ボルトナットを利用したハンドル型上下可動固定装置。
【課題】 小型船舶運搬トレーラー１台で、多様な船底形状と、異なる船幅の小型船舶を安全に運搬することができるようにする。
【解決手段】 小型船舶運搬トレーラー１７後部に、ハンドル型上下可動固定装置１、バネ型上下可動固定装置７、台座１１をセットにした可動固定装置を左右対称に取り付け運搬する船舶をトレーラーに積載し、左右対称に取付けたハンドル型可動固定装置１のハンドル３を右又は左に回転し、台座１１を上下降させ船底形状に合せる、バネ型上下可動固定装置７は、内蔵されたコイルバネ８効果により上下降することで、ハンドル型可動固定装置１と一体化を可能としている。
【解決手段】 小型船舶運搬トレーラー１７後部に、ハンドル型上下可動固定装置１、バネ型上下可動固定装置７、台座１１をセットにした可動固定装置を左右対称に取り付け運搬する船舶をトレーラーに積載し、左右対称に取付けたハンドル型可動固定装置１のハンドル３を右又は左に回転し、台座１１を上下降させ船底形状に合せる、バネ型上下可動固定装置７は、内蔵されたコイルバネ８効果により上下降することで、ハンドル型可動固定装置１と一体化を可能としている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、小型船舶運搬トレーラー後部左右対称に取付けた、ハンドル型上下可動固定装置により、さまざまな形状の小型船舶の船底並び船幅に対応し、且つ安全に運搬するためのものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の小型船舶運搬トレーラーは、船舶を安全に固定し運搬するかを問われていた為、一定の船底形状にあわせ台座間隔を固定する方法で、積載した状態での調整は不可能であった、また、運搬時の横転防止として、トレーラー後部両側面にスチールパイプ等を垂直に立てる方式で安定性に欠けていた。本発明は、船舶固定台座が上下降できる新技術で、トレーラー文献、特開公報にも比較する技術はないものである。（例えば、非特許文献１参照）
【非特許文献１】アメリカ「イーゼットローダー、ボートトレーラーカタログ２００５」イーゼットローダー社、２００５年、Ｐ４−５、Ｐ８−９、
【発明の開示】
【発明が解決しょうとする課題】
【０００３】
従来の船舶固定装置は、一定の船底形状にあわせ固定する方式と、トレーラー後部両側面に立てた支柱支持方式で、走行中の振動又は、道路の屈折等で船体の移動若しくは横揺れによる危険性を含んでいた。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、小型船舶運搬トレーラー後部に取付けたボルトナット及び、コイルバネを利用したハンドル型上下可動固定装置である。
【発明の効果】
【０００５】
このようにすれば、多種多様な小型船舶の船底形状への対応と、船底形状を利用して船幅の異なる船舶の運搬が一台のトレーラーで可能となり、また、上下可動固定装置を積載する船舶の船底形状に調整すれば、台座上に設けた三角形木台効果により、水中から船舶を積載する場合、トレーラー中心への積載が確実となり、又、運搬時の振動或いは道路の屈折等による、左右への移動防止と船底保護も兼ね備えたものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
本発明は、多様な船底形状の小型船舶を運搬することを可能にし、且つ安全面についても考慮している。それを図面について説明すれば、ハンドル型上下可動固定装置本体１にボルト２を内蔵し、ボルト２下部へ取外し式ハンドル３を取付ける、ハンドル型上下可動固定装置上部４にナット５を取付け、上部に台座１１の取付け金具６をつける、ハンドル型上下可動固定装置本体１のボルト２と、ハンドル型上下可動固定装置上部４のナット５を組み立てる、次に、バネ型可動固定装置本体７にコイルバネ８を内蔵し、バネ型可動固定装置上部９を組み立て、上部に台座１１の取付け金具１０をつける、台座１１の取付け部１２と、ハンドル型可動固定装置上部４の台座１１取付け金具６をボルトナット１４にて組立てる、同様に、バネ型可動固定装置上部９の台座１１取付け金具１０と、台座１１の取付け部１３をボルトナットにて組立て、台座１１に三角形状の木台１５を木捻子１６で取付ける、上記の如く組立てた可動固定装置をトレーラー１７後部に左右対称に取付ける。本案は、以上のような構造であるから、多様な船底形状の小型船舶の運搬と、数種の船体幅にも対応でき、且つ安全に固定し運搬する事ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】ハンドル型可動固定装置及び、バネ型可動固定装置の斜視図である。
【図２】台座の正面図、側面図、底面図である。
【図３】ハンドル型可動固定装置の正面図、側面図、上面図、底面図である。
【図４】バネ型可動固定装置の正面図、側面図、上面図である。
【図５】可動固定装置の取付け図である。
【符号の説明】
【０００８】
１ ハンドル型上下可動固定装置本体
２ ボルト
３ ハンドル
４ ハンドル型上下可動固定装置上部
５ ナット
６ 台座取付け金具
７ バネ型可動固定装置本体
８ コイルバネ
９ バネ型可動固定装置上部
１０ 台座取付け金具
１１ 台座
１２ 台座取付け部
１３ 台座取付け部
１４ ボルト、ナット
１５ 木台
１６ 木捻子
１７ 小型船舶運搬トレーラー
【技術分野】
【０００１】
本発明は、小型船舶運搬トレーラー後部左右対称に取付けた、ハンドル型上下可動固定装置により、さまざまな形状の小型船舶の船底並び船幅に対応し、且つ安全に運搬するためのものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の小型船舶運搬トレーラーは、船舶を安全に固定し運搬するかを問われていた為、一定の船底形状にあわせ台座間隔を固定する方法で、積載した状態での調整は不可能であった、また、運搬時の横転防止として、トレーラー後部両側面にスチールパイプ等を垂直に立てる方式で安定性に欠けていた。本発明は、船舶固定台座が上下降できる新技術で、トレーラー文献、特開公報にも比較する技術はないものである。（例えば、非特許文献１参照）
【非特許文献１】アメリカ「イーゼットローダー、ボートトレーラーカタログ２００５」イーゼットローダー社、２００５年、Ｐ４−５、Ｐ８−９、
【発明の開示】
【発明が解決しょうとする課題】
【０００３】
従来の船舶固定装置は、一定の船底形状にあわせ固定する方式と、トレーラー後部両側面に立てた支柱支持方式で、走行中の振動又は、道路の屈折等で船体の移動若しくは横揺れによる危険性を含んでいた。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、小型船舶運搬トレーラー後部に取付けたボルトナット及び、コイルバネを利用したハンドル型上下可動固定装置である。
【発明の効果】
【０００５】
このようにすれば、多種多様な小型船舶の船底形状への対応と、船底形状を利用して船幅の異なる船舶の運搬が一台のトレーラーで可能となり、また、上下可動固定装置を積載する船舶の船底形状に調整すれば、台座上に設けた三角形木台効果により、水中から船舶を積載する場合、トレーラー中心への積載が確実となり、又、運搬時の振動或いは道路の屈折等による、左右への移動防止と船底保護も兼ね備えたものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
本発明は、多様な船底形状の小型船舶を運搬することを可能にし、且つ安全面についても考慮している。それを図面について説明すれば、ハンドル型上下可動固定装置本体１にボルト２を内蔵し、ボルト２下部へ取外し式ハンドル３を取付ける、ハンドル型上下可動固定装置上部４にナット５を取付け、上部に台座１１の取付け金具６をつける、ハンドル型上下可動固定装置本体１のボルト２と、ハンドル型上下可動固定装置上部４のナット５を組み立てる、次に、バネ型可動固定装置本体７にコイルバネ８を内蔵し、バネ型可動固定装置上部９を組み立て、上部に台座１１の取付け金具１０をつける、台座１１の取付け部１２と、ハンドル型可動固定装置上部４の台座１１取付け金具６をボルトナット１４にて組立てる、同様に、バネ型可動固定装置上部９の台座１１取付け金具１０と、台座１１の取付け部１３をボルトナットにて組立て、台座１１に三角形状の木台１５を木捻子１６で取付ける、上記の如く組立てた可動固定装置をトレーラー１７後部に左右対称に取付ける。本案は、以上のような構造であるから、多様な船底形状の小型船舶の運搬と、数種の船体幅にも対応でき、且つ安全に固定し運搬する事ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】ハンドル型可動固定装置及び、バネ型可動固定装置の斜視図である。
【図２】台座の正面図、側面図、底面図である。
【図３】ハンドル型可動固定装置の正面図、側面図、上面図、底面図である。
【図４】バネ型可動固定装置の正面図、側面図、上面図である。
【図５】可動固定装置の取付け図である。
【符号の説明】
【０００８】
１ ハンドル型上下可動固定装置本体
２ ボルト
３ ハンドル
４ ハンドル型上下可動固定装置上部
５ ナット
６ 台座取付け金具
７ バネ型可動固定装置本体
８ コイルバネ
９ バネ型可動固定装置上部
１０ 台座取付け金具
１１ 台座
１２ 台座取付け部
１３ 台座取付け部
１４ ボルト、ナット
１５ 木台
１６ 木捻子
１７ 小型船舶運搬トレーラー
【特許請求の範囲】
【請求項１】
小型船舶運搬トレーラー後部に取付けた、ボルトナット及び、コイルバネを利用した、ハンドル型上下可動固定装置。
【請求項１】
小型船舶運搬トレーラー後部に取付けた、ボルトナット及び、コイルバネを利用した、ハンドル型上下可動固定装置。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開２００６−２４８５００（Ｐ２００６−２４８５００Ａ）
【公開日】平成１８年９月２１日（２００６．９．２１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−１０９１６１（Ｐ２００５−１０９１６１）
【出願日】平成１７年３月８日（２００５．３．８）
【出願人】（５０５０８９２３４）
【公開日】平成１８年９月２１日（２００６．９．２１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年３月８日（２００５．３．８）
【出願人】（５０５０８９２３４）
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