説明

フロアカーペットのめくれ防止片

【課題】従来フロアカーペットのめくれを防止するためには、フロアカーペットに複雑な加工を施したり、めくれ防止のための別部材を用意していたので、コストおよび取付工数が余分にかかっていた。
【解決手段】フロアカーペット1に第1の切込み11を入れ、フロアカーペット1を舌片形成側20と舌片配置側21に領域分けを行い、舌片形成側20で略方形の舌片3をフロアカーペット1と一部で接続するように、切り残し部13aを有した状態で形成する。そして舌片3を切り残し部13aを対称の中心として、点対称の位置に捻転し、舌片形成側20のフロアカーペット1の裏面と舌片3との重複部分を溶着などで固着させる。以上の手順で、舌片形成側20から舌片配置側21へ突き出しためくれ防止片10を穴部8を切り取ったフロアカーペットの端2に形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の床に配置されるフロアカーペットに、フロアパネルに直接部品を締結するために、切り欠き部分を設けた際の切り欠き部分のめくれ防止手段に関するものであり、より詳細には、切り欠き部分に形成するめくれ防止片に関する。
【背景技術】
【0002】
車両の床には、フロアパネルの表面にフロアカーペットを配置し、居住性を高める工夫がされている。しかし、車内にはシート固定のためのブラケットといったフロアパネルに直接締結される部材が存在する。したがって、フロアカーペットはこれらの部材を回避しながら載置される。
【0003】
このためには、フロアカーペットの一部を切断し穴をあける必要がある。しかし、フロアパネルに直接締結される部分だけ穴を形成するのは、手間がかかりコストの上昇に繋がる。そこで、フロアカーペットに切込みを入れ、その切込みを通して部材を配置させることが行われる。
【0004】
また、フロアカーペットを載置する前にフロアパネルに部材を締結した場合は、フロアカーペットの縁から切込みを入れ、フロアパネルに締結された部分を回避しながらフロアカーペットを載置する必要がある。
【0005】
このようにできるだけコストを低く、また工程を簡便に行う結果、フロアカーペットには切込みが残り、時間が経過するとカーペットがめくれてくるという問題が生じる。この問題に対して、従来より、以下のような、フロアカーペットのめくれ防止片が知られている。
【0006】
図4を参照して、特許文献1には、自動車のフロアパネル上面に敷設されるフロアカーペット105にフロアカーペット105の一部がめくれるように切断して切り起こし部107を形成し、この切り起こし部107をめくって自動車部品をフロアパネルに取り付けるようにした自動車のフロアカーペット105において、上記切り起こし部107の切断部分の縁部に沿って凹条106を形成し、該凹条106に沿って切り溝108を形成したことを特徴とする自動車のフロアカーペット105が開示されている。なお、符号109は切り欠き部である。
【0007】
特許文献1によると、このように凹条106等を形成することによって、フロアカーペット105の面剛性が向上し、切り起こし部107のめくれを防止することができるとされている。
【0008】
また、図5を参照して、フロアカーペット201にめくれ防止用のめくれ防止部材202を取付けて、車体や、デッキサイド等のガーニッシュ203に固定して、フロアカーペット201のめくれを防ぐ方法が知られている。
【0009】
また、図6を参照して、開口302とスリット303とを備えたフロアカーペット301を車体に取付け、スリット303を開き、車載部材が開口302から出るように設置し、再度スリット303を閉じ、フロアカーペット301の末端とスリット303の一部とをガーニッシュ304で押さえつけて、フロアカーペット301のめくれを防ぐ方法も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特許3296054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、自動車のフロアカーペット105に、切り起こし部107の切断部分の縁部に沿って凹条106を形成し、該凹条106に沿って切り溝108を形成するので、複雑な形状となり、見栄えの悪化および加工精度が要求されるといった問題があった。
【0012】
また、図5に示した場合においても、めくれ防止用のめくれ防止部材202が必要となり、特許文献1の発明同様、製造工程数および部材コストが増加する問題があった。
【0013】
また、図6に示した場合によれば、フロアカーペット301の末端とスリット303の一部とをガーニッシュ304で押さえつけて、フロアカーペット301のめくれを防いでいるので、ガーニッシュ304を設置する前にしか、フロアカーペット301を車体に取付ることができないので、フロアカーペット301の自動車への取付順序が制約される。
【0014】
また、車を解体する際に、フロアカーペットは簡便に取り去ることができる事も、求められるため、フロアカーペットはフロアパネルに接着しない。すなわち、フロアパネルと接着しなくてもめくれが防止できることが必要である。
【0015】
そこで、本発明は、フロアカーペットに複雑な加工を必要とせず、製造工程数および部材コストが減少でき、さらに自動車への取付順序が制約されず、また解体時も簡便に取り去ることのできる、フロアカーペットのめくれ防止片を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
課題解決のため、本発明のフロアカーペットのめくれ防止片は、フロアカーペットに固定され、前記フロアカーペットから切欠して形成されたフロアカーペットのめくれ防止片であって、
前記フロアカーペットに切り込まれた第1の切込みと、
前記第1の切込みの一方の端部から略直角に切り込んだ第2の切込みと、
前記一方の端部から前記第1の切込みに沿って所定長離れた箇所から、前記第2の切込みと略平行に切り込まれ、切込み長さの半分より前記第1の切込み側に切り残し部を有する第3の切込みと、
前記第1の切込みから前記切り残し部までの長さの2倍より遠い位置で前記第2の切込みと前記第3の切込みの両方を切る第4の切込みによって形成された舌片が、
前記切り残し部を対称中心として点対称の位置に捻転され、
前記舌片と前記フロアカーペットとの重複部分であって、かつ前記第1の切込みより前記切り残し部側の部分を、前記フロアカーペット裏面と固着して形成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明のめくれ防止片によれば、フロアカーペットに複雑な加工をしなくても、フロアカーペットにめくれ防止を施すことができる。また、完全に打ち抜いて別体となった片をフロアカーペット裏面から固定するのではなく、元々のフロアカーペットに連結部分を残した状態でめくれ防止片を形成するので、片となる専用部材が不要で、製造時に廃材が飛散せず、また環境汚染も減らすことができる。また、必ず切欠させた部分にめくれ防止片が形成されるので、めくれ防止を施す部分を形成する精度が向上する。
【0018】
以上のことから、本発明のめくれ防止片を用いれば、製造工程数を低減でき、部材コストや廃材の廃棄コスト等を削減できるため、製造コストの削減に効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】第1の実施形態における本発明のめくれ防止片の有無の違いを示す図である。
【図2】第1の実施形態におけるめくれ防止片の形成方法を示す図である。
【図3】第2および第3の実施形態におけるめくれ防止片を示す図である。
【図4】従来例のフロアカーペットのめくれ防止片の斜視図である。
【図5】別の従来例のフロアカーペットのめくれ防止片の斜視図である。
【図6】別の従来例のフロアカーペットのめくれ防止片の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
(実施の形態1)
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。まず、図1(a)にはフロアパネル上にフロアカーペット1が敷かれた後にL字ブラケット50をフロアパネルに固定した場合について示す。まず、フロアカーペット1はフロアパネル上に配置されている。フロアパネルに、シート設置のためのL字ブラケット50を固定しようとすると、フロアカーペット1に穴部を開ける必要がある。車内意匠の観点からは、この穴部はできるだけL字ブラケット50の断面積に等しくし、フロアパネルが直接見えないようにしたい。
【0021】
しかし、L字ブラケット50の締結には、ある程度の広さが必要なので、フロアカーペット1には、L字の切込みを入れ、その端をめくって設置スペースを確保する。その後L字ブラケット50の立壁部分50aが出る程度の穴部が残るようにフロアカーペット1の切り取りを行う。図1はこのようにしてL字ブラケット50を締結した結果の図である。
【0022】
ここで、フロアカーペット1の穴部8を切り取ったフロアカーペットの端2はその端を形成する2辺が切込みで形成されているので、経時的にめくれるおそれがある。
【0023】
図1(b)には、本発明のめくれ防止片10を形成したフロアカーペット1の場合を示す。本発明のめくれ防止片10は、L字ブラケット50の立壁部50aを出すために切り取った穴部8のカーペット生地で形成され、穴部8を切り取ったフロアカーペットの端2に固定され、最初の切込みを超えてフロアカーペット生地の下に舌片3を配置する。そのため、舌片3を下に配置されたフロアカーペット生地が舌片3を押さえるので、穴部8を切り取ったカーペットの端2はめくれることがない。
【0024】
次に図2を参照して、本発明のめくれ防止片10をフロアカーペット1に形成する方法を説明する。フロアカーペット1には、部材を固定したい場所付近に第1の切込み11を入れる。次に第1の切込み11の一方の端部11aから略直角方向に第2の切込み12を入れる。すなわち、この時点でフロアカーペット1にはL字の切込みが入る。第1の切込み11から見て第2の切込み12が入れられた側を舌片形成側20、その反対側を舌片配置側21と呼ぶ。
【0025】
次に一方の端部11aから第1の切込み11に沿って、所定長離れた箇所11bから、第3の切込み13を入れる。この第3の切込み13は第2の切込み12とほぼ平行で、第2の切込み12とほぼ同じ長さ分だけ切込む。また、この第3の切込み13には、切込みの途中で切り残し部13aを設ける。この切り残し部13aは、第3の切込み13の全長の半分より第1の切込み11側に設ける。
【0026】
そして第1の切込み11から前記切り残し部13aまでの長さの2倍より遠い位置13bで第2の切込み12と第3の切込み13の両方を切る第4の切込み14を入れる。これは言い換えると、切り残し部13aが第3の切込み13の全長の半分より第1の切込み11側になる程度に、第1の切込み11から離れた箇所で、第4の切込み14を入れるということである。なお、第4の切込み14は、第1の切込み11と略平行に形成するのが容易であるが、特に平行でなくてもよい。
【0027】
以上の作業によって、フロアカーペット1には第1の切込み11と第2の切込み12で形成されるL字の開口ができ、端部3aをめくることでフロアパネルを露出させることができる。
【0028】
また、第1乃至第4の切込みで形成され、切り残し部13aでフロアカーペット1に接続された舌片3が形成される。次にこの舌片3を切り残し部13aを対称中心として点対称の位置に捻転する。具体的には、1例として線対称となる折り曲げを2回行うことで点対称の位置に捻転する方法を示す。
【0029】
図2(b)には、最初の折り曲げを示す。切り残し部13aを線対称の対称軸の一端として、舌片3を180度折り曲げる。より具体的には、舌片3の第4の切込み14の側をフロアカーペット1の裏側から回り、第1の切込み11を超えて舌片配置側21のフロアカーペット1の裏面に回動させる。したがって、穴部8に見える舌片3の一部3Tはフロアカーペット1の裏面が見えている。
【0030】
図2(c)を参照して、次に最初の折り曲げ方向と直角方向に、舌片3を折り曲げる。したがって、この時、切り残し部13aは対称軸の中ほどの一部となる。
【0031】
この2回の折り曲げによって舌片3は切り残し部13aを対称点とした点対称の位置に捻転される。この結果、舌片3のあった位置には、穴部8が形成される。また、舌片配置側21で見ると、舌片3の上面はもともとのフロアカーペット1の表面となっている。
【0032】
最後に舌片形成側20のフロアカーペット1と舌片3の上面が重なっている部分(「重複部分」と呼ぶ。)5を接着剤や溶着等の手段により固着させる。以上のようにして形成された舌片3によって、舌片形成側20から一部を突出させて、舌片形成側20のフロアカーペット裏面に重複部分5で固着された、めくれ防止片10が完成する。このめくれ防止片10を舌片配置側21のフロアカーペット1の裏面に配置し、めくれ防止片10の上から舌片配置側21のフロアカーペット1を載せれば、舌片形成側20に存在する穴部8を切り取ったフロアカーペットの端2は固定されためくれ防止片10が舌片配置側21のフロアカーペット1に押さえられることでめくれることがない。
【0033】
また、フロアカーペット1の舌片配置側21とめくれ防止片10および、舌片配置側21と舌片形成側20はともに固着されていないので、解体する際には容易にめくることができる。
【0034】
本発明のめくれ防止片10は、フロアカーペット1への第1乃至第4の切込みと、第3の切込み13中に設けた切り残し部13aの位置で大きさおよび長さを調整することができる。すなわち、めくれ防止片10の幅と長さは容易に設定することができる。例えば、めくれ防止片10の幅10aは、第2の切込み12と第3の切込み13の幅で決めることができる。また、めくれ防止片10の長さ10bは、第2および第3の切込み(12および13)の長さと、切り残し部13aの位置とで決めることができる。
【0035】
めくれ防止片10は、舌片形成側20から舌片配置側21に飛び出して形成されなければならないので、少なくとも、切り残し部13aは、第3の切込み13の長さの半分より第1の切込み11側に設定しなければならない。
【0036】
また、切り残し部13aは、舌片3を捻転でき、かつ破損しない強度を有するように、フロアカーペット1を切欠して形成する。具体的には、切り残し部13aの長さは1〜2mmであることが好適である。
【0037】
また、第1の切込み11は、フロアカーペット1のどの位置からでもよく、例えば、フロアカーペット1の縁の1つから入れてもよい。もちろん、フロアカーペット1の縁でない部分に施してもよい。また、第1乃至第4の切込みは直線であることが望ましいが、直線以外の曲線を用いてもよい。
【0038】
(実施の形態2)
図3(a)に本実施の形態のめくれ防止片10Wを示す。実施の形態1では、本発明のめくれ防止片を第1乃至第4の切込みで形成したが、本実施の形態では、第1の切込みをフロアカーペット1の縁の1つ(1a)で置き換える。すなわち、フロアカーペット1には1つの縁1aから、第2乃至第4の切込み(12乃至14)を行うが、実施の形態1同様めくれ防止片10Wを舌片配置側21Eに形成することができる。なお、本実施の形態では、第1の切込みをフロアカーペット1の縁1aで置き換えたので、舌片配置側21Eは、フロアカーペット1の外になる。
【0039】
本実施の形態の場合、めくれ防止片10Wは、フロアカーペット1の縁1aから突出して形成することができる。したがって、ガーニッシュなどに近接する箇所で、フロアカーペット1の縁に部材を配置する際には、縁に本実施の形態のめくれ防止片10Wを形成し、ガーニッシュでめくれ防止片10Wを押さえる事で、フロアカーペット1を固定することができる。
【0040】
また、本発明のめくれ防止片10Wはフロアカーペット1から切り出した舌片3を2回の対称回転をさせているので、舌片配置側21Eに突出するめくれ防止片10Wの上面10cはフロアカーペットの上面(シボ面)なので、見栄えがよい。
【0041】
(実施の形態3)
図3(b)に本実施の形態のめくれ防止片10Vを示す。本実施の形態では、第1の切込みに加え、第2の切込みもフロアカーペットの縁1bで置き換える。すなわち、フロアカーペット1には第3および第4の切込み(13と14)を行うだけである。本実施の形態では、フロアカーペット1の角部分に穴部8(切り欠き部)が形成されるので、フロアパネルの隅に部材が配置され、フロアカーペット1がそれを回避する場合は、好適に利用できる。
【0042】
なお、実施の形態2も含めて、フロアカーペット1を切り取って形成した舌片3は、そのままの大きさで使用しなくてもよい。より具体的には、形成した舌片3を所望の大きさ、若しくは形状に切って利用してもよい。
【0043】
今回開示された実施の形態および実施例は、例示的なものであって制限的なものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲とそれと均等の範囲であることが意図される。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明は、フロアカーペットを配置した車両において有用であるばかりでなく、カーペットに切り欠きを入れ、カーペットの下側からカーペット表側に部材を貫設する際に、カーペット周囲のめくれを防止する必要がある場面に有効に利用することができる。
【符号の説明】
【0045】
1 フロアカーペット
1a フロアカーペットの縁
1b フロアカーペットの他の縁
2 穴部を切り取ったフロアカーペットの端
3 舌片
3a 端部
3T 舌片の一部
5 重複部分
8 穴部
10、10W、10V めくれ防止片
11 第1の切込み
11a 第1の切込みの一方の端部
12 第2の切込み
13 第3の切込み
13a 切り残し部
14 第4の切込み
20 舌片形成側
21 舌片配置側
50 L字ブラケット
105 フロアカーペット
106 凹条
107 切り起こし部
108 切り溝
109 切り欠き部
201 フロアカーペット
202 めくれ防止部材
203 ガーニッシュ
301 フロアカーペット
302 開口
303 スリット
304 ガーニッシュ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フロアカーペットに固定され、前記フロアカーペットから切欠して形成されたフロアカーペットのめくれ防止片であって、
前記フロアカーペットに切り込まれた第1の切込みと、
前記第1の切込みの一方の端部から略直角に切り込んだ第2の切込みと、
前記一方の端部から前記第1の切込みに沿って所定長離れた箇所から、前記第2の切込みと略平行に切り込まれ、切込み長さの半分より前記第1の切込み側に切り残し部を有する第3の切込みと、
前記第1の切込みから前記切り残し部までの長さの2倍より遠い位置で前記第2の切込みと前記第3の切込みの両方を切る第4の切込みによって形成された舌片が、
前記切り残し部を対称中心として点対称の位置に捻転され、
前記舌片と前記フロアカーペットとの重複部分であって、かつ前記第1の切込みより前記切り残し部側の部分を、前記フロアカーペット裏面と固着して形成されたことを特徴とするフロアカーペットのめくれ防止片。
【請求項2】
前記第1の切込みを前記フロアカーペットの1の縁に置き換えた事を特徴とする請求項1に記載されたフロアカーペットのめくれ防止片。
【請求項3】
前記第2の切込みを前記1の縁と異なる縁で置き換えた事を特徴とする請求項2に記載されたフロアカーペットのめくれ防止片。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−76568(P2012−76568A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−222837(P2010−222837)
【出願日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【出願人】(000002967)ダイハツ工業株式会社 (2,560)
【Fターム(参考)】