説明

プラント情報表示装置およびプラント情報表示方法

【課題】操作性がよく、容易に目的の情報を得ることができるプラント情報表示装置およびプラント情報表示方法を提供する。
【解決手段】規定手段11は、すべてのプラントデータと当該プラントデータを表示対象とするソフトウェア(ツール、メニュー等)との対応関係を規定する。プラントデータ表示手段12は、プラントデータを階層的に展開表示する。プラントデータ選択受付手段13は、プラントデータ表示手段12により表示された画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付ける。ソフトウェア選択受付手段14は、ソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付ける。抽出手段15は、ソフトウェアまたはプラントデータを規定手段11に基づいて抽出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、互いに表示形態の異なる複数種類のソフトウェアを選択的に用いてプラントデータに関する情報を画面上に表示するプラント情報表示装置およびプラント情報表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
プラントには多数の機器データやプロセスデータが使用される。また、それらのデータを用いてプロセス操業に必要な機能を提供するツールも多数用意されている。プラント操業に関連した何らかの操作を行う場合、オペレータは対応するツールを起動させ、さらにデータを指定するなどの操作を行うことで、操業に必要な表示画面等を得ている。
【特許文献1】特開2007−264861号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、従来のシステムでは操業に必要な機能が様々なツールに分散しており、目的の操作に辿り着くまでに煩雑な操作が要求される。また、目的とする行為のためのツールを起動するためには、分散したメニューや実行ファイルのロケーションを熟知していなければならない。また、それぞれのツールでは起動時に与える引数や操作方法が独自の仕様で実装されており、ツールによっては手動で起動引数を入力する必要があるなど、操作に習熟を要する。
【0004】
本発明の目的は、操作性がよく、容易に目的の情報を得ることができるプラント情報表示装置およびプラント情報表示方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のプラント情報表示装置は、互いに表示形態の異なる複数種類のソフトウェアを選択的に用いてプラントデータに関する情報を画面上に表示するプラント情報表示装置において、前記プラントデータと当該プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアとの対応関係を規定する規定手段と、前記プラントデータを階層的に展開表示するプラントデータ表示手段と、前記プラントデータ表示手段により表示された画面上の前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるプラントデータ選択受付手段と、前記プラントデータ選択受付手段で選択された前記プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアを、前記規定手段に基づいて抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された前記ソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作により前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるソフトウェア選択受付手段と、前記ソフトウェア選択受付手段を介して選択されたソフトウェアを用いて、前記プラントデータ選択受付手段を介して選択されたプラントデータに関する情報を画面上に表示する情報表示手段と、を備えることを特徴とする。
このプラント情報表示装置によれば、プラントデータを階層的に展開表示し、画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付け、選択されたプラントデータを表示対象とするソフトウェアを、規定された対応関係に基づいて抽出し、抽出されたソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付けるので、簡単な操作で目的とする情報を表示させることができる。
【0006】
本発明のプラント情報表示装置は、互いに表示形態の異なる複数種類のソフトウェアを選択的に用いてプラントデータに関する情報を画面上に表示するプラント情報表示装置において、前記プラントデータと当該プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアとの対応関係を規定する規定手段と、前記複数種類のソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作により前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるソフトウェア選択受付手段と、前記ソフトウェア選択受付手段で選択された前記ソフトウェアがその表示対象とする前記プラントデータを、前記規定手段に基づいて抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記プラントデータを階層的に展開表示するプラントデータ表示手段と、前記プラントデータ表示手段により表示された画面上の前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるプラントデータ選択受付手段と、前記ソフトウェア選択受付手段を介して選択されたソフトウェアを用いて、前記プラントデータ選択受付手段を介して選択されたプラントデータに関する情報を画面上に表示する情報表示手段と、を備えることを特徴とする。
このプラント情報表示装置によれば、複数種類のソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付け、選択されたソフトウェアがその表示対象とするプラントデータを、規定された対応関係に基づいて抽出し、抽出されたプラントデータを階層的に展開表示し、画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付けるので、簡単な操作で目的とする情報を表示させることができる。
【0007】
本発明のプラント情報表示方法は、互いに表示形態の異なる複数種類のソフトウェアを選択的に用いてプラントデータに関する情報を画面上に表示するプラント情報表示方法において、前記プラントデータと当該プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアとの対応関係を規定するステップと、前記プラントデータを階層的に展開表示するステップと、前記展開表示するステップにより表示された画面上の前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるステップと、前記選択操作を受け付けるステップで選択された前記プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアを、規定された前記対応関係に基づいて抽出するステップと、抽出された前記ソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作により前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるステップと、前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるステップで選択された前記ソフトウェアを用いて、前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるステップで選択された前記プラントデータに関する情報を画面上に表示するステップと、を備えることを特徴とする。
このプラント情報表示方法によれば、プラントデータを階層的に展開表示し、画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付け、選択されたプラントデータを表示対象とするソフトウェアを、規定された対応関係に基づいて抽出し、抽出されたソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付けるので、簡単な操作で目的とする情報を表示させることができる。
【0008】
本発明のプラント情報表示方法は、互いに表示形態の異なる複数種類のソフトウェアを選択的に用いてプラントデータに関する情報を画面上に表示するプラント情報表示方法において、前記プラントデータと当該プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアとの対応関係を規定するステップと、前記複数種類のソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作により前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるステップと、選択された前記ソフトウェアがその表示対象とする前記プラントデータを、規定された前記対応関係に基づいて抽出するステップと、抽出された前記プラントデータを階層的に展開表示するステップと、前記展開表示するステップにより表示された画面上の前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるステップと、前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるステップで選択された前記ソフトウェアを用いて、前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるステップで選択された前記プラントデータに関する情報を画面上に表示するステップと、を備えることを特徴とする。
このプラント情報表示方法によれば、複数種類のソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付け、選択されたソフトウェアがその表示対象とするプラントデータを、規定された対応関係に基づいて抽出し、抽出されたプラントデータを階層的に展開表示し、画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付けるので、簡単な操作で目的とする情報を表示させることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明のプラント情報表示装置によれば、プラントデータを階層的に展開表示し、画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付け、選択されたプラントデータを表示対象とするソフトウェアを、規定された対応関係に基づいて抽出し、抽出されたソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付けるので、簡単な操作で目的とする情報を表示させることができる。
【0010】
本発明のプラント情報表示装置によれば、複数種類のソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付け、選択されたソフトウェアがその表示対象とするプラントデータを、規定された対応関係に基づいて抽出し、抽出されたプラントデータを階層的に展開表示し、画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付けるので、簡単な操作で目的とする情報を表示させることができる。
【0011】
本発明のプラント情報表示方法によれば、プラントデータを階層的に展開表示し、画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付け、選択されたプラントデータを表示対象とするソフトウェアを、規定された対応関係に基づいて抽出し、抽出されたソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付けるので、簡単な操作で目的とする情報を表示させることができる。
【0012】
本発明のプラント情報表示方法によれば、複数種類のソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付け、選択されたソフトウェアがその表示対象とするプラントデータを、規定された対応関係に基づいて抽出し、抽出されたプラントデータを階層的に展開表示し、画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付けるので、簡単な操作で目的とする情報を表示させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図1〜図5を参照して、本発明によるプラント情報表示装置の一実施形態について説明する。
【0014】
図1は、本実施形態のプラント情報表示装置が適用されるフィールド制御システムの構成を示すブロック図である。
【0015】
図1に示すように、フィールド制御システムは、プラントに分散配置されたフィールドコントローラ2,2,・・・と、フィールドコントローラ2,2,・・・を介してフィールド機器のプラントデータを収集し、プラント操業のための操作および監視を行うための操作監視装置1とを備える。
【0016】
図1に示すように、操作監視装置1は、すべてのプラントデータと当該プラントデータを表示対象とするソフトウェア(ツール、メニュー等)との対応関係を規定する規定手段11と、プラントデータを階層的に展開表示するプラントデータ表示手段12と、プラントデータ表示手段12により表示された画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付けるプラントデータ選択受付手段13と、ソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作により前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるソフトウェア選択受付手段14と、ソフトウェアまたはプラントデータを規定手段11に基づいて抽出する抽出手段15と、ソフトウェア選択受付手段14を介して選択されたソフトウェアを用いて、プラントデータ選択受付手段13を介して選択されたプラントデータに関する情報を画面上に表示する情報表示手段16と、を構成する。
【0017】
次に、操作監視装置1における表示動作について説明する。
【0018】
図2は、操作監視装置1の操作監視画面に表示されるランチャバー3を示す図である。ランチャバー3は、プラントデータ表示手段12およびソフトウェア選択受付手段14により表示される。ランチャバー3には、プラント操業に関するツール、メニュー類が集約されている。ランチャバー3は操作監視画面の左側もしくは右側に常駐し、必要時以外はオペレータの操作を妨げないように自動的に最小化表示される。それぞれのツールおよびメニュー類は機能単位でタブとしてランチャバー3内に格納され、タブの選択により切り替えることが可能とされている。
【0019】
ランチャバー3はオペレータの操作の基点となり、プラント操業に関連した何らかの行為をしようとする場合、オペレータはランチャバー3内の目的の行為に該当するタブから操作を展開することができる。ランチャバー3の各ノードは、ドラッグアンドドロップによる他機能への割付機能および各種ツールを起動引数の入力を省いて自動的に起動することができるコンテキストメニューを備える。
【0020】
図2は、「トレンド」のタブ31が選択された状態を示している。「トレンド」はプラントデータのトレンド表示のツールに対応している。「トレンド」のタブ31が選択された場合、抽出手段15は、規定手段11に基づいてトレンド表示のためのツールによりトレンド表示の対象とされているプラントデータを抽出し、プラントデータ表示手段12は、抽出されたプラントデータをツリー階層構造で表示する。
【0021】
オペレータが、階層表示されたプラントデータのアイコンを操作して展開表示させ、特定のプラントデータのアイコンを選択操作すると、この操作を、ソフトウェア選択受付手段14は選択されているタブに対応するツールの選択操作として、プラントデータ選択受付手段13は操作されたアイコンに対応するプラントデータの選択操作として、それぞれ受け付ける。
【0022】
図2の例では、アイコン32への操作により「BLOCK 03」を展開し、さらにアイコン33への操作により「GROUP 01」を展開することで、「GROUP 01」に属するプラントデータを展開表示させ、アイコン34への操作により「PVI_RAMP03.PV」のプロセスタグに対応するプラントデータを選択している。
【0023】
なお、ランチャバー3の領域35には、ランチャバー3を用いて実行した操作の履歴が表示される。
【0024】
次に、情報表示手段16は、ソフトウェア選択受付手段14を介して選択されたツールを起動し、プラントデータ選択受付手段13を介して選択されたプラントデータに関する情報を画面上に表示する。図2の場合には、トレンド表示のためのツールの機能により、「PVI_RAMP03.PV」のタグに対応するプラントデータのトレンドグラフが表示される。
【0025】
複数のプラントデータを選択し、1つの画面上に複数のトレンドグラフを表示させることもできる。図3は、図2に示した方法でプラントデータを展開表示させ、ドラッグアンドドロップによりプラントデータのアイコンを領域41にコピーすることで、これらのプラントデータが選択された状態を示している。図3の例では、複数のプラントデータが選択され、領域42には、選択されたプラントデータについてトレンド表示のためのツールによる演算結果(トレンドグラフ)が表示される。
【0026】
このように、オペレータは、ランチャバー3に対する操作のみで、ツールの指定およびプラント内のプロセスタグの指定を順次、行うことができる。
【0027】
図4は、「プラント」のタブ36が選択された状態を示している。「プラント」のタブ36が選択された場合、プラントデータ表示手段12により、規定手段11に登録されたプラント内のすべてのプラントデータがツリー状のプラント階層に従って展開可能な状態で表示される。図4の例では、必要な展開操作の後、アイコン37への操作により「PVI_SIN02」のプロセスタグに対応するプラントデータを選択した状態を示している。
【0028】
ここで、アイコン37を右クリックすると、ソフトウェア選択受付手段14により、各種ツールを起動引数の入力を省いて起動することができるコンテキストメニュー5が表示される。コンテキストメニュー5の表示に際して、抽出手段15は規定手段11に基づいて、選択されている「PVI_SIN02」のタグについて使用可能なツールをすべて抽出する。ソフトウェア選択受付手段14はこの抽出されたツールのみをコンテキストメニュー5内に表示する。
【0029】
ソフトウェア選択受付手段14は、オペレータによるコンテキストメニュー5内のツールの選択操作を受け付ける。また、ツールの選択操作時に、プラントデータ選択受付手段13は、対応するプロセスタグ、すなわちアイコン37に対応するプロセスタグの選択操作を受け付ける。
【0030】
次に、情報表示手段16は、ソフトウェア選択受付手段14を介して選択されたツールを起動し、プラントデータ選択受付手段13を介して選択されたプラントデータに関する情報を画面上に表示する。
【0031】
このように、オペレータは、プラント内のある特定のプロセスタグを先に指定し、その後、適用するツールを選択することもできる。例えば、特定のプロセスタグに対してパラメータを調整する場合には、このプロセスタグのアイコンから右クリックでコンテキストメニュー5を展開し、アイコン51を選択することでパラメータチューニングのためのツール(チューニングウィンドウ)を呼び出せばよい。このように、オペレータは、ランチャバー3に対する操作のみで、プラント内のプロセスタグの指定およびツールの指定を順次、行うことができる。
【0032】
以上のように、本実施形態のプラント情報表示装置によれば、今まで操作監視画面内に分散していた諸機能の呼び出しを1つのランチャバーに集約することで操作効率を向上させることができる。
【0033】
また、プラントデータを階層的に展開表示させてデータを指定し、あるいはドラッグアンドドラッグなどの操作によりデータを指定できるため、直感的な操作に基づいたデータアクセスが可能となる。また、タグの選択、あるいは右クリックなどの操作によりツールを選択できるため、直感的な操作に基づいたツールの選択が可能となる。このため操作に習熟を要することなく、容易に目的の情報を得ることができる。
【0034】
さらに、規定手段11にすべてのプロセスデータを登録することで、プラントデータの一覧表示機能をランチャバーに集約できるため、プラント内のすべてのプロセスデータを対象にしたデータ検索が可能となる。図5は、検索画面を示しており、領域61で検索キーワードを、領域62で検索範囲を、領域63で検索対象をそれぞれ指定し、検索開始ボタン64を操作すると、規定手段11に登録されたプロセスデータが検索され、検索条件に合致するデータが抽出されて領域65に一覧表示される。
【0035】
以上説明したように、本発明のプラント情報表示装置によれば、プラントデータを階層的に展開表示し、画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付け、選択されたプラントデータを表示対象とするソフトウェアを、規定された対応関係に基づいて抽出し、抽出されたソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付けるので、簡単な操作で目的とする情報を表示させることができる。また、本発明のプラント情報表示装置によれば、複数種類のソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作によりソフトウェアの選択操作を受け付け、選択されたソフトウェアがその表示対象とするプラントデータを、規定された対応関係に基づいて抽出し、抽出されたプラントデータを階層的に展開表示し、画面上のプラントデータに対する選択操作を受け付けるので、簡単な操作で目的とする情報を表示させることができる。
【0036】
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、互いに表示形態の異なる複数種類のソフトウェアを選択的に用いてプラントデータに関する情報を画面上に表示するプラント情報表示装置およびプラント情報表示方法に対し、広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】一実施形態のプラント情報表示装置が適用されるフィールド制御システムの構成を示すブロック図。
【図2】操作監視画面に表示されるランチャバーを示す図。
【図3】選択された複数のプラントデータについてトレンドグラフが表示された画面を示す図。
【図4】「プラント」のタブが選択された状態を示す図。
【図5】検索画面を示す図。
【符号の説明】
【0038】
11 規定手段
12 プラントデータ表示手段
13 プラントデータ選択受付手段
14 ソフトウェア選択受付手段
15 抽出手段
16 情報表示手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに表示形態の異なる複数種類のソフトウェアを選択的に用いてプラントデータに関する情報を画面上に表示するプラント情報表示装置において、
前記プラントデータと当該プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアとの対応関係を規定する規定手段と、
前記プラントデータを階層的に展開表示するプラントデータ表示手段と、
前記プラントデータ表示手段により表示された画面上の前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるプラントデータ選択受付手段と、
前記プラントデータ選択受付手段で選択された前記プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアを、前記規定手段に基づいて抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出された前記ソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作により前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるソフトウェア選択受付手段と、
前記ソフトウェア選択受付手段を介して選択されたソフトウェアを用いて、前記プラントデータ選択受付手段を介して選択されたプラントデータに関する情報を画面上に表示する情報表示手段と、
を備えることを特徴とするプラント情報表示装置。
【請求項2】
互いに表示形態の異なる複数種類のソフトウェアを選択的に用いてプラントデータに関する情報を画面上に表示するプラント情報表示装置において、
前記プラントデータと当該プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアとの対応関係を規定する規定手段と、
前記複数種類のソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作により前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるソフトウェア選択受付手段と、
前記ソフトウェア選択受付手段で選択された前記ソフトウェアがその表示対象とする前記プラントデータを、前記規定手段に基づいて抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記プラントデータを階層的に展開表示するプラントデータ表示手段と、
前記プラントデータ表示手段により表示された画面上の前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるプラントデータ選択受付手段と、
前記ソフトウェア選択受付手段を介して選択されたソフトウェアを用いて、前記プラントデータ選択受付手段を介して選択されたプラントデータに関する情報を画面上に表示する情報表示手段と、
を備えることを特徴とするプラント情報表示装置。
【請求項3】
互いに表示形態の異なる複数種類のソフトウェアを選択的に用いてプラントデータに関する情報を画面上に表示するプラント情報表示方法において、
前記プラントデータと当該プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアとの対応関係を規定するステップと、
前記プラントデータを階層的に展開表示するステップと、
前記展開表示するステップにより表示された画面上の前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるステップと、
前記選択操作を受け付けるステップで選択された前記プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアを、規定された前記対応関係に基づいて抽出するステップと、
抽出された前記ソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作により前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるステップと、
前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるステップで選択された前記ソフトウェアを用いて、前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるステップで選択された前記プラントデータに関する情報を画面上に表示するステップと、
を備えることを特徴とするプラント情報表示方法。
【請求項4】
互いに表示形態の異なる複数種類のソフトウェアを選択的に用いてプラントデータに関する情報を画面上に表示するプラント情報表示方法において、
前記プラントデータと当該プラントデータを表示対象とする前記ソフトウェアとの対応関係を規定するステップと、
前記複数種類のソフトウェアの中から特定のソフトウェアを選択させるための画面を表示し、その画面上での操作により前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるステップと、
選択された前記ソフトウェアがその表示対象とする前記プラントデータを、規定された前記対応関係に基づいて抽出するステップと、
抽出された前記プラントデータを階層的に展開表示するステップと、
前記展開表示するステップにより表示された画面上の前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるステップと、
前記ソフトウェアの選択操作を受け付けるステップで選択された前記ソフトウェアを用いて、前記プラントデータに対する選択操作を受け付けるステップで選択された前記プラントデータに関する情報を画面上に表示するステップと、
を備えることを特徴とするプラント情報表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−217473(P2009−217473A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−59642(P2008−59642)
【出願日】平成20年3月10日(2008.3.10)
【出願人】(000006507)横河電機株式会社 (4,443)
【Fターム(参考)】