説明

マスキング材料、マスキング層、基板のマスキング方法および基板の被覆方法

【課題】被覆処理に際してはマスキングが使用されるが、気相を利用する被覆処理では被覆を施してはならない個所は特に気密に保護する必要があり、この問題を解決することにある。
【解決手段】セラミック層と金属層の2層を使用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスキング材料、基板のマスキング方法および被覆方法に関する。
【背景技術】
【0002】
被覆処理、特に例えばPVDまたはCVD処理などの気相を利用する被覆処理に際しては、被覆を施してはならない所定の範囲を特に良好に気密に保護する必要がある。
【0003】
種々の大きさの粉末混合物を機械的に互いに混ぜ合わせるかまたはガラスを含む物質を施すマスキング方法は種々知られており、これらの材料は特に密でなければならないが、再びはがすのが困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】欧州特許出願公告第1204776号明細書
【特許文献2】欧州特許第1306454号明細書
【特許文献3】欧州特許出願公開第1319729号明細書
【特許文献4】国際公開第99/67435号パンフレット
【特許文献5】国際公開第00/44949号パンフレット
【特許文献6】米国特許第6024792号明細書
【特許文献7】欧州特許出願公開第0892090号明細書
【特許文献8】欧州特許出願公告第0486489号明細書
【特許文献9】欧州特許出願公告第0786017号明細書
【特許文献10】欧州特許出願公告第0412397号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、上述の問題を解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、請求項1のマスキング材料、請求項9または10のマスキング層、請求項13,14のマスキング方法ならびに請求項20の被覆方法により解決される。即ち、
「セラミック粉末および金属粉末を有するマスキング材料(請求項1)。」
「請求項1ないし8の1つに記載のマスキング材料を有する、特にこれらから成るマスキング層(請求項9)。」
「多層に形成され、少なくとも1つのセラミック層(7)、特に請求項2ないし4の1つに記載の材料から成るセラミック層と、請求項5または6記載の金属層(10)とを有し、特にセラミック層(7)の上に、特に請求項7または8によって形成されるマスキング層(請求項10)。」
「基板(4)の表面(16,19)の上に請求項1ないし8の1つに記載のマスキング材料が施される基板(4)のマスキング方法(請求項13)。」
「基板(4)の表面(16,19)の上にセラミック材料から成る粉末層(7)が施され、第2の工程でセラミック層(7)の上に金属粉末層(10)が施される基板(4)のマスキング方法(請求項14)。」
「請求項1ないし8の1つに記載のマスキング材料または請求項13ないし19の1つに記載のマスキング方法を使用し、被覆すべきでない個所(16)にマスキング材料(13)を施した後で被覆処理、特に気相被覆処理を実施する基板(4)の被覆方法(請求項20)。」である。
【0007】
特に有利な実施態様は従属請求項に示されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】基板のマスキング方法の概略的な工程図。
【図2】被覆処理の工程図。
【図3】被覆処理の工程図。
【図4】タービン翼の斜視図。
【図5】ガスタービンの斜視図。
【図6】超合金の組成表。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下図面を参照して本発明を詳細に説明するが、これらは単に本発明の実施例を示したものにすぎない。
【0010】
図1は表面19を持つ基板4を示すが、これは部品1、120、130の基板である。
【0011】
部品は特にガスタービン(図5参照)においては、特に図6に示す材料から成るタービン翼である。
【0012】
第1の工程において好適にはセラミック粉末が層7として表面19の上に施される。セラミック粉末はスプレーまたは他の方法によりバインダとともにまたはバインダなしに施すことができる。
【0013】
セラミック粉末は特に、酸化セラミック、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、ペロブスカイト、スピネル、パイロクロア、および/または窒化ホウ素またはそれらの混合物を含むことができるが、特に酸化アルミニウムまたは酸化チタン(TiO2)が使用される。好適には1種類のセラミック、特にAl23のみが使用される。
【0014】
好適にはAl23/TiO2またはZrO2/TiO2またはAl23/ZrO2またはBN/TiO2またはBN/Al23またはBN/ZrO2が使用される。昆合比は93/7または87/13が好適である。
【0015】
第2の工程において好適には金属粉末が層10としてセラミック粉末層7の上に施される。層10の一部はセラミック層7の開孔に侵入することもできる。層10と層7は併せてマスキング層13を形成する。
【0016】
この2つの工程は好適には少なくとも1回、特に1回のみ繰り返すことができ、これによりセラミック−金属−セラミック−金属の多層のマスキング層13が形成される。
【0017】
1つのセラミック層と1つの金属層のみでも十分である。
【0018】
より良好な結果はセラミックと金属の勾配遷移物(gradierte Ubergange)により得られる。
【0019】
金属粉末は特に基板金属であり、従って好適にはニッケル(Ni)、コバルト(Co)、クロム(Cr),アルミニウム(Al)またはこれらの混合物であり、これらは好適には被覆材料と良好に反応し得る。特にニッケルが使用されるが、また上述の金属の合金も使用できる(NiAl, …)。
【0020】
粒径分布は一般に、セラミック粉末では0.1μm−20μm、金属粉末では1μm−25μmが好適である。
【0021】
下側のセラミック粉末層7と上側の金属層10から成るこの層系は特に気密なマスキング層13を形成する。
【0022】
このようなマスキング層13は局所的に被覆が行われてはならない個所16に施される(図2)(図3)。
【0023】
この場合マスキング材料は任意の被覆処理、特に被覆材料が蒸気または気体の形で存在する例えばPVD、CVDまたはほかの気相被覆処理においても使用できる。
【0024】
同様に外側の基板4全体は、たとえば中空部品の内部を被覆する場合、例えばクロムメッキまたはアルミメッキされる場合も保護することができるが、被覆材料が中空部品から再び出て保護されていない基板4の外側表面に沈下することを必ずしも妨げることはできない。
【0025】
同様にマスキング材料としては、上述の好適な材料および塗布性(Auftragungsart)を有するセラミック粉末と金属粉末の機械的混合物を使用することもできる。
【0026】
図4は流体機械の動翼120または静翼130を斜視図で示すもので、これらの翼は長手軸線121に沿って延びている。
【0027】
流体機械としては航空機や発電所のガスタービン、蒸気タービンまたは圧縮機が挙げられる。
【0028】
翼120,130は長手軸線121に沿って順々に、取付け部400とこれに続く翼台座403と翼形部406と翼先端部415とを有している。静翼130は先端部415にもう1つの翼台座(図示せず)を有することもできる。
【0029】
取付け部400には翼脚183が形成されており、これは動翼120を軸または円板(図示せず)に取り付けるために役立つ。
【0030】
翼脚183は例えばハンマーヘッドとして形成されている。クリスマスツリーまたはタブテーブル状の脚とすることも可能である。翼120,130は、翼形部406を洗流する媒体に対して翼前縁部409と翼後縁部412を有している。
【0031】
従来の翼120,130はあらゆる部位400、403、406で例えば中実の金属材料、特に超合金が使用されていた。この種の合金は例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5で知られている。この場合、翼120、130は、方向性凝固による鋳造法、鍛造法、切削加工法あるいはそれらの組合せで製造される。
【0032】
運転中に大きな機械的、熱的および/または化学的負荷を受ける機械部品として、1つあるいは複数の単結晶構造の部材が利用される。この種の単結晶構造の部材の製造は、例えば溶融物からの方向性凝固によって行われる。これは、液状金属合金が単結晶構造の形に、即ち、単結晶部材に凝固されるか方向性凝固される鋳造法である。その際デンドライト結晶(樹状晶)は、熱流束に沿って方向づけられ、柱状結晶粒構造(柱状構造(Columnar)、即ち、部材の全長にわたって延び、ここでは一般的に方向性凝固と呼ばれる結晶粒)を形成するか、あるいは単結晶構造を形成し、即ち、部材全体が唯一の結晶から成っている。この方法において、無指向性成長によって必然的に方向性凝固部品あるいは単結晶部品の良好な特性を損なう横方向粒界と縦方向粒界が生ずるので、球状(多角結晶)凝固への移行は避けなければならない。従って、一般に方向性凝固構造というとき、それは、粒界が存在しないかせいぜい小角粒界しか存在しない単結晶と、縦方向に延びる粒界が存在するが横方向に延びる粒界が存在しない柱状結晶粒構造とを意味する。後者の結晶構造の場合、方向性凝固構造(directionally solidified structures)とも呼ばれる。この種の方法は特許文献6および特許文献7で知られている。
【0033】
同様に翼120、130は防食被覆あるいは酸化防止被覆例えばMCrAlX層(ここで、Mは鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)の群における少なくとも1つの元素、Xは活性元素でありイットリウム(Y)および/または珪素および/または少なくとも1つの希土類元素ないしハフニウム(Hf)である)を有している。この種の合金は、それら合金の化学組成について開示する特許文献8、特許文献9、特許文献10あるいは特許文献2で知られている。その密度は好適には理論密度の95%である。MCrAlX層の上に(中間層あるいは最外層として)防護用の酸化アルミニウム層(TGO=熱成長酸化物層)が形成されている。
【0034】
その層組成は好適にはCo−30Ni−28Cr−8Al−0.6Y−0.7SiまたはCo−28Ni−24Cr−10Al−0.6Yを有している。またこのコバルト基保護被覆のほかに、好適にはNi−10Cr−12Al−0.6Y−3ReやNi−12Co−21Cr−11Al−0.4Y−2ReやNi−25Co−17Cr−10Al−0.4Y−1.5Reのようなニッケル基保護層も利用される。
【0035】
MCrAlX層の上に断熱層を形成することもでき、これは好適には最外層であり、例えばZrO2、Y23−ZrO2から成り、即ち、酸化イットリウムおよび/または酸化カルシウムおよび/または酸化マグネシウムにより、部分的にも全体的にも安定化されていない。この断熱層はMCrAlX層全体を覆っている。例えば電子ビーム蒸着法(EB−PVD)のような適切な被覆方法によって、断熱層内に柱状粒子が発生される。他の被覆方法も考えられ、例えばAPS(気中プラズマ溶射)、LPPS(低圧プラズマ溶射)、VPS(真空プラズマ溶射)あるいはCVD(化学気相蒸着法)が考えられる。この断熱層は良好な熱衝撃強度のために多孔性、ミクロ割れ性あるいはマクロ割れ性の結晶粒を有する。即ち、その断熱層は好適にはMCrAlX層より多孔性を有する。
【0036】
再生処理(補修)は、タービン翼120、130がその使用後に場合によっては保護層を(例えばサンドブラストで)除去しなければならないことを意味する。その後、腐食層および/または酸化層ないし酸化生成物が除去される。場合によってはタービン翼120、130のクラック(割れ)も補修される。その後、タービン翼120、130の再被覆が行われる。
【0037】
翼120、130は中空あるいは中実に形成することができる。翼120、130はこれが冷却されるようにするとき中空とされ、場合によっては複数の膜冷却用孔418(破線で図示)を有する。
【0038】
図5は例としてガスタービン100を縦断面図で示している。ガスタービン100は内部に回転軸線102を中心に回転可能に支持されたロータ103を有し、このロータ103はタービンロータとも呼ばれる。ロータ103に沿って順々に、吸込み室104、圧縮機105、例えばトーラス状の燃焼器特に同軸的に配置された複数のバーナ107を備えた環状燃焼器110、タービン装置108および排気室109が続いている。
【0039】
環状燃焼器110は例えば環状の燃焼ガス路111に連通している。そこで例えば直列接続された4つのタービン段112がタービン装置108を形成している。各タービン段112は2つの翼輪(翼列)で形成されている。作動媒体113の流れ方向に見て、燃焼ガス路111内において各静翼列115に続いて、多数の動翼120から成る翼列125が続いている。
【0040】
静翼130はステータ143の内部車室138に固定され、これに対して、翼列125の動翼120は例えばタービン円板133によってロータ103に設けられている。ロータ103に発電機あるいは作業機械(図示せず)が連結されている。
【0041】
ガスタービン100の運転中に圧縮機105によって吸込み室104を通して空気135が吸い込まれて圧縮される。圧縮機105のタービン側端に導かれた圧縮空気はバーナ107に送られ、そこで燃料と混合される。その混合気は燃焼器110で燃焼されて作動媒体113を発生する。この作動媒体113はそこから燃焼ガス路111に沿って静翼130および動翼120を洗流して流れる。作動媒体113は膨張して動翼120に衝撃を伝達し、これによって、動翼120がロータ103を駆動し、これに連結された作業機械を駆動する。
【0042】
ガスタービン100の運転中に高温作動媒体113に曝される部品は熱負荷を受ける。環状燃焼器110に内張りされた遮熱要素のほかに、作動媒体113の流れ方向に見て最初のタービン段112の静翼130と動翼120が、環状燃焼器110を覆う熱遮蔽要素106と共に、最も強く熱負荷される。そこで生ずる高温に耐えるために、それらの遮熱要素は冷却材によって冷却することができる。
【0043】
また部品の基板は方向性凝固構造を有し、即ち、単結晶粒構造(SX構造)あるいは柱状結晶粒構造(DS構造)を有することができる。部品特にタービン翼120、130の材料としておよび燃焼器110の部品の材料として例えば鉄基、ニッケル基あるいはコバルト基超合金が利用される。この種の超合金は例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5で知られている。
【0044】
同様に翼120、130は防食被覆(MCrAlX層、ここでMは鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)の群における少なくとも1つの元素、Xは活性元素でありイットリウム(Y)および/または珪素および/または少なくとも1つの希土類元素ないしハフニウム(Hf)である)を有している。この種の合金は、それら合金の化学組成について開示する特許文献8、特許文献9、特許文献10あるいは特許文献2で知られている。
【0045】
MCrAlX層の上に断熱層を形成することもでき、例えばZrO2、Y23−ZrO2から成り、即ち、酸化イットリウムおよび/または酸化カルシウムおよび/または酸化マグネシウムにより、部分的にも全体的にも安定化されていない。例えば電子ビーム蒸着法(EB−PVD)のような適切な被覆方法によって、断熱層内に柱状粒子が発生される。
【0046】
静翼130は、タービン装置108の内部車室138の側の静翼脚(図示せず)と、この静翼脚とは反対の側の静翼頭部とを有している。この静翼頭部はロータ103の側に面し、ステータ143の取付け輪140に固定されている。
【符号の説明】
【0047】
1、120、130: 部品
4: 基板
7: セラミック層
10: 金属層
13: マスキング層
16、19: 表面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
セラミック粉末および金属粉末を有するマスキング材料。
【請求項2】
セラミックが酸化セラミック、特に酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、ペロブスカイト、スピネル、パイロクロアおよび/または窒化ホウ素またはそれらの混合物であり、特に酸化アルミニウム、好適には全部が特に酸化アルミニウムのみを有する請求項1記載のマスキング材料。
【請求項3】
セラミック粉末としてAl23/TiO2、BN/TiO2、ZrO2/TiO2、Al23/ZrO2、BN/Al23またはBN/ZrO2から成る混合物を有する請求項1または2記載のマスキング材料。
【請求項4】
唯一のセラミック材料のみを有する請求項1または2記載のマスキング材料。
【請求項5】
金属粉末はニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)、コバルト(Co)および/またはクロム(Cr)またはこれらの混合物または合金であり、特にニッケル(Ni)、特に全部がニッケル(Ni)のみを有する請求項1ないし4の1つに記載のマスキング材料。
【請求項6】
唯一の金属材料のみを有する請求項1ないし5の1つに記載のマスキング材料。
【請求項7】
セラミックと金属のみから成る請求項1ないし6の1つに記載のマスキング材料。
【請求項8】
唯一のセラミックと唯一の金属のみを有する請求項1ないし7の1つに記載のマスキング材料。
【請求項9】
請求項1ないし8の1つに記載のマスキング材料を有する、特にこれらから成るマスキング層。
【請求項10】
多層に形成され、少なくとも1つのセラミック層(7)、特に請求項2ないし4の1つに記載の材料から成るセラミック層と、請求項5または6記載の金属層(10)とを有し、特にセラミック層(7)の上に、特に請求項7または8によって形成されるマスキング層。
【請求項11】
少なくとも2つのセラミック層と少なくとも2つの金属層とを有し、特に交互の順列で、特に一番下がセラミック層である請求項10記載のマスキング層。
【請求項12】
2つの金属層と2つのセラミック層のみを有する請求項10または11記載のマスキング層。
【請求項13】
基板(4)の表面(16,19)の上に請求項1ないし8の1つに記載のマスキング材料が施される基板(4)のマスキング方法。
【請求項14】
基板(4)の表面(16,19)の上にセラミック材料から成る粉末層(7)が施され、第2の工程でセラミック層(7)の上に金属粉末層(10)が施される基板(4)のマスキング方法。
【請求項15】
セラミックが特に酸化セラミック、全部が特に酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、ペロブスカイト、スピネル、パイロクロアおよび/または窒化ホウ素であり、全部が特に酸化アルミニウムのみを有する請求項14記載の方法。
【請求項16】
1種類の金属、特にコバルト(Co)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)、およびクロム(Cr)またはこれらの混合物または合金のみが、特に全部ニッケル(Ni)が施される請求項14または15記載の方法。
【請求項17】
粉末層(7,10)が種々の方法、特に塗布、スプレー、浸漬により施され、その際特にバインダを使用し得る請求項14ないし16の1つに記載の方法。
【請求項18】
金属のみを施す請求項14ないし17の1つに記載の方法。
【請求項19】
セラミックのみを施す請求項14ないし18の1つに記載の方法。
【請求項20】
請求項1ないし8の1つに記載のマスキング材料または請求項13ないし19の1つに記載のマスキング方法を使用し、被覆すべきでない個所(16)にマスキング材料(13)を施した後で被覆処理、特に気相被覆処理を実施する基板(4)の被覆方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−140644(P2012−140644A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−270302(P2010−270302)
【出願日】平成22年12月3日(2010.12.3)
【出願人】(390039413)シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト (2,104)
【氏名又は名称原語表記】Siemens Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】Wittelsbacherplatz 2, D−80333 Muenchen, Germany
【Fターム(参考)】