31…第1支持部、32…第2支持部、33…締結部、40…保持用ボルト、50…保持用ナット、60…補強用ボルト、70…補強用ナット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1パイプ及び第2パイプをT字型に連結するT字型連結装置において、
筒状に形成され、側面部にて軸線方向に開放された開放端を有し、内部に第1パイプが挿入されて、内周面が前記第1パイプの外周面に当接して前記第1パイプを支持する第1支持部と、
前記開放端の一端部から前記軸線方向に垂直に延設され、前記第2パイプに挿入されて外周面が前記第2パイプの内周面に当接して前記第2パイプを支持する第2支持部と、
前記開放端の他端部から前記軸線方向に垂直に延設され、前記第2支持部と共に前記第2パイプに挿入されて、前記第2支持部に締結される締結部とを有する支持部材と、
前記第2支持部と前記締結部とを締結するとともに、前記第2パイプを前記第2支持部に締結する第1締結部材とを備え、
前記第1締結部材を前記第2パイプ内に挿入するための第1貫通穴を、前記第2パイプの端部に設けておき、
前記第1支持部にて前記第1パイプを支持するとともに、前記第2支持部にて前記第2パイプを支持し、前記第1締結部材を前記第1貫通穴から前記第2パイプ内に挿入し、前記第2支持部と前記締結部とを締結することを特徴とするT字型連結装置。
【請求項2】
請求項1に記載のT字型連結装置において、
前記第1パイプ及び前記第2パイプを円筒状に形成し、
前記第1支持部は、内周面が前記第1パイプの外周面に当接する円筒の側面部の一部を軸線方向に切り欠いて形成し、
前記第2支持部は、先端部を前記第2パイプの内周面に当接する外周面を有する円柱状又は円筒状に形成するとともに、前記第1支持部の開放端側を切り欠いて形成し、
前記締結部は、前記第2支持部の切り欠かれた部分に位置していることを特徴とするT字型連結装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のT字型連結装置において、さらに、
前記第2支持部と前記第2パイプを締結する第2締結部材を備え、
前記第2パイプ内に前記第2締結部材を挿入するための第2貫通孔を、前記第2パイプの端部に設けておき、
前記第2締結部材を前記第2貫通穴から前記第2パイプ内に挿入し、前記第2パイプを前記第2支持部に締結することを特徴とするT字型連結装置。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図1D】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図3】
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