説明

ヒートポンプ式給湯装置

【課題】給湯不足を生じさせることなく構造の簡素化を図ることのできるヒートポンプ式給湯装置を提供する。
【解決手段】貯湯温度センサ16を貯湯タンク10の上下方向一箇所のみに設けたので、貯湯温度センサ16の配線数を少なくすることができる。これにより、貯湯温度センサ16を接続するための他の制御ユニットをタンクユニット60に設ける必要がなく、構造の簡素化及び低コスト化を図ることができる。この場合、貯湯温度センサ16の検出温度が所定の貯湯温度以下になると沸き上げ運転を行い、貯湯温度センサ16の検出温度が所定の貯湯温度よりも高い場合であっても所定時間おきに沸き上げ運転を行うようにしたので、貯湯温度センサ16を貯湯タンク10の上下方向複数箇所に設けて残湯量を検出しなくとも給湯不足を生ずることがなく、常に十分な給湯量を確保することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒートポンプ回路によって給湯用水を加熱して貯湯タンクに貯溜するヒートポンプ式給湯装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のヒートポンプ式給湯装置としては、給湯用水を貯溜する貯湯タンクと、貯湯タンク内の給湯用水をポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、給湯回路の水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、貯湯タンクの下部から給湯回路の水熱交換器に流入する給湯用水の温度を検出する入水温度センサとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、貯湯タンクの上下方向複数箇所に、貯湯タンク内の給湯用水の温度を検出する複数の貯湯温度センサを設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
この給湯装置では、各貯湯温度センサの検出温度に基づいて貯湯タンク内の残湯量を検出し、貯湯タンク内の給湯用水が予め設定された残湯量以下になると、入水温度センサの検出温度が所定の入水温度以上になるまで給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行うことにより、貯湯タンク内に湯を補充するようにしている。
【0004】
この場合、各貯湯温度センサによって貯湯タンク内の給湯用水の温度が上下方向複数箇所で検出されるため、例えばユーザーの使用履歴から学習することによって沸き上げ量を設定し、その設定に応じた残湯量になるように各貯湯温度センサの検出温度に基づいて沸き上げ運転を行うことにより、給湯不足を生じないようにしている。
【0005】
また、前記給湯装置は、ヒートポンプ回路、水熱交換器及び入水温度センサが配置された加熱ユニットと、貯湯タンク及びポンプが配置されたタンクユニットとを備え、加熱ユニットとタンクユニットとを給湯回路の配管を介して接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2010−25493号公報
【特許文献2】特開2007−178063号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、前記給湯装置の加熱ユニットには、ヒートポンプ回路及びポンプを制御する制御ユニットが設けられているが、複数の貯湯温度センサが貯湯タンクに設けられているため、各貯湯温度センサを加熱ユニットの制御ユニットに直接接続すると配線が多くなる。このため、各貯湯温度センサが接続される他の制御ユニットをタンクユニットに設け、加熱ユニットの制御ユニットとタンクユニットの制御ユニットとを接続するようにしている。しかしながら、加熱ユニット及びタンクユニットにそれぞれ制御ユニットが必要になるため、構造が複雑になり、製造コストが高くつくという問題点があった。
【0008】
また、貯湯温度センサの数を少なくして配線数を減らすことにより、貯湯温度センサを加熱ユニット側の制御ユニットに直接接続するようにすれば、タンクユニット側に制御ユニットを設ける必要がなくなる。しかしながら、この場合は、貯湯温度センサによる残湯量の検出位置が少なくなるため、適正な沸き上げ量の設定ができなくなり、使用量が多い場合に給湯不足を生じやすくなるという問題点があった。
【0009】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、給湯不足を生じさせることなく構造の簡素化を図ることのできるヒートポンプ式給湯装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は前記目的を達成するために、給湯用水を貯溜する貯湯タンクと、貯湯タンク内の給湯用水をポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、給湯回路の水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、貯湯タンクの下部から給湯回路の水熱交換器に流入する給湯用水の温度を検出する入水温度センサとを備え、給湯回路のポンプ及びヒートポンプ回路を作動することにより、入水温度センサの検出温度が所定の入水温度以上になるまで給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行うようにしたヒートポンプ式給湯装置において、前記貯湯タンクの上下方向一箇所に設けられ、貯湯タンク内の給湯用水の温度を検出する貯湯温度センサと、貯湯温度センサの検出温度が所定の貯湯温度以下になると前記沸き上げ運転を行い、貯湯温度センサの検出温度が前記所定の貯湯温度よりも高い場合であっても所定時間おきに沸き上げ運転を行う制御手段とを備えている。
【0011】
これにより、貯湯温度センサが貯湯タンクの上下方向一箇所のみに設けられることから、貯湯温度センサの配線数が少なくなる。この場合、貯湯温度センサの検出温度が所定の貯湯温度以下になると沸き上げ運転が行われ、貯湯温度センサの検出温度が所定の貯湯温度よりも高い場合であっても所定時間おきに沸き上げ運転が行われることから、貯湯温度センサを貯湯タンクの上下方向複数箇所に設けて残湯量を検出しなくとも給湯不足を生ずることがない。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、貯湯温度センサの配線数を少なくすることができるので、貯湯温度センサを接続するための他の制御ユニットを設ける必要がなく、構造の簡素化及び低コスト化を図ることができる。この場合、貯湯温度センサを貯湯タンクの上下方向複数箇所に設けて残湯量を検出しなくとも給湯不足を生ずることがないので、常に十分な給湯量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施形態を示すヒートポンプ式給湯装置の構成図
【図2】制御系を示すブロック図
【図3】本発明の他の実施形態を示す貯湯タンクの部分分解側面断面図
【図4】貯湯タンクの部分側面断面図
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1乃至図4は本発明の一実施形態を示すもので、ヒートポンプ回路によって給湯用水を加熱して貯湯タンクに貯溜するヒートポンプ式給湯装置を示すものである。
【0015】
本実施形態の給湯装置は、給湯用水を貯溜する貯湯タンク10と、貯湯タンク10の給湯用水を流通する給湯回路20と、冷媒を流通するヒートポンプ回路30と、給湯回路20の給湯用水とヒートポンプ回路30の冷媒とを熱交換する水熱交換器40とを備え、給湯回路20を流通する給湯用水をヒートポンプ回路30の冷媒によって加熱するようになっている。
【0016】
貯湯タンク10は縦長の密閉容器からなり、その下部には水道水を貯湯タンク10に供給するための給水配管11が接続されている。また、給水配管11には減圧弁12が設けられている。貯湯タンク10の上部には、貯湯タンク10の湯を住居内等の給湯先に供給するための給湯配管13が接続され、給湯配管13と給水配管11とはバイパス管14を介して接続されている。給湯配管13とバイパス管14との間には混合弁15が設けられ、混合弁15は、貯湯タンク10の湯と給水配管11の水とを混合して給湯配管13に流通させるようになっている。また、貯湯タンク10には、貯湯タンク10内の給湯用水の温度を検出する一つの貯湯温度センサ16が設けられ、貯湯温度センサ16は貯湯タンク10の上下方向略中央の一箇所のみに設けられている。
【0017】
給湯回路20は、貯湯タンク10の下部と水熱交換器40の流入側に接続された流入管21と、水熱交換器40の流出側と貯湯タンク10の上部に接続された流出管22と、流入管21に設けられたポンプ23とからなり、流入管21には給湯用水の温度を検出する入水温度センサ24が設けられている。また、流出管22には、貯湯タンク10内の圧力を所定の圧力以下にするための安全弁25が設けられている。
【0018】
ヒートポンプ回路30は、圧縮機31、蒸発器32、膨張弁33及び水熱交換器40を接続してなり、図中実線矢印で示すように圧縮機31、水熱交換器40、膨張弁33、蒸発器32、圧縮機31の順に冷媒を流通させるようになっている。尚、このヒートポンプ回路30で使用される冷媒は、例えば二酸化炭素等の自然系冷媒である。
【0019】
水熱交換器40は、冷媒流通路41と水流通路42を有する二重管型の熱交換器からなり、冷媒流通路41にはヒートポンプ回路30が接続され、水流通路42には給湯回路20の流入管21及び流出管22が接続されている。
【0020】
前記給湯装置は、ポンプ23、ヒートポンプ回路30、水熱交換器40及び入水温度センサ24が配置された加熱ユニット50と、貯湯タンク10が配置されたタンクユニット60とを備え、加熱ユニット50とタンクユニット60とは給湯回路20の流入管21及び流出管22を介して接続されている。
【0021】
また、前記給湯装置には、貯湯温度センサ16、入水温度センサ24、圧縮機31及びポンプ23が接続された制御ユニット70が設けられ、制御ユニット70は加熱ユニット50に配置されている。制御ユニット70は、制御手段としてのプログラムが格納されたCPUを備え、貯湯温度センサ16及び入水温度センサ24の検出温度に基づいて圧縮機31及びポンプ23を制御するようになっている。また、制御ユニット70は、図示しないタイマを備えている。
【0022】
以上のように構成された給湯装置においては、給湯回路20のポンプ23が作動することにより、貯湯タンク10内の給湯用水が貯湯タンク10の下部から流入管21を介して水熱交換器40の水流通路42を流通した後、流出管22を介して貯湯タンク10内の上部に流入する。また、ヒートポンプ回路30の圧縮機31が作動することにより、圧縮機31から吐出する高温冷媒が水熱交換器40の冷媒流通路41を流通し、冷媒流通路41の高温冷媒と水流通路42の給湯用水とが熱交換される。これにより、給湯回路20の給湯用水が水熱交換器40で加熱される。
【0023】
また、給湯先で湯が使用されると、貯湯タンク10内の上部の給湯用水が給湯配管13に流出し、流出した分だけ給水配管11から貯湯タンク10内の下部に水が供給される。即ち、湯が使用されることにより、貯湯タンク10内の高温の給湯用水が減るとともに、低温の給湯用水が貯湯タンク10内の下部から増えていき、貯湯温度センサ16の検出温度が徐々に低下する。
【0024】
ここで、図2のフローチャートを参照し、制御ユニット70のプログラムによる動作について説明する。まず、タイマをリセットするとともに(S1)、タイマによる計時を開始する(S2)。次に、所定時間t(例えば、24時間)が経過しておらず(S3)、貯湯温度センサ16の検出温度T1 が所定の貯湯温度Ts1(例えば、45℃)以下でなければ(S4)、前記ステップS3に戻り、ステップS3〜S4の動作を繰り返す。ここで、湯の使用量が多い場合など、貯湯タンク10内の高温の給湯用水が減少し、前記ステップS4において貯湯温度センサ16の検出温度T1 が貯湯温度Ts1以下になると、圧縮機31及びポンプ23を作動し、沸き上げ運転を開始する(S5)。この後、入水温度センサ24の検出温度T2 が所定の入水温度Ts2(例えば、50℃)以上になったならば(S6)、沸き上げ運転を終了し(S7)、前記ステップS3に戻る。また、前記ステップS4において貯湯温度センサ16の検出温度T1 が貯湯温度Ts1以下にならない場合でも、前記ステップS3において所定時間tが経過した場合には、圧縮機31及びポンプ23を作動し、沸き上げ運転を開始する(S8)。この後、入水温度センサ24の検出温度T2 が所定の入水温度Ts2以上になったならば(S9)、沸き上げ運転を終了し(S10)、前記ステップS1に戻る。
【0025】
本実施形態によれば、貯湯温度センサ16を貯湯タンク10の上下方向一箇所のみに設けたので、貯湯温度センサ16の配線数を少なくすることができる。これにより、貯湯温度センサ16を接続するための他の制御ユニットをタンクユニット60に設ける必要がなく、構造の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
【0026】
この場合、貯湯温度センサ16の検出温度T1 が所定の貯湯温度Ts1以下になると沸き上げ運転を行い、貯湯温度センサ16の検出温度が所定の貯湯温度Ts1よりも高い場合であっても所定時間tおきに沸き上げ運転を行うようにしたので、貯湯温度センサ16を貯湯タンク10の上下方向複数箇所に設けて残湯量を検出しなくとも給湯不足を生ずることがなく、常に十分な給湯量を確保することができる。
【0027】
即ち、一般家庭においては、朝と夕(夜)に湯の使用量が多くなるが、例えば検出温度T1 が貯湯温度Ts1以下でない場合でも、ほぼ貯湯温度Ts1に近い温度まで低下している場合がある。このような場合でも、本実施形態では、所定時間tごとに強制的に沸き上げ運転が行われるので、湯の使用量の多い時間帯に備えて十分な湯を確保しておくことができる。この場合、所定時間tを12時間以上24時間以下とすることにより、強制的な沸き上げ運転を無用に多くすることなく雑菌の繁殖を抑制する上で極めて効果的である。
【0028】
更に、ポンプ23、水熱交換器40、ヒートポンプ回路30及び入水温度センサ24が配置された加熱ユニット50を備え、ポンプ23、ヒートポンプ回路30、入水温度センサ24及び貯湯温度センサ16が接続された制御ユニット70を加熱ユニット50に配置したので、タンクユニット60の構造を簡素化することができ、タンクユニット60の設計、製造を容易に行うことができる。
【0029】
尚、前記実施形態では、貯湯温度センサ16は貯湯タンク10の上下方向所定箇所に配置したものを示したが、図3及び図4の他の実施形態に示すように、貯湯温度センサ16を取付可能なセンサ取付部10aを貯湯タンク10の上下方向複数箇所に設け、貯湯温度センサ16を任意のセンサ取付部10aに取り付けるようにしてもよい。
【0030】
各センサ取付部10aは、貯湯タンク10の側面に設けられたねじ孔からなり、互いに上下方向に間隔をおいて配置されている。貯湯温度センサ16は、ボルト状のネジ部16aと、貯湯タンク10内に配置される温度検出部16bと、温度検出部16bに接続されたリード線16cとを有し、ネジ部16aをセンサ取付部10aに螺合することにより、センサ取付部10aに取り付けられる。この場合、ネジ部16aと貯湯タンク10との間にパッキン(図示せず)を介在させることにより、ネジ部16aとセンサ取付部10aとの間が密閉される。また、貯湯温度センサ16が取り付けられない他のセンサ取付部10aは閉鎖部材17によって閉鎖される。閉鎖部材17は、貯湯温度センサ16と同様、ボルト状のネジ部17aを有し、ネジ部17aをセンサ取付部10aに螺合することにより、センサ取付部10aに取り付けられる。この場合、貯湯温度センサ16と同様、ネジ部17aと貯湯タンク10との間にパッキン(図示せず)を介在させることにより、ネジ部17aとセンサ取付部10aとの間が密閉される。
【0031】
本実施形態では、前記給湯装置の製造時に、何れか一つのセンサ取付部10aに貯湯温度センサ16を取り付けることにより、貯湯温度センサ16の上下位置が異なる複数種類の仕様に対応することができるので、汎用性の向上を図ることができる。即ち、貯湯温度センサ16の上下位置が異なる複数種類の仕様に対応することにより、設置先の状況に応じて貯湯量を調整することができるので、無駄な湯を沸かすことがなくなり、使用者にとって経済的に有利である。
【符号の説明】
【0032】
10…貯湯タンク、10a…センサ取付部、16…貯湯温度センサ、20…給湯回路、23…ポンプ、24…入水温度センサ、30…ヒートポンプ、40…水熱交換器、50…加熱ユニット、70…制御ユニット。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
給湯用水を貯溜する貯湯タンクと、貯湯タンク内の給湯用水をポンプによって貯湯タンクの下部から取り出して水熱交換器に流通した後、貯湯タンクの上部に流入させる給湯回路と、給湯回路の水熱交換器を流通する給湯用水を冷媒によって加熱するヒートポンプ回路と、貯湯タンクの下部から給湯回路の水熱交換器に流入する給湯用水の温度を検出する入水温度センサとを備え、給湯回路のポンプ及びヒートポンプ回路を作動することにより、入水温度センサの検出温度が所定の入水温度以上になるまで給湯用水を加熱する沸き上げ運転を行うようにしたヒートポンプ式給湯装置において、
前記貯湯タンクの上下方向一箇所に設けられ、貯湯タンク内の給湯用水の温度を検出する貯湯温度センサと、
貯湯温度センサの検出温度が所定の貯湯温度以下になると前記沸き上げ運転を行い、貯湯温度センサの検出温度が前記所定の貯湯温度よりも高い場合であっても所定時間おきに沸き上げ運転を行う制御手段とを備えた
ことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
【請求項2】
前記所定時間は12時間以上24時間以下である
ことを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ式給湯装置。
【請求項3】
前記ポンプ、水熱交換器、ヒートポンプ回路及び入水温度センサが配置された加熱ユニットと、
前記ポンプ、ヒートポンプ回路、入水温度センサ及び貯湯温度センサが接続された制御ユニットとを備え、
制御ユニットを加熱ユニットに配置した
ことを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ式給湯装置。
【請求項4】
前記貯湯タンクに、貯湯温度センサを取付可能なセンサ取付部を上下方向複数箇所に設け、貯湯温度センサを任意のセンサ取付部に取り付けた
ことを特徴とする請求項1、2または3記載のヒートポンプ式給湯装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−76512(P2013−76512A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−216694(P2011−216694)
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(000001845)サンデン株式会社 (1,791)