説明

プリントシステム

【課題】既存のプリントシステムに複雑な装置を付加することなく、印画物をオーダーごとに仕分けることが可能な技術を提供することを目的とする。
【解決手段】プリントシステムは、印画を求めるオーダーを複数受け付け可能な管理端末装置2と、管理端末装置2の制御の下でオーダーごとの印画を実行する写真プリンター3とを備える。写真プリンター3は、オーダーごとの印画の終了を検知可能な検知手段32を有する。プリントシステムは、検知手段32がオーダーごとの印画の終了を検知した場合に音を発するブザー22をさらに備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタル画像を被印画物に印画するプリントシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタルカメラや高画質なカメラ機能を持つ携帯電話の普及に伴い、これらで撮影したデジタル画像をプリントする需要が増えている。また、画像データが記憶されているメモリカードなどの記録媒体を顧客から受け付け、その画像データのデジタル画像を印画出力した印画物(写真)を顧客に提供する写真プリントサービスも行われるようになってきている。
【0003】
このような写真プリントサービスを行うプリントシステムによれば、オペレーターは簡単な操作をするだけで、その場ですぐにプリントを行うことができ、思い通りの印画物(写真)を入手できるようになっている。
【0004】
しかしながら、印画を求めるオーダーが複数同時に行なわれると各オーダーの区切りが分からなくなることから、オーダーごとに印画物を仕分けようとする場合には、オペレーターが、各オーダーのプリントが終了するのを監視し続けなければならなかった。
【0005】
そこで、この改善策、つまり、印画された印画物のオーダー仕分けを容易に行う方法として、プリントシステムに仕分け機構を設け、印画物を自動的に仕分ける技術が特許文献1に開示されている。
【0006】
また、各オーダーの最初のプリントと最後のプリントに識別データを印画し、オペレーターが印画後に当該識別データを見ながら印画物をまとめて仕分けたり、プリントシステムが当該識別データをプリント情報リーダーで読み取って自動的に印画物を仕分けたりする技術が、特許文献2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2003−175655号公報
【特許文献2】特開2007−52044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示の技術では、オーダー仕分けを自動化するための大掛かりな装置、あるいは仕分けのための特殊の装置が必要であり、コスト面やスペース面において好適ではない。
【0009】
また、特許文献2に開示されているような識別データの印画を行うためには、従来のプリンターだけでは対応できず、ハード面を改善、変更する必要があることから好適ではない。
【0010】
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、既存のプリントシステムに複雑な装置を付加することなく、印画物をオーダーごとに仕分けることが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係るプリントシステムは、印画を求めるオーダーを複数受け付け可能な管理装置と、前記管理装置の制御の下でオーダーごとの印画を実行するプリンターとを備える。前記プリンターは、前記オーダーごとの印画の終了を検知可能な検知手段を有する。前記プリントシステムは、前記検知手段が前記オーダーごとの印画の終了を検知した場合に音を発する発音器をさらに備える。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、オーダーごとの印画が終了した場合に発音器が音を発することから、オペレーターは監視し続けなくても、発音器から発せられる音によりオーダーごとの印画の終了を知ることができる。したがって、既存のプリントシステムに複雑な装置を付加しなくても、印画物をオーダーごとに仕分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】実施の形態1に係るプリントシステムの構成を示す概略図である。
【図2】プリント注文受付装置の構成を示す図である。
【図3】管理端末装置の構成を示す図である。
【図4】写真プリンターの構成を示す図である。
【図5】実施の形態1に係るプリントシステムの動作を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態2に係るプリントシステムの構成を示す概略図である。
【図7】実施の形態3に係るプリントシステムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係るプリントシステムの構成を示す概略図である。この図1に示されるように、本プリントシステムは、印画を求めるオーダー(写真プリントを求めるプリント注文情報)を受け付ける複数個のプリント注文受付装置1−1〜1−nと、当該プリント注文情報を管理する管理端末装置2と、プリンターである写真プリンター3とを備える。なお、以下の説明においては、nは2以上の整数であり、複数のプリント注文受付装置1−1〜1−nのそれぞれを、「プリント注文受付装置1」と呼ぶこともある。
【0015】
まず、このプリントシステムの概略について説明する。各プリント注文受付装置1は、画像データを含むプリント注文情報を受け付け、管理端末装置2に出力する。管理装置である管理端末装置2は、当該出力されたプリント注文情報(印画を求めるオーダー)を複数受け付け可能であり、画像データをプリント注文情報ごとに写真プリンター3に出力する。写真プリンター3は、当該出力された画像データを被印画物に印画し、それによって得られた印画物4を排出する。この際、本実施の形態に係るプリントシステムにおいては、既存のプリントシステムに複雑な装置を付加しなくても、印画物4をプリント注文情報(オーダー)ごとに仕分けることが可能となっている。以下、このようなプリントシステムの構成について詳細に説明する。
【0016】
図2は、主に顧客により操作されるプリント注文受付装置1の構成を示す図である。図2に示されるように、プリント注文受付装置1は、顧客が保持しているSDメモリカードなどの記録媒体に記憶されたデジタル画像データを読み取る(入力する)ための複数のメディアドライブ11と、メディアドライブ11から入力された画像データを表示するモニター部12aと、外部からの操作を受け付ける操作部12bと、これらを統括的に制御するCPU13とを備えている。なお、ここでは、タッチパネル12が、モニター部12a及び操作部12bとして機能している。
【0017】
このプリント注文受付装置1においては、顧客により、デジタルカメラ等で撮影され、記録媒体に記憶された複数のデジタル画像データが、メディアドライブ11に入力されると、モニター部12aが、当該複数のデジタル画像データを表示する。そして、顧客が、モニター部12aを見ながら、所望のデジタル画像データを選択するなどの操作を操作部12bにおいて行うと、操作部12bが、当該操作及び当該所望のデジタル画像データをプリント注文情報として受け付ける。プリント注文受付装置1は、受け付けたプリント注文情報を管理端末装置2に出力する。
【0018】
図3は、主にオペレーターに操作される管理端末装置2の構成を示す図である。図3に示されるように、モニター部21aと、外部からの操作を受け付ける操作部21bと、音を発することが可能な発音器であるブザー22と、ブザー22を制御するブザー制御部23と、これらを統括的に制御するCPU24を備えている。なお、ここでは、タッチパネル21が、モニター部21a及び操作部21bとして機能している。また、本実施の形態では、ブザー制御部23とCPU24とを分けているが、CPU24がブザー制御部23の機能を兼ねるものであってもよい。
【0019】
この管理端末装置2においては、CPU24の機能により、プリント注文受付装置1からのプリント注文情報と、写真プリンター3が印画した印画物4に関する情報とを、オーダーごとに管理することが可能となっている。また、例えば、オペレーターは、管理端末装置2のモニター部21aを見ながら操作部21bを操作することにより、画像サイズ・枚数の選択、プリント注文情報の管理、画像の編集や、写真プリンター3の接続情報、用紙・インクリボンの残量などの様々な処理情報の確認を行うことが可能となっている。管理端末装置2は、プリント注文受付装置1からのプリント注文情報を写真プリンター3に出力する。なお、ブザー22は、ブザー制御部23の制御(実質的にはCPU24の制御)により動作するが、この動作については後でフローチャートを用いて説明する。
【0020】
図4は、写真プリンター3の構成を示す図である。この写真プリンター3は、サーマルヘッド31と、検知手段32とを備えており、被印画物である印画用紙33と、塗料が塗布された帯状のインクシートの両端を巻回してなるインクリボン34とを脱着可能に保持している。そして、サーマルヘッド31には発熱体が設けられており、当該発熱体を、インクリボン34のインクシートを介して印画用紙33に押し付け可能となっている。
【0021】
写真プリンター3は、印画動作を行う際には、発熱体を当該押し付け状態にし、管理端末装置2からのプリント注文情報に含まれる画像データに基づいて当該発熱体を発熱させることにより、インクリボン34の塗料を溶融または昇華させて印画用紙33に塗布する。この動作を印画用紙33及びインクシートを巻き取りながら行うことにより、写真プリンター3は、所望の画像を印画用紙33に印画し、それによって得られた印画物4を排出口から排出する。
【0022】
さて、本実施の形態に係る写真プリンター3は、管理端末装置2(CPU24)の制御の下でオーダーごとの印画を実行し、当該写真プリンター3が有する検知手段32は、オーダーごとの印画の終了を検知可能となっている。なお、このような検知手段32を有する写真プリンター3としては、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)に接続され、オーダーごとの印画の終了を当該PCに通知する既存のプリンターと同様のプリンターが用いられる。
【0023】
図5は、本実施の形態に係るプリントシステムの動作を示すフローチャートである。次に、この図5を用いて、本プリントシステムの動作を説明する。
【0024】
まず、ステップS1において、プリント注文受付装置1は、顧客からの操作を受け付けてプリント注文情報を取得し、管理端末装置2に出力する。
【0025】
ステップS2において、管理端末装置2は、プリント注文受付装置1からのプリント注文情報を受け取る。管理端末装置2は、複数のプリント注文情報を受け付けた場合には、原則として最初に受け付けたプリント注文情報を写真プリンター3に出力し、残りのプリント注文情報を保留、つまり一時的に記憶保持する。写真プリンター3は、管理端末装置2からのプリント注文情報に基づいて印画用紙33に画像を印画する。
【0026】
ステップS3において、管理端末装置2(CPU24)は、写真プリンター3の検知手段32が1オーダーの印画の終了を検知したか否かに基づいて、当該印画が終了したか否かを判断する。ステップS3において、当該印画が終了したと判断された場合にはステップS4に進み、そうでない場合にはステップS2に戻って印画を続ける。
【0027】
ステップS4において、管理端末装置2のCPU24は、ブザー制御部23を介して、ブザー22を発音するように制御する。以上の動作により、本実施の形態に係るブザー22は、検知手段32がオーダーごとの印画の終了を検知した場合に音を発する。これにより、本実施の形態に係るプリントシステムでは、オペレーター等は、他の作業をしていても、各オーダーの区切りを知ることができる。なお、このステップS4においては、写真プリンター3には印画すべき画像データがないことから、写真プリンター3の印画が停止されている。
【0028】
その後、ステップS5において、操作部21bは、ブザー22の発音を停止する操作の待ち状態となる。本実施の形態では、操作部21bが当該操作を受け付けるまで、ブザー22の発音状態が維持される。オペレーターが1オーダー分の印画物4を取り出し、操作部21bにおいて当該操作を行った場合(つまり、操作部21bが当該操作を受け付けた場合)には、ブザー制御部23はブザー22の発音を停止してステップS6に進む。
【0029】
ステップS6において、管理端末装置2(CPU24)は、次のオーダー、つまり、保留しているプリント注文情報があるか否かを判断する。ステップS6において次のオーダーが存在しないと判断された場合には仕分けを完了する(ステップS7)。一方、同ステップS6において次のオーダーが存在すると判断された場合にはステップS2に戻り、管理端末装置2(CPU24)が、保留している次のプリント注文情報を写真プリンター3に出力し、写真プリンター3が、当該プリント注文情報に基づいて印画用紙33に画像を印がする。つまり、本実施の形態に係るプリントシステムでは、操作部21bにおいてブザー22の発音を停止する操作を受け付けるまで、次のオーダーの印画を停止し続けるものとなっている。
【0030】
以上のような本実施の形態に係るプリントシステムによれば、オーダーごとの印画が終了した場合にブザー22が音を発することから、オペレーターは監視し続けなくても、ブザー22から発せられる音によりオーダーごとの印画の終了を知ることができる。したがって、既存のプリントシステムに複雑な装置を付加しなくても、印画物4をオーダーごとに仕分けることができる。
【0031】
また、本実施の形態に係るプリントシステムによれば、操作部21bにおいてブザー22の発音を停止する操作を受け付けるまで、次のオーダーの印画を停止し続ける。したがって、オペレーター自らの意思で次のオーダーの印画を再開することができることから、確実に、印画物4をオーダーごとに仕分けることができる。
【0032】
なお、検知手段32において印画の終了が検知された場合にブザー22から発する音の高さ、長さ、及び、その発生回数は、CPU24(ブザー制御部23)での設定により、変更可能であってもよい。このように構成すれば、オペレーターは、自身の好みの音でオーダーの印画の終了を知ることができる。
【0033】
また、以上の説明においては、操作部21bにおいてブザー22の発音を停止する操作を受け付けるまで、次のオーダーの印画を停止し続けるものとしたが、これに限ったものではない。例えば、写真プリンター3での印画が停止してから、オペレーターが印画物4を取り出すのに十分な時間が経過した場合に、印画を自動的に再開するようにしてもよい。
【0034】
また、以上の説明においては、ブザー22は管理端末装置2に設けられていた。しかし、オペレーターがブザー22からの音を聞くことが可能であればよく、この条件が満たされる限りにおいては、ブザー22は、プリント注文受付装置1または写真プリンター3に設けられてもよい。
【0035】
<実施の形態2>
図6は、本発明の実施の形態2に係るプリントシステムの構成を示す概略図である。以下、本実施の形態に係るプリントシステムにおいて、実施の形態1と同様の構成要素については同じ符号を付すものとし、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
【0036】
図6に示されるように、本実施の形態に係るプリントシステムは、写真プリンター3を複数備えている。なお、ここでは、複数の写真プリンター3が、4つの写真プリンター3−1〜3−4であるとしているが、複数の写真プリンター3の数は2つ、3つ、あるいは5つ以上であってもよい。本実施の形態では、各写真プリンター3の検知手段32において印画の終了が検知されると、その検知結果とともに、各写真プリンター3に固有の情報が、当該写真プリンター3から管理端末装置2に出力される。ブザー制御部23は当該固有の情報を受け取ると、当該固有の情報に応じた音を発するようにブザー22を制御する。具体的には、ブザー制御部23は、当該固有の情報に応じて、ブザー22が発する音の長さや、その回数を変更する。
【0037】
以上のような本実施の形態に係るプリントシステムによれば、印画の終了が検知された場合にブザー22から発する音が、写真プリンター3ごとに異なっている。したがって、オペレーターは、複数の写真プリンター3のうち、どの写真プリンター3において印画が終了したかを区別することができる。
【0038】
<実施の形態3>
図7は、本発明の実施の形態3に係るプリントシステムの動作を示すフローチャートである。以下、本実施の形態に係るプリントシステムにおいて、実施の形態1と同様の構成要素については同じ符号を付すものとし、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
【0039】
本実施の形態に係るプリントシステムのブロック構成は、実施の形態1のブロック構成に、写真プリンター3でのエラーを検出するエラー検出部(図示せず)を追加したものとなっている。このエラー検出部は、例えば写真プリンター3内に設けられる。
【0040】
次に、図7を用いて本実施の形態に係るプリントシステムの動作について説明する。なお、図7は、図5に示したステップS2中(つまり印画中)にエラーが起きたときの動作を示している。
【0041】
まず、ステップS11において、エラー検出部が、写真プリンター3でのエラーを検出すると、ステップS12において、管理端末装置2(CPU24)は、ブザー制御部23を介して、ブザー22を発音させる。ここでは、ブザー22が、印画の終了が検出された場合に発する音と異なるエラー専用の音を発するように、管理端末装置2(CPU24)は、ブザー22を制御する。また、同ステップS11において、管理端末装置2(CPU24)は、写真プリンター3の印画を停止させる。
【0042】
その後、ステップS13において、管理端末装置2(CPU24)は、エラーが解除されたか否かを判断する。このエラーの解除の判断は、例えば、オペレーターが特定のボタン(図示せず)を押したか否か、あるいは、エラー検出部でエラーが検出されなくなったか否かに基づいて行われる。ステップS13においてエラーが解除されたと判断された場合にはステップS14に進み、そうでない場合にはステップS12に戻る。したがって、本実施の形態では、ステップS12に係るブザー22の発音は、エラーが解除されるまで継続される。
【0043】
ステップS14において、管理端末装置2(CPU24)は、ブザー制御部23を介して、ブザー22の発音を停止する。また、同ステップS14において、管理端末装置2(CPU24)は、写真プリンター3に印画を再開させる。
【0044】
以上のような本実施の形態に係るプリントシステムによれば、写真プリンター3にエラーが発生した場合に、ブザー22は、印画の終了が検出された場合に発する音と異なる音を発する。したがって、オペレーターは、印画が終了したのか、写真プリンター3にエラーが発生したのかを区別することができる。
【符号の説明】
【0045】
2 管理端末装置、3 写真プリンター、22 ブザー、32 検知手段、21b 操作部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
印画を求めるオーダーを複数受け付け可能な管理装置と、
前記管理装置の制御の下でオーダーごとの印画を実行するプリンターとを備え、
前記プリンターは、前記オーダーごとの印画の終了を検知可能な検知手段を有し、
前記検知手段が前記オーダーごとの印画の終了を検知した場合に音を発する発音器
をさらに備える、プリントシステム。
【請求項2】
請求項1に記載のプリントシステムであって、
外部からの操作を受け付ける操作部
をさらに備え、
前記操作部において前記発音器の発音を停止する操作を受け付けるまで、次の前記オーダーの印画を停止し続ける、プリントシステム。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のプリントシステムであって、
前記印画の終了が検知された場合に前記発音器から発する音の高さ、長さ、及び、その発生回数は変更可能である、プリントシステム。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプリントシステムであって、
前記プリンターを複数備え、
前記印画の終了が検知された場合に前記発音器から発する音が、前記プリンターごとに異なる、プリントシステム。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のプリントシステムであって、
前記プリンターにエラーが発生した場合に、前記発音器は、前記印画の終了が検出された場合に発する音と異なる音を発する、プリントシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−143886(P2012−143886A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−1689(P2011−1689)
【出願日】平成23年1月7日(2011.1.7)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】