説明

プロジェクタ

【課題】 カスタマサービスにおける保守性に優れたプロジェクタを提供する。
【解決手段】 本発明になるプロジェクタは、動作状態検出部と、ここで検出された動作情報と予め設定されている基準情報とから動作の異常を検出して記憶する異常状態記憶部とを備えるプロジェクタであって、前記異常情報記憶部には異常内容と共に異常と判定されたときの動作状態とを記憶することで異常が発生したときにはその異常発生箇所の特定を容易にしたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクタに係り、特にエラー発生時にプロジェクタが動作を停止したとき、この発生したエラーの種類とエラー発生原因となる情報とを記憶することで修理作業の利便性を向上させる技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、パーソナルコンピュータや書画カメラ等の映像を拡大投射するプロジェクタが用いられている。このようなプロジェクタ(広義には電子機器)は装置を破損から守るために所定のエラーが検出したときに装置としての動作を停止させるか、動作を停止させないまでも異常状態で使用していることを警告する表示をすることで異常をユーザやカスタマサービスに報知するようになっている。
【0003】
このユーザへの報知は通常プロジェクタ本体に設けられているLEDを点灯あるいは点滅させることで実現している。この場合、エラーの種類やその原因が1、2で少ない場合であれば、1セグメントLED(以下、単にLEDという。)の近傍にエラーの名称を記載しておくことで、ユーザは容易にエラーの内容を把握でき、必要に応じてカスタマーサービスセンタ等と連絡を取り合ってユーザ自身あるいはカスタマーサービスによって対処することができる。
【0004】
ところで、プロジェクタのエラーの発生原因となるものには冷却ファンの回転数、カラーホイールの回転速度、ランプ駆動時間等多くの種類のものがある。このため次のような欠点があった。
第1に、LED毎にこのエラーを区別しようとするとエラーの数分のLEDが必要となり、プロジェクタの外観が見苦しくなってしまう。第2に、本願出願人が販売しているプロジェクタで採用しているように、LEDの数をある程度に限り、点灯のパターンあるいは点滅のパターンによりエラーを区別しようとすると、LEDの状態を見ても直ぐにはエラーの内容を理解できない(図4参照)。第3に、エラーの内容は分かったとしても、このエラーの原因を特定することができない。
【0005】
このような欠点を解消するために具体的なエラー情報をプロジェクタの投射画面に重畳表示させたり、プロジェクタのスピーカを通して音声で知らせたりする技術が提案されている(特許文献1)。また、記憶装置ではあるが、異常が発生したときに自己診断を実行してその結果をメモリカードに記憶しておき、別途メモリカードに記憶された内容を読み出す技術が提案されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第3928630号公報
【特許文献2】特開平5−250764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1記載の技術はその目的からカスタマサービスに口頭で連絡して対処方法を教えて貰うことも含めて、ユーザ自身が直接対応できる範囲のエラーとエラー対処方法の画像や音声による報知であるため、カスタマサービスが対処しなければならないようなエラーについてはその対処方法が報知されないという欠点があった。
【0008】
また、特許文献2記載の技術は不具合発生時の自己診断結果をメモリカードに記憶しておくもので、不具合が発生すれば必ず不具合の発生と不具合の発生箇所が記憶されるが、不具合発生箇所がどのような状態で不具合と判定されたかは記憶されないので、対処方法を特定するには記憶内容が不十分であるという欠点があった。
【0009】
また、メモリカードに不具合情報を記憶するためには電気的、機構的な構成の増加が必要となり製造コストが上昇するという欠点もあった。さらに、メモリカードに記憶された不具合情報等を読み出す装置側にもこのメモリカードの読み出しに対応したハードウェアとソフトウェアとが必要であり、パーソナルコンピュータのような汎用品をそのまま用いることができないという欠点があった。
【0010】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、発生したエラー内容と異常と判定されたときの動作状態とを記憶しておき、必要に応じて容易にその内容を読み出せるようにすることで特にカスタマサービスへの情報提供を充実して保守性の優れたプロジェクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1記載のプロジェクタは、動作状態検出部と、ここで検出された動作情報と予め設定されている基準情報とから動作の異常を検出して記憶する異常状態記憶部とを備えるプロジェクタであって、前記異常情報記憶部には異常内容と共に異常と判定されたときの動作状態とを記憶することを特徴とするものである。
【0012】
請求項2記載のプロジェクタは、請求項1記載のプロジェクタに、さらに異常情報記憶部に記憶されている異常内容と異常と判定されたときの動作状態とを読み出し、外部に接続された情報処理装置に送出する異常情報送出部を備えることを特徴とするものである。
【0013】
請求項3記載のプロジェクタは、請求項2記載のプロジェクタの異常情報送出部が異常情報記憶部から複数の異常内容と異常と判定されたときの動作状態と読み出したときにはこれらの複数の異常内容に因果関係が成立か否か判定し、因果関係が成立する場合は、その因果関係に基づいて根源の異常内容を導き出し、根源の異常内容と異常と判定したときの動作状態だけ送出するものであることを特徴とするものである。
【0014】
請求項4に記載のプロジェクタは、請求項2記載のプロジェクタと情報処理装置との接続がUSBインタフェースであることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明になるプロジェクタによれば、異常内容と異常と判定されたときの動作状態とを記憶することとしたので、この記憶情報を読み出せばどこで異常が発生したのか特定できるから、ユーザのみならずカスタマサービスにおける保守も容易に実行できるプロジェクタを提供することができる。
【0016】
特に請求項3に記載の発明によれば、異常内容に因果関係があれば、その因果関係に応じて根源となる異常内容とその異常と判定されたときの動作状態だけを外部の情報処理装置に送出するので、複数の異常が発生した場合でも、異常発生箇所の特定が容易となるから、ユーザのみならずカスタマサービスにおける保守も容易に実行できるプロジェクタを提供することができる。
【0017】
また、請求項4に記載の発明によれば汎用のインタフェースとしてパーソナルコンピュータには標準的に設けられているUSBインタフェースを用いているので低コストでプロジェクタと外部の情報処理装置とが接続でき、またパーソナルコンピュータを用いることができるから、低コストで保守が可能なプロジェクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明になるプロジェクタの概略ブロック図である。
【図2】本発明になるプロジェクタのエラー情報記憶動作のフローチャートである。
【図3】本発明になるエラー情報記憶部に記憶したエラー情報を外部へ出力するときのエラー内容と異常と判定されたときの動作状態との対応表示の概念図である。
【図4】従来の記憶されるエラー情報と検出する装置の動作状態との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明になるプロジェクタの概略ブロック図、図2はプロジェクタのエラー情報記憶動作の概略フローチャート図、図3はこの記憶したエラー情報を外部へ出力するときのエラー内容と異常と判定されたときの動作状態との対応表示の概念図である。
【0020】
なお、以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
【0021】
図1において、1は図示しないパーソナルコンピュータ等からのアナログRGB映像信号を受けてA/D変換してデジタル映像データに変換してプロジェクタ(具体的には制御部2)に取り込む映像入力部、2はこのプロジェクタの全体を制御する制御部(本発明と直接関連がある制御については後述する。)、3は制御部2の制御のもとにデジタル映像データをフレーム単位で格納するフレームメモリである。
【0022】
4は制御部2からの画像処理を受けたデジタル映像データを受けて、光変調素子であるDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)14を制御するDMD制御部、5はプロジェクタの中で高温となる部位(例えば、光源となるランプやプロジェクタの各部(制御部2、フレームメモリ3、DMD制御部4等の構成要素をいう。以下、同じ。)に電力を供給する電源部)を冷却する冷風を発生させるファン15を駆動するファン駆動部、6は三原色に相当するカラーフィルタが所定角度ピッチで形成され、一定速度で回転するカラーホイール16を一定速度で回転させるモータ(図示せず。)を駆動するモータ駆動部である。
【0023】
7はDMD14と共に前記デジタル映像データを変調する光源となるランプ17を駆動するランプ駆動部である。なお、DMD制御部4、ファン駆動部5、モータ駆動部6、ランプ駆動部7はそれぞれの制御や駆動対象の動作状態も検出している。
【0024】
8はDMD14、ファン15、カラーホイール16、ランプ17等の動作状態の検出、ランプカバー(図示せず。)の状態等の装置状態の検出、およびランプ17の点灯等による温度上昇の検出(以下、総称して単に動作状態の検出ともいう。)により把握されるプロジェクタの状態をLED等の発光素子の点灯、消灯、および点滅で表示する状態表示部、9は商用電源(図示せず。)からプロジェクタの内部で必要とする電力を供給する電源部、11はプロジェクタの内部の所定位置に設けられ、ファン15による冷却の状態を検出する温度検出部である。
【0025】
制御部2はプロジェクタの全体を制御するプログラムが格納されたフラッシュROM、パラメータやワークデータの格納部となるRAM、前記プログラムを実行してプロジェクタを制御するCPUを備える外に(フラッシュROM、RAM、CPUは図示せず。)、次に示すようなメモリ制御部2a、使用時間計時部2b、エラー情報記憶部2c、およびエラー情報送出部2dからなる。
【0026】
すなわち、メモリ制御部2aは映像入力部1からの1フレームのデジタル映像データをフレームメモリ3に展開して格納したり、フレームメモリ3に格納されたフレーム単位のデジタル映像データを読み出して解像度を変換したり、画質補正等の画像処理を行い、使用時間計時部2bはこのプロジェクタの稼働時間を計測する。
【0027】
エラー情報記憶部2cは動作状態の検出によりパラメータとして記憶されている基準値との差異により異常(以下、エラーともいう。)が発生していると判定したときに異常の内容と異常と判定した動作状態とを記憶し、エラー情報送出部2dはエラー情報記憶部2cの情報を外部に接続される、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に送出する。
【0028】
ここで、エラー情報記憶部2cはプロジェクタの電源が切断されても記憶情報が消滅しないようにEEPROMのような不揮発性メモリを用いる。また、外部の情報処理装置との接続には汎用されているUSB(ユニバーサルシリアルバス)を用いる。
【0029】
次に図2を用いて、このような構成からなるプロジェクタの動作状態の検出、検出結果に基づく異常の有無の判定、異常と判定されたときのエラー情報記憶部2cへのエラー内容と異常と判定した動作状態の記憶について説明する。
【0030】
異常の有無の判定は、プロジェクタに電源が投入された時から電源が切断されるまで定期的に動作状態を読み込み、パラメータ設定において基準値として定められた適当な動作状態と比較することで実現している。具体的には、DMD14からの応答の有無、ファン15の回転の有無や回転数、カラーホイール16の回転速度、ランプ17のカバーの開閉、ランプ17の点灯状態、所定の位置の温度、その他の直接映像の拡大投射には関係しないがプロジェクタとしての動作状態の読み込みとランプ使用時間を計時している。
【0031】
そこで、まずパラメータとして基準値または基準となる動作状態を設定する(図2のS201)。また、1回の読み込みで得られた動作状態から異常と判定してよいものと一定回数(あるいは一定時間)継続して初めて以上と判定するものとがあることから、読み込み回数を1に設定する(図2のS202)。
【0032】
次に、前述の繰り返しになるが、DMD14からの応答の有無、ファン15の回転の有無や回転数、カラーホイール16の回転速度、ランプ17のカバーの開閉、ランプ17の点灯状態、所定の位置の温度、その他の直接映像の拡大投射には関係しないがプロジェクタとしての動作状態の読み込みとランプ使用時間を計時する(図2のS203)。
【0033】
この読み込んだ動作状態、装置状態、および計時したランプ使用時間を予め設定された基準値や基準状態と比較して(図2のS204)、基準値から外れているか否かを基に異常の可能性の有無を判定する(図2のS205)。異常の可能性がないときには(図2のS205のNo)、再度動作状態等の読み込みを行う(図2のS203)。
【0034】
一方、異常の可能性があるときには(図2のS205のYes)、異常の可能性ありと判定された動作状態、装置状態、または温度をエラー情報記憶部2cに記憶する(図2のS206)。なお、このとき併せて読み込み時刻を記憶するが異常と判定されていないのでエラー内容は記憶しない。そして、再度動作状態、装置状態、温度等の読み込みの必要性を判断する(図2のS207)。
【0035】
このようにするのは、例えばランプカバーの開閉状態のように1回の読み込み結果で異常と判定できるものと温度などのように1回の検出結果では異常と判定できないものがあるからであり、前述のように異常が発生したときには速やかに動作を停止して装置の安全性を確保しなければならないからである。
【0036】
再読み込みが必要ないときには(図2のS207のYes)、前述のエラー情報記憶部2cに記憶された動作状態、装置状態、または温度と共にエラー内容を記憶する(図2のS208)。
【0037】
一方、1回の読み込み動作状態からはエラー発生と判断できないときは(図2のS207のNo)、読み込み回数を1増やしてから(図2のS209)、動作状態読み込み(図2のS203)から同じ手順を繰り返す。こうして、定められた回数(時間)動作状態が基準値の範囲外と判定される状態が継続したときに異常と判定され(図2のS207のYes)、前述のようにエラー内容がエラー情報記録部2cに記録される(図2のS208)。
【0038】
このようにして、このエラー情報記憶はエラーの発生により緊急に電源を切断しなければならないようなものや異常状態に近い状態にあり警告を発するものだけでなく、一過性で終わってしまう異常状態であっても全て記憶することになる。
【0039】
図4は、このようにしてエラー情報記憶部2cに記憶されるエラー内容(前述のようにエラーと判定されないときにはエラー内容は記憶されない。)と読み込んだ動作状態、そして、エラーの内容に応じてプロジェクタの装置としての動作を継続するか否かの状態を示している。このプロジェクタとして運転を停止するか、停止はせずに警告に留めるかには記憶しても記憶しなくてもいずれでもよい。装置の動作としては重要であるが、保守という観点からは重要性は低いからである。
【0040】
次に、このようにして記憶されたエラー情報記録を基にしたカスタマサービスのエラー内容とエラー発生場所の特定について説明する。
USBコネクタを介してUSBケーブルでプロジェクタとパーソナルコンピュータ21とを接続する。このパーソナルコンピュータ21にはプロジェクタから送られてくるエラー情報を受け取り、表示するプログラムをインストールしておく。
【0041】
エラー情報送出部2dはエラー情報記憶部2cに記憶されたエラー情報(エラーの内容とエラーと判定されたときの動作状態)を読み出し、USBインタフェースを介してパーソナルコンピュータ21に送出する。パーソナルコンピュータ21はこのエラー情報を受け取り、表示部(図示せず。)に表示する。そこで、カスタマサービスは、この表示部に表示されるエラーの内容とエラーと判定されたときの動作状態とを確認することによりエラー内容とエラー発生場所を特定する。
【0042】
また、エラー情報送出部2dはエラー情報記憶部2cから複数のエラー情報を読み出したときにはこれらの複数のエラーに因果関係が成立するか否か判定する。そして、因果関係が成立する場合は、その因果関係に基づいて根源のエラーを導き出し、根源のエラー内容とエラーと判定したときの動作状態だけをパーソナルコンピュータ21に送出する。このようにすることでパーソナルコンピュータ21の前記表示部には全てのエラー情報ではなく、根源のエラー内容とそのエラーと判定したときの動作状態だけが表示される。
【0043】
例えば、ファン15としてファンA〜ファンDまでの4個のファンを用いて、プロジェクタの所定の部分を冷却するような構造となっており、温度検出部11として温度検出部Aと温度検出部Bの2つの構成とし、温度検出部AでファンAとファンBとで冷却する部分の温度を温度検出部BでファンCとファンDとで冷却する部分の温度を検出しているとき、ファンAの回転が停止したことに起因して温度検出部Aで温度異常を検出したときには、エラー内容として「ファン停止異常」と「温度異常」が、検出結果として「ファンA停止」と「温度検出部Aの温度情報」とが記憶されているので、「温度異常」は「ファンAの回転停止によるもの」であり、「温度検出部には異常がない」ことものと判定し、ファンAそのものが故障したか、あるいはファンAの駆動部も含めた関連する部分に不具合が発生したと判定する。
【0044】
なお、以上のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるところである。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。
【0045】
例えば、装置が故障に至らない範囲で温度異常を検出しないようにしてランプへの電力供給を継続することでプロジェクタを使用可能とするために再読み込みの必要性の確認における適当な回数や適当な時間を設定することである。
【符号の説明】
【0046】
1 映像入力部
2 制御部
2a メモリ制御部
2b 使用時間計時部
2c エラー情報記憶部
2d エラー情報送出部
3 フレームメモリ、
4 DMD制御部
5 ファン駆動部
6 モータ駆動部
7 ランプ駆動部、
8 状態表示部
9 電源部
11 温度検出部
14 DMD
15 ファン、
16 カラーホイール
17 ランプ
21 パーソナルコンピュータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
動作状態検出部と、ここで検出された動作情報と予め設定されている基準情報とから動作の異常を検出して記憶する異常状態記憶部とを備えるプロジェクタであって、
前記異常情報記憶部には異常内容と共に異常と判定されたときの動作状態とを記憶することを特徴とするプロジェクタ。
【請求項2】
請求項1において、さらに、
異常情報記憶部に記憶されている異常内容と異常と判定されたときの動作状態とを読み出し、外部に接続された情報処理装置に送出する異常情報送出部を備えることを特徴とするプロジェクタ。
【請求項3】
請求項2において、異常情報送出部は異常情報記憶部から複数の異常内容と異常と判定されたときの動作状態と読み出したときにはこれらの複数の異常内容に因果関係が成立か否か判定し、因果関係が成立する場合は、その因果関係に基づいて根源の異常内容を導き出し、根源の異常内容と異常と判定したときの動作状態だけ送出するものであることを特徴とするプロジェクタ。
【請求項4】
請求項2において、プロジェクタと情報処理装置との接続はUSBインタフェースであることを特徴とするプロジェクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−237622(P2011−237622A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−109231(P2010−109231)
【出願日】平成22年5月11日(2010.5.11)
【出願人】(000227836)日本アビオニクス株式会社 (197)
【Fターム(参考)】