説明

プロセッサと、複数のボディ部と、を有し、複数の視覚物(visualization)の組み合わせを異なるボディ部の複数の外側表面を用いて少なくとも一面に形成することができるように、各ボディ部が複数の外側表面に視覚物(visualization)を有するベースステーション

本発明は、ボディ部1、3を有するベースステーション100に関する。各ボディ部は、異なるボディ部の複数の外側表面を用いることによって少なくとも一の面で視覚物の組み合わせが形成されるように、視覚物とともに複数の外側表面を有している。また、少なくとも、プロセッサが特定の組み合わせにおいて用いられる各ボディ部の一及び向きを確認することができる手段が各ボディ部にある。さらに、ベースステーションは、少なくとも課題の一部がプリントされた視覚手段7,9を有し、その視覚手段は、課題に対する想定される回答についてプロセッサと通信を行う通信手段を少なくとも有している。予め定められた少なくとも一の面における視覚物の組み合わせとともにボディ部の外側表面を用いることによって形成される回答を介して、少なくとも一の課題の実行は、プロセッサによって確認することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロセッサと、ボディ部とを有し、複数の視覚物(visualization)の組み合わせを異なるボディ部の複数の外側表面を用いて少なくとも一面に形成することができるように、各ボディ部が複数の外側表面に視覚されたもの(visualization)を有するベースステーションに関する。
【背景技術】
【0002】
このようなベースステーションは、それ自体がオランダ特許NL−1,028,435号公報(特許文献1)によって知られている。その特許公報の図5は、ストレージボックス形状を有するベースステーションを示す。そのストレージボックスは、比較的インテリジェントなボディ部に、例えば、新たな視覚物(visualization)など、新たな情報を提供するためのプロセッサを有している。
【0003】
このため、カード形状またはブロック形状のボディ部のタイプに無関係に、当該ボディ部の外側表面を用いて視覚物(visualization)の多くの組み合わせを作成することができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】オランダ特許NL−1,028,435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、ストレージボックスの比較的シンプルなプロセッサは、特に、記憶媒体からボディ部にデータを伝送するために用いられ、また、ディスプレイ上に伝送状態を示すために用いられることが可能となっている。ボディ部のそれ自体の各プロセッサによってボディ部の視覚物(visualization)によって形成される組み合わせをチェックするので、それらのプロセッサにおいては、その視覚物(visualization)によって形成される組み合わせをチェックすることはできない。
【0006】
オランダ特許NL−1,028,435号公報によって知られるボディ部は、当該ボディ部が、例えば、音またイメージなどの、ボディ部の視覚物とともに形成される組み合わせにおける刺激を、ユーザに同時に提供するように、設計されている。この文字の形状は、このようなインテリジェントなボディの製造コストを比較的高くする。
【0007】
また、教訓的な見地から、ボディ部内における刺激の出力が一体化されているため、刺激がユーザにいつも十分に伝達されず、混同されることが知られている。特に、比較的若いユーザにおいて、それは問題となる。
【0008】
したがって、本発明の目的は、教訓的に改良された方法において刺激を発生する比較的堅牢なベースステーションを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の目的は、各ボディ部内に特別な組み合わせで使用される当該各ボディ部の、向きと位置の確認をプロセッサができるようにする少なくとも1つの手段を備えるベースステーションによって達成する。
【0010】
また、ベースステーションは、少なくとも課題の一部が印刷された視覚手段を有し、その視覚手段は、前記課題に対する何れかの回答をそのプロセッサに伝達する少なくとも一の通信手段を有する。少なくとも予め定められた一の面においてボディ部の外側表面上に形成された視覚物の組み合わせを用いることによって形成された回答から、少なくとも一の課題の実行を、そのプロセッサを用いてチェックすることができるようになっている。
【0011】
例えば、本などの印刷された視覚手段は、教訓的に証明された理由によって昔から子どもの教育で用いられている。図や課題を有する本または印刷された図版(Plate)は、その課題を確認することができないので、ユーザとのわずかな双方向性しかなく、または、ユーザとの双方向性が全くない。
【0012】
本発明は、ボディ部と別々に印刷されており、部分的なまたは完全な視覚的な課題を伝達する視覚手段を有する。部分的なまたは想定可能な完全な課題は、ベースステーションによって、触感的、聴感的または触感的及び聴感的な方法において、追加的にサポートされる。このような課題は、ボディ部、好ましくはブロックを用いて実行されるとともに、ボディ部を用いて形成された回答は、ベースステーション内のそのプロセッサによって確認される。
【0013】
このように、ユーザ、特に、子供には、ボディ部を用いることによって対話型のベースステーションが提供される。このステーションは、言語または算術の問題を教育的な方法において扱うことを可能にする。ここで、本発明におけるベースステーションの双方向性は、課題の一部が視覚手段によって例えば図画の形式で表現されるステップから構成される。
【0014】
そして、ベースステーションは、少なくとも一つの回答がある図画における補助的な質問を行ってもよい。回答は、例えばUSB(Universal Serial Bus)や無線のブルートゥースリンクなどの通信手段によってそのプロセッサに転送される。一旦、そのプロセッサが特定の面におけるボディ部を用いて明確にされた正解または不正解の回答を検出すると、ベースステーションは、光を用いて視覚的に、聴覚的に、または、その双方によって回答における反応を実行することができる。
【0015】
ベースステーションは、子供における使用には十分に堅牢であり、例えば、比較的感度のよいコンピュータのスクリーンに比べて、課題を表示するための印刷された視覚手段とともに改良されている。
【0016】
また、本発明のベースステーションは、教育的な環境や家の両方で、教育的で物理的なものとともに、例えばデスクトップやノートパソコンなどのコンピュータの使用を、これまで以上に強力に交代させることを目的としている。
【0017】
オランダ特許1,028,435号公報において説明されたボディ部は、本発明のベースステーションにおいて用いることができる。その場合のボディ部のプロセッサは、当該ボディ部とともに形成された組み合わせを(付加的に)チェックする。しかしながら、例えば、本発明のベースステーションにおいてプロセッサがないボディ部など、好ましくは、あまりインテリジェントでないボディ部を用いることができる。
【0018】
このようなプロセッサがないボディ部は、より堅牢で一般的に長期間の使用に耐え得る。さらに、プロセッサがないボディ部は、バッテリーなどが要求されない。ユーザとベースステーションの双方向性を実現するプロセッサは、本発明のベースステーションに組み込まれている。
【0019】
そして、このベースステーションは、再充電可能なバッテリーなどのエネルギー源が提供され、または、主電源に接続することができる。特に、本発明の対話型ベースステーションは、子供向きであるが、例えば外国語や他の目的などの勉強する大人によって使用もされる。
【0020】
特に好ましい本発明のベースステーションの実施形態は、視覚手段がベースステーションに着脱可能に固定される本または図版(plate)であることを特徴とする。
【0021】
このような種々の視覚手段は、本発明のベースステーションと互換性がある。視覚手段は、好ましくは、本である。また、図版(plate)や当該図版にプリントされた図画を有する同じような物を本発明のベースステーションに使用することが可能である。
【0022】
開いたページの課題、または、関連する図版(plate)上の課題が終了した場合に、または、その他の理由で、ユーザが次のページの課題、または、次の図版(plate)の課題を見る、実行する、または見て実行することを希望した場合に、ユーザは、本のページをめくることにより、または、新しい図版(Plate)をベースステーションに固定することにより、本発明のベースステーションによって実行される過程で、本や着脱可能な図版を積極的に使用する。
【0023】
本発明の単一のベースステーションとの組み合わせにより、複数の着脱可能な本や図版(plate)を使用することが可能なので、一または同一のベースステーションを、幼児のために、幼児向けの本や図版(plate)とともに用いることができるとともに、またそれだけでなく、例えば、10歳の子供のために、その年齢向けの本や図版(plate)を用いることができる。
【0024】
ベースステーションのフレキシブル性は、一つのベースステーションで様々な本を使用することが可能になることによって、大幅に向上している。
【0025】
本は、好ましくは、2ページ以上の課題を提供し、ユーザによって開かれたページを検出する(ベースステーションの)プロセッサと協働する検出手段を有する。前記検出手段は、好ましくは、例えば、IDタグなど、そのプロセッサと通信する少なくとも一の送信機から形成される。RF−IDタグは、比較的安価であり、その寿命は比較的長い。
【0026】
さらに、本は、そのプロセッサがアクセスするメモリ、好ましくは、比較的に堅牢なフラッシュメモリを有する。このメモリは、課題と補足的な遊び方のルールが記憶されている。そのプロセッサは、このメモリに記憶された回答、及び、少なくとも一部に視覚的に表示された課題とともに追加的な指示にアクセスする。例えば、この指示は、場合によっては、少なくても課題に属する一の質問がプロセッサによって制御されたラウドスピーカを介して質問される。
【0027】
ベースステーションは、好ましくは、ボディ部を置くことができるホルダーを有している。ホルダーは、ベースステーションに一体的に形成されていてもよく、着脱可能になっていてもよい。このような着脱可能なホルダーは、例えばブルートゥースを介する無線通信によって、ベースステーションのプロセッサと通信可能となっている。
【0028】
したがって、ホルダーは、ユーザにとって安定的な位置に置かれる。そして、その位置は、本発明の双方向ベースステーションの使用中には、当該ベースステーションから離れた位置に置かれていてもよい。
【0029】
ボディ部は、例えば、実質的に外側表面の各内側に形成されたパッシブなIDタグなどのホルダーと協働する手段を有してもよい。そのタグは、回答が形成されたことを検出することができる(ベースステーションの)プロセッサによってホルダーのボディ部が識別され、かつ、その外側表面の向きが認識されるように、ホルダー内の読取手段によって検出される。ホルダーによっては、外側表面の向きを検出するために、追加されたマグネットが外側表面の角の内側に提供されてもよい。
【0030】
また、ボディ部は、ボディ部を識別するために、それぞれ、異なる磁力特性を有するマグネットを有してもよい。そして、読取手段に関するボディ部における磁力と単一の磁石の位置は、各ボディ部を検出し、また、ボディ部の向きを決定するために、そのプロセッサによって使用される。
【0031】
また、特殊な磁力をボディ部の各外側表面に使用することも可能である。もし、ボディ部に単一の磁石のみ使用された場合には、少なくともホルダーによって部分的に包まれた一のボディ部を除く、全ての外側表面には、ボディ部の向きを確認するために、ホルダー内の読取手段と(ベースステーションの)プロセッサとを用いることが必要である。
【0032】
また、少なくとも一の方向センサとともに、例えば、アクティブRF−IDタグなどの少なくとも一の送信機を用いることが可能である。その送信機は、方向センサによって決定されたボディ部の向きが送信機によって(ベースステーションの)プロセッサに送信されるように、当該プロセッサと通信を行う。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本発明の詳細について、以下に、実施形態と図1を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態は、限定されるべきではない。
【0034】
図1は、本発明のベースステーション100を示す。対話型ベースステーション100は、図1に示された当該ベースステーション100における筐体2の背面に配置された(図示しない)プロセッサを有している。
【0035】
また、ベースステーション100は、複数のブロック形状を有するボディ部1から形成されている。各ブロック形状のボディ部1は、6つの外側表面を有し、各ブロック形状のボディ部の最上部における外側表面3だけが図1に示されている。各ボディ部1の複数の外側表面には、例えば、「b」、「a」または「l」の文字などの視覚物(Visualisation)が形成されている。文字の組み合わせは、3つのボディ部1における複数の外側表面とともに形成され、例えば、「bal」(「ball」のオランダ語のスペル)を形成することができる。
【0036】
各ボディ部1においては、プロセッサと協働し、形成された組み合わせに用いられる各ボディ部1の向きと位置を決定するための(図示しない)少なくとも1つの手段が存在する。例えば、このような手段は、RF−IDタグを介してベースステーション100のプロセッサと通信する方向センサ、または、ボディ部にあるプロセッサを介してベースステーション100のプロセッサと通信する方向センサである。このようなボディ部の例は、NL−1.028.435号公報において知られている。
【0037】
しかしながら、好ましくは、本願発明に係るベースステーション100のボディ部1は、プロセッサを含まない。このようなシンプルなボディ部については、以下にさらに詳細に説明する。
【0038】
また、ベースステーション100は、着脱可能に固定されている本5を有している。本5は、複数のページ7、9とカバー10を有している。図画11、13は、本5の複数のページ7、9に印刷されている。この図画11、13は、ブロック形状のボディ部1とともに実行される課題の一部を示す。本5のカバー10は、ベースステーション100の何れかのサイド上のガイド部材15、17を用いてベースステーション100に固定される。
【0039】
また、このベースステーション100は、ラウドスピーカ21のボリュームを調整するボリュームコントロール19と、それぞれにボディ部1に配置可能な複数の仕切られた区画(Compartment)25から形成されるホルダー23と、を有している。
【0040】
さらに、ベースステーション100には、エネルギー効率の良いLEDによって形成されたライティングユニット27が形成されている。そして、本発明における複数のベースステーションが学校の授業で互いに妨害せずに使うことができるように、ヘッドホンジャック(図示しない)がベースステーション100に形成されている。
【0041】
本5は、ベースステーション100のプロセッサへの命令と課題に対する回答が記憶されたフラッシュメモリ(図示しない)を有している。ベースステーション100のプロセッサは、例えばUSB(Universal Serial ぶs)などのバス手段によって、または、例えばSDカードとカードリーダの接続などのメモリーカードタイプの接続によって、本5のメモリ内の課題に対する想定される回答を調べることができる。
【0042】
本発明のベースステーション100の操作は、以下の通りである。
【0043】
図1に示される本5において、図画11、13は、ボディ部1の支援とともにユーザによって実行される課題の一部を示すものである。この課題は、前のページ上で与えられたプリントされた命令、または、質問の何れかがラウドスピーカ21によってユーザに全て伝達される。
【0044】
例えば、質問またはプリントされた命令は、「絵の中に見える物体は何ですか?」である。言葉として出力される質問を、本5のメモリに記憶されるとともに、USBリンク31を介してプロセッサに伝達することができる。
【0045】
また、予め想定された回答を、ベースステーション100のメモリ(図示しない)に伝送することができる。また、回答においては、ベースステーション100のプロセッサを補助しつつ、本5のメモリ内において、チェックすることが可能となる。
【0046】
例えば、図画7、9に示される物体の一つは、ボール35である(図におけるオランダ語の「bal」)。そして、ユーザは、3つのボディ部1を置くことによって、ホルダー23内に回答「bal」を形成する。
【0047】
好ましくは、ボディ部1は、プロセッサと連携して形成された組み合わせに用いられた各ボディ部1の向きと位置を確かめるための複数の仕切られた区画25と協働する手段(図示しない)を備える。
【0048】
また、好ましくは、ボディ部1のそれぞれは、ベースステーション100のプロセッサ手段によって構成された組み合わせとともに、ボディ部1の上面3の文字及び上面の向きを決定するように、区画25内に読取手段(図示しない)と連携するための、各側面にパッシブなRF−IDタグと各側面の各角にマグネットを有している。
【0049】
そして、ベースステーション100は、ボディ部1によって形成された文字の組み合わせが、開いているページ7、9に属するものとして、本5のメモリから読み出された回答のリストと対応するか否かを決定する。好ましくは、本5のページ7、9は、ベースステーション100のプロセッサと通信を行うそれらの中に組み込まれたRF−IDタグまたは想定される代替え識別手段を有する。ベースステーション100は、開かれたページ7、9内のRF−IDタグから回答のリストを検出することが可能である。
【0050】
ボディ部1によって形成された回答「bal」におけるベースステーション100のプロセッサによる登録と、プロセッサがアクセス可能な回答のリストに対する回答「bal」のチェックは、例えば、回答が正解または不正解の場合には、本のメモリから適した音を再生することを可能にする。また、LED27は、組み合わせが正しいが不完全の場合には青を点灯し、組み合わせが完全に正しい場合には、緑を点灯し、組み合わせが不正解の場合には、赤を点灯する。
【0051】
プレイと命令のルールは、本5のメモリに記憶されており、ベースステーション100内に記憶されていないので、無制限の数の本5をベースステーション100とともに用いることができる。
【0052】
言葉が、上面だけでなく、側面においても形成され、かつ、チェックされるように、文字は、ボディ部の外側表面3上だけでなく、他の表面にも形成される。合計することができるように、または、文字または音楽を作曲する音楽用のシンボル音楽などの代わりに数字及び算術演算子を用いることができる。また、複数のボディ部から寄せ集められた絵がボディ部上に示されてもよい。
【0053】
さらに、有線によってホルダー23とベースステーション100のプロセッサ間における接続リンクを構成し、ベースステーション100から取り外せることができるように、ホルダー23をベースステーション100に着脱可能に固定することも可能である。
【0054】
ただし、ベースステーション100から取り外した場合にユーザがホルダー23を使い続けることができるように、好ましくは、接続リンクは無線手段によって構成されることが望ましい。そして、ボディ部、ホルダーまたはボディ部及びホルダーの手段によって形成されたボディ部の向き及び位置のデータは、本5の代わりに当該接続リンクを介してそのプロセッサに伝送される。例えば、図画がプリントされた合成樹脂プレート(図示しない)は、ベースステーション100と連動し、視覚手段として用いることができる。
【図1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサと複数のボディ部とを有し、異なるボディ部の複数の外側表面を用いることによって、少なくとも一の面に視覚物の組み合わせが形成されるように、各ボディ部が複数の外側表面に視覚物を有するベースステーションであって、
特定の組み合わせにて用いられる前記各ボディ部の向きと位置を前記プロセッサが確認することができるように、少なくとも一の手段が当該各ボディ部に設けられ、
前記ベースステーションが、少なくとも課題の一部がプリントされおり、前記課題に対する何れかの回答を前記プロセッサに送信する少なくとも一の通信手段を有する視覚手段を更に有し、
予め定められた一の面でボディ部の外側表面上における視覚物の組み合わせを用いて形成された回答を介して、少なくとも一の課題の実行を、前記プロセッサを用いて確認することができることを特徴とするベースステーション。
【請求項2】
請求項1に記載のベースステーションにおいて、
前記視覚手段が、本または図版(plate)であって、当該本または図版(plate)がベースステーションに対して着脱可能に固定されることを特徴とするベースステーション。
【請求項3】
請求項2に記載のベースステーションにおいて、
前記本が、少なくとも一部の前記課題を含むページを有し、
前記本が、ユーザによってページが開かれていることを検出するための前記プロセッサと協働する検出手段を有することを特徴とするベースステーション。
【請求項4】
請求項3に記載のベースステーションにおいて、
前記検出手段が、例えば、IDタグなどの前記プロセッサと通信する送信機を少なくとも有することを特徴とするベースステーション。
【請求項5】
先行する請求項(請求項1〜4)の何れかに記載のベースステーションにおいて、
前記視覚手段が、前記プロセッサがアクセスし、少なくとも想定された回答と好ましくは補助的な命令とが記憶されたメモリを有することを特徴とするベースステーション。
【請求項6】
先行する請求項(請求項1〜5)の何れかに記載のベースステーションにおいて、
前記ベースステーションが、前記ボディ部を置くことが可能なホルダーを有することを特徴とするベースステーション。
【請求項7】
請求項6に記載のベースステーションにおいて、
前記ホルダーが、前記ベースステーションに着脱可能に固定されていることを特徴とするベースステーション。
【請求項8】
請求項6または7に記載のベースステーションにおいて、
前記ホルダーが、当該ホルダーに置かれた前記各ボディ部を識別し、当該各ボディ部の向きを識別するための、当該ボディ部の手段と協働する手段を有し、
好ましくは前記ボディ部の上面によって定義される少なくとも一の面におけるそれぞれの当該ボディ部における外側表面上の視覚物の組み合わせが、前記ホルダーを用いて前記プロセッサと通信することができることを特徴とするベースステーション。
【請求項9】
先行する請求項(請求項1〜8)の何れかに記載のベースステーションにおいて、
前記通信手段が、前記視覚手段のメモリと前記プロセッサ間を接続するための、例えば、ブルートゥースなどの無線接続、または、例えば、USB(Universal Serial Bus)などのバスであることを特徴とするベースステーション。
【請求項10】
少なくとも課題の一部がプリントされた視覚手段であって、
メモリと、
請求項1〜9に記載された何れかのベースステーションのプロセッサと通信を行う通信手段と、
を有する視覚手段。

【公表番号】特表2012−501006(P2012−501006A)
【公表日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−524921(P2011−524921)
【出願日】平成21年7月28日(2009.7.28)
【国際出願番号】PCT/NL2009/050464
【国際公開番号】WO2010/024667
【国際公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【出願人】(511049222)ビグル トーイズ ホールディング ビー.ブイ. (1)
【氏名又は名称原語表記】BIGGLE TOYS HOLDING B.V.
【住所又は居所原語表記】Vroenhof 103, NL−6301 KE Valkenburg, Netherlands
【Fターム(参考)】