説明

フィッシングルアー毛針を取り付けた被服

【課題】従来、被服に取り付けが可能なブローチ、コサージュ、ネクタイ等の装飾品は、フォーマルな場面で利用されるのが一般的であった。それらとは視点の異なった、よりカジュアルに利用でき、且つ実用品として利用されてきたものを装飾品に転用することによって、意外性のある装飾品を取り付けた被服を提供する。
【解決手段】フィッシングルアー毛針を、着脱可能な安全ピンで取り付けたことを特徴とする被服である。釣り道具として実用的に使用されていたフィッシングルアー毛針を被服の装飾品として取り付けることにより、被服に意外性のある新鮮な印象を与えるとともに、フォーマルになり過ぎないファッションを提供することが可能となった。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、釣り具であるフィッシングルアー毛針を装飾として取り付けた被服に関する。なお、フィッシングルアー毛針を取り付ける被服はワイシャツやTシャツなどの他に上着であるジャケットやオーバーコートを含む。本願の「フィッシングルアー毛針」を用いる釣り方法(ルアーフィッシング)は、生き物ではなく、疑似餌を用いて魚を釣ることで、文字通り、魚に魅惑的な動きを与えて楽しむ釣り方である。
【背景技術】
【0002】
従来より、被服にブローチやコサージュなどの着脱可能な装飾品を取り付けることによって、被服をより華やかに見せることを可能としてきた。また、同一の被服でも異なった装飾品を取り付けることによって、その被服に新鮮な印象を与えることができる。しかしながら、そのような従来の装飾品は一般に装飾品としてデザインされたものがほとんどであり、装飾品以外の目的で使用されてきたものを装飾品として被服に取り付けたものはほとんどないといってよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9−279401号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、被服に取り付けが可能なブローチ、コサージュ、ネクタイ等の装飾品は、フォーマルな場面で利用されるのが一般的であった。それらとは視点の異なった、よりカジュアルに利用でき、且つ実用品として利用されてきたものを装飾品に転用することによって、意外性のある装飾品を取り付けた被服を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
フィッシングルアー毛針を、着脱可能な安全ピンで取り付けたことを特徴とする被服である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によると、釣り道具として実用的に使用されていたフィッシングルアー毛針を被服の装飾品として取り付けることにより、被服に意外性のある新鮮な印象を与えるとともに、フォーマルになり過ぎないファッションを提供することが可能となった。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、フィッシングルアー毛針を取り付けたワイシャツを示す写真であり、図2は、被服に取り付けるフィッシングルアー毛針を示す写真である。
【0008】
まず、図1に示す写真は疑似餌であるフィッシングルアー毛針を無地のワイシャツの胸元に取り付けた実施例である。フィッシングルアー毛針とは、針に毛を付け虫のように見せかけたもので、本来魚釣りの道具として使用されるものであり、装飾品として利用されることは想定されていなかった。しかし、フィッシングルアー毛針そのものがデザイン性に優れたものであることに着目し、これを被服の装飾品とした。
【0009】
フィッシングルアー毛針を取り付ける被服は次に限られるものではないが、例えばワイシャツやTシャツなどの他に、上着であるジャケットやオーバーコートなども含む。
【0010】
図2に示す写真はフィッシングルアー毛針本体である。毛針の下部に安全ピンを取り付け、被服への着脱が可能となっており、洗濯時には簡単に取り外せ、取り付け位置の調節も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】フィッシングルアー毛針を取り付けたワイシャツを示す写真。
【図2】フィッシングルアー毛針を示す写真。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィッシングルアー毛針を、着脱可能な安全ピンで取り付けたことを特徴とする被服。



【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−94262(P2011−94262A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−249918(P2009−249918)
【出願日】平成21年10月30日(2009.10.30)
【出願人】(508313699)株式会社キュビズム (2)
【Fターム(参考)】