説明

マット

【課題】 履物裏や足裏等に付随する粗い塵埃や土砂粒子又は多量の水並びに細かい塵埃や土砂粒子又は少量の水分の何れについても優れた除塵、水切り、水分吸収等の効果が発揮されるマットの提供。
【解決手段】 マット本体Nの各格子孔20内の上下中間部に十字部22を形成する。各格子孔20内のうち十字部22により区画された部分が上下連通して水や土粒子等が透過し得る透過部26である。マット本体Nの上側部に凹部28を多数分散形成する。凹部28の上面には、縦格子板部16と横格子板部18と十字部22の各中間高さ部により形成された透過部26が多数満遍なく開口する。各凹部28に、透水性及び通気性を有する基布Paの上側に多数のパイルPbがほぼ起立状態で設けられたパイル部Pを配設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、履物や足等の除塵、水切り、水分吸収等のための建物や浴室の出入り口等において使用されるマットに関する。
【背景技術】
【0002】
カーペット式マットは一般には水分の除去に有効であるが、固形の土が表面に蓄積し易い。貫通した開口を有するプラスチックマットは、表面に土が蓄積することは生じにくいが、一般には、ブラシマットほど靴から土を除去するのに有効ではない。
【0003】
この点に鑑み歩行者の靴や足から土、水分を除去する改良マットとして、特公平7−47015号公報(特許文献1)に、「a.耐水性と耐摩耗性のある裏材(13)と、b.耐水性と耐摩耗性のある有孔要素(11,12,15,16)であって、その全厚さを貫通する多数の開口(12)を有し、前記裏材(13)の一方の表面に接合されている有孔要素と、c.多数の、耐水性と耐摩耗性のある剛毛(14)であって、それぞれが一端を前記裏材に接合され、かつ前記有孔要素が歩行者によって踏みつけられたときに前記有孔要素の前記開口を貫いて突出し、靴および足と接触することができるように前記開口内に配置されている剛毛(14)とを含むことを特徴とするマット(10)」が開示されている。
【0004】
しかしながら、有孔要素と剛毛を組み合わせた特公平7−47015号公報記載のマットは、細かい塵埃や土砂粒子又は少量の水分の除去には不十分な点があった。
【特許文献1】特公平7−47015号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、履物裏や足裏等に付随する粗い塵埃や土砂粒子又は多量の水並びに細かい塵埃や土砂粒子又は少量の水分の何れについても優れた除塵、水切り、水分吸収等の効果が発揮されるマットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成する本発明のマットは、
マット本体の上側部に、パイル部が1又は2以上部分的に設けられてなるマットであって、
前記マット本体は、耐水性材料からなり、上下に連通して水や土粒子等が透過し得る透過部を多数有するものであり、
前記パイル部は、透水性及び通気性を有する基布の上側に多数のパイルが設けられてなるものであり、
前記マット本体は、前記パイル部の基布の下側を支持する基布支持部を有し、その基布支持部に前記透過部を有することにより、パイル部とそのパイル部の下側に位置するマット本体の双方にわたり上下方向に透水性及び通気性を有することを特徴とする。
【0007】
マット本体の上側部には、パイル部と、パイル部が存在しない部分である非パイル部がある。
【0008】
裏側部及びその付近に水分、塵埃、土砂粒子等が付随している履物又は足等でマット上を歩いたり踏んだりすると、前記水分、塵埃、土砂粒子等の相当部分は、履物等から離脱してマット本体の非パイル部に移行する。移行した水分、塵埃、土砂粒子等は、透過部又はその透過部を通じた下方に移動し得る。履物裏等に付随する粗い塵埃や土砂粒子又は多量の水は、非パイル部に移行し易く、更に、透過部を通じて下方に移動し易い。
【0009】
非パイル部に移行し難い又は非パイル部に移行し切れない細かい塵埃や土砂粒子又は少量の水分は、マット本体上側部に部分的に設けられたパイル部に拭かれたり付着したり吸収されたりすることにより、そのパイル部に移行し得る。
【0010】
パイル部は、基布の上側に多数のパイルが設けられてなるものであり、パイル部の基布は透水性及び通気性を有し、而も、その基布の下側を支持する基布支持部に透過部が開口するので、パイル部とそのパイル部の下側に位置するマット本体の双方にわたり上下方向に透水性及び通気性を有する。パイル部が拭いたり吸収したりすることにより保持した水分のうち保持し切れないものは、基布及び透過部を通じて下方へ排出されるので、パイル部の水分拭取り可能量や吸収可能量が多い。また、パイル部とそのパイル部の下側に位置するマット本体の双方にわたり上下方向に通気性を有するので、パイル部の乾燥性が向上し、水分吸収性を回復し易く、パイル部に雑菌が繁殖したり異臭が発生すること等も効果的に防がれる。
【0011】
このように、マット本体の上側部における非パイル部とパイル部の双方が相まって、優れた除塵、水切り、水分吸収等の効果が発揮される。
【0012】
本発明のマットは、上記パイル部を複数分散状に有するものとすることができる。
【0013】
この場合、複数のパイル部を、マット本体の上側部に分散状に設けているので、除塵、水切り、水分吸収等の効果が、可及的にマット全体にわたり奏され得る。
【0014】
また本発明のマットは、上記パイル部を構成するパイルが吸水性繊維からなるものとすることができる。この場合、水分吸収性に優れたものとなる。但し、パイルを構成する繊維は吸水性繊維に限るものではない。例えば、除塵性繊維、除電性繊維等を適宜組み合わせることができる。
【0015】
また本発明のマットは、マット本体に、底部が基布支持部を構成する上方開口の凹部が1又は2以上部分的に設けられ、前記基布支持部上にパイル部の基布の下側が支持されているものとすることができる。
この場合、上記凹部において基布支持部を構成する底部上に基布が支持されたパイル部の上部が、凹部の上端よりも上方に位置するものとすることが望ましい。
このようにパイル部の上部が凹部の上端よりも上方に位置することにより、マット本体の上側部におけるパイル部以外の部分による、履物裏等に付随する粗い塵埃や土砂粒子又は多量の水等の除去効果と、パイル部による、履物裏等に付随する細かい塵埃や土砂粒子又は少量の水分等の除去効果が、何れも良好に発揮され得る。
【0016】
またこのように凹部において基布支持部を構成する底部上に基布が支持されたパイル部の上部が、凹部よりも上方に位置する場合、凹部の内側部が上方に向かって外方に拡開しており、その凹部の基布支持部上に基布の下側が支持されているパイル部のうち外周縁部のパイルが外方に伏倒した場合に、そのパイルが凹部の内側部に留まり凹部よりも外方へ達しないものとすることが望ましい。
この場合、パイル部の上部が凹部よりも上方に位置するにもかかわらずパイルが凹部の外方へはみ出さないので、外観を良好に維持し得ると共にパイルの傷みを防ぐことができる。
【0017】
また、本発明のマットは、マット本体が合成樹脂製であるものとすることができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明のマットによれば、履物裏や足裏等に付随する粗い塵埃や土砂粒子又は多量の水は、マット本体の非パイル部において除去され易く、非パイル部に移行し難い又は非パイル部に移行し切れない細かい塵埃や土砂粒子又は少量の水分は、マット本体上側部に部分的に設けられたパイル部において除去され得る。このように、マット本体の上側部における非パイル部とパイル部の双方が相まって、履物裏や足裏等に付随する粗い塵埃や土砂粒子又は多量の水並びに細かい塵埃や土砂粒子又は少量の水分の何れについても優れた除塵、水切り、水分吸収等の効果が発揮される。
【0019】
而も、パイル部とそのパイル部の下側に位置するマット本体の双方にわたり上下方向に透水性及び通気性を有するので、パイル部の水分拭取り可能量や吸収可能量が多く、パイル部の乾燥性が向上し、水分吸収性を回復し易く、パイル部に雑菌が繁殖したり異臭が発生すること等も効果的に防がれる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
【0021】
図面は本発明の実施の形態の一例としてのマットに関するものであって、図1は概略平面図、図2はマット本体の要部平面図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4はマットの要部平面図、図5は、図4におけるB−B線断面図である。
【0022】
マットMは履物や足等の除塵、水切り、水分吸収等のための建物や浴室の出入り口等において使用されるものであって、合成樹脂製のマット本体Nとパイル部Pからなる。この例におけるマットMは必要数連結可能であるが、必ずしも連結可能なものとすることを要しない。マット本体Nを構成する合成樹脂の例としては、例えば塩化ビニル樹脂(PVC)、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)、ポリエチレン(PE)等を挙げることができる。
【0023】
マット本体Nは、耐水性及び耐磨耗性を有する合成樹脂を一体成形してなるものであり、正方形状の外枠部10を備えた平面正方形状(これに限るものではない)をなし、外枠部10の隣接する二辺に設けられた嵌合突部12と他の隣接する二辺に設けられた嵌合ループ部14が嵌合し合うことにより、必要に応じ、一方のマットMにおける嵌合突部12を有する辺と他方のマットMにおける嵌合ループ部14を有する辺を連結して使用し得る構成となっている。
【0024】
マット本体Nにおける外枠部10内は、それぞれ略波形状をなす多数の縦格子板部16と多数の横格子板部18が組み合わされたような形状の格子状をなす。縦格子板部16と横格子板部18により形成される各格子孔20内の上下中間部には、外枠部10の各辺に対し水平方向に45度傾斜した十字部22が形成され、その十字部22の中央には、上向突部22aが形成されている。
【0025】
マット本体Nの上部は、縦格子板部16と横格子板部18の上端縁及び上向突部22aにより、履物や足等を直接支持する。マット本体Nを載置面上に載置した状態において、マット本体Nのうち載置面上に支持されるのは、外枠部10並びに各十字部22の下端に形成された支持部24である。縦格子板部16と横格子板部18により形成される各格子孔20内のうち十字部22により区画された部分が、それぞれ上下に連通して水や土粒子等が透過し得る透過部26である。
【0026】
マット本体Nの上側部には、正方形状の凹部28が縦横に等間隔に多数分散した状態で上方に開口している。凹部28の底部が構成する基布支持部28aの高さは、十字部22よりやや低い高さである。従って、凹部28の基布支持部28aには、縦格子板部16と横格子板部18と十字部22の各中間高さ部分により形成された透過部26が多数満遍なく開口している。このように、透過部はマット本体に多数満遍なく有することが望ましい。
【0027】
なお、凹部28及び凹部28に設けられるパイル部Pの平面形状は、正方形に限らず円形、楕円形、正方形以外の多角形、その他の形状とすることができ、等間隔以外の分散状とすることや、帯状、環状等の連続状とすること等も可能である。
【0028】
各凹部28には、透水性及び通気性を有する基布Paの上側に多数の吸水性繊維からなるパイルPbがほぼ起立状態で設けられた平面正方形状のパイル部Pが配設されている。パイル部Pは、基布Paの下面と凹部28の基布支持部28aのうち透過部26以外の部分とが接着されて各凹部28に固定されている。基布Paは透水性及び通気性を有し、基布Paの下側に透過部26が多数満遍なく開口しているので、パイル部Pとそのパイル部Pの下側に位置する凹部28の基布支持部28aの双方にわたり上下方向に透水性及び通気性を有する。
【0029】
マット本体Nのうちパイル部Pの基布Paを支持する部分である凹部28の基布支持部28aの高さは、マット本体Nの他の部分に比し低く形成され、パイル部Pの高さは、凹部28の上端(マット本体Nのうちパイル部Pが存在しない部分)よりもやや高く設定されている。なお、パイル部Pと凹部28の上端の高さは、これに限るものではなく、例えば同等とすることもできる。
【0030】
マット本体Nの上側部には、パイル部Pと、パイル部Pが存在しない部分である非パイル部Naがある。マットM上面におけるパイル部Pと非パイル部Naの面積比は、例えば1:4乃至4:1の範囲で選択することができる。好ましくは1:2乃至3:2程度である。
【0031】
裏側部及びその付近に水分、塵埃、土砂粒子等が付随している履物又は足等でマットM上を歩いたり踏んだりすると、前記水分、塵埃、土砂粒子等の相当部分は、履物等から離脱してマット本体Nの非パイル部Naに移行する。移行した水分、塵埃、土砂粒子等は、透過部26又はその透過部26を通じた下方に移動し得る。履物裏等に付随する粗い塵埃や土砂粒子又は多量の水は、非パイル部Naに移行し易く、更に、透過部26を通じて下方に移動し易い。
【0032】
非パイル部Naに移行し難い又は非パイル部Naに移行し切れない細かい塵埃や土砂粒子又は少量の水分は、マット本体N上側部に部分的に設けられたパイル部Pに拭かれたり付着したり吸収されたりすることにより、そのパイル部Pに移行し得る。
【0033】
パイル部Pは、基布Paの上側に多数のパイルPbが設けられてなるものであり、パイル部Pの基布Paは透水性及び通気性を有し、而も、その基布Paの下側を支持する基布支持部28aに透過部26が開口するので、パイル部Pとそのパイル部Pの下側に位置するマット本体Nの双方にわたり上下方向に透水性及び通気性を有する。パイル部Pが拭いたり吸収したりすることにより保持した水分のうち保持し切れないものは、基布Pa及び透過部26を通じて下方へ排出されるので、パイル部Pの水分拭取り可能量や吸収可能量が多い。また、パイル部Pとそのパイル部Pの下側に位置するマット本体Nの双方にわたり上下方向に通気性を有するので、パイル部Pの乾燥性が向上し、水分吸収性を回復し易く、パイル部Pに雑菌が繁殖したり異臭が発生すること等も効果的に防がれる。
【0034】
また、パイル部Pの高さが凹部28の上端よりもやや高いことにより、マット本体Nの上側部におけるパイル部P以外の部分による、履物裏等に付随する粗い塵埃や土砂粒子又は多量の水等の除去効果と、パイル部Pによる、履物裏等に付随する細かい塵埃や土砂粒子又は少量の水分等の除去効果が、何れも良好に発揮され得る。
【0035】
このように、マット本体Nの上側部における非パイル部Naと、マット本体Nの上側部に分散状に多数設けた吸水性のパイルPbからなるパイル部Pの双方が相まって、優れた除塵、水切り、水分吸収等の効果が発揮される。
なお、マット本体の要部端面図である図6に示すように、透過部26の一部(図6における右端の透過部26)は凹部28内の底面と側面の双方にまたがって開口するものとすることもできる。
また、マット本体の要部端面図である図7に示すように、凹部28内の側面に上部が開口し下方に連通する透過部30を設けることもできる。
また、別のマットの要部端面図である図8に示すように、上記と同様のマットにおいて、凹部28の内側部28bが上方に向かって外方に拡開し、その凹部28の基布支持部28a上に基布Paの下側が支持されているパイル部Pのうち外周縁部のパイルPbが、2点鎖線で示されるように外方に伏倒した場合に、そのパイルPbが凹部28の内側部28bに留まり凹部28よりも外方へ達しないものとすることができる。内側部が上方に向かって外方に拡開する角度は、例えば20乃至70度とすることができる。
この場合、パイル部Pの上部が凹部28の上端よりも上方に位置するにもかかわらずパイルPbが凹部28の外方へはみ出さないので、外観を良好に維持し得ると共にパイルPbの傷みを防ぐことができる。
【0036】
なお、以上の実施の形態についての記述における構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配置などは、特にそれらに限定される旨の記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】概略平面図である。
【図2】マット本体の要部平面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】マットの要部平面図である。
【図5】図4におけるB−B線断面図である。
【図6】マット本体の要部端面図である。
【図7】マット本体の要部端面図である。
【図8】マットの要部端面図である。
【符号の説明】
【0038】
10 外枠部
12 嵌合突部
14 嵌合ループ部
16 縦格子板部
18 横格子板部
20 格子孔
22 十字部
22a 上向突部
24 支持部
26 透過部
28 凹部
28a 基布支持部
28b 内側部
M マット
N マット本体
Na 非パイル部
P パイル部
Pa 基布
Pb パイル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マット本体の上側部に、パイル部が1又は2以上部分的に設けられてなるマットであって、
前記マット本体は、耐水性材料からなり、上下に連通して水や土粒子等が透過し得る透過部を多数有するものであり、
前記パイル部は、透水性及び通気性を有する基布の上側に多数のパイルが設けられてなるものであり、
前記マット本体は、前記パイル部の基布の下側を支持する基布支持部を有し、その基布支持部に前記透過部を有することにより、パイル部とそのパイル部の下側に位置するマット本体の双方にわたり上下方向に透水性及び通気性を有することを特徴とするマット。
【請求項2】
上記パイル部を複数分散状に有する請求項1記載のマット。
【請求項3】
上記パイル部を構成するパイルが吸水性繊維からなるものである請求項1又は2記載のマット。
【請求項4】
マット本体に、底部が基布支持部を構成する上方開口の凹部が1又は2以上部分的に設けられ、前記基布支持部上にパイル部の基布の下側が支持されている請求項1、2又は3記載のマット。
【請求項5】
上記凹部において基布支持部を構成する底部上に基布が支持されたパイル部の上部が、凹部の上端よりも上方に位置する請求項4記載のマット。
【請求項6】
上記凹部の内側部が上方に向かって外方に拡開しており、その凹部の基布支持部上に基布の下側が支持されているパイル部のうち外周縁部のパイルが外方に伏倒した場合に、そのパイルが凹部の内側部に留まり凹部よりも外方へ達しない請求項5記載のマット。
【請求項7】
マット本体が合成樹脂製である請求項1乃至6の何れかに記載のマット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−119295(P2008−119295A)
【公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−307533(P2006−307533)
【出願日】平成18年11月14日(2006.11.14)
【出願人】(000178583)山崎産業株式会社 (77)
【Fターム(参考)】