説明

ビット数変換回路

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えばディジタルテレビジョン受像機の各ディジタル処理ブロックの入出力部に設けて好適なビット数変換回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、入力される2nビットの信号をnビットの信号に変換でき、あるいは入力されるnビットの信号を2nビットの信号に変換できるようにしたことにより、ディジタル処理ブロックの入出力部に設けて、メモリの節約、回路面積、基板のパターン面積の低減を図ることができるようにしたものである。しかも、入力される2nビットの信号をそのまま出力させるようにしたことにより、ディジタル処理ブロックの入出力部に設けても、このディジタル処理ブロックを、2nビットで伝送する場合にそのまま使用することができ、別個のICの設計を不要とできるようにしたものである。
〔従来の技術〕
第5図はテレビジョン受像機の一例の構成を示すものである。
同図において、入力端子(62Y)からの映像信号Yは、A/D変換器(63Y)でディジタル信号に変換されたのち走査線補間回路(65Y)に供給される。このA/D変換器(63Y)でのサンプリング周波数fsは、例えば14MHzとされる。
また、入力端子(62R),(62B)からの赤色差信号R−Yおよび青色差信号B−Yは、それぞれA/D変換器(63R),(63B)でディジタル信号に変換されたのち、切換スイッチ(64)のR側、B側の固定端子に供給される。この切換スイッチ(64)は、サンプリング周期ごとにR側およびB側に交互に接続される。この切換スイッチ(64)より出力される赤色差信号R−Y、青色差信号B−Yの時分割信号R−Y/B−Yは、走査線補間回路(65C)に供給される。
走査線補間回路(65Y),(65C)からは、主走査線信号Ym,Rm−Ym/Bm−Ymの他に、補間走査線信号Yc,Rc−Yc/Bc−Ycが同時に出力される。
また、A/D変換器(63Y)より出力される輝度信号Yは、動き検出回路(50)に供給され、この動き検出回路(50)からの動き検出信号は係数発生器(51)に供給される。走査線補間回路(65Y),(65C)の係数器のK値は、この係数発生器(51)で発生され、動き検出信号の大きさに応じてその値が変えられる。例えば、静止画部分ではK=0とされ、このKの最大値は1とされる。
動き検出回路(50)は、第6図に示すように構成される。同図において、A/D変換器(63Y)より供給される輝度信号Yは、遅延線を構成するフィールドメモリ(401)および(402)の直列回路に供給される。フィールドメモリ(401)および(402)の直列回路の遅延時間は、1フレーム(263H+262H)とされる。
フィールドメモリ(401)の入力信号およびフィールドメモリ(402)の出力信号は、減算器(403)に供給されて減算される。この減算器(403)より出力されるフレーム差分信号は、ローパスフィルタ(404)で高域のノイズ成分およびドット妨害成分が除去されたのち絶対値回路(405)で絶対値化される。この絶対値回路(405)の出力信号が動き検出信号とされる。
走査線補間回路(65Y)は、第7図に示すように構成される。同図において、A/D変換器(63Y)より供給される輝度信号Yは遅延線を構成するラインメモリ(601)に供給される。このラインメモリ(601)の入力信号および出力信号は加算器(602)に供給されて加算平均され、この加算器(602)の出力信号は係数器(603)でK(K≦1)倍とされたのち加算器(604)に供給される。
また、輝度信号Yは遅延線を構成するフィールドメモリ(605)に供給される。このフィールドメモリ(605)での遅延時間は、263Hとされる。このフィールドメモリ(605)の出力信号は、係数器(606)で(1−K)倍とされたのち加算器(604)に供給される。
第8図は、時間−垂直面の走査線構造を示す図であり、○印は各フィールドの走査線を示している。上述した出力信号をh、ラインメモリ(601)の出力信号をi、フィールドメモリ(605)の出力信号をjとすると、これら信号h〜jは、第8図に図示する位置関係となる。
走査線補間回路(65Y)において、加算器(602)の出力信号


は動画部分の補間走査線信号ととなると共に、フィールドメモリ(605)の出力信号jは静止画部分の補間走査線信号となる。そのため、加算器(604)からは、動画部分および静止画部分の補間走査線信号が動きの程度に応じた割合で加算された補間走査線信号Ycが出力される。補間走査線は、第8図の

印の位置とされる。
また、入力信号hは、そのまま主走査線信号Ymとされる。
なお、説明は省略するが、走査線補間回路(65C)も同様に構成される。
この走査線補間回路(65Y),(65C)より出力される主走査線信号Ym,Rm−Ym/Bm−Ym、補間走査線信号Yc,Rc−Yc/Bc−Ycはそれぞれ時間圧縮回路(67Y),(67C)に供給される。この時間圧縮回路(67Y),(67C)では、主走査線信号Ym,Rm−Ym/Bm−Ymと補間走査線信号Yc,Rc−Yc/Bc−Ycとが、それぞれ1/2に時間軸圧縮されて連続して出力される。この場合、時間圧縮回路(67C)からは、赤色差信号と青色差信号とが別々に出力される。
時間圧縮回路(67Y),(67C)より出力される倍速の輝度信号、色差信号は、それぞれD/A変換器(68Y),(68R),(68B)でアナログ信号とされる。
D/A変換器(68Y),(68R),(68B)より出力される倍速の輝度信号、色差信号は、それぞれマトリクス回路(73)に供給される。このマトリクス回路(73)より出力される倍速の赤、緑、青色信号R,G,Bは、それぞれアンプ(74R),(74G),(74B)を介してカラー受像管(75)に供給され、このカラー受像管(75)には,走査線数が2倍とされたノンインターレース走査表示がされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第5図例のようなテレビジョン受像機において、輝度信号Y、色差信号R−Y,B−Yがテレビチューナより出力されるもので、色差信号R−Y,B−Yの帯域が狭い場合には、例えば色差信号R−Y,B−Yのそれぞれのサンプル数が、輝度信号Yのサンプル数の1/4とされ、いわゆる4:1:1モードとされる。この場合、A/D変換器(63Y)より出力される輝度信号Yが、第9図Aに示すようであるとき、切換スイッチ(64)より出力される時分割信号R−Y/B−Yは、同図Cに示すようになる。一方、色差信号の帯域が広い場合には、例えば色差信号R−Y,B−Yのそれぞれのサンプル数が、輝度信号Yのサンプル数の1/2とされ、いわゆる4:2:2モードとされる。この場合、切換スイッチ(64)より出力される時分割信号R−Y/B−Yは、第9図Bに示すようになる。
ここで、4:1:1:モードであっても、4:2:2モードであっても、A/D変換器(63R),(63B)では、例えば1サンプル8ビットでもってディジタル信号に変換されて伝送される。
このため、走査線補間回路(65C)に使用される画像用大容量メモリは通常4ビット構成であるが、4:1:1モードであっても、2個単位つまり8ビット単位としてメモリが必要となり、メモリを有効に使用することができなかった。これにより回路面積も大きくなっていた。
また、この4:1:1モードであっても、8ビット単位で伝送するため、基板のパターン面積が大きくなっていた。
このような不都合を解決するためには、例えば4:1:1モードであるときには、8ビットの色差信号R−Y,B−Yを4ビットの信号に変換して伝送すればよい。そして、4:2:2モードのことも考えると、第10図に示すようにディジタル処理ブロック(100)の入出力部に、4ビット/8ビット変換部(100A)、8ビット/4ビット変換部(100B)を設けて、4:2:2モードで8ビットで伝送されるときにはビット数変換をせず、4:1:1モードで4ビットで伝送されるときにはビット数変換をするようにして、各ディジタル処理ブロック(100)のICを双方のモードで使用できるようにすることが望ましい。
そこで、この発明では、このような4ビット/8ビット変換部(100A)、8ビット/4ビット変換部(100B)を構成するビット数変換回路を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、2n(nは自然数)ビット構成の第1〜第3のラッチ回路(1)〜(3)および切換回路(4)とを有してなり、第1のラッチ回路(1)の2nビット分の出力端子は、第2のラッチ回路(2)の2nビット分の入力端子に接続され、第2のラッチ回路(2)の2nビット分の出力端子は、切換回路(4)の一方の入力側aに接続され、第1のラッチ回路(1)の上位nビット分または下位nビット分の入力端子およびその上位nビット分または下位nビット分の出力端子は、第3のラッチ回路(3)の2nビット分の入力端子に接続され、第3のラッチ回路(3)の2nビット分の出力端子は、切換回路(4)の他方の入力側bに接続され、第1のラッチ回路(1)の2nビット分の入力端子に2nビットの信号が入力されるときには、切換回路(4)は一方の入力側aに接続され、第1のラッチ回路(1)の上位nビット分または下位nビット分に入力端子にnビットの信号が入力されるときには、切換回路(4)は他方の入力側bに接続され、切換回路(4)の出力側より2nビットの信号を得るものである。
また、この発明は、2n(nは自然数)ビット構成の第1および第2のラッチ回路(11),(12)と、nビット構成の第3のラッチ回路(13)および切換回路(14)とを有してなり、第1のラッチ回路(11)の上位nビット分または下位nビット分の出力端子は、第2のラッチ回路(12)の上位nビット分または下位nビット分の入力端子に接続され、第1のラッチ回路(11)の下位nビット分の出力端子は、切換回路(14)の一方の入力側aに接続され、第1のラッチ回路(11)の上位nビット分または下位nビット分の出力端子は、第3のラッチ回路(13)を介して切換回路(14)の他方の入力側bに接続され、切換回路(14)の出力側は、第2のラッチ回路(12)の下位nビット分または上位nビット分の入力端子に接続され、切換回路(14)が一方の入力側aに接続されるときには、第1のラッチ回路(11)の2nビット分の入力端子に入力される2nビットの信号が第2のラッチ回路(12)の2nビット分の出力端子より2nビットの信号のまま出力され、切換回路が一方および他方の入力側a,bに交互に切り換えられるときには、第1のラッチ回路(11)の2nビット分の入力端子に入力される2nビットの信号が第2のラッチ回路(12)の下位nビット分または上位nビット分の出力端子よりnビットの信号に変換されて出力されるものである。
〔作用〕
上述構成においては、入力される2nビットの信号をnビットの信号に変換でき、あるいは入力されるnビットの信号を2nビットの信号に変換できるので、ディジタル処理ブロックの入出力部に設けることにより、例えば4:1:1モードでは、ディジタル処理ブロックおよびメモリ間は4ビットで伝送することができ、メモリの節約、回路面積、基板のパターン面積の低減を図り得る。また、入力される2nビットの信号をそのまま出力させることもできるので、ディジタル処理ブロックの入出力部に設けても、このディジタル処理ブロックを4:2:2モードで8ビットで伝送する場合にそのまま使用し得る。
〔実施例〕
第1図は、4ビット/8ビット変換回路の例である。
同図において、(1)〜(3)は、それぞれDフリップフロップよりなる8ビット構成のラッチ回路である。また、(4)は、8ビット構成の切換スイッチである。
ラッチ回路(1)の8ビット分の出力端子は、ラッチ回路(2)の8ビット分の入力端子に接続される。また、このラッチ回路(2)の8ビット分の出力端子は、切換スイッチ(4)のa側の固定端子に接続される。
また、ラッチ回路(1)の下位4ビット分の入力端子およびその下位4ビット分の出力端子は、ラッチ回路(3)の8ビット分の入力端子に接続される。このラッチ回路(3)の8ビット分の出力端子は、切換スイッチ(4)のb側の固定端子に接続される。
この切換スイッチ(4)は、ラッチ回路(1)の8ビット分の入力端子に、第2図Aに示すような4:2:2モードでの8ビットの時分割信号が供給されるときにはa側に接続され、ラッチ回路(1)の下位4ビット分の入力端子に、同図Cに示すような4:1:1モードでの4ビットの時分割信号が供給されるときにはb側に接続される。同図において、R−Y1(下),B−Y1(下),‥‥は下位4ビットの信号を示しており、R−Y1(上),B−Y1(上),‥‥は上位4ビットの信号を示している。
以上の構成において、ラッチ回路(1)の8ビット分の入力端子に、第2図Aに示すような4:2:2モードでの8ビットの時分割信号が供給されるとき、ラッチ回路(2)の8ビット分の出力端子には、同図Bに示すように8ビットの信号が出力され、この8ビットの信号が切換スイッチ(4)のa側を介して出力される。
一方、ラッチ回路(1)の下位4ビット分の入力端子に、同図Cに示すような4:1:1モードでの4ビットの時分割信号が供給されるとき、ラッチ回路(2)の下位4ビット分の出力端子には、同図Dに示すように4ビットの信号が出力される。そのため、ラッチ回路(3)の8ビット分の出力端子には、同図Eに示すように上位、下位のそろった8ビットの信号が復元されて得られ、この8ビットの信号が切換スイッチ(4)のb側を介して出力される。
つぎに、第3図は、8ビット/4ビット変換回路の例である。
(11)および(12)は、それぞれDフリップフロップよりなる8ビット構成のラッチ回路であり、(13)は、Dフリップフロップよりなる4ビット構成のラッチ回路である。また、(14)は、4ビット構成の切換スイッチである。
ラッチ回路(11)の上位4ビット分の出力端子は、ラッチ回路(12)の上位4ビット分の入力端子に接続される。ラッチ回路(11)の下位4ビット分の出力端子は、切換スイッチ(14)のa側の固定端子に接続される。
また、ラッチ回路(11)の上位4ビット分の出力端子は、ラッチ回路(13)を介して切換スイッチ(14)のb側の固定端子に接続される。
この切換スイッチ(14)は、ラッチ回路(11)の8ビット分の入力端子に、第4図Aに示すような4:2:2モードでの8ビットの時分割信号が供給されるときにはa側に接続され、ラッチ回路(11)の8ビットの入力端子に、同図Cに示すような4:1:1モードでの8ビットの時分割信号が供給されるときには、同図Fに示すように1/fsの周期ごとにa側およびb側に交互に切換えられる。同図において、R−Y1(下),B−Y1(下),‥‥は下位4ビットの信号を示しており、R−Y1(上),B−Y1(上),‥‥は上位4ビットの信号を示している。
この切換スイッチ(14)の出力側は、ラッチ回路(12)の下位4ビット分の入力端子に接続される。
以上の構成において、ラッチ回路(11)の8ビット分の入力端子に、第4図Aに示すような4:2:2モードの8ビットの時分割信号が供給されるとき、ラッチ回路(11)の8ビット分の出力端子には、同図Bに示すように8ビットの信号が出力され、この8ビットの信号がラッチ回路(12)の8ビット分の出力端子に出力される。
一方、ラッチ回路(11)の8ビット分の入力端子に、同図Cに示すような4:1:1モードでの8ビットの時分割信号が供給されるとき、ラッチ回路(11)の下位4ビット分の出力端子には、同図Dに示すように下位4ビットの信号が出力され、ラッチ回路(13)の4ビット分の出力端子には、同図Eに示すように上位4ビットの信号が出力される。したがって、切換スイッチ(14)の出力側には、同図Gに示すように4ビットの信号が出力され、この4ビットの信号がラッチ回路(12)の下位4ビット分の出力端子に出力される。
このように、第1図例では入力される4ビットの信号を8ビットの信号に変換でき、第3図例では入力される8ビットの信号を4ビットの信号に変換できるので、このような回路をディジタル処理ブロックの入出力部に設けることにより、例えば4:1:1モードでは、ディジタル処理ブロックおよびメモリ間は4ビットで伝送することができ、4ビット単位のメモリを2個単位で使用して構成する必要性はなく、メモリの節約、回路面積の低減を図ることができる。また、伝送ラインを少なくでき、基板のパターン面積の低減を図り、基板の小型化を図ることができる。
また、第1図例、第3図例では、入力される2nビットの信号をそのまま出力させることもできるので、ディジタル処理ブロックの入出力部に設けても、このディジタル処理ブロックを4:2:2モードで8ビットで伝送する場合にそのまま使用できる。したがって、4:2:2モードに対応したディジタル処理ブロックのICを別個に設計する必要がなくなる。
なお、上述第1図例においては、入力される4ビットの信号を8ビットの信号に変換し得る例を示したものであるが、n(nは自然数)ビットの信号を2nビットの信号に変換し得る装置も同様に構成することができる。また、上述第3図例においては、入力される8ビットの信号を4ビットの信号に変換し得る例を示したものであるが、2nビットの信号をnビットの信号に変換し得る装置も同様に構成することができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、入力される2nビットの信号をnビットの信号に変換でき、あるいは入力されるnビットの信号を2nビットの信号に変換でき、この発明に係る回路をディジタル処理ブロックの入出力部に設けることにより、ディジタル処理ブロック、メモリ間をnビットで伝送することができ、メモリの節約、回路面積、基板のパターン面積の低減を図ることができる。また、入力される2nビットの信号をそのまま出力させることができるので、この発明に係る回路をディジタル処理ブロックの入出力部に設けても、このディジタル処理ブロックを、2nビットで伝送する場合にそのまま使用することができ、別個のICの設計を不要とできる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図はこの発明の実施例を示す構成図、第2図および第4図はその説明のための図、第5図はテレビジョン受像機の一例の構成図、第6図〜第10図はその説明のための図である。
(1)〜(3),(11)〜(13)はラッチ回路、(4),(14)は切換スイッチである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】2n(nは自然数)ビット構成の第1〜第3のラッチ回路および切換回路とを有してなり、上記第1のラッチ回路の2nビット分の出力端子は、上記第2のラッチ回路の2nビット分の入力端子に接続され、上記第2のラッチ回路の2nビット分の出力端子は、上記切換回路の一方の入力側に接続され、上記第1のラッチ回路の上位nビット分または下位nビット分の入力端子およびその上位nビット分または下位nビット分の出力端子は、上記第3のラッチ回路の2nビット分の入力端子に接続され、上記第3のラッチ回路の2nビット分の出力端子は、上記切換回路の他方の入力側に接続され、上記第1のラッチ回路の2nビット分の入力端子に2nビットの信号が入力されるときには、上記切換回路は一方の入力側に接続され、上記第1のラッチ回路の上位nビット分または下位nビット分の入力端子にnビットの信号が入力されるときには、上記切換回路は他方の入力側に接続され、上記切換回路の出力側より2nビットの信号を得るようにしたことを特徴とするビット数変換回路。
【請求項2】2n(nは自然数)ビット構成の第1および第2のラッチ回路と、nビット構成の第3のラッチ回路および切換回路とを有してなり、上記第1のラッチ回路の上位nビット分または下位nビット分の出力端子は、上記第2のラッチ回路の上位nビット分または下位nビット分の入力端子に接続され、上記第1のラッチ回路の下位nビット分または上位nビット分の出力端子は、上記切換回路の一方の入力側に接続され、上記第1のラッチ回路の上位nビット分または下位nビット分の出力端子は、上記第3のラッチ回路を介して上記切換回路の他方の入力側に接続され、上記切換回路の出力側は、上記第2のラッチ回路の下位nビット分または上位nビット分の入力端子に接続され、上記切換回路が一方の入力側に接続されるときには、上記第1のラッチ回路の2nビット分の入力端子に入力される2nビットの信号が上記第2のラッチ回路の2nビット分の出力端子より2nビットの信号のまま出力され、上記切換回路が一方および他方の入力側に交互に切り換えられるときには、上記第1のラッチ回路の2nビット分の入力端子に入力される2nビットの信号が上記第2のラッチ回路の下位nビット分または上位nビット分の出力端子よりnビットの信号に変換されて出力されることを特徴とするビット数変換回路。

【第1図】
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【第2図】
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【第3図】
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【第4図】
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【第6図】
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【第7図】
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【第8図】
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【第9図】
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【第5図】
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【第10図】
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【特許番号】第2682027号
【登録日】平成9年(1997)8月8日
【発行日】平成9年(1997)11月26日
【国際特許分類】
【出願番号】特願昭63−189475
【出願日】昭和63年(1988)7月28日
【公開番号】特開平2−39231
【公開日】平成2年(1990)2月8日
【出願人】(999999999)ソニー株式会社
【参考文献】
【文献】特開 昭61−112270(JP,A)