説明

パッケージと配分装置

複数の物質を貯蔵し配分するパッケージ(10)は第1と第2の縦方向に並置した円筒体(11、12)を含む。各円筒体(11、12)は第1と第2の端部(20、21)すなわち開放端部(20)と配分端部(21)とを有し、各第1と第2の円筒体(11、12)は当初その中に少なくとも1つの物質の分量を収容する。各円筒体(11、12)には封止プランジャ(40)が配置され、当初各円筒体(11、12)の物質を円筒体(11、12)の配分端部(21)と封止プランジャ(40)のそれぞれの一方との間に位置させる。当初円筒体(11、12)の各配分端部(21)を閉塞するスナップキャップ(23)を連続形成し、スナップキャップ(23)を円筒体(11、12)から切断できるようにすれば、円筒体(11、12)の配分端部(21)に二次的開放端部(22)が形成されることにより、各円筒体(11、12)に収容した物質の流動と配分とが促進される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は2004年12月3日付暫定米国特許出願第60/633,085号の利益をクレームし、さらに2005年3月2日付暫定米国特許出願第60/657,749号(LDC−967A)の利益もクレームする。
【0002】
本発明は流動する液状や、ゲル状、ペースト状の物質例えば歯科医療物質などのパッケージと配分装置とに関し、その具体的用途は、別々に貯蔵されて使用前に混合される多成分物質にある。本発明は歯科医療産業以外の用途も持つ(例えば商用エポキシや、産業用接着剤、医療セメントとの共用)が、本願ではもっぱら説明のため歯科医療生成物と関連させて例示する。さらに具体的には、本発明は、スナップ式開放キャップ付きの多円筒体の収容/配分用容器に関する。本発明はさらに単位用量容器送出装置にも関する。容器は複数の単位用量の大きさを収容でき、汎用型混合先端部と取っ手の装置と共同して使用できる。構成要素は使い捨てもできる。
【背景技術】
【0003】
幾つかの物質は物質の収容/配分のために特化した包装が必要である。例えば、流体や流体状の(つまり重力や外力により流動する)歯科医療物質に関して、物質は、光への過早な曝露を防護する包装が必要な感光性であるかもしれない。さらに、接着剤などの歯科医療物質は多くの場合、貯蔵中は隔離し使用直前に混合すべき複数の成分を含有する。さらにまた、歯科医療の所定の操作には少量の物質しか必要としないこともよくある。したがって、この種の物質は一回分の使用つまり「単位用量」サイズにより貯蔵し配分するのが望ましい。
【0004】
従来より、歯科医療物質の貯蔵と充填はしばしば不透明な小瓶により行われている。この種の瓶は多くの場合貯蔵するに容易だが、効率よい配分操作には向いていない。さらに、2以上の成分を混合する場合は、先ず物質を正確に計量する要がある。
【0005】
歴史的に、ペースト/ペースト生成物は、静止した混合先端部付きの二重円筒注入器に充填されている。MixPac、TAHインダストリーズ、及びPlas−Pakは、二重円筒注入器と混合先端部とを製造し販売する幾つかの会社である。二重円筒注入器は標準の2.5と5mL型が入手可能である。これらの注入器は、使用の単位が約2.5と5mLの単位用量の投与に適しているが、使用 単位が2.5mL未満の場合は、多数回分の用量の投与にしか適さない。したがって、使用単位が2.5mL以下の場合のペースト/ペースト生成物用の、単位用量自動混合装置が必要となる。
【0006】
例えば、歯冠をセメント固めする場合、約0.3mLのセメントが必要である。単位用量を2.5mL用の二重円筒注入器に充填するのは贅沢だろう。結果として、ペースト/ペーストセメントの実用的自動混合充填の解決策は、多数回使用の二重円筒注入器しかない。
【0007】
本発明は、2.5mL以下の容量で使用する一連のペースト/ペースト生成物用の、真の単位用量充填及び送出装置の創造を探求する。少量しか必要としない一部の歯科医療生成物を投与するために、小型の容器(基本ユニットの容器ともいう。図15も参照)を考えた。この目的には正味0.3mLを送出する容器が実用的である。基本容器の長さに増分の延長部を加えれば、より大きい正味容積の容器を作成できる。
【0008】
別の例は、歯科医療の専門家が2相技法で歯型を取る場合である。ユーザーは一般的に、標準の50mL容器と混合先端部とを使って、低粘度の混合歯型材料を口内注入器に充填する。GCアメリカは2相技法用の中間的口内注入器の製造業者である。口内注入器は、施術する歯に低粘度歯型材料を充当する技法を向上させる。混合生成物は一旦注入器に入れると直ちに使用しなければ、2成分の混合反応により固くなる。注入器は普通、操作の実行のため十二分な材料が充填されるから、使用後は洗浄して殺菌消毒しなければならない。この操作は優れた臨床技法をもたらすが、厄介な上に多くの生成物を無駄にする。
【0009】
本発明の単位用量容器送出装置は専門家に同じ注入器技法を提供する一方で、使用の簡便さも向上させる。装置は使用前に組付けと段取りがなされるから、複雑な技法を軽減し、かつ充填した注入器を使用するのに必要なきわどいタイミングを排除する。充填した注入器の使用技法は、操作に必要な1mLを送出するために約3mLの生成物を無駄にする(混合先端部で約2mL、口内注入器で1mL)。本装置は、混合先端部が標準の50mL容器装置の先端部より相当小さい上に中間の送出注入器が不要だから、約0.3mLの生成物しか無駄にしない。
【0010】
したがって諒解すべきは、本発明の容器送出装置が無駄な生成物と充填とを減らし、使用の簡便さを向上させ、かつ2.5mL以下の量で使用する生成物についての、真の単位用量を自動的に混合充填する選択肢を提供することである。
【0011】
このため要望は、物質特に多成分接着剤などの歯科医療物質を貯蔵し配分するパッケージにある。パッケージは、物質の環境への過早な曝露を防護し、貯蔵中複数の成分を保持し、予め計量した物質の分量の配分/混合を促進し、さらに単位用量の充填物質に有用であるべきである。要望はさらに、この種のパッケージと共用する向上した送出及び配分装置についても存在する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
したがって、本発明の目的は流体や流体状の(本願ではまとめて「流体」という)物質のためのパッケージを提供することにある。
本発明の別の目的は、複数の成分を貯蔵できる上記のパッケージを提供することにある。
本発明の他の目的は、上記パッケージが所望のときまで収容物質の環境への曝露を防護することにある。
本発明のさらなる目的は、単位用量の充填物質に有用な上記パッケージを提供することにある。
【0013】
本発明のさらに別の目的は、操作者にとって容易かつ効率的に使えるパッケージを提供することにある。
本発明のこれらの及びその他の目的は、本願に記述した発明から明らかとなり、以下に記述しクレームする発明により達成される。
【課題を解決するための手段】
【0014】
総じて、複数の物質を貯蔵し配分するパッケージは、第1と第2の縦方向に並置された、第1と第2の端部すなわち開放端部と配分端部とを有する円筒体と、各前記円筒体に配置された封止プランジャと、当初前記円筒体の各前記配分端部を閉塞するように連続して形成されるスナップキャップとを具備する。各前記第1と第2の円筒体は当初その中に少なくとも1つの物質の分量を収容する。封止プランジャは、当初各前記円筒体中の物質を前記円筒体の前記配分端部と前記封止プランジャのそれぞれの一方との間に位置させる。スナップキャップは前記円筒体から切断されて前記円筒体の前記配分端部に二次的開放端部を形成することにより、各前記円筒体に収容された物質の流動と配分とを促進する。
【0015】
複数の物質を貯蔵し配分する装置も同様に、第1と第2の縦方向に並置された、第1と第2の端部すなわち一次的開放端部と配分端部とを有する円筒体と、各前記円筒体に配置された封止プランジャと、当初前記円筒体の各前記配分端部を閉塞するように連続して形成されるスナップキャップと、第1と第2の横方向に変位する銃プランジャを有する配分銃と、前記銃プランジャを横方向に変位させる付勢手段とを具備する。各前記第1と第2の円筒体は当初その中に少なくとも1つの物質の分量を収容する。封止プランジャは、当初各前記円筒体中の物質を前記円筒体の前記配分端部と前記封止プランジャのそれぞれの一方との間に位置させる。スナップキャップは前記円筒体から切断されて前記円筒体の前記配分端部に二次的開放端部を形成することにより、各前記円筒体に収容された物質の流動と配分とを促進する。さらに前記第1と第2の円筒体は前記円筒体を着脱自在に前記銃に固着する手段を有する。前記第1の銃プランジャは前記第1の円筒体の前記一次的開放端部内に収容され、この中を横方向に変位して前記第1の円筒体に配置された前記封止プランジャと接触する。前記第2の銃プランジャは前記第2の円筒体の前記一次的開放端部内に収容され、この中を横方向に変位して前記第2の円筒体に配置された前記封止プランジャと接触する。
【0016】
複数の物質を貯蔵し配分するパッケージはさらに、第1と第2の縦方向に並置された、第1と第2の端部すなわち開放端部と配分端部とを有する円筒体と、各前記円筒体に配置された封止プランジャと、当初前記円筒体の各前記配分端部を閉塞するように連続して形成されるスナップキャップと、前記第1と第2の円筒体に着脱自在に固着されかつ配分孔を持つ混合先端部と、前記混合先端部内に収容されて物質の緊密な接触と混合とを促進する静止した混合要素とを具備する。各前記第1と第2の円筒体は当初その中に少なくとも1つの物質の分量を収容する。封止プランジャは、当初各前記円筒体中の物質を前記円筒体の前記配分端部と前記封止プランジャのそれぞれの一方との間に位置させる。スナップキャップは前記円筒体から切断されて前記円筒体の前記配分端部に二次的開放端部を形成することにより、各前記円筒体に収容された物質の流動と配分とを促進する。混合先端部は前記二次的開口から配分される物質を前記混合先端部を介して前記配分孔から流出させる。
【0017】
複数の物質を貯蔵し配分する装置はさらに、第1と第2の縦方向に並置された、第1と第2の端部すなわち第1の開放端部と配分端部とを有する円筒体と、各前記円筒体に配置された封止プランジャと、前記円筒体の各前記配分端部を当初閉塞するように連続して形成されるスナップキャップと、第1と第2の横方向に変位する銃プランジャを有する配分銃と、前記銃プランジャを横方向に変位させる付勢手段と、当初前記第1と第2の円筒体の前記一次的開放端部を閉塞するホイルシールとを具備する。各前記第1と第2の円筒体は当初その中に少なくとも1つの物質の分量を収容する。封止プランジャは、当初各前記円筒体中の物質を前記円筒体の前記配分端部と前記封止プランジャのそれぞれの一方との間に位置させる。スナップキャップは前記円筒体から切断されて前記円筒体の前記配分端部に二次的開放端部を形成することにより、各前記円筒体に収容された物質の流動と配分とを促進する。さらに前記第1と第2の円筒体は前記円筒体を着脱自在に前記銃に固着する手段を有する。前記第1の銃プランジャは前記第1の円筒体の前記一次的開放端部内に収容され、この中を横方向に変位して前記第1の円筒体に配置された前記封止プランジャと接触する。前記第2の銃プランジャは前記第2の円筒体の前記一次的開放端部内に収容され、この中を横方向に変位して前記第2の円筒体に配置された前記封止プランジャと接触する。前記ホイルシールは、前記銃プランジャが前記円筒体の方へ横方向に動かされてこれに収容されると、先ず前記銃プランジャとの物理的接触により穿孔される。
【0018】
本発明はさらに、使用前に混合し合うべき2つの別個の異なる組成物から成る流体、ゲル、またはペースト状の生成物の充填及び送出装置も提供する。特に、本発明は歯科医療物質の単位用量の投与に有利である。現在の歯科医療の用途は、歯型の材料に限らず、咬合記録材料、組織処理材料、歯内療材料、ゴムのダム、樹脂を基本とした芯構成材、樹脂を基本とした暫定材料、樹脂を基本とした永久セメントと暫定セメント、接着剤、水酸化カルシウムの歯髄キャッピング材、及び歯漂白用生成物などにある。さらに認識すべきは、歯科医療産業以外にも本発明から同様に利益を得るその他の生成物の用途に、少し名を挙げるだけでも商用エポキシや、産業用接着剤、医療用セメントなどがあることである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明の多成分単位用量容器送出装置は図面に附番10で例示してある。パッケージ10は任意の種類または量の物質を貯蔵し配分するのに使用できるが、特に2成分の歯科医療用接着剤やそれに類したものの貯蔵配分に適している。
【0020】
パッケージ10は円筒体11、12のような複数の円筒体を含む。パッケージ10は2つの円筒体11、12により例示したが、諒解されるように任意の数のこの種円筒体も本発明の範囲内にある。円筒体11、12は細長くして、その中にそれぞれ開放領域13、14を有するのが好ましい。
【0021】
円筒体11、12はそれらの縦方向に並置されるのが好ましいが、その他の形状も本発明の範囲内にある。さらに、各円筒体11、12は、第1の一次的開口端部20と第2の端部21とを具備し、各第1の端部20にはそれぞれ開放領域13、14へ出入りできる一次的開口が設けられる。
【0022】
円筒体11、12の各第2の端部21には配分孔22を設けるが、これは当初スナップキャップまたは切断キャップ23により閉塞される。好ましくは、スナップキャップ23は円筒体1、12と一体に形成する。さらに、スナップキャップ23はこれを切断点30(図6)またはどこか別の位置でポキッと折るすなわち切断することで円筒体11、12から切断できる。好ましくは、円筒体11、12からスナップキャップ23を切断するとき、各前記円筒体11、12に二次的開口31が形成され、その結果開放領域13、14が流体連通して二次的開口31から物質が配分できるようにする。好ましくは、円筒体11、12とスナップキャップ23とは切断操作のできる適当なプラスチック材から作る。さらに好ましくは、この構成要素は例えば射出成形作業などにより単一ユニットとして形成する。
【0023】
さらに、好ましくは少なくとも使用される円筒体11、12の数と等しい複数の封止プランジャも装備する。配分される物質(図示せず)は当初、各前記円筒体13、14の一次的開放端部21からの投入により開放領域13、14に置かれる。封止プランジャ40を一次的開口20から開放領域13、14内に収容し、物質を前記封止プランジャ40と前記スナップキャップ23間におくことで、パッケージ10の貯蔵機能が達成される。この構成で、円筒体11、12内の物質は環境への曝露を免れる。物質の配分時に、スナップキャップ23をパッケージ10から切断する。これにより開放領域13、14と環境との間を流体連通する二次的開口22が生成される。封止プランジャ40は好ましくは変形するプラスチック、ゴム、ゴム様のまたはエラストマーの材料から形成し、開放領域13、14内を滑合するように寸法取りされて、一次的開口20と通じる環境から開放領域13、14を効果的に封止する。
封止プランジャ40を一次的開口20を介して開放領域13、14に収納したあと、開口20をさらにホイル層41などの任意の種類の層で封止してもよい。
【0024】
二次的開口22からの物質の配分をさらに促進するため、任意の意匠の配分銃50を使用してもよい。1つの好ましい配分銃は少なくとも1つの銃プランジャ51を、好ましくはパッケージ10に存在する円筒体11、12と同数の銃プランジャ51を有するが、これは必要事ではない。さらにまた、銃50はパッケージ10を取り付けたらハンドレバー52などの、銃プランジャを一次的開口20側に横方向に変位させる何らかの手段を持つべきである。さらに、パッケージ10には、パッケージ10を着脱自在に銃50に固着する何らかの手段例えば、銃10に対する摩擦ばめまたはスナップばめなどにより相互作用する縁部または段部53を設けるべきである。これによりパッケージ10は着脱自在に銃50に固着される。この種の銃の例は、例えば本願に引用して援用する同一出願人による米国特許第4,708,650号に見られる。銃プランジャ51を円筒体11、12側へ横方向に動かすと、ホイル層41は銃プランジャ51により物理的に衝突されて孔があく。あるいはそうした動作の前にホイル層41を取り外してもよい。さらに、銃プランジャ51は円筒体11、12側へ横方向に変位するにつれて、一次的開口20から開放領域13、14の中へ収容され、これにより物理的にプランジャ封止体40と接触する。銃プランジャ51が円筒体11、12の端部21へ向って横に変位を続けると、端部21とプランジャ封止体40との間の物質は第2の端部21寄りに押しやられまたは移動して、二次的開口22から配分される。
【0025】
スナップキャップ23と円筒体11、12の第2の端部21との間に頚部領域54を設け、好ましくは頚部領域54へ開放領域13、14から少なくとも部分的に通路55を伸張させる。切断領域30がスナップキャップ23及び/または円筒体11、12と比べて小サイズなのは、頚部領域54のおかげである。切断領域30は好ましくはそのどちら側にも通路55が進入するように配置され、このため円筒体11、12からスナップキャップ23を切断すると、二次的開口22がこれにより形成されてパッケージ10の外部と流体連通する。
【0026】
パッケージ10にはさらに一体のまたは好ましくは着脱自在の混合先端部60を装備して、二次的開口22から配分される物質が最初に混合先端部の配分管61内で混合されるようにする。管61には捩じったワイヤなどの静止した混合要素62を設けてもよい。円筒体11、12からの物質は管61の中で結合し混合されるが、混合要素61により混合が強化されるのが好ましい。管61には、管61の内部と環境との間を流体連通する配分開口63を設ける。配分物質の投与を助長するため、混合先端部60の配分開口63の内部または周辺にブラシ用剛毛を隣接配置する。
【0027】
混合先端部60はなるべくならパッケージ10に着脱自在に固着する。混合先端部60をパッケージ10に固着する任意の便宜手段、例えば接着接合やさらに好ましいスナップばめの摩擦による接合も本発明の範囲内にある。例えば混合先端部60の内部に、こぶ71と整合しこれを受け入れる制止子70を設けることにより混合先端部60をパッケージ10に保持する。こぶ71及び/または制止子70は、混合先端部60のパッケージ10への取付けを容易にするプラスチックやその他変形する材料から作る。当然、パッケージ10が制止子70を支持し、混合先端部60がこぶ71(図示せず)を支持する。これもまた本発明の範囲内にある。
パッケージ10のサイズ寸法は配分物質の性質に応じて変更できるが、この種の物質については単位用量サイズが好ましい。単位用量の2倍、3倍、整数倍のサイズも本発明の範囲内にある。
【0028】
本発明の別の実施形態では、貯蔵及び配分装置は2つの平行な円筒形の内腔を有する容器(図8及び9)を含む。容器は、一方の充填用端部が開口し他端部が閉じている。閉塞端部を含む容器は連続した一体の器具として形成される。容器は開放端部から生成物(例えば基剤と触媒とから成る2成分生成物)を充填され、円筒形内腔(図20)に摩擦ばめしたピストンで封止される。閉塞端部の厚みのない部分を切断帯という。これによりユーザーは容器を切開できる。切断帯は、頚部領域周辺に延在する小さいV溝により画成され、図8の切断面線B―Bで示してある(図10にも図示)。閉塞端部のタブは、ユーザーが十分な梃子の作用を加えて細い切断帯をポキッと折る助けとなるものである。V溝は、切断帯が意図された切断面に沿って破断するように応力を頚部に集中させる作用をする。タブを除去すると、切断帯の面と交差する2つの小さな出口孔が開く(図11)。
【0029】
好ましくは、容器は脆性プラスチック(延性プラスチックの反対)から作れば、タブを折り取るときポキッと折れて開口する。環状オレフィン共重合体(COC)とポリプロピレン(PP)ホモポリマーは共に、容器の材料として上首尾に使用されている。(光の防護が必要な生成物の)容器は不透明プラスチックから作り、ユーザーが容器の残量を見るためには容器は半透明プラスチックから作る。使用時に、容器の材料は円筒体内の生成物のために適当なバリヤ性を備えるべきである。このため認識すべきは、異なる生成物は異なる容器の材質を必要とし、また容器を構築する適当な材料は、所望の末端使用とパッケージ内の物質の性質とに応じて多数あることである。
【0030】
図12は、基本ユニットと増分の延長部とを持つ一群の容器を示している(図31も参照)。この構成は、物質の必要量に応じた具体的生成物要件に適応できる容器送出装置を提供する。この構成は特に、約2.5mL未満の広い範囲の単位用量の投与に有用である。
【0031】
容器は生成物を充填しピストンで封止したらいつでも使用できる(図13)。ピストンは、容器の端部にて摩擦ばめされるほぼ円筒形の栓とするのが好ましい。この構成で、ピストンは挿着前に上下の向きを付ける必要がないように対称にする。各端部は外方に傾斜したワイパーフランジを有し、これが容器円筒体の側壁と接触する。ワイパーフランジの一番外側の直径は容器円筒体の内径より幾分大きい。ピストンの中央部は容器円筒体の内径より幾分か小さい。これは、ピストンが容器の内壁と一致する有効な形状を生み出す(図20に見るように)。球体や円筒体などその他の形状のピストンも使用できる。
【0032】
使用時には、容器のタブを取り外し(図11のように)、混合先端部(図15)を締まり嵌めの鞘のように容器に押し付ける。混合先端部は高密度ポリエチレン(HDPE)などの延性プラスチックから作り、容器の段部リブと三角の突刺とに永久変形することなく張り渡しできるのが好ましい。混合先端部は容器の外部に滑合され、容器の段部(図8)周辺に延在する小さなリブにより定位置に固締される。段部のリブは混合先端部内部の同形状の溝と係合する(図18)。加えて、容器の各側部の、三角形が好ましい小型の突刺(図8)は、混合先端部の正方形が好ましい孔と嵌まり合う(図15)。突刺の角度は混合先端部を摺動させ、先端部が定位置に嵌まれば離脱を阻止する。段部のリブと固締突刺とはいっしょになって、物質の押出し進行中に混合先端部を容器に保持する有効な仕組みを提供する。これらの特徴は必要に応じて一緒にまたは単独で使用できる。
【0033】
図20に示すように、混合先端部には容器本体が組み付けてある。混合先端部の小さいフランジはスカートともいい、容器を収容する端部周辺に広がっている。混合先端部のスカートは基本ユニットのフランジと当接する。図20はさらに円筒形容器内腔中のピストンの位置も示している。好ましい構成では、混合先端部は全群の容器に自在に嵌合する。
【0034】
容器の頚部は切断帯(図22)の面の下にあり、混合先端部のポケットと嵌まり合う。容器の頚部周辺に小さい封止ビードが延在して混合先端部のポケットの軟性プラスチックに割り込み、これによりシールが形成されて生成物が容器後方へこぼれるのを阻止する。混合先端部のポケットは、完全静止の混合要素を収容する流路の中で終端する。本発明の別の態様によれば、容器の保持と物質の配分のために取っ手が設けられる。この構成では、取っ手は再使用可能な本体とプランジャとを含む(図24−27)。容器と混合先端部との組立体(図20及び21に見られる)は、本体の側部の出入り口から取っ手に配置される。好ましくは側部出入り口を最大の容器を嵌め込むに十分な大きさにして、汎用型取っ手とする。別法の端部から装填する取っ手も考えられる。容器組立体の段部リブ領域を取っ手に緊合する。段部リブでの滑合は組立体を一緒に保持するから、混合先端部が配分の圧力で脱落するのを阻止する。取っ手は段部領域の前の組立体を支持するから、組立体が過剰な圧力により偶然に脱落することはない(図28、29は組み付けた状態の取っ手と混合先端部と容器とを示している)。取っ手の2つのプランジャロッドは容器の円筒体と同軸である。ユーザーがプランジャを押すと、ピストンは物質を容器円筒体から出口孔の外へ変位させる。物質は次に完全静止の混合器中を流動し効率的に混合されて使用される。必要とされるプランジャの力と動きをもたらすために、多様な異なる配分器が使用できるだろう。
【0035】
取っ手プランジャの端部には、容器タブの折取りに用いるポケットを設ける(図28)。ユーザーは一方の手にプランジャを持ち容器のタブをポケットに滑り込ませる。プランジャを使ってタブに梃子の作用を加えると、タブの折取り作業が容易になる。タブはまたポケットを使わずに、タブを指で押ししっかりと掴むだけで折り取ることができる。
【0036】
無駄を最小化するために取っ手配分器は再使用するのが好ましいが、無菌治療や便利さを向上させるため一回しか使用しない装置が望ましい場合もある。オプションとしての、同じ容器を利用する一回使用の装置を考えた(図30)。設計はフィンガーフランジで増大した混合先端部を含む。この「有翼混合先端部」を、正規の混合先端部と上述した再使用可能な取っ手配分器の代わりに使用する。プランジャはピストンの付勢に必要である。無駄を最小にするため薄い壁部を持つ一回使用のプランジャを装備する(図27)。一回使用の構成を使い捨て装置ともいう。再使用可能な取っ手が一回使用の装置より優れた人間工学的利益を供与するとしても、一部のユーザーは完全な使い捨て装置の方の利益を認めるだろう。
【0037】
容器の容積は、長さ及び/または内腔の直径を変更して具体的に所望の容積に合わせることができる。1実施形態は、1つの標準的な基本容器である。基本ユニットに延長部を加えれば、より大きな容積を有してより多くの生成物を送出する容器となる(図12及び31)。延長部は、容器成型中に基本ユニットの連続部分として形成され、連続部分は各所望の延長部の型インサートがあれば達成される。
【0038】
円筒体の外径を一定に保ちながら、容器内腔の内径を作り出すのに用いるコアピンを変えれば、さらに容積を変更することができる(図32―35)。可変の内腔は同じ軸線上に維持されるから、汎用取っ手と共用できる。1つの実際の形状で3つの内腔直径、0.200、0.225、及び0.250インチが見込まれる。この形状の内径は0.200と0.250インチとの間を無限に変化する。認識すべきは、この考えがこれらのサイズに限定されず、その他のサイズも設定でき同じ結果を達成することである。
【0039】
さらに内腔直径と出口孔との関係を説明すれば、出口孔はできるだけ接近し合って配置されることを理解する必要がある。これは切断帯の長さを最小化するから、切断帯は容易に折れる。出口孔を位置決めできる最も接近したところは、最小内腔サイズの接点である(図36―37)。この形状でそれは0.200インチ直径の内腔サイズである。内腔と出口孔とを中心軸と同心に保ち内腔のサイズを広げれば、大きくなった内腔サイズの接点まで耳たぶ(lobe)を伸ばすことにより出口孔のサイズを拡大することができる。この形状では、内腔直径と出口孔の上述した全変更は、基本ユニット容器の外表面の内部で行われる。したがって、汎用型混合先端部と取っ手は多くの異なる容器の変形を収容することができる。
【0040】
本発明の実施形態では、各円筒体は、1:1以外の混合比の生成物を収容するため大きさを違えることができる。例えば3:1の混合比の生成物は、1つの小内腔と1つの大内腔とにより送出することができる(図38―40)。プラスチックの構成要素を成型するときは均一の壁厚であるのが望ましい。その場合リブを利用すれば壁厚を安定に保つことができる。リブは、汎用型混合先端部と一致するように基本容器の外周と同じ容積を占有する(図40)。
【0041】
有限要素分析研究(FEA)で、切断帯の最適断面は、図32―35及び41―48に示した図8の形状であると判定された。FEAは、V溝(図10)と関連したこの形状が応力の集中を生み、それが所期の面に沿った均一な破断を将来すると判定した。これは曲がりと捩じれの破断モードに該当する。
【0042】
本発明の容器頚部の断面は楕円形だが、以下に示すように円形にもできる(図41―48)。円形の頚部は混合先端部において同形状の円形ポケットを必要とするから、楕円形状よりもっと均一に力が配分されるという追加的利益を有するだろう。これは優れた封止性と少ない逆流とを将来すると考えられる。
【0043】
口内先端部(図49―54)は、冒頭に言及した2相歯型技法など精密な使用が要求される場合の生成物の投与に用いられる。口内先端部は混合先端部の端部にスナップ嵌めされ、360°自由に回転できる。図28は混合先端部に組み付けられた口内先端部を示している。
【0044】
本発明の範囲と精神とから逸脱しない本発明の多様な変更と改変は当業者には明らかであろう。したがって、理解すべきは本発明が本願で述べた例示的実施形態に限定されないことである。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明によるパッケージの断面平面図である。
【図2】本発明によるパッケージの構成部品の分解斜視図である。
【図3】本発明によるパッケージの定位置に、オプションとしてのプランジャとオプションとしての混合先端部との部分があるパッケージの正面図である。
【図4】本発明によるパッケージとオプションとしての混合先端部とを示した斜視図である。
【図5】図4の本発明の装置を配分銃に固着した状態の斜視図である。
【図6】本発明のパッケージの断面正面図である。
【図7】本発明のパッケージの一方の端部の、スナップキャップを取り外した状態の平面図である。
【図8】本発明の別の実施形態の正面図である。
【図9】図8の実施形態の側断面図である。
【図10】図8の実施形態の1部分の詳細図である。
【図11】図8の円筒体部分の斜視図である。
【図12】異なる量の物質の保持配分のため累進する一連の、図8の装置を示した図である。
【図13】本発明の別の実施形態の正面図である。
【図14】図13の実施形態の断面正面図である。
【図15】本発明と共用する混合先端部を示した図である。
【図16】図15の先端部の端面図である。
【図17】図15の先端部の側面図である。
【図18】図15の実施形態の一部分の詳細図である。
【図19】図15の先端部の斜視図である。
【図20】図15の実施形態の断面正面図である。
【図21】図15の実施形態の側断面図である。
【図22】図20の実施形態の一部分の詳細図である。
【図23】本発明の実施に有用なプランジャの一部分の詳細図である。
【図24】本発明の実施に有用なプランジャの平面図である。
【図24A】図24のプランジャの端面図である。
【図25】図24のプランジャの側面図である。
【図26】図24のプランジャの斜視図である。
【図27】一連の別のプランジャ組立体を示した図である。
【図28】本発明のプランジャの部分切欠き斜視図である。
【図29】本発明のプランジャの部分切欠き斜視図である。
【図30】本発明のプランジャの部分切欠き斜視図である。
【図31】異なる量の物質の保持配分のため累進する一連の、図8の装置を示した図である。
【図32】図31の装置の平面図である。
【図33】図31の装置の平面図である。
【図34】図31の1装置の内腔の形状の略図である。
【図35】図31の1装置の内腔の形状の略図である。
【図36】図31の1装置の一部分の断面正面図である。
【図37】図31の1装置の一部分の断面正面図である。
【図38】本発明の別の装置の正面図である。
【図39】図38の装置の断面正面図である。
【図40】図38の装置の斜視図である。
【図41】本発明の別の装置の正面図である。
【図42】図41の装置の底面図である。
【図43】図41の装置の底面図である。
【図44】図41の装置の一部分Bの詳細図である。
【図45】図41の線D−Dでの断面図である。
【図46】図41の線C−Cでの断面図である。
【図47】図41の線E−Eでの断面図である。
【図48】図41の装置の一部分の詳細斜視図である。
【図49】本発明の実施に有用な配分ノズルを示した図である。
【図50】図49の装置の、図52の線A−Aでの側断面図である。
【図51】図52の線C−Cでの断面平面図である。
【図53】図52の装置の一部分の詳細図である。
【図54】図49の装置の別の斜視図である。
【符号の説明】
【0046】
10 パッケージ
11、12 円筒体
20 開放端部
23 スナップキャップ
40 封止プランジャ
41 ホイル層
54 頚部領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の物質を貯蔵し配分するパッケージにおいて、前記パッケージは、第1と第2の縦方向に並置された、第1と第2の端部すなわち開放端部と配分端部とを有する円筒体と、各前記円筒体に配置された封止プランジャと、当初前記円筒体の各前記配分端部を閉塞するように連続して形成されたスナップキャップと、を具備し、各前記第1と第2の円筒体は当初その中に少なくとも1つの物質の分量を収容し、前記封止プランジャは、当初各前記円筒体中の物質を前記円筒体の前記配分端部と前記封止プランジャのそれぞれの一方との間に位置させ、前記スナップキャップは前記円筒体から切断されて前記円筒体の前記配分端部に二次的開放端部を形成することより、各前記円筒体に収容された物質の流動と配分とを促進する、ことを特徴とするパッケージ。
【請求項2】
複数の物質を貯蔵し配分する装置において、前記装置は第1と第2の縦方向に並置された、第1と第2の端部すなわち一次的開放端部と配分端部とを有する円筒体と、各前記円筒体に配置された封止プランジャと、当初前記円筒体の各前記配分端部を閉塞するように連続して形成されたスナップキャップと、第1と第2の横方向に変位する銃プランジャを有した配分銃と、前記銃プランジャを横方向に変位させる付勢手段と、を具備し、各前記第1と第2の円筒体は当初その中に少なくとも1つの物質の分量を収容し、前記封止プランジャは、当初各前記円筒体中の物質を前記円筒体の前記配分端部と前記封止プランジャのそれぞれの一方との間に位置させ、前記スナップキャップは前記円筒体から切断されて前記円筒体の前記配分端部に二次的開放端部を形成することにより、各前記円筒体に収容された物質の流動と配分とを促進し、さらに前記第1と第2の円筒体は、前記円筒体を着脱自在に前記銃に固着する手段を有し、前記第1の銃プランジャは前記第1の円筒体の前記一次的開放端部内に収容され、この中を横方向に変位して前記第1の円筒体に配置された前記封止プランジャと接触し、前記第2の銃プランジャは前記第2の円筒体の前記一次的開放端部内に収容され、この中を横方向に変位して前記第2の円筒体に配置された前記封止プランジャと接触する、ことを特徴とする装置。
【請求項3】
複数の物質を貯蔵し配分するパッケージにおいて、前記パッケージは第1と第2の縦方向に並置された、第1と第2の端部すなわち開放端部と配分端部とを有する円筒体と、各前記円筒体に配置された封止プランジャと、当初前記円筒体の各前記配分端部を閉塞するように連続して形成されたスナップキャップと、前記第1と第2の円筒体に着脱自在に固着されかつ配分孔を具えた混合先端部と、前記混合先端部内に収容されて物質の緊密な接触と混合とを促進する静止した混合要素と、を具備し、各前記第1と第2の円筒体は当初その中に少なくとも1つの物質の分量を収容し、前記封止プランジャは、当初各前記円筒体中の物質を前記円筒体の前記配分端部と前記封止プランジャのそれぞれの一方との間に位置させ、前記スナップキャップは前記円筒体から切断されて前記円筒体の前記配分端部に二次的開放端部を形成することにより、各前記円筒体に収容された物質の流動と配分とを促進し、前記混合先端部は前記二次的開口から配分された物質を前記混合先端部を介して前記配分孔から流出させる、ことを特徴とするパッケージ。
【請求項4】
複数の物質を貯蔵し配分する装置において、前記装置は第1と第2の縦方向に並置された、第1と第2の端部すなわち一次的開放端部と配分端部とを有する円筒体と、各前記円筒体に配置された封止プランジャと、当初前記円筒体の各前記配分端部を閉塞するように連続して形成されたスナップキャップと、第1と第2の横方向に変位する銃プランジャを有する配分銃と、前記銃プランジャを横方向に変位させる付勢手段と、当初前記第1と第2の円筒体の前記一次的開放端部を閉塞するホイルシールと、を具備し、各前記第1と第2の円筒体は当初その中に少なくとも1つの物質の分量を収容し、前記封止プランジャは、当初各前記円筒体中の物質を前記円筒体の前記配分端部と前記封止プランジャのそれぞれの一方との間に位置させ、前記スナップキャップは前記円筒体から切断されて前記円筒体の前記配分端部に二次的開放端部を形成することにより、各前記円筒体に収容された物質の流動と配分とを促進し、さらに前記第1と第2の円筒体は前記円筒体を着脱自在に前記銃に固着する手段を有し、前記第1の銃プランジャは前記第1の円筒体の前記一次的開放端部内に収容され、この中を横方向に変位して前記第1の円筒体に配置された前記封止プランジャと接触し、前記第2の銃プランジャは前記第2の円筒体の前記一次的開放端部内に収容され、この中を横方向に変位して前記第2の円筒体に配置された前記封止プランジャと接触し、前記ホイルシールは、前記銃プランジャが前記円筒体の方へ横方向へ動かされてこれに収容されるとき、最初に前記銃プランジャとの物理的接触により穿孔される、ことを特徴とする装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図24A】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【公表番号】特表2008−521572(P2008−521572A)
【公表日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−544523(P2007−544523)
【出願日】平成17年12月2日(2005.12.2)
【国際出願番号】PCT/US2005/043567
【国際公開番号】WO2006/060628
【国際公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【出願人】(590004464)デンツプライ インターナショナル インコーポレーテッド (85)