説明

ポケットインポケット

【課題】エプロンやユニフォームのポケットに入れて使用することで、ポケットの中の文具や小物類を整理できる、ポケットインポケットを提供する。
【解決手段】布製の袋状のポーチに、小物類を入れる小さなポケットを設けたことを特徴とするポケットインポケット。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エプロンやユニフォームのポケットに入れて、ポケット内の文具・小物類を整理するためのポケット用ポーチに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ポケット用のペンケースがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
それには次のような問題点があった。
(イ)革製で硬さがあり、底の部分で縫い合わせている構造のために入り口部分から底の部分にかけて狭くなっており、ペン類を押し込むように差し込まなければならず、使いにくさを感じた。
(ロ)小物類を入れる小さなポケットが付いていないため、印鑑やリップクリーム、目薬などの小さな小物は入れることができなかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
柔らかさがあり型崩れしにくい、キルティングやラミネート加工の布地を使用する。
ポーチの口の部分は広く開いたままの形で、底の部分には縫い合わせを設けず、ペン類を差し込まずにポンポンと入れることができるようにする。
ポーチの中には仕切りを設けず、ハサミ・定規・メモ帳などの文具も入れることができるようにする。
ポーチの正面片側に小物用の小さなポケットを設けて、ペン類と小物類を分けて収納できるようにする。
以上を特徴とするポケットインポケットである。
【発明の効果】
【0005】
ポケットにポンポンと物を入れることができ、ペン類と小物類を分けて収納できるため、ポケットの中が整理される。
ペンやマジック等による、ポケットのインク汚れを防げる。
エプロンやユニフォームを着替える際には、ポーチごと中身を移動できるため、移し換えが簡単で移し忘れも防げる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の使用状態の正面図
【図2】本発明の背面図
【図3】本発明の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)キルティングまたはラミネート加工の布地で袋状のポーチ(2)を作製する。キルティング生地を使用する場合は、入り口部分に厚みが出ないよう、バイアステープ(1)で始末する。
(ロ)ポーチの高さは、ペン類が全て隠れない長さとし、横幅はペン類が真横に倒れない幅とする。
(ハ)ポーチの片側に小さなポケット(3)を設けて、印鑑等の小物が入るようにする。
本発明は以上のような構造で、これを使用する時は、エプロン・ユニフォームのポケットにこのポーチを入れ、ペン類(4)・ハサミ(5)・定規(6)等は(8)の部分へ入れて、印鑑・リップクリーム・目薬等の小さな小物(7)は(9)の部分へ入れて使用する。
ポーチの横幅をペンの長さより狭くしていることにより、ペン類はポンポンと入れるだけでも真横に倒れてしまうことはないが、入り口部分の厚みを少なくしているため、ペン類をポーチの縁に挟んで使用することもできる。
【符号の説明】
【0007】
1 バイアステープ
2 袋状のポーチ
3 小物用ポケット
4 ペン
5 ハサミ
6 定規
7 印鑑等の小物
8 文具類を入れる部分
9 小物類を入れる部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
布製の袋状のポーチの片側に、小物用のポケットを設け、エプロンやユニフォームのポケットに入れて使用することでポケット内を整理できることを特徴とするポケットインポケット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−75134(P2013−75134A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−229260(P2011−229260)
【出願日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【出願人】(511252637)
【Fターム(参考)】