説明

マイナスイオン発生加工花

【課題】 従来の鉢植えした花木は、開花期間は短く、また常に手入れをしなければ枯れてしまい、人の目を通しての安らぎや、発生するマイナスイオンによる種々の効果も失われてしまうものであった。
【解決手段】 本発明のマイナスイオン発生加工花は、加工花の表面に、マイナスイオン発生粉体組成物を含有する合成樹脂組成物が塗布・乾燥されてなる加工花において、前記合成樹脂組成物中に、トルマリン粉末(比重A、平均粒子径a)と電融安定化酸化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末(比重B、平均粒子径b)との混合粉末であって、トルマリン粉末100重量部に対し電融安定化酸化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末が100Bb3/3Aa3〜1000Bb3/Aa3重量部が配合されてなるマイナスイオン発生粉体を、合成樹脂組成物100重量部に対し40〜70重量部を含有させてなるマイナスイオン発生加工花である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トルマリン粉末、ジルコニウム化合物を含有した合成樹脂組成物をドライフラワーやプリザーブドフラワー等の加工花に塗布してなるマイナスイオン発生花に関し、更に詳しくは、トルマリンによって発生するマイナスイオンによりドライフラワーやプリザーブドフラワーが飾られている空間のトルマリンによるマイナスイオン化の効果を安全に高めることができると共に、花の色変化が少なく、しかも、花のみずみずしさを長期にわたり保持できるようにしたマイナスイオン発生加工花に関するものである。
【背景技術】
【0002】
鉢植えした花木や観葉植物などを部屋の空間に飾ると、部屋に居住する人の目を通しての安らぎが得られると共に、花木や観葉植物からマイナスイオンが発生し、マイナスイオンは人体に対して新陳代謝の促進、血行促進、鎮痛、快眠、鎮咳、制汗、食欲増進、血圧降下、疲労防止等の効果があり、住空間として好ましいものである。
【特許文献1】特開2002−302665号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、鉢植えした花木は、花が咲いている期間は短く、また鉢植え植物は常に手入れをしなければ枯れてしまい、人の目を通しての安らぎや、花木や鉢植え植物から発生するマイナスイオンによる種々の効果も失われてしまうものである。
【0004】
花木の手入れをしなくても、花の美しさを長期に亘り保持するものとして、ドライフラワーやプリザーブドフラワーが知られている。ドライフラワーやプリザーブドフラワーを部屋に飾り、美しい花を見て安らぎを得ることは可能であるが、ドライフラワーやプリザーブドフラワーからはマイナスイオンは発生せず、マイナスイオンによる新陳代謝の促進、血行促進、鎮痛、快眠、鎮咳、制汗、食欲増進、血圧降下、疲労防止等の効果を得ることはできないものであった。
【0005】
ドライフラワーは花の水分を完全に乾燥させてものであり、容易に折れてしまったり花弁が破損してしまい、長期間部屋に飾ることができないという問題があった。また、プリザーブドフラワーは、花の内部の樹液を抜き取ると同時に花を脱色し、次いでグリセリンを主成分とする保存液を飽和状態になるまで浸透させると同時に花を染色(染色しない場合には保存液中に染料を配合しない)させたもので、生花のような状態で数か月も保存ができ、また生花の柔軟性も保持するものであるが、次第に保存液が蒸散し、数ヶ月で枯れた状態になってしまうものであった。特に、部屋の窓際に飾ったときは可視光線や紫外線を多く受けるために花の細胞の劣化も起き、より早く枯れた状態になってしまうものであった。
【0006】
本発明者等は、鋭意研究の結果、マイナスイオンを発生するトルマリン粉末を応用する方法を検討し、トルマリンのマイナスイオン発生機能を向上させ、外的作用を働かせなくても常時マイナスイオンを発生させることができ、しかも希有元素類を含有する、フェルグソン石、モナズ石、バストネス石、ゼノタイム、コルンブ石、ベタホ石、サマルスキー石、ユークセン石、タンタル石、閃ウラン鉱、方トリウム石、カルノー石、ガドリアン石などの鉱石粉末を混合することなく、これらの鉱石が発する放射線によるマイナス面を解決した安全な粉体組成物を応用し、本発明を完成させたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記粉体組成物を合成樹脂組成物に配合し、これをドライフラワーやプリザーブドフラワーに塗布・乾燥させてなるもので、静止状態でも安定的にマイナスイオンを多く発生させ、しかもマイナスイオンによる人体の新陳代謝の促進、血行促進、鎮痛、快眠、鎮咳、制汗、食欲増進、血圧降下、疲労防止等の効果を得ることができるばかりでなく、ドライフラワーやプリザーブドフラワーの表面に、マイナスイオン発生粉体組成物を含有する合成樹脂組成物の塗膜が形成されるので、可視光線や紫外線の影響を直接受けず、しかも保存液の蒸散も塗膜により防ぐことができ、長期間にわたり褪色せず、みずみずしさを保持できるマイナスイオン発生加工花を提供するものである。
【0008】
すなわち、上記従来技術の有する課題を解決するため本発明の請求項1記載のマイナスイオン発生加工花は、ドライフラワー及びプリザーブドフラワー等の加工花の表面に、マイナスイオン発生粉体組成物を含有する合成樹脂組成物が塗布・乾燥されてなる加工花において、前記合成樹脂組成物中に、トルマリン粉末(比重A、平均粒子径a)と電融安定化酸化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末(比重B、平均粒子径b)との混合粉末であって、トルマリン粉末100重量部に対し電融安定化酸化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末が100Bb3/3Aa3〜1000Bb3/Aa3重量部が配合されてなるマイナスイオン発生粉体を、合成樹脂組成物100重量部に対し40〜70重量部を含有させてなるマイナスイオン発生加工花である。
このマイナスイオン発生加工花によれば、電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物の粉末によりトルマリン粉末のマイナスイオン発生の働きが向上されると共に、常時安定的にマイナスイオンが発生され、人の目を通して安らぎを得られるばかりでなく、マイナスイオンによる人体の新陳代謝の促進、血行促進、鎮痛、快眠、鎮咳、制汗、食欲増進、血圧降下、疲労防止等の効果を得ることができるものである。
【0009】
また、本発明の請求項2記載のマイナスイオン発生加工花は、ドライフラワー及びプリザーブドフラワー等の加工花の表面に、マイナスイオン発生粉体組成物を含有する合成樹脂組成物が塗布・乾燥されてなる加工花において、前記合成樹脂組成物中に、トルマリン粉末(比重A、平均粒子径a)と電融安定化酸化ジルコニウム粉末(比重C、平均粒子径c)との混合粉末であって、トルマリン粉末100重量部に対して電融安定化酸化ジルコニウム粉末が25Cc3/Aa3〜1000Cc3/Aa3重量部配合されてなるマイナスイオン発生粉体を、合成樹脂組成物100重量部に対し40〜70重量部を含有させてなるものである。
このマイナスイオン発生加工花によれば、電融安定化ジルコニウム粉末により、さらにトルマリン粉末のマイナスイオン発生の働きが向上されると共に、常時安定的にマイナスイオンが発生され、人の目を通して安らぎを得られるばかりでなく、マイナスイオンによる人体の新陳代謝の促進、血行促進、鎮痛、快眠、鎮咳、制汗、食欲増進、血圧降下、疲労防止等の効果をより多く得ることができるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明で使用できる加工花には、通常のドライフラワー、原色ドライフラワーの他に、生花の感触をそのまま有するプリザーブドフラワーなど、あらゆる加工花が含まれるものである。
【0011】
通常のドライフラワーとは、数本の茎のついた花を、花が重ならないように段差をつけて束にし、根元を輪ゴムなどで束ね、日光の当たらない乾燥している場所で、出来るだけ高いところ(例えば天井など)にワイヤーなどを使用して吊り下げて自然乾燥させたものである。
【0012】
原色ドライフラワーとは、活きの良い花の茎を切り、代わりにワイヤーを花に差し、タッパー容器などにシリカゲルを入れ、シリカゲルに前記のワイヤー付き花を差し、更にその上から丁寧にシリカゲルをかけ、1〜2週間ほど強制的に乾燥させたもので、生花の色・形を保たせたものである。
【0013】
プリザーブドフラワーとは、花の内部の樹液を抜き取ると同時に花を脱色し、次いでグリセリンを主成分とする保存液を飽和状態になるまで浸透させると同時に花を染色(染色しない場合には保存液中に染料を配合しない)させたもので、生花のような状態で数か月も保存ができ、また生花の柔軟性も保持しているために取り扱いやすいものである。
【0014】
本発明で使用できるトルマリンは、一般式
(Na,Ca,K)(Al,Fe,Li,Mg,Mn)3(BO3)3(Al,Cr,Fe,V)6(Si2O6)3(O,OH,F)4
で表される珪酸塩鉱物であり、電荷の自発分極性を有し、著しい圧電性や集電性を示すことから電気石とも称されるものである。このトルマリンとしては、一般式Na(Li,Al)3(BO3)3Al6(Si2O6)3(OH)4で示されるエルバイトトルマリン(リチア電気石)と呼ばれるもの、一般式NaFe3(BO3)3Al6(Si2O6)3(OH)4で示されるショールトルマリンと呼ばれるもの、NaMg3(BO3)3Al6(Si2O6)3(OH)4で示されるドラバイトトルマリンと呼ばれるものが知られているが、いずれのものも使用できる。
【0015】
トルマリン粉末粒子の大きさは、小さいほどマイナスイオン発生が効果的の行われることになり好ましいものである。
トルマリン粉末の好適な大きさは平均粒子径で、0.001〜50μmであり、好ましくは0.005〜30μm、最も好ましくは0.01〜15μmである。50μmを越えると花の表面に塗布しにくくなるばかりでなく、花の表面に粉末による凹凸が現れることがあり、花の風合いを損ねるおそれがある。0.001μmより小さくなると均一に分散させることが困難となる場合がある。また、トルマリンは、自発分極性を恒常的に有しているので、上記したマイナスイオンによる効果は、化学反応により失われたり経時的に劣化したりすることはない。
【0016】
また、本発明で使用するトルマリンとしては、リチア電気石が好ましい。このリチア電気石はエルバイトトルマリンと呼ばれ、おおよそ淡色のピンク、緑、青色を呈したエルバイトトルマリンを粉末化したものは、光の散乱によってほぼ白色を呈するものである。すなわち、リチア電気石を粉末化したものを塗料に分散させれば、任意の染料や顔料を塗料組成物に含有させることによって、得られる塗膜の色合いを淡色から農色まで自由に設計できるものである。
淡色系に着色する場合には、エルバイトトルマリンを単独で使用するのが最も好ましいが、ショールトルマリンやドラバイトトルマリンと混合して使用することも可能である。使用可能なエルバイトトルマリンとショールトルマリンやドラバイトトルマリンとの混合比率は、50/50〜100/0であり、好ましくは70/30〜100/0であり、さらに好ましくは80/20〜100/0である。
【0017】
本発明で使用できるジルコニウム化合物としては、ケイ酸ジルコニウム、金属ジルコニウム、酸化ジルコニウム、炭酸ジルコニルアンモニウム、オキシ塩化ジルコニウム、電融安定化酸化ジルコニウム(電融安定化ジルコニウムと称する場合がある)、安定化ジルコニアなどがあげられる。特に好ましいのは、電融安定化ジルコニウムである。
これらのジルコニウム化合物は、純度100%のものが最も好ましいが、必ずしも純度100%でなくてもマイナスイオン発生機能を励起活性させ、マイナスイオン発生の向上が認められるものである。ジルコニウム化合物の純度は70%以上であれば本発明の効果が認められ、好ましくは80%以上、最も好ましくは90%以上である。
【0018】
電融安定化ジルコニウムは、特にトルマリンのマイナスイオン発生機能を励起活性させる作用が強く、もっとも好ましいものである。
【0019】
ケイ酸ジルコニウムは、ジルコンサンドを鉄ボールなどで粉砕し、粉砕物から鉄粉を除去し、分級することにより得られる。金属ジルコニウムは、ジルコンサンドから炭化ジルコニウムを調製し、これを四塩化ジルコニウムとし金属ジルコニウムを得ることができる。酸化ジルコニウムは、ジルコンサンドをアルカリ分解してジルコン酸アルカリとし、これを酸に溶解させジルコニル溶液とし、これから水酸化ジルコニルを得て、これを酸化することにより得られる。また、酸化ジルコニウムはパデライトを原料とし、これから不純物を除去して得ることもできる。炭酸ジルコニルアンモニウムは、ジルコニル溶液から炭酸ジルコニルを得て、これから炭酸ジルコニルアンモニウムを得ることができる。ジルコンサンドを、石炭を添加してアーク溶融すると安定化ジルコニアを得ることができる。
【0020】
電融安定化ジルコニウムは、ジルコンサンドをアーク溶融する事により得ることができる。
【0021】
上記したジルコニウム化合物または電融安定化ジルコニウムを粉砕してジルコニウム化合物粉末若しくは電融安定化ジルコニウム粉末とし、これをトルマリン粉末と混合することにより、トルマリンのマイナスイオン発生機能が向上でき、しかも放射線放射のない混合粉体組成物が得られるものである。
しかしながら、単に混合しただけでは、必ずしもマイナスイオン発生機能を向上させることができるとは限らないものである。種々の研究の結果、電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末が、トルマリン粉末の個数の三分の一以上存在するときにマイナスイオン発生機能が向上することを見いだしたものである。特に電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末がトルマリン粉末の個数の2倍以上存在するときに最もマイナスイオン発生機能が向上するものである。トルマリン粉末の個数よりも電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末の個数が少なくなるに従って、マイナスイオン生成機能は減少し、トルマリン粉末の個数の三分の一未満になるとマイナスイオンの発生機能は急速に少なくなる。電融安定化ジルコニウム粉末の場合には、トルマリン粉末に作用してマイナスイオン発生させる機能が強いので、他のジルコニウム化合物粉末と異なり、トルマリン粉末の個数の四分の一未満になるまではマイナスイオンの発生機能は急速に少なくなることはない。一方、電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末や電融安定化ジルコニウム粉末の個数がトルマリン粉末の個数より10倍以上多くなった場合には、マイナスイオン発生機能の向上はわずかとなり、しかも電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム粉末や電融安定化ジルコニウム粉末を多量に使用することは、経済的な面から効果的ではないものである。
【0022】
したがって、本発明においては、電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末の個数は、トルマリン粉末の1/3〜10/1の個数を存在させるのが好ましく、電融安定化ジルコニウム粉末の場合にはトルマリン粉末の1/4〜10/1の個数を存在させるのが好ましいものである。すなわち、トルマリン粉末の比重がA(g/cc)で平均粒子径a(cm)とした場合、比重B(g/cc)で平均粒子径b(cm)の電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末は、トルマリン粉末100重量部に対して100Bb3/3Aa3〜1000Bb3/Aa3重量部を混合するのがよいものである。好ましくは、50Bb3/Aa3〜500Bb3/Aa3重量部を混合するのがよい。最も好ましくは、100Bb3/Aa3〜300Bb3/Aa3重量部を混合するのがよい。
また、トルマリン粉末の比重がA(g/cc)で平均粒子径a(cm)とした場合、比重C(g/cc)で平均粒子径c(cm)の電融安定化ジルコニウム粉末は、トルマリン粉末100重量部に対して25Cc3/Aa3〜1000Cc3/Aa3重量部を混合するのがよいものである。好ましくは、40Cc3/Aa3〜400Cc3/Aa3重量部を混合するのがよい。最も好ましくは、70Cc3/Aa3〜250Cc3/Aa3重量部を混合するのがよい。
【0023】
トルマリン粉末と電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム粉末または電融安定化ジルコニウム粉末は、上記したとおりの混合比率で混合することにより、マイナスイオン発生機能は向上するものであるが、よりその機能の向上を効率的にするには、トルマリン粉末1個に対して電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム粉末が1/3個(電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末1個に対してトルマリン粉末3個)〜10個、またはトルマリン粉末1個に対して電融安定化ジルコニウム粉末が1/4個(電融安定化ジルコニウム粉末1個に対してトルマリン粉末4個)〜10個が精密に分散されるのが望ましい。
【0024】
トルマリン粉末と電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末や電融安定化ジルコニウム粉末とを均一に分散する方法としては、通常使用されている撹拌翼型の混合機、空気流型混合機で粉末状態のままで混合してもよいし、粉末を水などの液体中に分散させ、撹拌翼を使用して混合したり、液流で混合したりしてもよい。さらには、精密分散状態に混合するための特殊混合機、例えば、ラモンドスターラーを使用したラモンドミキサーなどを使用して混合してもよい。
【0025】
通常使用されている混合機を使用する場合には、トルマリン粉末と電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末または電融安定化ジルコニウム粉末との平均粒径が同じである場合には、比重の大きい粉末が下層に集中することになり、精密分散状態にすることが難しくなる傾向がある。したがって、トルマリン粉末の比重がA、電融安定化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末の比重がBの場合、ジルコニウム粉末の平均粒径はトルマリン粉末の平均粒径のA/B倍にするのが好ましく、トルマリン粉末の比重がA、電融安定化ジルコニウム粉末の比重がCの場合、電融安定化ジルコニウム粉末の平均粒径はトルマリン粉末のA/C倍にするのが好ましい。
【0026】
合成樹脂組成物に使用される合成樹脂としては、オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂などの熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂のほか、熱可塑性エラストマーが挙げられる。
【0027】
オレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィンモノマーの単独重合体のほか、エチレンやプロピレンなどのオレフィン系モノマーと他のモノマー、例えば酢酸ビニル、α−オレフィン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アルキルビニルエーテル、アクリロニトリルなどとの共重合体のほか、これらオレフィン系樹脂を主成分とする他のポリマーとの混合物が使用できる。塩化ビニル系樹脂としては、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと他のモノマー、例えば酢酸ビニル、エチレン、プロピレン、アルキルビニルエーテル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリロニトリルなどとの共重合体のほか、塩化ビニル系樹脂を主成分とする他のポリマーとの混合物が使用できる。
【0028】
ポリウレタン系樹脂としては、ポリエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリエステル・エーテルジオール、ポリカプロラクトンジオール、ポリメチルバレロラクトンジオール、ポリカーボネートジオール等のポリマージオールから選ばれる1種以上のポリオールと、芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、環状基を有する脂肪族ジイソシアネート等の有機ポリイソシアネートから選ばれる1種以上のポリイソシアネートと、活性水素原子を少なくとも2個有する低分子化合物、例えば脂肪族ジオール、脂環族ジオール、脂肪族ジアミン、脂環族ジアミン、ヒドラジン誘導体等の群から選ばれる1種以上の鎖伸長剤とを反応させて得られる1液型又は2液型ポリウレタン樹脂が使用できる。アクリル系樹脂としては、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリルアミド、アクリロニトリル等のアクリル系モノマーの群から選ばれる1種以上を重合させてなる単独重合体や共重合体が使用できる。また上記のアクリル系モノマーの1種以上と他のモノマー、例えばスチレンなどとの共重合体も使用できるし、これらアクリル系樹脂を主体とする他のポリマーとの混合物も使用できる。
【0029】
ポリエステル系樹脂としては、テレフタル酸やイソフタル酸と、脂肪族ジオール、脂環族ジオール、芳香族ジオールから選ばれる1種以上のジオールとを重合させたものが使用できる。具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリシクロヘキサンテレフタレート(PCT)、テレフタル酸とエチレングリコールと1,4−シクロヘキサンジメタノールとの共重合体(PET−G)、イソフタル酸とネオペンチルグリコールとシクロヘキサンジオールとを共重合したものなどが挙げられる。
ポリアミド系樹脂としては、一般的にナイロンと称されるものが使用でき、具体的には、ナイロン4、ナイロン6、ナイロン8、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン66、ナイロン69、ナイロン610、ナイロン611、ナイロン6T等が挙げられ、これらは単独若しくは2種以上を混合して使用することもできるものである。
【0030】
合成樹脂には、必要に応じて可塑剤、安定剤、界面活性剤、滑剤、紫外線吸収剤、光安定剤、抗酸化剤、充填剤、着色剤を添加することができる。
【0031】
可塑剤としては、ジ−2−エチルヘキシルフタレートなどのフタル酸エステル系可塑剤;トリクレジルホスフェートなどのリン酸エステル系可塑剤;エポキシ化大豆油などのエポキシ系可塑剤;ジ−2−エチルヘキシルアジペートなどの脂肪酸エステル系可塑剤;トリメリット酸エステル系可塑剤;ポリエステル系可塑剤から選ばれる1種以上のものが使用できる。
上記以外に、下記化学式(1)、(2)に示すような導電性可塑剤を使用することもできる。
ROCO(AO)R (1)
(B)[(CH)OCO(AO)R][(CH)OCO(AO)R] (2)
(式中、Rは置換基を有していてもよい炭素数2〜22の脂肪族、脂環族、芳香族あるいは複素環式炭化水素、R、R、Rは炭素数1〜15の直鎖、もしくは分岐のアルキル基、Aは炭素数2〜4のアルキレン基を表す。Bは硫黄[S]、酸素[O]、または脂肪族、脂環族あるいは芳香族炭化水素基を表す。sは1〜25の整数、m、nは1〜7の整数、kは1または2、r、pは1〜4の整数である。)
【0032】
導電性可塑剤は、上記の汎用可塑剤と併用することもできる。汎用可塑剤と併用する場合には、導電性可塑剤の添加量(X)と汎用可塑剤の添加量(Y)が下記(3)式に示す条件を満足する範囲とするのが好ましい。
30≦(X+Y)≦160、かつ 5<X<40 (3)
導電性可塑剤を使用した場合には、帯電防止剤や導電性物質を添加した場合と同様に、この合成樹脂組成物を使用して製品を製造した場合に、製品が静電気を帯電することがなく静電気帯電によりマイナスイオンの発生が抑制されることもないので好ましいものである。
【0033】
安定剤としては、ステアリン酸バリウムなどの高級脂肪酸の金属塩;p−t−ブチル安息香酸亜鉛などのアルキル安息香酸の金属塩;リシノール酸バリウムなどの金属石鹸;トリフェニルホスファイトなどの有機ホスファイト系安定剤、ジブチル錫ジラウレートなどの錫系安定剤などが使用できる。
【0034】
界面活性剤としては、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤のいずれも使用可能であるが、ノニオン系界面活性剤が好ましい。ノニオン系界面活性剤としては、ソルビタン、グリセリンなどの多価アルコールと脂肪酸のエステル、多価アルコールと脂肪酸及び二塩基酸とのエステル、或いはこれらにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドなどのアルキレンオキサイドを付加した化合物や、フッ素系界面活性剤が使用できる。
【0035】
滑剤としては、ステアリン酸などの脂肪酸系滑剤、ステアリン酸アミド、メチレンビスステアロアミドなどの脂肪酸アミド系滑剤、ブチルパルミテートなどのエステル系滑剤、バリウムイソデシルホスフェートなどの有機リン酸金属塩系滑剤、ポリエチレンワックス、流動パラフィンから選ばれる1種以上を使用できる。
【0036】
紫外線吸収剤としては、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールなどのベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、サリチル酸エステル系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤から選ばれる1種以上を使用することができる。
【0037】
光安定剤としては、4−(フェニルアセトキシ)−2,2,6,6−テトラメチルピリジン、トリス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)トリアジン−2,4,6−トリカルボキシレートなどのヒンダードアミン系光安定剤が使用できる。
【0038】
抗酸化剤としては、一般に使用されているフェノール系抗酸化剤、チオプロピオン酸エステル系抗酸化剤、脂肪族サルファイド系抗酸化剤を1種又は2種以上を使用することができる。
【0039】
充填剤としては、加工温度で溶融、分解などの物理的、化学的な変化を起こさない耐熱性に優れた無機質及び/又は有機質の充填剤であればいずれのものでも使用できる。具体例としては、炭酸マグネシウム、マグネシウム系ケイ酸塩、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、タルク、ハイドロタルサイト、酸化チタンなどの無機質充填剤のほか、架橋塩化ビニル樹脂粉末、アクリル系樹脂粉末、ポリウレタン粉末のような架橋された合成樹脂粉末などの有機質充填剤を挙げることができる。
【0040】
着色剤としては、カーボンブラック、群青、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、酸化チタン、亜鉛華、キナクリドンレッド、ハンザイエローなど、一般に合成樹脂の着色に使用される顔料や染料であればいずれのものでも使用でき、これらは1種又は2種以上を併用することもできる。
【0041】
これら合成樹脂に配合するマイナスイオン発生粉体組成物の量は、合成樹脂100重量部に対して5〜50重量部である。好ましくは10〜40重量部であり、もっとも好ましくは15〜30重量部である。5重量部未満の場合には、十分なマイナスイオンが発生されない場合がある。50重量部を越えて配合した場合には、合成樹脂組成物を塗布しにくくなるばかりでなく、得られた加工花の風合いが十分でない場合がある。
【0042】
これら合成樹脂に、マイナスイオン発生粉体組成物を配合するには、合成樹脂を製造する原材料中に配合し、その後合成樹脂を製造するようにしてもよいし、製造された合成樹脂に配合するようにしてもよい。製造された合成樹脂に配合する場合には、合成樹脂の溶媒溶液やエマルジョンにマイナスイオン発生粉体組成物を配合するようにしてもよいものである。
【0043】
加工花に合成樹脂組成物を塗布するには、浸漬塗布法やスプレー塗布法が採用できるが、スプレー塗布法が加工花の風合いを損なうことなく塗布できるので好ましい。塗布は加工花の全面に行っても良いが、必ずしも加工花の全面が合成樹脂組成物で被覆されていなければならないものではなく、散点状に被覆されていれば良いものである。
【実施例】
【0044】
水揚げした切り花(黄色のバラ)の茎を10cm程度に切り、茎の最下部に錘を付け、花の樹液を取ると共に花を脱色する液(ウィザード・キープA液:商品名)に、花が完全に液中に沈むようにして12〜24時間浸漬する。花の色が脱色されているのを確認し、花を液から取り出す。次いで花の風合いを長期間保たせると共に赤色に染色する液(ウィザード・キープB液:商品名)に脱色された花をA液に浸漬したのと同様の条件で浸漬し、花が赤色に染色されたことを確認した後、B液から取り出し乾燥し、赤色に染色されたバラのプリザーブドフラワー60本を得た。
【0045】
実施例1:
前記で得られた30本のプリザーブドフラワー6本を1束として5束のサンプルを作製。この5束を金網に載置し、各プリザーブドフラワーの花束の上方から下記の原料からなるマイナスイオン発生合成樹脂組成物をスプレー塗布・乾燥し、次いで塗布されていない裏面に塗布するため各プリザーブドフラワー花束を裏返して塗布されていない裏面に同じ条件で塗布・乾燥してマイナスイオン発生プリザーブドフラワー花束を得た。1束当たりの塗布量はWET目付量20g/mであった。なお、スプレー塗布はイワタ製W−100(口径1mm)を使用し、吹付けエア圧力3.5kg・f/cm、吹付け塗出量70cc/分、吹付け距離150〜200cmの条件で行った。
原料中のマイナスイオン発生粉体組成物におけるエルバイトトルマリン粉末数/珪酸ジルコニウム粉末数の混合比率≒1/3であった。
アクリル樹脂溶液(固形分40重量%) 100重量部
マイナスイオン発生粉体組成物(1) 8重量部
注:マイナスイオン粉体組成物は、珪酸ジルコニウム粉末(比重4.2、粒径0.2μm)11gとショールトルマリン粉末(比重3.0、粒径0.3μm)9gを混合したものである。
得られたマイナスイオン発生プリザーブドフラワー6本を一束とし5束のサンプルについて、マイナスイオン発生数を、ユニバーサル企画社のマイナスイオン測定器IC−1000にて測定(測定場所:一般事務所の室内、温度27℃、湿度61%)した。結果は表1に示す。また、得られたマイナスイオン発生プリザーブドフラワーは、窓際に飾っても約1年間褪色もなくみずみずしさを保持できるものであったが、マイナスイオン発生合成樹脂組成物を塗布していないプリザーブドフラワーは約6ヶ月で褪色が見られ、またみずみずしさも失われてしまうものであった。
【0046】
【表1】

【0047】
実施例2:
実施例1と同様にして得たプリザーブドフラワー花束5束に、下記の原料からなるマイナスイオン発生合成樹脂組成物を使用する以外は実施例1と同様の条件でマイナスイオン発生プリザーブドフラワーを得た。原料中のマイナスイオン発生粉体組成物におけるエルバイトトルマリン粉末数/電融安定化ジルコニウム粉末数の混合比率≒1/2であった。
アクリル樹脂溶液(固形分40重量%) 100重量部
マイナスイオン発生粉体組成物(2) 8重量部
注:マイナスイオン発生粉体組成物(2)は、電融安定化ジルコニウム粉末(比重5.6、粒径0.2μm)13gとショールトルマリン粉末(比重3.0、粒径0.3μm)27gを混合したものである。
得られたマイナスイオン発生プリザーブドフラワー花束5束について、マイナスイオン発生数を、実施例1と同じ条件で測定した。結果は表2に示す。
【0048】
【表2】

【0049】
実施例3:アジサイのドライフラワー20本を準備し、4本を1束とし5束のドライフラワー束とした。この5束のドライフラワー束を、ドライフラワー束を保持する保持具を取り付けた回転台の保持具に、それぞれ保持させ、回転台を回転させながら実施例2で使用したのと同じマイナスイオン発生合成樹脂組成物をスプレー塗布・乾燥しマイナスイオン発生ドライフラワーを得た。1束当たりの塗布量はWET目付量20g/mであった。なお、スプレー塗布はイワタ製W−100(口径1mm)を使用し、吹付けエア圧力3.5kg・f/cm、吹付け塗出量85cc/分、吹付け距離150〜200cmの条件で行った。
得られたマイナスイオン発生ドライフラワー花束5束について、マイナスイオン発生数を、実施例1と同じ条件で測定した。結果は表3に示す。
【0050】
【表3】

【産業上の利用可能性】
【0051】
以上、実施の形態とともに詳細に説明したように、本発明の請求項1記載のマイナスイオン発生加工花によれば、トルマリン粉末(比重A、平均粒子径a)と電融安定化酸化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末(比重B、平均粒子径b)との混合粉末であって、トルマリン粉末100重量部に対し電融安定化酸化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末が、100Bb3/3Aa3〜1000Bb3/Aa3重量部配合されてなる合成樹脂組成物を、加工花の表面にスプレー塗布してなるため、表1に示されるようにマイナスイオン発生数が多く、これを部屋に装飾として飾ると、目を通して安らぎが得られるばかりでなく、マイナスイオンによる人体の新陳代謝の促進、血行促進、鎮痛、快眠、鎮咳、制汗、食欲増進、血圧降下、疲労防止等の効果を得ることができるものである。また、プリザーブドフラワーの表面に、マイナスイオン発生粉体組成物を含有する合成樹脂組成物の塗膜が形成されるので、可視光線や紫外線の影響を直接受けず、しかも保存液の蒸散も塗膜により防ぐことができ、長期間にわたり褪色せず、みずみずしさを保持できるマイナスイオン発生加工花を提供するものである。更にドライフラワーは、枝、葉、花びらが脆く,折れたり欠けたりし易いものであったが、マイナスイオン発生粉体組成物を含有する合成樹脂組成物の塗膜が形成されることにより、折れたり欠けたりすることが少なくなり、安心して取り扱うことが可能になった。
【0052】
また、本発明の請求項2に記載のマイナスイオン発生加工花によれば、トルマリン粉末(比重A、平均粒子径a)と電融安定化酸化ジルコニウム粉末(比重C、平均粒子径c)との混合粉末であって、トルマリン粉末100重量部に対して電融安定化酸化ジルコニウム粉末が、25Cc3/Aa3〜1000Cc3/Aa3重量部配合されてなるマイナスイオン発生合成樹脂組成物を、加工花の表面にスプレー塗布してなるため、表2に示されるように他のジルコニウム化合物を使用した場合よりもトルマリンのマイナスイオン発生機能をより大きく向上させることができ、したがって、目を通して安らぎが得られるばかりでなく、マイナスイオンによる人体の新陳代謝の促進、血行促進、鎮痛、快眠、鎮咳、制汗、食欲増進、血圧降下、疲労防止等の効果を、より多く得ることができるものである。また、プリザーブドフラワーの表面に、マイナスイオン発生粉体組成物を含有する合成樹脂組成物の塗膜が形成されるので、可視光線や紫外線の影響を直接受けず、しかも保存液の蒸散も塗膜により防ぐことができ、長期間にわたり褪色せず、みずみずしさを保持できるマイナスイオン発生加工花を提供するものである。さらには、マイナスイオンがより多く発生するので、よりみずみずしいプリザーブドフラワーが得られるものである。更にドライフラワーは、枝、葉、花びらが脆く,折れたり欠けたりし易いものであったが、マイナスイオン発生粉体組成物を含有する合成樹脂組成物の塗膜が形成されることにより、折れたり欠けたりすることが少なくなり、安心して取り扱うことが可能になった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドライフラワー及びプリザーブドフラワー等の加工花の表面に、マイナスイオン発生粉体組成物を含有する合成樹脂組成物が塗布・乾燥されてなる加工花において、前記合成樹脂組成物中に、トルマリン粉末(比重A、平均粒子径a)と電融安定化酸化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末(比重B、平均粒子径b)との混合粉末であって、トルマリン粉末100重量部に対し電融安定化酸化ジルコニウムを除くジルコニウム化合物粉末が下記(1)式に示される量が配合されてなるマイナスイオン発生粉体を、合成樹脂組成物100重量部に対し40〜70重量部を含有させたことを特徴とするマイナスイオン発生加工花。
100Bb3/3Aa3〜1000Bb3/Aa3重量部 (1)
【請求項2】
ドライフラワー及びプリザーブドフラワー等の加工花の表面に、マイナスイオン発生粉体組成物を含有する合成樹脂組成物が塗布・乾燥されてなる加工花において、前記合成樹脂組成物中に、トルマリン粉末(比重A、平均粒子径a)と電融安定化酸化ジルコニウム粉末(比重C、平均粒子径c)との混合粉末であって、トルマリン粉末100重量部に対して電融安定化酸化ジルコニウム粉末が下記(2)式に示される量が配合されてなるマイナスイオン発生粉体を、合成樹脂組成物100重量部に対し40〜70重量部を含有させたことを特徴とするマイナスイオン発生加工花。
25Cc3/Aa3〜1000Cc3/Aa3重量部 (2)

【公開番号】特開2006−45712(P2006−45712A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−227429(P2004−227429)
【出願日】平成16年8月4日(2004.8.4)
【出願人】(598028051)株式会社 日本ハネック (16)
【出願人】(502080900)株式会社ミーツ (2)
【Fターム(参考)】