説明

ヘッドを重くしたアプローチ用短尺ゴルフクラブ

【課題】 難しいとされているアプローチショットやバンカーショットを簡単に打てるように、ヘッドを重くしたアプローチ用短尺ゴルフクラブを提供する。
【解決手段】 ヘッド重量を315g以上と重く形成して、短尺としたシャフトの端にグリップを設け、長いクラブと同様なバランスにしたことを特徴とする、アプローチ用短尺ゴルフクラブ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、難しいとされているアプローチショットやバンカーショットを簡単に打つことが出来るように、ヘッドを重くしたアプローチ用短尺ゴルフクラブに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のアプローチ用ゴルフクラブは、長さが35インチ、身長が175cm以上の人に合わせた長さである。ヘッド重量は300g前後でバランスを合わせ、ライ角度も63度前後になっている。また、先行技術として、ゴルフクラブのシャフト部の重量を2.2g/インチとしたものが知られている(特許文献1)。
【特許文献1】 特開平11−070196
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような問題点があった。
(イ)身長が175cm以下の人は、35インチは長いのでアプローチショットは、クラブを短く持って使う為、ヘッドバランスが軽くなってしまい、ボールに衝撃を与えられず、よけいな力を必要として、コントロールを悪くする原因があった。
(ロ)クラブを短く握ると、ボールに近く構えるようになるので、ライ角度がフラットになり、フエースが開くので力のない打球となり、飛距離のコントロールが難しかった。
本発明は、以上のような問題点を解決する為になされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ヘッド重量を315g以上と重く形成して、短尺としたシャフトの端にグリップを設け、長いクラブと同様なバランスとしたことを特徴とする、アプローチ用短尺ゴルフクラブである。
【発明の効果】
【0005】
1.常にグリップ一杯に持って打てるので、テークバックの大きさで飛距離のコントロールがしやすくなる。
2.ヘッド重量が重いので、軽く打っても飛距離が出せる。
3.ボールに近くアドレスできるので縦振りとなり、方向性が良くなり、スピンが効く。
4.ヘッドが重いので、ラフからでもバンカーからでも楽に出せる。
5.シャフトが短いので、高い球、低い球が打てる。
6.シャフトが短いが、長いクラブと同様な飛距離が出せる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)315g以上と重くしたヘッド(1)に、31.5〜34インチと短くしたシャフト(2)を設ける。
(ロ)シャフト(2)の端にグリップ(3)を装着する。
本発明は、以上のような構造でこれを使用するときは、フルショットからショートアプローチ迄、常にグリップ一杯に握って使用する。短く持つ必要はない。ライ角度もアップライトになっているのでボールに近く構えられる。ヘッドが重いので、力を必要とせず軽く打つことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
【0008】
1.ヘッド
2.シャフト
3.グリップ
4.ライ角度
5.手

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘッド重量を315g以上と重く形成して、短尺としたシャフトの端にグリップを設け、長いクラブと同様なバランスにしたことを特徴とする、アプローチ用短尺ゴルフクラブ。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−220891(P2008−220891A)
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−99863(P2007−99863)
【出願日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【出願人】(507112136)
【Fターム(参考)】