説明

ファー付き袖カバー

【課題】衣類の袖部分にカバーを被せるため袖部分が汚れることがなく、取り外せるため袖部分だけを洗うことができ、外側から続くファーが手首部分を包みこむ為、袖と手首の間から冷気が入りづらくなり保温性があるファー付き袖カバーを提供する。
【解決手段】靴下編み地の筒部分を細めの小筒2と太めの大筒3とし、大筒3の内側部分にファー4を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、靴下の長い筒状の部分を用い、その筒の内側半分にファーを設けた保温性の高い袖カバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来袖の汚れは、洗剤で部分洗いをするか、クリーニングに出していたのである。
もしくは、手首から肘あたりまで綿布で覆う両端にゴムを入れた袖カバーがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
衣服は何度も着ているうちに、袖口が際立って汚れてくる。淡い色の衣類であればその汚れは顕著であり、その度に部分洗いするのは手間であり、クリーニングに出すのは経済的に大変な負担であった。
従来の袖カバーは薄手で保温性に優れておらず、また、外出着としては向かない物である。
以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
両端をゴム編み(1)にした長筒を用いる。筒の半分を小筒(2)、後半分を一回り大きい大筒(3)とし、その大筒(3)の内側にファー(4)を設ける。
【発明の効果】
【0005】
衣類の袖部分にカバーを被せるため袖部分が汚れることがなくなり、取り外せるため袖部分だけを洗うことができる。
外側から続くファーが手首部分を包みこむ為、袖と手首の間から冷気が入りづらくなり保温性がある。外出着としても向いている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
靴下の長い筒状の部分を用い、その両端にゴム編み(1)を施す。
筒の真ん中から、片方は腕にちょうど良い圧迫感を与える小筒(2)と、それより一回り大きな大筒(3)をつくり、大筒(3)の内側に取り外しのできるファー(4)を設ける。
これを使用するときは、大筒(4)の半分から外側に折り曲げ、その折り曲げた部分に衣服の袖(5)部分を挟み込むのである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の断面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 ゴム編み
2 小筒
3 大筒
4 ファー
5 衣服の袖

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長い筒状の生地の一部にファーを設けた保温性の高い袖カバー。

【図1】
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【図2】
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