説明

ベーストレッド用ゴム組成物及び空気入り空気入りタイヤ

【課題】転がり抵抗特性及び押出加工性をバランス良く改善できるトレッド用ゴム組成物、及びそれを用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】天然ゴム及びブタジエンゴムの合計含有量が80質量%以上であるゴム成分と、軟化点が−20〜20℃である液状レジンと、カーボンブラック及び/又はシリカとを含有し、上記ゴム成分100質量部に対して、上記液状レジンの含有量が1〜6質量部、上記カーボンブラック及び上記シリカの合計含有量が55質量部以下であるベーストレッド用ゴム組成物に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベーストレッド用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、空気入りタイヤにおいては、転がり抵抗を下げるために、タイヤのエネルギーロスを抑え、転がり抵抗特性を改善するタイヤ配合設計を行ってきた。
【0003】
転がり抵抗特性を改善する方法としては、例えば、カーボンブラック、シリカ等の補強剤の配合量を減じる方法が知られている。しかし、補強剤の量を減らすと、ゴム組成物の形状が安定せず、押出加工性が悪化する傾向があった。
【0004】
また、上記押出加工性の悪化を抑制する方法として、オイルや固体レジンを配合する方法が知られている。しかし、オイルや固体レジンを配合すると、転がり抵抗特性が悪化する傾向があった。
【0005】
このように、転がり抵抗特性と押出加工性は相反する関係にあり、両性能をバランス良く改善する方法が望まれていた。
【0006】
特許文献1には、融点が100〜150℃であるインデン系樹脂を用いてグリップ性能及び耐摩耗性をバランス良く改善することが提案され、特許文献2には、クマロンインデン樹脂などを粘着付与剤として用いてグリップ性能を改善することが提案されている。しかし、これらの文献では、転がり抵抗特性及び押出加工性をバランス良く改善することは検討されていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2006−124601号公報
【特許文献2】特開2001−240704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、前記課題を解決し、転がり抵抗特性及び押出加工性をバランス良く改善できるトレッド用ゴム組成物、及びそれを用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、天然ゴム及びブタジエンゴムの合計含有量が80質量%以上であるゴム成分と、軟化点が−20〜20℃である液状レジンと、カーボンブラック及び/又はシリカとを含有し、上記ゴム成分100質量部に対して、上記液状レジンの含有量が1〜6質量部、上記カーボンブラック及び上記シリカの合計含有量が55質量部以下であるベーストレッド用ゴム組成物に関する。
【0010】
上記カーボンブラック及び上記シリカの合計含有量100質量%中の上記シリカの含有量は40質量%以上であることが好ましい。
【0011】
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製したベーストレッドを有する空気入りタイヤに関する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、天然ゴム及びブタジエンゴムの合計含有量が一定以上であるゴム成分に対して、特定の軟化点を有する液状レジンと、カーボンブラック及び/又はシリカとをそれぞれ所定量配合したゴム組成物であるので、転がり抵抗特性及び押出加工性がバランス良く得られる。従って、該ゴム組成物をベーストレッドに使用することにより、良好な転がり抵抗特性を有するとともに、製造が容易な空気入りタイヤを提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明は、天然ゴム(NR)及びブタジエンゴム(BR)の合計含有量が一定以上であるゴム成分に対して、特定の軟化点を有する液状レジンと、カーボンブラック及び/又はシリカとをそれぞれ所定量配合したゴム組成物である。これらの成分を併用することで、転がり抵抗特性及び押出加工性がバランス良く得られる。
【0014】
本発明のゴム組成物は、ゴム成分として、NR及び/又はBRを含有する。これにより、転がり抵抗特性を改善できる。また、良好な力学強度及び押出加工性が得られるという点から、NRを用いることが好ましい。更に、転がり抵抗特性及び押出加工性がバランス良く得られるとともに、良好な耐亀裂成長性も得られるという点から、NR及びBRを併用することが好ましい。なお、NR、BRとしては特に限定されず、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。
【0015】
ゴム成分100質量%中のNRの含有量は、好ましくは20質量%以上、より好ましくは50質量%以上、更に好ましくは80質量%以上である。20質量%未満であると、転がり抵抗特性及び押出加工性がバランス良く得られないおそれがある。また、力学強度を充分に向上できないおそれもある。該NRの含有量は、好ましくは95質量%以下、より好ましくは90質量%以下である。95質量%を超えると、BRの含有量が少なくなり、充分な耐亀裂成長性が得られないおそれがある。
【0016】
ゴム成分100質量%中のBRの含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上である。5質量%未満であると、充分な耐亀裂成長性が得られないおそれがある。該BRの含有量は、好ましくは50質量%以下、より好ましくは40質量%以下、更に好ましくは30質量%以下である。50質量%を超えると、NRの含有量が少なくなり、転がり抵抗特性及び押出加工性がバランス良く得られないおそれがある。また、力学強度を充分に向上できないおそれもある。
【0017】
ゴム成分100質量%中のNR及びBRの合計含有量は、80質量%以上、好ましくは85質量%以上、更に好ましくは90質量%以上である。80質量%未満であると、充分な転がり抵抗特性が得られないおそれがある。なお、NR及びBRの合計含有量の上限は特に限定されず、100質量%であってもよい。
【0018】
なお、本発明のゴム組成物はNR及びBR以外のゴム成分を使用してもよく、例えば、エポキシ化天然ゴム(ENR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルニトリル(NBR)、イソモノオレフィンとパラアルキルスチレンとの共重合体のハロゲン化物など、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。
【0019】
本発明のゴム組成物は、特定の軟化点を有する液状レジンを含有する。上記液状レジンは軟化点が固体レジンに比べて低く、転がり抵抗特性に相関があると考えられる70℃では液状である。したがって、液状レジンを配合すると、ポリマーが動き易くなることでエネルギーロスが少なくなり、転がり抵抗特性が改善されると考えられる。
【0020】
上記液状レジンとしては、例えば、液状クマロンインデン樹脂、液状インデン樹脂、液状α−メチルスチレン樹脂、液状ビニルトルエン樹脂、液状ポリイソペンタン樹脂などの液状の石油系又は石炭系樹脂などが挙げられる。なかでも、NR及びBRを併用したゴム組成物の転がり抵抗を低減できるという点から、液状クマロンインデン樹脂が好ましい。
【0021】
上記液状レジンの軟化点は、−20℃以上、好ましくは−5℃以上、より好ましくは0℃以上である。−20℃未満であると、液状レジンの粘度が低くなり過ぎて、ゴム成分との混練性が悪化する傾向がある。また、上記液状レジンの軟化点は、20℃以下、好ましくは19℃以下、より好ましくは17℃以下である。20℃を越えると、エネルギーロスが大きくなり、転がり抵抗特性が悪化する傾向がある。
なお、本明細書において、軟化点とは、JIS K 6220に規定される軟化点を環球式軟化点測定装置で測定し、球が降下した温度である。
【0022】
上記液状レジンの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、1質量部以上、好ましくは2質量部以上である。1質量部未満であると、転がり抵抗特性を充分に改善できないおそれがある。また、上記液状レジンの含有量は、6質量部以下、好ましくは5質量部以下である。6質量部を超えると、押出加工性の改善効果が大きくなる一方で、転がり抵抗特性が悪化する傾向がある。
【0023】
本発明のゴム組成物は、補強剤として、カーボンブラック及び/又はシリカを含有する。これにより、補強性が得られ、良好な押出加工性を確保することができる。
【0024】
カーボンブラックとしては特に限定されず、SAF、ISAF、HAF、FF、GPFなど、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。
【0025】
カーボンブラックのチッ素吸着比表面積(NSA)は、好ましくは30m/g以上、より好ましくは50m/g以上である。30m/g未満であると、充分な補強性が得られないおそれがある。また、カーボンブラックのNSAは、好ましくは120m/g以下、より好ましくは80m/g以下である。120m/gを超えると、未加硫ゴム組成物の粘度が高くなり、混練加工性が悪化する傾向がある。
なお、カーボンブラックのNSAは、JIS K6217のA法によって求められる。
【0026】
シリカとしては特に限定されず、湿式法シリカ(含水シリカ)、乾式法シリカ(無水シリカ)など、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。
【0027】
シリカのチッ素吸着比表面積(NSA)は、好ましくは80m/g以上、より好ましくは120m/g以上、更に好ましくは150m/g以上である。80m/g未満であると、充分な補強性が得られないおそれがある。また、シリカのNSAは、好ましくは250m/g以下、より好ましくは200m/g以下である。250m/gを超えると、未加硫ゴム組成物の粘度が高くなり、混練加工性が悪化する傾向がある。
なお、シリカのNSAは、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
【0028】
本発明のゴム組成物がシリカを含有する場合、シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは10質量部以上、より好ましくは20質量部以上、更に好ましくは30質量部以上である。10質量部未満であると、充分な補強効果が得られないおそれがある。該シリカの含有量は、好ましくは55質量部以下である。55質量部を超えると、未加硫ゴム組成物の粘度が高くなり、混練加工性が悪化するおそれがある。また、転がり抵抗特性が悪化するおそれもある。
【0029】
本発明のゴム組成物にカーボンブラックを含有する場合、カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは5質量部以上、より好ましくは10質量部以上、更に好ましくは20質量部以上である。5質量部未満であると、充分な補強効果が得られないおそれがある。該カーボンブラックの含有量は、好ましくは55質量部以下、好ましくは40質量部以下である。55質量部を超えると、転がり抵抗特性が悪化する傾向がある。
【0030】
シリカ及びカーボンブラックの合計含有量は、ゴム成分100質量部に対して、55質量部以下、好ましくは45質量部以下、より好ましくは40質量部以下、更に好ましくは35質量部以下である。55質量部を越えると、転がり抵抗特性が悪化し、転がり抵抗特性及び押出加工性を両立できないおそれがある。また、該合計含有量は、好ましくは10質量部以上、より好ましくは20質量部以上、更に好ましくは25質量部以上である。10質量部未満の場合、充分な押出加工性を確保できないおそれがある。
【0031】
シリカ及びカーボンブラックの合計含有量100質量%中のシリカの含有量は、好ましくは40質量%以上である。40質量%未満の場合、シリカを配合した効果が充分に得られないおそれがある。
【0032】
シリカは、シランカップリング剤と併用することが好ましい。シランカップリング剤としては、ゴム工業において、従来からシリカと併用される任意のシランカップリング剤を使用することができ、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィドなどのスルフィド系、3−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどのメルカプト系、ビニルトリエトキシシランなどのビニル系、3−アミノプロピルトリエトキシシランなどのアミノ系、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシランのグリシドキシ系、3−ニトロプロピルトリメトキシシランなどのニトロ系、3−クロロプロピルトリメトキシシランなどのクロロ系などが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、スルフィド系が好ましく、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィドがより好ましい。
【0033】
シランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは1質量部以上、より好ましくは2質量部以上、更に好ましくは4質量部以上である。1質量部未満では、充分なゴム強度を確保できないおそれがある。また、該シランカップリング剤の含有量は、好ましくは20質量部以下、より好ましくは10質量部以下である。20質量部を超えると、コストの増加に見合った効果が得られない傾向がある。
【0034】
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、従来ゴム工業で使用される配合剤、例えば、ステアリン酸、酸化防止剤、老化防止剤、加硫促進剤、ワックス、軟化剤などを必要に応じて配合してもよい。
【0035】
上記液状レジンは、ゴム組成物を軟化する作用を有している。したがって、上記液状レジンを用いることで、ゴム組成物中のオイルを減量し、オイルによる性能低下(転がり抵抗の増大など)を防止できる。
【0036】
オイルの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは5質量部以下、より好ましくは4質量部以下、更に好ましくは3.5質量部以下、特に好ましくは3.2質量部以下である。また、オイルの含有量は、0質量部(含有しない)であってもよい。
【0037】
本発明のゴム組成物を用い、通常の方法で本発明の空気入りタイヤを製造することができる。すなわち、前記ゴム組成物を用いてベーストレッドを作製し、他の部材とともに貼り合わせ、タイヤ成型機上にて加熱加圧することにより製造できる。
【0038】
本発明の空気入りタイヤは、乗用車、トラック、バス等に用いることができる。
【実施例】
【0039】
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
【0040】
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
NR:RSS#3
BR:宇部興産(株)製のBR150B
SBR:JSR(株)製のSBR1502
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のN351(NSA:69m/g)
シリカ:デグッサ社(株)製のウルトラシルVN3(NSA:175m/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
オイル:出光興産(株)製のダイアナプロセスAH−24
固体レジン:エクソン化学製のエスコレッツ1102(C系樹脂、軟化点:97〜103℃)
液状レジン:Rutgers Chemicals社製のNovares C10(液状クマロンインデン樹脂、軟化点:5〜15℃)
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックN
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸「椿」
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛
硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤NS:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS
【0041】
実施例1〜3及び比較例1〜8
表1に示す配合処方に従い、1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄及び加硫促進剤以外の薬品を混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄及び加硫促進剤を添加し、オープンロールを用いて混練りし、未加硫ゴム組成物を得た。更に、得られた未加硫ゴム組成物を、2mm厚の金型を用いて150℃で30分間プレス加硫し、加硫ゴムシートを得た。
【0042】
上記未加硫ゴム組成物及び加硫ゴムシートを用いて以下の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0043】
(転がり抵抗指数)
粘弾性スペクトロメーターVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度70℃、初期歪み10%、動歪み2%の条件下で上記加硫ゴムシートのtanδを測定し、比較例1の転がり抵抗指数を100として、下記計算式により指数表示した。指数が大きいほど、転がり抵抗特性が優れることを示す。
(転がり抵抗指数)=(比較例1のtanδ)/(各配合のtanδ)×100
【0044】
(押出加工性)
上記未加硫ゴム組成物のロール通過しやすさ、押出後のゴム肌(表面形状)を目視で観察し、5点満点で評価した。5に近いほど押出加工性に優れることを示す。
【0045】
【表1】

【0046】
表1より、所定量の液状レジンを配合した実施例は、それぞれ対応する比較例よりも転がり抵抗特性及び押出加工性が良好であった。
【0047】
比較例2は、比較例1の配合からカーボンブラックを減量することにより、転がり抵抗特性は改善したが、押出加工性が悪化した。
【0048】
比較例3は、比較例2の配合からオイルの一部を固体レジンに置換することにより、押出加工性は改善したが、転がり抵抗特性が悪化した。
【0049】
比較例4は、比較例2の配合からオイルを増量することにより、押出加工性は改善したが、転がり抵抗特性が悪化した。
【0050】
比較例5は、カーボンブラックの含有量が多いため、液状レジンを配合しても転がり抵抗特性が改善されず、押出加工性も悪化した。
【0051】
比較例6は、液状レジンの含有量が多いため、押出加工性は改善されたが、転がり抵抗特性が悪化した。
【0052】
比較例7は、比較例2の配合からBRをSBRで置換することにより、押出加工性は改善されたが、転がり抵抗特性が悪化した。
【0053】
比較例8は、比較例1の配合からカーボンブラックをシリカで置換することにより、転がり抵抗特性が改善されたが、押出加工性が悪化した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天然ゴム及びブタジエンゴムの合計含有量が80質量%以上であるゴム成分と、軟化点が−20〜20℃である液状レジンと、カーボンブラック及び/又はシリカとを含有し、
前記ゴム成分100質量部に対して、前記液状レジンの含有量が1〜6質量部、前記カーボンブラック及び前記シリカの合計含有量が55質量部以下であるベーストレッド用ゴム組成物。
【請求項2】
前記カーボンブラック及び前記シリカの合計含有量100質量%中の前記シリカの含有量が40質量%以上である請求項1記載のベーストレッド用ゴム組成物。
【請求項3】
請求項1又は2記載のゴム組成物を用いて作製したベーストレッドを有する空気入りタイヤ。

【公開番号】特開2011−144322(P2011−144322A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−8286(P2010−8286)
【出願日】平成22年1月18日(2010.1.18)
【出願人】(000183233)住友ゴム工業株式会社 (3,458)
【Fターム(参考)】