説明

プレイ過程を記録するクレーンゲーム機

【課題】景品の取得過程でのクレーンキャッチャーの状況を記録することにより現在の設定による取れ易さを統計的に示すことが可能で、クレーンアームのバネの把持力調整の指針を提示することができるプレイ過程を記録するクレーンゲーム機を提供する。
【解決手段】クレーンキャッチャーに景品の重さを検出する重量センサ7およびアーム10,10の開閉を検出する開閉センサ8を設けている。また、落とし口に景品の通過を検出する景品センサを設けている。ゲーム開始で水平方向に移動したときの各センサの状態,下降時のセンサの状態など多数の位置でのクレーンキャッチャーの状態を記録する。この記録は景品取得過程での各位置のセンサの状態を表しているので、現在の設定による取れ易さを統計的に示すことができ、これによってクレーンアームのバネの把持力調整の指針を得ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、景品の取得過程を測定・記録することにより、キャッチャーアームの把持力調整の指針を提示することができるクレーンゲーム機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のクレーンゲーム機では、景品を掴んでいる間に演出を変更することによりプレイヤに直接アピールを行うものがあった。しかし、プレイヤに対する最大のアピールは「取れそう」という感覚を持ってもらう事にあり、それにはキャッチャーアームの微妙な把持力調整が必要不可欠となる。しかしながら、把持力調整は経験やカンで行われるため適切な調整を経験がない者が行う事は困難であった。
ところで、クレーンゲーム機のアピールに音や光も重要であるが、最終的には「取れる」か「取れない」かに帰着すると考えられる。実際に「取れる」のであれば容易に集客につながるが、景品コストを考慮すると、取得率をむやみに上げることはできない。
【0003】
そこで、「取れそう」に感じてもらえる様に、把持力をギリギリに調整するのが好ましいが、実際には調整が難しく、管理者(クルー)は経験とカンによる職人芸を求められる。しかも調整の指針が無いので、トライ&エラーの繰り返しとなり、従来例の一部には、運営中に外部から把持力を調整する機構まで備え付けたものが存在する。
このような状況から本件発明者は原点に戻り、難しいならば状況の計測及び蓄積を行い、その比率を提示することで調整する判断材料を提供することにより、経験がない者でも演出効果を挙げ集客率を挙げることができるような微妙な調整ができないかを考えた。
【0004】
本件発明者は照明を工夫することによってクレーンゲーム機としての演出効果を高め、集客力を向上させるクレーンゲーム機を提案している。これは種類の異なる複数の照明機器を具備し、景品の把持状態やゲーム進行の度合いに応じて、種類の異なる複数の照明機器を組み合わせて点灯または消灯することにより景品の光と影を演出するものである。
【特許文献1】特開2005−80891号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記提案は光の照明によって、実際に景品が取れそうであるというような観点から行うものではない。
【0006】
本発明の目的は、景品の取得過程、すなわちクレーンキャッチャーを移動開始させてから、景品の取得動作を行わせ、元の初期位置に戻るまでの景品の取得状況,アームの開閉状況,景品を取得したか否かの状況など複数個所でのクレーンキャッチャーの状況を記録することにより現在の設定による取れ易さを統計的に示すことが可能で、クレーンアームのバネの把持力調整の指針を提示することができるプレイ過程を記録するクレーンゲーム機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために本発明の請求項1記載の発明は、プレイヤの操作によりクレーンキャッチャーを横方向,奥方向に移動させ下降させるとともにアームを開閉することによりフィールド上に配置されている景品を掴む動作を行い、景品落とし口までクレーンキャッチャーを移動させアームを開くことにより掴んだ景品の払い出しを行うクレーンゲーム機において、前記クレーンキャッチャーに景品の重さを検出する重量センサおよびアームの開閉を検出する開閉センサを設けるとともに景品落とし口に景品を検出する景品センサを設け、ゲーム時のクレーンキャッチャーの各動作過程において前記重量センサ,開閉センサおよび景品センサの動作状態を記録するクレーンキャッチャー動作状態記録手段を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において前記クレーンキャッチャーの各動作過程は、ゲーム開始時,水平方向移動時,下降時,景品把持時,上昇時,落とし口位置付け時,景品を離す時およびゲーム終了時であることを特徴とする。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において前記重量センサは景品を掴んだことを示す重い状態と、景品を掴んでいない軽い状態の2つの状態の何れかを検出することを特徴とする。
本発明の請求項4記載の発明は、請求項1,2または3記載の発明において開閉センサはアームが開いた状態と、アームが閉じた状態の2つの状態の何れかを検出することを特徴とする。
本発明の請求項5記載の発明は、請求項1,2,3または4記載の発明において景品センサは落とし口を景品が通過したことを検出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
上記構成によれば、クレーンキャッチャーがゲーム開始から元の位置に復帰するまでの景品取得状況をセンサにより検知し、景品が払い出された場合、景品を掴むことが出来なかった場合、景品を途中で落とした場合などの細かい経過情報をセンサにより取得することにより、クレーンキャッチャーのバネの強さなどの調整の個人差を少なくすることができる。また、数値化することにより運営側の不安要素を軽減できる。また、個人差なく微妙な調整が可能になるため「取れそう」感を高め、プレイヤの射幸心を煽ることができ、リプレイ率を高めることもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は本発明によるプレイ過程を記録するクレーンゲーム機の外観を示す概略図である。本図は、本発明に直接関連する構成部分のみを記載したもので、フィールド上の景品などは省略されている。
透明ゲーム筐体6中に横方向,奥方向および下降・上昇するようにプレイヤが操作できるクレーンキャッチャー14が天井部分に吊り下げられている。
パネル面には横方向および奥方向のプレイヤ自らが狙った位置にクレーンキャッチャー14を移動させるための操作ボタン5a,5bが配置されており、その隣にコイン投入口12が設置されている。プレイフィールドの所定位置にクレーンキャッチャーが掴んだ景品を落とすための景品落とし口3が設置されている。
【0010】
景品落とし口3に落下した景品はパネル下位置の景品払い出し口4に払い出される。落とし口3の内壁面に発光ダイオード2aと受光トランジタ2bを有するフォトカプラよりなる景品センサ2が配置されている。景品13が景品落とし口3に落下すると、発光ダイオード2aの光を遮り、受光トランジタ2bへ光が一瞬到達しなくなるタイミングを検出することにより景品が払い出されたことを検知している。
【0011】
図2は、クレーンキャッチャーに取付け付けられた各センサの詳細を説明するための図である。クレーンキャッチャー内部にはアームを開閉するための駆動源,機構(図示していない)が内蔵されている。
クレーンキャッチャー14は伸縮筒9に吊り下げられており、伸縮筒9の先端は重量センサ7を介してアーム基部15が取り付けられている。
重量センサ7はバネとバネが伸縮することによりオンオフするスイッチにより構成されている。例えば景品13を掴んでいれば、(a1)に示すようにバネは伸び、スイッチはオフしている。景品を掴んでいなければ、(a2)に示すようにバネは縮んでいるので、スイッチはオン状態となっている。これにより重量センサ7は重,軽の何れかを検出することができる。
【0012】
また、開閉センサ8はアーム基部のカムとカムによりオンオフされるマイクロスイッチより構成されている。例えば、アームが閉じている状態では(b1)に示すようにカムの低い外周面がマイクロスイッチのバネ面に当たっているためマイクロスイッチはオフしている。アームが開いた状態では(b2)に示すようにカムの高い外周面がマイクロスイッチのバネ面に当たるためマイクロスイッチはオン状態となっている。このようなマイクロスイッチのオンオフによりアームの開閉を検出することができる。
クレーンキャッチャー14はプレイヤの操作により最初に横方向の位置が決められ、つぎに奥方向の位置が決められ、奥方向の位置決めにより図示しない駆動源によりアームが開き下降を開始する。そして、下降が停止した位置でアーム10,10が閉じて、伸縮筒が縮み上昇し、上昇した位置で横方向および奥方向に移動して落とし口3の真上で停止し、アームを開く。この後、初期待機位置にもたらされる。
【0013】
図3は、本発明によるプレイ過程を記録するクレーンゲーム機の回路の実施の形態を示すブロック図である。
コイン投入部12からコインが投入されるとコインが検出され、その情報はコイン関連装置22,入出力制御部21を介してCPU25に伝達される。コイン投入の状態、すなわちコイン数・プレイ数などの設定値はバックアップメモリ23に格納される。
操作部は横移動の操作ボタン5aと奥移動の操作ボタン5bの2つのボタンよりなり、横移動の操作ボタン5aを押すと、その操作情報は入出力制御部21を介してCPU25に送られる。また、奥移動の操作ボタン5bを押すと、その操作情報は入出力制御部21を介してCPU25に送られる。横移動の操作ボタン5aの操作により、モータ制御部28は横駆動機構29を構成する横移動駆動モータを駆動し、横方向にクレーンキャッチャーを移動させる。同様に、奥移動の操作ボタン5bの操作により、モータ制御部28は奥駆動機構30を構成する奥移動駆動モータを駆動し、奥方向にクレーンキャッチャーを移動させる。
【0014】
センサ制御部24はゲーム開始により重量センサ7,開閉センサ8および景品センサ2のオンオフ状態を検知し、検知した状態をCPU25に伝達する。
ROM26はクレーンゲーム機筐体全体を制御する制御プログラム,クレーンキャッチャーの各移動位置において重量センサ7,開閉センサ8および景品センサ2のオンオフの検出信号を取り込み、その検出信号を記録する状態記録プログラム,クレーンゲームを実行するクレーンゲームプログラムおよび該ゲーム機に必要なデータが格納されている。
RAM27はゲーム制御部などで行う演算,処理の作業エリアとして用いられるとともに各センサのオンオフの検出信号を記録する状態記録領域27aを有している。
【0015】
CPU25はROM26から制御プログラム,状態記録プログラムおよびクレーンゲームプログラムを読み込むことによりゲーム制御部25a,クレーンキャッチャー状態記録部25bおよびクレーンゲーム実行部25cの各機能を実現する。
ゲーム制御部25aはゲーム開始前の待ち受け状態でのコイン投入などの監視や図示しない電飾などの点灯,点滅などの制御やゲーム終了後の制御などを行う。またクレーンキャッチャー状態記録部25bは、クレーンゲーム中のクレーンキャッチャーの各位置での各センサの検出状態、すなわちオンオフの状態を読み込み、その状態を状態記憶領域27aに記録する。
クレーンゲーム実行部25cは、コイン投入の後、制御が渡されて、プレイヤの操作に応じてクレーンキャッチャーの横駆動機構29や奥駆動機構30を駆動して横方向および奥方向に移動させる。また、伸縮駆動機構32を駆動して伸縮筒9を伸ばしたり,縮めたりする。さらにはアーム開閉駆動機構31を駆動してアーム10,10の開閉を行う。横方向位置および奥方向位置が決定した後のクレーンキャッチャーは自動的にアームが開き、下降し、アームが閉じ,上昇し、つづいて横方向および奥方向に移動して落とし口3の真上でアームを開き、その後、待機位置にもたらすように制御される。
【0016】
図4Aは、クレーンゲーム機の動作の処理過程を説明するためのフローチャートで、ゲーム開始からクレーンキャッチャーが下降するまでの流れを示している。
クレーンゲーム機1は待機状態であり(ステップ(以下「S」という)001)、ゲーム制御部25aはコインが投入されるか否かを監視している(S002)。コインが投入されると、プレイヤが操作ボタンを押すことにより水平方向に移動させることができる。コイン投入によってクレーンキャッチャー状態記録部25bはゲーム開始時の当初の重量センサ7,開閉センサ8および景品センサ2のオンオフの状態を状態記録領域27aに記録する(S003)。ついで、クレーンゲーム実行部25cは、横移動待機状態でプレイヤが横移動の操作ボタン5aを操作すれば、クレーンキャッチャーを横に移動する(S004,S005,S006)。
【0017】
つぎにクレーンゲーム実行部25cは、横移動の操作ボタン(横移動SW)5aを離した否かを監視し、横移動の操作ボタン5aを離せば、奥移動待機となる(S007,S101)。そして奥移動の操作ボタン(奥移動SW)5bが押されたか否かを監視し(S102)、押された場合、クレーンキャッチャーを奥に移動する(S103)。そして操作ボタン5bを離せば、その位置で停止するとともに水平移動のときの重量センサ7,開閉センサ8および景品センサ2のオンオフの状態を状態記録領域27aに記録する(S104,S105)。クレーンキャッチャーが停止すると、クレーンゲーム実行部25cは、アーム10,10を開き、伸縮筒9を伸ばしクレーンキャッチャーを下降させ、下部に到達すると、下降時の重量センサ7,開閉センサ8および景品センサ2のオンオフの状態を状態記録領域27aに記録する(S106,S107,S108,S109)。
【0018】
図4Bは、クレーンゲーム機の動作の処理過程を説明するためのフローチャートで、クレーンキャッチャー下降からアーム閉までの流れを示している。
図4Bにおいて、クレーンゲーム実行部25cは下部に到達するとアーム10,10を閉じ、閉じたとき(掴んだとき)の重量センサ7,開閉センサ8および景品センサ2のオンオフの状態を状態記録領域27aに記録する(S201,S202)。そしてクレーンキャッチャーを上昇させ(S203)、上部に達したとき、上昇時の重量センサ7,開閉センサ8および景品センサ2のオンオフの状態を状態記録領域27aに記録する(S205)。その後クレーンキャッチャーを落とし口に移動させ(S206)、落とし口に達したとき、その時の重量センサ7,開閉センサ8および景品センサ2のオンオフの状態を状態記録領域27aに記録する(S207,S208)。
【0019】
ついでアームを開き(S301)、アームを開いたときの重量センサ7,開閉センサ8および景品センサ2のオンオフの状態を状態記録領域27aに記録する(S301,S302)。その後一定の時間(例えば5秒)が経過した後,アームを閉じ(S303,S304)、終了時の重量センサ7,開閉センサ8および景品センサ2のオンオフの状態を状態記録領域27aに記録する(S305)。以上によりゲーム終了とともに一連の記録動作は終了する。
以上のようにして状態記録領域27aに動作状態が記録される。状態記録領域27aに格納された後、景品がとれた場合、景品が途中で落ちた場合、掴めなかった場合に分類した統計として記録することができる。また、状態記録領域27aの記録内容を管理者が後に他の記録カードに読み出してPCなどで表示し分析することもできる。さらに表示部を有するクレーンゲーム機であれば、ゲーム施設でのゲーム時間終了後に、管理者はその表示部に記録内容を表示させることもできる。
【0020】
図5は、各センサの動作状況の例を示す図である。
図5(a)は良好に景品を取れた場合の各センサの変移の例を示す図であり、図5(b)は途中で落ちてしまった場合の各センサの変移の例を示すものである。さらに図5(c)は、全く掴めなかった場合の各センサの変移の例を示すものである。
各センサの記録タイミングは、(イ)開始,(ロ)移動(ハ)下降,(二)掴む,(ホ)上昇,(ヘ)落とし口,(ト)離す,(チ)終了である。
【0021】
例えば、図5(a)の景品が取れた場合と図5(c)の景品が全く取れなかった場合の異なるセンサ動作をピックアップすると、(二)掴むでは開閉センサは前者が「開」に対し後者が「閉」である。(ホ)上昇では開閉センサは前者が「開」に対し後者が「閉」であり、重量センサは前者が「重」に対し後者が「軽」である。また(へ)落とし口では開閉センサは前者が「開」に対し後者が「閉」であり、重量センサは前者が「重」に対し後者が「軽」である。さらに(ト)離すでは景品センサは前者が「有」に対し後者が「無」である。他のセンサ動作はすべて同じである。
【0022】
このようにして各センサのオンオフの状態をみれば、上記3つの場合を判別することができる。さらに転がって景品が取得できた場合、アームに紐が引っかかって取得した場合、各センサのオンオフの組み合わせは上記例とはさらに異なる。
このようにして景品が取れた場合,途中で落ちてしまった場合,全く掴めなかった場合などの状態の発生比率などを表示部で確認することにより、管理者にとってアームバネの適切な調整の手助けとなる。
【産業上の利用可能性】
【0023】
イベント会場やゲームセンタなどに設置されるクレーンゲーム機である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明によるプレイ過程を記録するクレーンゲーム機の外観を示す概略図である。
【図2】クレーンキャッチャーに取付け付けられた各センサの詳細を説明するための図である。
【図3】本発明によるプレイ過程を記録するクレーンゲーム機の回路の実施の形態を示すブロック図である。
【図4A】クレーンゲーム機の動作の処理過程を説明するためのフローチャートで、ゲーム開始からクレーンキャッチャーが下降するまでの流れを示している。
【図4B】クレーンゲーム機の動作の処理過程を説明するためのフローチャートで、クレーンキャッチャー下降からアーム閉までの流れを示している。
【図5】各センサの動作状況の例を示す図である。
【符号の説明】
【0025】
1 クレーンゲーム機
2 景品センサ
3 落とし口
4 景品払い出し口
5a 横移動の操作ボタン
5b 奥移動の操作ボタン
6 透明ゲーム筐体
7 重量センサ
8 開閉センサ
9 伸縮筒
10 アーム
11 爪
12 コイン投入部
13 景品
21 入出力制御部
22 コイン関連装置
23 バックアップメモリ
24 センサ制御部
25 CPU
26 ROM
27 RAM
28 モータ制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プレイヤの操作によりクレーンキャッチャーを横方向,奥方向に移動させ下降させるとともにアームを開閉することによりフィールド上に配置されている景品を掴む動作を行い、景品落とし口までクレーンキャッチャーを移動させアームを開くことにより掴んだ景品の払い出しを行うクレーンゲーム機において、
前記クレーンキャッチャーに景品の重さを検出する重量センサおよびアームの開閉を検出する開閉センサを設けるとともに景品落とし口に景品を検出する景品センサを設け、
ゲーム時のクレーンキャッチャーの各動作過程において前記重量センサ,開閉センサおよび景品センサの動作状態を記録するクレーンキャッチャー動作状態記録手段を設けたことを特徴とするプレイ過程を記録するクレーンゲーム機。
【請求項2】
前記クレーンキャッチャーの各動作過程は、ゲーム開始時,水平方向移動時,下降時,景品把持時,上昇時,落とし口位置付け時,景品を離す時およびゲーム終了時であることを特徴とする請求項1記載のプレイ過程を記録するクレーンゲーム機。
【請求項3】
前記重量センサは景品を掴んだことを示す重い状態と、景品を掴んでいない軽い状態の2つの状態の何れかを検出することを特徴とする請求項1または2記載のプレイ過程を記録するクレーンゲーム機。
【請求項4】
開閉センサはアームが開いた状態と、アームが閉じた状態の2つの状態の何れかを検出することを特徴とする請求項1,2または3記載のプレイ過程を記録するクレーンゲーム機。
【請求項5】
景品センサは落とし口を景品が通過したことを検出することを特徴とする請求項1,2,3または4記載のプレイ過程を記録するクレーンゲーム機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−42104(P2010−42104A)
【公開日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−207199(P2008−207199)
【出願日】平成20年8月11日(2008.8.11)
【出願人】(306019111)株式会社タイトー (475)