説明

フラットケーブル製造用クロスヘッド

【課題】 フラットケーブルの製造歩留まりと製造能率を向上させ、コストを低減させることができるフラットケーブル製造用クロスヘッドを提供する。
【解決手段】 樹脂供給口13を有するクロスヘッド本体11と、その内部に配設され、押出口23を有するダイス19及び導体25を押出口23まで案内して保持する導体通し穴27を有するニップル21と、ダイス19とニップル21間に形成され、樹脂供給口13より供給された樹脂29を押出口23まで導く樹脂通路31、32とを備えたフラットケーブル製造用クロスヘッドにおいて、クロスヘッド本体11の内部に、樹脂押出被覆用のブロック素材17を加工して前部にダイス19と後部にニップル21とが一体に形成され、ブロック素材17の中間部におけるダイス19とニップル21間に樹脂通路31、32が形成されたダイスニップル形成体15が配設される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車用配線材等に利用されるフラットケーブルの製造に用いるフラットケーブル製造用クロスヘッドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のフラットケーブルの製造装置としては、絶縁性が良好なポリエチレンテレフタレート(PET)を基材として、その片側表面に熱可溶性の接着層を有するポリエステル系絶縁フイルム間に並列配置された断面平角状の複数本の導体を挟み込んだ状態で、その絶縁フイルムを熱圧着する一対の熱圧着用加熱ロールを備えたものが使用されている。
【0003】
しかしながら、このような装置では、各絶縁フイルムの接着層を十分に溶融させて接着させる必要があるため、熱の伝導速度の関係から加工時間が非常に長くなり、生産性に劣るという問題があった。
【0004】
そこで、フラットケーブルの生産性の向上を図った装置として、図10に示すようなフラットケーブル製造用クロスヘッドが提案されている。このクロスヘッドは、樹脂供給口2を有するクロスヘッド本体1と、クロスヘッド本体1の内部に配設され、扁平な押出口4を有するダイス3及び複数本の導体5を押出口4まで案内して保持する複数個の導体通し穴7を有するニップル6と、ダイス3とニップル6間に形成され、樹脂供給口2より供給された樹脂を押出口4まで導く樹脂通路8とを備える。ダイス3及びニップル6はそれぞれ別個にクロスヘッド本体1の内部に配設される。そして、ニップル6の導体通し穴7に導体5を通してダイス3の押出口4内で導体5に樹脂9を押出被覆し、フラットケーブル10を製造するようになっている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2004−119234号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のフラットケーブル製造用クロスヘッドは、ダイス3とニップル6が別体であり、別々に製作する必要があり、製作精度が低下すること、また、ダイス3、ニップル6を別々にクロスヘッド本体1の内部に配設する必要があり、ダイス3、ニップル6の位置精度が低下する。このため、製造されるフラットケーブルの寸法のばらつきが大きくなり、標準寸法から外れて不良品となり易く、製造歩留まりが低下する問題がある。
また、これらダイス3、ニップル6を配設するための位置調整が面倒で調整作業に時間を要し、フラットケーブルの製造能率が低下する問題がある。その結果、フラットケーブルのコストアップを引き起こす要因となり、その対策が望まれる。
【0007】
本発明は上記課題を解決し、フラットケーブルの製造歩留まりと製造能率を向上させ、コストを低減させることができるフラットケーブル製造用クロスヘッドを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載されたフラットケーブル製造用クロスヘッドは、樹脂供給口を有するクロスヘッド本体と、クロスヘッド本体の内部に配設され、押出口を有するダイス及び導体を押出口まで案内して保持する導体通し穴を有するニップルと、ダイスとニップル間に形成され、樹脂供給口より供給された樹脂を押出口まで導く樹脂通路とを備えたものにおいて、クロスヘッド本体の内部に、樹脂押出被覆用のブロック素材を加工して前部にダイスと後部にニップルとが一体に形成され、ブロック素材の中間部におけるダイスとニップル間に樹脂通路が形成されたダイスニップル形成体が配設されることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項2に記載されたフラットケーブル製造用クロスヘッドは、請求項1記載のものにおいて、前記ブロック素材が前記ダイスの押出口及び前記ニップルの導体通し穴を通る面内で縦方向に分割された第1分割素材と第2分割素材を一体に組み合わせて形成されることを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項3に記載されたフラットケーブル製造用クロスヘッドは、請求項1又は2記載のものにおいて、前記ブロック素材が前部に向けて先細る略截頭円錐体の形状を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明の請求項1に記載されたフラットケーブル製造用クロスヘッドによると、クロスヘッド本体の内部にダイス、ニップルが一体に形成されたダイスニップル形成体が配設されるので、ダイスとニップルを別々に製作する必要がなくなり、製作精度が向上する。また、クロスヘッド本体の内部にダイスニップル形成体を配設すればよく、ダイス、ニップルを別々にクロスヘッド本体の内部に配設する必要がなくなるので、ダイス、ニップルの位置精度が向上する。このため、製造されるフラットケーブルの寸法のばらつきが小さくなり、不良品が減少して製造歩留まりを向上させることができる。また、これらダイス、ニップルを配設するための位置調整が不要になり、調整作業に時間を要しないため、フラットケーブルの製造能率が向上する。従って、フラットケーブルのコストを低減させることができる。更に、樹脂通路がダイスニップル形成体に形成されているので、樹脂の粘度等の特性に応じて樹脂通路の形状、位置等を変更する必要が生じた場合、ダイスニップル形成体だけ取り換えれば良く、クロスヘッド本体全体を取り換える必要がなくなる。従って、クロスヘッドの製作費用を低く抑えることができ経済的である。
【0012】
本発明の請求項2記載のフラットケーブル製造用クロスヘッドによると、ダイスニップル形成体を構成するブロック素材が第1、第2分割素材を組み合わせた2分割構造になっているので、ダイスの押出口、ニップルの導体通し穴及び樹脂通路を形成するのが容易となり、クロスヘッドを製造する時間が短縮され、クロスヘッドの製作コストを低減させることができる。
【0013】
本発明の請求項3記載のフラットケーブル製造用クロスヘッドによると、ダイスニップル形成体を構成するブロック素材が略截頭円錐体の形状を有することにより、クロスヘッド本体の内部に配設されるダイスニップル形成体の支持が確実で安定し、前部のダイスを支持するダイスホルダが不要になって部品数が減少する。従って、クロスヘッドの構造が簡単になり、その製作コストをより低減させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
次に本発明を実施するための最良の形態を図面により詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態のフラットケーブル製造用クロスヘッドを示す断面平面図、図2は本発明の主要部であるダイスニップル形成体を示すもので、(a)は左側面図、(b)は(a)はX−X線断面正面図、図3は図2のダイスニップル形成体の第1分割素材を示すもので、(a)は正面図、(b)は(a)の左側面図、図4は図2のダイスニップル形成体の第2分割素材を示すもので、(a)は正面図、(b)は(a)の左側面図、図5は図2のダイスニップル形成体の右側面図である。
【0015】
本実施形態のフラットケーブル製造用クロスヘッドは、図1に示すように、2個の樹脂供給口13を有するクロスヘッド本体11と、クロスヘッド本体11の内部に配設されるダイスニップル形成体15を備える。
【0016】
ダイスニップル形成体15は、図2(a)(b)、図5に示すように、樹脂押出被覆用の鋼製のブロック素材17を加工して、前部に横方向に扁平な1個の押出口23(図8参照)を有するダイス19と、後部に複数本(図示例は2本)の断面平角状の導体25をダイス19の押出口23まで案内して保持する複数個(図示例は2個)の角状の導体通し穴27(図6、7参照)を有するニップル21とが同軸状に一体に形成される。
【0017】
また、ブロック素材17の中間部におけるダイス19とニップル21間には、押出機(図示省略)で加熱軟化、混練され、樹脂供給口13より供給されたポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の樹脂29を押出口23まで導く2個の樹脂通路31、32が周方向に180度対向する部位に、且つ、後部から前部に向けて半径方向内側(中心側)に35度の角度(樹脂通路31、32間の開き角度は70度)で傾斜してブロック素材17の中心部に到達し、ダイス19の押出口23の入口側で連通するように形成される。そして、ニップル21の2個の導体通し穴27に2本の線状の導体25を通してダイス19の押出口23内で導体25に樹脂29を押出被覆し、例えば、図9に示すフラットケーブル33を製造するようになっている。
【0018】
2個の導体通し穴27は、ブロック素材17の後記する分割面に沿って所定間隔をおいて並列に配置され、導体25が導入される入口の形状(寸法)が大きく(図6参照)、導体25が導出される出口に向けて漸次狭まり、出口の形状(寸法)が小さく(図7参照)なるように形成され、導体25をダイス19の押出口23まで円滑、確実に案内して保持することができるようになっている。
【0019】
更に、ダイスニップル形成体15を構成するブロック素材17は、本実施形態では、前部に向けて先細る略截頭円錐体の形状を有し、前記ダイス15の押出口23及び前記ニップル21の導体通し穴27を通る面内で縦方向に2分割された第1分割素材17a(図3(a)(b)参照)と第2分割素材17b(図4(a)(b)参照)とを一体に組み合わせて形成される。即ち、第1分割素材17aの分割面には、幅方向及び長手方向に所定間隔をおいて、計4個の係合ピン35が植え込まれ、第2分割素材17bの分割面には、幅方向及び長手方向に所定間隔をおいて、前記係合ピン35が係合される有底の係合穴37が開けられている。そして、第2分割素材17bの係合穴37に第1分割素材17aの係合ピン35を挿入して係合することにより、第1分割素材7aと第2分割素材17bが一体に組み合わされる。
【0020】
また、第1分割素材17aの分割面の幅方向の中央部には長手方向に沿って2個の半角溝27aが並列して設けられ、背面側の傾斜面には前記樹脂通路31が形成される。第2分割素材17bの分割面の幅方向の中央部には長手方向に沿って2個の半角溝27bが並列して設けられ、背面側の傾斜面には前記樹脂通路32が形成される。両半角溝27a、27bは導体25が導入される入口から導体25が導出される出口に向けてテーパ状に形状(寸法)が小さくなるように形成されている。そして、第1分割素材7aと第2分割素材17bが一体に組み合わされたとき、両半角溝27a、27bが合体して前記導体通し穴27が形成される。
【0021】
ダイスニップル形成体15を構成するブロック素材17は非分割構造でもよいが、上記のように第1、第2分割素材17a、17bを組み合わせた2分割構造になっていると、ダイス19の押出口23、ニップル21の導体通し穴27及び樹脂通路31、32を形成するのが容易となり、クロスヘッドを製造する時間が短縮され、クロスヘッドの製作コストを低減させることができるので好ましい。
【0022】
また、ブロック素材17が略截頭円錐体の形状を有していると、クロスヘッド本体11の内部に配設されるダイスニップル形成体15の支持が確実で安定し、前部のダイス19を支持するダイスホルダが不要になって部品数が減少する。従って、クロスヘッドの構造が簡単になり、その製作コストをより低減させることができるので好ましい。
【0023】
ダイスニップル形成体15は、クロスヘッド本体11の内部にダイスニップル形成体15の略截頭円錐形状に合致する大きさに形成された略テーパ状の穴部39に嵌合され、固定ホルダ41により固定されて配設される。43はダイスニップル形成体15を構成するブロック素材17の第2分割素材17bの背面(分割面と反対側)後部に植え込まれた位置決めピンで、クロスヘッド本体11の前記穴部39に形成された凹溝45に挿入され、クロスヘッド本体11の内部に配設されるダイスニップル形成体15の位置を設定する(図1、図2(a)(b)等参照)。47は第1分割素材17aの分割面の後部両側縁に形成され、一体に組み合わされたブロック素材17を第1分割素材17aと第2分割素材17bに分離、解体するドライバ等の解体工具の差し込み溝である。49は固定ホルダ41をクロスヘッド本体11の後部に締め付け固定するボルトである。
【0024】
本実施形態のフラットケーブル製造用クロスヘッドは上記のような構成になっている。このクロスヘッドを用いてフラットケーブル33を製造する場合には、ダイスニップル形成体15におけるニップル21の導体通し穴27に導体25を通して、ダイス19の押出口23から導出させ、導体25を引取機(図示省略)により所定速度で引き取りながら、押出機(図示省略)から押し出されて樹脂供給口13より供給された樹脂29を樹脂通路31、32を通してダイス19の押出口23まで案内し、押出口23内で導体25の外周に押出被覆して常温まで冷却硬化させ、巻取機(図示省略)に巻き取って、図9に示すようなフラットケーブル33を製造する。
【0025】
次に、本発明のクロスヘッド(図1参照)と従来のクロスヘッド(図10参照)を用いて図9に示すフラットケーブル33を試作し、試作済ケーブルの各部における寸法のばらつきの比較検討を行った。試作用ケーブルは2種類で、各部の標準寸法(規格寸法)は表1に示す通りである。
【0026】
【表1】

【0027】
本発明のクロスヘッドと従来のクロスヘッドによる試作済ケーブル(種類1、2)の各部の実測寸法及び標準偏差(σ)は表2、3に示す通りである。
【0028】
【表2】

【0029】
【表3】

【0030】
上記表2、3から分かるように、従来のクロスヘッドによる試作済ケーブルの各部(幅、厚さ、導体間距離及び絶縁被覆厚)の寸法のばらつき(標準偏差)が種類1、2共に、本発明のクロスヘッドによる試作済ケーブルのものよりもほぼ2倍程大きくなるほか、特に絶縁被覆厚の実測寸法の範囲が種類1、2共に、標準寸法(規格寸法)の範囲を超えて広くなっている。このため、従来のクロスヘッドで試作されたフラットケーブル33の10%が不良品になった。これに対して、本発明のクロスヘッドによる試作済ケーブルの各部の寸法のばらつきが種類1、2共に、従来のクロスヘッドによる試作済ケーブルのものよりもほぼ半減しているほか、各部の実測寸法がすべて標準寸法の範囲内に収まっている。その結果、本発明のクロスヘッドで試作されたフラットケーブル33には不良品が生じなかった。従って、本発明のクロスヘッドによると、良品質のフラットケーブル33を能率よく製造することが可能になる。
【0031】
本発明のフラットケーブル製造用クロスヘッドは、上記実施形態に示すように、クロスヘッド本体11の内部にダイス19、ニップル21が一体に形成されたダイスニップル形成体15が配設されるので、ダイス19とニップル21を別々に製作する必要がなくなり、製作精度が向上する。また、クロスヘッド本体11の内部にダイスニップル形成体15を配設すればよく、ダイス19、ニップル21を別々にクロスヘッド本体11の内部に配設する必要がなくなるので、ダイス19、ニップル21の位置精度が向上する。このため、製造されるフラットケーブル33の寸法のばらつきが小さくなり、不良品が減少して製造歩留まりを向上させることができる。また、これらダイス19、ニップル21を配設するための位置調整が不要になり、調整作業に時間を要しないため、フラットケーブル33の製造能率が向上する。従って、フラットケーブル33のコストを低減させることができる。更に、樹脂通路31、32がダイスニップル形成体15に形成されているので、樹脂29の粘度等の特性に応じて樹脂通路31、32の形状、位置等を変更する必要が生じた場合、ダイスニップル形成体15だけ取り換えれば良く、クロスヘッド本体11全体を取り換える必要がなくなる。従って、クロスヘッドの製作費用を低く抑えることができ、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施形態のフラットケーブル製造用クロスヘッドを示す断面平面図である。
【図2】本発明の主要部であるダイスニップル形成体を示すもので、(a)は左側面図、(b)は(a)はX−X線断面正面図である。
【図3】図2のダイスニップル形成体の第1分割素材を示すもので、(a)は正面図、(b)は(a)の左側面図である。
【図4】図2のダイスニップル形成体の第2分割素材を示すもので、(a)は正面図、(b)は(a)の左側面図である。
【図5】図2のダイスニップル形成体の右側面図である。
【図6】図2のダイスニップル形成体のA部であるニップルの導体通し穴の入口を示す拡大図である。
【図7】図2のダイスニップル形成体のB部であるニップルの導体通し穴の出口を示す拡大図である。
【図8】図5のダイスニップル形成体のC部であるダイスの押出口を示す拡大図である。
【図9】本発明のフラットケーブル製造用クロスヘッドで製造されるフラットケーブルの側面図である。
【図10】従来のフラットケーブル製造用クロスヘッドの断面平面図である。
【符号の説明】
【0033】
11 クロスヘッド本体
13 樹脂供給口
15 ダイスニップル形成体
17 ブロック素材
17a 第1分割素材
17b 第2分割素材
19 ダイス
21 ニップル
23 押出口
25 導体
27 導体通し穴
27a 半角溝
27b 半角溝
29 樹脂
31 樹脂通路
32 樹脂通路
33 フラットケーブル
35 係合ピン
37 係合穴
39 穴部
41 固定ホルダ
43 位置決めピン
45 凹溝
47 差し込み溝
49 ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
樹脂供給口を有するクロスヘッド本体と、クロスヘッド本体の内部に配設され、押出口を有するダイス及び導体を押出口まで案内して保持する導体通し穴を有するニップルと、ダイスとニップル間に形成され、樹脂供給口より供給された樹脂を押出口まで導く樹脂通路とを備えたフラットケーブル製造用クロスヘッドにおいて、クロスヘッド本体の内部に、樹脂押出被覆用のブロック素材を加工して前部にダイスと後部にニップルとが一体に形成され、ブロック素材の中間部におけるダイスとニップル間に樹脂通路が形成されたダイスニップル形成体が配設されることを特徴とするフラットケーブル製造用クロスヘッド。
【請求項2】
前記ブロック素材が前記ダイスの押出口及び前記ニップルの導体通し穴を通る面内で縦方向に分割された第1分割素材と第2分割素材を一体に組み合わせて形成されることを特徴とする請求項1記載のフラットケーブル製造用クロスヘッド。
【請求項3】
前記ブロック素材が前部に向けて先細る略截頭円錐体の形状を有することを特徴とする請求項1又は2記載のフラットケーブル製造用クロスヘッド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−134721(P2006−134721A)
【公開日】平成18年5月25日(2006.5.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−322731(P2004−322731)
【出願日】平成16年11月5日(2004.11.5)
【出願人】(000005290)古河電気工業株式会社 (4,457)
【出願人】(391045897)古河オートモーティブパーツ株式会社 (571)
【Fターム(参考)】