説明

マメ科植物の根粒形成因子として有用な合成化合物及び殺虫剤化合物を含んでいる殺有害生物活性組成物

少なくとも一般式(I)の化合物(a)及び殺虫剤化合物(b)を1/1から1/1013の(a)/(b)の重量比で含んでいる組成物。付加的な殺菌活性化合物をさらに含んでいる組成物。この組成物を使用することによる、作物の有害生物及び病害と予防的又は治療的に闘うための、並びに、それら作物の収量を増大させるための方法。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
組成物であって、
(a)一般式(I):
【化58】

[式中、
* nは、1、2又は3を表し;
* Aは、−C(O)−、−C(S)−、−CH−、−CHR10−、−CR1011−、−C(O)O−、−C(O)S−、−C(S)O−、−C(S)S−、−C(O)NH−、−C(NH)NH−及び−C(S)NH−から選択される置換基を表し;
* Bは、
・アリーレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロアリーレン;
・ナフチレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロナフチレン;
・それぞれが5個又は6個の原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環から誘導された二価基;
・それぞれが5個又は6個の原子を含み、並びに窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環又はヘテロ芳香族環から誘導された二価基;
・ビフェニレン;
又は、
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロビフェニレン;
を表し、
これらの基は、互いに独立して、ハロゲン、CN、C(O)OR14、C(O)NR1516、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから選択される1つ又は2つの置換基R12及びR13で置換されていてもよく;
* Cは、−O−、−S−、−CH−、−CHR17−、−CR1718−、−NH−及び−NR19から選択される置換基を表し;
* Dは、2から20個の炭素原子を含んでいる直鎖又は分枝鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表し;
* E及びGは、互いに独立して、H、OH、OR20、NH及びNHR20から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、C(O)H及びC(O)CHから選択される置換基を表し;
* R、R、R、R14、R15、R16及びR19は、互いに独立して、H、C1−6−アルキル、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル及び−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル及びR21から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル及びR22から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、アラビノシル及びR23から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル、メチルフコシル、スルホフコシル、アセチルフコシル、アラビノシル、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)及びR24から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、マンノース、グリセロール及びR25から選択される置換基を表し;
* R10、R11、R17及びR18は、互いに独立して、C1−6−アルキル及びFから選択される置換基を表し;
* R20、R21、R22、R23、R24及びR25は、互いに独立して、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル及び−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表す。]
の化合物、並びに、農業上許容される該化合物の可能な幾何異性体及び/又は光学異性体、エナンチオマー及び/又はジアステレオ異性体、互変異性体、塩、N−オキシド、スルホキシド、スルホン、及び、金属錯体又は半金属錯体(例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩及びテトラアルキルアンモニウム塩);
及び、
(b)殺虫剤化合物;
を1/1から1/1013の(a)/(b)の重量比で含んでいる、前記組成物。
【請求項2】
式(I)の化合物について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Cは、−O−を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H、CH又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
の1つ又は他を単独で又は組み合わせて有している、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
化合物(I)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H、CH又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
化合物(I)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H、CH又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項1から3のいずれかに記載の組成物。
【請求項5】
化合物(I)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* Cは、−O−を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H、CH又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項1から4のいずれかに記載の組成物。
【請求項6】
化合物(I)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Cは、−O−を表す;
* Dは、11個の炭素を含んでいて飽和しているか又は炭素4と炭素5の間が不飽和である直鎖炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H、CH又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項1から5のいずれかに記載の組成物。
【請求項7】
化合物(I)について、式(Ia):
【化59】

[式中、
* nは、1、2又は3を表し;
* Bは、
・アリーレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロアリーレン;
・ナフチレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロナフチレン;
・それぞれが5個又は6個の原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環から誘導された二価基;
・それぞれが5個又は6個の原子を含み、並びに窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環又はヘテロ芳香族環から誘導された二価基;
・ビフェニレン;
又は、
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロビフェニレン;
を表し、
これらの基は、互いに独立して、ハロゲン、CN、C(O)OR14、C(O)NR1516、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから選択される1つ又は2つの置換基R12及びR13で置換されていてもよく;
* Cは、−O−、−S−、−CH−、−CHR17−、−CR1718−、−NH−又は−NR19から選択される置換基を表し;
* Dは、2から20個の炭素原子を含んでいる直鎖又は分枝鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表し;
* E及びGは、互いに独立して、H、OH、OR20、NH、NHR20から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、C(O)H及びC(O)CHから選択される置換基を表し;
、R及びRは、互いに独立して、H、C1−6−アルキル、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル又はR21から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル又はR22から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、アラビノシル又はR23から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル、メチルフコシル、スルホフコシル、アセチルフコシル、アラビノシル、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)又はR24から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、マンノース、グリセロール又はR25から選択される置換基を表し;
* R10、R11、R17及びR18は、互いに独立して、C1−6−アルキル又はFから選択される置換基を表し;
* R14、R15、R16及びR19は、互いに独立して、H又はC1−6−アルキル、−C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* R20、R21、R22、R23、R24及びR25は、互いに独立して、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表す。]
を有し、並びに、農業上許容される該化合物の可能な幾何異性体及び/又は光学異性体、エナンチオマー及び/又はジアステレオ異性体、互変異性体、塩、N−オキシド、スルホキシド、スルホン、及び、金属錯体又は半金属錯体の請求項1に記載の組成物。上記で定義した化合物のうちで、最も重要な化合物は、塩、特に、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩又はテトラアルキルアンモニウム塩である。
【請求項8】
式(Ia)の化合物について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Cは、−O−を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はCHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
の1つ又は他を単独で又は組み合わせて有している、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
化合物(Ia)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はCHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項7又は8に記載の組成物。
【請求項10】
化合物(Ia)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はCHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項7から9のいずれかに記載の組成物。
【請求項11】
化合物(Ia)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Cは、−O−を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はCHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項7から10のいずれかに記載の組成物。
【請求項12】
化合物(Ia)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Cは、−O−を表す;
* Dは、11個の炭素を含んでいて飽和しているか又は炭素4と炭素5の間が不飽和である直鎖炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はCHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項7から11のいずれかに記載の組成物。
【請求項13】
化合物(I)について、式(Ib):
【化60】

[式中、
* nは、1、2又は3を表し;
* Bは、
・アリーレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロアリーレン;
・ナフチレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロナフチレン;
・それぞれが5個又は6個の原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環から誘導された二価基;
・それぞれが5個又は6個の原子を含み、並びに窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環又はヘテロ芳香族環から誘導された二価基;
・ビフェニレン;
又は、
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロビフェニレン;
を表し、
これらの基は、互いに独立して、ハロゲン、CN、C(O)OR14、C(O)NR1516、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから選択される1つ又は2つの置換基R12及びR13で置換されていてもよく;
* Cは、−O−、−S−、−CH−、−CHR17−、−CR1718−、−NH−又は−NR19から選択される置換基を表し;
* Dは、2から20個の炭素原子を含んでいる直鎖又は分枝鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表し;
* E及びGは、互いに独立して、H、OH、OR20、NH及びNHR20から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、C(O)H及びC(O)CHから選択される置換基を表し;
* R、R及びRは、互いに独立して、H、C1−6−アルキル、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル又はR21から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル又はR22から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、アラビノシル又はR23から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル、メチルフコシル、スルホフコシル、アセチルフコシル、アラビノシル、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)又はR24から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、マンノース、グリセロール又はR25から選択される置換基を表し;
* R10、R11、R17及びR18は、互いに独立して、C1−6−アルキル又はFから選択される置換基を表し;
* R14、R15、R16及びR19は、互いに独立して、H又はC1−6−アルキル、−C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* R20、R21、R22、R23、R24及びR25は、互いに独立して、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表す。]
を有し、並びに、農業上許容される該化合物の可能な幾何異性体及び/又は光学異性体、エナンチオマー及び/又はジアステレオ異性体、互変異性体、塩、N−オキシド、スルホキシド、スルホン、及び、金属錯体又は半金属錯体である請求項1に記載の組成物。上記で定義した化合物のうちで、最も重要な化合物は、塩、特に、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩又はテトラアルキルアンモニウム塩である。
【請求項14】
式(Ib)の化合物について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Cは、−O−を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
の1つ又は他を単独で又は組み合わせて有している、請求項13に記載の組成物。
【請求項15】
化合物(Ib)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項13又は14に記載の組成物。
【請求項16】
化合物(Ib)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項13から15のいずれかに記載の組成物。
【請求項17】
化合物(Ib)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Cは、−O−を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項13から16のいずれかに記載の組成物。
【請求項18】
化合物(Ib)について、、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Cは、−O−を表す;
* Dは、11個の炭素を含んでいて飽和しているか又は炭素4と炭素5の間が不飽和である直鎖炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項13から17のいずれかに記載の組成物。
【請求項19】
化合物(I)について、式(Ic):
【化61】

[式中、
* nは、1、2又は3を表し;
* Aは、−C(O)−、−C(S)−、−CH−、−CHR10−、−CR1011−、−C(O)O−、−C(O)S−、−C(S)O−、−C(S)S−、−C(O)NH−、−C(NH)NH−又は−C(S)NH−から選択される置換基を表し;
* Bは、
・アリーレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロアリーレン;
・ナフチレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロナフチレン;
・それぞれが5個又は6個の原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環から誘導された二価基;
・それぞれが5個又は6個の原子を含み、並びに窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環又はヘテロ芳香族環から誘導された二価基;
・ビフェニレン;
又は、
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロビフェニレン;
を表し、
これらの基は、互いに独立して、ハロゲン、CN、C(O)OR14、C(O)NR1516、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから選択される1つ又は2つの置換基R12及びR13で置換されていてもよく;
* Dは、2から20個の炭素原子を含んでいる直鎖又は分枝鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表し;
* E及びGは、互いに独立して、H、OH、OR20、NH及びNHR20から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、C(O)H及びC(O)CHから選択される置換基を表し;
* R、R及びRは、互いに独立して、H、C1−6−アルキル、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル又はR21から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル又はR22から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、アラビノシル又はR23から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル、メチルフコシル、スルホフコシル、アセチルフコシル、アラビノシル、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)又はR24から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、マンノース、グリセロール又はR25から選択される置換基を表し;
* R10、R11、R17及びR18は、互いに独立して、C1−6−アルキル又はFから選択される置換基を表し;
* R14、R15、R16及びR19は、互いに独立して、H又はC1−6−アルキル、−C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* R20、R21、R22、R23、R24及びR25は、互いに独立して、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表す。]
を有し、並びに、農業上許容される該化合物の可能な幾何異性体及び/又は光学異性体、エナンチオマー及び/又はジアステレオ異性体、互変異性体、塩、N−オキシド、スルホキシド、スルホン、及び、金属錯体又は半金属錯体である請求項1に記載の組成物。上記で定義した化合物のうちで、最も重要な化合物は、塩、特に、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩又はテトラアルキルアンモニウム塩である。
【請求項20】
式(Ic)の化合物について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す
* Rは、H、CH又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
の1つ又は他を単独で又は組み合わせて有している、請求項19に記載の組成物。
【請求項21】
化合物(Ic)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H、CH又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項19又は20に記載の組成物。
【請求項22】
化合物(Ic)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H、CH又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項19から21のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項23】
化合物(Ic)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Dは、11個の炭素を含んでいて飽和しているか又は炭素4と炭素5の間が不飽和である直鎖炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H、CH又はC(O)CHを表す;
* Rは、H又はCHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項19から22のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項24】
化合物(I)について、式(Id):
【化62】

[式中、
* nは、1、2又は3を表し;
* Bは、
・アリーレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロアリーレン;
・ナフチレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロナフチレン;
・それぞれが5個又は6個の原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環から誘導された二価基;
・それぞれが5個又は6個の原子を含み、並びに窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環又はヘテロ芳香族環から誘導された二価基;
・ビフェニレン;
又は、
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロビフェニレン;
を表し、
これらの基は、互いに独立して、ハロゲン、CN、C(O)OR14、C(O)NR1516、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから選択される1つ又は2つの置換基R12及びR13で置換されていてもよく;
* Dは、2から20個の炭素原子を含んでいる直鎖又は分枝鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表し;
* E及びGは、互いに独立して、H、OH、OR20、NH及びNHR20から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、C(O)H及びC(O)CHから選択される置換基を表し;
* R、R及びRは、互いに独立して、H、C1−6−アルキル、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル又はR21から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル又はR22から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、アラビノシル又はR23から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル、メチルフコシル、スルホフコシル、アセチルフコシル、アラビノシル、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)又はR24から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、マンノース、グリセロール又はR25から選択される置換基を表し;
* R10、R11、R17及びR18は、互いに独立して、C1−6−アルキル又はFから選択される置換基を表し;
* R14、R15、R16及びR19は、互いに独立して、H又はC1−6−アルキル、−C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* R20、R21、R22、R23、R24及びR25は、互いに独立して、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表す。]
を有し、並びに、農業上許容される該化合物の可能な幾何異性体及び/又は光学異性体、エナンチオマー及び/又はジアステレオ異性体、互変異性体、塩、N−オキシド、スルホキシド、スルホン、及び、金属錯体又は半金属錯体の請求項1に記載の組成物。上記で定義した化合物のうちで、最も重要な化合物は、塩、特に、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩又はテトラアルキルアンモニウム塩である。
【請求項25】
式(Id)の化合物について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はCHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
の1つ又は他を単独で又は組み合わせて有している、請求項24に記載の組成物。
【請求項26】
化合物(Id)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はCHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項24から25のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項27】
化合物(Id)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はCHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項24から26のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項28】
化合物(Id)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Dは、11個の炭素を含んでいて飽和しているか又は炭素4と炭素5の間が不飽和である直鎖炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はCHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項24から27のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項29】
化合物(I)について、式(Ie):
【化63】

[式中、
* nは、1、2又は3を表し;
* Bは、
・アリーレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロアリーレン;
・ナフチレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロナフチレン;
・それぞれが5個又は6個の原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環から誘導された二価基;
・それぞれが5個又は6個の原子を含み、並びに窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいる2つの縮合している芳香族環又はヘテロ芳香族環から誘導された二価基;
・ビフェニレン;
又は、
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロビフェニレン;
を表し、
これらの基は、互いに独立して、ハロゲン、CN、C(O)OR14、C(O)NR1516、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから選択される1つ又は2つの置換基R12及びR13で置換されていてもよく;
* Dは、2から20個の炭素原子を含んでいる直鎖又は分枝鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表し;
* E及びGは、互いに独立して、H、OH、OR20、NH及びNHR20から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、C(O)H及びC(O)CHから選択される置換基を表し;
* R、R及びRは、互いに独立して、H、C1−6−アルキル、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル又はR21から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル又はR22から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、アラビノシル又はR23から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、フコシル、メチルフコシル、スルホフコシル、アセチルフコシル、アラビノシル、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)又はR24から選択される置換基を表し;
* Rは、H、C1−6−アルキル、マンノース、グリセロール又はR25から選択される置換基を表し;
* R10、R11、R17及びR18は、互いに独立して、C1−6−アルキル又はFから選択される置換基を表し;
* R14、R15、R16及びR19は、互いに独立して、H又はC1−6−アルキル、−C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表し;
* R20、R21、R22、R23、R24及びR25は、互いに独立して、C(O)C1−6−アルキル、−C(S)C1−6−アルキル、−C(O)OC1−6−アルキル、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(NH)NH、−C(O)NHC1−6−アルキル、−C(S)NHC1−6−アルキル又は−C(NH)NHC1−6−アルキルから選択される置換基を表す。]
を有し、並びに、農業上許容される該化合物の可能な幾何異性体及び/又は光学異性体、エナンチオマー及び/又はジアステレオ異性体、互変異性体、塩、N−オキシド、スルホキシド、スルホン、及び、金属錯体又は半金属錯体である請求項1に記載の組成物。上記で定義した化合物のうちで、最も重要な化合物は、塩、特に、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩又はテトラアルキルアンモニウム塩である。
【請求項30】
式(Ie)の化合物について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
の1つ又は他を単独で又は組み合わせて有している、請求項29に記載の組成物。
【請求項31】
化合物(Ie)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項29又は30に記載の組成物。
【請求項32】
化合物(Ie)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Dは、3から17個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項29から31のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項33】
化合物(Ie)について、以下の特徴:
* nは、2又は3を表す;
* Bは、フェニレンを表す;
* Dは、11個の炭素を含んでいて飽和しているか又は炭素4と炭素5の間が不飽和である直鎖炭化水素鎖を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R、R及びRは、Hを表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHを表す;
* Rは、H、SOH、SOLi、SONa、SOK、SON(C1−8−アルキル)、フコシル又はメチルフコシルを表す;
を同時に有している、請求項29から32のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項34】
化合物(I)について、以下の特徴:
* Bは、
・ナフチレン;
・アリーレン;
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロアリーレン;
又は、
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロナフチレン;
を表し、
これらの基は、互いに独立して、ハロゲン、CN、C(O)OR14、C(O)NR1516、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから選択される1つ又は2つの置換基R12及びR13で置換されていてもよい。;
を有している、請求項1から33のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項35】
化合物(I)について、以下の特徴:
* Bは、
・アリーレン;
又は、
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロアリーレン;
を表し、
これらの基は、互いに独立して、ハロゲン、CN、C(O)OR14、C(O)NR1516、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから選択される1つ又は2つの置換基R12及びR13で置換されていてもよい。;
を有している、請求項1から34のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項36】
化合物(I)について、以下の特徴:
* Bは、
・フェニレン;
又は、
・窒素、酸素及び硫黄から選択される1個又は2個のヘテロ原子を含んでいるヘテロフェニレン;
を表し、
これらの基は、その際、R12及びR13は、互いに独立して、ハロゲン、CN、C(O)OR14、C(O)NR1516、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから選択される1つ又は2つの置換基R12及びR13で置換されていてもよい。;
を有している、請求項1から35のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項37】
化合物(I)について、以下の特徴:
* Bは、
【表6】

から選択される置換基を表し、R12及びR13は、ハロゲン、CN、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから互いに独立して選択される2つの置換基を表す;
を有している、請求項1から33のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項38】
Bが、互いに独立して、ハロゲン、CN、CF、OCF、−NO、N、OR14、SR14、NR1516及びC1−6−アルキルから選択される1つ又は2つの置換基R12及びR13で置換されていてもよいフェニレンB1を表す、請求項37に記載の組成物。
【請求項39】
化合物(I)について、以下の特徴:
* n=2又は3;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* Cは、−O−を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R及びRは、水素原子を表す;
* Rは、H、C(O)CH及びC(O)NHから選択される置換基を表す;
* Rは、H、フコシル、メチルフコシル、スルホフコシル、アセチルフコシル、アラビノシル、SOH、SOLi、SONa、SOK及びSON(C1−8−アルキル)から選択される置換基を表す;
* Rは、水素原子を表す;
のうちの1つを単独で又は組み合わせて有している、請求項1から38の一項に記載の組成物。
【請求項40】
化合物(I)について、以下の特徴:
* n=2又は3;
* Aは、−C(O)−又は−CH−を表す;
* Cは、−O−を表す;
* E及びGは、NHC(O)CHを表す;
* Rは、H又はC(O)CHを表す;
* R、R、R、R及びRは、水素原子を表す;
* Rは、H、C(O)CH又はC(O)NHから選択される置換基を表す;
* Rは、H、フコシル、メチルフコシル、スルホフコシル、アセチルフコシル、アラビノシル、SOH、SOLi、SONa、SOK又はSON(C1−8−アルキル)から選択される置換基を表す;
* Rは、水素原子を表す;
の全てを有している、請求項1から39の一項に記載の組成物。
【請求項41】
が、H、SOH、SOLi、SONa、SOK若しくはSON(C1−8−アルキル)又は、式:
【化64】

[式中、
* R26は、H及びCHから選択される置換基を表し;
* R27及びR28は、互いに独立して、H、C(O)CH、SOH、SOLi、SONa、SOK及びSON(C1−8−アルキル)から選択される置換基を表す。]
の置換基を表す、請求項1から40の一項に記載の組成物。
【請求項42】
26、R27及びR28が水素原子を表す、請求項41に記載の組成物。
【請求項43】
Dが、7から15個の炭素原子を含んでいる直鎖の飽和又は不飽和の炭化水素鎖を表す、請求項1から42の一項に記載の組成物。
【請求項44】
Dが、下記に示す式:
【表7】

[式中、
・ m=1から12
・ p=0から11
・ q=6から14
・ s=5から13
であり、m+p≦12 且つ m+p≧4である。]
のうちの1つに従う炭化水素鎖を表す、請求項1から43の1項に記載の組成物。
【請求項45】
Dが、下記に示す式:
【表8】

[式中、
・ m=1から12
・ p=0から11
・ q=6から14
であり、m+p≦12 且つ m+p≧4である。]
のうちの1つに従う炭化水素鎖を表す、請求項1から44の一項に記載の組成物。
【請求項46】
Dが、11個の炭素原子を含んでいて飽和しているか又は炭素原子4と炭素原子5の間が不飽和である直鎖炭化水素鎖を表す、請求項1から45の一項に記載の組成物。
【請求項47】
化合物(I)が、下記式:
【化65】





[式中、Mは、存在している場合には、H、Li、Na、K及び(C1−8−アルキル)から選択されるカチオンを表す。]
のうちの1つに対応する、請求項1から46の一項に記載の組成物。
【請求項48】
殺虫剤化合物(b)が、アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、イミダクロチズ(imidaclothiz)、ニテンピラム、ニチアジン、チアクロプリド、チアメトキサム、ニコチン、ベンスルタップ、カルタップ、アラニカルブ、アルジカルブ、アルドキシカルブ、アリキシカルブ、アミノカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブフェンカルブ、ブタカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、クロエトカルブ、ジメチラン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、フェノチオカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メタム−ナトリウム、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ホスホカルブ(phosphocarb)、ピリミカーブ、プロメカルブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリアザメート、トリメタカルブ、XMC、キシリルカルブ、アセフェート、アザメチホス、アジンホス(−メチル,−エチル)、ブロモホス−エチル、ブロムフェンビンホス(−メチル)、ブタチオホス、カズサホス、カルボフェノチオン、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス(−メチル/−エチル)、クマホス、シアノフェンホス、シアノホス、デメトン−S−メチル、デメトン−S−メチルスルホン、ジアリホス、ダイアジノン、ジクロフェンチオン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジオキサベンゾホス、ジスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、エトリムホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンスルホチオン、フェンチオン、フルピラゾホス、ホノホス、ホルモチオン、ホスメチラン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、ヨードフェンホス、イプロベンホス、イサゾホス、イソフェンホス、O−サリチル酸イソプロピル、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタクリホス、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシデメトン−メチル、パラチオン(−メチル/−エチル)、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホスホカルブ、ホキシム、ピリミホス(−メチル/−エチル)、プロフェノホス、プロパホス、プロペタムホス、プロチオホス、プロトエート、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、ピリダチオン(pyridathion)、キナルホス、セブホス(sebufos)、スルホテップ、スルプロホス、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロロビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン、バミドチオン、アクリナトリン、アレスリン(d−シス−トランス,d−トランス)、ベータ−シフルトリン、ビフェントリン、ビオアレスリン、ビオアレスリン−S−シクロペンチル異性体、ビオエタノメトリン(bioethanomethrin)、ビオペルメトリン、ビオレスメトリン、クロバポルトリン(chlovaporthrin)、シス−シペルメトリン、シス−レスメトリン、シス−ペルメトリン、クロシトリン(clocythrin)、シクロプロトリン、シフルトリン、シハロトリン、シペルメトリン(アルファ−,ベータ−,シータ−,ゼータ−)、シフェノトリン、DDT、デルタメトリン、エムペントリン(1R異性体)、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンフルトリン(fenfluthrin)、フェンプロパトリン、フェンピリトリン、フェンバレレート、フルブロシトリネート(flubrocythrinate)、フルシトリネート、フルフェンプロックス、フルメトリン、フルバリネート、フブフェンプロックス(fubfenprox)、ガンマ−シハロトリン、イミプロトリン、カデトリン、ラムダ−シハロトリン、メトフルトリン、ペルメトリン(シス−,トランス−)、フェノトリン(1Rトランス異性体)、プラレトリン、プロフルトリン、プロトリフェンブト(protrifenbute)、ピレスメトリン、レスメトリン、RU 15525、シラフルオフェン、タウ−フルバリネート、テフルトリン、テラレトリン、テトラメトリン(1R異性体)、トラロシトリン、トラロメトリン、トランスフルトリン、ZXI 8901、ピレトリン類(除虫菊)、インドキサカルブ、メタフルミゾン(BAS3201)、スピノサド、スピネトラム、カンフェクロル、クロルダン、エンドスルファン、ガンマ−HCH、HCH、ヘプタクロル、リンダン、メトキシクロル、アセトプロール、エチプロール、フィプロニル、ピラフルプロール(pyrafluprole)、ピリプロール、バニリプロール(vaniliprole)、アバメクチン、アベルメクチン、エマメクチン、エマメクチン安息香酸塩、イベルメクチン、レピメクチン、ミルベメクチン、ミルベマイシン、ジオフェノラン、エポフェノナン、フェノキシカルブ、ハイドロプレン、キノプレン、メトプレン、ピリプロキシフェン、トリプレン(triprene)、クロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、テブフェノジド、ビストリフルロン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルアズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、ペンフルロン(penfluron)、テフルベンズロン及びトリフルムロン、アゾシクロチン、シヘキサチン、酸化フェンブタスズ、クロルフェナピル、ビナパクリル、ジノブトン、ジノカップ、メプチルジノカップ、DNOC、フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド、トルフェンピラド、ヒドラメチルノン、ジコホル、ロテノン、アセキノシル、フルアクリピリム、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)株、スピロジクロフェン、スピロメシフェン、スピロテトラマト(spirotetramate)、シス−3−(2,5−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−アザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イルエチルカルボナート(別名:炭酸,3−(2,5−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−アザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イルエチルエステル、CAS登録番号:382608−10−8)及びカルボン酸,シス−3−(2,5−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−アザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イルエチルエステル(CAS登録番号:203313−25−1)、フロニカミド、アミトラズ、プロパルギット、フタルアミド系、リナキシピル(3−ブロモ−N−{4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル}−1−(3−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド)、N−[1,1−ジメチル−2−(メチルスルホニル)エチル]−3−ヨード−N−[2−メチル−4−[1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]−1,2−ベンゼンジカルボキサミド(即ち、フルベンジアミド、CAS登録番号:272451−65−7)、チオシクラムシュウ酸水素塩(thiocyclam hydrogen oxalate)、チオスルタップナトリウム(thiosultap-sodium)、アザジラクチン、バシルス属種(Bacillus spec.)、ベアウベリア属種(Beauveria spec.)、コドレモン(codlemone)、メタリジウム属種(Metarrhizium spec.)、パエシロマイセス属種(Paecilomyces spec.)、チューリンギエンシン(thuringiensin)、ベルチシリウム属種(Verticillium spec.)、アミドフルメト、ベンクロチアズ、ベンゾキシメート、ビフェナゼート、ブロモプロピレート、ブプロフェジン、キノメチオネート、クロルジメホルム、クロロベンジレート、クロロピクリン、クロチアゾベン(clothiazoben)、シクロプレン(cycloprene)、シフルメトフェン、ジシクラニル、フェノキサクリム、フェントリファニル(fentrifanil)、フルベンジミン、フルフェネリム、フルテンジン(flutenzin)、ゴシプルレ(gossyplure)、ヒドラメチルノン、ジャポニルレ(japonilure)、メトキサジアゾン、石油、ピペロニルブトキシド、オレイン酸カリウム、ピラフルプロール、ピリダリル、ピリプロール、スルフルアミド、テトラジホン、テトラスル、トリアラセン、ベルブチン(verbutin)、プロピルカルバミン酸3−メチルフェニル」(ツマサイドZ)、3−(5−クロロ−3−ピリジニル)−8−(2,2,2−トリフルオロエチル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(CAS登録番号185982−80−3)及び対応する3−エンド異性体(CAS登録番号185984−60−5)(cf. WO 96/37494、WO 98/25923)、リン化アルミニウム、臭化メチル、フッ化スルフリル、氷晶石(cryolite)、フロニカミド、ピメトロジン、クロフェンテジン、エトキサゾール並びにヘキシチアゾクスを含む群から選択されることを特徴とする、請求項1から47のいずれかに記載の組成物。
【請求項49】
さらに、殺菌剤化合物(c)を含んでいる、請求項1から48のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項50】
化合物(a)、化合物(b)及び化合物(c)が1/1/1からl/1013/1014の(a)/(b)/(c)の重量比の量で存在していることを特徴とする、請求項49に記載の組成物。
【請求項51】
殺菌剤化合物(c)が、N−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、フルオピラム(fluopyram)、ビキサフェン(Bixafen)、メタラキシル、カルベンダジム、ペンシクロン、フェンアミドン、フルオキサストロビン、トリフロキシストロビン、ピリメタニル、イプロジオン、ビテルタノール、フルキンコナゾール、イプコナゾール、プロクロラズ、プロチオコナゾール、テブコナゾール、トリアジメノール、トリチコナゾール、カルプロパミド、トリルフルアニド、フルオピコリド、イソチアニル、N−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(ジフルオロメチル)−,1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、プロパモカルブホセチレート(propamocarb fosetylate)、トリアゾキシドから選択されることを特徴とする、請求項49又は50に記載の組成物。
【請求項52】
さらに、農業上許容される支持体、担体、増量剤及び/又は界面活性剤を含んでいることを特徴とする、請求項1から51のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項53】
昆虫を治療的又は予防的に防除する方法及び作物の収量を増大させる方法であって、有効で且つ植物に対して毒性を示さない量の請求項1から52のいずれか一項に記載の組成物を、種子処理、茎葉散布若しくは樹幹施用、又は、種子、植物及び/若しくは植物の果実に対して、又は、植物がそこで生育しているか又は植物を栽培するのが望ましい土壌及び/若しくは不活性底土、軽石、火砕物/凝灰岩、合成有機底土、有機底土及び/若しくは液体基質に対して灌注/滴下施用(化学溶液灌水)によって施用することを特徴とする、前記方法。
【請求項54】
組成物を土壌の畝間に施用することを特徴とする、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
作物がマメ科植物又は非マメ科植物である、請求項53又は54に記載の方法。
【請求項56】
昆虫を治療的又は予防的に防除するための、及び、植物の根粒形成を増大させるための、請求項1から52のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項57】
植物がマメ科植物であることを特徴とする、請求項56に記載の使用。
【請求項58】
昆虫を治療的又は予防的に防除するための、及び、作物の収量を増大させるための、請求項1から52のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項59】
昆虫を治療的又は予防的に防除するための、及び、植物成長刺激因子としての、請求項1から52のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項60】
植物がマメ科植物又は非マメ科植物であることを特徴とする、請求項58又は59に記載の使用。

【公表番号】特表2010−512368(P2010−512368A)
【公表日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−540742(P2009−540742)
【出願日】平成19年12月11日(2007.12.11)
【国際出願番号】PCT/EP2007/063639
【国際公開番号】WO2008/071674
【国際公開日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【出願人】(503325538)バイエル・クロツプサイエンス・エス・アー (73)
【Fターム(参考)】