説明

ヘッド保持機構

【課題】ヘッドとプラテンローラとの受像紙搬送方向の相対位置精度だけでなく、プラテンローラの回転軸方向の相対位置精度も向上できるヘッド保持機構を提供する。
【解決手段】 プラテンローラ3と、プラテンローラ3の両端の回転軸3aに環装された一対のベアリング5と、プラテンローラ3との間で受像紙およびインクシートを狭持するヘッド9と、ヘッド9が取り付けられたヘッド取付フレーム7と、ヘッド取付フレーム7に配設され、受像紙搬送方向Aの上流側から一対のベアリング5の外周面に当接する一対のヘッド位置決め板13と、ヘッド位置決め板13の当接面13aが受像紙搬送方向Aの上流側からベアリング5の外周面に当接する様に、ヘッド取付フレーム7を受像紙搬送方向Aに付勢する付勢手段11cとを備え、ヘッド位置決め板13の当接面13aがナイフエッジ状に形成され、ベアリング5の外周面にその周方向にV字溝5aが凹設される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、複写装置等のヘッドを保持するヘッド保持機構に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のヘッド保持機構には、従来例1として、ヘッド両側のヘッド位置決め板とプラテンローラ両側のベアリングとを確実に当接させるため、予圧ばねによりヘッド位置決め板を受像紙搬送方向に付勢することで、ヘッドのヒーターラインとプラテンローラの回転軸との平行度(即ちヘッドとプラテンローラとの受像紙搬送方向の相対位置精度、以下同様)を向上させるものがある(特許文献1)。
【0003】
また従来例2として、ヘッド両側の回動自在のガイドプレートをプラテンローラ両側のベアリングに回動付勢させることで、ヘッドのプラテンローラへの押圧の均一化やヘッドのヒーターラインとプラテンローラの回転軸との平行度を自己修正させるものがある(特許文献2)。
【0004】
また従来例3として、プラテンローラ両端の回動自在のヘッドオープンレバーをセットカバー前方両端の係止爪に係合させることで、ヘッドのヒーターラインとプラテンローラの回転軸との平行度を向上させるものがある(特許文献3)。
【0005】
また従来例4として、プラテンローラの回転軸とヘッド両側の位置決め軸とを側壁に設けられたU字溝に付勢させることで、ヘッドのヒーターラインとプラテンローラの回転軸との平行度を向上させるものがある(特許文献4)。
【0006】
また従来例5として、プラテンローラ両側のテーパー状の軸受けが側壁のテーパー状の受容部分に着脱可能に係合したときに、プラテンローラと軸受けとの間の巻きバネにより軸受けが側壁側に付勢されることで、プラテンローラと側壁との相対位置精度を向上させるものがある(特許文献5)。
【0007】
また従来例6として、ヘッド両端に設けられた位置決め軸とプラテンローラ両側の軸受けに形成されたV溝とを係合させることで、ヘッドのヒーターラインとプラテンローラの回転軸との平行度を向上させるものがある(特許文献6,7)。
【0008】
また従来例7として、外周円筒面の軸方向中央部にV溝を備えた用紙位置決めローラと、V溝に突入可能な厚みを有する用紙押圧用ピンチローラとで用紙を狭持して用紙搬送を行うことで、薄く腰が弱い用紙と厚く越が強い用紙とに応じて用紙の搬送力を制御して、用紙位置決め精度を向上させるものがある(特許文献8)。
【0009】
【特許文献1】特開平05−155100号公報(第3頁、第1図)
【特許文献2】特開平05−309850号公報(第5頁、第1図)
【特許文献3】特開平09−226205号公報(第7頁、第6図)
【特許文献4】特開2002−144611号公報(第7−8頁、第6−8図)
【特許文献5】特開2003−127445号公報(第13頁、第3図)
【特許文献6】特開2000−71489号公報(第9頁、第8図)
【特許文献7】特開2001−138556号公報(第10頁、第8図)
【特許文献8】特開2006−168893号公報(第18頁、第5図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、上記の従来例1〜6では、いずれもヒーターラインとプラテンローラの回転軸との平行度(即ち受像紙搬送方向の相対位置精度)を向上させることはできるが、プラテンローラの回転軸方向の相対位置精度まで向上させることはできない。従って上記の従来例1〜6では、印字作業中のヘッドとプラテンローラとの相対位置(特にプラテンローラの回転軸方向の相対位置)のずれによる色ずれが生じるという問題点がある。
【0011】
また従来例7は、用紙位置決め精度を向上させるものであり、プラテンローラの回転軸方向の相対位置精度を向上させるものではない。従って従来例7でも、印字作業中のヘッドとプラテンローラとの相対位置(プラテンローラの回転軸方向の相対位置および受像紙搬送方向の相対位置)のずれによる色ずれが生じるという問題点がある。
【0012】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、ヘッドとプラテンローラとの受像紙搬送方向の相対位置精度だけでなく、プラテンローラの回転軸方向の相対位置精度も向上することで、印字作業中のヘッドとプラテンローラとの相対位置のずれによる色ずれを防止できるヘッド保持機構を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記課題を解決する為に、本発明の第1の形態に係るヘッド保持機構は、プラテンローラと、前記プラテンローラの両端の回転軸に設けられた一対のベアリングと、前記プラテンローラとの間で受像紙およびインクシートを狭持するヘッドと、前記ヘッドが取り付けられたヘッド取付フレームと、前記ヘッド取付フレームに配設され、受像紙搬送方向の上流側から前記一対のベアリングの外周面に当接する一対のヘッド位置決め板と、前記ヘッド位置決め板の当接面が受像紙搬送方向の上流側から前記ベアリングの外周面に当接する様に、前記ヘッド取付フレームを受像紙搬送方向に付勢する付勢手段とを備え、前記ヘッド位置決め板の前記当接面がナイフエッジ状に形成され、前記ベアリングの外周面にその周方向にV字溝が凹設されるものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明の第1の形態によれば、ヘッド位置決め板の当接面がナイフエッジ状に形成され、ベアリングの外周面にその周方向にV字溝が凹設されているので、付勢手段によりヘッド取付フレームが受像紙搬送方向に付勢されることで、ヘッド位置決め板の当接面のナイフエッジ状の先端部がベアリングのV字溝の頂点に保持され、これによりヘッドとプラテンローラとの受像紙搬送方向の相対位置のずれだけでなく、ヘッドとプラテンローラとのプラテンローラの回転軸方向の相対位置のずれも防止される(従って相対位置精度を向上できる)。従って、印字作業中のヘッドとプラテンローラとの相対位置のずれによる色ずれを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
実施の形態1.
この実施の形態に係るヘッド保持機構1は、図1および図2の様に、プラテンローラ3と、一対のベアリング5と、ヘッド取付フレーム7と、ヘッド9と、一対のヘッド位置決め板13とを備えて主構成される。
【0016】
プラテンローラ3は、円柱形状に形成されており、その両端にそれぞれ、その柱軸線に沿って回転軸3aが突出形成されており、それら各回転軸3aの外周面にそれぞれ、ベアリング5の位置決め用の位置決め部3bが径方向に凸設されている。それら各回転軸3aの外周にはそれぞれ、位置決め部3bの外側に順にベアリング5、巻きバネ3cおよび回転軸3aの先端側を軸支する軸受け3dが設けられている。
【0017】
このプラテンローラ3は、両端の軸受け3dが外枠フレーム等の支持部材11aに固定されることで、支持部材11aに対して回転自在に固定されている。この状態で、ベアリング5は、巻きバネ3cにより位置決め部3b側に付勢されることで、位置決め部3bの位置に位置決めされている。
【0018】
ベアリング5は、プラテンローラ3の両側の回転軸3aの外周にそれぞれ回転自在に設けられており、その外周面にその周方向に断面V字状のV字溝5aが凹設されている。
【0019】
ヘッド取付フレーム7は、例えば矩形形状に形成されており、プラテンローラ3の上方において上下動自在且つ受像紙搬送方向Aに沿って前後動自在に配置されている。またヘッド取付フレーム7には、その下面に、プラテンローラ3との間で受像紙およびインクシートを狭持するヘッド9が取り付けられており、またその両側面には、下方に突出して、その当接面13aが、受像紙搬送方向Aの上流側からベアリング5の外周面のV字溝5aに当接する一対のヘッド位置決め板13が配設されている。
【0020】
またヘッド取付フレーム7には、その上面と上方配置された支持部材11bとの間に、ヘッド取付フレーム7(従ってヘッド9)をプラテンローラ3側に付勢するための付勢手段(例えば巻きバネ)15aが配設されており、またその後面と後方配置された支持部材11cとの間には、ヘッド位置決め板13の当接面13aが受像紙搬送方向Aの上流側からベアリング5の外周面のV字溝5aに当接する様にヘッド取付フレーム7を受像紙搬送方向Aに付勢するための付勢手段(例えば巻きバネ)15bが配設されている。
【0021】
またヘッド位置決め板13の当接面13aは、ナイフエッジ状に形成されており、そのナイフエッジ状の先端部がベアリング5の外周面のV字溝5a内に当接する様になっている。これにより、付勢手段15bによりヘッド取付フレーム7が受像紙搬送方向Aに付勢されることで、図10(a)〜(c)の様に、ヘッド位置決め板13の当接面13aのナイフエッジ状の先端部が、ベアリング5のV字溝5aの内側面に沿ってV字の頂点に誘導されてその頂点に保持される。これにより、ヘッド9とプラテンローラ3との受像紙搬送方向Aの相対位置のずれおよび回転軸3a方向の相対位置のずれが防止される。これにより、例えばヘッド支持アーム(不図示)が弾性変形してもヘッド9がプラテンローラ3に追随移動されてヘッド9とプラテンローラ3との相対位置のずれが常に防止される。
【0022】
またヘッド9の下面には、インクシート19のインクを受像紙17に転写させるための発熱抵抗体の配置ライン(ヒーターライン)9aが受像紙搬送方向Aに直交する方向に形成されている。一対のヘッド位置決め板13はそれぞれ、その当接面13aのナイフエッジ状の先端部とベアリング5の中心線との間の垂直距離W1が、その当接面13aのナイフエッジ状の先端部とヘッド9のヒーターライン9aとの間の垂直距離W2と等しくなる様にヘッド取付フレーム7に配設されている。これにより付勢手段15aによりヘッド取付フレーム7がプラテンローラ3側に付勢されることで、プラテンローラ3により、受像紙17およびインクシート19がヘッド9のヒーターライン9aに有効に押し当てられる様になる。
【0023】
次にこのヘッド保持機構1の動作を説明する。
【0024】
カラー印刷では、イエロー、マゼンタおよびシアンの3色を順に重ねて印刷することで、1画面の印刷が完了する。ここでは文字「A」を印字する場合で説明する。尚、作図便宜上、イエローは3点破線で図示され、マゼンタは2点破線で図示され、シアンは1点破線で図示される。
【0025】
まず1色目(例えばイエロー)を印刷するには、図2の様に、プラテンローラ3とヘッド9との間に受像紙17とイエロー用のインクシート19とを重ねて合わせて配置し、それら受像紙17およびインクシート19をプラテンローラ3とヘッド9とで狭持させる。
【0026】
この状態では、付勢手段15bによりヘッド取付フレーム7が受像紙搬送方向Aに付勢されることで、図10(a)〜(c)の様に、ヘッド位置決め板13の当接面13aのナイフエッジ状の先端部が、ベアリング5のV字溝5aの内側面に沿ってV字の頂点に誘導されてその頂点に保持される。これにより、ヘッド9とプラテンローラ3との受像紙搬送方向Aの相対位置のずれおよび回転軸3a方向の相対位置のずれが防止される。また付勢手段15aによりヘッド取付フレーム7がプラテンローラ3側に付勢されることで、プラテンローラ3により、受像紙17およびインクシート19がヘッド9のヒーターライン9aに有効に押し当てられている。
【0027】
そしてこの状態で、図3および図4の様に、ヘッド9のヒーターライン9aが発熱された状態で、受像紙17およびインクシート19とが互いに同じ速さで(即ち互いにずれない様に)受像紙搬送方向Aに搬送されると、受像紙17の所定位置にイエローの色で文字「A」が転写される。
【0028】
そして1色目のインクの転写が完了すると、ヘッド取付フレーム7が上方移動されてヘッド9とプラテンローラ3とによる受像紙17およびインクシート19の狭持が解除され、この状態で、図5の様に受像紙17がB方向に移動されて元の印字開始位置まで戻されると共に、次の色(例えばマゼンタ)のインクシート19がセットされる。
【0029】
そして図6の様に、イエローの場合と同様に、順にマゼンタおよびシアンの各色の文字「A」が受像紙17のイエローの文字「A」上に重ねて転写されることで、受像紙17上に文字「A」が印字される。その際、受像紙17はプラテンローラ3と密着しながら一体的に搬送されるので、上記の様にヘッド9とプラテンローラ3との受像紙搬送方向Aの相対位置のずれおよび回転軸3a方向の相対位置のずれが防止されていることで、受像紙17上に、各色の文字「A」が図8の様に互いに受像紙搬送方向Aにずれること無くまたは図9の様に互いに回転軸3a方向にずれること無く図7の様に正確に重なり合って、文字「A」が印字される。この様にして文字「A」が印字される。
【0030】
以上の様に構成されたヘッド保持機構1によれば、ヘッド位置決め板13の当接面13aがナイフエッジ状に形成され、ベアリング5の外周面にその周方向にV字溝5aが凹設されているので、付勢手段11cによりヘッド取付フレーム7が受像紙搬送方向Aに付勢されることで、ヘッド位置決め板13の当接面13aのナイフエッジ状の先端部がベアリング5のV字溝5aの頂点に保持され、これによりヘッド9とプラテンローラ3との受像紙搬送方向Aの相対位置のずれだけでなく、ヘッド9とプラテンローラ3とのプラテンローラ3の回転軸3a方向の相対位置のずれも防止できる(従って相対位置精度を向上できる)。従って、印字作業中のヘッド9とプラテンローラ3との相対位置のずれによる色ずれを防止できる。
【0031】
またベアリング5が巻きバネ3cにより位置決め部3b側に付勢されることで、ベアリング5が位置決め部3bの位置に位置決めされるので、プラテンローラ3とベアリング5との回転軸3a方向の相対位置のずれを防止できる。
【0032】
またヘッド位置決め板13の当接面13aとベアリング5の中心線との間の垂直距離W1が、ヘッド位置決め板13の当接面13aとヘッド9のヒーターライン9aとの間の垂直距離W2と等しいので、プラテンローラ3により、受像紙17およびインクシート19がヘッド9のヒーターライン9aに有効に押し当てられる様になる。
【産業上の利用可能性】
【0033】
この発明の適用例として、受像紙に染料を転写して画像を形成する染料熱転写方式のプリンタのサーマルヘッドのヘッド保持機構に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】実施の形態1に係るヘッド保持機構の底面視図である。
【図2】図1のII-II断面図である。
【図3】イエローの印字状態を示す底面透視図である。
【図4】イエローの印字後の受像紙戻し状態を示す底面透視図である。
【図5】受像紙のマゼンタの印字開始位置を示す底面透視図である。
【図6】マゼンターの印字状態を示す底面透視図である。
【図7】印字ずれの無い正常な印字結果を示す図である。
【図8】受像紙搬送方向の印字ずれを示す図である。
【図9】プラテンローラの回転軸方向の印字ずれを示す図である。
【図10】(a)は、ヘッド位置決め板が受像紙搬送方向に移動する状態を示した図であり、(b)は、ヘッド位置決め板の当接面のエッジナイフ状の先端部がベアリングの外周面のV字溝の内側面に沿ってV字の頂点に誘導される状態を示した図であり、(c)は、ヘッド位置決め板の当接面のエッジナイフ状の先端部がベアリングの外周面のV字溝の頂点に保持された状態を示した図である。
【符号の説明】
【0035】
1 ヘッド保持機構、3 プラテンローラ、3a 回転軸、3b ベアリング用の位置決め部、3c 巻きバネ、3d 軸受け、5 ベアリング、5a V字溝、7 ヘッド取付フレーム、9 ヘッド、11a,11b 支持部材、3 ヘッド位置決め板、13a 当接面、15a,15b 付勢手段、17 受像紙、19 インクシート、A 受像紙搬送方向。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラテンローラと、
前記プラテンローラの両端の回転軸に設けられた一対のベアリングと、
前記プラテンローラとの間で受像紙およびインクシートを狭持するヘッドと、
前記ヘッドが取り付けられたヘッド取付フレームと、
前記ヘッド取付フレームに配設され、受像紙搬送方向の上流側から前記一対のベアリングの外周面に当接する一対のヘッド位置決め板と、
前記ヘッド位置決め板の当接面が受像紙搬送方向の上流側から前記ベアリングの外周面に当接する様に、前記ヘッド取付フレームを受像紙搬送方向に付勢する付勢手段とを備え、
前記ヘッド位置決め板の前記当接面がナイフエッジ状に形成され、前記ベアリングの外周面にその周方向にV字溝が凹設されることを特徴とするヘッド保持機構。
【請求項2】
前記プラテンローラの両端の前記回転軸の外周面にそれぞれ、前記ベアリングの位置決め用の位置決め部が径方向に凸設され、その位置決め部の外側に前記ベアリングが設けられ、
前記プラテンローラの両端の前記回転軸の先端側を軸支する軸受けと、
前記回転軸における前記ベアリングと前記軸受けとの間に設けられ、前記ベアリングを前記位置決め部側に付勢する巻きバネと、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のヘッド保持機構。
【請求項3】
前記ヘッド位置決め板の前記当接面と前記ベアリングの中心線との間の垂直距離が、前記ヘッド位置決め板の前記当接面と前記ヘッドにおける前記インクシートのインクを前記受像紙に転写させるためのヒーターラインとの間の垂直距離と等しいことを特徴とする請求項1に記載のヘッド保持機構。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−66801(P2009−66801A)
【公開日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−235144(P2007−235144)
【出願日】平成19年9月11日(2007.9.11)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】